JPS62214282A - 圧縮機防振装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機等に用いる圧縮機の防振装置に関す
るものである。

従来の技術 近年、空気調和機の圧縮機の振動は騒音の低騒音化と並
んで低減化傾向にあるが、まだ十分とはいえない状況で
ある。一方、圧１．１１機の回転数をユニット内に設置
したインバータによって可変するインバータエアコンが
普及しはじめてきた。このインバータエアコンの訝及に
伴ない可変周波数の範囲内に於いて、周波数が低減し、
圧縮機回転数が低減する程、圧縮機を発振源とする振動
問題が多発し、従来の圧縮機系の防振構造では振動を吸
収しきれなくなってきた。

また、最近、高分子系材料で鉄材料に代替できる、高強
度、転量、耐衝撃性の材料が各種開発され実用化されつ
つある。このような背景の中で空気調和機のユニット軽
量化を目的として高分子系材料が基板に用いられた場合
の圧縮機の固定、防振装置が技術的な課題となっていた
。

従来、空気調和機の圧縮機の取付脚部に於ける防振装置
は、衝撃主体として防振コ゛ム若しくはコイル状弾性支
持体で防振する構造が一般的に考えられていた。

以下、図面を参照しながら上述した従来の圧縮機の防振
構造について説明する。

同図において、１は圧縮機、２けアキュムレータ、３は
吸入配管、４ｒＩ″ｉ吐出配管、５はターミナルボック
ス、６は圧縮機の底部外郭に溶接等で固定された取付脚
部、７は空気調和機のユニットの基板、８は圧縮機１の
取付脚６の固定用の座付ボルトで、基板７の穴を真して
、基板７と座付ボルトの座部は溶接等で確実に固定され
ている。９は緩衝主体で通常防振ゴムで形成され、該小
外形部と圧縮機１の取付脚６と嵌合して配設されている
。

１０は座金、１１は脚部固定用のナツトである。

以上のように構成された圧砺機１の脚部防振装置におい
て、冷房若しくは暖房運転を行う時に圧縮機１より発生
する振動のうち、取付脚６へ伝わる振動は緩衝主体９に
より減衰されることとなる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、圧縮機１の取付脚
６の座付ボルト８が基板７に固定されているため取付脚
６からの振動を緩衝主体９により、完全には吸振できず
、一部の振動が減衰されて座付ボルト８を介して基板７
へ伝達されるという問題点を有していた。

本発Ｆｌｌ−１は上記問題点に鑑み、冷房若しくは暖房
運転を行なう時に圧縮機から発生する振動を圧縮機の取
付脚からボルトを介して基板へ伝わる振動をより減衰し
、低振動化を図る基板が高分子系材料の圧縮機防振装置
を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の圧縮機防振装置は
、圧縮機の取付脚に投けた穴に緩衝生体の小外径部を嵌
合させ、前記緩衝主体の中心を真通する座付ボルトの座
周囲及び、座付ボルトの軸部を含んで緩衝付加体で被覆
するように一体成形し、該緩衝付加体の細部端面を除く
全体をボスを含む高分子系部材で構成された基板内に埋
説、一体成形し、前記圧縮機の下部に縁部を立上げた皿
部材を下向きに固定し、前記皿部材に相対する基板部を
前記皿部内に一定寸法を保つように中空状の立上部を設
けるとともに、中空状の立上部の外周に緩衝部材を固定
したものである。

作　　用 本発明は、上記構成によって、座付ボルトの座周囲を緩
衝付加体で被覆するように一体成形し、基板へ直接固定
することなく、緩衝付加体の軸部端面を除く全体をボス
を含む高分子系部材で構成された基板内に埋説、一体成
形しているため、圧縮機の取付脚から基板へ伝わる振動
は前記緩衝付加体によりさらに減衰されることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例の防振装置について、図面を参
照しながら説明する。なお、各構成部の名称において従
来例と同一名称については同一の符号を付してその説明
を省略する。

第１図において、７は従来例と同様、基板であるが、高
分子系材料で構成されている。７ａＶｉ基板７のボス、
７ｂｎボス７ａの補強用リプである。

１２は緩衝付加体で、座付ボルト８の座周囲及び細部を
含むボス７ａの端面まで被覆するように一体成形したも
ので、一般的に硬質系防振ゴムが使用されている。

また、第２図及び＠３図において、１３は皿部材で、圧
Ａ？１１の底部に縁部立上げの底部平面となっており下
向きに溶接等で固定しである。７Ｃは前記皿部材１３の
内…りに収納されるように配設された基板７の中空状立
上部で、皿部材１３とは一定寸法が保たれている。１４
は緩衝部材で、前記中空状立上部を覆うように固定され
ている。

以上のように本実施例によれば、空気調和機の冷房若し
くは暖房運転において、圧縮機１から発生する振動のう
ち圧＠＊１の取付脚６から伝わる振動は、緩衝主体９に
より減衰され、座付ボルト８に伝達される。さらに座付
ボルト８に伝達され減衰された振動は緩衝材ＪＪＯ体１
２により減衰されることとなる。

なお、実施例の圧縮機の防振装置は空気調和機ばかりで
なく一般の冷凍装置の圧調機の防振装置にも適用できる
ことはいうまでもない。

発明の効果 以上のように本発Ｅｌ１１ｒ／″ｉ、圧縮機の取付脚か
ら基板へ伝わる振動を、緩衝主体及び緩衝付加体により
減衰するため、従来以上に低振動化することができる。

また、座付ボルトは基板と緩衝付加体を介して間接的に
固定されており、緩衝付加体の弾性によりボルトは固定
部を中心とした頭振り状！島となるため流通段階の落下
、衝撃力に対しても緩衝的な役割をはたす。また、ボス
部の補強用としてリプが設けてあり、座付ボルトの埋説
部は応力小中をさけるため座上端部及び緩衝付加体の座
上端部には各々アールが設けてあり、落下、衝撃時のボ
ス部周囲の破損防止に効果がある。

また、過大な落下衝撃力が付ｌＪａされた場合の圧縮機
脚部や、吸入配管系及び吐出配管系の損傷を保護する装
置として、圧縮機下部に配設された皿部材と該皿部材の
内側に収納されるよう配設された中空上立上部及び緩衝
材がその役割をする。この（呆護装置は左右の衝撃力は
もとより、圧縮機の上部からの衝撃力に対しても効果が
ある等種々の利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

′第１図は本発り１の一実施例における圧縮機の防振装
置の脚部要部断面図、第２図は同圧縮機の防振装置の側
面図、第３図は同圧縮機底部の要部拡大断面図、第４図
は従来の圧縮機の肪酸装置の平面図、第５図は従来の圧
縮機の防振装置の脚部要部断面図である。 １・・・・・・圧縮機、６・・・・取付部、７・・・・
・・基板、７ａ・・・・・・ボス、７ｂ・・・・・・リ
ブ、７Ｃ・・・・・・中空状立上部、８・・・・・・座
付ボルト、９・・・・・・緩衝主体、１０・・・・・・
座金、１１・・・・・・ナツト、１２・・・・・・緩衝
付加体、１３・・・・・皿部材、１４・・・・・・緩衝
部材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／−
−−凪縮機 ｔｏ−一一膚、金 ＷＪ４図 ７　　　　　　　　δ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　圧縮機の取付脚に投けた穴に緩衝主体の小外径部を嵌
   合させ、前記緩衝主体の中心を真通する座付ボルトの座
   周囲及び座付ボルトの軸部を含んで緩衝付加体で被覆す
   るように一体成形し、前記緩衝付加体の軸部端面を除く
   全体をボスを含む高分子系部材で構成された基板内に埋
   説して一体成形し、前記圧縮機の下部に縁部を立上げた
   皿部材を下向きに固定し、前記皿部材に相対する基板部
   を前記皿部内に一定寸法を保つように中空状の立上部を
   設けるとともに、前記中空状の立上部の外周に緩衝部材
   を固定した圧縮機防振装置。