JPH03586Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03586Y2 JPH03586Y2 JP1983134849U JP13484983U JPH03586Y2 JP H03586 Y2 JPH03586 Y2 JP H03586Y2 JP 1983134849 U JP1983134849 U JP 1983134849U JP 13484983 U JP13484983 U JP 13484983U JP H03586 Y2 JPH03586 Y2 JP H03586Y2
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- projections
- concentric
- center
- columnar
- vibration
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- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000000575 pesticide Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は振動体の振動が他に伝達するのを遮
断するための防振具に関する。すなわち例えば、
エンジンと、これによつて駆動されるポンプとを
一つの基台に設置して農業用の防除薬液等を散布
する動力噴霧機等の基台の足として防振作用を行
なうものである。
断するための防振具に関する。すなわち例えば、
エンジンと、これによつて駆動されるポンプとを
一つの基台に設置して農業用の防除薬液等を散布
する動力噴霧機等の基台の足として防振作用を行
なうものである。
この種の防振具としては実公昭58−155446号公
報に記載され、かつ第2図a,bに示すようなも
のが提案されている。すなわち底面中央部に外周
縁底部aよりも突出させた凸部bを形成すると共
に、この凸部bと外周縁底部a間にリブcを、前
記凸部bを中心に放射状に形成されてなる緩衝台
座である。これらの構成によつて振動は、凸部b
と、この凸部bの変形に応じて設置面に接地する
リブcの部分より吸収され、緩衝台座と設置面と
が常に接触を保つものである。
報に記載され、かつ第2図a,bに示すようなも
のが提案されている。すなわち底面中央部に外周
縁底部aよりも突出させた凸部bを形成すると共
に、この凸部bと外周縁底部a間にリブcを、前
記凸部bを中心に放射状に形成されてなる緩衝台
座である。これらの構成によつて振動は、凸部b
と、この凸部bの変形に応じて設置面に接地する
リブcの部分より吸収され、緩衝台座と設置面と
が常に接触を保つものである。
しかしこのような従来の緩衝台座では、前記放
射状のリブcの存在によつて、上下動に対する自
由度が制限されるため、防振効果に制約を受ける
という問題がある。
射状のリブcの存在によつて、上下動に対する自
由度が制限されるため、防振効果に制約を受ける
という問題がある。
ここにおいてこの考案は、接地面の中心部に柱
状突起4を有し、この柱状突起4の周囲に二以上
の同心円状の突起5,6を形成し、かつこれら突
起5,6を、前記中心部から遠くなるにしたがつ
て順次低くなるように形成したことを特微とする
防振具を提案するものである。
状突起4を有し、この柱状突起4の周囲に二以上
の同心円状の突起5,6を形成し、かつこれら突
起5,6を、前記中心部から遠くなるにしたがつ
て順次低くなるように形成したことを特微とする
防振具を提案するものである。
上記構成からなるこの考案の防振具を、適宜ボ
ルトなどの取付具を介して、動力噴霧機等の基台
の足として使用されるとき、中心から順次接地
し、柱状突起の周りに多重の吸盤を形成するの
で、上下方向の振動に対して抗振力を生ずるとと
もに、定位置を保持する。
ルトなどの取付具を介して、動力噴霧機等の基台
の足として使用されるとき、中心から順次接地
し、柱状突起の周りに多重の吸盤を形成するの
で、上下方向の振動に対して抗振力を生ずるとと
もに、定位置を保持する。
第1図はこの考案の実施例の断面図である。図
において、ゴムあるいはプラスチツク等の弾性体
で形成される防振具本体3は、その接地面の中心
に比較的太い柱状突起4を有し、その周囲には同
心円状の突起5及び6を有している。前記同心円
状の突起5は、図示のように柱状突起4よりその
先端を低く形成してあり、同心円状の突起6は前
記同心状の突起5よりもその先端を低く形成して
ある。また接地面と反対側の取付部7は座金8に
溶着してあり、この座金8はボルト9の取付具の
頭部に溶接してあるものである。すなわち前記ボ
ルト9を、図示しないが例えば動力噴霧機とエン
ジンとが一体的にセツトされたセツト動噴のよう
な振動体の基台に設けた穴に挿入して、ナツトで
固定することにより、この振動体の足として用い
ることがで、防振作用をなすものである。
において、ゴムあるいはプラスチツク等の弾性体
で形成される防振具本体3は、その接地面の中心
に比較的太い柱状突起4を有し、その周囲には同
心円状の突起5及び6を有している。前記同心円
状の突起5は、図示のように柱状突起4よりその
先端を低く形成してあり、同心円状の突起6は前
記同心状の突起5よりもその先端を低く形成して
ある。また接地面と反対側の取付部7は座金8に
溶着してあり、この座金8はボルト9の取付具の
頭部に溶接してあるものである。すなわち前記ボ
ルト9を、図示しないが例えば動力噴霧機とエン
ジンとが一体的にセツトされたセツト動噴のよう
な振動体の基台に設けた穴に挿入して、ナツトで
固定することにより、この振動体の足として用い
ることがで、防振作用をなすものである。
なお前記実施例では同心円状の突起が2個の場
合を掲げたが、これは必要に応じて3個以上でも
よい。更に取付部7の形状も前記実施例の図で示
される形状に限らず、座金8の形状に応じて適宜
の形状をとることができる。前記突起の断面形状
も、前記実施例のように先端に行くに従つて細く
なるような形状の他に、基部から先端部まで同一
の太さのものでもよい。
合を掲げたが、これは必要に応じて3個以上でも
よい。更に取付部7の形状も前記実施例の図で示
される形状に限らず、座金8の形状に応じて適宜
の形状をとることができる。前記突起の断面形状
も、前記実施例のように先端に行くに従つて細く
なるような形状の他に、基部から先端部まで同一
の太さのものでもよい。
前述の防振具を、振動体に適宜の数だけ取り付
けて、その足として用いると、その一つの防振具
にかかる振動体の荷重は、柱状突起及び同心円状
突起にかかる。したがつて荷重の大きさ及び弾性
体の弾性係数等を勘案して、柱状突記及び同心円
状突起を適宜の太さにすれば、この荷重を前記突
起の適宜の変形によつて支えることができる。そ
うすると前記荷重は、柱状突起によつて点で支え
られる。同時にその周囲の同心円状突起によつて
も支えられる。しかもこれらの弾力はその形状に
応じて異なるものである。したがつて振動体がど
のような方向に振動しても、その振動によつて前
記突起のすべてが地面から離れることは、きわめ
てまれとなるばかりでなく、前記突起の変形が適
切なものであれば、ほとんど全部の突起が地面に
接触して、振動を吸収する作用を行なう。このた
め地面との摩擦力によつて振動体自体がその設置
場所を移動することがない。なお同心円状の突起
はその中心から遠くなるに従つてその高さを順次
低くしてあるので、主たる荷重を柱状突起の変形
によつて支えるとともに、各同心円状突起の接地
荷重は、中心に近いもの程大きく、これら同心円
状突起のそれぞれ異なつた変形による適切な接地
によつて、振動体の移動を防止できる。したがつ
て荷重の大きさによる変形の度合の考慮は、柱状
突起のみにつき正確に設計すればよく、設計がき
わめて容易となる。
けて、その足として用いると、その一つの防振具
にかかる振動体の荷重は、柱状突起及び同心円状
突起にかかる。したがつて荷重の大きさ及び弾性
体の弾性係数等を勘案して、柱状突記及び同心円
状突起を適宜の太さにすれば、この荷重を前記突
起の適宜の変形によつて支えることができる。そ
うすると前記荷重は、柱状突起によつて点で支え
られる。同時にその周囲の同心円状突起によつて
も支えられる。しかもこれらの弾力はその形状に
応じて異なるものである。したがつて振動体がど
のような方向に振動しても、その振動によつて前
記突起のすべてが地面から離れることは、きわめ
てまれとなるばかりでなく、前記突起の変形が適
切なものであれば、ほとんど全部の突起が地面に
接触して、振動を吸収する作用を行なう。このた
め地面との摩擦力によつて振動体自体がその設置
場所を移動することがない。なお同心円状の突起
はその中心から遠くなるに従つてその高さを順次
低くしてあるので、主たる荷重を柱状突起の変形
によつて支えるとともに、各同心円状突起の接地
荷重は、中心に近いもの程大きく、これら同心円
状突起のそれぞれ異なつた変形による適切な接地
によつて、振動体の移動を防止できる。したがつ
て荷重の大きさによる変形の度合の考慮は、柱状
突起のみにつき正確に設計すればよく、設計がき
わめて容易となる。
以上詳述したように、この考案の防振具を、適
宜ボルトなどの取付具を介して、動力噴霧機等の
基台の足として使用されるとき、中心から順次接
地し、柱状突起の周りに多重の吸盤を形成するの
で、上下方向の振動に対して振動力を生ずるとと
もに、定位置を保持するという効果を奏するもの
である。
宜ボルトなどの取付具を介して、動力噴霧機等の
基台の足として使用されるとき、中心から順次接
地し、柱状突起の周りに多重の吸盤を形成するの
で、上下方向の振動に対して振動力を生ずるとと
もに、定位置を保持するという効果を奏するもの
である。
第1図はこの考案の実施例を示す断面図で、第
2図a,bは従来例を示す断面図及び下面図であ
る。 なお図において、3は防振具本体、4は柱状突
起、5及び6は同心円状突起、7は取付部、8は
座金で、9はボルトである。
2図a,bは従来例を示す断面図及び下面図であ
る。 なお図において、3は防振具本体、4は柱状突
起、5及び6は同心円状突起、7は取付部、8は
座金で、9はボルトである。
Claims (1)
- 接地面の中心部に柱状突起4を有し、この柱状
突起4の周囲に二以上の同心円状の突起5,6を
形成し、かつこれら突起5,6を前記中心部から
遠くなるにしたがつて順次低くなるように形成し
たことを特微とする防振具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13484983U JPS6041653U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 防振具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13484983U JPS6041653U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 防振具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6041653U JPS6041653U (ja) | 1985-03-23 |
JPH03586Y2 true JPH03586Y2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=30303727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13484983U Granted JPS6041653U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 防振具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041653U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230075A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-01-31 | Jiyupitaa Dentsu:Kk | 抜け外れを防止したケーブルコネクタ |
JP2598918Y2 (ja) * | 1991-11-19 | 1999-08-23 | 東洋化学株式会社 | 空調用室外機の載置台 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155446U (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-17 | スズキ株式会社 | 緩衝台座 |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP13484983U patent/JPS6041653U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6041653U (ja) | 1985-03-23 |
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