JPS583940Y2 - 圧縮機の支持装置 - Google Patents

圧縮機の支持装置

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JPS583940Y2
JPS583940Y2 JP1978159120U JP15912078U JPS583940Y2 JP S583940 Y2 JPS583940 Y2 JP S583940Y2 JP 1978159120 U JP1978159120 U JP 1978159120U JP 15912078 U JP15912078 U JP 15912078U JP S583940 Y2 JPS583940 Y2 JP S583940Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
vibration isolating
isolating rubber
rubber
vibration
compressor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978159120U
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English (en)
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JPS5574845U (ja
Inventor
佐藤新一
大薮良裕
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和機あるいは冷蔵庫等に使用される圧
縮機の支持構造の改良に関するもので、圧縮機の振動の
伝達を極力防止するとともに輸送時における圧縮機の倒
れによる他部品への干渉防止をはかり、さらに部品点数
の削減、およびコストの低減化をはかることを目的の一
つとするものである。
従来、この種の圧縮機にち−ける支持構造は、第3図に
示す如く、基板aにナツトbを溶接して台枠を構成し、
との台枠にボルトcを締付けて保護ブッシングd1座金
e1コイルばねf1重合金を入れ、圧縮機りの支持構i
に保護ブッシングjを嵌め込み、圧縮機りを前記述べた
部品の上に載せて、ナラ)kで固定する構造であった。
ところが、このような構造であると、圧縮機りの支持の
ための部品点数が多く製造コストがかかるとともに圧縮
機の振動の伝達防止が不充分であり、また輸送時には、
ボルトcを締付けてロックし、据付時は、緩めるという
作業をしなければならず、多くの問題点を有していた。
また第4図に示す如く基板1にボルトmを溶接すること
により構成された台枠に防振ゴムnを圧縮機の支持構0
に嵌め込んで載せ、ナツトpで固定するゴムマウント方
式の構造も採用されているが、この構造であると、圧縮
機の振動の伝達を防止させようとするためには、防振ゴ
ムnの硬さを軟かくシ、圧縮機の支持構0と基板1との
距離Aを大きくとらなければならず、これは小形化をは
かる点で不利となり、また輸送時における防振ゴムnの
破損が大きいことや輸送時において圧縮機の倒れによる
他部品への干渉が大きい等の欠点を有していた。
また、実公昭53−45197号公報に示されるように
、硬さが異なるおわん形の座体を同軸となるように重ね
て振動機器の脚片に取付け、外側の座体を内側の座体よ
りも柔らかい材質とし、外側の座体の撓みが大きくなっ
たときに内側の座体が据付面に当接して振動吸収を行う
ように構成した防振構造が知られている。
しかしながら、かかる構造は、振動機器が軽いものであ
る場合、せっかくの二層座体の効果が発揮されず、外側
の座体による振動吸収作用となって内側の座体の振動吸
収作用が得られなくなり、振動吸収効率が悪く、捷た使
用する振動機器の重量によっては上述の如く問題が発生
して汎用性に乏しい等の欠点を有していた。
さらにかかる構造は、内側の硬い座体が据付面と間隔を
有しているため、外側の座体で吸収しきれない大きな衝
撃が発生した場合、内側の座体が据付面に衝突して騒音
を発し、防音対策を要するばかりでなく、脚片と据付面
が連結されていないため、輸送時などにおいて例らかの
固定構造が必要となり、わずられしさがともなうもので
あった。
本考案は、上記従来の圧縮機の支持装置にみられる欠点
を除去するものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
図において、1は基板で、ボルト2を溶接して台枠を構
成している。
3は硬さの硬い下部防振ゴム、4は圧縮機5の支持爪6
に圧入された上部防振ゴムで、前記下部防振ゴム4より
5度以上軟かい材料が使用されている。
7は圧縮機5を台枠に載せて固定するナツトである。
ここで、前記下部防振ゴム3、上部防振ゴム4はその軸
心が同軸となるように積重され、さらに下部防振ゴム3
は、ボルト2が密着して貫通し、上部防振ゴム4は、下
端がボルト2と密着し、上端がボルト2と遊合している
上記構成において、圧縮機5の支持について説明する。
1ず、基板1に下部防振ゴム3を載置し、その後支持足
6に取付けられた上部防振ゴム4をボルト2を貫通して
前記下部防振ゴム3に載置する。
そしてナツト7をボルト2に螺合することにより、支持
爪6の抜は止めを行う。
これによって圧縮機5の取付は支持が行われる。
ここで、第2図にお・いて、上部防振ゴム4の上端とナ
ツト7との間と、ボルト2と上部防振ゴム4の開口端と
の間に適宜間隔atbを形成しているが、間隔a(約1
mm )は輸送時における上下振動を吸収するための
ものであり、また間隔b(約Q 、5 mvt )は運
転時における圧縮機5を中心とじたねじり方向の振動を
吸収するものである。
したがって、従来の如く、輸送時、据付時にむいてそれ
ぞれナツト7の締め作業あるいは緩め作業が不要となる
ため、据付時、輸送時の作業性の向上がはかれ、また5
度以上の硬さの異なるゴムを使用した上下両部防振ゴム
3,4により組立工数の低減およびコストダウンさらに
圧縮機5の振動伝達防止の向上がはかれる。
また従来の如くスプリングの伸縮度を考慮する必要がな
いため、圧縮機5の支持爪6と基板1との距離を小さく
することができ、その結果、輸送時における圧縮機5の
倒れ、防振ゴム3,4の破損、振動によるボルト2の折
れ等が防止できるとともに、寸法的にも小形化がはかれ
る。
なお、上記実施例においては、上部防振ゴム4と下部防
振ゴム3との硬度の差を5度以上と選定したが、圧縮機
5の重量(容量)等に応じてその硬度の差を適宜選定し
ても同様の作用効果が期待できる。
また、上記実施例においては、上部防振ゴム4と下部防
振ゴム3を別体の構成としたが、一体に成形した構成と
しても同様の作用効果が期待できるものである。
上記実施例より明らかなように、本考案における圧縮機
の支持装置は、内部に圧縮要素および電動機を具備した
圧縮機本体に複数の脚片を設け、この脚片をボルトによ
り防振ゴムを介して基板に取付ける圧縮機の支持装置を
構成し、前記防振ゴムの構造を硬度が異なる下部防振ゴ
ムと上部防振ゴムとより一体もしくは別体に構成し、硬
い下部防振ゴムを基板上に、また前記脚片に取付けられ
た軟かい上部防振ゴムを下部防振ゴムの上にそれぞれの
軸心が同軸となるよう積重し、さらに前記ボルトを、前
記防振ゴムの軸心上にむいて、前記下部防振ゴムとは密
着して貫通させ、また上部防振ゴムとはその下端が密着
して貫通し、上端が遊合するように貫通させ、さらに前
記ボルトの先端に、前記下部防振ゴムと上部防振ゴムの
抜止めを行うナツトを螺合したもので、硬度が異なる2
種類の防振ゴムを積重して圧縮機の荷重を受止めて□い
るため、輸送時2等の上下方向にかかる大きな荷重に対
しても上部防振ゴムと下部防振ゴムの相乗作用にて効果
的かつ静かに緩和することができ、また運転時に釦ける
微小サイクルで発生している振動についても上部、下部
側防振ゴムの相乗作用にて吸収することができ、その結
果、輸送時、運転時それぞれに釦いて支障なく防振効果
が得られ、しかも常時上部、下部の両防振ゴムが振動吸
収に関与しているため、振動が大きい場合あるいは振動
が小さい場合さらには大きい振動、小さい振動が交互に
発生する場合にそれぞれ適用でき、汎用性に富み、また
従来のスプリングを具備した構成に比較してその伸縮度
合が小さいため、圧縮機と基板との距離を小さくするこ
とができ、これにより、圧縮機の重心を低くして輸送時
等の転倒が防止でき、さらに単一の硬度からなる防振ゴ
ムに比較して、大きな衝撃および小さな振動の両方を吸
収するため、防振効果の向上がはかれるとともに軸方向
高さ寸法が小さくでき、小形化をはかる点で有利であり
、また振動が上部あるいは下部の防振ゴムへ集中しない
ため、長寿命化がはかれ、さらに下部防振ゴムは基板と
ボルトに密着し、上部防振ゴムは下部防振ゴムと重積し
てボルトと遊合しているため、基板と脚片内に生じるね
じり方向の振動に対しても効果的に吸収でき、圧縮機が
移動することもない等、種々の利点を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における圧縮機の支持装置を
示す側面図、第2図は同支持装置の拡大断面図、第3図
atbはそれぜれ従来の圧縮機の支持装置を示す側面図
ち・よび断面図、第4図a。 bばそれぞれ従来の他の圧縮機の支持装置を示す側面図
むよび断面図である。 1・・・基板、3・・・下部防振ゴム、4・・・上部防
振ゴム、5・・・圧縮機、6・・・支持足(脚片)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に圧縮要素むよび電動機を具備した圧縮機本体に複
    数の脚片を設け、この脚片をボルトにより防振ゴムを介
    して基板に取付ける圧縮機の支持装置を構威し、前記防
    振ゴムの構造を硬度が異なる下部防振ゴムと上部防振ゴ
    ムとより一体もしくは別体に構威し、硬い下部防振ゴム
    を基板上に、また前記脚片に取付けられた軟かい上部防
    振ゴムを下部防振ゴムの上にそれぞれの軸心が同軸とな
    るよう積重し、さらに前記ボルトを、前記防振ゴムの軸
    心上において、前記下部防振ゴムとは密着して貫通させ
    、また上部防振ゴムとはその下端が密着して貫通し、上
    端が遊合するように貫通させ、さらに前記ボルトの先端
    に、前記下部防振ゴムと上部防振ゴムの抜止めを行うナ
    ツトを螺合した圧縮機の支持装置。
JP1978159120U 1978-11-17 1978-11-17 圧縮機の支持装置 Expired JPS583940Y2 (ja)

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JP1978159120U JPS583940Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 圧縮機の支持装置

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JP1978159120U JPS583940Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 圧縮機の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5574845U JPS5574845U (ja) 1980-05-23
JPS583940Y2 true JPS583940Y2 (ja) 1983-01-24

Family

ID=29151633

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JP1978159120U Expired JPS583940Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 圧縮機の支持装置

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KR100368718B1 (ko) * 1999-11-15 2003-01-24 차승식 콤프레샤의 진동흡수 장치
JP4521344B2 (ja) * 2005-09-30 2010-08-11 株式会社日立産機システム 油冷式スクリュー圧縮機
JP4812861B2 (ja) * 2009-08-03 2011-11-09 株式会社日立産機システム 油冷式スクリュー圧縮機

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JPS5345197U (ja) * 1976-09-17 1978-04-18

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