JPS62210998A - 抗生物質ミニマイシンの製造法 - Google Patents

抗生物質ミニマイシンの製造法

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JPS62210998A
JPS62210998A JP5150386A JP5150386A JPS62210998A JP S62210998 A JPS62210998 A JP S62210998A JP 5150386 A JP5150386 A JP 5150386A JP 5150386 A JP5150386 A JP 5150386A JP S62210998 A JPS62210998 A JP S62210998A
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JP
Japan
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minimycin
streptomyces
culture
observed
water
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JP5150386A
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English (en)
Inventor
Nobuyoshi Shimada
嶋田 信義
Takashi Harada
隆 原田
Takayuki Tomizawa
富澤 孝行
Akio Fujii
藤井 昭男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗菌及び制癌作用を有するヌクレオシド抗生物
質ミニマイシンの製造法に関する。
〔従来の技術〕
ヌクレオシド抗生物質ミニマイシン(Minimy−c
in)はジャーナル・オプ・アンティビオティクス(J
ournal of Antibiotics) 25
巻44ページ、1972年に記載された公知の抗生物質
であり、放線菌ストレプトミセス8p、 80432 
(Streptomyces sp。
80432)により生産される。又本物質はジャーナル
・オプ・アンティビオティクス(J、Anti−bio
tics) 24巻797ページ、1971年に記載さ
れたオキサジノマイシン(Qxazino+nycin
 )と同一物 □質であり、ストレプトミセス・タネサ
シエンシス(Streptomyces tanesa
shiensjs nov、 sp、 )の発酵生産物
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ヌクレオシド抗生物質ミニマイシンは、抗菌及び制癌作
用が見い出されており、医薬品として期待されているこ
とから、よりすぐれた製法開発のため本物質の新規製造
法の開発が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ストレプトミセス属に属し、核酸系抗生物質
ミニマイシン産生能を有する微生物ストレプトミセス・
Sp、 NK83−0153を培地中で培養し、ミニマ
イシンを生成蓄積せしめ、得られた培養液からミニマイ
シンを採取することを特徴とするミニマイシンの製造法
に関する。
この発明で使用するミニマイシン生産菌のうち、発明者
が東京都奥多摩山中の土壌から新たに分離した菌株(N
K83−0153株と番号を付す)は次のような菌学的
性質を有する。
■、形態学的性質 (1)胞子形成菌糸ら分枝 :単純分枝+2)””  
の形態 :ループないしらせん状 (3)輪生枝の有無    :認められない(4)胞子
の表面構造及び :平滑、 大きさ        0.6〜0.7 X O,9〜
1.1μ(5)  胞子の数      :数10個(
6)胞子の5の有無   :偽似胞子の5を認める (7)鞭毛胞子の有無   :認められない(8)胞子
柄の着生位置  :気菌糸上(9)菌核形成性の有無 
 :認められない2、各種培地上の性状および生理学的
性質下記の各培地上の性状は特記しない限り27°Cで
10〜14日間培養後の観察である。
尚、色の記載については日本色彩研究所1951年出版
0「色の標準」を用いた。
*)20℃、〜3週間 **) 37°C,3週間 ***)培養3日目頃”よ、り気菌糸の先端がループな
いしらせん状を呈し、7日目頃から胞子数10個からな
るポール状を呈し、偽似胞子の5を形成。
3、生理学的性質 (1)生育温度範囲 =10〜37°C1最適温度27°C0(2)  ゼラ
チンの液化〔グルコース・ペプトン・ゼラチン培地(2
7°C)、及び15%単純ゼラチン培地(20°C)) :共に液化は認められない。
(3)  デンプンの加水分解性〔スターチ寒天培地(
Waksman −2L 27°C)及びスターチ・ア
ンモニウム寒天培地(27°C)) :共にデンプンの加水分解は認められる。
(4)  脱脂粉乳の凝固・ペプトン化(37°C):
凝固は認められない。ペプトン化は10日目頃からはじ
まり、比較的弱い。
(5)  メラニン様色素の生成〔チロシン寒天培地(
27°C)及びペプトン・イースト・鉄寒天培地(27
°C)) :メラニン様色素はごく薄い黒色を呈する。
(6)  硝酸塩の還元性(27°C):還元性は認め
られない。
4、各炭素源の資化性(プリドハム・ゴツトリーブ寒天
培地上、27°C) (1)  グルコース      + (2)L−アラビノース   − (3)D−キシロース    − (4)  シュクロース     − (5)イノシトール     − (6)D−マンニトール   + (7)  ラフィノース     − (8)  ラムノース      − (9)D−フラクトース   (田 +:よ(利用する。 −:利用しない。
注: (−1−1はおそらく+ 5、細胞壁組成 LL−DAP (ジアミノピメリン酸)、グリシンの存
在が認められる。
以上の性状を要約するとNK83−0153株はストレ
プトミセス(S treptomycesン属に属し、
気菌糸は輪生枝が認められず、ループないしらせん形成
が認められる。菌糸の先端は胞子10個以上から成るボ
ール状を呈し、偽似胞子の5の形成が認められる。胞子
の表面は平滑である。
種々の培地上で発育は無色からうす黄茶、気菌糸は白〜
明るい茶入な呈し、溶解性色素は認められないかあるい
は巣色味をおびる程度である。
メラニン様色素の生成は陰性であり、蛋白分解力は認め
られず、またスターチの氷解性は弱い方である。硝酸塩
の還元性は認められない。これらの性状よりワックスマ
ン著ザ・アクチノミセテスの第2巻(1961年)、シ
ャーリングおよびゴツトリーブのインターナショナル・
ストレプトミセス・プロジェクトの報告(1968年、
1969年および1972年)とバージェズのマニアル
・オプ・デターミネイティブ・バクテリオロジー第8版
より検索するとNK83−0153株に特に近縁するも
のとしてストレプトミセス・ヒグロスコピクス(3tr
eptomyces hygroscopicus )
、ストレプトミセス・バーソビエンシス(Strept
o−myces vorsoviensis )、スト
レプトミセス・ムリナス(Streptomyces 
murinus ) 、ストレプトミセス・クレストマ
イセチカス(3treptomyces chrest
omyce−ticus )およびストレプトミセス・
タネサシエンシス(Streptomyces tan
esashiensis)が挙げられるが、NI(83
−0153株はこれらの菌株と以下の諸点において異な
る。
(11ストレプトミセス・ヒグロスコピクス各種培地上
の気菌糸の色は黄色。グルコース・アスパラギン寒天培
地で可溶性色素を産生しない偽似胞子の5を認めない。
糖の資化性はL−アラビノース、D−キシロース、シュ
クロースおよびイノシトールを利用する。
硝酸塩の還元性は陽性。
(2ストレフトミセス・バーソビエンシス各種培地上の
気菌糸の色は白ないし黄茶色を呈し、可溶性色素を産生
じない。また偽似胞子のうを認めない。抗生物質はオキ
シテトラサイクリy (0xytetracyclin
e )を産生。
(3)  ストレプトミセス・ムリナス各種培地上の気
菌糸の色は灰色ないし赤色を呈する。可溶性色素は黄色
を呈し、偽似胞子のうを認めない。糖の資化性はD−キ
シロースを利用する。抗生物質はアクチノマイシ7 X
 (Actinomycin X )を産生。
(4)  ストレプトミセス・クレストマイセチカス各
種培地上の気菌糸の色は黄ないし白色を呈する。またオ
ートミール寒天培地上で緑色ないし白色を呈する。偽似
胞子の5を認めない糖の資化性ばL−アラビノースを利
用する。
硝酸塩の還元性は陽性。抗生物質はクレストマイシ7 
(Chrestomycin )を産生。
(5)  ストレフトミセス・タネサシエンシス気菌糸
の分枝は直状ないし曲状であるが偽似胞子のうは認めら
れない。糖の資化性はD−マンニトールを利用しない。
ゼラチンの液化は陽性、メラニン様色素の生成は陽性。
尚、本菌株NK83−0153は上記記載した如くスト
レプトミセス属に属し、シュクロース硝酸塩寒天培地上
で偽似胞子のうを形成することを特徴とする。文献ジャ
ーナル・オプ・アンティビオティクス(Journal
 of Antioticus ) 1972年、25
巻、44頁に報告されている抗生物質ミニマイV ン(
Minimycin )の生産菌Streptomyc
es sp+80432は日本特許公告、昭49−44
348によるとストレプトミセス・ヒグロスコピクス(
ジエンセン)ワクスマン・アンド・ヘンリッチト同定さ
れている。
本菌株はシュクロース・硝酸塩寒天培地上で気菌糸を着
生しないが、NK83−0153株は白へ明るい茶入の
気菌糸を着生し、走査型電子顕鏡の所見では気菌糸の先
端が胞子10個以上からなる球状ないしポール状を呈し
、偽像胞子のうを形成する点、また糖の利用性において
ストレプトミセス Sp、80432株はL−アラビノ
ース、D−4シロース、シュクロースおヨヒイノシトー
ルを利用するが、NK83−0153株は利用しない点
が大きな相異点である。またジャーナル・オプ・アンテ
ィビオティクス1971年、24巻、797ページに記
載されている抗生物質オキサジノマイシン(Qxazi
nomycin )の生産菌ストレプトミセス・タネサ
シエンシ、i、 (Streptomyces tan
esa−shiensis )は日本特許公報、昭48
−16198によると各種培地上の気菌糸は直状あるい
は曲状を有し、束状態(クラスター)を形成すると記載
されているが、NK83−0153株は気菌糸の先端が
ループ状ないし、らせん状を形成、する。特にシュクロ
ース・硝酸塩寒天培地上における気菌糸の走査型電子顕
微鏡の所見では培養がすすむにつれて気菌糸の先端が胞
子10個以上からなるボール状を呈し、偽像胞子のうの
形成が観察され、この点がストレプトミセス・タネサシ
エンシスと大きく相異する。また糖の利用性においてマ
ンニトール、フラクトースを利用しないが、NK83−
0153株は両者を利用する。さらにメラニン様色素の
生成およびゼラチンの液化についても両菌株は相異する
以上の相異点からNK83−0153株はストレプトミ
セス属に属する一菌株、ストレプトミセスsp、NK8
3−0153と命名し、工業技術院微生物工業技術研究
所に申請書受託番号、微工研菌与第7317号(FER
M P−7317)と寄託されている。
この発明で使用するストレプトミセス 5pNK83−
0153株は例えば紫外線、 CO等の照射処理、ナイ
トロジェンマスタード、アザセリン、亜硝酸、N−メチ
ル−N′−二トローN−二トロングアニジン(NTG)
、2−アミノプリン等の変異誘起剤による変異処理、形
質導入、形質転換、細胞融合等の通常用いられる変異処
理手段によってミニマイシンの生産能力を高めることが
できる。
この発明によるミニマイシンの生産は菌株NK83−0
153を培地にて培養することにより行われる。培養方
法は原則的には放線菌の培養方法に準するが、通常は液
体培養による深部培養法が有利である。培養に用いられ
る培地としては、菌株NK83−0153が利用する栄
養源を含有する培地であればよい。
本発明により、ミニマイシンを製造するには、先ず前記
菌株を放線菌が利用し得る栄養物を含有する培地で好気
的に培養する。栄養源として゛ は、従来から放線菌の
培養に利用されている公知のものが使用でき、例えば、
炭素源としてはグルコース、ガラクトース、マンニトー
ル、テキストリン、澱粉、水飴(澱粉麦芽糖化物)、大
豆油など単独または組み合わせて用いることができる。
無機および有機窒素源としては塩化アンモニウム、硫酸
アンモニウム、尿素、硝酸アンモニウム、6I[ソーダ
ー、ペフトン、肉エキス、酵母エキス、乾燥酵母、コー
ン・スチープ・リカー、大豆油カス、オートミール、カ
ザミノ酸、バクトソイトン、ソリプル・ベジタブル・プ
ロティンなど単独または組み合せて用いることができる
。その他必要に応じて食塩、硫酸マグネシウム、硫酸銅
、硫酸亜鉛、塩化マンガン、炭酸カルシウム、燐酸塩な
どの無機塩を、加えることができるほか、本菌の生育や
ミニマイシンの生産を促進する。有機物、例えば、核酸
類、アミノ酸類、ビタミン類や無機物を適当に添加する
ことができる。培養中発泡が著しい時゛には、例えば大
豆油、亜麻仁油等の植物油や東邦隘1(東邦化学社製)
、シリコンI(M−70(信越化学工業社製)等の石油
系消泡剤を適宜添加すればよい。培養温度は25°〜3
0°C1pHは中性ないし微酸性で培養を行うことが望
ましい。液体培養では通常3〜6日間培養を行うと抗生
物質ミニマイシンが培養液中に生成蓄積される。培養液
中の生成量が最大に達したとき培養を停止し、菌体な沢
別し、得られた培養沢、液より目的物を精製、単離する
培養P液より本物質の精製、単離には一般に微生物代謝
生産物をその培養液から単離するために用いられる分離
精製の方法が利用される。
ミニマイシンは水、メタノール、ジメチルスルホキサイ
ドに溶けるがアセトンをはじめとする一般有機溶媒に不
溶ないし溶けにくい物質で、その精製にはいわゆる核酸
系抗生物質の精製に用いられる方法により行われる。す
なわち活性炭末あるいはダイアイオン■HP−20など
の多孔性吸着樹脂による吸脱着法、アビセル■、セファ
デックス■G−10、セファデックス■LH−20、イ
オン交換セファデックス■等を適当に組み合わせて用い
ることができる。
例えば、培養r液(pI46.0)を活性炭末に吸着さ
せ、水洗後50チアセトン水で溶出し、活性区分を濃縮
後凍結乾燥する。得られた茶褐色の粗粉末をメタノール
で不溶部を除去し、可溶部を乾燥後水に溶かし、活性炭
末カラムに吸着後シ水および50チアセトン水によるア
セトンの直線濃度勾配溶出法により溶出し、活性区分を
濃縮後凍結乾燥する。得られた薄茶色のミニマイシンを
含有する粗粉末を少量の水に溶かし、アビセルのカラム
に充填した後含水プロパツールにて展開し、水含有量を
段階的にたかめることにより溶出し、活性区分を濃縮後
凍結乾燥する。
次にこの精製粉末をSPセファデックス■C−25(N
a+)のカラムに充填し、食塩による直線濃度勾配法に
より溶出し、活性区分を集め、脱塩した後、濃縮、凍結
乾燥する。この無色の精製粉末を少量の水にて処理する
ことによりミニマイシンの針状結晶が得られる。
実施例1゜ ロータリー型振盪用500容三角フラスコに溶性澱粉2
%、グルコース0.5%、プロリッチ(味)素社製)0
.5%、ペプトン(極東製薬工業社製)0.5%、酵母
エキス(犬五栄養化学社製)0.5%、燐酸第2力IJ
0.0!l、硫酸マグネシウム・7水塩0.05%の培
地(pH7,2)に炭°酸カルシウム0.2%を別途添
加したもの100m1を分注し、120°C,20分間
オートクレーブ滅菌した。上記シード培地にNK83−
0153(微工研、 菌寄第7317号)の1白金耳を
接種し、27°C1180回/分、2日間培養した。
これとは別にロータリー型振盪機用500m1容三角フ
ラスコに、麦芽水飴(場内食品工業社製)5゜0チ、ポ
リペプトン(大玉栄養化学社製)0.5俤、酵母エキス
(大玉栄養化学社製)0.3チ、肉エキス(ミクニ化学
社裂)0.5%、食塩0.3%、硫酸マグネシウム11
7水塩0.05%の培地(pH7,0) 100 ml
を分注し、120’Cl2O分間オートクレーブ滅菌し
たフラスコK 前記培養液2mlを無菌的に移植し、2
7°C,180回/分の条件下で5日間振盪培養した。
培養液はpH6,0で菌体をP別し、F液9.7tを得
た〔培養力価はバチルス・ズプチルス(13acill
ussubtilis) PCI 219を被検菌とす
るペプトン寒天平板によるカップ法にて行い、培養P液
をIU/mlとした〕。活性炭末600m1 を充填し
たカラムに上記P液を通しミニマイシンを吸着させ、水
洗後水および50%アセトン水、各1500mlよりな
るアセトンの直線濃度勾配溶出法にて溶出した。活性区
分を集め、減圧下で濃縮し、凍結乾燥することにより茶
褐色の粗粉末22.01g(0,240/mg)を得た
。次にこの粉末を500m1のメタノールで処理し、不
溶部を除去した後、可溶部を減圧下で乾燥し、茶色の粗
粉末2.87、 g (1,I U 7mg)を得た。
これを40m1の水に溶かし、活性炭末200m1Oカ
ラムに吸着させ、水洗後、水および50%アセトン水各
6O0m1よりなるアセトンの直線濃度勾配溶出法にて
溶出し、活性区分を集め、減圧下で濃縮し、凍結乾燥す
ることにより薄茶色を帯びた粉末1.22g (4,I
 U/mg)を得た。次にこの粉末を5mlの水に溶か
し、予めプロパツール:水(97,5:2.5)で平衡
化したアビセル■800m1のカラムに充填し、前記溶
媒系1500ml、ついでプロパツール:水(95:5
)1600ml、さらにグロパノール:水(90:10
)2000mlで溶出し、活性区分を集め、減圧下で濃
縮し、活性炭末にて脱色後、凍結乾燥することにより7
7.1mg (24,4U/mg)の粉末を得た。次に
この粉末46.0 mgをQ、 5 mlの水に溶かし
、予め0.05Mの食塩水にて平衡化したSPセファデ
ックス■C−25(Na+) 170m1  のカラム
に充填した後0.05Mの食塩水にて溶出し、活性区分
を集め、脱塩後濃縮、凍結乾燥し、22.8 mg(4
1,OU/mg )の無色の粉末を得た。この粉末にご
く少量の水を加え室温たて放置することによりミニマイ
シンの針状結晶を得た。
この結晶の臭化カリウム錠にて測定した赤外吸収スペク
トルの吸収極大値(波数cm−’ )は3475、 3
370.、 3040. 2910. 1800゜17
60、 1705. 1655. 1550. 147
0゜1420、 1375. 1340. 1265.
 1210゜1190、 1135. 1100. 1
060. 1045゜985、 970. 950. 
935. 905. 875゜845.815,775
,755.700を示し、ジャーナル・オプ・アンティ
ビオティックス(Journal of Antibi
otics ) 1972年1、第25巻、46頁記載
の文献値と一致することが確認された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ストレプトミセスsp.NK83−0153を培地に培
    養し、ミニマイシンを生成蓄積せしめ、得られる培養物
    からミニマイシンを分離、採取することを特徴とするミ
    ニマイシンの製造法。
JP5150386A 1986-03-11 1986-03-11 抗生物質ミニマイシンの製造法 Pending JPS62210998A (ja)

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