JPS62210015A

JPS62210015A - 濾紙成形法及び成形装置

Info

Publication number: JPS62210015A
Application number: JP61050561A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Maru; 丸　滋男
Original assignee: Mahle Filter Systems Japan Corp
Current assignee: Mahle Filter Systems Japan Corp
Priority date: 1986-03-10
Filing date: 1986-03-10
Publication date: 1987-09-16
Anticipated expiration: 2009-04-20
Also published as: JPH0628687B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、決紙成形法及び成形装置、特に。

縦裂と横裂とを有しこれらの襞数の多いが紙を高速度で
かつ正確に成形する方法及び装置に関連する。

朕ヌヱロ【４現在、液体や固体から固体粒子を分離して除去する炉紙
は、広範囲の技術分野で使用されている。

このような炉紙は使用目的に適合するように種々の材質
で製造され、また多種形状に形成されている。一般に、
］二業用が紙は、所定の形状に形成された後、容器内に
収容され、濾過装置として使用される。従って、濾過装
置の特性は、小型で河性能であることが望ましい。特に
、自動車用エンジンのオ、イルフ、ｆルタとして使用さ
れるン濾過装置には、上記特性が強く要求されている。

上記が過装置の小型化の要求に対応して、小型のろ過装
置を製造する場合、基本的には、炉紙自体を小さく設計
すれば良いのであるが、単に小さくすると濾過面積が減
少し、　Ｕｌ過性能が低下する。

濾過面積の大きい小型のろ過装置を製造する目的で、濾
過装置内に多層が紙で形成したフィルタエレメントを取
付けると、フィルタエレメントの前後で圧力差が大きく
なり、このため濾過する液体に高圧力を加えなければ、
液体は炉紙を通過できなくなる。また、このような濾過
装置では、液体の循環に大型ポンプが必要となるのであ
る。従って、小型で高性能のろ過装置を作るには、炉紙
に多数の襞を形成し、　ｔＪ１過すべき液体との接触面
積を大きくすることが優れたが過装置を製造するための
重要な条件となっている。

多数の襞を有する炉紙を成形する従来の装置では、例え
ば、特公昭５７−７８０６号公報に示されるように、炉
紙に折り曲げ線を形成する２個のマーク付はローラと、
これらのマーク付はローラに対向して帯状物の反対側か
ら押圧される２個の対向ローラと、上記マーク付はロー
ラの後方に配「ｔされかつ上記帯状物を移動させる２個
の駆動ローラと、これらの駆動ローラの後方に配置され
かつ進行方向に次第に収斂する滑らかな２面を有する案
内路と、上記収斂する２面に設けられかつ進行方向に高
さが高くなる多数の案内リブとを有する。

弁明が解決しようとする問題点ところで、上記従来の装置では、折り曲げ線が形成され
た後、ｉｐ紙は、駆動ローラで引き延ばされ、その後更
に、収斂する案内路で多数の案内リブと摩擦接触しなが
ら強制的に炉紙を後方へ搬送する機械的構成を採用して
いる。従って、駆動ローラによる引き延ばし時に、：Ｕ
Ｏｉ紙の折り曲げ線が弾性で平面状に回復する傾向が強
いので、折り曲げ抵抗が大きくなり、折り曲げ線が形成
されない部分でか紙が強制的に折り曲げられる事故が発
生する。また、炉紙が案内リブと摩擦接触しながら駆動
ローラで強制的に移動されるので、特に正しい折り曲げ
線で折り曲げられないとき、炉紙の搬送中に、炉紙が案
内路に固若、即ちジャミングして、搬送できない故障が
発生する。このため、装置の作動を停止して、ジャミン
グしたが紙を除去すると共に、装置各部を調整した後、
装置を再始動しなければならない。従来では、このよう
な故障の修理に長時間を必要とする。

一方、正しい折り曲げ線以外の部分で折り曲げられた襞
付きが紙は、製品の品質管理上、不良品としてＭ棄され
るため、製品歩留まりが低下する欠点があった。従って
、炉紙を所定の形状に正しくかつ確実に折り曲げ、襞数
の多いが紙を高速度でかつ正確に成形する技術が要求さ
れていた。

そこで、この発明は、上記欠点を解消し、襞数の多いが
紙を高速度でかつ正確に成形する炉紙成形法及び成形装
置を提供することを目的とする。

問題点を解ンするための手段この発明のろ紙成形法では、ＩＦ状が紙の表面を部分的
に押圧してその表面に炉紙の長さ方向に対しほぼ直角方
向と平行方向の線状凹部を形成するエツジング工程と、
前記直角方向の線状凹部でろ紙を長さ方向に折り曲げる
襞寄せ工程と、この襞寄せ工程を経たろ紙？を前記平行
方向の線状凹部で折り曲げる圧縮工程とで構成されるこ
とを特徴とする。

また、この発明のろ紙成形装置では、炉紙の長さ方向に
対しほぼ直角方向と平行方向の線状凹部をマ；Ｖ状炉紙
の表面に形成するエツジング装置と。

前記直角方向の線状凹部で前記炉紙に当接する回転可能
な複数のブレードを有し、前記が紙を長さ方向に折り曲
げる襞寄せ装置と、この襞寄せ装置から供給される前記
炉紙を幅方向に圧縮しながら前記が紙を移ｍＪする圧縮
搬送装置とで構成されることを特徴とする。

更に、この発明のろ紙成形装置では、炉紙に対しその輪
方向に反り形状を与えろガイド部材が段けられ、このガ
イド部材は、上方ガイド部材、下方ガイド部材、左方ガ
イド部材及び右方ガイド部材とを有し、これらのガイド
部材の各々には、炉紙を搬送する駆動ベルト装置の搬送
ベルトが通過する孔が穿設され、上記上方ガイド部材と
下方ガイド部材は、互いに平行でかつ同一方向の反り形
状を有し、上記右方ガイド部材と左方ガイド部材との間
隔は、炉紙の搬送方向に徐々に減少することを特徴とす
る。

皿この発明では、直角方向の線状凹部でろ紙を長さ方向に
折り曲げる襞寄せ工程と、この襞寄せ工程を経たろ紙を
前記平行方向の線状凹部で折り曲げる圧縮工程どを個別
に行・）ので、炉紙にｉＥ確な襞付けを行うことができ
る。また１、二の発明のろ紙成形装置は、直角方向の線
状凹部でろ紙に当接する回転可能なＨ（数のブレードを
有し、ηｉｇを長さ方向に折り曲げる襞寄せ装置が設け
られるので、線状凹部の形成後、炉紙が引き延ばされる
ことなく、線状凹部で確実の折り曲げられる。更に、こ
の発明のろ紙成形装置では、炉紙に対しその幅方向に反
り形状を与えるガイド部材が設けられ、このガイド部材
は、上方ガイド部材、下方ガイド部材、左方ガイド部材
及び右方ガイド部材とを有し、これらのガイド部材の各
々には、ｍ紙を搬送する駆動ベルト装置の搬送ベルトが
通過する孔が穿設され、上記上方ガイド部材と下方ガイ
ド部材は。

互いに平行でかつ同一方向の反り形状をするので、圧縮
工程において、襞寄せ工程を経たｍ紙を座屈作用を利用
して平行方向の線状凹部で極めて容易に折り曲げること
ができる。また、この圧縮工程では、炉紙の全面を搬送
ベルトで支持するので、搬送中に炉祇のジャミングが発
生することはない。

汲置■ 以下、この発明のろ紙成形法の実施例を説明する。

この発明のろ紙成形法は、帯状が紙の表面を部分的に押
圧してその表面に炉紙の長さ方向に対しほぼ直角方向と
平行方向の線状凹部を形成するエツジング工程と、前記
直角方向の線状凹部でろ紙を長さ方向に折り曲げる襞寄
せ工程と、この襞寄せ工程を経たろ紙を前記平行方向の
線状凹部で折り曲げる圧縮工程とで構成される。エツジ
ング工程では、炉紙を正しく折り曲げるため、上記２方
向の線状凹部が形成され、この発明では、これらの２方
向の線状凹部を襞寄せ工程と圧縮工程の２工程に分離し
て個別に行う点に特色がある。

また、上記圧縮工程では、ｍ紙の輪方向に対しｍ紙に反
り形状を与えながらろ紙を折り曲げるので、座屈作用に
より、平行方向の線状凹部でろ紙を極めて容易に折り曲
げることが出来る。

次に、上記０１紙成形法の実施に直接使用するこの発明
による炉紙成形装置の実施例を第１図ないし第５１￥ｌ
についＣ説明する。

炉紙成形装置１０は、ル−ム１１を有し、フレーム１１
の前方には、ｆｆ状：Ｕ１紙１２のｌ」−ル１３が軸１
４上に回転可能に支持される。軸１４は。

フレーム１１又は他の支持装置により支持される。

ロール１３から引き出されるγ：＃ｉ１２は、エツジン
グ装！２０に供給される９エツジング装置２０は、炉紙
１２の長さ方向に対してほぼ直角方向の線状凹部２１（
第２図）と、はぼ平行方向の線状凹部２２とをσ１８１
２に押圧成形する一対のエツジングドラム２３．２４を
有する。エツジングドラム２３と２４は、それぞれ炉紙
１２の上方と下方でフレーム１１に回転可能に取付けら
れた軸２５と２６上に支持される。

第２図に示されるように、複数の線状凹部２１は、が紙
１２の長さ方向に対して厳密に直角ではなく、約θ＝±
３〜１０°好ましくは、７″の角度でジグザグ状に形成
される。複数の線状凹部２２は、ｍ紙１２の長さ方向と
平行に一直線状に形成される。また、この線状凹部２１
と２２は、第３図に示されるエツジングドラム２３の線
状突起２７とエツジングドラム２４の線状突起２８とを
炉紙１２に上方及び下方から同時に押圧することにより
、炉紙１２の表面から線状凹部２１ａ、２２ａ、２　ｌ
ｂ、２２ｂが幅方向に交互に窪むように成形さＪｂる。

即ち、直角線状凹部２１は、それぞれ上方と下方から抑
圧成形された上面線状凹部２１ａと下面線状凹部２１ｂ
とを有する。同様に、平行線状凹部２２は、上方と下方
から抑圧成形された上面線状凹部２２ａと下面線状凹部
２２ｂとを有する。従って、エツジングドラム２３には
、第２図に実線で示される上面線状凹部２１ａと２２ａ
を形成するため線状突起２７が設けられ、エツジングド
ラム２４には、第２図に点線で示される下面線状突起２
１ｂと２２ｂを形成するため線状突起２８が設けられる
。即ち、エツジングドラム２３と２４の線状突起２７と
２８は、それぞれ、炉紙１２の長さ方向に直角方向の線
状凹部２１と平行方向の線状凹部２２を形成するジグザ
グ状と一直線状の２１１類の線状突起を含む。

エツジング装置２０で線状凹部２２と２３が形成された
炉紙１２は、襞寄せ装置３０に送られる。

襞寄せ装置３０は、炉紙１２の両側に配置されかつろ紙
１２の両面に形成された直角方向の線状凹部２１と当接
する複数のブレード３３と３４とをそれぞれ有する一対
の襞寄せドラ１１３１と３２とを具備する。襞寄せドラ
ム３１と３２はそれぞれ回転軸３５と３６とで回転可能
に支持される。これらの回転軸３５と３６は、同期して
回転するように駆動装置（図示せず）に連結される。襞
寄せドラム３１と３２とにそれぞれ固定されたプレード
３３と３４の先端は、対向する襞寄せドラム３２と３１
側に回転されたとき、炉紙１２が搬送される搬送通路よ
りこれらの対向する襞寄せドラム３２と３１側に突出し
、上記直角線状凹部２１と接触して、この線状凹部２１
でろ紙１２を折り曲げかつろ紙１２を後方に送り出す機
能を有する。

従って、ブレード３３と３４は、折り曲げられるが紙１
２を介して噛み合った状態で回転し、互いに接触するこ
とはない。

襞寄せ装置３０で長さ方向に折り曲げられかつ後方に送
られる炉紙１２は、圧縮搬送装置４０に供給され、この
圧縮搬送装置４ｏで幅方向に徐々に圧縮される。即ち、
圧縮搬送装置４０は、襞寄せ装置３０で折り曲げられた
炉紙１２の右側縁４１と左側縁４２、上面４３及び下面
４４とそれぞれ接触する搬送ベルト４５，４６．４７及
び４８を有する四面駆動ベルト装置４９で構成される。

また、圧縮搬送装置４０で移動されるろ紙１２に反り形
状を与えるため１反り形状３７を有するガイド部材５０
が駆動ベルト装置４９との組合わせでろ紙１２の周囲に
取付けられる。ガイド部材５０は、右方案内面を形成す
る右方ガイド部材５１と、左方案内面を形成する左方ガ
イド部材５２と。

ｔｐ紙１２の上方案内面を形成する上方ガイド部材５３
と、下方案内面を形成する下方ガイド部材５４とを有す
る。

ガイド部材５０の反り形状３７のため、右方ガイド部材
５１と左方ガイド部材５２は、水平に対し所定角度φ＝
５〜２０”、好ましくは１１″だけ傾斜して固定される
。このため、搬送ベルト４５と４６もφだけ傾斜して配
置される。傾斜配置された搬送ベルト４５と４６を駆動
するため１例えば、第４図に示されるように、搬送ベル
ト４６を駆動する駆動ローラ７３の軸７４は、自在継手
７５及び傘歯車装置ｉ’１７８を介して動力伝達軸７６
に連結される。

第３図ないし第５図から明らかなように、上方ガイド部
材５３と下方ガイド部材５４は、炉紙１２を進行方向に
圧縮するため長さ方向に対しテーバ状に形成されると共
に、炉紙１２の幅方向の圧縮を容易に行うため中心部か
ら左右側部が上方に湾曲する円弧状の反り形状３７が与
えられる。また、上記ガイド部材５１〜５４にはそれぞ
れ少なくとも１つの孔５５〜５８が穿設され、これらの
孔５５〜５８を貫通して前記搬送ベルト４５〜４８が炉
紙１２と直接接触する状態で駆動装置（図示せず）によ
り駆動され、炉紙１２を搬送する。

右方ガイド部材５１に形成された孔５５には。

搬送ベルト４５が貫通して配置されるが、搬送ベルト４
５は、が紙１２の進行方向に所定間隔で回転可能に配置
された複数のガイドローラ６０の各々に捲回された複数
のベルト６１で構成される。

ガイドローラ６０を固定する軸（図示せず）は。

チェーン等の適当な駆動手段で他のガイドローラ駆動軸
と同期して回転される。ベルト６１は、孔５５内を通過
するが、右方ガイド部材５１の内側では、このガイド部
材５１に形成された案内溝６２内（第４図）を摺動しか
つろ紙１２に形成されたテーバ状右側Ｍ４１と接触する
。複数のベルト６１は、炉紙１２の進行方向に段階的に
減速された速度で駆動される。上記と同様に、左方ガイ
ド部材５２に形成された孔５６には、搬送ベルト４６が
貫通して配置され、搬送ベルト４６は、所定間隔で回転
可能に配置された複数のガイドローラ６３の各々に捲回
された複数のベルト６４で構成される。ガイドローラ６
″３は、軸７７に固定され。

チェーン等の適当な駆動手段で駆動される。この場合、
チェーンに代えてモータで駆動してもよい。

ベルト６４は、ガイド部材５２に形成された案内溝６５
内を摺動しかつろ紙１２に形成されたテーバ状左側＆４
２と接触する。複数のベルト６４は、段階的に減速され
た速度で駆動される。上方ガイド部材５３に形成された
孔５７には、搬送ベルト４７が貫通して配置され、搬送
ベルト４７は、炉紙１２の進行方向に対し所定＋［隔で
かつ幅方向に対し一定間隔で回転可能に配置された複数
のガイドローラ６６の各々に捲回された複数のベルト６
７で構成される。ガイドローラ６６は、軸９０に固定さ
れ、他のガイドローラと同期して駆動される。ベルト６
７は、ガイド部材５３に形成された案内溝６８内を摺動
しかつろ紙１２の上面４３と接触する０幅方向に取付け
られた複数のベルト６７は、同一速度で駆動されるが、
進行方向に異なる軸に取付けられたベルト６７は１段階
的に減速された速度で駆動される。上記と同様に、下方
ガイド部材５４に形成された孔５８には、搬送ベルト４
８が貰通して配置され、搬送ベルト４８は、炉紙１２の
進行方向に対し所定間隔でかつ幅方向に対し一定間隔で
回転可能に配置された複数のガイドローラ６９の各々に
捲回された複数のベルト７０で構成される。ガイドロー
ラ６９は、軸９１に固定され、他のガイドローラと同期
して駆動される。ベルト７０は、ガイド部材５４に形成
された案内溝７１内を摺動しかつろ紙１２の下面４４と
接触する。幅方向に取付けられたベルト７０は。

同一速度で駆動されるが、進行方向に異なる軸に取付け
られたベルト７０は段階的に減速された速度で駆動され
る。圧縮搬送装置４０で幅方向に圧縮された炉′Ｍｃ１
２は、ガイド部材５０から他の装置１例えば加湿装置（
図示せず）へ運搬される。

上記構成において、が紙成形装置１０は、下記のように
作動される。最初に電源を投入すると、エツジング装置
２０のエツジングドラム２３．２４、襞寄せ装置３０の
襞寄せドラム３１．３２及び圧縮搬送装置４０の駆動ベ
ルト装［４９が回転又は駆動される。通常、これらのド
ラムとベルト装置は、モータ等の同一駆動動力源から適
当な速度に減速されかつ互いに同期して駆動される。こ
のような始動状態で、ロール１３から炉紙１２が引き出
され、炉紙１２の先端は、エツジング装置２０のエツジ
ングドラム２３．２４に噛み込まれる。エツジングドラ
ム２３．２４は、炉紙１２の上面４３と下面４４に線状
凹部２１．２２を形成する。その後、炉紙１２は襞寄せ
装置１３０に送られ、ここで襞寄せドラム３１と３２に
固定されたブレード３３．３４が回転しながらろ紙１２
をそこに形成された直角線状凹部２１で折り曲げる。

従って、長さ方向にジグザグ状態となった炉紙１２は、
上記ブレード３３．３４によって強制的に圧縮搬送装置
４０に送られる。

圧縮搬送装置４０では、多数の搬送ベルト４５〜４８で
構成される駆動ベルト装置４９によって、ｔｐ紙１２は
、後方に３１ｉ１搬されるが、上記搬送ベルト４５〜４
８がテーバ状に配置されかっガイド部材５０もテーバ形
状を有するので、炉紙１２は、進行方向に対し先細のテ
ーバ形状に形成される。

更に、搬送ベルト４５〜４８は、進行方向に対し徐々に
減速された速度で駆動されるので、炉紙１２は、前記平
行線状凹部２２で確実に折り曲げられながら、幅方向に
収縮され圧縮される。その際、上方ガイド部材５３と下
方ガイド部材５４に反り形状３７が形成されているので
、炉紙１２は、座屈作用で幅方向に容易に折り曲げられ
圧縮される。

この圧縮工程では、炉紙１２の左右側縁、上面及び下面
は、殆ど搬送ベルト４５〜４８と接触してろ紙１２が移
動されるので、炉紙１２の運搬及び圧縮が極めて円滑に
行われる。その後、炉紙１２は、ガイド部材５０から他
の装置に運搬される。

この発明の上記実施例は、同一技術的範囲内で種々の変
更が可能である。例えば、上記実施例では、一対のエツ
ジングドラム２４は、対向状態で示されたが、？Ｊ１紙
１２の長さ方向にずらして、アイドリングローラと対向
させてもよい。また、襞寄せ装置３０では、襞寄せドラ
ム３１．３２の代りに往復回転する一対の揺動爪を設け
て、これらの揺動爪でろ紙１２の折り曲げと圧縮搬送装
置４０への送りを行ってもよい、更に、圧縮搬送装置４
０では、搬送ベルト数を減少することもできる。

ガイド部材５０の後方には、ろＭ１２を一定長さに切断
するカッタ装置を設け、このカッタ装置が作動しないと
き、炉紙１２の進行を一時的に停止するストッパを設け
てもよい。この場合、カッタ装置の作動時には、ストッ
パは、炉紙１２が移動する通路に突出しない位置に移動
される。

且１ム塾米この発明は、上述のように、襞数の多いが紙を高速度で
かつ正確に形成することができる。即ち、この発明によ
る炉紙成形法では、直角方向の線状凹部でろ紙を長さ方
向に折り曲げる襞寄せ工程と。

この襞寄せ工程を経たろ紙を前記平行方向の線状凹部で
折り曲げる圧縮工程とを個別に行うので、炉紙に正確な
襞付けを行うことができる。また。

この発明のろ紙成形装置は、直角方向の線状凹部でが紙
に当接する回転可能な複数のブレードを有し、が紙を長
さ方向に折り曲げる襞寄せ装置が設けられるので、線状
凹部の形成後、０１紙が引き延ばされることなく、ｌｉ
Ａ状凹部で確実の折り曲げられる。更に、この発明のろ
紙成形装置では、ｔｐ紙に対しその幅方向に反り形状を
与えるガイド部材が設けられ、このガイド部材は、上方
ガイド部材。

下方ガイド部材、左方ガイド部材及び右方ガイド部材と
を有し、これらのガイド部材の各々には、炉紙を搬送す
る搬送ベルト装置の搬送ベルトが通過する孔が穿設され
、上記上方ガイド部材と下方ガイド部材は、互いに平行
でかつ同一方向の反り形状をするので、圧縮工程におい
て、襞寄せ工程を経たろ紙を座屈作用を利用して平行方
向の線状凹部で極めて容易に折り曲げることができる。

また、この圧縮工程では、炉紙の全面を搬送ベルトで支
持するので、搬送中に炉紙のジャミングが発生すること
はなく、円滑にが紙を搬送することができる。従って、
この発明のろ紙成形装置は、炉紙の大量生産に適するも
のであることが理解できよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明による炉紙成形装置の側面図、第２
図は、このろ紙成形装置のエツジングドラムで線状凹部
が形成されたが紙の平面図、第３図は、前記炉紙成形装
置の分解斜視図、第４図は、第１図のＩＶ−ＩＶ線断面
図で、第５図は、第１図の■−■線から見た端面図であ
る。１００．炉紙成形装置、　１１１．フレーム、１２０．
帯状が紙、　１３１．ロール、　２０．。エツジング装置、２１゜、直角方向線状凹部、２２０．
平行方向線状凹部、　　２３．２４０．エツジングドラ
ム、　　２７．２８０．線状突起　３００．襞寄せ装置
、　３１．３２０．襞寄せドラム、　　３３．３４０．
ブレード、　　３７０１反り形状、　４０．、圧縮搬送
装置、　　４１．、右側縁、４２０．左側縁、　　４３
．、上面、４４．。下面、４５〜４８０．搬送ベルト、　４９０．駆動ベル
ト装置、　　５０１．ガイド部材、　　５１．。右方ガイド部材、　　５２０．左方ガイド部材、５３０
．上方ガイド部材、　５４．、下方ガイド部材、５５〜
５Ｂ、、孔、　６０．６３．６６゜６９０．ガイドロー
ラ、　　６１．６４．６７．７０１．ベルト。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）帯状ろ紙の表面を部分的に押圧してその表面にろ
紙の長さ方向に対しほぼ直角方向と平行方向の線状凹部
を形成するエッジング工程と、前記直角方向の線状凹部
でろ紙を長さ方向に折り曲げる襞寄せ工程と、該襞寄せ
工程を経たろ紙を前記平行方向の線状凹部で折り曲げる
圧縮工程とで構成されることを特徴とするろ紙成形法。
（２）上記直角方向の線状凹部は、ジグザグ状に形成さ
れ、上記平行方向の線状凹部は、一直線状に形成される
特許請求の範囲第（１）項記載のろ紙成形法。
（３）上記圧縮工程は、ろ紙の幅方向に対しろ紙に反り
形状を与えながらろ紙を折り曲げる特許請求の範囲第（
１）項記載のろ紙成形法。
（４）ろ紙の長さ方向に対しほぼ直角方向と平行方向の
線状凹部を帯状ろ紙の表面に形成するエッジング装置と
、前記直角方向の線状凹部で前記ろ紙に当接する複数の
ブレードを有し、該ブレードの回転時に前記ろ紙を長さ
方向に折り曲げる襞寄せ装置と、該襞寄せ装置から供給
される前記ろ紙を幅方向に圧縮しながら前記ろ紙を移動
する圧縮搬送装置とで構成されることを特徴とするろ紙
成形装置。
（５）上記エッジング装置は、ろ紙の両側に配置されか
つろ紙の両面に線状凹部を形成する一対のエッジングド
ラムを有する特許請求の範囲第（４）項記載のろ紙成形
装置。
（６）上記襞寄せ装置は、ろ紙の両側に配置され、かつ
ろ紙の両面に形成された直角方向の線状凹部と当接する
複数のブレードを有する一対の襞寄せドラムを有し、該
襞寄せドラムのブレードは、互いに噛み合う特許請求の
範囲第（４）項記載のろ紙成形装置。
（７）上記圧縮搬送装置は、ろ紙を幅方向に徐々に圧縮
しながらかつろ紙の送り速度を搬送方向に減速しながら
ろ紙を移動する特許請求の範囲第（４）項記載のろ紙成
形装置。
（８）上記圧縮搬送装置は、ろ紙の右側縁及び左側縁と
接触しかつ互いに対向する複数の搬送ベルトを含む駆動
ベルト装置を有し、該駆動ベルト装置の対向する搬送ベ
ルト間の間隔は、搬送方向に徐々に減少する特許請求の
範囲第（４）項記載のろ紙成形装置。
（９）上記圧縮搬送装置は、炉紙の上面、下面及び左右
側縁と接触してろ紙を移動する四面駆動ベルト装置を有
する特許請求の範囲第（４）項記載のろ紙成形装置。
（１０）上記エッジングドラムは、ろ紙に上記直角方向
の線状凹部と平行方向の線状凹部を形成するジグザグ状
と一直線状の線状突起を有する特許請求の範囲第（５）
項記載のろ紙成形装置。
（１１）ろ紙の長さ方向に対しほぼ直角方向と平行方向
の線状凹部を帯状ろ紙の表面に形成するエッジング装置
と、前記直角方向の線状凹部でろ紙に当接する複数のブ
レードを有し、該ブレードの回転時に、ろ紙を長さ方向
に折り曲げる襞寄せ装置と、該襞寄せ装置から供給され
るろ紙を幅方向に圧縮しながらろ紙を移動する圧縮搬送
装置と、ろ紙に対しその幅方向に反り形状を与えるガイ
ド部材とを備え、該ガイド部材は、上方ガイド部材、下
方ガイド部材、左方ガイド部材及び右方ガイド部材とを
有し、これらのガイド部材の各々には、ろ紙を搬送する
駆動ベルト装置の搬送ベルトが通過する孔が穿設され、
上記上方ガイド部材と下方ガイド部材は、互いに平行で
かつ同一方向の反り形状を有し、上記右方ガイド部材と
左方ガイド部材との間隔は、ろ紙の長さ方向に徐々に減
少することを特徴とするろ紙成形装置。
（１２）上記エッジング装置、襞寄せ装置及び圧縮搬送
装置は、同期して駆動される特許請求の範囲第（１１）
項記載のろ紙成形装置。
（１３）上記右方ガイド部材と左方ガイド部材に形成さ
れた孔を通過する搬送ベルトは、所定角度傾斜して配置
される特許請求の範囲第（１１）項記載のろ紙成形装置
。
（１４）上記搬送ベルトは、５〜２０°の角度で傾斜し
て配置される特許請求の範囲第（１３）項記載のろ紙成
形装置。
（１５）上記搬送ベルトは、自在継手を介して駆動され
る特許請求の範囲第（１３）項記載のろ紙成形装置。