JPS62208442A - 書換型光記録媒体 - Google Patents
書換型光記録媒体Info
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- JPS62208442A JPS62208442A JP61050117A JP5011786A JPS62208442A JP S62208442 A JPS62208442 A JP S62208442A JP 61050117 A JP61050117 A JP 61050117A JP 5011786 A JP5011786 A JP 5011786A JP S62208442 A JPS62208442 A JP S62208442A
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、レーザビームを照射して、その照射部に光学
的変化を起こさせて記録するに適したレーザ記録媒体に
関し、とくに書換を可能とした書換型光記録媒体に関す
るものである。
的変化を起こさせて記録するに適したレーザ記録媒体に
関し、とくに書換を可能とした書換型光記録媒体に関す
るものである。
従来、レーザビームを利用して情報を記録するあり、い
わゆる追記型光記録媒体として用いられている。
わゆる追記型光記録媒体として用いられている。
一方、書換型光記録媒体としては、結晶−亦品質の相転
移を利用する。ＴｅとＳｎを主成分とし、それにＳｅま
たはＧｅあるいはＧａ、Ａｓ等を添加した三元合金藩校
が知られている。このＴｅ −Ｓｎを主成分とする相転
移型光記録媒体においてレーザ光を記録膜に照射し、溶
融後、急冷することで非晶質のピットを形成し、これを
記録状態に対応させている。
移を利用する。ＴｅとＳｎを主成分とし、それにＳｅま
たはＧｅあるいはＧａ、Ａｓ等を添加した三元合金藩校
が知られている。このＴｅ −Ｓｎを主成分とする相転
移型光記録媒体においてレーザ光を記録膜に照射し、溶
融後、急冷することで非晶質のピットを形成し、これを
記録状態に対応させている。
この非晶質の結晶化速度は次の式で表わすことができる
。
。
ｖ ＝ ｖｏｅｘｐ （−ＥＡ／ ｋＢＴ ）ここで
、υ。：定数 Ｅ７： 活性化エネルギ Ｔ：温度 ｋＢ： ボルツマン定数 Ｖ ： 結晶化の速度 である。
、υ。：定数 Ｅ７： 活性化エネルギ Ｔ：温度 ｋＢ： ボルツマン定数 Ｖ ： 結晶化の速度 である。
従来のＴｅとＳｎを主成分とし、Ｓｅ、Ｇｅ、Ｇａ、Ａ
ｓなどを添加した三元合金薄膜のＴｅ −Ｓｎ系の場合
、活性化エネルギが２８ν程度であるために、室温での
充分な非晶質寿命と消去レーザ光照射時の充分速い消去
速度（結晶化速度）を両立させることは難しいという問
題がある。
ｓなどを添加した三元合金薄膜のＴｅ −Ｓｎ系の場合
、活性化エネルギが２８ν程度であるために、室温での
充分な非晶質寿命と消去レーザ光照射時の充分速い消去
速度（結晶化速度）を両立させることは難しいという問
題がある。
本発明は、従来の問題点を解決し、室温で充分に長い非
晶質寿命を有し、かつ短かい消去レーザパルス光の照射
で消去（結晶化）できる光記録媒体を提供することを目
的とするもので、透明基板上に光記録層を具備してなる
書換型光記録媒体において、前記光記録層は、Ｔｅおよ
びＩｎを主成分とし、Ｓｅ、 Ｇｅ、 Ａｓ、 Ｇａ、
Ｓｂ、 Ｓ、 Ａｕ、 Ｃｕ、 Ｐｂ、 Ｐｄの元素
群から選ばれた少くとも１種の元素を含む合金膜からな
ることを特徴とし、とくに前記光記録層は、主成分とし
てＴｅとＩｎの原子含有率比がｌ：１〜９：１の範囲に
ある合金膜からなり、かつ主成分とじてのＴｅおよびＩ
ｎの他にＳｅ、Ｇｅ、Ａｓ＋Ｇａ、Ｓｂ、Ｓ、Ａｕ、Ｃ
ｕ、Ｐｂ。
晶質寿命を有し、かつ短かい消去レーザパルス光の照射
で消去（結晶化）できる光記録媒体を提供することを目
的とするもので、透明基板上に光記録層を具備してなる
書換型光記録媒体において、前記光記録層は、Ｔｅおよ
びＩｎを主成分とし、Ｓｅ、 Ｇｅ、 Ａｓ、 Ｇａ、
Ｓｂ、 Ｓ、 Ａｕ、 Ｃｕ、 Ｐｂ、 Ｐｄの元素
群から選ばれた少くとも１種の元素を含む合金膜からな
ることを特徴とし、とくに前記光記録層は、主成分とし
てＴｅとＩｎの原子含有率比がｌ：１〜９：１の範囲に
ある合金膜からなり、かつ主成分とじてのＴｅおよびＩ
ｎの他にＳｅ、Ｇｅ、Ａｓ＋Ｇａ、Ｓｂ、Ｓ、Ａｕ、Ｃ
ｕ、Ｐｂ。
Ｐｄの元素群から選ばれた少くとも１種の添加元素を３
〜３０ａ ｔ％の含有範囲で含有した合金膜からなるこ
とを特徴とする。
〜３０ａ ｔ％の含有範囲で含有した合金膜からなるこ
とを特徴とする。
本発明は結晶化過程の活性化エネルギを従来の記録膜に
比べ大きくすることができ、このため、室温で充分に長
い光品質寿命を有し、かつ短かい消去レーザパルス光の
照射で消去がともに回部となる。以下実施例について説
明する。
比べ大きくすることができ、このため、室温で充分に長
い光品質寿命を有し、かつ短かい消去レーザパルス光の
照射で消去がともに回部となる。以下実施例について説
明する。
図は本発明の一実施例を説明する記録媒体の断面図であ
って、１は透明基板でガラスまたはプラスチックからな
り、本実施例では厚さ１．２■−のガラス基板、２は厚
さ１００ｎ−の透明なＳｉＯ’４着膜からなる下地層、
３は厚さ８５ｎａ＋の記録層でＴｅ５０Ｉ ｎｇｓｅ２
゜の組成の合金薄膜としたが、これは多元真空蒸着法に
より作製した。４は厚さ３００ｎｓの透明なＳｉＯ蒸着
膜からなる保護層である。これをオーブンに入れ２００
℃で１時間加熱結晶化させた後、波長８３０ ｎｍの半
導体レーザ光を開口率５．０のレンズで径１．５μｍφ
のスポットにしぼり、ガラス基板１側から記録層３に照
射し、記録・消去の実験をおこなった。
って、１は透明基板でガラスまたはプラスチックからな
り、本実施例では厚さ１．２■−のガラス基板、２は厚
さ１００ｎ−の透明なＳｉＯ’４着膜からなる下地層、
３は厚さ８５ｎａ＋の記録層でＴｅ５０Ｉ ｎｇｓｅ２
゜の組成の合金薄膜としたが、これは多元真空蒸着法に
より作製した。４は厚さ３００ｎｓの透明なＳｉＯ蒸着
膜からなる保護層である。これをオーブンに入れ２００
℃で１時間加熱結晶化させた後、波長８３０ ｎｍの半
導体レーザ光を開口率５．０のレンズで径１．５μｍφ
のスポットにしぼり、ガラス基板１側から記録層３に照
射し、記録・消去の実験をおこなった。
記録媒体上のレーザパワ８ｓ＋Ｗ、パルス幅２００ ｎ
Ｓで非晶質化が生じた。これにレーザパワ０．３１の連
続発振光を照射し記録情報の読み出しを行うことが出来
た。なお、この間記録状態に変化はみられなかった。レ
ーザパワ５鶴−、ノ（Ｏルス幅ｌμｓの条件で記録ビッ
トの消去を行うことができた。
Ｓで非晶質化が生じた。これにレーザパワ０．３１の連
続発振光を照射し記録情報の読み出しを行うことが出来
た。なお、この間記録状態に変化はみられなかった。レ
ーザパワ５鶴−、ノ（Ｏルス幅ｌμｓの条件で記録ビッ
トの消去を行うことができた。
さらに同じ条件で記録・消去を１０’回くりかえしたと
ころ、記録状態に変化はみられなかった。
ころ、記録状態に変化はみられなかった。
また、この媒体上の記録状態（非晶質状態）は、６０℃
で一年以上安定であることから、非晶質寿命、すなわち
記録寿命は、質温で充分に安定であることがわかった。
で一年以上安定であることから、非晶質寿命、すなわち
記録寿命は、質温で充分に安定であることがわかった。
また、上述の合金膜について示差熱走査熱量測定法によ
り結晶化の活性化エネルギを求めたところ２．８ｅＶで
あった。
り結晶化の活性化エネルギを求めたところ２．８ｅＶで
あった。
本実施例におけるＳｅのかわりにｓｂを同量添加したと
ごろ、Ｓｅの場合とほぼ同じ結果を得た。
ごろ、Ｓｅの場合とほぼ同じ結果を得た。
さらに添加元素としてＧｅ、Ａｓ、Ｇａ、Ｓ、Ａｕ、Ｃ
ｕ、Ｐｂ、Ｐｄを同量添加して記録層を形成した実施例
についても、いずれもほぼ同じ結果が得られた。
ｕ、Ｐｂ、Ｐｄを同量添加して記録層を形成した実施例
についても、いずれもほぼ同じ結果が得られた。
なお本発明において、ＴｅとＩｎの原子含有率比はｌ：
１乃至９：ｌの範囲にあることが望ましい。
１乃至９：ｌの範囲にあることが望ましい。
理由はＩｎの含有率の範囲がこの範囲からはずれると、
合金膜がアモルファスとして不安定となり、記録寿命特
性の著しい低下を招くためである。
合金膜がアモルファスとして不安定となり、記録寿命特
性の著しい低下を招くためである。
また第３元素として、Ｓｅ、 Ｓｂ、 Ｇｅ、Ａｓ、Ｇ
ａ、Ｓ、Ａｕ、Ｃｕ、 Ｐｂ、 Ｐｄの元素群から選ば
れる少くとも１種の元素をＴｅ−Ｉｎの含有率の残余の
３〜３Ｑａ ｔ％含ませることにより、合金膜の結晶粒
径を微細化させＳ／Ｎ特性が向上する。
ａ、Ｓ、Ａｕ、Ｃｕ、 Ｐｂ、 Ｐｄの元素群から選ば
れる少くとも１種の元素をＴｅ−Ｉｎの含有率の残余の
３〜３Ｑａ ｔ％含ませることにより、合金膜の結晶粒
径を微細化させＳ／Ｎ特性が向上する。
以上説明した様に、本発明の記録媒体の記録層は、Ｔｅ
への主な添加物として１４を用いた多元合金系とするこ
とで室温では非晶質で安定で、かっレーザ光照射による
高温下では、すばやく結晶化させることができ、その効
果大きい。
への主な添加物として１４を用いた多元合金系とするこ
とで室温では非晶質で安定で、かっレーザ光照射による
高温下では、すばやく結晶化させることができ、その効
果大きい。
図は本発明の実施例の記録媒体の断面構造図である。
１・・・透明基板、２・・・下地層、３・・・記録層、
４・・・保護層 特許出願人 日本電信電話株式会社代理人 弁理士
玉 蟲 久 五 部 （外２名）
４・・・保護層 特許出願人 日本電信電話株式会社代理人 弁理士
玉 蟲 久 五 部 （外２名）
Claims (3)
- （１）透明基板上に光記録層を具備してなる書換型光記
録媒体において、 前記光記録層は、 ＴｅおよびＩｎを主成分とし、 Ｓｅ、Ｇｅ、Ａｓ、Ｇａ、Ｓｂ、Ｓ、Ａｕ、Ｃｕ、Ｐｂ
、Ｐｄの元素群から選ばれた少くとも１種の元素を含む
合金膜からなる ことを特徴とする書換型光記録媒体。 - （２）前記光記録層は、主成分としてＴｅとＩｎの原子
含有率比が１：１〜９：１の範囲にある合金膜からなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の書換型光
記録媒体。 - （３）前記光記録層は、主成分としてのＴｅおよびＩｎ
の他にＳｅ、Ｇｅ、Ａｓ、Ｇａ、Ｓｂ、Ｓ、Ａｕ、Ｃｕ
、Ｐｂ、Ｐｄの元素群から選ばれた少くとも１種の添加
元素を３〜３０ａｔ％の含有範囲で含有した合金膜から
なることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の書換
型光記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61050117A JPS62208442A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 書換型光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61050117A JPS62208442A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 書換型光記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62208442A true JPS62208442A (ja) | 1987-09-12 |
Family
ID=12850166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61050117A Pending JPS62208442A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 書換型光記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62208442A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63237990A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-04 | Toray Ind Inc | 光記録媒体 |
| JPS63263643A (ja) * | 1987-04-22 | 1988-10-31 | Hoya Corp | 書き換え可能な相変化型光メモリ記録膜材料 |
| JPS647346A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-11 | Toshiba Corp | Information recording medium |
| JPS6414083A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-18 | Asahi Chemical Ind | Data recording method |
| JPH0194545A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式情報記録媒体 |
| JPH01180387A (ja) * | 1988-01-12 | 1989-07-18 | Toray Ind Inc | 情報記録媒体 |
| JPH01191346A (ja) * | 1988-01-25 | 1989-08-01 | Nippon Columbia Co Ltd | 光情報記録媒体 |
| JPH01196743A (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-08 | Toshiba Corp | 情報記録媒体 |
| JPH01287835A (ja) * | 1988-05-14 | 1989-11-20 | Hoya Corp | 書き換え可能な相変化型光メモリ媒体 |
| JPH01302551A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-12-06 | Hoya Corp | 書き替え可能な相変化型光メモリ媒体 |
| JPH02151481A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-11 | Hitachi Ltd | 情報記録用薄膜及び情報の記録再生方法 |
| JPH02167783A (ja) * | 1988-12-22 | 1990-06-28 | Toshiba Corp | 情報記録媒体 |
| JPH02167786A (ja) * | 1988-12-22 | 1990-06-28 | Toshiba Corp | 情報記録媒体 |
| EP0378344A2 (en) * | 1989-01-09 | 1990-07-18 | Toray Industries, Inc. | Optical recording medium |
-
1986
- 1986-03-07 JP JP61050117A patent/JPS62208442A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63237990A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-04 | Toray Ind Inc | 光記録媒体 |
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| JPH0566874B2 (ja) * | 1987-04-22 | 1993-09-22 | Hoya Corp | |
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| JPS6414083A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-18 | Asahi Chemical Ind | Data recording method |
| JPH0530393B2 (ja) * | 1987-10-05 | 1993-05-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
| JPH0194545A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式情報記録媒体 |
| JPH01180387A (ja) * | 1988-01-12 | 1989-07-18 | Toray Ind Inc | 情報記録媒体 |
| JPH01191346A (ja) * | 1988-01-25 | 1989-08-01 | Nippon Columbia Co Ltd | 光情報記録媒体 |
| JP2696754B2 (ja) * | 1988-01-25 | 1998-01-14 | 日本コロムビア株式会社 | 光情報記録媒体 |
| JPH01196743A (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-08 | Toshiba Corp | 情報記録媒体 |
| JPH01302551A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-12-06 | Hoya Corp | 書き替え可能な相変化型光メモリ媒体 |
| JPH01287835A (ja) * | 1988-05-14 | 1989-11-20 | Hoya Corp | 書き換え可能な相変化型光メモリ媒体 |
| JPH0549036B2 (ja) * | 1988-05-14 | 1993-07-23 | Hoya Corp | |
| JPH02151481A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-11 | Hitachi Ltd | 情報記録用薄膜及び情報の記録再生方法 |
| JPH02167786A (ja) * | 1988-12-22 | 1990-06-28 | Toshiba Corp | 情報記録媒体 |
| JPH02167783A (ja) * | 1988-12-22 | 1990-06-28 | Toshiba Corp | 情報記録媒体 |
| EP0378344A2 (en) * | 1989-01-09 | 1990-07-18 | Toray Industries, Inc. | Optical recording medium |
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