JPS62208341A - ラベル貼着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はラベル貼着装置に関し、特に、帯状の剥離シ
ート材の長手方向に間隔を隔てて一時的にかつ剥離可能
に貼着されているラベルを、剥離シート材から剥離し物
品に貼着するためのラベル貼着装置に関する。

（従来技術） 第４図はこの発明の背景となるラベル貼着装置の従来例
を示す要部図解図である。このラベル貼着装置１は保持
リール２を含み、保持リール２には、ラベル連続体３が
ロール状に保持される。このラベル連続体３は、帯状の
剥離台紙４を含み、剥離台紙４にはその長手方向に間隔
を隔てて一時的にかつ剥離可能にラベル５が貼着されて
いる。

そして、このラベル連続体３は、ローラなどを介して、
剥離プレート６に導かれ、そこで、剥離台紙４が急激に
折り返される。さらに、この剥離台紙４は、フィーダロ
ーラ７およびニップローラ８間に導かれ、フィーダロー
ラ７を回転させることによって、その長手方向に移送さ
れる。このように、剥離台紙４を急激に折り返して移送
すれば、ラベル５は、剥離プレート６によって剥離台紙
４から剥離され、物品（図示せず）側に供給される。

なお、この場合、フィーダローラ７およびニップローラ
８間を経由した剥離台紙４は、巻取リール９によってロ
ール状に巻き取られる。

また、このように、１枚のラベル５が物品側に供給され
れば、それから次の物品（図示せず）に次のラベル５を
供給し始めるまでの間、フィーダローラフの回転が一旦
停止され、それによって、＃Ｊ離台紙４すなわちラベル
５の移送も一旦停止される。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、このような従来のラベル貼着装置１では、フ
ィーダローラフの回転を一旦停止しても、保持リール２
の慣性力によって、剥離台紙４は、保持リールから少し
引き出されてしまう。そのため、剥離台紙４は、剥離プ
レ・−トロ付近でたるんでしまう。したがって、従来の
ラベル貼着装置１では、次のラベル５を次の物品に正確
に供給することができなくなる場合があった。

それゆえに、この発明の主たる目的は、剥離台紙の移送
を一旦停止しても、剥離シート材が剥離手段付近でたる
まない、ラベル貼着装置を提供することである。

（問題点を解決するための手段） この発明は、その長手方向に間隔を隔てて一時的にかつ
剥離可能にラベルが貼着された帯状の剥離シート材と、
この剥離シート材をその長手方向に移送可能に保持する
ための保持手段と、剥離シート材をその長手方向に移送
するための移送手段と、剥離シート材の移送経路上に設
けられ、その先端において剥離シート材が急激に折り返
されることによって、ラベルを剥離シート材から剥離す
るための剥離手段とを備えたラベル貼着装置であって、
保持手段と剥離手段との間において、剥離シート材から
ラベルを剥離可能にし得るように、剥離シート材に張力
を生じさせながら剥離シート材を移送するための挟持手
段を含む、ラベル貼着装置である。

（作用） 挟持手段によって、剥離シート材が、剥離手段の上流側
において、剥離シート材からラベルを剥離し得るように
、引っ張られながら移送される。

（発明の効果） この発明によれば、剥離手段の上流側において剥離シー
ト材が挟持手段で引っ張られながら移送されるので、剥
離シート材の移送を停止しても、剥離シート材が剥離手
段の近傍でたるまない。

この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。

（実施例） 第１Ａ図および第１Ｂ図は、それぞれ、この発明の一実
施例を示し、第１Ａ図はその要部正面図であり、第１Ｂ
図はその要部斜視図である。このラベル貼着装置１０は
、保持手段としての保持リール１２を含み、保持リール
１２には、ラベル連続体１４がロール状に保持される。

ラベル連続体１４は、帯状の剥離シート材としての剥離
台紙１６を含み、剥離台紙１６には、その長手方向に間
隔を隔ててラベル１８が貼着されている。なお、剥離台
紙１６は、たとえば紙１合成樹脂などの帯状のシート材
を含み、シート材の表面には、たとえばシリコンなどの
剥離剤が塗布されることによって、剥離剤層が形成され
ている。

したがって、ラベル１８は、剥離台紙１６に一時的にか
つ剥離可能に貼着されている。

さらに、保持リール１２の下方には、挟持手段の一部を
構成する引出用のフィーダローラ２０が設けられる。

このフィーダローラ２０の軸２２には、フリクションク
ラッチ２４が設けられる。このフリクションクラッチ２
４は、特に第２図に示すように、円板状のクラッチ板２
４ａを含み、クラッチ板２４ａは、ベアリング２４ｂを
介して、軸２２に回転可能に取りつけられる。さらに、
クラッチ板２４ａの一方主面側において、軸２２には、
その軸方向に変位可能に、円板状のクラッチ板２４ｃが
設けられる。また、軸２２の先端部分には、雄ねじ部が
形成され、この雄ねじ部には、つまみ２４ｄが螺合され
る。さらに、このつまみ２４ｄとクラッチ板２４ｃとの
間において、軸２２にはスプリング２４ｅが挿通される
。したがって、クラッチ板２４ｃは、クラッチ２４ａ側
に付勢される。

この場合、つまみ２４ｄを調整することによって、クラ
ッチ板２４ｃをクラッチ板２４ａ側に付勢するための力
を調整することができる。

さらに、クラッチ板２４ａの他方主面には、大タイミン
グプーリ２６が固着されていて、このタイミングプーリ
２６には、後述のモータ４２から動力が伝えられ、それ
によって、フィーダローラ２０を回転させることができ
る。

さらに、ニップローラ２８が、フィーダローラ２０に接
触可能に設けられる。したがって、フィーダローラ２０
とニップローラ２８とでラベル連続体１４を挟み、さら
に、フィーダローラ２０を回転させることによって、ラ
ベル連続体１４を、保持リール１２から引き出すことが
できる。

また、フィーダローラ２０の下方には、剥離手段として
の剥離プレート３０が設けられていて、フィーダローラ
２０およびニップローラ２８によって、ラベル連続体１
４は、ガイドローラ３２を介してラベル検知器３４を経
由し、剥離プレート３０側に引き出される。

この剥離プレート３０は、ラベル連続体１４の剥離台紙
１６を急激に折り返すことによって、ラベル連続体１４
のラベル１８を剥離台紙１６から剥離するためのもので
ある。

また、ラベル検知器３４は、ラベル１８の先端を検知す
るためのものであって、制御部（図示せず）に接続され
る。そして、ラベル検知器３４がラベル１８の先端を検
知したとき、制御部にラベル１８（剥離台紙１６）を一
時停止するための信号が与えられる。

さらに、剥離プレート３０の下流側には、移送手段の一
部を構成する移送用のフィーダローラ３６が設けられる
。

このフィーダローラ３６の軸３８には、電磁クラッチ４
０が設けられる。この電磁クラッチ４０は、特に第２図
に示すように、円板状のクラッチ板４０ａを含み、この
クラッチ板４０ａは、キー溝およびキー（図示せず）に
よって、軸３８に固着される。さらに、クラッチ板４０
ａの一方主面側において、軸３８には、ベアリング４０
ｂを介して、タイミングプーリ４０ｃが回転可能に設け
られる。また、クラッチ板４０ａの他方主面近傍には電
磁石４０ｄが設けられる。したがって、この電磁クラッ
チ４０では、その電磁石４０ｄをオンにすることによっ
て、クラッチ板４０ａとタイミングプーリ４０ｃとを連
結することができる。

また、電磁クラッチ４０の上方には、モータ４２が設け
られ、このモータ４２の軸には、タイミングプーリ４４
が固着される。そして、このタイミングプーリ４４と上
述の電磁クラッチ４０のタイミングプーリ４０ｃとには
、タイミングベルト４６がかけられる。したがって、モ
ータ４２と電磁クラッチ４０（電磁石４０ｄ）とをオン
にすれば、軸３８すなわちフィーダローラ３６を回転す
ることができる。

また、フィーダローラ３６の軸３８には、特に第１Ｂ図
および第２図に示すように、電磁クラッチ４０の前方に
おいて、小タイミングプーリ４８が固着されていて、こ
のタイミングブーＩＪ４８と上述のタイミングプーリ２
６とには、タイミングベルト５０がかけられている。し
たがって、軸３８　（タイミングプーリ３６）を回転す
れば、それにしたがって、タイミングプーリ２６が回転
され、さらに、フリクションクラッチ２４を介してフィ
ーダローラ２０が回転される。

さらに、移送用のニップローラ５２が、フィーダローラ
３６に接触可能に設けられる。そして、フィーダローラ
３６およびニップローラ５２間には、剥離プレート３０
で急激に折り返された剥離台紙１６が導かれる。したが
って、フィーダローラ３６を回転させることによって、
フィーダローラ２０などで引き出されてきた剥離台紙１
６を移送することができる。この場合、剥離プレート３
０によって、ラベル連続体１４のラベル１８が、剥離台
紙１６から剥離され、物品（図示せず）に貼着される。

なお、この実施例では、フィーダローラ２０の回転量は
フィーダローラ３６の回転量より少なくなるように設定
されているが、フィーダローラ２０は、フリクションク
ラッチ２４などを介してモータ４２に接続されているた
め、モータ４２の回転に対して少し滑るようにモータ４
２の回転より速く回転され、フィーダローラ３６の回転
量とほぼ同じ回転量で回転される。また、このため、フ
ィーダローラ２０の回転量を一定に設定しやすいように
するためにフィーダローラ２０の直径を太き（する必要
性がない。すなわち、フィーダローラ２０の直径を小さ
くすることができる。このように、フィーダローラ２０
の直径を小さくすれば、フィーダローラ２０の取り付は
位置の変更を容易に行うことができる。

さらに、！磁りラッチ４０の後方において、軸３８には
、電磁ブレーキ５４が設けられる。この電磁ブレーキ５
４は、特に第２図に示すように、円板状のブレーキ板５
４ａを含み、このブレーキ板５４ａは、軸３８に、その
軸方向に変位可能に取り付けられる。さらに、ブレーキ
板５４ａの主面の近傍には、電磁石５４ｂが設けられ、
この電磁石５４ｂのブレーキ板５４ａの主面に対向する
面には、ブレーキ板５４ａに接触することによって、ブ
レーキ板５４ａ　（軸３８）の回転を止めるための制動
部材５４ｃが設けられる。したがって、この電磁ブレー
キ５４（電磁石５４ｂ）をオンにすることによって、軸
３８すなわちフィーダローラ３６並びに軸２２すなわち
フィーダローラ２０の回転を停止することができる。そ
れに従って、剥離台紙１６の移送を停止することができ
る。この場合、保持リール１２の慣性力によって剥離台
紙１６（ラベル連続体１４）が保持リールＩ２から少し
引き出されても、剥離台紙１６は、剥離プレート３０の
上流側において、フィーダローラ２０とニップローラ２
８とで挟持されているので、ＲＡＭプレート３０付近で
はたるまない。

なお、このように、剥離台紙１６を停止するのは、ラベ
ル検知器３４によってラベル１８の先端が検知されたこ
とに基づいて行われる。

さらに、巻取り−ル５６が、ニップローラ５２の上方に
設けられ、この巻取リリール５６には、フィーダローラ
３６およびニップローラ５２によって送られた剥離台紙
１６が、ロール状に巻き取られる。

第３図はこの発明の他の実施例を示す図解図である。こ
の実施例では、特に、引張用のフィーダローラ２０を回
転させるためモータ６０と、移送用のフィーダローラ３
６を回転させるためのモータ６２との２つのモータ６０
，６２が備えられている。そして、フィーダローラ２０
は、フリクションクラッチ２４を介して、モータ６０に
接続され、フィーダローラ３６は、電磁クラッチ４０お
よび電磁ブレーキ５４を介して、モータ６２に接続され
る。このように、２つのモータ６０および６２を設けて
、それぞれのモータ６０および６２に、フィーダローラ
２０および３６をそれぞれ接続してもよい。

なお、上述の各実施例では、移送手段の一部を構成する
フィーダローラ３６が、電磁クラッチ４０などの伝達装
置を介してモータ４２または６２に接続されているが、
このフィーダローラ３６は、たとえばフリクションクラ
ッチを介して、モータ４２または６２に接続してもよい
。

【図面の簡単な説明】

第１Ａ図および第１Ｂ図は、それぞれ、この発明の一実
施例を示し、第１Ａ図はその要部正面図であり、第１Ｂ
図はその要部斜視図である。 第２図は第１Ａ図および第１Ｂ図に示す実施例の要部断
面図である。 第３図はこの発明の他の実施例を示す図解図である。 第４図はこの発明の背景となるラベル貼着装置の従来例
を示す要部図解図である。 図において、１０はラベル貼着装置、１２は保持リール
、１４はラベル連続体、１６は剥離台紙、１８はラベル
、２０および３６はフィーダローラ、２４はフリクショ
ンクラッチ、２８および５２はニップローラ、３０は剥
離プレート、４０は電磁クラッチ、４２はモータ、５４
は電磁ブレーキを示す。 特許出願人　大阪シーリング印刷株式会社代理人　弁理
士　岡１）全啓（ほか１名）小１Ｂ図 第　２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　その長手方向に間隔を隔てて一時的にかつ剥離可能
   にラベルが貼着された帯状の剥離シート材と、前記剥離
   シート材をその長手方向に移送可能に保持するための保
   持手段と、前記剥離シート材をその長手方向に移送する
   ための移送手段と、前記剥離シート材の移送経路上に設
   けられ、その先端において前記剥離シート材が急激に折
   り返されることによって、前記ラベルを前記剥離シート
   材から剥離するための剥離手段とを備えたラベル貼着装
   置であって、 前記保持手段と前記剥離手段との間において、前記剥離
   シート材から前記ラベルを剥離可能にし得るように、前
   記剥離シート材に張力を生じさせながら前記剥離シート
   材を移送するための挟持手段を含む、ラベル貼着装置。 ２　前記挟持手段は 前記保持手段と前記剥離手段との間に設けられる引出用
   フィーダローラ、および 前記引出用フィーダローラと協働して前記剥離シート材
   を挟持可能に設けられる引出用ニップローラを含む、特
   許請求の範囲第１項記載のラベル貼着装置。 ３　前記引出用フィーダローラに接続されるフリクショ
   ンクラッチ、および 前記フリクションクラッチに接続され前記引出用フィー
   ダローラを回転させるための引出用モータを含む、特許
   請求の範囲第２項記載のラベル貼着装置。 ４　前記移送手段は 前記剥離手段の下流側に設けられる移送用フィーダロー
   ラ、 前記移送用フィーダローラと協働して前記剥離シート材
   を挟持可能に設けられる移送用ニップローラ、および 前記移送用フィーダローラに接続され前記移送用フィー
   ダローラを回転させるための移送用モータを含む、特許
   請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載のラベ
   ル貼着装置。 ５　前記引出用モータと前記移送用モータとは１つのモ
   ータで兼用される、特許請求の範囲第４項記載のラベル
   貼着装置。 ６　前記移送用フィーダローラと前記移送用モータとは
   、伝達装置を介して接続される、特許請求の範囲第４項
   または第５項記載のラベル貼着装置。 ７　前記剥離シート材は 帯状のシート材、および 前記シート材の表面に形成される剥離剤層を含む、特許
   請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載のラベ
   ル貼着装置。 ８　前記保持手段は、前記ラベルが貼着された前記剥離
   シート材をロール状に保持するための保持リールを含む
   、特許請求の範囲第１項ないし第７項のいずれかに記載
   のラベル貼着装置。 ９　前記剥離手段は、剥離プレートを含む、特許請求の
   範囲第１項ないし第８項のいずれかに記載のラベル貼着
   装置。