JPH0681918U - ラベル貼付機におけるラベル過剰繰出防止装置 - Google Patents

ラベル貼付機におけるラベル過剰繰出防止装置

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JPH0681918U
JPH0681918U JP003378U JP337894U JPH0681918U JP H0681918 U JPH0681918 U JP H0681918U JP 003378 U JP003378 U JP 003378U JP 337894 U JP337894 U JP 337894U JP H0681918 U JPH0681918 U JP H0681918U
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JP
Japan
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label
cassette
tape
peeled
pressing
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JP003378U
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二三雄 後藤
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Sato Corp
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Corp
Sato Holdings Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベル貼付機1に着脱自在としたラベルカセ
ット2から繰出される剥離ラベルL1 の繰出しを適正と
し、物品へのラベル貼付を良好とするラベル過剰繰出防
止装置を提供する。 【構成】 ラベルカセット2に装填されたロール状に巻
回したテープ状台紙Bを転向する転向ピン32付近に、
ラベル押えローラ31を備え、この押えローラ31にラ
ベル過剰繰出防止部材(40a,40b)を付設したこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラベルを物品に貼付する手動式によるラベル貼付機における剥離ラ ベルの過剰繰出防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種手動式のラベル貼付機により、テープ状台紙に仮着されたラベル 片を剥離して物品に貼付するラベル繰り出しを抑制する手段は見当らない。 類似技術としてロール状となしたラベル連続体のラベル貼付操作時に、このロ ール形態のラベルのほぐれを防止する手段として、本出願人の実公昭60−25 374号公報を挙げることができる。この手段はロール状の外周面を弾性部材を もって押圧し、その惰性回転を抑制することにより、ラベルほぐれを防止するも のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種、手動式のラベル貼付機とは本機の後方に備えられたグリップに対設さ れた操作レバーを把握、解放することによりテープ状台紙からラベル片を剥離す る構成で、この把握、解放を静かに操作する場合は問題がない。
【0004】 しかし、この把握、解放の操作を急激とする場合に、剥離ラベルが必要以上に 繰り出され、物品への適正なラベル貼付ができ得ない。 本考案はこの様に急激なラベル貼付作業においても、剥離ラベルの繰り出しを 適正として物品へのラベル貼付を良好とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案としてはラベル貼付機1に着脱自在なラベルカセット2の転向ピン32 付近に、押えローラ31を備え、この押えローラ31にゴムリング40a、弾性 ラベル押え部40bから成るラベル過剰繰出防止部材を付設したものである。
【0006】
【作用】
ラベル貼付機1に着脱自在としたラベルカセット2の巻芯30にはロール状と なしたラベル連続体Tを嵌装する。このラベル連続体Tにはテープ状台紙B上に 、等間隔に多数のラベル片Lが仮着されている。
【0007】 かくして前記テープ状台紙Bをラベルカセット2に設けられた転向ピン32部 分で転向し、このテープ状台紙Bに設けられた移送切込みに、本機の長手方向に 往復動するつめ部材18を係合して、このテープ状台紙Bを牽引する。
【0008】 次に前記転向ピン32部分にて、このテープ状台紙Bに仮着されたラベル片L が剥離され剥離ラベル片L1 として本機の先方に繰り出される。 尚、前記つめ部材18の往復動は、これに連動するように構成された操作レバ ー8を把握、解放の操作による。
【0009】 ここで操作レバー8を急激に操作したような場合、前記剥離ラベル片L1 が必 要以上に繰り出されるが、前記押えローラ31に付設したラベル過剰繰出防止部 材(40a,40b)にて、その繰り出される剥離ラベル片L1 に摩擦抵抗を付 与して、その繰り出しを抑制するものである。
【0010】
【実施例】
図1および図2に示した全体斜視図に示すように、ラベル貼付機1とラベルカ セット2との組合せ構成であって、ロール状に巻回されたラベル連続体Tはラベ ルカセット2の巻芯30に嵌装される。次にこのラベルカセット2をラベル貼付 機1にセットしてテープ状台紙Bに等間隔に仮着され、かつその表面に所望の印 刷が施されたラベル片を、前記ラベル貼付機1のグリップ7方向への操作レバー 8の把握操作によりテープ状台紙Bよりラベル片Lを剥離して、この剥離された ラベル片L1 を所望の物品に貼付するものである。
【0011】 かくして前記テープ状台紙Bに仮着されたラベル片Lの長手方向の寸法がその 種類により相異する場合、ラベル貼付機1に備えられたピッチ切替装置を操作し てそのラベル移送のピッチを切替えてラベル貼付に供するものである。
【0012】 次に図3はロール状に巻回されたラベル連続体Tをその巻芯30に嵌装したラ ベルカセット2をラベル貼付機1に装填状態の断面図である。
【0013】 ラベル連続体Tの先端は繰出されてラベルカセット2の押えローラ31の下方 に導びかれ、ラベルカセット2に設けられた転向ピン32部分で、そのテープ状 台紙Bが反転されてラベル片Lが剥離される。一方、ラベル片Lを剥離ずみのテ ープ状台紙Bはつめ部材18の矢印a方向の移動により牽引される。このつめ部 材18の復帰時は後述する如く、テープ状台紙との係合を外し、矢印aの逆方向 に移動して、元の位置に復帰する。
【0014】 尚、つめ部材18の往復動は作動レバー8の把握操作と、その把握解放で、こ の把握時にはスプリング9の弾性に抗し、その解放時にはスプリング9の復元作 用により、図2を参照して歯付アーム11、回動扇型の歯車12、つめ送り部材 22の作動によるものである。
【0015】 図3に戻って更にはこのつめ部材18には巻きバネ23がその枢軸19に介装 され、テープ状台紙Bの移送フラップに係合し、このテープ状台紙Bを一定長の ピッチの牽引後、元の位置への復帰時には前記巻バネ23の作用により、その移 送フラップから解除し、テープ状台紙Bの裏面を軽く圧接しつつ、元の位置に復 帰して、次段の移送フラップに係合する構成である。
【0016】 次に本考案のラベル剥離時におけるラベル過剰飛出防止装置に関し説明する。 本装置はテープ状台紙Bの反転作用により、この台紙上に仮着されたラベル片 Lを剥離し、物品へのラベル貼付をなすものであるが、この剥離されたラベル片 L1 がラベル貼付機1の供給口、すなわち貼付ローラ24部分より規定以上の飛 出しを抑制するものである。
【0017】 本装置は図2および図3乃至図6に開示されてあり、図3に示したラベルカセ ット2の前方に位置する繰り出されたラベル連続体Tの押えローラ31部分の改 良であって、特に、図4を参照してこの第一実施例を説明する。
【0018】 ラベルカセット2にはラベル連続体Tを抑制するラベル押え回動部材36が備 えられている。このラベル押え回動部材36の両支持突起37をラベルカセット 2の側部2aに支枢されて回動自在となし、ラベルカセット2の内側に収納され る構成である。
【0019】 すなわち図3および図4に示すようにロール状に巻回されたラベル連続体Tは その先端を繰り出し、ラベル押え回動部材36を上方に開放して転向ピン32部 分で反転し、更にはラベルカセット2の後方に設けられ台紙押え回動部材にセッ トされる。
【0020】 かくしてラベル押え回動部材36の先端にはラベル連続体Tを案内する押えロ ーラ31が設けられていて、該押えローラ31はラベル幅、ラベル形状の相異す るラベルに対応でき得るように、複数個に分割されることが好ましく、本実施例 の場合は31a,31bと2分割構成である。
【0021】 この押えローラ31はローラ軸38に嵌装され、その外周には案内するラベル 連続体Tのスムーズな誘導の為に、円周突起39が多数設けられ、この円周突起 39間に、ラベル過剰繰出防止部材であるゴムリング40aを複数本、嵌着した ものである。
【0022】 かくしてこの押えローラ31の外周にゴムリング40aを嵌着することにより 、ラベルカセット2の底部2bとの間に形成された僅かな間隙G内をラベル連続 体Tが通過するが、この間隙Gをゴムリング40aで弾性保持するので、剥離さ れたラベル片L1 の規定以上の飛出しを防止でき得る。
【0023】 次にこの第二実施例として図5および図6を参照して説明する。 ラベルカセット2のラベル押え回動部材36の先端にはローラ軸38に嵌装さ れた3分割の押えローラ31a,31b,31cを有し、この分割状の押えロー ラ31aと31b、31bと31cとの間に配設され、ラベル押え回動部材36 に一体成形された合成樹脂製の弾性ラベル押え部40bを設けられたものである 。
【0024】 ラベル過剰繰出防止部材としての前記弾性ラベル押え部40bはラベルカセッ ト2の前方下方に架設された転向ピン32に弾性付勢することにより、テープ状 台紙Bから剥離して前方に飛び出す剥離したラベル片L1 の過剰飛び出しを防止 でき得る。
【0025】 尚、ラベル貼付機1側には、剥離したラベル片L1 を受止めるラベル受け25 と、この剥離ラベルを案内する補助ピン26と、このラベルを物品に貼付する貼 付ローラ24とが備えられている。
【0026】 次に本考案のラベル過剰繰出防止装置の作用について説明すると、ラベル貼付 機1に着脱自在としたラベルカセット2の巻芯30はロール状となしたラベル連 続体Tを嵌装する。このラベル連続体Tにはテープ状台紙B上に、等間隔に多数 のラベル片Lが仮着されている。
【0027】 かくして前記テープ状台紙Bをラベルカセット2に設けられた転向ピン32部 分で転向し、このテープ状台紙Bに設けられた移送切込み(図示せず)に、本機 の長手方向に往復動するつめ部材18を係合して、このテープ状台紙Bを牽引す る。
【0028】 次に前記転向ピン32部分にて、このテープ状台紙Bに仮着されたラベルLが 剥離され剥離ラベルL1 として本機の先方に繰り出される。 尚、前記つめ部材18の往復動は、これに連動するように構成された作動レバ ー8を把握、解放の操作による。
【0029】 ここで作動レバー8を急激に操作したような場合、前記剥離ラベルL1 が必要 以上に繰り出されるが、前記押えローラ31に付設したラベル過剰繰出防止部材 (40a,40b)にて、その繰り出される剥離ラベルL1 に摩擦抵抗を付与し て、その繰り出しを抑制するものである。
【0030】
【考案の効果】
本考案は叙述の如く、ラベル貼付機1に対して着脱自在となしたラベルカセッ ト2に設けられたテープ状台紙Bを転向して剥離ラベルL1 を得る転向ピン32 付近に、押えローラ31を備え、この押えローラ31にラベル過剰繰出防止部材 (ゴムリング40a、弾性ラベル押え部40b)を付設したので、繰り出される 剥離ラベルL1 に対して摩擦抵抗が生じてその繰り出しを抑制できる。 従って急激な剥離ラベルの繰り出しが防止されて適正となり、物品へのラベル 貼付が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のラベルの過剰繰出防止装置を備えたラ
ベル貼付機に、ロール状ラベルを嵌装したラベルカセッ
トをセットした全体斜視図。
【図2】同上、ラベル貼付機と、ラベルカセットとを分
離した斜視図。
【図3】同上、ラベル貼付機にラベルカセットを装填し
てラベル連続体をセットした状態の全体縦断側面図。
【図4】本考案のラベルの過剰繰出防止装置の第一実施
例(ゴムリング)を示し、そのラベルカセット部分の要
部縦断面図。
【図5】同上、第二実施例(弾性ラベル押え部)を示
し、その要部縦断側面図。
【図6】同上、第二実施例の要部横断面図。
【符号の説明】
1 ラベル貼付機 2 ラベルカセット L ラベル片 L1 剥離ラベル B テープ状台紙 24 貼付ローラ 31 押えローラ 32 転向ピン (40a,40b) ラベル過剰繰出防止部材 40a ゴムリング 40b 弾性ラベル押え部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベル貼付機に着脱自在なラベルカセッ
    トのラベル発行口部分に、テープ状台紙を転向ピンにて
    転向してラベルを剥離し、貼付ローラをもって、この剥
    離ラベルを物品に貼付するラベル貼付機であって、 前記ラベルカセットの転向ピンの近傍に押えローラを備
    え、該押えローラにラベル過剰繰出防止部材を付設した
    ことを特徴とするラベル貼付機におけるラベル過剰繰出
    防止装置。
JP003378U 1994-03-10 1994-03-10 ラベル貼付機におけるラベル過剰繰出防止装置 Pending JPH0681918U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037491A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Towa Seiko Kk ラベル貼着装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014657U (ja) * 1983-07-08 1985-01-31 株式会社日立製作所 軸シ−ル油圧低下防止装置
JPS62208341A (ja) * 1986-03-07 1987-09-12 大阪シーリング印刷株式会社 ラベル貼着装置
JPH024630A (ja) * 1988-06-23 1990-01-09 Sato:Kk ラベルカセットにおけるラベル幅の案内装置

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