JP2002012344A - プリンタのロール紙収納部 - Google Patents

プリンタのロール紙収納部

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JP2002012344A JP2000194644A JP2000194644A JP2002012344A JP 2002012344 A JP2002012344 A JP 2002012344A JP 2000194644 A JP2000194644 A JP 2000194644A JP 2000194644 A JP2000194644 A JP 2000194644A JP 2002012344 A JP2002012344 A JP 2002012344A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面に糊が付着されたロール紙を収納位置に
簡単にセットすることができながら、ロール紙が繰り出
し不能にならないようにする。 【解決手段】 ロール紙収納部2に収納したロール紙1
0の一方の側面をフレーム1の内面1aで規制し、他方
の側面をロール紙ガイド板15で規制する。そのロール
紙ガイド板15のロール紙10の側面を規制する面には
貼り紙防止塗料20による非粘着処理を施し、フレーム
1の内面1aには貼り紙防止塗料20を片面に塗布し、
裏面に糊を付着させたシール部材17を貼着して、その
貼り紙防止塗料20を塗布した面をロール紙10の側面
に接触させる。それによりロール紙10を、コアにコア
取付軸を差し込むことなしにロール紙収納部2に収納で
きる。ロール紙10の側面も上記非粘着処理により大き
な摺動負荷を受けない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印字に応じて巻
き終り側から所定量ずつ繰り出される片面に糊が付着さ
れたロール紙を収納するプリンタのロール紙収納部に関
する。
【0002】
【従来の技術】プリンタには、片面に糊が付着されて、
その糊面側がコアにロール状に巻きつけられたライナレ
スのロール紙を、その巻き終り側から印字に応じて繰り
出すことにより、そのロール紙の糊面でない側の面に所
定の印字ができるようにしたものがある。このようなプ
リンタに使用するロール紙は、そのコアに巻かれた状態
でロール紙の繰り出し方向に対する両側面が糊でベタつ
きやすい。
【0003】そのため、このようなロール紙を直接プリ
ンタのロール紙収納部に収納して、幅方向の位置を規制
するためにロール紙の両側面をペーパガイドのような側
面規制部材でそれぞれ規制するようにすると、その各側
面規制部材とロール紙の両側面との間に働く摩擦抵抗
が、ロール紙側の糊により非常に大きなものとなる。
【0004】それにより、ロール紙が印字時に搬送系に
より繰り出されようとしても、上記摩擦抵抗により給紙
不能になってしまったり、給紙できたとしても正常な給
紙速度で安定して給紙することができなくなってしまっ
たりしやすい。そこで、従来のロール紙収納部では、例
えば図6に示すようにロール紙収納部の一方の側板31
に段部32aを有するコア取付軸32の一端を固定し
て、そのコア取付軸32にロール紙30のコア33を挿
入して回転可能に保持するようにしたりしている。
【0005】そして、そのロール紙30をコア取付軸3
2に挿入した状態では、コア33の部分がコア取付軸3
2の段部32aに当接し、ロール紙30の側面30aが
側板31の内面に接触しないようにすることにより、ロ
ール紙30の内面に付着されている糊が側板31に付着
することによる摩擦力の増大を防止している。なお、他
方の側板34にも、コア取付軸挿入穴35の周囲に環状
の凸部36を形成し、それによりロール紙30の側面3
0bが側板34に接触しないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにロール紙をコア取付軸に差し込むことによりセット
する構成のロール紙収納部の場合には、ロール紙のコア
部分をコア取付軸に差し込めるようにするため、例えば
一方の側板31を上方に向けて開放可能にしたり、他方
の側板34を開閉可能にしたりしなければならない。
【0007】そして、ロール紙30を収納部にセットす
るときには、その側板31あるいは34を開いた後にロ
ール紙30のコア33をコア取付軸32に差し込み、そ
の後で側板31や34を元の位置に閉じなければならな
いので、その作業が面倒であるという問題点があった。
【0008】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、片面に糊が付着されたロール紙を収納位置
に簡単にセットすることができながら、そのロール紙を
一端の巻き終り側から繰り出したときに、そのロール紙
が側面で受ける摩擦抵抗により繰り出し不能になったり
しないようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、印字に応じて巻き終り側から所定量ずつ
繰り出される片面に糊が付着されたロール紙を収納位置
に収納し、その収納位置でロール紙の繰り出し方向に対
する両側面の位置を側面規制部材でそれぞれ規制するよ
うにしたプリンタのロール紙収納部において、上記両側
の各側面規制部材のロール紙の側面をそれぞれ規制する
面に非粘着処理を施したものである。
【0010】上記非粘着処理は、上記各側面規制部材の
ロール紙の側面をそれぞれ規制する面に形成したシボ処
理であるようにするとよい。また、そのシボ処理は、上
記収納位置のロール紙を載置する収納部底面にも施すと
よい。さらに、上記両側の側面規制部材は、その少なく
とも一方をガイド板にするとよい。
【0011】上記両側の側面規制部材の一方のロール紙
の側面を規制する面には、非粘着処理が施された面がロ
ール紙の側面を規制するようにシール部材を貼着すると
よい。また、上記非粘着処理は、両側の各側面規制部材
のロール紙の側面をそれぞれ規制する面に貼り紙防止塗
料を塗装することにより行うとよい。さらに、上記収納
位置の上部に、その収納位置にセットされたロール紙の
上部を覆う収納部カバーを開閉可能に設け、その収納部
カバーの内面にロール紙の繰り出し方向に沿う複数のリ
ブを設けるとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明によるプリンタ
のロール紙収納部をロール紙と共に示す縦断面図、図2
は同じくそのロール紙収納部を有する携帯プリンタの主
要な部分のみを示す概略構成図である。
【0013】図2に示す携帯プリンタは、携帯可能な小
型のプリンタであり、フレーム1に設けられたロール紙
収納部2の収納位置に図示のように収納したロール紙1
0を、巻き終り側から矢示A方向に回転するローラ状の
プラテン3により矢示B方向に繰り出す。そのプラテン
3は、印字時にはロール紙10を介してサーマルヘッド
4に圧接するようになっており、ロール紙10はそのサ
ーマルヘッド4により所望の印字がなされる。
【0014】この携帯プリンタで使用するロール紙10
は、例えば台紙(ライナ)11上にラベル片12をロー
ル紙の繰り出し方向に所定の間隔を置いて糊により予め
貼着したものをコア13に巻き付けてロール状にしたも
のである。そして、そのロール紙10のロール部分をフ
レーム1のロール紙収納部2にセットし、その巻き終り
側を図2に図示したように引き出して、プラテン3とそ
のプラテン3に圧接しながら同図の矢印方向に回転する
ピールローラ5とにより、台紙11の部分を矢示C方向
に送り出す。
【0015】プラテン3のロール紙搬送方向下流側に
は、そのプラテン3に近接させて剥離部材6を設けてい
る。したがって、ロール紙10のラベル片12上に所望
の印字を行った後に矢示B方向に送り出されるロール紙
10は、剥離部材6により搬送方向が急激に変えられる
ことによりラベル片12が自身の持つ腰の強さにより台
紙11から剥離され、それが台紙11と分離されて矢示
E方向に排出される。
【0016】プラテン3は、収納部カバー7の一端に回
転可能に支持されており、その収納部カバー7はロール
紙収納部2の収納位置の上部に、その収納位置にセット
されたロール紙10の上部を覆うように、図2で右端部
が軸8により開閉可能にフレーム1に取り付けられてい
る。そして、そのプラテン3を支持する軸部の一端に
は、図示しないギヤが固定されていて、収納部カバー7
を図2に示したように閉じると、そのギヤがフレーム1
側に設けられている図示しない駆動ギヤに噛み合って、
それが回転可能な状態になる。
【0017】また、ピールローラ5は、フレーム1側に
軸9により回動可能に取り付けられている揺動板14に
回転可能に取り付けられており、その揺動板14は図示
しないバネにより、図2で反時計回り方向に回動付勢さ
れているが、図3に示すように収納部カバー7を閉じる
過程で、プラテン3の軸部を支持する軸受部分3aが揺
動板14に横向きのU字状に形成している係合部14a
に当接してそれを押し下げるため、図2に示す位置にな
る。
【0018】逆に、収納部カバー7を開けると、プラテ
ン3の軸受部分が揺動板14の係合部14aから外れる
ため、揺動板14がバネの付勢力により図2で反時計回
り方向に回動し、ピールローラ5がプラテン3と干渉し
ない位置まで退避する。このように、この携帯プリンタ
は、収納部カバー7の開閉動作にピールローラ5を保持
する揺動板14が連動して回動動作する。
【0019】ロール紙収納部2は、図2で説明したよう
に、例えば台紙11上に多数のラベル片12を繰り出し
方向に沿って所定の間隔を置いてそれぞれ糊により貼着
したロール紙10を収納する。そして、そのロール紙1
0をロール紙収納部2の収納位置に収納した状態で、そ
のロール紙10が幅方向(図2で手前と奥方向)に位置
ずれを生じて印字位置に幅方向のずれが生じないように
するため、その収納位置でロール紙10の繰り出し方向
に対する両側面の位置を側面規制部材でそれぞれ規制す
る必要がある。
【0020】そこで、この携帯プリンタでは、その側面
規制部材として、図1に示すようにロール紙10の一方
の搬送基準側となる側面をフレーム1の内面1aで直接
規制するようにしている。また、ロール紙10の他方の
側面は、側面規制部材として機能するロール紙ガイド板
15により規制するようにしている。
【0021】そのロール紙ガイド板15は、フレーム1
に対して抜き差し可能な板金製のガイド板であり、フレ
ーム1のロール紙収納部2の収納位置でロール紙を載置
する収納部底面2aにロール紙10の幅方向に間隔を置
いて複数形成した各ガイド板差込溝16に下端を差し込
むことにより、ロール紙10の幅に適した位置に移動さ
せることができるようになっている。
【0022】そのロール紙ガイド板15のロール紙10
の側面を規制する面(内面)には非粘着処理を施してい
るが、この実施の形態では、その非粘着処理を貼り紙防
止塗料20を塗装することにより行っている。その貼り
紙防止塗料としては、例えば商標名バイコート(株・吉
田SKT),商標名パピレス(ナトコペイント・株),
商標名デフリック(株・川邑研究所)等を使用する。
【0023】また、ロール紙10の他方の側面を規制す
るフレーム1の内面1aには、非粘着処理として同様
に、貼り紙防止塗料20を片面に塗布し、裏面に糊を付
着させたシール部材17を貼着し、その貼り紙防止塗料
20を塗布した面をロール紙10の側面に接触させるよ
うにしている。
【0024】このように、このプリンタのロール紙収納
部は、ロール紙10の両側面の位置を規制するフレーム
1の内面1aとロール紙ガイド板15の内面に非粘着処
理をそれぞれ施しているので、各ラベル片12が台紙1
1の幅方向の両端まで位置するものでは、そのラベル片
12に付着されている糊がロール紙10の両側面に付着
した状態になり、その糊が摺動抵抗となってロール紙の
繰り出しを妨げたりしやすいが、非粘着処理により摩擦
抵抗を小さくすることができるので、スムーズなロール
紙の繰り出しができる。
【0025】また、そのロール紙10のロール紙収納部
2へのセットは、単純にロール紙10をロール紙収納部
2の収納部底面2a上に置くだけでよい。したがって、
従来のロール紙収納部のようにロール紙のコアをプリン
タ側に設けられているコア取付軸に差し込んだりする必
要がないので、その分だけロール紙の収納位置へのセッ
トを簡単に行うことができる。
【0026】また、ロール紙のセットにコアを使用しな
いため、ロール紙全体の外径が同じであっても、そのコ
アの径を小さくできる分だけロール紙を多く収納するこ
とができる。さらに、このプリンタのロール紙収納部
は、図1に示すようにフレーム1の収納部底面2aに、
複数のリブ19をロール紙10の繰り出し方向に沿って
設けている。したがって、ロール紙10の周面とフレー
ム1の収納部底面2aとの摩擦抵抗を少なくして、より
スムーズなロール紙10の繰り出しができる。
【0027】ところで、このロール紙収納部2は、上述
したようにロール紙10の中心に設けられているコア1
3をプリンタ側のコア取付軸に差し込んでロール紙10
をセットする構成ではないので、ロール紙10は使用さ
れていくと、そのロール外径が次第に小さくなっていく
ため、そのロール紙収納部2の上部には大きな空きスペ
ースができるようになる。
【0028】そのため、図4に示すように、使用するロ
ール紙10′が内面側の全面が糊面10aになっている
ものを使用した場合には、そのロール紙10′はロール
外径が小さくなることにより矢示G方向に踊るのを許容
するスペースができるため、図示のように繰り出し側が
巻き上がって、その糊面10aが収納部カバー7の内面
に接して貼り付いてしまう虞がある。
【0029】しかしながら、このロール紙収納部2は、
図1に示すように収納部カバー7の内面にロール紙10
の繰り出し方向に沿う複数のリブ18を複数本設けてい
るので、図4に示したようにロール紙10′の繰り出し
側が巻き上がってしまったとしても、そのロール紙1
0′は糊面10aが収納部カバー7の内面に貼り付きに
くいので、ロール紙10′が繰り出し不能になるのを防
止することができる。
【0030】図5はロール紙の左右の側面をそれぞれ移
動可能なロール紙ガイド板で規制できるようにした実施
の形態を示す図1と同様な縦断面図である。この実施の
形態によるプリンタのロール紙収納部は、図1乃至図4
で説明した実施の形態に対し、ロール紙10の左右の側
面をそれぞれフレーム1に対して抜き差し可能な板金製
のロール紙ガイド板15,25で規制し、そのそれぞれ
内面に貼り紙防止塗料20を塗装している。このロール
紙収納部によれば、左右のロール紙ガイド板15と25
を図示のように左右対称な位置のガイド板差込溝16,
16にそれぞれ差し込んでセットすれば、ロール紙10
を中央基準でガイドすることができる。
【0031】なお、上述した各実施の形態では、ロール
紙側面の糊の影響によりロール紙側面と側面規制部材と
の摩擦抵抗が大きくならないようにするための非粘着処
理として、貼り紙防止塗料20を使用した場合の例につ
いて説明したが、その非粘着処理としては、それ以外に
ロール紙10の一方の側面を規制するフレーム1の内面
1aを、例えば樹脂の型成形によりシボ処理したものと
してもよい。
【0032】その場合、ロール紙10の他方の側面も、
もう一方のフレーム1の内面で直接規制するようにし
て、その内面1aにも樹脂の型成形によりシボ処理をす
るとよい。そうすれば、樹脂の成形だけで非粘着処理が
行えるので、製作が容易になる。また、フレーム1に対
して抜き差し可能な樹脂製のロール紙ガイド板(形状は
ロール紙ガイド板15,25と同様なもの)を設け、そ
のロール紙ガイド板のロール紙10を規制する面を型成
形によりシボ処理するようにしてもよい。
【0033】さらに、図1に示したフレーム1の収納位
置のロール紙10を載置する収納部底面2aを、そこに
複数設けているリブ19と共に全面をシボ処理(例えば
樹脂材を型成形で形成)してもよい。そうすれば、より
ロール紙10と収納部底面2aとの摩擦抵抗を小さくす
ることができるので、さらにスムーズなロール紙10の
繰り出しができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による請
求項1のプリンタのロール紙収納部によれば、ロール紙
の繰り出し方向に対する両側面の位置をそれぞれ規制す
る側面規制部材に非粘着処理を施したので、コア取付軸
でロール紙のコアを保持しなくてもロール紙を収納位置
に保持してそれをスムーズに繰り出すことができる。そ
のため、ロール紙の収納位置へのセットを簡単に行うこ
とができると共に、ロール紙をセットするためにコア内
にコア取付軸を差し込むようなことをしないので、その
分だけコアの外径を小さくできるためロール紙を多く収
納することができる。そして、ライナレスのロール紙を
使用する場合には、そのロール紙の全域に亘って両側面
が糊でベタつきやすいので、特にこのプリンタのロール
紙収納部は有効である。
【0035】請求項2のプリンタのロール紙収納部によ
れば、側面規制部材に施す非粘着処理はシボ処理である
ので、側面規制部材を樹脂製にすれば、型成形だけでシ
ボ処理を簡単に行うことができる。請求項3のプリンタ
のロール紙収納部によれば、収納位置のロール紙を載置
する収納部底面にシボ処理を施すので、ロール紙の周面
と収納部底面との摩擦抵抗を少なくすることができるた
め、よりスムーズなロール紙の繰り出しができる。
【0036】請求項4のプリンタのロール紙収納部によ
れば、両側の側面規制部材は、その少なくとも一方がガ
イド板であるので、そのガイド板の位置を変えることで
異なるロール幅のロール紙に対しても対応が可能にな
る。また、両側の側面規制部材を共に位置を変えること
ができるようにすれば、それら両側の側面規制部材をロ
ール紙の幅方向に対して左右対称な位置にセットすれ
ば、ロール紙を中央基準にセットすることができる。
【0037】請求項5のプリンタのロール紙収納部によ
れば、非粘着処理が施されたシール部材を側面規制部材
に貼着することにより、側面規制部材に非粘着処理を施
した面を形成するので、側面規制部材を簡単に非粘着処
理することができる。請求項6のプリンタのロール紙収
納部によれば、貼り紙防止塗料を塗装することで非粘着
処理を簡単に行うことができる。
【0038】請求項7のプリンタのロール紙収納部によ
れば、収納位置の上部に収納部カバーを開閉可能に設
け、その収納部カバーの内面にロール紙の繰り出し方向
に沿う複数のリブを設けたので、ロール紙が使用される
ことによりロール径が小さくなって、そのロール紙の繰
り出し側が必要以上に繰り出されて巻き上がってしまっ
たとしても、そのロール紙は糊面が収納部カバーの内面
にはリブの働きにより貼り付きにくいので、ロール紙が
繰り出し不能になるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるプリンタのロール紙収納部をロ
ール紙と共に示す縦断面図である。
【図2】同じくそのロール紙収納部を有する携帯プリン
タの主要な部分のみを示す概略構成図である。
【図3】同じくその携帯プリンタの収納部カバーを閉じ
る過程でプラテンの軸受部分が揺動板と係合する様子を
示す概略図である。
【図4】ロール紙のロール径が小さくなったときに繰り
出し側が巻き上がって糊面が収納部カバーの内面に接触
するようになった状態を示す概略図である。
【図5】ロール紙の両方の側面をそれぞれ移動可能なロ
ール紙ガイド板で規制できるようにした実施の形態を示
す図1と同様な縦断面図である。
【図6】従来のコア取付軸を使用してロール紙をセット
するロール紙収納部の一例を一部断面にして示す正面図
である。
【符号の説明】
2:ロール紙収納部 2a:収納部底面 7:収納部カバー 10,10′:ロール紙 15,25:ロール紙ガイド板 17:シール部材 18,19:リブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字に応じて巻き終り側から所定量ずつ
    繰り出される片面に糊が付着されたロール紙を収納位置
    に収納し、その収納位置で前記ロール紙の繰り出し方向
    に対する両側面の位置を側面規制部材でそれぞれ規制す
    るようにしたプリンタのロール紙収納部において、 前記両側に設けられた各側面規制部材の前記ロール紙の
    側面をそれぞれ規制する面に非粘着処理を施したことを
    特徴とするプリンタのロール紙収納部。
  2. 【請求項2】 前記非粘着処理は、前記各側面規制部材
    の前記ロール紙の側面をそれぞれ規制する面に形成した
    シボ処理であることを特徴とする請求項1記載のプリン
    タのロール紙収納部。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のプリンタのロール
    紙収納部において、前記収納位置の前記ロール紙を載置
    する収納部底面にシボ処理を施していることを特徴とす
    るプリンタのロール紙収納部。
  4. 【請求項4】 前記両側の側面規制部材は、その少なく
    とも一方がガイド板であることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか一項に記載のプリンタのロール紙収納
    部。
  5. 【請求項5】 前記両側に設けられた側面規制部材の一
    方の前記ロール紙の側面を規制する面には、非粘着処理
    が施された面が前記ロール紙の側面を規制するようにシ
    ール部材が貼着されていることを特徴とする請求項1記
    載のプリンタのロール紙収納部。
  6. 【請求項6】 前記非粘着処理は、前記両側に設けられ
    た各側面規制部材の前記ロール紙の側面をそれぞれ規制
    する面に貼り紙防止塗料を塗装することにより行われて
    いることを特徴とする請求項1記載のプリンタのロール
    紙収納部。
  7. 【請求項7】 前記収納位置の上部に、該収納位置にセ
    ットされたロール紙の上部を覆う収納部カバーを開閉可
    能に設け、該収納部カバーの内面に前記ロール紙の繰り
    出し方向に沿う複数のリブを設けたことを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれか一項に記載のプリンタのロール
    紙収納部。
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