JPS6220694Y2 - - Google Patents

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JPS6220694Y2
JPS6220694Y2 JP17053580U JP17053580U JPS6220694Y2 JP S6220694 Y2 JPS6220694 Y2 JP S6220694Y2 JP 17053580 U JP17053580 U JP 17053580U JP 17053580 U JP17053580 U JP 17053580U JP S6220694 Y2 JPS6220694 Y2 JP S6220694Y2
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JP
Japan
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heater
heater element
housing
pair
air passage
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JP17053580U
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JPS5792865U (ja
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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車の内燃機関に使用されるエ
ア・インテーク・ヒータの改良に関する。
従来、自動車の内燃機関には、寒冷時の始動を
良くし、燃焼効率の向上を図るために、エア・ク
リーナ側から供給される空気を暖め得るように構
成されたエア・インテーク・ヒータが取り付けら
れている。
すなわち、そのエア・インテーク・ヒータは、
通常、吸気マニホルドに連結される吸気管に取り
付けられるもので、ヒータ・ハウジングと、波形
ヒータ・エレメントと、その波形ヒータ・エレメ
ントの折り返し端部分をそのヒータ・ハウジング
に支持するチヤンネル型のリテーナとよりなり、
特に、そのリテーナは、その波形ヒータ・エレメ
ントの発熱による伸びを考慮して、スプリングを
介してヒータ・ハウジングに取り付けられ、その
波形ヒータ・エレメントの折り返し端方向の伸び
を許すように構成されている。
しかし、そのようにしてヒータ・ハウジング内
に取り付けられた波形ヒータ・エレメントは、そ
の折り返し端部分付近において、常に、そのチヤ
ンネル型のリテーナと接触して支持されているた
め、内燃機関の振動に起因して、そのリテーナと
ヒータ・エレメントとが接触しながら振動した
り、そのヒータ・エレメントの長時間の使用によ
つて膨張、収縮が繰り返され、その折り返し端部
分が摩耗して破損する虞れがあつた。
この考案の目的・課題は、破形ヒータ・エレメ
ントの膨張および収縮を可能にし、かつ、その破
形ヒータ・エレメントの支持部分における摩耗を
防止して、耐久性を向上させ、しかも、その波形
ヒータ・エレメントの取付けが容易な内燃機関に
使用されるエア・インテーク・ヒータの提供にあ
る。
それらを課題として、この考案の内燃機関に使
用されるエア・インテーク・ヒータは、内燃機関
の吸気管に設けられ、内側に空気通過口を有する
ヒータ・ハウジングと、そのヒータ・ハウジング
の一方の吸気管接続端面側で、その空気通過口の
互いに向かい合つた部分に僅かに突出された一対
のストツパ壁と、そのストツパ壁に接するよう
に、そのヒータ・ハウジングの他方の吸気管接続
端面側からその空気通過口の互いに向かい合つた
部分に配置され、かつ、適宜の位置に複数のヒー
タ・エレメント溝を備える一対のブロツク状リテ
ーナと、所定の位置において、そのヒータ・ハウ
ジングおよびリテーナの何れか一方に形成された
複数の蟻〓と、その蟻〓を嵌め込むように、所定
の位置において、そのヒータ・ハウジングおよび
リテーナの何れか他方に形成された複数の蟻溝
と、その一対のブロツク状リテーナの一方のヒー
タ・エレメント溝およびその一対のブロツク状リ
テーナの他方のヒータ・エレメント溝に嵌め合わ
せられて、そのヒータ・ハウジングの空気通過口
に波形に配置されるヒータ・エレメントとを含ん
で構成している。
以下、この考案に係る内燃機関に使用されるエ
ア・インテーク・ヒータの望ましい具体例につい
て、図面を参照して説明する。
第1および2図は、この考案の内燃機関に使用
されるエア・インテーク・ヒータの具体例10を
示している。
そのエア・インテーク・ヒータ10は、内燃機
関(図示せず)の吸気管(図示せず)にボルト締
めされ、内側に空気通過口12を有するヒータ・
ハウジング11と、そのヒータ・ハウジング11
の一方の吸気管接続端面側で、その空気通過口1
2の互いに向かい合つた部分に僅かに突出された
一対のストツパ壁13と、そのストツパ壁13に
接するように、そのヒータ・ハウジング11の他
方の吸気管接続端面側からその空気通過口12の
互いに向かい合つた部分に配置され、かつ、適宜
の位置に複数のヒータ・エレメント溝16を備え
た一対のブロツク状リテーナ14,15と、所定
の位置において、そのリテーナ14,15の両端
に形成された蟻〓17,18,19,20と、所
定の位置において、そのヒータ・ハウジング11
に形成され、その蟻〓17,18,19,20を
嵌め込んだ複数の蟻溝21,22,23,24
と、その一対のブロツク状リテーナ14,15の
一方のヒータ・エレメント溝16およびその一対
のブロツク状リテーナ14,15の他方のヒー
タ・エレメント溝16に嵌め合わせられて、その
ヒータ・ハウジング11の空気通過口12に波形
に配置されたヒータ・エレメント25とより構成
されている。
そのヒータ・ハウジング11は、内側を空洞状
にして、空気通過口12を形成し、かつ、吸気マ
ニホルド(図示せず)に連結された吸気マニホル
ド側吸気管(図示せず)のフランジに一方の吸気
管接続端面を、エア・クリーナ(図示せず)に連
結されたエア・クリーナ側吸気管(図示せず)の
フランジに他方の吸気管接続端面をそれぞれ突き
合わせ、それらフランジ間に挟まれる略方形状に
形成されたもので、それぞれの角部分にはボルト
孔28,29,30,31が形成されている。
また、そのヒータ・ハウジング11の一方の吸
気管接続端面側で、その空気通過口12の互いに
向かい合つた部分、すなわち、上下部分には、一
対のストツパ壁13が、互いに向かい合わせられ
て、内側、すなわち、その空気通過口12内に伸
長されている。
さらに、そのヒータ・ハウジング11の両側部
分には、所定の位置において、すなわち、上下端
側の位置において、その空気通過口12側に開口
された蟻溝21,22,23,24が形成されて
いる。
そのように形成されたヒータ・ハウジング11
の内側上下の位置には、ブロツク状リテーナ1
4,15がそれぞれ配置されている。
すなわち、そのブロツク状リテーナ14,15
は、耐熱性の絶縁材料、例えば碍子、セラミツク
などよりなり、そのヒータ・ハウジング11の他
方の吸気管接続端面側から差し込み、そのストツ
パ壁13の内側面に接触し得るように構成された
もので、所定の位置において、その両端には、上
述した蟻溝21,22,23,24に嵌め込まれ
る蟻〓17,18,19,20がそれぞれ一体的
に形成されている。
また、そのリテーナ14,15の適宜の位置に
は、複数のヒータ・エレメント溝16が縦方向に
それぞれ形成されている。
勿論、そのヒータ・エレメント溝16は、その
リテーナ14,15のそれぞれの上下面のみなら
ず、一方の側面、すなわち、上述したストツパ壁
13の内側面と接触し得る側面にも開口されてい
る。
従つて、そのように形成されたリテーナ14,
15のヒータ・エレメント溝16には、ヒータ・
エレメント25が、一方の側面から容易に通され
る。
すなわち、そのヒータ・エレメント25をその
ヒータ・ハウジング11の内側にそのリテーナ1
4,15を介して波形に配置するには、先ず、そ
のヒータ・エレメント25の折り返し部分におい
て、そのヒータ・エレメント25の適宜の部分を
そのリテーナ14,15のヒータ・エレメント溝
16に嵌め合わせ、そのような状態で、そのリテ
ーナ14,15の蟻〓17,18,19,20を
そのヒータ・ハウジング11の蟻溝21,22,
23,24に嵌め込む。
そのようにしてリテーナ14,15の蟻〓1
7,18,19,20がそのヒータ・ハウジング
11の蟻溝21,22,23,24に嵌め込まれ
れば、そのリテーナ14,15の一方の側面は、
ストツパ壁13の内側面にそれぞれ接触し、従つ
て、そのリテーナ14,15の一方の側面におけ
るヒータ・エレメント溝16の開口は、そのスト
ツパ壁13によつて閉塞される。
勿論、そのヒータ・エレメント25の両端を引
つ張ることにより、そのヒータ・エレメント25
には、所定の引つ張り力をもつて、そのヒータ・
ハウジング11内に適正な状態で波形に配置さ
れ、さらに、そのヒータ・エレメント25の両端
は碍子32,33を介して、そのヒータ・ハウジ
ング11の内側にそれぞれ取り付けられる。
また、そのリテーナ14,15がそのヒータ・
ハウジング11の内側に僅かに移動し得るよう
に、上述した蟻溝21,22,23,24を、蟻
〓17,18,19,20よりも僅かに大きく形
成し、その蟻溝21,22,23,24と蟻〓1
7,18,19,20との間に板状のスプリング
(図示せず)を配置し、そのリテーナ14,15
がそのスプリングによつて外側に押し付けられる
ように構成すれば、ヒータ・エレメント25が発
熱するときの膨張によるたるみを防止することが
できる。
さらに、上述したリテーナ14,15は碍子、
セラミツクなどから成形されたものとして説明し
たが、鋳鉄、アルミ合金鋳物などから成形するも
のでも良く、その場合には、第3図に示されるよ
うに、ヒータ・エレメント溝16の内側部分を絶
縁材26,27によつて被うことが望ましい。
如上の構成になるこの考案によれば、波形ヒー
タ・エレメントの膨張および収縮が可能になり、
かつ、その波形ヒータ・エレメントの支持部分に
おける摩耗が防止され、耐久性が向上され、しか
も、その波形ヒータ・エレメントの取付けが容易
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る内燃機関に使用される
エア・インテーク・ヒータの具体例を示す正面
図、第2図はブロツク状リテーナの取付け状態を
示すヒータ・ハウジングの部分斜視図、および、
第3図はヒータ・エレメント溝に絶縁材を取り付
けた状態を示すヒータ・ハウジングの部分断面図
である。 11……ヒータ・ハウジング、12……空気通
過口、13……ストツパ壁、14,15……ブロ
ツク状リテーナ、16……ヒータ・エレメント
溝、17,18,19,20……蟻〓、21,2
2,23,24……蟻溝、25……ヒータ・エレ
メント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内燃機関の吸気管に設けられ、内側に空気通過
    口を有するヒータ・ハウジングと、 そのヒータ・ハウジングの一方の吸気管接続端
    面側で、その空気通過口の互いに向かい合つた部
    分に僅かに突出された一対のストツパ壁と、 そのストツパ壁に接するように、そのヒータ・
    ハウジングの他方の吸気管接続端面側からその空
    気通過口の互いに向かい合つた部分に配置され、
    かつ、適宜の位置に複数のヒータ・エレメント溝
    を備える一対のブロツク状リテーナと、 所定の位置において、そのヒータ・ハウジング
    およびリテーナの何れか一方に形成された複数の
    蟻〓と、 その蟻〓を嵌め込むように、所定の位置におい
    て、そのヒータ・ハウジングおよびリテーナの何
    れか他方に形成された複数の蟻溝と、 その一対のブロツク状リテーナの一方のヒー
    タ・エレメント溝およびその一対のブロツク状リ
    テーナの他方のヒータ・エレメント溝に嵌め合わ
    せられて、そのヒータ・ハウジングの空気通過口
    に波形に配置されるヒータ・エレメント とを含む内燃機関に使用されるエア・インテー
    ク・ヒータ。
JP17053580U 1980-11-28 1980-11-28 Expired JPS6220694Y2 (ja)

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JP17053580U JPS6220694Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

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JP17053580U JPS6220694Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS5792865U JPS5792865U (ja) 1982-06-08
JPS6220694Y2 true JPS6220694Y2 (ja) 1987-05-26

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ID=29528964

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JP17053580U Expired JPS6220694Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

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