JPS6220682B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6220682B2
JPS6220682B2 JP6502880A JP6502880A JPS6220682B2 JP S6220682 B2 JPS6220682 B2 JP S6220682B2 JP 6502880 A JP6502880 A JP 6502880A JP 6502880 A JP6502880 A JP 6502880A JP S6220682 B2 JPS6220682 B2 JP S6220682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
coil
prepreg
molded coil
molded
Prior art date
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Expired
Application number
JP6502880A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56160013A (en
Inventor
Mamoru Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS56160013A publication Critical patent/JPS56160013A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/06Insulation of windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はモールドコイルに関するもので、特
に機械的強度を高め、仕上げの美観を呈するよう
にしたモールドコイルの構成に関するものであ
る。
従来、変圧器あるいはリアクトルのような電気
機器に使用される電磁コイルには、機械的強度や
電気的信頼性を向上させるために、樹脂注形した
モールドコイルの使用される場合が多くあつた。
このような従来のモールドコイルとして10〜
2000KVA程度の変圧器に使用されるものの構造
は第1図及び第2図に示すようであつて、第1図
のものは、巻芯1のまわりに所定数の導体2を巻
き、導体には端子4,4を設けて所要の形状に形
成したコイルを注形用の金型(図示せず)に挿入
し、合成樹脂を注入した後、この合成樹脂を加熱
処理して熱硬化させ、注形樹脂3として、所要の
外被を構成したものである。したがつて端子4,
4は樹脂に埋込まれて埋込端子となつている。こ
こで巻芯1の長さとしては200〜1500mm程度であ
る。
しかし、このような第1図のモールドコイル
は、コイルと合成樹脂との熱膨張係数に差がある
ので、コイルコーナ部で樹脂にクラツクの発生す
る欠点があつた。
第2図に示すモールドコイルは、巻芯1と導体
2とからなるコイルを補強材が混入された半硬化
性の合成樹脂すなわちプリプレグ絶縁物5で成形
後、加熱硬化させて機械的強度の優れたモールド
コイルを得るようにしたものである。しかし、補
強材が外部から見えるので美観に欠けるため、塗
装などの表面処理を必要とする欠点があつた。
この発明は上記のような従来のモールドコイル
の欠点を除去するためになされたもので、機械的
強度と美観とを併せ持つたモールドコイルを提供
することを目的とし、コイルを補強材を有する半
硬化性樹脂で成形し、その外部を注形樹脂で成形
することによつて、機械的強度が向上し、美観を
有するようにしたモールドコイルを提供している
ものである。
以下に、図示する実施例に関してこの発明を説
明する。
この発明によるモールドコイルは第3図に示す
ように、コイル巻芯1に、所定回数導体2を巻回
してコイルを形成し、両端には埋込端子4が接続
されていることは従来と変らないが、導体を巻回
したコイル部分のみを樹脂で処理したプリプレグ
状絶縁物5で絶縁し、その外周に注形樹脂8を配
置している。
ここで、プリプレグ状絶縁物5の補強材として
はガラス、ポリアミド、ポリエステル等の絶縁シ
ートが、また合成樹脂としてはエポキシ、ポリエ
ステル等の樹脂がそれぞれ使用される。
従来このような方式が採用されながつたのは、
外周樹脂を注形する前のコイルの予備乾燥の段階
で、プリプレグ絶縁物が硬化してしまい、後から
注形した樹脂との接着が必ずしも良くなかつたこ
とと、プリプレグ絶縁物が予備乾燥段階で硬化し
た時、その外表面に気胞が発生し、これが電気的
弱点となるためであつた。
しかし、この気胞の発生とプリプレグ絶縁物の
硬化の問題は、予備乾燥方式を真空引きで行なう
こと、及び予備加熱時間を制限することによつて
解決できることが実験によつて明らかとなつた。
すなわち、第4図の真空度2mmtorrでの真空乾
燥の効果を示すグラフで明かなように、真空引き
のみによる予備乾燥によつて、要求tanδの値t
に対する真空引き時間hでプリプレグ絶縁物を硬
化させることなく十分に乾燥させることが可能で
ある。ここで、tanδ値tとしては2〜5%、真
空引き時間hとしては15〜20時間程度である。
また、第5図に示す接着強度対加熱時間特性の
グラフで明かなように、予備加熱時間をHに制限
することによつて注形樹脂とプリプレグ絶縁物の
接着強度Rを十分に実現できることがわかつた。
ここで予備加熱時間Hとしては3〜10時間、接着
強度Rとしては4〜6Kg/mm2程度である。
以上のように、この発明によれば、機械的強度
が大で、美観もすぐれたモールドコイルが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の注形型のモールドコイルを示す
部分断面図、第2図は従来のプリプレグ方式のモ
ールドコイルを示す第1図と同様の断面図、第3
図はこの発明によるモールドコイルを示す第1図
と同様の部分断面図、第4図は、真空乾燥の効果
を示すグラフ、第5図は接着強度一加熱時間特性
を示すグラフである。 1…巻芯、2…コイル導体、3…注形樹脂、4
…埋込端子、5…プリプレグ絶縁物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導体を巻回した電磁コイルを樹脂注形したモ
    ールドコイルにおいて、上記導体に巻回部分は絶
    縁物からなる補強材をあらかじめ樹脂で処理した
    プリプレグ状絶縁物を充填して絶縁し、上記導体
    巻回部分の外周部にはモールド成形により注形樹
    脂を配置して形成したことを特徴とするモールド
    コイル。
JP6502880A 1980-05-14 1980-05-14 Mold coil Granted JPS56160013A (en)

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JP6502880A JPS56160013A (en) 1980-05-14 1980-05-14 Mold coil

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Publication Number Publication Date
JPS56160013A JPS56160013A (en) 1981-12-09
JPS6220682B2 true JPS6220682B2 (ja) 1987-05-08

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JPS56160013A (en) 1981-12-09

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