JPS62202956A - 空気調和機のリモ−トコントロ−ラ制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スイッチにより入力された運転指令を空気
調和機の室内機に送信して制御する空気調和機のリモー
トコントローラ制御方法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来一般に用いられている空気調和機のリモートコント
ローラとしては第２図に示すようなものがある。第２図
において、１０はリモートコントローラ、ｌａは運転ス
イッチ、２ａは運転モードを暖房、送風、冷房に切り換
える運転切換スイッチ、３ａは設定温度を変更する温度
設定スイッチ、４ａは送風の強弱を切り換える送風切換
スイッチ、５ａはルーバの作動、停止を切り換えるルー
バスイッチ、６ａは通常運転と試運転を切り換える通常
試運転切換スイッチ、７は運転中に点燈する発光ダイオ
ード（以下ＬＥＤと称す）である。なお、ｌａ、２ａ、
３ａ、４ａ、５ａはユーザースイッチ、６ａはサービス
スイッチとなっている。

次に動作について説明する。空気調和ａ（図示されてい
ない）の停止中に運転スイッチｌａが押されると、リモ
ートコントローラ１０は室内機（図示されていない）に
現状態での各スイッチ２ａ〜６ａによって設定される運
転指令を送信するとともに、ＬＥＤ７を点燈させる。リ
モートコントローラ１０は空気調和機が運転中に各１桑
作スイッチ２ａ〜６ａの状態が変化した場合に、室内機
に運転指令を送信する。空気調和機が運転中に運転スイ
ッチｌａを押すと、リモートコントローラｌＯは室内機
に対し運転停止指令を送信するとともに、ＬＥＤ７を消
煙させる。また、運転スイッチ１ａ以外のスイッチ入力
を無効にする。次に、通常試運転切換スイッチ６ａは空
気調和機の利用者が通常の状態で空気調和機を使用する
時は“通常”に設定されており、上記各スイッチの設定
に従って空気調和機を運転することを許可する。通常試
運転切換スイッチ６ａが“試運転”に設定されると、空
気調和機の試運転を行うことができるようになる。

（発明が解決しようとする問題点〕 従来の空気調和機のリモートコントローラは、以上述べ
たようにサービススイッチがユーザースイッチはユーザ
ースイッチと同じ操作面に設けられているために、空気
調和機の利用者（以下ユーザーと称す）が誤ってサービ
ススイッチを操作する可能性がある。また、この誤操作
を防止するために、サービススイッチとしてユーザース
イッチとは異な・ったスイッチを使用したり、あるいは
特殊な器具を使用して操作するといった方法を用いると
、リモートコンＩ・ローラのすべてのスイ・ツチを共通
化することができず、またサービススイッチの操作性を
損ねるといった問題点があった。

この発明は上記ような問題点を解消するためになされた
もので、ユーザースイッチと同一のスイッチをサービス
スイッチに使用することができるとともに、ユーザーが
サービススイッチを誤操作する可能性を低くし、サービ
ススイイッチの操作性も損ねない空気調和機のリモート
コントローラを得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る空気調和機のリモートコントローラの制
御方法は、ユーザースイッチとサービススイッチに同一
のモーメンタリスイッチを使用し、ユーザースイッチは
一度の入力でその入力を有効とし、サービススイッチは
一度の入力でその入力を有効とするようにしたものであ
り、一度の入力でその入力を有効とする方法としてはあ
る一定の時間内に２回の入力がある場合に有効とする方
法もあるが、この発明では、連続した二回の入力があっ
た時にその入力を有効とするものである。

（作　用〕 この発明における空気調和機のリモートコントローラの
制御方法は、サービススイッチの入力を連続した２回の
入力で有効とすることにより、ユーザーが誤ってサービ
ススイッチを一度入力してもその後ユーザースイッチを
操作すれば先のサービススイッチの一度の入力は無効と
なり、ユーザースイッチによる入力のみが有効となる。

　このように、ユーザーが誤ってサービススイイッチを
操作した場合でも、もう一度同じサービススイッチを連
続して操作する必要が有るため、ユーザーの誤操作によ
ってサービススイッチが有効になる可能性が低くなると
ともに、サービススイッチにユーザースイッチと同様の
操作性を持たせることができる。

〔発明の実施例〕

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例による空気調和機のリモー
トコントローラの制御方法を説明するための操作パネル
であって、図において１０はリモートコントローラ、ｌ
ｂは運転スイッチであって、２ｂ＋　　２ｃ、２ａはそ
れぞれ運転モードを冷房。

送風、暖房に切り換える運転切換スイッチ、３ｂ。

３ｃは設定温度を調整するための温度設定スイッチ、４
ｂは送風の強弱を切り換える送風切り換えスイッチ、５
ｂはルーバの作動、停止の切り換えを行なうルーバスイ
ッチである。そして、スイッチｌｂ、　２ｂ、　２ｃ、
　２ｄ、　３ｂ、　３ｃ、　４ｂ。

５ｂはユーザースイッチとなっている。６ｂは試運転ス
イッチであって、このスイッチはサービススイッチとな
っている。そして、このサービススイッチは、リモート
コントローラ１０の内部に設けられているプログラム処
理等によって、連続した二回の入力があった時のみ有効
となる信号処理が行なわれている。２０は運転状態を示
す表示器である。そして、これらのすべてのスイッチは
同一のものを使用し、かつ同一操作面上に設けられて同
じように操作されるようになっている。

次に動作について説明する。運転スイ・ノチ１ｂは空気
調和機（図示されていない）の運転、停止にかかわりな
（有効で、停止中に一回運転スイッチ１ｂが入力される
と運転指令を発し、運転中に運転スイッチｌｂから１回
の入力があると運転停止指令を空気調和機の室内機に送
信する。空気調和機の運転中に運転切換スイッチ２ｂ、
２Ｃ，２ｄから一回の入力があると、各スイッチに定義
されたモードに運転モ二ドを変更する。ここで、温度設
定スイッチ３ｂから一回入力がある毎に設定温度を一定
温度だけ下げ、温度設定スイッチ３ｃから一回入力があ
る毎に設定温度を一定温度だけ上げる。また、送風切換
スイッチ４ｂから一回入力がある毎に送風の強風１弱風
の設定を交互に変更し、ルーバスイッチ５ｂから一回入
力がある毎にルーバの設定を作動と停止で交互に変更し
て室内機に変更された運転指令を送信し、それにともな
い表示器２０に表示された運転状態の内容を変更する。

試運転スイッチ６ｂは空気調和機の運転。

停止にかかわらず、二回連続した入力があれば有効とな
り、リモートコントローラ１０は試運転指令を室内機に
送信するとともに、表示器２０に試運転中であることを
表示する。例えばユーザーが誤って試運転スイッチ６ｂ
を操作したとしても、その入力は即時には有効とならず
、次にユーザースイッチの内のいずれかに有効な入力操
作を行なえば、試運転スイッチの一度の入力は無効とな
る。

試運転スイッチ６ｂからの入力が有効となるためには、
時間間隔に関係なく連続した２回の操作が必要である。

なお、上記実施例では、サービススイッチを試運転スイ
ッチのみとしたが、他の機能を持った複数のサービスス
イッチを有するリモートコントローラ及び他のデザイン
の操作パネルを持ったりモートコントローラであっても
上記実施例と同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によればユーザースイッチおよ
びサービススイッチに同一のスイッチを使用し、サービ
ススイッチの操作性を損ねることなく、二回の連続した
入力によってサービススイッチからの入力を有効とする
ことによって、ユーザーの誤操作を低減するとともに、
二回入力の検知に計時を必要としないため、リモートコ
ントローラの制御プログラムが筒略化される効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による空気調和機のリモー
トコントローラの制御方法を説明するための操作パネル
の正面図、第２図は従来の空気調和機のリモートコント
ローラを示す操作パネルの正面図である。 １ｂは運転スイッチ、２ｂ、２ｃ、２ｄは運転切換スイ
ッチ、３ｂ、３ｃは温度設定スイッチ、４ｂは送風切換
スイッチ、５ｂはルーバスイッチ、６ｂは運転スイッチ
、１０はリモートコントローラ、２０は表示器。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。 代理人　　大　岩　増　雄　（外２名）ｚＯ・・云示器 牙　２　ブ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 利用者が使用するユーザースイッチと空気調和機の保守
   、点検のために使用するサービススイッチとを有し、ユ
   ーザースイッチあるいはサービススイッチによって入力
   される運転指令を空気調和機の室内機に送信して空気調
   和機を制御する空気調和機のリモートコントローラにお
   いて、前記ユーザースイッチの入力は一度で有効とし、
   サービススイッチは連続して一度の入力がある場合のみ
   有効とするとともに一度のサービススイッチの入力の後
   に有効なユーザースイッチの入力があった場合にはその
   直前におけるサービススイッチの入力を無効とすること
   を特徴とする空気調和機のリモートコントローラ制御方
   法。