JPS62202657A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPS62202657A
JPS62202657A JP61044843A JP4484386A JPS62202657A JP S62202657 A JPS62202657 A JP S62202657A JP 61044843 A JP61044843 A JP 61044843A JP 4484386 A JP4484386 A JP 4484386A JP S62202657 A JPS62202657 A JP S62202657A
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JP61044843A
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Yasuo Ito
泰雄 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像読取装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の画像読取装置としては、例えば読取りに係る原稿
の1ラインにわたりて主走査方向に光学系およびセンサ
アレーを配列し、読取りに際しては原稿を固定して光学
系を副走査方向に走査しつつ、または光学系を固定して
原稿を副走査方向に移動させつつ、その過程で1ライン
毎に画像読取りを行うようにしたものがある。
このような装置にあっては、原稿または光学系を副走査
方向に移動させるためにパルスモータ等の駆動源を備え
、その光学系の副走査方向上の移動ないしは読取り位置
制御を、駆動源に供給するパルス信号の数で制御するよ
うにしている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、読取りの開始位置からの制御を単に、パルス
数のみで行うと、副走査方向に読取り位置の累積誤差が
生じ得るので、これを解消するために、従来の画像読取
装置では、1ライン毎の画像読出し開始同期信号の区間
内に納まる所定数のパルス信号を供給して副走査方向位
置制御を行うとともに、1回の画像読出し開始同期信号
発生後、所定数のパルスを供給した時点で、パルス発生
を禁止し、次回の画像読出し開始同期信号に同期させて
、パルス信号の発生タイミングを得るためのカウンタの
再設定およびパルス発生の許可処理を行なうようにして
いた。
従って、従来の画像読織製にでは、かかる処理を行うた
めの制御の手順が:a雑化するという問題点があった。
特に、読取り倍率を変更して縮小または拡大された読取
り画像を得る変倍読取りを行うことができる画像読取装
置においては、変倍読取り時に画像情報読出し同期信号
発生期間内に所定の整数パルスが納まるようにパルス周
波数を変更して副走査方向の位置制御を行うようにして
いるが、変倍率によっては画像情報読み出し同期信号期
間内に発生するパルス数に±1の変動が生じ得るので、
これにより生ずる誤差を補正するためのパルス信号に関
連した演算処理や制御処理が一層複雑となる。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、かかる従来の問題点を解決し、変倍読取り時
においても副走査方向の累積誤差を生じることなく、容
易かつ確実に光学系または原稿の読取り位置制御を行う
ことができるようにした画像読取装置を提供することを
目的とする。
そのため、本発明では、原稿または光学系を所定方向に
移動させつつ、原稿画像を1ライン毎に読取りを行う画
像読取装置において、1ライン毎に読取った画像の読出
しを開始させる信号を発生ずる手段と、読取り倍率に応
じて信号の発生数を設定され、当該設定数を計数する計
数手段と、設定数に対応したラインに関連して読取り倍
率に応じた移動速度で移動を行わせる信号を発生ずるた
めのカウンタとを具え、カウンタを計数手段により設定
数の計数がなされる毎にリセットするようにした。
[作用] すなわち、本発明によれば、画像情報の読出しを開始さ
せる信号を計数し、変倍率に対応して決定される計数値
毎に、光学系または原稿の所定方向の位苦決めを行うカ
ウンタがリセットされるので、所定方向の位置の累積誤
差を補正することができるとともに、パルス数の算出等
複雑な演算や制御の処理が不要となる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は、本発明に係る画像読取装置の一
構成例を示す。これら図において、lは画像読取装置全
体、2は原稿画像を読取る原稿画像読取装置、3は原稿
を原稿画像読取装置に対して第2図中B方向に搬送する
原稿送り装置(以下へ〇Fという)である。
原稿画像読取装置82において、24は読取りに係る原
稿面を照明する照明装置(ランプ) FLを有し、図中
A方向に移動可能な原稿照明ユニット(光学系)、25
は原稿面からの反射光の光路りを規制するための反射ミ
ラー、26は反射光を集束するためのレンズ、22は集
束された反射光を光電変換し、読取り信号を得るCCD
を原稿の主走査方向の1ラインに対応させてアレー状に
配列したフォトセンサ、23はそのCCD 22を駆動
するCCD ドライバである。21は各部を制御する制
御ユニット、27は読取りに係る原稿面を平坦に規制す
るためのプラテンガラスである。
また、八〇F3において、31は読取りに係る原稿を載
面するための原稿11i1i置台、32は読取りを終了
し、排出された原稿を積載するための原稿排出台である
本実施例においては、例えば!Plh4oを中心に原稿
画像読取装置2に対し、て八DF 3を回動可能となし
て、八〇F 3を図示の位置に位置づけることにより、
綴じ込みのないシート状の用紙原稿をADF 3内部の
モータを含む搬送機構によりB方向に搬送しながら画像
を読取るモード(以下シ一トスルーモードという)と、
ADF 3を図示の位置から回動させプラテンガラス2
7か開放される位置に位置づけることにより、プラテン
ガラス27上に書籍等綴じ込みのある原稿を置くことが
できるようにし、原稿照明ユニット24を含む光学系を
モータによりへ方向に移動させながら画像を読取るモー
ド(以下ブックモードという)との選択を可能とする。
なお、第2図において、PI、P2およびP3は、それ
ぞれ、原稿照明ユニット24の非読取り時の停止位置、
シートスルーモードでの読取り位置およびブックモード
での走査開始位置を示す。
第3図(八)は第1真におけるCCD ドライバおよび
制御ユニット21を含む本実施例の電気的構成の一例を
示す。CCD ドライバ23において、201はCCD
 22の出力を増幅する増幅器、202は当該増幅出力
の^/D変換を行うΔ/D変換器、203は読取りタイ
ミングを規制するために制御ユニット21から供給され
るタイミング信号に応じてCCD 22を駆動するCC
D駆動回路である。
制御ユニット21において、207はインタフェース回
路であり、ディジタルプリンタ、パーソナルコンピュー
タ電、本実施例に係る画像読取装置のポスト装置となる
外部装ffff、250との間でコントロール信号の受
容や画像信号の出力を行う。208は例えばマイクロコ
ンピュータ形態のCPuであり、第4図(A)〜(C)
に示す処理手順等を格納したll0M 208八および
作業用のRAM 208Bを有し、110M 208A
に格納された手順に従って各部の制御を行う。
204は地肌濃度検出回路であり、主走査方向(CCD
 22が配列された方向に対応した原稿の幅方向)lラ
イン毎の最大濃度値(最も明るい点)の検出を行う。2
05は画像信号の2値化を行う2値化であり、その2値
化のレベル(スライスレベル)は検出回路204の検出
値または外部装置250からの指定に応じてCPo 2
08が設定する。206はセレクタであり、CPU 2
08の指令に応じ、画像信号を多値化してインタフェー
ス回路209に送出する多値化モード、および2値化さ
れた画像信号をインタフェース回路209に供給する2
値化モードに切換え可能である。
210は例えば水晶発振器、209はCPU 208の
設定に応じて発振器210の出力を分周して動作の基準
となる各種タイミング信号を発生するタイミング信号発
生回路である。
211は副走査位置制御回路であり、モータ230(原
稿画像読取装置2内に配設され光学系の原稿照明ユニッ
トを副走査方向に移動させるためのモータ、またはAD
F3内に配設され原稿を搬送するためのモータ)の制御
を行う。なお本例にあってはモータ230としてステッ
ピングモータを用いる。
第3図(ロ)は本例の主要部に係る副走査方向位置制御
回路2−11の一構成例を示す。ここで、801はCP
U 208からのイネーブル信号CENBLの供給に応
じて動作可能となり、読出しクロック信号HCLにを計
数するカウンタ部である。602はデータバスロー圓S
を介し、読取りlラインにつき設定されているパルス周
波数に応じた値をCPo 208に設定されるラッチ回
路、603はその設定値とカウンタ部601の計数値と
を比較して一致したときに一致信号CMPを付勢する比
較器である。608は計数部であり、データバスD−1
1115を介して、変倍率に応じて決定される画像情報
読出し同期信号計数値を設定され、信号II S Y 
N Cをその設定値だけ計数したときにカウンタリセッ
ト信号(:RESETを発生する。この値としては、例
えば、変倍率80%のときにおいては80(%)710
0(%)−475の分子の“4゛が設定されるようにす
る。なお、等倍読取りの場合には、パルス周波数を適宜
設定してラッチ602に送出するとともに、計数部60
8には1”を設定すればよい。
カウンタ部601は、計数部608で生成されるカウン
タリセット信号CnESET、一致信号CMPおよびC
I’0208から供給さ、れるカウンタイニシャライズ
信号CINTによりリセットされる。
604はl一致信号CMPに応じてトグル動作を行うフ
リップフロップ、605はそのフリップフロップの発生
するクロックMPPULSEに応じてモータドライブ信
号を発生するモータドライブ信号発生回路である。これ
ら各部604および605も、イネーブル信号に応じて
能動状態とされる。
第4図(A)〜(C)は本実施例に係る画像読取り処理
手順の一例を示す。まず、外部装置より画素密度の指定
、2値モードと多値モードの指定、変倍率の指定等制御
データを受信すると、ステップS1にてこれら制御デー
タを例えばRAM 208Bの作業領域に展開する。
次に、ステップS3にて指定された画素密度、例えば4
00dpi、200dpiまたは100dpiの判別に
応じ、それぞれの画素密度に応じてタイミング信号発生
回路209に発生する各種タイミング信号の設定を行う
(ステップS5A、55B、55G)。次に、ステップ
S7にて、lラインの副走査方向への光学系の移動(ブ
ックモード時)または原稿の移動(シートスルーモード
時)を行わせるために生成する信号MPtlLSEの周
波数に対応した値、および変倍率に対応した値を、それ
ぞれ、ラッチ602および計数部608に設定するとと
もに、カウンタ部601に信号CINIを送出してその
初期化を行う。
ステップS9ては、外部装置250からの読取りモード
の指定内容が多値化モードであるか2値化モードである
かを判別する。2値化モードである場合にはセレクタ2
06にその旨の設定を行うとともに、ステップSilに
進んで、2値化モードでの設定内容の指示、すなわちス
ライスレベルの指定があるか否かの判定を行い、ここで
肯定判定の場合にはステップ513にて2値化回路20
5に当該指定されているスライスレベルを設定する。こ
の処理後、ならびにステップSllにて否定判定された
場合にはステップ515に進む。また、ステップS4で
多値化モートと判定された場合にはセレクタ206にそ
の旨の設定を行った後にステップ515に進む。
ステップ515では外部装置250から脱室り開始の指
令の有無を判定し、肯定判定された場合にはステップ5
17にてモード判定を行い、シートスルーモードでの読
取り処理またはブックモードでの読取り処理に分岐する
シートスルーモードでは、第4図(B)に示すように、
まずステップS51にて、照明ユニット24を含む光学
系がADF 3使用時の原稿読取り位置(第2図中破線
点)にあるかを、例えばその位置に配設した光学位置セ
ンサ(図示せず)によって確認し、22点への位置決め
を行う。本例においては、原稿照明ユニット24は当初
第2図中PI点に停止しているので、外部装置250か
らの原稿読取り開始指令により、シートモードでの原稿
読取り位置に向けて移動させ、光学位置センサにより2
2点に達したことが検出されたときに光学系を停止させ
る。
次いで、CPII 208はステップ5S3にてランプ
制御信号を出力してランプFLを点灯させると共に、ス
テップSS5にて八〇F3に原稿搬送指令を出力し、ま
た副走査方向位置制御回路211にイネーブル信号CE
NIILを送出することにより、モータ230の駆動を
開始させる。これにより、八DF:lの原稿載面台31
上に置かれた原稿は第2図中破線で示す経路に沿って矢
印B方向に搬送される。なお、変倍時における制御回路
211によるモータ駆動制御の態様は、第7図につき後
述する。本例においては、ADF3上の原稿搬送や光学
系の駆動に供されるモータ230にはステッピングモー
タを用いているので、モータ駆動するために副走査位置
制御回路211に供給するパルス信号の周波数を変える
ことで搬送や走査のスピードを可変とすることができる
また、原稿の先端がり−ダ2の原稿照明位置に達したか
否かは、八DF 3に原稿先端検知センサを配設するこ
とにより検出できる。
原稿が原稿照明位置に達するまでの間にも、CCD 2
2に結像された画像は後述のようにディジタル値に変換
されてインタフェース回路207に入力されるが、これ
は読取りに係る正規の画像でないので、CPl 208
はインタフェース回路207に制御信号を送出して画像
信号を出力しないようにする。
原稿が原稿照明位置に達すると、ステップSS7にてC
PU 208はインタフェース回路207に画像信号出
力可の制御信号を供給し、これによってが選択されてい
る画素密度や主走査方向の変倍率に関連して読取られた
画像信号が順次に外部装置250に送られる。
原稿後端が原稿照明位置を通過し終えたことが原稿先端
検知センサにて検出されたとき、原稿1頁分の画像読取
りが終了したと判断して(ステップ559)、CPo 
208はインタフェース回路207 に画像信号出力不
可の制御信号を与え、インタフェース回路207の画像
信号出力を停止させる。
また、インタフェース回路207を介して原稿読取り終
了信号を外部装置250に出力すると共に、八〇F 3
による原稿搬送を停止する(ステップ5511)。
この後、所定時間内に外部装置250より原稿読取り開
始指令が供給されない場合には(ステップ5513) 
、 CPo 208はステップ5515にてランプFL
を消灯させるとともに、ステップ5517にて原稿照明
ユニット24を初期位置Pi点まで移動させて動作を終
了する。
次に、ブックモードについて説明を行う。ブックモード
の場合、原稿はプラテンガラス27上に第2図中右端が
原稿先端となるように置かれている。また、光学系の原
稿照明ユニット24は第2図で右端が初期位置(23点
)となりシートモードのときと同様に23点付近に配設
した光学位置センサによりて位置を確認するようにする
さて、外部装置250より原稿読取り開始指令が人力さ
れるとCPo 208はまずステップSBIにてPI点
にある原稿照明ユニット24をブックモードでの初期位
置23点まで移動した後、ランプ制御信号を出力してス
テップS[13にてランプFLを点灯させる。この点灯
後、直ちに原稿読取りの走査を開始せず、ステップS8
4にてランプFしの光量が安定するまで例えば約300
〜500m5ec待機する。この間も、シートスルーモ
ード時と同様に、インタフェース回路207に画像信号
が人力されるが、CPo 208の制御信号により外部
装置250への出力がなされないようにする。
待機後には、ステップSB5にて制御回路211にイネ
ーブル信号CENBLを送出し、これにより原稿照明ユ
ニット24が第2図矢印AIの方向に走査を開始する。
このときのモータ駆動制御の態様については、第7図に
おいて述べる。ここで、原稿照明ユニット24の初期位
置P3からプラテンガラス27上にM、置される原稿の
先端を合せる位置までは約2〜3mmあり、この間にモ
ータによる光学系の走査速度を安定させるような制御を
行うことができる。
原稿照明ユニット24が原稿先端位置に到達したとき、
CPU208はインタフェース回路207を介して画像
信号出力可の制御信号を出力し、これにより、ステップ
SB7にて、画素密度や主走査方向の変倍率に関連して
読取られた画像信号が順次外部装誼250に送出される
走査に際し、光学系の走査長は、本例ではステッピング
モータを用いていることから、(:PU208がモータ
を駆動するためのパルス数によって一義的に決定できる
ので、CPU 208は必要なパルス数をモータに出力
した時点で1頁分の原稿読取り終了と判断する(ステッ
プ5B9)  。而して、ステップ5allにてランプ
FLの消灯、画像信号出力不可指令の送出、およびステ
ップ5B12にてモータ反転の制御を行うと共に、原稿
読取り終了信号を外部装置250に出力する。
この(:I’ll 208のモータ反転制御により、原
稿照明ユニット24を含む光学系は第2図の矢印式2方
向に進み、光学位置センサによって初期位置23点に達
したことが検出されたときにこれを停止させる。この光
学系が23点に戻るまでの間に外部装置250より次の
原稿読取り開始指令が供給されない場合には(ステップ
5813) 、ステップ5B17にて原稿照明ユニット
24を初期位置PI点まで移動させて動作を終了する。
次に、第5図を用いて、第4図(B)のステップ557
 または同図(C)のステップSB7に関連した画像読
取り時における第4図示の回路の動作を説明する。CC
Oドライバ23上の(:CD 22は、制御ユニッ1−
21のタイミング信号発生回路209によって生成され
る第5図示のタイミング信号φ1.φ2゜φRおよびφ
Sl+により、CCD駆動回路203を介して駆動され
る。CC[122が出力するアナログ量の画像信号は増
幅器201によって増幅され、この増幅信号VT(IE
O八がA/Dコンバータ202に人力される。へ/Dコ
ンバータ202ではタイミング信号発生回路209で生
成されたタイミング信号φADにより例えば6ビツトの
ディジタル信号VIDEODに変換され、この信号が制
御ユニットに供給される。
制御ユニット21では、このディジタル画像信号を先に
述べた2つのモード、すなわち2値化モードまたは多値
化モードのいずれかで外部装置250に出力する。この
2モードのいずれで出力するかは、外9部装置250か
らの指令に応じて定められ、CPO208がセレクタ2
06にモード選択の制御信号を出力する。
多値化モードにおいては、セレクタ206は1画素につ
き6ビツトの画像信号を例えば4ビツトとして受容し、
すなわち例えば上位4ビツトを抽出し、これをインター
フェース回路207に供給する。インターフェース回路
207では、多値化モードが選択されている場合、1画
素につき4ビツトの(A号を2画素分バッキングして、
すなわち8ビツトの信号として外部装置250に出力す
る。
一方、2値化モードでは、CPO208より設定された
スライスレベルに応じて、2値化回路205で6ビツト
の画像信号が1ビツトの信号に変換され、セレクタ20
6に供給される。ここで、前述のように、スライスレベ
ルは2通りの設定を可とする。
1つは、外部装置250が指定するものであり、この場
合には外部装置250によって指定されたスライスレベ
ルをそのままCPO208が2値化回路205に設定す
る(第4図(A)のステップ513)。他は、地肌濃度
検出回路204の検出出力に応じて定める3スライスレ
ベルである。本例では、ステップ557またはSO2の
処理に関連して、地肌濃度検出回路204で、画像主走
査方向1ライン毎の最大濃度値を検出し、これをCPO
208が取り込み、数ライン分検出値を平均した結果に
応じて定めたスライスレベルを2値化回路205に設定
する。これらのいずれかにより設定されたスライスレベ
ルで2値化された画像信号は、セレクタ206に人力さ
れ、これが選択されてインターフェース回路207に入
力される。インターフェース回路207では、2値モー
ドの場合、8画素分をまとめて8ビツトの信号とし、外
部装置250に出力する。
次に、本例における画素密度変更の態様について述べる
第6図(A)〜(C)は、主走査方向のイネーブル信号
HEとシステムクロックCLKおよびその拡大図とを示
す。同図(^)は例えば読取り画素密度を400dpi
とした場合(第4図(A)のステップ55A)を示し、
信号11Eの付勢期間が光学系走査子−夕の1ライン分
に対応しており、また、クロックCLにの周期はCCD
を駆動するためのタイミング信号φ1.φ2等と同じ周
期になっている。
同図(B)は200dpiとした場合(第4図(A)の
ステップS5[1)、すなわち、同図(八)のときの1
72の画素密度で読取りを行う場合を示し、IIE信号
を1ラインおきに付勢すると共に、CLに信号を同図(
八)の場合の1/2の周波数とする。すなわち、11ε
信号についてはCP 11208の制御により、その付
勢タイミングを副走査の2ラインに1回とする。なお、
画像信号は信号+1Eが付勢されないラインについても
得られるが、外部装置250にはIIE信号がアクティ
ブのときにのみ画像信号を出力するようにする。
一方、CLK信号については、 CPO208がタイミ
ング信号発生回路209を制御し、地肌濃度検出回路2
04 、 2値化回路205およびインターフェース回
路207に図示のCLK信号を供給することによって、
走査方向の2画素分に1回の割合で画像信号をインター
フェース回路207に出力する。従って、主走査方向、
副走査方向共に同図(A)の場合のl/2の画素密度の
画像信号が得られる。
同様に、同図(C)ではステップ55Cの設定により、
読取り時には(八)の場合の174の画素密度の画、像
信号が得られる。
第7図は副走査値M制御回路211における動作タイミ
ングであり、この図は変倍率80%でクロックMPUL
SHの1パルスに対し、副走査方向上の位置が1ライン
制御される場合を示している。前述のように、CPO2
08は第4図(A)のステップS7にてカウンタ部60
1を信号CINTにより初期状態に設定し、パルス周波
数に応じた値をデータバスD−Busを介してラッチ6
02に設定し、さらに変倍率に応じて決定される画像情
報読み出し同期信号に計数値を計数部608に設定しで
ある。この計数部608に設定される値は例えば変倍率
80%では°°4”である。
読取りを開始するときはイネーブル信号CENBLを付
勢し、カウンタ部601.モータドライブ信号発生回路
605およびフリップフロップ604を能動状態とする
。その後、カウンタ部601とラッチ602の値が比較
器603によって比較され、両者が一致したときに一致
信号CMPが能動となってカウンタ部601が初期化さ
れるので、フリップフロップ604がトグル動作を行な
うことになる。
その後、所定の画像情報読み出し同期信号+1sYNc
を計数部608が計数した時点(例えば4番目を計数し
た時点)で、その信号11SYNCに同期してカウンタ
部601の初期化信号CRFSFTを付勢し、それによ
り、カウンタ部601の初期化が行なわれる。以後同様
にして第7図に示すようにモータドライブ信号発生クロ
ックMPULSEが生成される。
このように、本例によれば、変倍読み取り時において、
変倍率に従って画像情報読み出し同期信号計数値を決定
し、その計数値に達するごとに画像情報読み出し同期信
号に同期して副走査方向位置制御パルス発生カウンタを
リセットするようにしたので副走査方向読み取り位置の
累積誤差を容易に解消することができるようになる。
なお、上述の実施例においては、シートスルーモードで
の読取りならびにブックモードでの読取りを可能とした
画像読取装置について述べたが、いずれか一方でのみ画
像読取りを行うことができる装置に対しても、本発明は
極めて容易かつ有効に適用できるのは勿論である。
また、実施例では、画素密度やモード指定等がホストと
しての外部装置250から与えられるようにしたが、そ
のような指定を行う手段を画像読取装置に一体に設けた
ものであってもよい。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、変倍読取り時に
おいても副走査方向の累積誤差を生じることなく、容易
かつ確実に光学系または原稿の読取り位置制御を行うこ
とができる画像読取装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ、本発明画像読取装置
の一実施例を示す斜視図および断面図、 第3図(A)および(B)は、それぞれ、実施例に係る
画像読取装置の電気的構成の一例およびその副走査方向
位置制御回路の構成の一例を示すブロック図、 第4図(八)ないしくC)は実施例に係る画像読取り手
順の一例を示すフローチャート、 第5図は第3図(八)におけるCCD ドライバ部の動
作を説明するためのタイミングチャート、第6図(A)
ないしくC)は画像密度に対応した画像読取り態様を説
明するだめのタイミングチャー第7図は第3図(ロ)に
示した副走査位置制御回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。 1・・・画像読取装置、 2・・・リーグ、 3・・・八〇F  、 21・・・制御ユニット、 22・・・CCD 。 23・・・CODユニット、 24・・・原稿照明ユニット、 25・・・反射ミラー、 26・・・レンズ、 27・・・プラテンガラス、 31・・・原稿載置台、 32・・・原稿排出台、 203・・・CCD駆動回路、 204・・・地肌濃度検出回路、 205・・・2値化回路、 206・・・セレクタ、 207・・・インタフェース回路、 208 ・CPU 。 209・・・タイミング信号発生回路、211・・・副
走査方向位置制御回路、601・・・カウンタ部、 602・・・ラッチ、 603・・・比較器、 604・・・フリップフロップ、 605・・・モータドライブ信号発生回路、608・・
・計数部、 CINI・・・カウンタイニシャライズ信号、+1SY
Nfl:・・・読取り開始同期信号、CRESET・・
・カウンタリセット信号、MI’ULSE・・・モータ
ドライブ信号発生クロック。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿または光学系を所定方向に移動させつつ、原稿画像
    を1ライン毎に読取りを行う画像読取装置において、前
    記1ライン毎に読取った画像の読出しを開始させる信号
    を発生する手段と、読取り倍率に応じて前記信号の発生
    数を設定され、当該設定数を計数する計数手段と、前記
    設定数に対応したラインに関連して前記読取り倍率に応
    じた移動速度で前記移動を行わせる信号を発生するため
    のカウンタとを具え、該カウンタを前記計数手段により
    前記設定数の計数がなされる毎にリセットするようにし
    たことを特徴とする画像読取装置。
JP61044843A 1986-02-28 1986-02-28 画像読取装置 Pending JPS62202657A (ja)

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JP61044843A JPS62202657A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 画像読取装置

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