JPS62202004A - 耐久性良好な細線 - Google Patents
耐久性良好な細線Info
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- JPS62202004A JPS62202004A JP4403886A JP4403886A JPS62202004A JP S62202004 A JPS62202004 A JP S62202004A JP 4403886 A JP4403886 A JP 4403886A JP 4403886 A JP4403886 A JP 4403886A JP S62202004 A JPS62202004 A JP S62202004A
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- wire
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- Pending
Links
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
ワイヤ・ドツト型プリンタの印字用ワイヤの如き細線に
関し、その耐久寿命の有利な延伸を目指した開発研究の
成果をここに提案する。
関し、その耐久寿命の有利な延伸を目指した開発研究の
成果をここに提案する。
（従来の技術）
ワイド・ドツト型プリンタ用ドツトビンの素材としては
従来、ピアノ線のほか、タングステン線及び超硬合金線
ざらにはこれらと同じく粉末冶金の手法に従う焼結ビレ
ットに鍛造圧延と線引き加工を順次に施して得られる高
速鋼線（以下粉末ハイス線と記す）などが使用されて来
た。
従来、ピアノ線のほか、タングステン線及び超硬合金線
ざらにはこれらと同じく粉末冶金の手法に従う焼結ビレ
ットに鍛造圧延と線引き加工を順次に施して得られる高
速鋼線（以下粉末ハイス線と記す）などが使用されて来
た。
しかしワイヤとしての加工性、耐久寿命性、価格などの
点からそれぞれ一長一短があり、総合的評価としては、
決定材に欠けている。
点からそれぞれ一長一短があり、総合的評価としては、
決定材に欠けている。
例えば超硬合金線を素材とするものは上記４種類の中で
最も耐久寿命が長いが、比重が重いため高速印字の趨勢
に対応し難く、また価格も高価である。一方ピアノ線、
タングステン線は、価格的に安価であるが耐久寿命が短
くメンテナンスの上から、ごく一部での使用に限られて
いる。
最も耐久寿命が長いが、比重が重いため高速印字の趨勢
に対応し難く、また価格も高価である。一方ピアノ線、
タングステン線は、価格的に安価であるが耐久寿命が短
くメンテナンスの上から、ごく一部での使用に限られて
いる。
比較的総合特性に優れている粉末ハイス線は、近年来の
主流になりつつあるが、さらに耐久寿命の向上が強く望
まれている。
主流になりつつあるが、さらに耐久寿命の向上が強く望
まれている。
（発明が解決しようとする問題点）
このような粉末ハイス線の特徴を生かしながら、さらに
その耐久寿命向上の要請を満たし得る、高耐久性性印字
用ワイヤを与えることがこの発明の目的である。
その耐久寿命向上の要請を満たし得る、高耐久性性印字
用ワイヤを与えることがこの発明の目的である。
（問題点を解決するための手段）
この発明は粉末冶金法による高速度鋼細線を素材とする
ワイヤ・ドツト型プリンター用ワイヤにして、ワーク端
部に浸窒深さ１５〜３０μｍの外周窒化層を有すること
を特徴とするワイヤドツト型プリンターの高耐久性印字
用ワイヤである。ここに高速度鋼細線つまり粉末ハイス
線は、Ｃ：０．５〜１．５ｗｔ％、 Ｓｉ ： ０
．２〜０．５ｗｔ％、Ｍｎ：０，２〜ｏ、ｓｗｔ％、
Ｃｒ ： ３〜１０ｗｔ％、Ｗ：３〜１０ｖｔ％。
ワイヤ・ドツト型プリンター用ワイヤにして、ワーク端
部に浸窒深さ１５〜３０μｍの外周窒化層を有すること
を特徴とするワイヤドツト型プリンターの高耐久性印字
用ワイヤである。ここに高速度鋼細線つまり粉末ハイス
線は、Ｃ：０．５〜１．５ｗｔ％、 Ｓｉ ： ０
．２〜０．５ｗｔ％、Ｍｎ：０，２〜ｏ、ｓｗｔ％、
Ｃｒ ： ３〜１０ｗｔ％、Ｗ：３〜１０ｖｔ％。
ＭＯ： ３〜１０ｗｔ％、■＝１〜５ｗｔ％、 Ｃｏ
： １０ｗｔ％以下を含有し、残部はＦｅおよび不可避
的不純物の組成になり線径０．２〜０．５１１１Ｉｌφ
のものが一般的であり、上記組成の合金溶湯を精錬した
のち、通常アトマイズ法により合金粉末をつくり、これ
を軟鋼製の缶内に装填し、脱気封止するキャンニングを
経て、溶製材の場合と同様に鍛造圧延し、ついで冷間線
引き加工を、中間焼鈍処理とともにくり返し所定の細線
とする。
： １０ｗｔ％以下を含有し、残部はＦｅおよび不可避
的不純物の組成になり線径０．２〜０．５１１１Ｉｌφ
のものが一般的であり、上記組成の合金溶湯を精錬した
のち、通常アトマイズ法により合金粉末をつくり、これ
を軟鋼製の缶内に装填し、脱気封止するキャンニングを
経て、溶製材の場合と同様に鍛造圧延し、ついで冷間線
引き加工を、中間焼鈍処理とともにくり返し所定の細線
とする。
窒化処理についてはガス軟窒化やイオン窒化の手法によ
ることができるがその深さは、時間と温度に依存し、製
品には４０１長さに対して０．２ｍｍ以下の真直度を必
要とすることか゛らワーク端部に浸窒深さが１５〜３０
μｍの外周窒化層を形成させなければならず、この端部
外周窒化層はワーク端から３ｍｍないし１０ＩＩＩＩ１
１にわたる間に止めることが、窒化条件の及ぼす、曲が
り、耐候性、耐摩耗ドラｌ−数の面で望ましい。
ることができるがその深さは、時間と温度に依存し、製
品には４０１長さに対して０．２ｍｍ以下の真直度を必
要とすることか゛らワーク端部に浸窒深さが１５〜３０
μｍの外周窒化層を形成させなければならず、この端部
外周窒化層はワーク端から３ｍｍないし１０ＩＩＩＩ１
１にわたる間に止めることが、窒化条件の及ぼす、曲が
り、耐候性、耐摩耗ドラｌ−数の面で望ましい。
（作 用）
０．３１ＩＩｌφＸ ４０１１１１１１βの粉末ハイス
線についてそのワーク先端から長さで７１Ｉｌｆｆｉま
での外周表面窒化を施し種々試験を行った。この窒化処
理は、ガス比（容量％比）で５ＯＮ Ｈ３： ４５Ｎ
２ ： ５ＣＯ２の雰囲気にて、所定の温度で処理し
、その際残留アンモニアを３５％以上に管理し雰囲気圧
力は１ ｔｏｒｒ（大気圧）とした。結果を表１に示す
。
線についてそのワーク先端から長さで７１Ｉｌｆｆｉま
での外周表面窒化を施し種々試験を行った。この窒化処
理は、ガス比（容量％比）で５ＯＮ Ｈ３： ４５Ｎ
２ ： ５ＣＯ２の雰囲気にて、所定の温度で処理し
、その際残留アンモニアを３５％以上に管理し雰囲気圧
力は１ ｔｏｒｒ（大気圧）とした。結果を表１に示す
。
なお表１に併記した耐候性試験は５％ＨＣβ＋５％食塩
水中に５０℃で５時間浸漬し発銹の有無を判断した。
水中に５０℃で５時間浸漬し発銹の有無を判断した。
表１
この実験によると、曲り、耐摩耗性を同時に満足させる
為には５００〜ｂ が要求を満足させ得ることがわかる。
為には５００〜ｂ が要求を満足させ得ることがわかる。
つまり浸窒深さが１５μｍに満たないと、窒化をしない
時と比べて耐摩耗ドツト数の改善に実効がもたらされず
、一方３０μｍを超えると曲がりや折損による耐久性劣
化を来し、１５〜３０μｍの節回で、とくに有用である
。
時と比べて耐摩耗ドツト数の改善に実効がもたらされず
、一方３０μｍを超えると曲がりや折損による耐久性劣
化を来し、１５〜３０μｍの節回で、とくに有用である
。
（実施例）
Ｃ：１，３％、 Ｑｒ ： ４，０％、 Ｍｏ ：
５．０％、Ｗ：６．５％、Ｖ：３．０％、 Ｃｏ Ｃ
８，５％、Ｆｅ残部よりなる粉末ハイス製の０．釦ｍφ
Ｘ ４０１ｍβワイヤに焼入れ、焼戻しを施し、比較ワ
イヤとした。
５．０％、Ｗ：６．５％、Ｖ：３．０％、 Ｃｏ Ｃ
８，５％、Ｆｅ残部よりなる粉末ハイス製の０．釦ｍφ
Ｘ ４０１ｍβワイヤに焼入れ、焼戻しを施し、比較ワ
イヤとした。
この焼入れ焼戻しののち、５２０℃×２時間の窒化処理
をワーク先端から７ｍｍにわたって施した試料ワイヤを
作製した。
をワーク先端から７ｍｍにわたって施した試料ワイヤを
作製した。
上記２種類のワイヤのほか従来の超硬合金線によるもの
を比較ワイヤに加えてワイヤ、ドツト型プリンターに組
込み、耐摩耗テストを行った。結粉末ハイス線は比重が
小さく、かつじん性、硬度のバランスがとれている為に
従来からワイヤ・ドツト型プリンター用ワイヤ素材の主
流になっていたのに対し、この特色を生かしたまま、耐
久寿命の向上が望まれていた要請に対し、この発明に従
いワーク端部３〜１０ｍｍの外周表面に浸窒深さ１５〜
３０μｍの窒化層を形成することにより、印字作動時に
受ける曲げ応力を窒化のされていない部分で受けるよう
にしてドツトワイヤ自身に要求されるしん性が損われろ
うれいなしに印字部の窒化層により超硬合金線によるも
のと匹敵する耐摩耗性ドツト数寿命を得ることができる
。
を比較ワイヤに加えてワイヤ、ドツト型プリンターに組
込み、耐摩耗テストを行った。結粉末ハイス線は比重が
小さく、かつじん性、硬度のバランスがとれている為に
従来からワイヤ・ドツト型プリンター用ワイヤ素材の主
流になっていたのに対し、この特色を生かしたまま、耐
久寿命の向上が望まれていた要請に対し、この発明に従
いワーク端部３〜１０ｍｍの外周表面に浸窒深さ１５〜
３０μｍの窒化層を形成することにより、印字作動時に
受ける曲げ応力を窒化のされていない部分で受けるよう
にしてドツトワイヤ自身に要求されるしん性が損われろ
うれいなしに印字部の窒化層により超硬合金線によるも
のと匹敵する耐摩耗性ドツト数寿命を得ることができる
。
（発明の効果）
かくして、この発明によれば粉末ハイス線に特有な高い
しん性を維持しながら、ワイヤドツト型プリンタに要求
される小比重の下で高速印字に適合しつつ窒化処理によ
る耐久性の著しい向上を達成し、また従来高寿命の超硬
合金と同等の耐久性においてより低廉なため顧客のニー
ズにも適うものである。
しん性を維持しながら、ワイヤドツト型プリンタに要求
される小比重の下で高速印字に適合しつつ窒化処理によ
る耐久性の著しい向上を達成し、また従来高寿命の超硬
合金と同等の耐久性においてより低廉なため顧客のニー
ズにも適うものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、粉末冶金法による高速度鋼細線を素材とする細線に
して、 ワーク端部に浸窒深さ１５〜３０μｍの外周窒化層を有
することを特徴とする耐久性良好な細線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4403886A JPS62202004A (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 耐久性良好な細線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4403886A JPS62202004A (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 耐久性良好な細線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62202004A true JPS62202004A (ja) | 1987-09-05 |
Family
ID=12680454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4403886A Pending JPS62202004A (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 耐久性良好な細線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62202004A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009118567A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 配電盤 |
-
1986
- 1986-03-03 JP JP4403886A patent/JPS62202004A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009118567A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 配電盤 |
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