JPS62201577A - β−アミラ−ゼ酵素 - Google Patents

β−アミラ−ゼ酵素

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JPS62201577A
JPS62201577A JP62034706A JP3470687A JPS62201577A JP S62201577 A JPS62201577 A JP S62201577A JP 62034706 A JP62034706 A JP 62034706A JP 3470687 A JP3470687 A JP 3470687A JP S62201577 A JPS62201577 A JP S62201577A
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amylase
enzyme
maltose
bacillus
producing
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JP62034706A
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ヘレ オウトルプ
バリエ エドムンド ノーマン
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Novo Industri AS
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    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/24Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2)
    • C12N9/2402Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2) hydrolysing O- and S- glycosyl compounds (3.2.1)
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    • C12N9/2411Amylases
    • C12N9/2425Beta-amylase (3.2.1.2)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/22Preparation of compounds containing saccharide radicals produced by the action of a beta-amylase, e.g. maltose
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  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なβ−アミラーゼ酵素製品、その調製方法
、該β−アミラーゼ並びに他の酵素を含有する組成物、
並びにハイマルトースシロップの製造におけるβ−アミ
ラーゼ又は該組成物の使用に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕β−
アミラーゼは、アミロース、アミロペクチン及び関連グ
ルコースポリマーにおける1、4−α−グルコシド結合
の加水分解を触媒するエキソ作用マルトース産生アミラ
ーゼに対し伝統的に与えられている名称である。マルト
ース単位は、分子が分解するまで、あるいはアミロペク
チンの場合には分枝点に達するまで、段階的に非還元末
端から連続的に分解される。分解されたマルトースは、
βアノマー配置を有し従ってβ−アミラーゼの名称を有
する。
β形のマルトースは、水溶液中自然発生的に異性化しα
−もしくはβ−形の混合物となるであろう。アミロペク
チン又は部分分解アミロペクチンとβ−アミラーゼとの
長時間反応により、β−リミットデキシトリンが形成し
、このβ−デキシトリンは、β−アミラーゼにより更に
加水分解を受けにくい物質である。
β−アミラーゼは、製菓、製パン及び醸造工業において
用いるシロップ含有のマルトースを生産する為に用いる
ことが出来る。
ハイマルトースシロップの製造において、β−アミラー
ゼは、β−リミットデキシトリン内の1.6−α−グル
コシド結合を加水分解することによる生成物中のマルト
ース含量を増加する為枝切り酵素と共に通常用いられる
β−アミラーゼは、種々の植物及び微生物から単離され
てきている(W、M、フォーゲルティ及びC,T、ケレ
イ、Progress in IndustrialM
icrobiologV、15巻、112〜115頁、
1979)。
これ等のβ−アミラーゼは、最適温度を40℃〜65℃
の範囲内に更に最適p)Iを4.5〜7の範囲内に有す
る。
枝切り酵素は、大抵最適pHを3.5〜6の範囲内に有
し、従って酸性溶液中でより活性である。β−アミラー
ゼを枝切り酵素と組み合わせて用いる場合、選択される
酵素又は連続的に用いられている酵素の各々の最適pH
0間にあるのが通常である。
水溶液中の澱粉をβ−アミラーゼにより加水分解するマ
ルトースの製造におけるプロセスにおいて、老化を抑制
しかつ微生物感染を避ける為60℃で又はそれ以上の温
度を用いるのが好都合である。
植物源β−アミラーゼは更に以下の欠点を有する。即ち
それ等の製造には多量の原料物質並びに抽出及び処理に
対し多大なエネルギーを必要とする。一方微生物源β−
アミラーゼは比較的低コストで大規模スケールで製造さ
れ得る。
マルトース酸性アミラーゼが、1984年3月3日に出
願された米国特許出1111591,460に開示され
ており、こ\におけるアミラーゼは60〜65℃の範囲
内の温度で用いるのに十分熱安定性である。しかし、こ
の酵素は最適pHをpH4,5〜5.5に有する。
更に、該米国特許出願による酵素は、マルトトリオース
を加水分解し、これはグルコースの生産をもたらす。
ハイマルトースシロップにおいて、グルコースの存在は
避けねばならないことであり、更に該マルトース酸性ア
ミラーゼを使用すると、相当のレベルで製造されたグル
コースをその後除去する必要がある。
従って、次に述べる如く有効な微生物源β−アミラーゼ
調製品に対する要求が存在する;即ち該アミラーゼ調製
品は、経済的方法で澱粉を加水分解する為に必要な長期
間に亘って60〜70℃で用いる為に十分に熱安定性で
あり、更に最適条件のもとでβ−アミラーゼ及び枝切り
酵素により澱粉を同時に加水分解する為にpH5以下の
値で十分に安定であり、更にハイマルトースシロップの
製造ニおいては、時としてその後シロップから分離しな
ければならない過剰量のグルコースを生産しないような
ものである。
〔問題点を解決する為の手段、作用及び発明の効果〕
本発明の目的は、高温安定性、5未満のpHでの最適p
l(値を有し更に最少量のグルコースを生産する新規な
微生物源β−アミラーゼを提供することにある。
本発明は、このような特性を有する新規な微生物源細胞
外β−アミラーゼ(21−51β−アミラーゼ)が新規
に単離されたバシラス(Bacillus)菌株NCI
B 11608から生産されるという知見に基づいてい
る。
本発明並びに以下に述べる記載のよりよき理解の為、添
付の図面を参照され度い: 第1図は温度に対するマルトース酸性酵素の相対活性を
プロットしたものであり、更に第2図はpl+に対する
相対活性をプロットしたものである。
第一の面によれば、本発明は、下記の特性を有する新規
な熱安定性β−アミラーゼを含んでなるβ−アミラーゼ
酵素製品を提供する: a) 該β−アミラーゼは、寄託番号NCIB 116
08をもって寄託されたバシラス(Bacillus)
菌株を適当な栄養培地中で培養することによって得るこ
とが出来る。
b) 8亥β−アミラーゼは、バシラス(Bacill
us)菌株NCIB 11608から誘導されたβ−ア
ミラーゼの酵素化学的性質を示し、 c)  pH4,5でアセテート緩衝液(0,1M)中
30分の反応時間で測定してその最適活性が約70℃で
あり、 d) その最適pHがマキールバイネ(Mcllvai
ne) II衝液中約60℃で測定し30分の反応時間
でpH4〜5の範囲内にある。
第二の面によれば、本発明は上記熱安定性β−アミラー
ゼ酵素製品の製造方法を提供するものであり、この方法
は、上記バシラス■匹u且u菌株NC4B 1160B
又は該酵素生産生のその変異株もしくは突然変異株を炭
素源及び窒素源を含有する適当な栄養培地中で培養し、
所望によりβ−アミラーゼ酵素製品を回収することを含
んでなる。
更に本発明の別の面によれば、本発明は澱粉を水性培地
中新規なβ−アミラーゼ酵素製品で処理し、高純度のマ
ルトースシロップを製造する方法を提供する。
試験の結果、新規なβ−アミラーゼ酵素製品はマルトー
ス及びハイマルトースシロップの製造に適していること
が判明した。該製品は、低吸湿性、低粘度、良好な熱安
定性及び軽く、甘すぎない味のマルトースの故に、菓子
等の製造に特に重要である。
マルトースシロップを製造する工業的プロセスは、マル
トース生産酵素及び所望により、アミロペクチンの1,
6−分枝点を分解する酵素、例えばプルラナーゼ又はイ
ソアミラーゼを用いて澱粉を液化し次いで糖化すること
を含んでなる。
更に別の面において、本発明は、新規なβ−アミラーゼ
製品と少なくとも一種の枝切り酵素との組み合わせから
なる活性酵素組成物を提供する。
他の別の面によれば、本発明は高純度マル)−スシロソ
ブの製造方法を提供するものであり、こ\において澱粉
は本発明の新規な活性酵素組成物で処理される。
新規酵素組成物を用いることにより、最適pH条件下で
澱粉の上記糖化を行うことが可能であり、これによりマ
ルトースの収率が増加し更に添加される酵素の量を減少
することが出来る。
21−51β−アミラーゼは、アミロペクチン、グリコ
ーゲン、及びアミロースを加水分解し、β−マルトース
のみを放出する。
分技多Ii類、例えばアミロペクチン及び部分氷解アミ
ロペクチンから、21−51β−アミラーゼはβ−リミ
ットデキ゛シトリンを生ぜしめ、これはグルコアミラー
ゼ、イソアミラーゼ、プルラナーゼ等により加水分解さ
れ得る。
21−51マルトース酸性アミラーゼは、次の点におい
て他のハシラスβ−アミラーゼと異なる;1、該アミラ
ーゼは70℃の緩衝液中で安定であり、 2、該アミラーゼは4.0〜5.0のpH範囲内で安定
である。このことはイソアミラーゼ及びプルラナーゼの
如き枝切り酵素と共に使用出来ることを意味する。
3、 グルコースが最少量で僅かに生産される。
本発明に係るβ−アミラーゼ生産能微生物は、以下の如
く調製された寒天基質上で増殖する為のその能力により
選択されるニ ドリプトン(10g)、アミロペクチン(CPCスノー
フレーク10g)、バタトアーガー(40g )、及び
脱イオン水(1000mj2 )を以下の組成を有する
塩溶液の当世と55℃で無菌的に混合する=(NH4)
zsOa   : o、o4TfL量%MgSO417
HzO: 0.1重量%CaC1z     : 0.
05重量%KH2PO,70,6ffi景% 塩溶液のpHは、ION硫酸で3.0に調節する。
単離した微生物は、1983年3月15日にナショナル
 コレクション オブ インダストリイ バクテリア(
NCIB) ()リイリサーチスティション、アバディ
ーン、スコツトランド)に寄託され、寄託番号NGIB
 11608が付与されている。1977年ブタペスト
条約のもとて国際寄託当局となったNCIBは、該条約
の規則9及び11に従ってそれぞれ寄託の実施及びそれ
に対する報酬に対する分譲の業務を行う。
分類学 形態学 直径0.6〜0.8μmを有する棒状細菌胞子は卵形な
いし円゛筒形であり、中央から末端に存在し更に胞子嚢
の膨潤を引き起こさない。
生止ヱ反庭 グラム カラー        + 嫌気性増殖          − カタローゼ          + vp反応           − 硝酸塩の還元         十 しシチナーゼ         − 3.5%NaC1中での増殖    −澱粉の加水分解
        十 カゼインの加水分解   僅かに+ グルコースからの酸の生産   十 アラビノースからの酸の生産  − キシロースからの酸の生産   − マニトールからの酸の生産   十 シトレートの利用        − プロピオナートの利用     −及び50℃での増殖
        −。
バシラスNCl311608は、pusを超える通常用
いられる培地上増殖しない。この細菌に対する最適増殖
条件は、pH4,8〜5.8であり30〜37℃の温度
である。
細菌の増殖の為の最高温度は45℃である。
上記試験において、等量の1%トリプトン及びBA−1
塩を有する標準培地が用いられた。
BA−1塩は次の組成を含んでなる: (NH*) zsOa    0.04%Mg5On 
 ・7HzOO,1% CaC1z  ・28zOO,05% KH□po40.6% オートクレイプ処理する前にpHを、IONの硫酸で3
.0に調節する。  ′ 予め混合したトリプトン塩基培地のpHは4.8〜5.
2である。
全ての上記生化学的反応及び増殖試験は、1%の酵母エ
キスを添加しであるいは添加せず該基質上で行った。
NGIB 11608の増殖の為の標準増殖培地は0.
5%のアミロペクチンを含有し、酵母エキスは含有して
いない。NCl31160Bの植物細胞は、しばしば気
泡を含有しており、これは接触型顕微鏡において屈折性
の球状として現われ、更にこれは細胞をサフラニン型の
メチレンブルーで僅かに染色した場合着色されない。
形態学的及び生化学的性質は、バシラスメガテリウムμ
迫1土1us m邦立堕二匡り−を特徴づけるその特性
に非常によく似ているが、β−アミラーゼの特性は、B
、メガテリウムB、 me aterium) β−ア
ミラーゼに対しこれまで記載されていたものとははるか
に異なっている。
酵素活性の決定 1β−アミラーゼ単位(βU)を、標準条件(温度60
℃、pH4,5及び反応時間30分)のもとで、毎分1
μmolのマルトースに対応する還元糖を生産する酵素
の量と定義する。
0.1Mのアセテート緩衝液に溶解した0、5rrlの
2%澱粉を、1m1当り0.5〜2βUを含有する脱イ
オン水に溶解した酵素100μlでインキュベートする
。反応を、0.5Nの水酸化ナトリウム0.3rrlを
添加し30分後停止し、次いで混合物を脱イオン水でl
:10の割合に希釈する。
次いで還元糖の量を、ソモギイ法(ソモギイ:J、 B
iol、 Cheap、 153.375〜80頁(1
944))に従って測定する。
酵素の調製 本発明のβ−アミラーゼ生産能を有するバシラス(Ba
cillus)菌株を、適当な発酵培地中嫌気的条件下
でその培養前に固体基質上で通常増殖させる。
双方の培地は、無機塩の他に炭素及び窒素の同化性源並
びに所望により増殖促進栄養源、例えば酵母エキスを含
有する。発酵は典型的には30℃〜37℃でかつpH5
〜6で行われ、更に好ましくは自動的手段によりはソ゛
一定状態に保たれる。酵素が培地中に排出される。
精製した発酵プロスは、例えば濾過法により他の固体と
共に細菌細胞及びそれ等の破片を分離してそれ等を含有
しないものとすることが出来る。
酵素を含有する上澄みは、更に例えば濾過法又は遠心分
離により澄明化出来更に必要により、例えば限外濾過法
によりあるいは又減圧上蒸発器内で濃縮し濃縮物を得る
ことが出来これは所望により例えば凍結乾燥法又はスプ
レィ乾燥法により乾燥乾固出来る。
酵素の精製 本発明のマルトース産生アミラーゼは、以下の如く連続
的発酵培養プロスから精製出来る=250リットルの培
養プロスを、濾過し次いで濾液を限外濾過し、菌類濾過
し、次いで凍結乾燥する。
粉末を15mMのアセテート緩衝液、pH5,0に溶解
し次いで伝導率が約1mSとなるまで、15mMのアセ
テート緩衝液(ρ)15.0)に対し透析する。次いで
透析物を、同緩衝液で既に平衡化したカチオン交換CM
−セファロースC1−6Bに通用する。アミラーゼをカ
ラムに通過させるが、60%の残存蛋白がイオン交換剤
により保持される。
カラムからの溶出液のpHを、酢酸で4.0に調節し次
いで引き続き溶出液を、15mMのアセテート緩衝液(
pl+ 4.0 ’)で平衡化したCM−セファロース
C1−6Bカラムに適用する。次いで酵素を、イオン強
度を増加させながら9N4.0のアセテート緩衝液で溶
出させる。溶出液の酵素活性は、対称ピークの蛋白含量
をもたらす。
酵素化学的性質 本発明のβ−アミラーゼの作用に関するpH及び温度依
存性を、pH及び温度を予め定めた値に調節した反応混
合物を用い上記方法により測定した。
添付図面を参照され度い。
第1図は、温度に対しプロットした相対活性を示すグラ
フである(基質2%可溶性澱粉、pni、s(0,1M
アセテート)、反応時間30分):第2図はpHに対し
プロットした相対活性を示すグラフである(温度60℃
、基質2%可溶性澱粉、反応時間30分、ミクルヴアイ
ン緩衝液)。
添付図面から示されるように、21−51β−アミラー
ゼは、pH4,5で約70℃の最適活性を有し更にその
最適pH値は、4.0〜5.0の範囲内にある。
最大活性の60%以上が未だ80℃で見い出される。
〔実施例) 例1 バシラスsp、21 51、寄託番号NCIB 116
08由来のβ−アミラーゼの調製 接種物 21−51培養菌を、次の寒天上で2日間37℃で増殖
させた: 以下の組成(0,04重景%f7)(NH4)zsOa
 、0.1重量% ノMgSO44HzO,0,05重
量%のCaC12及び0.6重量%のXll□P04)
からなる塩溶液(塩の溶液のpHはION IIZsO
4で3.0に調整した)の当量と混合した10gのトリ
プトン、10gのアミロペクチン(CPCスノーフレー
ク)、40gのバクトアーガー及び1000 m It
の脱イオン水。
連続発酵 連続発酵を、次の組成を有する基質を用いて行った: 0.2%のディフコ酵母エキス  0.2%コーンステ
イープリカー    1.0%(NH*) zsOa 
           0.1%Mg5Oa  ・7 
H2O0,0375%Ktnpo、、        
     0.0375%CaC1z  ’ 2 )1
g8         0.0375%バクトドリプト
ン        0.4%プルラン        
   0.5%プルロニック601        0
.08%水で100%に調節し、次いで130℃で30
分間オートクレーブした。
発酵を、1リツトルの処理容量を有するビオフェロ(B
IOFLO) (登録商標)にューブルンスヴイック、
カナダ)発酵器中で行った。
発酵を上記接種物100mjl!を用いて開始し、次い
で24時間後30℃で基質の添加を開始した。
p)Iを、3%硫酸を用い5.5±0.2に調節し次い
で温度を30℃±0.2で保持した。
通気:0.5リットル/基質1リットル/分希釈速度:
 D = 0.090±0.005時間例2 糖化用の基質は、脱イオン水中7DBスプレイ乾燥マル
トデキシトリンを再溶解し次いで約30%DSにするこ
とにより調製した。糖化の実験は、標準のsoomlの
実験用回分式反応器内で行った。
少量の基質を55℃又は60℃に加熱し、pHを初3t
11値5.5に調節し、次いで5βU又は20βU/g
DSを添加した。サンプルを4.24.48.96、及
び168時間後に回収し次いで沸騰水で10分間加熱し
酵素を失活せしめた。冷却後サンプルを濾過し次いで混
合床イオン交喚樹脂(バイオ−ラッド(登録商標) A
G 501X 8 (D))で処理し、HPLC及びゲ
ルクロマトグラフィーによる分析の前に灰粉及び可溶性
窒素を除去した。
同じ手順を、本発明に係るβ−アミラーゼ1g、D S
当り5又は20βU及びプルラナーゼ1gDS当り1プ
ルラナ一ゼ単位(PNU)及び1gDS当り100イソ
アミラーゼ単位(IU)の混合物を用いて繰り返した。
結果を以下の第1表に示す。
玉±1 糖化温度:60℃ 糖化温度:55℃ 上記表から、以下の内容が明らかにされる。即ちグルコ
ース(DP、)の僅かな最少量が、本発明のβ−アミラ
ーゼにより生産され、そして該β−アミラーゼと枝切り
酵素例えばプルラナーゼ及びイソアミラーゼを併用して
用いると、ハイマルトース含量(DP、)のシロップが
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のβ−アミラーゼに関し温度に対しプ
ロットした相対活性のグラフであり、第2図は本発明に
係るβ−アミラーゼに関しp)lに対しプロットした相
対活性を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バシラス(¥Bacillus¥)菌株NCIB 
    11608の適当な栄養培地中で培養することによって
    得ることのできるβ−アミラーゼ酵素。 2、固体の形態にある特許請求の範囲第1項記載による
    アルトース産生アミラーゼ酵素製品。 3、特許請求の範囲第1項記載のβ−アミラーゼ酵素の
    製造方法であって、該酵素生産生のバシラス(¥Bac
    illus¥)菌株NCIB 11608又は変異株又
    は突然変異株を炭素源および窒素源を含有する適当な栄
    養培地中で培養し次いで培養ブロスからβ−アミラーゼ
    酵素を回収することを特徴とする、前記方法。 4、特許請求の範囲第1項記載のβ−アミラーゼ並びに
    1種又はそれ以上の枝切り酵素を含んでなる、酵素組成
    物。 5、枝切り酵素がイソアミラーゼ又はプルラナーゼであ
    る、特許請求の範囲第4項記載の酵素組成物。
JP62034706A 1986-02-19 1987-02-19 β−アミラ−ゼ酵素 Pending JPS62201577A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DK0770/86 1986-02-19
DK077086A DK160563C (da) 1986-02-19 1986-02-19 Beta-amylase, fremgangsmaade til dens fremstilling samt praeparat indeholdende beta-amylasen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62201577A true JPS62201577A (ja) 1987-09-05

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ID=8097353

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62034706A Pending JPS62201577A (ja) 1986-02-19 1987-02-19 β−アミラ−ゼ酵素

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4970158A (ja)
EP (1) EP0234858B1 (ja)
JP (1) JPS62201577A (ja)
AT (1) ATE97954T1 (ja)
CA (1) CA1304030C (ja)
DE (1) DE3788291T2 (ja)
DK (1) DK160563C (ja)
ES (1) ES2059362T3 (ja)

Cited By (1)

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