JPS62201224A - 着色熱可塑性樹脂製シ−トの製造方法 - Google Patents

着色熱可塑性樹脂製シ−トの製造方法

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JPS62201224A
JPS62201224A JP61042812A JP4281286A JPS62201224A JP S62201224 A JPS62201224 A JP S62201224A JP 61042812 A JP61042812 A JP 61042812A JP 4281286 A JP4281286 A JP 4281286A JP S62201224 A JPS62201224 A JP S62201224A
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斉藤 駿
Kazuo Masaoka
正岡 和夫
Tomio Shioda
潮田 富夫
Michio Matsushita
松下 三千男
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、例えばエックス線フィルムなどの写真フィル
ムの支持体として用いられる着色熱可塑性樹脂製シート
の製造方法に関するものである。
〔技術の背景〕
例えばエックス線フィルムなどの写真フィルムの支持体
においては、エックス線フィルムによる診断時に像を見
易くするため、例えばブルー系統の染料微粉末などによ
り着色されたものが必要とされる場合がある。このよう
な支持体として用いられる着色熱可塑性樹脂製シートは
、通常、熱可塑性樹脂のチップと染料微粉末との混合物
を押出し成形し、次いで二輪延伸して製造される。
熱可塑性樹脂のチップとしては、通常、数mmの角状あ
るいは数mmの円柱状の小片の粉末が用いられ、染料微
粉末としては、通常、平均粒径が15〜30n程度の微
粒子の粉末が用いられる。この熱可塑性樹脂のチップに
染料微粉末を混合することにより、熱可塑性樹脂のチッ
プの各表面に染料の微粒子が付着するので、これらをシ
ート状に押出し成形し、さらに二輪延伸することにより
、着色熱可塑性樹脂製シートが得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、着色熱可塑性樹脂製シートの製造においては
、押出し成形後あるいは二輪延伸後ずなわち縦軸延伸後
および横軸延伸後において、通常シート体の不要部分が
除去されるためシート屑が生成する。このようなシート
屑を再利用することができれば歩留まりが高くて経済的
に着色熱可塑性樹脂製シートを製造することができる。
しかしながら、押出し成形後に生成するシート屑は通常
約数mm程度の厚さのものであるのに対し、二輪延伸後
すなわち縦軸延伸後および横軸延伸後に生成するシート
屑は薄いものであり、特に横軸延伸後に生成するシート
屑は通常約数十n〜数百μ程度の薄いものであるので、
これを粉砕して得られる粉砕物を再利用チップとして用
いる場合には、熱可塑性樹脂のチップおよび染料微粉末
との混合工程において高い均一度で混合することが困難
な場合が生じ、この結果得られる熱可塑性樹脂製シート
においては濃度ムラのあるものとなり、結局品質の劣っ
た着色熱可塑性樹脂製シートとなる問題点がある。
これに対して、回収したシート屑を粉砕した後例えば半
溶融して熱可塑性樹脂のチップとほぼ同一の大きさに加
工してこれを再利用チップとして用いるようにすれば均
一性の高い混合を達成することができる可能性がある。
しかしながら、このようにシート屑を熱可塑性樹脂のチ
ップとほぼ同一の大きさに加工する手段においては、そ
のために専用の押出し成形機、冷却装置、カッティング
装置などの設備が必要となり、従って設備コストの上昇
を招来し、またランニングコストも高くなる問題点があ
る。しかも加工時に溶融させるため再利用チップの固有
粘度の低下を招来し、得られる着色熱可塑性樹脂製シー
トの品質の低下を招く問題点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、以上の如き事情に基いてなされたものであっ
て、その目的は、製造プロセスから生成する厚さの薄い
シート屑を再利用するときにも濃度の均一な着色熱可塑
性樹脂製シートを製造することができる製造方法を捉供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の着色熱可塑性樹脂製シートの製造方法は、熱可
塑性樹脂のチップと、製造プロセスから生成するシート
屑を回収し粉砕して得られる再利用チップと、染料微粉
末とを混合して押出し成形し、次いで二軸延伸する工程
を含み、製造プロセスから生成するシート屑のうち平均
厚さが250p以下のものについて、これを粉砕し、口
径5mm未満のスクリーンにより処理して当該スクリー
ンを通過した微小粉砕物を再利用チップとして用いるこ
とを特徴とする。
斯かる方法によれば、製造プロセスから生成するシート
屑のうち平均厚さが250μ以下のものについては、こ
れを粉砕し、口径5mm未満のスクリーンにより処理し
て当該スクリーンを通過した微小粉砕物を再利用チップ
として用いるので、当該再刊用チップはその厚さが小さ
いけれどもその大きさも小さいため、粒子として異常な
挙動をせず、このため再利用チップを熱可塑性樹脂のチ
ップおよび染料微粉末との混合工程において十分に分散
させることが可能となり、従って熱可塑性樹脂のチップ
と再利用チップと染料微粉末とを高い均一度で混合する
ことができ、この結果薄い再利用チップを用いる場合に
も濃度ムラが生ぜず均一な濃度の着色熱可塑性樹脂製シ
ートを得ることができる。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明においては、製造プロセスから生成するシート屑
のうち平均厚さが250μl以下のものについて、これ
を粉砕し、口径5mm未満のスクリーンにより処理して
当該スクリーンを通過した微小粉砕物を再利用チップと
して用い、そしてシート屑うち平均厚さが250μ以上
のものについては、粉砕し、次いで口径5mm未満もし
くは5mm以上のスクリーンにより処理して当該スクリ
ーンを通過した粉砕物を再利用チップとして用い、これ
らの再利用チップを、熱可塑性樹脂のチップおよび染料
微粉末に混合し、押出し成形し、次いで二軸延伸し、も
って着色熱可塑性樹脂製シートを製造する。
製造プロセスの遂行期間中、押出し成形後、縦軸延伸後
、横軸延伸後において、それぞれシート体の不要部分を
除去することからシート屑が生成する。押出し成形後に
生成するシート屑はその厚さが通常約1〜2mm程度で
あり、縦軸延伸後に生成するシート屑はその厚さが通常
約0.6〜1mm程度であり、そして横軸延伸後に生成
するシート屑はその厚さが通常約75〜175p程度で
ある。
このような製造プロセスから生成するシート屑を再利用
する場合において、シート屑の厚さおよび大きさによっ
て混合工程においてその分散状態にいかなる差異が生ず
るかを調べるために、平均厚さが250pm以下のシー
ト屑を回収してこれを粉砕し次いで口径5mm未満のス
クリーンにより処理して当該スクリーンを通過した微小
粉砕物と、平均厚さが250p以下のシート屑を回収し
てこれを粉砕した後さらに半溶融して円柱状(直径が約
6mmで長さが約10mm)に加工したいわば造粒物と
を用意し、これらの各々を熱可塑性樹脂のチップおよび
染料微粉末に混合してその分散度を調べる実験を行った
ところ、上記微小粉砕物を用いた場合には500ccの
サンプリングによる重量比のバラツキが1%以内であっ
て均一分散性の高いものであっだのに対し、上記造粒物
を用いた場合には500ccのサンプリングによる重量
比のバラツキが10%程度と大きくて均一分散性の低い
ものであった。
また平均厚さが250罪以下のシート屑を回収してこれ
を粉砕し次いで5mm以上例えば6mmのスクリーンを
通過させて得られた粉砕物を用いて同様の実験を行った
ところ、500ccのサンプリングによる重量比のバラ
ツキが2.5%を超え均一度の高い混合が困難であった
すなわち、厚さの小さい粉砕物でありながら特定の口径
のスクリーンを通過したものを再利用チップとして用い
ることにより均一度の高い混合を達成することができる
ことが判明した。
一方製造プロセスから生成するシート屑のなかには上記
のように平均厚さが250μ以上のものもあるが、この
ような厚いシート屑を再利用する場合には、特に微細に
粉砕することは必要ではなく、粉砕した後口径5mm以
上のスクリーンにより処理して当該スクリーンを通過し
た粉砕物を再利用チップとして用いることにより十分均
一度の高い混合を達成することができる。また厚いシー
ト屑を粉砕した後口径5mm未満のスクリーンにより処
理して当該スクリーンを通過した粉砕物を再利用チップ
として用いることも何ら差し支えはない。
着色熱可塑性樹脂製シートの着色濃度は、用途との関連
において必要に応じて適正値に選定され必ずしも限定さ
れないが、一般的には、着色熱可塑性樹脂製シートにお
いて200〜300ppm (重量)の範囲内の適正値
となるように染料微粉末の含有割合及び再利用チップの
使用割合を選定する。斯かる染料微粉末としては、平均
粒径が15〜30n程度の微粒子の粉末を用いることが
でき、染料としては一般にアンスラキノン系の染料を用
いることができるが、これに限定されるものではない。
前記熱可塑性樹脂のチップとしては、一般にポリエステ
ル樹脂よりなる数mmの角状あるいは散開の円柱状の小
片を用いることができるが、これに限定されるものでは
ない。特に好適なポリエステル樹脂としては、酸成分が
主としてテレフタル酸でアルコール成分が主としてエチ
レングリコールであるものであるが、他の酸成分および
/またはアルコール成分を含むものであってもよい。斯
かる他の酸成分としては、イソフタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸の一種または二種以上のもの、β−ヒドロキ
シエトキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、アジピ
ン酸、セバシン酸などを挙げることができ、また他のア
ルコール成分としては、トリメチレングリコール、テト
ラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、1
.4−シクロヘキサンジメタツールなどの、脂肪酸また
は脂環族あるいは芳香族のジオキシ化合物、ポリエチレ
ングリコールなどのポリアルキレングリコールの一種ま
たは二種以上のものを挙げることができる。
好ましいポリエステル樹脂は、繰り返し構造単位の少な
くとも80モル%がエチレンテレフタレート単位である
ものである。
第1図は、着色熱可塑性樹脂製シートの製造プロセスの
一例を示す説明図であり、1は熱可塑性樹脂のチップの
貯槽、2は染料微粉末の貯槽、3は再利用チップの貯槽
、4は乾燥機構、5は混合機構、6は押出し成形機構、
7は縦軸延伸機構、8は横軸延伸機構、!11.92.
93はそれぞれ押出し成形後、縦軸延伸後、横軸延伸後
に生成するシート屑を粉砕しさらに分級して再利用チッ
プを得るための粉砕分級機構である。
粉砕分級機構91においては押出し成形後に生成するシ
ート屑を粉砕し口径約8闘程度のスクリーンにより処理
して当該スクリーンを通過したもの番再利用チップとし
て得、これを貯槽3へ例えば空気輸送する。また粉砕分
級機構92においては縦軸延伸後に生成するシート屑を
粉砕しロ径約6mm程度のスクリーンにより処理して当
該スクリーンを通過したものを再利用チップとして得、
これを貯槽3へ例えば空気輸送する。そして粉砕分級機
構93においては、横軸延伸後に生成するその平均厚さ
が250n以下のものを含むシート屑を粉砕し、口径5
mm未満例えば4mm程度のスクリーンにより処理して
当該スクリーンを通過した微小粉砕物を得、これを貯槽
3へ例えば空気輸送する。
貯槽1に収納された熱可塑性樹脂のチップと、貯槽3に
収納された再利用チップとが、まず乾燥機構4で乾燥さ
れた後、混合機構5に供給され、そしてこれと共に貯槽
2の染料微粉末が混合機構5に供給され、熱可塑性樹脂
のデツプと再利用チップと染料微粉末とが混合処理され
る。
このようにして混合された熱可塑性樹脂のチップと再利
用チップと染料微粉末は、次に押出し成形機構6に供給
されて、ここで加熱溶融されながら押出し成形されてシ
ート体となる。このシート体は不要部分が除去されたう
え縦軸延伸機構7により縦軸延伸され、そして不要部分
が除去された後、さらに横軸延伸機構8により横軸延伸
され、そして不要部分が除去され、もって厚さが約75
〜175μ程度の着色熱可塑性樹脂製シートが得られる
〔実施例〕
以下本発明の具体的実施例について説明するが本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 本実施例で用いた材料は次の通りである。
を熱可塑性樹脂のチップA〕 ポリエステル樹脂よりなり円の直径が約3mmで長さが
約3mmの円柱状の小片からなる熱可塑性樹脂粉末 〔再利用チップB〕 押出し成形後に生成したシート屑を粉砕し口径約8闘程
度のスクリーンにより処理して当該スクリーンを通過し
たものと、縦軸延伸後に生成したシート屑を粉砕しロ径
約6mm程度のスクリーンにより処理して当該スクリー
ンを通過したものと、横軸延伸後に生成したその平均厚
さが250p以下のものを含むシート屑を粉砕し口径約
4.5mm程度のスクリーンにより処理して当該スクリ
ーンを通過したものとの混合物 〔染料微粉末C〕 アンスラキノン系の染料よりなり粒径が約20uのほぼ
球形の微粒子からなる染料微粉末上記熱可塑性樹脂のチ
ップAと再利用チップBと染料微粉末Cとを混合し、押
出し成形し、次いで二軸延伸し、もって着色熱可塑性樹
脂製シートを製造した。
この着色熱可塑性樹脂製シートにおいて濃度ムラを調べ
たところ、何れの部分においても設定濃度に対する濃度
ムラが測定誤差も含めて±0.3%以下と低く、優れた
品質のものであった。なお、濃度ムラは、光学濃度計に
より着色熱可塑性樹脂製シートの幅方向および長手方向
について測定した。
また混合が終了した後、押出し成形工程に付する前の混
合物を一部取り出して混合状態を調べたところ、平均厚
さが250n以下の再利用チップは混合物の全体に良好
に分散されていて均一度の高い混合状態であった。
実施例2 実施例1において、再利用チップBのうち横軸延伸後に
生成したその平均厚さが250n以下のものを含むシー
ト屑については、これを粉砕し口径約8闘程度のスクリ
ーンにより処理して当該スクリーンを通過したものを用
いたほかは実施例1と同様にして着色熱可塑性樹脂製シ
ートを製造した。
この着色熱可塑性樹脂製シートにおいて濃度ムラを調べ
たところ、何れの部分においても設定濃度に対する濃度
ムラが測定誤差も含めて±0.2%以下と低く、優れた
品質のものであった。
また混合が終了した後、押出し成形工程に付する前の混
合物を一部取り出して混合状態を調べたところ、平均厚
さが250μm以下の再利用チップは混合物の全体に良
好に分散されていて実施例1の場合よりも一層均一度の
高い混合状態であった。
実施例3 実施例1において、再利用チップBのうち横軸延伸後に
生成したその平均厚さが250u以下のものを含むシー
ト屑については、これを粉砕し口径約3mm程度のスク
リーンにより処理して当該スクリーンを通過したものを
用いたほかは実施例1と同様にして着色熱可塑性樹脂製
シートを製造した。
この着色熱可塑性樹脂製シートにおいて濃度ムラを調べ
たところ、何れの部分においても濃度ムラが認められず
、優れた品質のものであった。
比較例1 実施例1において、再利用チップBのうち横軸延伸後に
生成したその平均厚さが250μl以下のものを含むシ
ーI・屑については、これを粉砕しロ径約6mm程度の
スクリーンにより処理して当該スクリーンを通過したも
のを用いたほかは実施例1と同様にして着色熱可塑性樹
脂製シートを製造した。
この着色熱可塑性樹脂製シートにおいて濃度ムラを調べ
たところ、設定濃度に対する濃度ムラが±1.5%と大
きく、品質の劣ったものであった。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の着色熱可塑性樹脂製シートの製
造方法によれば、製造プロセスから生成するシート屑の
うち平均厚さが250trJ)下のものについて、これ
を粉砕し、口径5mm未満のスクリーンにより処理して
当該スクリーンを通過した微小粉砕物を再利用チップと
して用いるので、当該再利用チップは厚さが小さいけれ
どもその大きさも小さいため、粒子として異常な挙動を
せず、このため再利用チップを熱可塑性樹脂のチップお
よび染料微粉末との混合工程において十分に分散させる
ことが可能となり、従って熱可塑性樹脂のチップと再利
用チップと染料微粉末とを高い均一度で混合することが
でき、この結果薄い再利用チップを用いる場合にも濃度
ムラが生ぜず均一な濃度の着色熱可塑性樹脂製シートを
得ることができる。
そして再利用チップを得るためには、回収したシート屑
を粉砕して分級すればよいので、例えば造粒物とする必
要がなく極めて経済的に再利用チップの利用が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は製造プロセスの一例を示す説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱可塑性樹脂のチップと、製造プロセスから生成す
    るシート屑を回収し粉砕して得られる再利用チップと、
    染料微粉末とを混合して押出し成形し、次いで二軸延伸
    する工程を含み、 製造プロセスから生成するシート屑のうち平均厚さが2
    50μm以下のものについて、これを粉砕し、口径5m
    m未満のスクリーンにより処理して当該スクリーンを通
    過した微小粉砕物を再利用チップとして用いることを特
    徴とする着色熱可塑性樹脂製シートの製造方法。
JP61042812A 1986-03-01 1986-03-01 着色熱可塑性樹脂製シ−トの製造方法 Expired - Lifetime JPH07332B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02215514A (ja) * 1989-02-17 1990-08-28 Ryoichi Wako ポリエチレンテレフタレート樹脂製品の廃棄物の利用処理方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5793118A (en) * 1980-12-02 1982-06-10 Teijin Ltd Method for mixing and extruding pellet and flake

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