JPS6219652Y2 - - Google Patents

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JPS6219652Y2
JPS6219652Y2 JP1982141764U JP14176482U JPS6219652Y2 JP S6219652 Y2 JPS6219652 Y2 JP S6219652Y2 JP 1982141764 U JP1982141764 U JP 1982141764U JP 14176482 U JP14176482 U JP 14176482U JP S6219652 Y2 JPS6219652 Y2 JP S6219652Y2
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JP
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tape
main shaft
shaft
belt
gear
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JP1982141764U
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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は光フアイバケーブル等のケーブルコ
ア外周にテープを巻きつけるテープ巻装置におい
て、該装置よりテープを繰出す方法としてテープ
の繰出し速度を自動制御することによりテープの
張力を一定にすることのできる特にテープの繰出
し装置の改良に関するものである。
この考案の説明に当り、最初に従来のテープ巻
装置におけるテープ繰出し装置を第1図および第
2図に基づいて説明する。
第1図において、1は中空の主軸であつて軸受
2,2′によりフレーム3に回転自在に支持さ
れ、主モータ25によつて駆動される。4は主軸
1と同心の中空軸で主軸1に対し軸受6,6′に
よつて回転自在に支持されている。
5はテープリールで側板8,8′およびナツト
9で中空軸4に固定される。7は中空軸4の端に
設けた歯車、10は主軸1と一体となつている円
板状のフレームである。また12,32はフレー
ム10に取付けられたガイドローラ、11はエン
トリーガイドローラ、33は後述する張力コント
ロールアーム(以下コントロールアームという)
36に取付けられているガイドローラである。1
3は歯車7と噛合する歯車であつて、軸14にて
歯車16と連結している。軸14は、フレーム1
0に組込まれた軸受15により回転自在に支持さ
れている。34は歯車16と噛合する内歯歯車で
あり、その外周部にベルト車39が設置されてお
り、軸受35によりフレーム10に回転自在に支
持されている。コントロールアーム36は、その
先端には前述のガイドローラ33を有し、その先
部はベルト車37に固着され、該ベルト車37は
軸受87により主軸1に回転自在に支持されてい
る。
次にテープリール5の繰出し駆動構造について
説明する。
38はベルト車39と係合するベルトであつ
て、その一方はベルト車40と係合し、該ベルト
車40の軸41は軸受42,42′により回転自
在となつている。43,44は反転用歯車群であ
る。また、歯車44は差動歯車装置45の第1軸
46に直結している。47は前記差動歯車装置4
5の第2軸48に直結したベルト車である。30
はベルトであつて、ベルト車47と主軸1に取付
けられたベルト車49とを係合している。前記差
動歯車装置45のケーシング50には、歯車51
が固着されており、テープリール駆動モータ53
の出力軸に直結している歯車52と係合してい
る。
次にコントロールアーム36関連の装置の構造
について説明する。
まず、コントロールアーム36の変位を検出す
る装置について述べると、54はベルト車37と
係合するベルトで、変位検出器55の検出軸56
に取付けたベルト車57と係合している。前記検
出軸56は変位検出器収納ケーシング58により
支持される軸受59により回転自在に支持されて
いる。
またケーシング58は、軸受60,60′によ
りフレーム3の適所に回転自在に支持され、ケー
シング端に設けられたベルト車61、ベルト62
を介して主軸1に取付けられたベルト63により
駆動されるようになつている。
次に、コントロールアーム36によるテープ張
力コントロール装置65においては、該コントロ
ール装置65のケーシング68に回転自在に支持
したベルト車64を、ベルト54に係合させる。
つまりベルト車37とベルト54を介してベルト
車57,64が連動するようになつている。
上記張力コントロール装置65は軸受66,6
6′によりフレーム3に回転自在に支持されてい
る。また張力コントロール装置65の端に設けた
ベルト車67は、ベルト車61に係合するベルト
62と同一のベルトに係合されている。つまりベ
ルト車67は、主軸1に取付けられたベルト車6
3により駆動されるのである。
さらに、上記張力コントロール装置65の構造
については、第2図および第3図に基づいて以下
説明する。
第2図における68はケーシングで軸受66,
66′により回転自在となつている。また、ベル
ト車64の軸69は、ケーシング68に支持され
る軸受70により回転自在に支持されている。軸
69にはかさ歯車71があり、かさ歯車72と係
合するようにしてある。
かさ歯車72の軸73は、ケーシング68に支
持されている軸受74により回転自在に支持さ
れ、一端に歯車75を有している。該歯車75は
歯車76に係合し、その軸77は軸受78により
回転自在に支持され、軸の一端にはレバー79を
有している。このレバー79には引張りバネ80
が係合され、このバネの一端は軸81に係合して
ある。
軸81はケース68に対し、回転軸方向には移
動できるので回転方向にはケース68と同一回転
数で回転するように構成されている。軸81の一
端には軸方向の荷重を受ける回転軸受82を有
し、この回転軸受82はケーシング83により保
持される。ケーシング83はリニアアクチユエー
タ84の軸85に連結している。このリニアアク
チユエータ84は電動で軸85を第2図における
矢印イの方向に変位するものであるが、軸受82
を境に軸81はケーシング68と同一回転数でま
わり、軸85は回転しない。
これはリニアアクチユエータ84の作動により
バネ80を変位させ、バネ荷重を変位させるため
の機構上の働きによるものである。
このバネ80の引張力は、第3図のようにレバ
ー79により歯車76の矢印ロ方向の回転トルク
に変換され、第2図に示した歯車76,75,7
2,71を介してベルト車64に第3図で示す矢
印ハ方向の回転トルクが生ずる。つまり、ケーシ
ング68に対し、矢印ハ方向のトルクが常に生じ
ていることになる。このようにバネ80の変位を
変えることにより、トルクは自在に変えることが
できるものであり、これは第2図で示したリニア
アクチユエータ84の作動により自動的にトルク
を変えることができることを意味する。
なお、リニアアクチユエータ84の変位は、ポ
テンシヨメータ86により検出することになる。
上記テープ巻き装置を構成するテープリール5
のくり出し制御駆動系は次のように作動する。
即ち、前述の第2図、第3図に示したように、
ベルト車39と歯車44との回転数比とベルト車
49と47との回転数比を等しくしておき、その
比i1とする。また歯車44の回転数をN1、ベルト
車47の回転数をN2、ケーシング50の歯車5
1の回転数をN3とすると、一般的な差動歯車装
置の原理より、N1+N2=2N3、従つてN1=2N3
N2となる。
また、ベルト車39の回転数は反転ギヤ43,
44により運転されるからマイナスで表され、−
i1N1であるから−i1N1=−(2N3−N2)i1となる。
ここで主軸1の回転速度は、i1N2、主軸1に対
するベルト車39の相対速度はi1N2−(−i1N1)で
あるから、i1N2+(2N3−N2)i1=2N3i1となる。
すなわち、主軸1の回転速度に無関係にベルト
車39の主軸1に対する相対回転数は、歯車51
の回転数に比例し、モータ53の回転数にも比例
する。従つて歯車16,13,7を介して中空軸
を回転させ、テープリール5を同時に回転させる
ことになる。これからテープを繰出す速度は、主
軸の回転に関係なく、モータ58の回転数に依存
されるものであることがわかる。
さらに、テープリール5より繰出されたテープ
は第1図にて示すように、ガイドローラ32、コ
ントロールアームのガイドローラ33とガイドロ
ーラ12、エントリーガイドローラ11を通り、
ケーブルへと供給されていくが、このケーブルは
巻取装置(図示せず)などにより、矢印ニの方向
に進行する。
また、コントロールアーム36は矢印bにおい
て矢印ホで示す範囲で揺動する。
この揺動は、テープの繰出し速度を制御するた
めのもので該揺動変位は、変位検出器55により
検出する。
一方ベルト車37と57の回転速度比とベルト
車63と61の回転速度比は、完全に等しくして
おき、その比をi2とする。そして主軸1の回転速
度をNmとすれば変位検出器55の回転速度は
i2Nmとなる。即ち、主軸1の回転速度は、変位
検出器55と同一方向、同一回転数で回転するも
のであるから、変位検出器本体55と検出軸56
との位相の変化はない。ここでコントロールアー
ム36が主軸1に相対的に△Nの速度で△tだけ
変位すると、検出軸56は△t(Nm+△N)i2
だけ回転し、その間検出器本体55は△tNmi2
け回転する。従つて位相差は△t(Nm+△N)
i2−△tNmi2=△t△Ni2となる。即ち、コントロ
ールアーム36が主軸に対し、△t△Nだけ変位
すると、変位検出器55は△t△Ni2だけ変位す
るが、△t△Nは角度変化であるから、これを
W1とすれば、変位検出器55はW1i1だけ変位す
る。これからコントロールアーム36と主軸1の
位相差は、そのまま比例した値で変位検出器55
の位相差となるものである。
その位相差信号は、変位検出器55に取付けた
スリツプリング92により外へ取出すことにな
る。
次にテープ張力を発生するのは、コントロール
アーム36のトルク、即ち反力であるが、この反
力を発生させるテープ張力コントロール装置65
の作用については、第2図および第3図に基づい
て既に説明した通り、ケーシング68に対し第3
図に示した矢印ハ方向のトルクが常に発生してお
り、その値はバネ80の引張荷重に比例してい
る。
またベルト車37と64の速度比とベルト車6
3と67の速度比は完全に等しくしてあるので、
上述の変位検出装置と同様にコントロールアーム
36の変位分に比例した値の変位がケーシング6
8とベルト車64の間に生じるだけで、トルクは
ベルト54の張力となり、第1図のベルト車37
に伝えられる。即ち主軸1とベルト車37との間
に相対的なトルクが発生する。従つて、コントロ
ールアーム36に矢印ヘ方向の反力が発生する。
この反力はテープの張力と均合いをとるもので、
換言すればこの反力に相当するようなテープ張力
が発生することになる。
以上説明したように、従来のテープ巻装置では
テープリール5を駆動することにより行つている
が、この方法では次のような技術的問題が提起さ
れる。
即ち、テープリール5の径方向の寸法は、第1
図においてD1=70〜100mm、D2=300〜500mmであ
り、D2/D1=4〜5が多い。さらにケーブルコ
ア31の速度は1〜40m/分である。
従つてテープヘツドの駆動モータ53の速度比
は、40/1×(4〜5)=160〜200であり、かなり大
きい速度比となるのである。このような場合、モ
ータ低速域つまりケーブルコアの速度が小さく、
リールの直径が大きい場合には制御が不安定にな
りやすいのである。
この考案は上記のような問題を解決しようとす
るものであつて、具体的にはテープ巻装置にテー
プ引取りローラを設けることによつて解決をはか
ろうとするものである。
以下この考案のテープ巻装置の一実施例を添付
図面の第4図により説明する。
なおこの第4図において、第1〜第3図と同一
の符号を付した部分は、同一構成と機能を有する
ものであり、その説明を省略する。
テープ繰出し速度調整用モータ53より差動歯
車装置45を介して、反転歯車43,44、ベル
ト車40、ベルト38、ベルト車39、内歯歯車
34、外歯歯車16、軸14へと伝達される軸1
4の駆動は第1図と同一である。またこの軸14
の主軸1に対する相対回転数は、主軸1の回転数
に依存しないことも前述した通りである。
この考案を示す第4図において、100は軸1
4に固定されたプーリーである。また101はテ
ープ引取ローラであつて、軸受102,102′
により軸103上にて回転自在に支持されてい
る。軸103は、円板状フレーム10に固定され
ており、引取ローラ101とプーリー100はベ
ルト105によつて連結されている。テープリー
ル5、側板8,8′、ナツト9は、中空軸4に支
持され、中空軸4は主軸1に軸受6,6′を介し
て回転自在に支持されている。
104は主軸1に対し、中空軸4に相対的にか
けるブレーキであり、テープリール5が過分に繰
出されることを防止するのである。
次に張力コントロールアーム36関連の装置の
構造は従来と同一である。
軸14の回転は、プーリー100よりベルト1
05を介して引取ローラを駆動させる。テープa
はテープリール5より引取りローラ101により
引取られ、張力コントロールアーム36のローラ
33よりローラ12を通り、エントリーガイドロ
ーラ11よりケーブル31を経て導かれる。次に
この考案の効果についてのべると、テープの引取
り速度は引取りローラ101の回転数に依存し、
テープリール5の外経には依存しない。換言すれ
ば、引取ローラ101の回転数はケーブル31の
速度のみに依存することになる。
従つてその速度比は、40程度であり、従来の速
度比200に比べ大幅に小さくなり、モータ53の
速度比も40となり、テープリールの直径にかかわ
りなく安定したテープの繰出し制御が行えるので
ある。
なおこの考案は上記実施例に記載したテープ巻
装置に限られるものでなく糸、ロープ、ケーブル
等の線条体の巻付けにも適用でき、かつ同様の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテープ巻装置の構造を示す説明
図、第2図は同じく張力コントロール装置の説明
図、第3図は第2図のA−A線における切断平面
図、第4図はテープ引取りローラを設置したこの
考案のテープ巻装置の構造を示す説明図である。 1……主軸、5……テープリール、36……張
力コントロールアーム、55……変位検出器、6
5……テープ張力コントロール装置、100……
プーリー、101……テープ引取りローラ、a…
…テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主モータにより駆動される中空主軸に回転自在
    にテープリールを装着し、前記主軸に対し同軸可
    動に設けた張力コントロールアームの変位を前記
    主軸と同軸可動に設けた張力検出装置により電気
    信号として検出するテープ巻装置において、テー
    プリールから前記コントロールアームに至るテー
    プ通路上に、主モータとは別の駆動モータにより
    回転する引取りローラを設けてテープリールを回
    転自在とし、前記電気信号により引取りローラの
    回転速度を制御することを特徴とするテープ巻装
    置。
JP14176482U 1982-09-17 1982-09-17 テ−プ巻装置 Granted JPS5946962U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14176482U JPS5946962U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 テ−プ巻装置

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JP14176482U JPS5946962U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 テ−プ巻装置

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Publication Number Publication Date
JPS5946962U JPS5946962U (ja) 1984-03-28
JPS6219652Y2 true JPS6219652Y2 (ja) 1987-05-20

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ID=30316970

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JP14176482U Granted JPS5946962U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 テ−プ巻装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4525883Y1 (ja) * 1966-02-14 1970-10-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4525883Y1 (ja) * 1966-02-14 1970-10-08

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Publication number Publication date
JPS5946962U (ja) 1984-03-28

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