JPS6219530A - 糖蛋白複合体およびその製造法 - Google Patents

糖蛋白複合体およびその製造法

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JPS6219530A
JPS6219530A JP60158074A JP15807485A JPS6219530A JP S6219530 A JPS6219530 A JP S6219530A JP 60158074 A JP60158074 A JP 60158074A JP 15807485 A JP15807485 A JP 15807485A JP S6219530 A JPS6219530 A JP S6219530A
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JP
Japan
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molecular weight
fraction
gel filtration
glycoprotein complex
solution
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JP60158074A
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English (en)
Inventor
Akira Misaki
三崎 旭
Yoshiaki Sone
曽根 良昭
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Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 するものである。
本発明者らは、担子菌フクロタケ(学名’Volvar
iall&マolv閘ea )から、抽出法により抗腫
癖活性を有する物質を製造することに成功し、その活性
成分としてβ−1.3グルカンを提供した(特開昭59
−53424参照)。
本発明者らは、その後さらに鋭意研究なかさねた結果、
担子菌フクロタテ(゛以下7クロタヶと称す)の中には
、上記のβ−1.5グルカンとは全く異った性状の抗腫
瘍性物質を見出し本発明をなすにいたった。
従って本発明の目的は、抗腫瘍性を有する新規な糖蛋白
複合体を提供すること忙ある。本発明の糖蛋白複合体は
、後述するごとくザルコーマ180固型癌に対し、非常
に強い抑制作用を示し、毒性は極めて低い。
本発明の目的はさらに1上記糖蛋白複合体を製造する方
法を提供することにある。
本発明の方法によれば、上記糖蛋白複合体は、フクロタ
フの冷アルカリ抽出画分をイオン交換クロマトグラフィ
ーで処理後ひきつづきゲル濾過処理することによって製
造される。
本発明は第1に、フクpタケより得られる下記特性を有
する糖蛋白複合体からなる。
(イ)色と形状 白色であり、無定形状の粉末である。
(ロ)溶解性 水に可溶であり、ジメチルスルホキシドにも可溶である
メタノール,アセトン,ジエチルエーテル。
ベンゼン,クロロホルムなどKは不溶である。
(ハ)分子量 移動相として11M塩化ナトリウムを含むリン酸緩衡液
を用い、ゲル濾過剤としてセ7アクリルーS−400を
用いたゲル濾過法(よれば、分子量は1万〜5万である
に)組成 レーリーフォリン法で定量した蛋白質量に対するフェノ
ール硫酸法で定量した糖質量の重量比率が20/80〜
80/20の範囲にある。糖質はグルコースのみからな
り、蛋白質は、主としてアスパラギン酸、グルタミン酸
、アラニン、ロイシン、バリン、グリシンからなるアミ
ノ酸から構成される。
(ホ)元素分析値 下記の値を与える。
0:40〜53% H:5.8〜&8% N:2.8〜12% (へ)赤外吸収スペクトル 第1図に示す。
本発明は第2に、フクロタケの冷アルカリ抽出画分をイ
オン交換クロマトグラフィーで処理し、しかる後ゲルp
適法で処理して上記特性を有する糖蛋白複合体の製造法
からなる。
本発明は第5に、上記イオン交換クロマトグラフィー処
理において、まずフクロタケの冷アルカリ抽出画分を、
陰イオン交換型のカラムを用いてまず第1番目にリン酸
緩衡液で溶出させ、第2番目に塩化ナトリウム溶液で溶
出させ、さらに第5番目に水酸化ナトリウム溶液で溶出
させた画分のうち、第2番目の画分を採取し、ひきつづ
いてこれを分画分子量1万〜50万のゲル濾過剤を用い
て、cL1M塩化ナトリウムを含むリン酸緩衡液とする
ゲル濾過法罠供し、分子量1万〜5万に溶出する画分を
採取してなる上記糖蛋白複合体の製造法からなる。
以下に1本発明物質の製造法を詳しく説明する。
本発明物質は、フクロタケを冷アルカリで抽出した画分
をイオン交換クロマトグラフィーで処理し、しかる後ゲ
ルp適法で処理することによって調製することができる
本発明の方法で原料として用いるフクロタケは、その子
実体及び菌糸体のいずれであってもよい。
そしてこれらは生の状態であっても乾燥品であってもよ
い。
抽出にあたり、原料をあらかじめ細断することは、抽出
効率をあげるために有効である。
抽出に用いるアルカリ水溶液としては、例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物を
用いることができる。特に水酸化ナトリウム水溶液が便
利である。
用いるアルカリの濃度は特に限定的ではないが、約11
規定ないし約3規定の範囲内で用いるのが好ましい。
抽出に用いるアルカリ水溶液の量は、通常1回の抽出あ
たり、原料乾燥重量の約5ないし約100倍箪量程度で
ある。この量は少なすぎれば抽出効率が悪く、多すぎれ
ば後処理が面倒である。
この抽出工程においては、多糖の分解又は過酸化等の変
性を防ぐため、窒素等の不活性ガスの芥凹気下で抽出を
行うことが好ましい。
また、さらに水素化ホウ素ナトリウム等の還元剤の存在
下で行ってもよい。
抽出温度には格別の限定はないが、約30℃以下が望ま
しい。さらに高温、例えば通常の熱アルカリ抽出の温度
条件である60ないし80℃程度で抽出すると、抗腫瘍
活性の小さい多糖類なども抽出されるからである。
抽出操作は、くり返し行ってもよい。
本発明に用いるフクロタケは、多くの成分をその菌体内
に含んでいる。従って、アルカリ水溶液でそのまま抽出
すれば、種々の夾雑物がアルカリ水溶液中に含まれてし
まう。この抽出液から目的の糖蛋白複合体を精製するこ
とは可能ではあるが煩雑な工程を必要とする。従って、
アルカリ水溶液で抽出する工程に先たち、水、熱水、緩
衝水溶液、アルコール又はこれらを組合せた溶媒により
、これらの夾雑物を除去しておくことが好ましい。
上記方法で調製した目的物質を含むアルカリ水溶液は、
陰イオン交換クロマトグラフィーに供する前にアルカリ
金属水酸化物を除いておく必要がある。即ち、アルカリ
水溶液のまま陰イオン交換クロマトグラフィーに供すれ
ば、実質的にイオン交換能を喪失し、すべての溶質が溶
出してしまうからである。
アルカリ金属水酸化物を除く方法としては、セリファン
チュブなどを用いた透析操作、あるいは一般的な限外濾
過操作など通常用いられる脱塩方法が使用できる。
又、上記透析操作において透析外液にリン酸緩衡液を用
いて透析を行い、目的物質を含む画分をリン酸緩衝溶液
としておくと、長期にわたり析出物などを生ずることが
なく便利である。この除用いるリン酸緩衡液は、pHが
約8.濃度が約α01Mのものを用いるのが良い。
上記のようにして得た目的物質を含む冷アルカリ抽出画
分の水溶液もしくはリン酸緩衝溶液を陰イオン交換クロ
マトグラフィーに供する。
用いる陰イオン交換体としては、DI!:AE−セルロ
ース、DKAE−セファデックス、DICAE−セファ
セル、DEAIC−)ヨパールナト通常用いられる陰イ
オン交換体であればいずれでもよい。
溶出操作は以下のようKして行う。
第1番目に用いる溶離液としては、リン酸緩衡液を用い
る。用いるリン酸緩衡液は、その濃度がαOI MP−
α1Mで、pHが7以上8以下であればよく、望ましく
は、濃度が約α01M、pHがz8のものがよい。又、
溶離液量量はカラム容量の1〜10倍容、好ましくは2
倍容程度がよい。
ひきつづいて、塩化ナトリウム溶液による2番目の溶出
操作を行う。この際、塩化ナトリウム溶液の濃度は、c
L1〜1Mのものが用いられる。
(LIMより濃度が低いと目的物を溶出し得ないし、1
M以上でも溶出能は変わらない。通常は、IllL5M
程度の塩化す) リウム溶液が用いられる。溶離液量は
、カラム容量の1〜10倍容、好ましくは2倍容程度が
よい。
この2番目の溶出操作によって、目的物質を含む画分が
得られる。
第3番目の溶出操作は、カラム再生のための操作であり
、目的物を溶出させた後もなお残る不純物の除去を行う
ものである。
この際の溶離液は、水酸化ナトリウム溶液が用いられ、
濃度が[L1規定以上であれば十分その目的を達成し得
る。このあと水洗を十分行えば、再び使用に供すること
ができる。
上記のようにして得た塩化す) IJウム溶液溶出画分
は、ひきつづき行われるゲル濾過処理に供する。
この際、得られた塩化す) IJウム溶液溶出画分を、
そのままゲル濾過に供してもよいし、必要とあれば透析
操作、限外p過操作など通常の方法で脱塩した後、ゲル
濾過に供してもよい。もちろん上記操作で脱塩後凍結乾
燥などで固体とし、そのあと後述する移動相に再溶解し
てゲル濾過してもなんらさしつかえない。但し、塩化ナ
トリウム溶液溶出画分をそのままゲル濾過に供する場合
には、塩濃度がα1M以下になるように水で希釈する必
要がある。このようにしないとゲル濾過でよい分離が得
られない。
用いるゲル濾過剤は、分画分子量1万〜50万であるセ
ファデックス、セファロース、セファクリル、トヨパー
ルなど通常用いられるゲル濾過剤が使用できる。
移動相としては、11Mの塩化ナトリウムを含むリン酸
緩衡液が、目的物質を含む画分のよい分離能を与える。
リン酸緩衡液の濃度は、約101Mのものがよい。溶出
液量は、カラム容量の1〜10倍容好ましくは2倍容程
度が用いられる。
採取する溶出画分は、分子量既知の物質(例えば既知分
子量のデキストラン)を用いて、目的とする分子量範囲
のものが溶出する時間あるいは溶出液量を決めておきそ
の画分を採取するが、本発明では、分子量1万〜5万に
目的物質が含まれているので、この画分を集める。
上記採取した画分には、リン酸塩などの塩が含まれてい
るので、透析操作あるいは限外口過操作など通常の方法
で脱塩し、必要とあればロータリーエバポレーターなど
で濃縮し、そのまま真空乾燥器などで乾固もしくは凍結
乾燥などを行って本発明の目的物を得る。
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 〔原料調製〕 風乾したフクロタケ子実体500gを、pH7,0゜(
LIMのリン酸緩衡液2tに一夜浸した後、ミキサーお
よびホモジナイザーで破砕した。さらにこれに同じリン
酸緩衡液8Lを加えて24時間攪拌し遠心分離した。得
られた固型分を、10tの水に分散させ、オートクレー
ブ中、120℃で30分間加熱した。冷却後、遠心分離
して沈澱を得た。
この熱水抽出処理をもう一度くり返し、水溶性画分をほ
ぼ完全圧抽出除去した。
こうして得られた水不溶性画分を、水素化ホウ素ナトリ
ウム59を溶解させた1規定水酸化ナトリウム水溶液B
tK分散させた。窒素気流下に25℃で4時間攪拌した
後、遠心分離した。この沈澱に対して1規定水酸化ナト
リウム水溶液による抽出操作をくり返した。雨水酸化す
) IJウム抽出液を合併し、ガラスフィルターで濾過
した。
このP液に酢酸を加え、pH7,OK中和した。
中和液を9.000 Gで50分間遠心分離し、生ずる
沈澱を除失し、ざらに上清はガラスフィルターで濾過し
た。このF液を4を迄ロータリーエバポレーターで濃縮
し、−液水道水で流水透析した後再び透析内液をロータ
リーエバポレータ−テ2.5を迄濃縮し、今度は透析外
液をα01M、pH7,8のリン酸緩衡液として、毎日
透析外液を上記リン酸緩衡液Kかえながら1週間透析し
た。
このようにして冷アルカリ抽出画分を固型物として25
gを含む101M、pH7,8(7)リン酸緩衝溶液1
stを得た。
〔陰イオン交換クロマトグラフィー処理及びゲル濾過処理〕
先Kli製した冷アルカリ抽出物100s9を含む(L
OIM、qH7,8のリン酸緩衝溶液10IILtを、
ファルマシア製DIAIIC−セファセルカラム(内径
30.長さ40 cm )に供し、まず101M。
pH7,8のリン酸緩衡液100ILtを流し、非吸着
画分を溶出させ、吸着画分を吸着させた。その後0.5
M塩化す) IJウム溶液1ooILtを用いて溶出操
作を行った。このあと[11規定水酸化ナトリウム溶液
100ILtをカラムに流しよく水洗してカラムを再生
した。
α5M塩化ナトリウム溶液溶出画分100−を集め、セ
ロファンチューブに入れ2日間流水透析した。透析内液
を凍結乾燥し、イオン交換クロマトグラフィー処理画分
55■を得た。ついで上記画分のうち30■をα1M塩
化ナトリウムを含む101M、pH7,8のリン酸緩衡
液に溶解させ、ファルマシア製セファクリル−5−40
0(内径t8crn、長さ1m )のカラムを用い、[
LIMの塩化ナトリウムを含むα01M、pH7,8の
リン酸緩衡液を移動相としてゲル濾過を行い、分子量1
万〜5万の画分15aJを集め、これを2日間流水透析
した後、透析内液を凍結乾燥して、白色で粉末状の本発
明の目的物25■を得た。
(乾燥フクロタケ子実体からの収率的1.45%)この
物の性質は下記の通りであった。
(イ) ローリ−フォリン法で蛋白をフェノール硫酸法
で糖を定量したところ蛋白と糖のffi量比率は20/
80であった。
(ロ)本物質を2規定硫酸で100℃、2時間加水分解
した後アルジテートア*チー)K変換し、ガスクロマト
グラフィーで分析したところ、グルコースのみが検出さ
れた。
(ハ)本物質を6規定塩酸で加水分解後アミノ酸分析計
で分析したところ第1表の結果を得た。
に)元素分析値 0:  42.1% H:   5.9% N:   2.9% (ホ)赤外吸収スペクトル 第1図と同様に、 3300.2950.1660゜1
550.1080 cm−”付近に強い吸収が認められ
る。
第1表 アミノ酸分析の結果 (数字はアスパラギン酸を100とした時の割合−モル
比−) 実施例2 体本約239のIOR系マウスを用い、本発明物質の糖
蛋白複合体のザルコーマ180固型腫瘍に対する効果を
試験した。腹水化されたザルコーマ180細胞6×1f
個をマウスのそけい部皮下から背部に向は皮下接種した
。実験群は1群6匹とした。腫瘍細胞移植後翌日より1
0日間、1日1回薬剤を腹腔内にα11Ltずつ投与し
た。対照群としては、115%のカルボキシメチルセル
ロースを含む生理食塩水を用い、試験群は、本発明の糖
蛋白複合体を5■/ ’9 / +1!L7の投与量に
なるように上記生理食塩水に溶解させて用いた。腫瘍移
植後35日目に腫瘍を摘出して、その重量を測定した。
各群の腫瘍抑制率は次式により算出した。
ここで0: 対照群の平均腫瘍重量 T: 試験群の平均腫瘍重量 結果を第2表に示す。
第2表 抗腫瘍性試験結果 実施例3 本発明の糖蛋白複合体を、平均体重的239の1OR雌
性マ′ウスに投与して急性毒性試験を行った結果、LD
、値は腹腔的投与で10100O/に9以上であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の糖蛋白複合体の赤外吸収スペクトル
である。 特許出願人 東洋曹達工業株式会社 手続II甫正書(方式) 昭和60年11月27日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フクロタケより得られる下記特性を有する糖蛋白
    複合体。 (イ)色と形状 白色であり、無定形状の粉末である。 (ロ)溶解性 水に可溶であり、ジメチルスルホキシドにも可溶である
    。 メタノール、アセトン、ジエチルエーテル、ベンゼン、
    クロロホルムなどには不溶である。 (ハ)分子量 移動相として0.1M塩化ナトリウムを含むリン酸緩衡
    液を用い、ゲルろ過剤としてセファクリル−S−400
    を用いたゲルろ過法によれば、分子量は1万〜5万であ
    る。 (ニ)組成 ローリーフォリン法で定量した蛋白質量に対するフェノ
    ール硫酸法で定量した糖質量の重量比率が20/80〜
    80/20の範囲にある。 糖質は、グルコースのみからなり、蛋白質は、主として
    アスパラギン酸、グルタミン酸、アラニン、ロイシン、
    バリン、グリシンからなるアミノ酸から構成される。 (ホ)元素分析値 下記の値を与える。 0:40〜53% H:5.8〜6.8% N:2.8〜12%
  2. (2)フクロタケの冷アルカリ抽出画分を、イオン交換
    クロマトグラフィーで処理し、しかる後ゲルろ過法で処
    理することを特徴とする下記特性を有する糖蛋白複合体
    の製造法。 (イ)色と形状 白色であり、無定形状の粉末である。 (ロ)溶解性 水に可溶であり、ジメチルスルホキシドにも可溶である
    。 メタノール、アセトン、ジエチルエーテル、ベンゼン、
    クロロホルムなどには不溶である。 (ハ)分子量 移動相として0.1M塩化ナトリウムを含むリン酸緩衡
    液を用い、ゲルろ過剤としてセファクリル−S−400
    を用いたゲルろ過法によれば、分子量は1万〜5万であ
    る。 (ニ)組成 ローリーフォリン法で定量した蛋白質量に対するフェノ
    ール硫酸法で定量した糖質量の重量比率が20/80〜
    80/20の範囲にある。 糖質は、グルコースのみからなり、蛋白質は、主として
    アスパラギン酸、グルタミン酸、アラニン、ロイシン、
    バリン、グリシンからなるアミノ酸から構成される。 (ホ)元素分析値 下記の値を与える。 C:40〜53% H:5.8〜6.8% N:2.8〜12%
  3. (3)イオン交換クロマトグラフィー処理において、ま
    ずフクロタケの冷アルカリ抽出画分を陰イオン交換型の
    カラムを用いて、まず第1番目にリン酸緩衡液で溶出さ
    せ、第2番目に塩化ナトリウム溶液で溶出させ、さらに
    第3番目に水酸化ナトリウム溶液で溶出させた画分のう
    ち、第2番目の画分を採取し、ひきつづいてこれを分画
    分子量1万〜50万のゲルろ過剤を用いて、0.1M塩
    化ナトリウムを含むリン酸緩衡液を移動相とするゲルろ
    過法に供し、分子量1万〜5万に溶出する画分を採取す
    ることを特徴とする特許請求の範囲の第2項記載の糖蛋
    白複合体の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001051070A1 (fr) * 2000-01-12 2001-07-19 Life Science Laboratories Co., Ltd. Substance eem-s physiologiquement active issue de champignons, methode de production de ladite substance et medicaments

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WO2001051070A1 (fr) * 2000-01-12 2001-07-19 Life Science Laboratories Co., Ltd. Substance eem-s physiologiquement active issue de champignons, methode de production de ladite substance et medicaments
US6783771B2 (en) 2000-01-12 2004-08-31 Life Science Laboratories Co., Ltd. Physiologically active substance EEM-S originating in mushrooms, process for producing the same and drugs
JP4728551B2 (ja) * 2000-01-12 2011-07-20 有限会社生命科学研究所 茸からの生理活性物質eem−s、その製造方法および医薬

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