JPS5930686B2 - 免疫制御作用を有するペプタイドの製造方法 - Google Patents

免疫制御作用を有するペプタイドの製造方法

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JPS5930686B2
JPS5930686B2 JP58181733A JP18173383A JPS5930686B2 JP S5930686 B2 JPS5930686 B2 JP S5930686B2 JP 58181733 A JP58181733 A JP 58181733A JP 18173383 A JP18173383 A JP 18173383A JP S5930686 B2 JPS5930686 B2 JP S5930686B2
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acid
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ira
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globulin
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八尋 上村
哲 船越
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/46Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates
    • C07K14/47Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals
    • C07K14/4701Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals not used
    • C07K14/4717Plasma globulins, lactoglobulin
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
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    • A61P37/06Immunosuppressants, e.g. drugs for graft rejection
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は免疫制御作用を有するペプタイドを主成分とす
る免疫制御剤の製造方法に関するものである。
血清中における免疫抑制作用物の存在の発見は1959
年、B、 B、カムリン(B、 B、Kamrin)に
よってなされた[B、B、カムリン:プロシーデイング
ス オブ ザ ソサイエテイ フォア エキスペリメン
タル バイオロジイ アンド メデイシン(Proc
、 of the S’oc 、 forExpe
rimental Biology&Medicine
)第100巻、第58ページ、1959)。
この報文には、その有効成分がα2−グロブリンの豊富
なコーン画分に含まれること、ヒト血清の有効因子はラ
ットに対しても有効であり、種の区別を越えて作用する
ことが報告されている。
その後、このものは1973年にオクチン(0cchi
no )らによってヒトの血清のコーン■−1から単離
され、グロブリン類との非共有結合が酸によって解かれ
た分子量約5000のベプタイドであることが判明した
〔ザ ジャーナル オブ インムノロジイ(The J
ournal of Immunology )第11
0巻第3号、1973年〕。
そのペプタイドはI RA (Immunoregul
otory α−globul in )とボストン大
学のクーパーバンド(Cooperband )らによ
って呼ばれている。
本明細書においてもこのペプタイドをIRAと略称する
オクチンらの用いた方法は、コーンの■画分中に含まれ
るIRAの45%の活性量を含むコーンのrv−i画分
を出発原料とし、40%の硫安飽和において沈殿する画
分中のIRAをDEAE−セルロースのような強塩基性
陰イオンセルロースに吸着させ、イオン強度0.3の酢
酸ナトリウム水溶液で溶出、次いで溶出液を酸性におい
て透析し、透析液にIRAを集めるという方法である。
この方法によると、IRAの精製度はよいが、取得率は
低く、画分■からの回収率は0.4%にしか過ぎない。
本発明の目的は、工業的に回収率よくヒトの血液からI
RAを製造する方法を提供するにある。
また他の目的はIRA注射薬の提供にある。
上記の目的は、ヒトの血液又はそのα2−グロブリン含
有画分の水溶液をpH5,0以下において酸で処理し、
処理溶液を限外濾過することによって、分子量1300
0より小さなペプチド類を濾液中に集め、濾液に含まれ
る不純物を陽イオン交換体に吸着させて除去し、次いで
濾液中のIRAを無機吸着体に吸着させ、これを溶出す
ることからなる注射することのできるIRAの本発明製
造方法によって達成される。
本発明方法に用いられる原料のヒトの血液とは単に通常
の血液のみならず、溶血した血液、例えば胎盤血をも含
むものである。
血液はそのまま用いることもできるが、好ましくは、α
2−グロブリンを含む両分をあらかじめ採取して、これ
を用いる。
このようにして、上記血液のα2−グロブリンを濃縮含
有する血漿画分であって、しかもアルブミンなどの価値
のある血清成分を採取する際に通常、廃棄されるコーン
の■画分、更に好ましくはコーンのIV−1画分は、本
発明方法の原料として好適である。
血液そのものを用いる場合は、これを希釈して用いるの
が好ましい。
例えば、胎盤血を水又は食塩水で抽出して得られる血液
抽出物はそのまま本発明に用いることができる。
原料となる血液又はα2−グロブリン含有画分の水溶液
は、pH5,0以下において酸で処理される。
用いられる酸は、塩酸、リン酸、硫酸などの鉱酸又は酢
酸、ギ酸などの有機酸であって、原料水溶液を、これら
の酸又は緩衝剤の添加によってpH5,0以下、好まし
くはpH1,5〜5.0、更に好ましくは、2.0〜3
.5に保つ。
処理温度は室温で十分であり、処理時間は30分ないし
24時間である。
上記の処理によって、原料水溶液中のIRAはグロブリ
ンとの非共有結合が断たれ遊離の状態となる。
遊離したIRAを分離するために分子量が13000よ
り小さい両分を限外濾過によって、選択的に濾過して取
り出す。
このための好ましい方法は、適当な中空(ホロー)ファ
イバーを用いることであり、これによって操作は迅速、
かつ効果的となる。
すなわち、米国、アミコン社製ダイアファイバー■(D
iafiber X分子量、10000より小のものの
濾適用)、旭化成社製ウルトラフィルトレージョン(g
+(分子量13000より小のものの濾適用)などで作
られたホローファイバーが用いられる。
この限界濾過によって原料中のタンパク質が除去される
濾液として得られたタンパク質を除いた溶液を陽イオン
交換体、例えばCM−セルロース(カルボキシメチルセ
ルロース、生化学工業株式会社販売)、CM−セファテ
ックス(カルボキシメチル交す結合デキストリン、生化
学工業株式会社販売)、及びP−セルロース(ホスホセ
ルロース、生化学工業株式会社販売)のような酸性基含
有多糖質イオン交換体と接触させ、含まれる抗原性の高
い夾雑物質を吸着させて除去する。
この工程で血圧降下性物質も除去され、以後の新たな生
成も最小となる。
この工程の処理条件としては、pH2〜7、好ましくは
pH4〜5.5、塩濃度0.1〜0.5Mの緩衝液で平
衡させたイオン交換体を用いることが好ましい。
この夾雑物を除いたIRA溶液を無機吸着体と接触させ
るとIRAは吸着体に吸着される。
無機吸着体によるIRAの収得は発明者らが全く新規に
見いだしたものであり、オクチンらの陰イオン交換体の
使用に比して極めて安価であり、更に効果的であって、
処理が簡単であり、工業的製法として極めて有効な方法
である。
用いられる無機吸着体としては、シリカゲル、ベントナ
イト、酸性白土及び活性炭などが挙げられ、このうち、
無機吸着体の使用量は限定的ではないが、通常IRA溶
液100容量当り、1〜5容量の割合に用いられる。
その時、溶液のpHを5.5〜9.0に、好ましくはp
H7,0〜8.0に調整することによって良効果が得ら
れる。
IRA溶液と吸着体との混合物を室温で、30分間かき
まぜることによって、IRAの約75〜95%は吸着体
に吸着される。
夾雑物は水溶液に残り、IRAは、それを吸着した無機
吸着体から溶出させることによって回収する。
この無機吸着体からのIRAの溶出は、酸性で行う。
溶出液の好ましいpHは2〜4であり、その調節には、
塩酸、リン酸、硫酸及びギ酸、酢酸などの無機又は有機
酸が用いられる。
溶出されたIRA溶液を、要すれば中和した後、通常の
方法に従って減圧乾燥するか、又は凍結乾燥して、粉末
状のIRAを得る。
本方法による場合、コーンの画分■からの回収率は約1
.2%である。
またその精製は、約1日間で行うことができ、従来の3
〜4日間の工程に比して、極めて効率的である。
この得られたIRAの活性は、約100〜1000γ(
窒素として)で、PHA法〔クーパーバンドS、R,(
Cooperband、 S、R,)う(f ジャー
ナル オブ インムノロジイ、第109巻第1号、第1
54ページ、1972年)〕によって70〜100%の
免疫抑制作用を示す。
この結果は、従来提供されているIRAと同程度の活性
を示すものである。
このIRAの性状は56℃、30分間の熱処理に対して
安定であり、セルロースアセテート膜電気泳動ではβ−
グロブリン領域にバンドが認められる。
本物質は、セファデックスゲル濾過法による分子量が約
5000のペプチドである。
このようにして製造されたIRAは原料が血漿、胎盤面
などの人体由来のものを出発物質としているので、抗原
性の心配なく、極めて安全な医薬ということができる。
また補体の存在下で、ヒトのリンパ細胞に対して細胞毒
性をほとんど、あるいは全く示さず、またE、ロゼツト
試験〔メンシイアンら(Menzoian et
al )ザ ジャーナルオブ インムノロジイ第113
巻第266ページ(1974))では免疫細胞の凝集を
阻止する。
更に純度のよいIRAを望む場合は、無機吸着体からの
溶出液を有機溶媒、例えばクロロホルムなどの塩素化炭
化水素、ジエチルエーテルなどのエーテル類によってI
RAを抽出、精製することができる。
この方法によって純度は著しく向上する。
この抽出処理は、無機吸着体からIRAを溶出させる工
程と組み合せることもできる。
すなわち、溶出を上記有機溶媒と溶出液とを混合して行
うことができる。
このような操作においては、水と混合する溶媒、例えば
アセトンやアルコールを混合すべき溶媒として用いるこ
ともできる。
また本発明のIRAは、血圧降下性物質をほとんど含ま
ず、注射に際して安全である。
肝炎ウィルスは通常はほとんどその活性は認められない
が、原料によってはこれの混入は考えられる。
そこで、本発明によって、肝炎ウィルス (HBV)の不活化処理を施したIRAをも提供するも
のである。
本発明によって製造したIRAはその水溶液において前
述のようにかなり熱に対して安定であるとはいえ、血漿
タンパク成分のHBV不活化処理として知られる60℃
の温度において10時間の加熱に対してはその活性は減
少する。
本発明者らはIRA水溶液が中性アミノ酸、単糖類、三
糖類又は糖アルコールなどの存在において熱に対して安
定化され、肝炎ウィルスの不活化に要する、例えば60
°Cにおける10時間の加熱に対しても、その活性を著
しく失うことがないことを見い出した。
本発明方法における諸工程において、上記の熱安定化加
熱処理は製造中のいかなる工程におけるIRA水溶液に
も適用できる。
しかしながら、この処理はIRA水溶液を酸処理する前
の工程に組み入れることが好ましい。
安定剤の例は、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン
、イソロイシンなどの中性アミノ酸(モノアミノモノカ
ルボン酸)グルコース、マンノース、ガラクトース、J
IJなどの単糖類、ショ糖、麦芽糖、乳糖などの三糖類
、及びマンニット、ソルビット、キシリットなどの糖ア
ルコール類である。
用いられる安定剤の量は水溶液に対して5%(w/v)
以上であるが、好ましくは15〜20%である。
肝炎ウィルス不活化のための加熱は、常法によって行わ
れ、最も一般的な60℃、10時間の加熱処理において
適量の安定剤の添加によってIRAの活性はなお95%
保持されている。
HBVの不活化処理を行った水溶液中に残存する安定剤
はIRAを前記の吸着剤に吸着させて分離するか、又は
透析によって除去することができる。
かくして、本発明によってHBVの不活化処理が施され
血圧降下性物質の含量を最小とした注射することのでき
るヒトの血液由来のIRA製剤が提供される。
この製剤は移殖性の拒絶反応を抑制することから移殖手
術に際して、拒絶反応の予防、治療及び手術後の良状態
維持に有効に用いることができ、また細胞性免疫疾患の
治療にも用いられる。
このIRAを医薬として治療に用いる時の最も好ましい
形態としては注射薬であり、静脈注射することが最適で
ある。
その投与量としては、1日、5〜40〜/kgの投与で
十分と考えられる。
ラットの皮膚移殖実験では1日、20 即/kPのIR
Aを静脈注射で20日連続投与した結果、20日日の観
察で、85%の生着が認められた。
更に、このIRAの急性毒性実験をマウスを用いて50
0■/kg、1000〜/kyを投与したが、48時間
後の観察で死亡例は認められなかった。
実施例 1 コーンのアルコール分画法で得られるPHA法で、4
mg/mlで70%の阻害活性を有するコーンのIV−
1画分のペースト1kgを冷蒸留水41!に懸濁し、4
℃で2時間かきまぜる。
遠心分離を行って不溶物を除き、得られた上清に氷酢酸
を加えてpH3,5に調整し、1時間、緩やかにかきま
ぜる。
この液をホローファイバー(無化成社製)による濾過に
かけ、分子量13000以下の低分子量部分を集める。
この低分子量部分にCM〜セルロース(生化学工業社製
)を1容量%の割合に加え、30分間かきまぜて、活性
のない夾雑物質を吸着させ、IRA活性部分を濾液とし
て得る。
この濾液に活性炭を4容量%の割合に加え、pHを8.
0に調整して活性部分を活性炭に吸着させる。
活性分の溶出には1M酢酸を用いる。
溶出液を凍結乾燥して精製IRA6Pを得た。
セルロースアセテート膜電気泳動では、β−グロブリン
領域にバンドが認められ、その分子量は約5000であ
った。
実施例 2 実施例1と同様に操作して得られたIRAを吸着した活
性炭を同容量のクロロホルムと混合し、かきまぜた後ク
ロロホルム層を分取し、これを減圧乾燥法で、クロロホ
ルムを揮散させ、精製IRA5.1’を得た。
このI RA 2017m1lはPHA法で、60%、
50077mlでほぼ100%の阻害活性を示した。
実施例 3 ヒトの胎盤100個を細断し、0.1Mの塩化ナトリウ
ム溶液107に懸濁し、少時かきまぜる。
遠心分離を行い、澄明な抽出液約201を得る。
抽出液を集め、2N塩酸を用いてpH2,0に調整し、
室温にて2時間、緩やかにかきまぜる。
ホローファイバー(米国アミコン社製)を用いて分子量
約1ooooより小さい低分子量部分を集める3得られ
た水溶液にCM−セファテックスを1容量%の割合に加
え、30分間かきまぜ、次いで濾過してIRA水溶液を
得る。
この水溶液にシリカゲル5容量%を添加しIN水酸化ナ
トリウムでpH9,0に調整する。
約30分間かきまぜた後、東洋濾紙層2を用いて吸着に
用いたシリカゲルを濾し集める。
0.1Mギ酸で溶出後、減圧乾燥すると精製されたIR
A900mI?を得た。
このIRA500γ/mlはPHA法で85%の阻害活
性を示した。
電気泳動的、分子量的分析によってIRAと確認された
実施例 4 実施例3と同様に操作して得られたIRAを吸着させた
シリカゲルを、約172容量のアセトンと混合し、かき
まぜ、IRAを溶出させ、溶出液を減圧乾燥して、精製
IRA750■を得た。
こ(7)IRAは201 /mlで、PHA法で約65
%、500γ/mlでほぼ完全な阻害活性を示した。
実施例 5 実施例1と同じ方法で得られたコーンのIV−1画分ペ
ーストの水抽出液にギ酸を加えて、pH4,5に調整し
、2時間放置した。
実施例1において用いたのと同じホローファイバー(旭
化成社製)による濾過にかげ低分子量部分(分子量13
000以下)を集めP−セルロース(生化学工業社製)
を2容量%加え、更にIN水酸化ナトリウムでpH7,
0とした。
夾雑物を吸着したP−セルロースを濾別し、濾液に酸性
白土3重量%加えて、IRAを酸性白土へ吸着させた。
0.5N酢酸で溶出後戻にクロロホルムで抽出した濃厚
IRA溶液を減圧乾燥してIRA約4.71を得た。
このものの免疫抑制作用をPHA法で測定し、500γ
/mlで85%の阻害活性を示した。
電気泳動的、分子量的分析によってIRAと確認された
実施例 6 ヒトの胎盤800個を用い、これを細かく粉砕し、0、
IMの塩化ナトリウム溶液1001を加え、少時かきま
ぜる。
抽出された胎盤面を遠心分離にかけ澄明な抽出液200
1を得た。
この胎盤抽出液から硫安50%飽和によって沈殿する全
タンパクを得た。
この沈殿1kg当り、4〜61の蒸留水を加えて溶解し
、この溶解液に少量の塩酸を加えて、pH5,0に調整
し、室温にて2時間、緩やかにかきまぜた。
ホローファイバー(旭化成社製)を用いて分子量約13
000より小さい低分子量部分を集めた。
この集めた溶液をCM−セルロースのpH5,0,0,
15Mのリン酸緩衝液で平衡化したカラムを用いて展開
した。
十分量の水を流して、溶出液を集めた。
この溶出液に酸性白土を4重量%加えて、IRAを吸着
させた。
この吸着させた酸土白土を取り出し、実施例5に準じて
0.IN塩酸で溶出させ、減圧乾燥して、精製IRA8
グを得た。
コ(D I RA 500 r/mlはPHA法で90
%の阻害活性を示した。
電気泳動的、分子量的分析によってIRAと確認された
実施例 7 コーンのアルコール分画法で得られるPHA法で4m9
/meで、70%の阻害活性を有するrv−i画分ペー
スト1kgを冷蒸留水41に懸濁し、4℃で、2時間か
きまぜた。
遠心分離して不溶物を除いて、得られた上清に、グリシ
ンを15%(W/V)の濃度に溶解した溶液を60℃で
、10時間加熱した。
加熱後、蒸留水で透析し、生じた沈殿を遠心分離して除
去し、澄明な溶液を得た。
その溶液に氷酢酸を加えてpH3,5に調整した。
この液をホローファイバー(旭化成社製)による濾過に
かけ、分子量13000より小さい低分子量部分を集め
た。
この低分子量部分にCM−セルロース(生化学工業社製
)を1重量%の割合に加え、かきまぜて活性のない夾雑
物質を吸着させ、IRA活性部分を濾液中に得た。
この濾液に活性炭を4重量%の割合に加え、pHを38
%アンモニア液によって8.0に調整して活性部分を活
性炭に吸着させた。
溶出には、0.IN塩酸を用いた。得られた溶出液は減
圧乾燥して、精製IRA10.l’を得た。
このI RA 5007 /mlはPHA法で74%の
阻害活性を示した。
セルロースアセテート膜電気泳動では、β−グロブリン
領域にバンドが認められ、その分子量は約5000であ
り、IRAと確認された。
又、HBV活性の測定をオウスリア−125(Au5r
ia −1251g1) (7ホツ)社製)ニヨルラジ
オインムノアツセイ法(特開昭48−49919号)で
行った結果は陰性であった。
血圧降下性物質の測定を、成犬を用い、薬液投与前の平
均動脈血圧に対する降下率によって検定の結果、降下率
は約7.5%で陰性と判断された。
実施例 8 実施例7と同様にして得られた溶出液に約1/2容量の
エーテルを加え、十分にかきまぜた後、エーテル層を分
取し、減圧乾燥して、精製IRA約61を得た。
この■RA20γ/mlはPHA法で約65%、500
γ/mlでほぼ完全な阻害活性を示した。
電気泳動的、分子量分析によってIRAと確認され、又
HBV及び血圧降下性物質は陰性であった。
実施例 9 ヒトの胎盤100個を細断し、0.1Mの塩化ナトリウ
ム溶液101に懸濁し、少時かきまぜる。
遠心分離によって澄明な抽出液約201を得た。
抽出液を集め、マンニットを約15%w/vの濃度に添
加して、60℃、10時間の加熱処理した。
加熱後の溶液を生理食塩液で透析し、生じた沈殿を遠心
分離して除去し、澄明な溶液を得た。
その溶液を2N塩酸を用いてpH2,0に調整し、室温
にて2時間、緩やかにかきまぜた。
ホローファイバー(アミコン社製)を用いて約1000
0以下の低分子量部分を集め、実施例1に準じてCM−
セファデックス処理を行った。
次にシリカゲル5重量%を投与し、1N水酸化ナトリウ
ムでpH9,0に調整した。
約30分間かきまぜた後、東洋濾紙/f62を用いて吸
着に用いたシリカゲルを濾葉した。
シリカゲルと同容量のジエチルエーテルとメタノールと
の等景況合液で溶出後、除菌濾過し、濾液を減圧乾燥し
て精製IRA900■を得た。
この■RA500γ/mlはPHA法で100%の阻害
活性を示した。
電気泳動的、分子量的分析によってIRAと確認された
又、HBV活性は陰性であり、血圧降下性物質の存在も
陰性であった。
試験例 1 (薬理効果の確認及び安全性) 実施例8及び9で得られた、それぞれ血漿及び胎盤由来
のIRAを用いて動脈試験を行った。
マウス15匹を用い、その内5例は胎盤血性IRA、他
の5例には血漿由来IRAを、それぞれ20 rn9/
kg/日、20日間連続静脈投与し、IRAの皮膚移殖
実験に対する効果をみた。
IRAは実施例8及び9で得たIRA粉末をそのまま、
生理食塩水で溶解し、10重量%IRA水溶液を作った
移殖実験開始24時間前にあらかじめ20■/kgを投
与し、その後1日1回、20日間投与した。
20日後の表面観察では、両IRA投与群はコントロー
ル00%に対して約85〜100%の生着率を示した。
このことは、本IRA注射液の免疫抑制剤としての薬理
効果の有効性を示唆するものである。
試験例 2 (急性毒性) 実施例8及び9で得られたIRAを用いて急性毒性試験
を行った。
マウス20匹を用いて、10例に500■/kP及び1
0例に1000〜/に9のIRAをそれぞれ溶かした液
を、静脈投与して48時間の観察を行ったが、両例共死
亡例は認められなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒト血液あるいはそのα2−グロブリン含有画分を
    pH1,5〜5.0で酸処理し、処理液を限外濾過して
    、分子量13000以下の両分を濾液中に集め、濾液中
    の不純物を陽イオン交換体上吸着させて除去し、得られ
    る溶液を無機吸着体で処理し、無機吸着体から免疫制御
    α−グロブリンを溶出更に収得することを特徴とする注
    射することのできる免疫抑制α−グロブリン製剤の製造
    方法。 2 人血液が血漿である特許請求の範囲第1項による方
    法。 3 血漿がコーンの画分■である特許請求の範囲第1項
    による方法。 4 ヒト血液が胎盤面である特許請求の範囲第1項によ
    る方法。 5 酸処理をpH1,5〜5.0で行う特許請求の範囲
    第1項による方法。 6 酸処理をpH2,0〜3.5で行う特許請求の範囲
    第1項による方法。 7 酸処理を室温で行う特許請求の範囲第1項による方
    法。 8 酸処理を30分〜24時間行う特許請求の範囲第1
    項による方法。 9 酸が有機酸である特許請求の範囲第1項による方法
    。 10 有機酸がギ酸又は酢酸である特許請求の範囲第9
    項による方法。 11 酸が無機酸である特許請求の範囲第1項による
    方法。 12 無機酸が塩酸、リン酸又は硫酸である特許請求
    の範囲第11項による方法。 13限外濾過をホローファイバーによって行う特許請求
    の範囲第1項による方法。 14 陽イオン交換体への吸着をpH2〜7で行わせ
    る特許請求の範囲第1項による方法。 15 吸着を、pH4〜5.5、塩濃度約0.5Mの
    緩衝液で行う特許請求の範囲第14項による方法。 16 陽イオン交換体が、弱酸性基含有イオン交換多
    糖類である特許請求の範囲第1項による方法。 17 弱酸性基含有イオン交換多糖類が、カルボキシ
    メチルセルロース、カルボキシメチルクロスリンクドデ
    キストリン、ホスホセルロースから選ばれる特許請求の
    範囲第16項による方法。 18 無機吸着体への吸着を、pH5,5〜9.0で
    行わせる特許請求の範囲第1項による方法。 19 吸着をpH7,0〜8.0で行わせる特許請求
    の範囲第18項による方法。 20 無機吸着体が、シリカゲル、ベントナイト、酸
    性白土又は活性炭である特許請求の範囲第1項による方
    法。 21 無機吸着体が、活性炭である特許請求の範囲第
    20項による方法。 22 無機吸着体からのIRAの溶出をpH2〜4で
    行う特許請求の範囲第1項による方法。 23 pHを、塩酸、リン酸、硫酸、ギ酸又は酢酸で
    調整する特許請求の範囲第22項による方法。 24 無機吸着体からの免疫抑制α−グロブリンの溶
    出又は、無機吸着体から溶出された免疫抑制α−グロブ
    リンの収得を、ハロゲン化炭化水素、エーテル類又はア
    セトンを使用して行う特許請求の範囲第1項による方法
    。 3 溶出液を、ハロゲン化炭化水素又はエーテル類で抽
    出処理する特許請求の範囲第1項による方法。 26 ハロゲン化炭化水素が、クロロホルムである特
    許請求の範囲第24項又は第25項による方法。 27 エーテルが、ジエチルエーテルである特許請求
    の範囲第24項による方法。
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