JPS62194528A

JPS62194528A - タツチ入力装置

Info

Publication number: JPS62194528A
Application number: JP61036606A
Authority: JP
Inventors: Minoru Sekine; 実関根
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1986-02-21
Filing date: 1986-02-21
Publication date: 1987-08-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、表示装置前面に取付けて使用する透明タッチ
入力装置に関し、特にタッチ入力位置の座標生成方法に
関する。

［従来の技術］従来この種のタッチ入力パネルは表示装置の形状等が機
種毎に大きく異なるために、各表示装置毎に専用に設計
されることが多く、そのためタッチ入力パネルの分解能
や入力位置のデコード方法などは表示装置の大きさや画
素（ピクセル）配列により個別設計されている。

［解決すべき問題点］上述した従来のタッチ入力パネルは表示装置毎に専用の
設計であるために他の表示装置への移設が困難である。

現在のようにパーソナルコンピュータ等の普及が順次進
んでゆくと表示装置の型式は異なるが、本体（ＣＰＵ）
は同一でソフトウェアも何ら変わらない場合も多く、タ
ッチ入力パネル仕様のみが表示機器毎に異なるといった
問題、また、表示機器の寿命が他の周辺機器に比較し、
短かいため表示機器のリプレースが単独で行なわれる場
合が多く発生するが、その際過去に導入したタッチ入力
パネルが新たにリプレースした表示機種には使用不可能
といった場合が多い（表示機器の新製品への切替が比較
的速いため同一機種の入手が困難でしかも表示機器の形
状にタッチ入力パネル装着に対しコンパチビリティを考
慮していない場合が多い）等、経済的でないという欠点
がある。

この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、仕様の
異なる種々の表示装置に対して一様に使用することがで
きるタッチ入力装置を提供することを目的とする。

［問題点の解決手段］表示画面上の押圧位置を、表示範囲を基準とした表示座
標上の表示位置データとして出力するタッチ入力装置に
おいて、前記表示画面の前面に配置され、前記押圧位置
を、入力可能範囲を基準とした入力座標」二の押圧位置
データとして出力するタッチ入力パネルと、前記押圧位
置データに基づき、前記表示画面の解像度をスケールフ
ァクタとして前記表示座標を生成する座標生成手段と、
前記入力座標上の押圧位置データを前記表示座標上の前
記表示位置データに変換する変換手段とを具備すること
を特徴とする。

［実施例］以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。

第１図は、この発明の一実施例によるタッチ入力装置の
構成を示すブロック図である。この図において１はタッ
チ入力パネルであり、表示装置の前面に配置されている
。すなわち第２図に示すようにタッチ入力パネル１は比
較的大きな面積をなし、その入力可能範囲９の一部に上
記表示装置の表示画面１０を含むようにして配置されて
いる。

この入力可能範囲９は例えば抵抗膜方式の透明フィルム
からなり、その−転を押圧すると入力可能範囲９の左上
隅６を原点とし、横方向にＸ軸、縦方向にＹ軸とした座
標（ｘ、ｙ）上での押圧位置の位置情報（ｘ、ｙ）を電
圧信号として出力し、Ａ／Ｄ　（アナログ／ディジタル
）変換器２へ供給する。この場合Ｘ軸およびＹ軸のスケ
ールはタッチ入力パネルｌの分解能に依存するリニアス
ケールで固定されている。

Ａ／Ｄ変換器２は上記電圧信号をディジタルデータ（タ
ッチデータ（Ｘ、Ｙ））に変換してスケール変換部３お
よび制御部４へ供給する。

制御部４は設定モードと変換モードの２つのモードを有
している。

（１）設定モードこのモードは制御部４が外部機器から指示されることに
より、第２図に示す表示画面１０を基準とした座標（ｘ
、ｙ）を生成するモードである。

この座標（ｘ、ｙ）は、表示画面ｌＯの左上隅７を原点
とし、又横方向をＸ軸、縦方向をｙ軸とした座標であり
、Ｘ方向およびｙ方向のスケールファクタには、各々表
示画面ｌＯの水平解像度および垂直解像度が用いられる
。

制御部４は座標（ｘ、ｙ）を生成した後、座標（ｘ、ｙ
）から座標（ｘ、ｙ）への変換パラメータをスケール変
換部３へ供給する。

（２）変換モードこのモードはタッチ人カバネル１上の押圧位置が上記座
標（ｘ、ｙ）上の位置データとして出力されるモードで
ある。制御部４はこのモード下において、Ａ／Ｄ変換器
２から供給されるタッチデータ（ｘ、ｙ）によって表わ
される位置が、表示画面１０の表示範囲内に位置してい
るか否かを判断し、表示範囲内であれば、スケール変換
部３へ変換指示を供給する。

スケール変換部３は、制御部４から変換指示が供給され
ると、同じく制御部４から供給された変換パラメータに
より、タッチデータ（ｘ、ｙ）を座標（ｘ、ｙ）上での
データ（ｘ、　　ｙ）に変換して入出力部５へ供給する
。

入出力部５はスケール変換部３から供給されるデータ（
ｘ、ｙ）を外部機器へ出力し、又同外部機器から入力さ
れるデータを制御部４へ供給する。この場合Ｒ３−２３
２Ｃ等の統一規格を用いれば、あらゆる外部機器と接続
可能になる。

以上の構成を有するタッチ入力装置の動作を説明する。

入出力部にはデータ（ｘ、ｙ）を利用するコンピュータ
が接続されている。

（１）設定モード入出力部５を介してコンピュータから設定指示が供給さ
れると制御部４は設定モードに入る。

次いで、操作者が表示画面１０の左上隅の点７および右
上間の点８を押圧すると、各々のタッチデータ（ＸＩ　
、Ｙｌ　）、（Ｘｚ　、　Ｙ２　）がＡ／Ｄ変換器２か
ら制御部４へ供給される。制御部４はこれらタッチデー
タ（ＸＩ　、Ｙｌ　）、（Ｘｚ　、　Ｙ２　）を一時記
憶する。

次いで、操作者はコンピュータを操作して表示画面１０
の水平、垂直解像度を入出力部５を介して操作部４へ供
給する。この場合例えば表示画面ｌＯが高解像度ＣＲＴ
ならば水平解像度として６４０、垂直解像度として４０
０を入力する。

制御部４は水平、垂直解像度が入力されたならばまず、
タッチデータ（ＸＩ　、Ｙｌ　）を原点とした座標（ｘ
、ｙ）を設定し、次いでそのスケールとしてＸ軸方向に
は（Ｘｚ−Ｘｌ）／水平解像度＝ΔＸ　　（１）なるΔＸ
を用い、又ｙ軸方向には（Ｙ２−Ｙｌ　）　／垂直解像度＝Δｙ　　（２）なる
Δｙを用いる。

こうして座標（ｘ、ｙ）が生成されたならば、制御部４
は、タッチ入力パネルｌの座標（Ｘ、Ｙ）から上記座標
（ｘ、ｙ）への変換パラメータを生成し、スケール変換
部３へ供給する。

（２）変換モード次に変換モードについて説明する。

操作者がタッチ入力パネル１を押圧するとその押圧位厘
を示すタッチデータ（Ｘ、Ｙ）がＡ／Ｄ変換器２から制
御部４およびスケール変換器３へ供給される。

制御部４は上記タッチデータ（ＸＩ　、Ｙｌ　）、（Ｘ
ｚ　、　Ｙ２　）を読き出して、ＸＩ　≦Ｘ≦Ｘ２　　　　　（３）Ｙ１≦Ｙ≦Ｙ２　　　　　（４）なる条件を（ｘ、ｙ）が満足するか否かを判断する。

満足していなければ、制御部４はこのタッチデータ（ｘ
、ｙ）を読み捨てる一方、満足していればスケール変換
部４に対して変換指示を供給する。

スケール変換ｇＢ４では制御部４から変換指示が供給さ
れると、前述した変換パラメータにより、タッチデータ
（Ｘ、Ｙ）が座標（ｘ、ｙ）上のデータに変換される。

この座標（ｘ、ｙ）上のデータは入出力部５を介してコ
ンピュータへ供給される。

このように表示画面の大小、解像度の如何に拘わらず全
ての表示装置について適用することができる。

［発明の効果］以上説明したように、この発明によれば、タッチ入力パ
ネルの入力可能範囲の一部を使って任意にスケーリング
して使用でき、表示装置の画面の大きさとか解像度の違
い等に対し、容易に対応できるので、表示機器が変わっ
ても移設可能でありタッチ入力部の再設計などの必要が
なく非常に経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例によるタッチ入力装置の
構成を示すブロック図、第２図はタッチ入力パネル１の
正面図である。１：タッチ入力パネル３ニスケ一ル変換部（変換手段）４：制御部（座標生成手段）９：入力可能範囲１０：表示範囲

Claims

【特許請求の範囲】

表示画面上の押圧位置を、表示範囲を基準とした表示座
標上の表示位置データとして出力するタッチ入力装置に
おいて、前記表示画面の前面に配置され、前記押圧位置
を、入力可能範囲を基準とした入力座標上の押圧位置デ
ータとして出力するタッチ入力パネルと、前記押圧位置
データに基づき、前記表示画面の解像度をスケールファ
クタとして前記表示座標を生成する座標生成手段と、前
記入力座標上の押圧位置データを前記表示座標上の前記
表示位置データに変換する変換手段とを具備することを
特徴とするタッチ入力装置。