JPS62193467A - 受信周波数のプリセツト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は衛星放送受信システムにおいて、衛星番号と、
チャンネル番号とを選択すると、目的の音声周波数とス
テレオモードが自動的にセットされるようにした受信周
波数のプリセット装置に関するものである。

「従来の技術」 まず、衛星放送用テレビジョン受信機の概略を説明する
。現在、アメリカでは２〜５度の間隔で２０数個の民間
の放送用静止衛星が打上げられており、それぞれ第４図
に示すようなアンテナ位に制御装置を備えたテレビジョ
ン受信機を用いて受信している。この第４図において、
（１）はパラボラアンテナの反射板で、この反射板（１
）の焦点位置にアンテナ（２）が設置され、このアンテ
ナ（２）に結合したローノイズアンプおよびダウンコン
バータ（３）がケーブルによって受信ｖ＆（４）に結合
されている。

この受信機（４）にはモニタＴ　Ｖ　（５）　、音声装
置（６）、アンテナポジショナ−（７）が結合され、前
記音声装置（６）には、音声増幅器（８）を介して左右
のスピーカ（９）　（１０）が結合されている。また、
前記アンテナポジショナ−（７）は、静止衛星（１１）
の位置に指向するためのアクチュエータ（１２）と前記
アンテナ（２）に結合されている。

以上のような構成において、アンテナポジショナ−（７
）により、ある衛星（１１）を選択すると、アクチュエ
ータ（１２）がパラボラアンテナ用反射板（１）を目的
の衛星に指向させる。同時にアンテナ（２）の内部の金
属棒を垂直偏波であるが水平偏波であるかに合せてその
角度を設定する。さらに、各衛星はそれぞれ２４チヤン
ネルを具備するので、アンテナポジショナ−（７）にて
いずれかのチャンネルを選択する。

衛星（１１）からの３．７〜４　、２ＧＨｚの信号は、
反射板（１）で反射され、アンテナ（２）で受信され、
ローノイズアンプとダウンコンバータ（３）にて４３０
〜９３０Ｍ１（ｚに落され、受信機（４）に送られる。

前記アンテナポジショナ−（７）からは受信機（４）に
、どの映像チャンネルを選択しであるがのコントロール
コード信号が送られる。そしてアンテナ（２）からの入
力信号は、受信機（４）でさらに９０Ｍｌ１ｚに落され
た後、映像信号と音声信号に分離され、このうち映像信
号は一旦アンテナポジショナー（７）を経てモニタＴ　
Ｖ　（５）へ送られる。受信機（４）で分離された音声
信号はサブキャリア５〜８．５ＭＩＩｚの信号にて搬送
されて音声装置（６）に送られる。このとき、音声装置
（６）にはアンテナポジショナ−（７）からどの衛星の
どのチャンネルの音声であるかのコントロールコード信
号が送られる。すなわち、音声装置（６）ではディスク
リートステレオ、マトリックスステレオ、マルチプレッ
クスステレオ、モノラルの区別、サブキャリアの周波数
は何ｔｌｚがなどの情報が伝達される。さらに、この音
声装置（６）にて音声中間周波増幅、ＦＭ検波が行なわ
れ、さらに音声増幅器（８）で増幅し左右のスピーカ（
９）　（１０）から音声が出力する。

以上のような衛星放送受信システムにおいて、音声信号
は音声装置（６）の入力回路に、５〜８．５ＭＨ７゜の
サブキャリアにのって送られて（るが、衛星の番号とチ
ャンネルによってサブキャリアΦ周波数が異なるだけで
なく、１つの周波数で送信してくる１チャンネル送信、
２つの周波数で送信してくる２チヤンネル送信、３つの
周波数で送信してくる３チヤンネル送信の各方式があり
、さらに、ステレオにも、ディスクリート方式、マトリ
ックス方式、マルチプレックス方式があり、これらを目
的に応じて選択しなければならない。具体的には、例え
ばつどのような状態で入力してくる。

（１）６．８ＭＮ（モノラル）　：　６．８ＭＨｚの１
つのサブキャリアに、Ｌ＋Ｒのモノラル信号が送信して
きている。

（２）６．８ＭＸ（マルチプレックスステレオ）　：　
６．８ＭＨｚの１つのサブキャリアに、ＬとＲが多重放
送によって送信してきている。

（３）　６．２＆６．８ＭＮ　：例えば６．２ＭＨｚと
６．８ＭＨｚに全く同一のＬ　＋　Ｒが送信してきてい
たり、６．２Ｍ）Ｉｚと６゜８ＭＨｚに２ケ国語で送信
してきている。

（４）　５．８＆６．８Ｍ　Ｓ　（マトリックスステレ
オ）：例えば５．８ＭｔｌｚのサブキャリアにＬ＋Ｒ１
６，８ＭＨｚのサブキャリアにＬ−Ｒが送られてきてい
る。

（５）６．８Ｍ　Ｎ１５．５８＆５．７６Ｄ　Ｓ　（デ
ィスクリートステレオ）　：　６．８ＭＨｚのサブキャ
リアにＬ＋Ｒ１５，５８＆にし、５．７６ＭＨｚにＲの
各信号が送られてきている。

−以上のような音声信号を受信する受信装置では。

従来は、アンテナポジショナ−（７）にて衛星番号とチ
ャンネル番号を選択すると、つぎに、音声装置（６）に
設けられたキーボード内のＡチャンネル用ダウン釦とア
ップ釦およびＢチャンネル用ダウン釦とアップ釦とによ
り手動操作でチャンネル周波数を選び、さらにモノラル
・ステレオモード選択釦でモノラルがステレオか、ステ
レオの場合方式は何かなどのモードを選択していた。

１発明が解決しようとする問題点」 したがって手間がかかり極めて煩られしいという問題が
あった。

「問題点を解決するための手段」 本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、受信した音声信号からＡチャンネルの信号を再
生する音声再生回路と、　＋１チャンネルの信号を再生
する音声再生回路と、Ａチャンネル同調釦、Ｂチャンネ
ル同調釦、ステレオモード切換釦およびメモリ書込み釦
を有するキーボードと、′＃雇番号とチャンネルの選択
時のコントロール信号の入力時に、前記キーボードを操
作してＡチャンネルとＢチャンネルの周波数を選択制御
するマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュー
タに結合され選択された衛星番号、チャンネル番号、Ａ
チャンネルとＢチャンネルの音声周波数、ステレオモー
ドの各データを、前記書込み釦の操作時に記憶するメモ
リとを具備し、記憶後は、前記コントロール信号の入力
に応じて目的の周波数にセットされるようにしたもので
ある。

「作用」 衛星番号とチャンネル番号をアンテナポジショナ−で選
択すると、その選択時のコントロール信号がマイコンに
入力する。このコントロール信号の入力後に、キーボー
ドのＡチャンネル釦とＢチャンネル釦で該当するサブキ
ャリアの周波数を検出し、かつステレオモードを選択す
る。そしてメモリ書込み釦を押すと、その内容がマイコ
ンを介してメモリに記憶される。以下同様にして各衛星
番号の各チャンネル毎にそのデータをすべてメモリに記
憶する。記憶後は、アンテナポジショナ−からのコント
ロール信号が入力すると、目的の周波数とステレオモー
ドが自動的にセントされる。

「実施例」 第１図に基づき本発明の一実施例を説明する。

（３０）は５〜８．５Ｍ！（ｚのサブキャリア信号にの
せ五゛）れて入力してくる音声信号の入力端子である。

：の入力端子（３０）にはＡチャンネル再生回路（３１
）とＢチャンネル再生回路（３２）が互いに並列に結合
され、これらの出力側はモノラル、ステレオのモード切
換回路（３３）を介してＬ出力端子（３４）とＲ出力端
Ｐ　（３５）に結合されている。

前記２つの再生回路（３＋）　（３２）にはそれぞれチ
ャンネル同調回路（３６）　（３７）を介してマイクロ
コンピュータ（以下マイコンという）　（３ｇ）に結合
されている。

前記チャンネル同調回路（３６）　（３７）はそれｒれ
Ｐｒ。

Ｌ　（［’ｈａｓｅ　Ｌｏｃｋｅｄ　Ｉ−ｏｏｐ）回路
（３９）　（４０）、コイルと可変容量コンデンサから
なる同調回路（４１）（４２）および発振回路（／１３
）　（４４）にて構成されている。

前記マイコン（３８）にはさらに、Ａ、Ｂ各チャンネル
の同調周波数の表示器（５５）　（５６）、キーボード
（５７）、プログラム等を記憶するＲＯＭ（リードオン
リメモリ）（５８）、データを記憶するＲＡＭ（ランダ
ムアクセスメモリ）（５９）、第４図におけるアンテナ
ポジショナ−（７）からの特定の衛星番号とチャンネル
番号の選択時のコントロール信号の入力端子（６０）、
前記再生回路（３１）（３２）が音声信号を受信したと
きに出力するＳＤ端子（ＳＤ）　（ＳＤ）、前記モノラ
ル、ステレオのモード切換回路（３３）が結合されてい
る。前記キーボード（５７）には、電源オン・オフＮ　
（４５）、Ａチャンネル周波数のダウン釦（４６）とア
ップ釦（４７）、Ｂチャンネル周波数のダウン釦（４８
）とアップ釦（４９）、前記モード切換回路（３３）を
制御するためのＤＳ（ディスクリートステレオ）釦（５
０）と詔（マトリックスステレオ）釦（５１）とＭＮ／
ＭＸ（モノラル／マルチプレックスステレオ）釦（５２
）からなるステレオモード切換釦（５３）、メモリ（５
９）への芹込み釦（５４）等を具備している。

つぎに、以上のような構成における作用を説明する。何
もプリセットされていない状態で、電源をオンしたとき
の信号のみを受信してマイコン（３８）がパワーオンし
たときは第２図に示すように表示器（５５）　（５６）
には３本の横棒があられれる。アンテナポジショナ−（
７）で衛星番号とチャンネル番号を選択したとき、その
コントロール信号が入力端子（６０）を経てマイコン（
３８）に入力するが、マイコン（３８）でまだプリセッ
トされていない場合には６．８０が表示器（５５）に約
５秒間点滅する。キーボード（５７）のＡチャンネル用
ダウン釦（４６）またはアップ釦（４７）を押すと、マ
イコン（３８）を介してＡチャンネル用同調回路（３６
）の発振周波数が出力し、丁Ａチャンネル再生回路（３
１）ＴＦは目的の入力借り−が再生され、同時に表示器
（５５）に周波数が表示される。

同様にしてＢチャンネルについてもＢチャン木ル再生回
路（３２）にて目的の中間周波信号が得らｔｃ、か−）
表示器（５６）に表示さ九ろ。また、モード切換のため
ステレオ切換釦（５３）を選択すると、マイコン（３８
）を介してモード切換回路（３３）が切換えられ、出力
端子（３４）　（３５）に目的の音声信号が出力する。

ここで、キーボード（５７）の書込み釦（５４）を押す
と、表示器（５５）（５６）の周波数が一定時間フラッ
シングし、衛星番号、チャンネル番号、Ａ、Ｂチャンネ
ルの周波数、ステレオモードなどのデータがＲＡＭ　（
５９）に記憶される。

同様にして、衛星番号、チャンネル毎にすべてのデータ
をＲＡ　Ｍ　（５９）に記憶する。

データの記憶つまりプリセットの終了後、アンテナポジ
ショナ−（７）からのコントロール信号が入力端子（６
０）を経てマイコン（３８）に入力すると６゜８０は出
力せず５表示器（５５）　（５６）にはプリセットされ
た目的の周波数を表示してデータが間違いなく記憶され
ていることをあられす。

なお、あるチャンネルが成人向けである場合。

つまり両親が子供にみせたくない場合、アンテナポジシ
ョナ−（７）で暗証番号を入れてペアレンタルロックを
し、このようなとき第３図に示すようにＰ−Ｌと表示し
、音声を出力しない。

「発明の効果」 本発明は上述のように構成したので、従来のように、ア
ンテナポジショナ−から衛星番号とチャンネル番号が変
わる度に手動で同じ操作を繰返すような煩られしさかな
くなり、メモリ内のデータで自動的に切換わる。したが
って操作が簡単で間違いもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による受信周波数のプリセット装置の一
実施例を示すブロック図、第２図はアンテナポジショナ
−に記憶されていないときの表示器の表示例の説明図、
第３図はペアレンタルロックをしているときの表示器の
表示例の説明図、第４図は衛星放送受信システムのブロ
ック図である。 （１）・・・反射板、（２）・・・アンテナ、（３）・
・・ローノイズアンプとダウンコンバータ、（４）・・
・受信機、（５）・・モニタＴＶ、（６）・・・音声装
置、（７）・・・アンテナポジショナ−１（８）・・・
音声増幅器、（９）（１０）・・・スピーカ、（１１）
・・・衛星、（１２）・・・アクチュエータ、（３ｏ）
・・・音声入力端子、（３１）　（３２）・・・再生回
路、（３３）・・・モード切換回路、（３４）（３５）
・・・出力端子、（３６）（３７）・・・同調回路、（
３８）・・・マイコン、　（３９）（４０）・・・ＰＬ
Ｌ、（４１）（４２）・・・同調回路、（４３）（４４
）・・・発振回路、（４５）・・・電源オン・オフ釦、
（４６）・・・Ａチャンネルダウン釦、（４７）・・・
Ａチャンネルアップ釦、（４８）・・・Ｂチャンネルダ
ウン釦、（４９）・・・Ｂチャンネルアップ釦、（５０
）・・・Ｏ５釦、（５１）・ＭＳ釦、（５２）−ＫＮ／
ＭＸ釦、（５３）−Ｘテレオ切換釦、（５４）・・・メ
モリ書込み釦、（５５）　（５６）・・・表示器、（５
７）・・・キーボード、（５８）・・・ＲＯＭ、（５９
）・・・ＲＡＭ、（６０）・・・アンテナポジショナ−
からの入力端子。 出願人　　株式会社富士通ゼネラル 第　　１　　図 第　　２　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信した音声信号からＡチャンネルの信号を再生
   する音声再生回路と、Ｂチャンネルの信号を再生する音
   声再生回路と、Ａチャンネル同調釦、Ｂチャンネル同調
   釦、ステレオモード切換釦およびメモリ書込み釦を有す
   るキーボードと、衛星番号とチャンネルの選択時のコン
   トロール信号の入力時に、前記キーボードを操作してＡ
   チャンネルとＢチャンネルの周波数を選択制御するマイ
   クロコンピュータと、このマイクロコンピュータに結合
   され選択された衛星番号、チャンネル番号、Ａチャンネ
   ルとＢチャンネルの音声周波数、ステレオモードの各デ
   ータを、前記書込み釦の操作時に記憶するメモリとを具
   備し、記憶後は、前記コントロール信号の入力に応じて
   目的の周波数にセットされるようにしたことを特徴とす
   る受信周波数のプリセット装置。