JP2556795Y2 - 緊急警報放送受信機 - Google Patents

緊急警報放送受信機

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JP2556795Y2
JP2556795Y2 JP1986052678U JP5267886U JP2556795Y2 JP 2556795 Y2 JP2556795 Y2 JP 2556795Y2 JP 1986052678 U JP1986052678 U JP 1986052678U JP 5267886 U JP5267886 U JP 5267886U JP 2556795 Y2 JP2556795 Y2 JP 2556795Y2
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emergency alert
signal
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真一 白坂
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は緊急警報放送を受信するマイコン及び記憶媒
体を内蔵した緊急警報放送受信機に関するものである。 [従来の技術] 天災地変での大災害を防止する目的で緊急警報放送シ
ステムが実用化された。これは、緊急警報放送を発すべ
きと判断された場合、放送電波を発し、順次ピロピロと
いう開始信号と災害に関する情報及び終了信号とからな
る緊急警報放送信号によりこの種の受信機の電源をオン
し、放送信号を受信機の音声出力として現出する。又受
信機が別の放送を受信中の場合には、そこに割り込んで
緊急事態を音声出力として現出することとなっている。
また緊急警報放送は、放送局は限られているが、中波、
短波、FM、テレビとすべての放送メディアによって実施
される。 そこで、従来のこの種の緊急警報放送受信機として第
2図に示すものがあった。図はFM信号による緊急警報放
送の受信システムのブロック図である。図において、1
は放送電波信号を選局増幅し周波数変換するフロントエ
ンドで、2はフロントエンド1で変換された中間周波信
号を増幅しFM復調する中間周波部、3は前記中間周波部
2でFM復調されたコンポジット信号をステレオ信号に復
調するMPX部、11はステレオ信号を増幅し後段のスピー
カ12に出力する音声出力回路である。また前記フロント
エンド1で周波数変換するための局部発信周波数を発生
する局部発信部4がある。5は前記局部発信部4の発信
周波数の安定化のためのPLL回路で、コントローラ6か
らの放送チャンネル・データによりPLL回路5の局部発
信部4への制御信号を変えて所定の放送局を受信できる
ように動作する。7はこの放送チャンネル・データを格
納しているメモリで、9はMPX部3の復調ステレオ信号
から緊急警報放送信号であるか否かをを検出してスイッ
チ10を制御する信号検出制御部であり、上述の各ブロッ
クへの電源を電源部8より供給している。またスイッチ
10は一方を電源8に、もう一方を前記音声出力回路11に
接続されている。 次に、動作について説明する。通常のFM放送によるFM
信号はアンテナから入力され、フロントエンド1、局部
発信部4、PLL回路5で同調、増幅、周波数変換され、
中間周波部2でFM検波され、MPX部3でステレオ復調さ
れ、音声出力回路部11で増幅されて、スピーカから現出
される。そこで、コントローラ6はコントローラ6に付
属する操作キー(図示せず)の操作により、メモリ7に
予め又は事前のメモリ操作により書き込まれた放送局選
択のためのチャンネルデータ(A,B,C,・・)を読み出
し、そのデータにより、PLL回路5を制御し、局部発信
部4の発振周波数を変化し、選択された希望局を受信
し、復調する。また、信号検出制御部9は緊急警報放送
信号の開始信号をMPX部3の復調前か又は後からの復調
信号により、識別し、検出した場合、スイッチ10を閉じ
て、音声出力回路部11に電源部8から電源を供給し、ス
ピーカ12より緊急警報放送の開始信号、災害に関する情
報、終了信号を順次出力する。この終了信号をこの信号
検出制御部9が検出すると、スイッチ10は開かれて、緊
急警報放送の受信開始前の状態に復帰する。ただし、ス
イッチ10は手動でも操作が可能であり、通常本緊急警報
放送受信機のスイッチ10をオンして通常の放送を聞くこ
ととなるが、睡眠時とか、使わないときはオフしてお
き、緊急警報放送に対応して待機状態にしておく。 [考案が解決しようとする問題点] 従来の緊急警報放送受信機は以上のように構成されて
いるので、スイッチ10をオフする待ち受け状態にすると
き、電源を切る前に、又そのたびに、緊急警報放送を約
束しているチャンネルに同調し選局するための操作をし
ておく必要があった。従って、重要、かつ必須な緊急警
報放送を確実に受信するには、操作性、確実性等の点で
問題があった。 [問題点を解決するための手段] この考案は緊急警報放送局のチャンネルデータを予め
メモリに書き込んでおき、緊急警報放送局受信の待機状
態にするべきことを忘れている場合、すなわち操作者の
無意識の操作があった場合でも、音声出力回路部への電
源供給を検出し、信号検出制御部からの信号とを兼ね合
わせて、このチャンネルデータを読み出すこととしたの
で、その確実な受信、及び操作性の優れた実用的な緊急
警報放送受信機を提供することを目的としている。 [実施例] 以下、この考案の一実施例を図に基づいて説明する。
第1図は従来例を示す第2図のブロック図と異なる部分
のブロック図を示し、対応する部分はそれぞれ同一符号
で示す。コントローラ13はメモリ7とのデータのやり取
りに加え、信号検出制御部9からのMPX部3に緊急警報
放送信号が有るかどうかの検出結果の制御信号と、音声
出力回路部11に電源電圧が供給されているかどうかを検
出する電源検出部14からの出力信号とを入力し、スイッ
チ10のON、OFFの状態変化がある場合に信号検出制御部
9及び電源検出部14の出力をサーチして監視する。また
メモリ7には予め緊急警報放送を行う放送局の電波周波
数情報データであるチャンネル・データ(X)をプリセ
ットし書き込んでおく。 次に、この考案の動作について説明する。まず、緊急
警報放送信号がなくてスイッチ10がONからOFFに変わっ
た場合、コントローラ13は電源検出部14を介してスイッ
チ10がONからOFFに動作したことを感知し、かつその動
作が信号検出制御部9からの制御信号により本受信機使
用者の意思によるものと判断した場合には、スイッチ10
がONされていたときに同調し受信していたチャンネル・
データ(A,B,C・・・のどれか)をメモリ7に格納し、
更にメモリ7から電波周波数情報データであるチャンネ
ル・データ(X)を読み出し、そのデータのもとにPLL
回路5を制御し、受信機を緊急警報放送受信の待機状態
にする。 次に、緊急警報放送信号が放送発信された場合、コン
トローラ13は電源検出部14がスイッチ10のOFFからONを
検出したことを感知し、かつ信号検出制御部9からの制
御信号によりスイッチ10の動作が緊急警報放送受信によ
るものであると判断した場合には、スイッチ10がOFFの
状態に同調していたチャンネル・データ(X)により引
き続き同調を行い、緊急警報放送を受信することとな
る。このため、緊急警報放送復調信号は音声出力回路11
によって増幅され、スピーカ12によって再生される。 又、緊急警報放送信号の放送発信がないにもかかわら
ずスイッチ10がOFFからONになった場合、コントローラ1
3がスイッチ10の動作が緊急警報放送信号によるもので
はなく、受信機使用者の意思による強制的なスイッチ10
のONであることを判断した場合には、コントローラ13は
前回スイッチ10がOFFした時のメモリ7に格納されたチ
ャンネルデータを読み出し、PLL回路を制御して、ラス
トワンメモリの機能である元聞いていた放送局の放送を
受信するよう動作する。 結局、受信機使用者の意思によりスイッチ10がONされ
た場合、前回スイッチ10がOFFされる寸前の状態に復帰
する。又あるいはOFFされた場合には、受信機がそれ以
前いかなる放送局に同調されていようとも緊急警報放送
局に同調され待機状態に入ることになる。 なお、上記実施例ではFM放送受信機について説明した
が、緊急警報放送を行う予定の中波、短波放送の受信機
やTV放送受信機についても利用でき、上記実施例と同様
の効果を奏する。又、上記実施例では、デジタル式の同
調選局方式について説明したが、ラストワンメモリの機
能を除き、アナログ式の同調選局方式においても同様の
効果を奏しうる。 更に、上記実施例では、音声出力部には受信出力のみ
が接続されている場合を説明したが、コントローラ13に
音声出力部を制御して通常の放送受信にたいして緊急警
報放送受信時に大音量にしたり放送信号の高域成分を強
調する機能を付加すれば、上記実施例より以上の効果を
奏しえる。 [考案の効果] 以上のように、この考案によれば緊急警報放送の有無
を感知する信号検出制御部と、音声出力部への電源電圧
供給の有無を検出する電源検出部とをコントローラが監
視感知して、同調手段を制御することとしたので、受信
機使用者の意思に拘わりなく、重大かつ必須な緊急警報
放送情報を確実に受信することができる。また、本考案
の構成は従来例に対してわずかな付加機能を持たせるこ
とで実現可能なので、通常の受信機と大差のないコスト
で本効果を奏しえるという実効的な利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例による緊急警報放送受信機
の主要部のブロック図、第2図は従来の緊急警報放送受
信機のブロック図である。 1……フロントエンド、3……MPX部 5……PLL回路、7……メモリ、6,13……コントロー
ラ、9……信号検出制御部、11……音声出力回路部 14……電源検出部、

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.緊急警報放送を受信・復調する手段と、 前記復調する手段からの音声信号を出力する音声出力回
    路と、 前記緊急警報放送の放送信号から警報信号を検出する手
    段と、 前記検出する手段からの制御信号により前記音声出力回
    路への動作電源の投入を制御する制御手段とを具備した
    緊急警報放送受信機であって、 少なくとも緊急警報放送を受信し得るチャンネル・デー
    タを格納できる記憶手段と、 前記記憶手段に接続されるとともに前記検出手段に接続
    され、かつ前記音声出力回路に対する動作電源の投入動
    作が前記制御信号によるものか使用者が強制的に投入し
    たものかを判断するコントローラと、 前記コントローラの出力信号により前記受信する手段に
    おける同調周波数を緊急警報放送又はそれ以外の放送周
    波数に制御する手段と、 前記検出手段から警報信号を検出し、かつ、前記音声出
    力回路に対する動作電源の投入動作が前記制御信号によ
    るものであることを検出した際には、前記記憶手段から
    緊急警報放送の前記チャンネル・データを読みだし、前
    記受信する手段における同調周波数を緊急警報放送周波
    数に調整するようにしたことを特徴とする緊急警報放送
    受信機
JP1986052678U 1986-04-08 1986-04-08 緊急警報放送受信機 Expired - Lifetime JP2556795Y2 (ja)

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JPS62164428U JPS62164428U (ja) 1987-10-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59189353U (ja) * 1983-06-01 1984-12-15 日本ビクター株式会社 緊急放送受信システム

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