JP3094192B2 - 衛星放送受信装置 - Google Patents

衛星放送受信装置

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JP3094192B2
JP3094192B2 JP05150189A JP15018993A JP3094192B2 JP 3094192 B2 JP3094192 B2 JP 3094192B2 JP 05150189 A JP05150189 A JP 05150189A JP 15018993 A JP15018993 A JP 15018993A JP 3094192 B2 JP3094192 B2 JP 3094192B2
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正弘 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星放送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の衛星放送受信装置を示すブ
ロック図である。アンテナ1aは放送衛星に対向し、アン
テナ1bはいずれかの通信衛星に対向し、夫々の衛星が中
継している電波を受信する。放送を中継する衛星には、
放送衛星及び4個の通信衛星があり、いずれも赤道上空
に静止している。図9は放送衛星及び4個の通信衛星の
軌道位置図であって、その衛星の名称及び衛星の静止軌
道を東経で表示している。放送衛星の電波は円偏波方式
のみであるが、通信衛星の電波は垂直(V)偏波方式の
電波及び水平(H)偏波方式の電波の2つがある。これ
は、電波の利用効率を上げるため、同一周波数帯の電波
の放送チャンネルを2つの偏波方式に振り分けるためで
ある。
【0003】アンテナ1aは受信した放送衛星の電波を第
1コンバータ(Low Noise Block converter 以下LNB と
いう)10aへ伝送する。LNB 10a は円偏波方式の電波を直
線偏波方式の電波に変換するよう設定されている。アン
テナ1bは受信した通信衛星の電波をLNB 10b へ伝送す
る。LNB 10b は垂直(V)偏波方式の電波又は水平
(H)偏波方式の電波を選択するよう設定されている。
そして両LNB 10a,10b はいずれもアンテナ1a,1b と夫々
一体となり屋外に設置される。両LNB 10a,10b は選択し
た電波を高周波増幅し、第1局発周波数により中間周波
信号に変換し、夫々をアンテナケーブル60a,60b を介し
てチューナ2へ伝送する。通信衛星からの電波を伝送さ
れるLNB 10b はこの第1局発周波数として10.873MHz, 1
0.99MHz, 11.3MHz及び11.2MHz の4波を使用する。そし
て、共同受信(共聴)の場合には前者の3波を使用し、
単独受信の場合には後者の1波を使用する。また放送衛
星からの電波を伝送されるLNB 10a は第1局発周波数と
して10.678MHz の1波を使用する。
【0004】図10は衛星放送を受信する主なアンテナの
種類、電波の偏波方式及びLNB の第1局発周波数の相互
関係を示す説明図である。a項のBSアンテナは放送衛星
に対向し、そのLNB は円偏波方式の電波を選択し、10.6
78MHz の第1局発周波数により周波数変換を行い、その
中間周波信号を1本のアンテナケーブルによりチューナ
へ伝送する。b項のCSアンテナは特定の通信衛星に対向
し、そのLNB は垂直又は水平の偏波方式の電波を選択
し、4種の第1局発周波数のいずれかにより周波数変換
を行い、その中間周波信号を1本のアンテナケーブルに
よりチューナへ伝送する。
【0005】c項のCSアンテナは特定の通信衛星に対向
し、そのLNB は垂直又は水平の偏波方式の電波の受信の
選択切換を、受信装置からの制御信号により制御され、
4種の第1局発周波数のいずれかにより周波数変換を行
い、その中間周波信号を1本のアンテナケーブルにより
チューナへ伝送する。d項のCSアンテナは特定の通信衛
星に対向し、そのLNB はアンテナが受信した電波を分波
し、垂直及び水平偏波方式の両方式の電波を選択し、夫
々を4種の第1局発周波数のいずれかにより周波数変換
を行い、両偏波方式の電波の中間周波信号の夫々を各1
本のアンテナケーブルによりチューナへ伝送する。
【0006】e項のアンテナは3面の反射鏡を有し、2
面の反射鏡は夫々2個の通信衛星に対向し、1面の反射
鏡は放送衛星に対向し、夫々の反射鏡毎に1個のLNB が
対応し第1のLNB は第1の通信衛星の垂直又は水平の偏
波方式の電波を選択し、第2のLNB は第2の通信衛星の
垂直又は水平の偏波方式の電波を選択し、各々が4種の
第1局発周波数のいずれかにより周波数変換を行い、そ
の中間周波信号を各1本のアンテナケーブルによりチュ
ーナへ伝送し、第3のLNB は放送衛星の円偏波の電波を
選択し、10.678MHz の第1局発周波数により周波数変換
を行い、その中間周波信号を1本のアンテナケーブルに
よりチューナへ伝送する。
【0007】f項のアンテナはアクチュエータによりア
ンテナの向きを回転させ、複数の通信衛星のいずれか一
へ向くことができる。アクチュエータと受信装置とは制
御ケーブルにより接続され、受信装置からの制御信号に
よりアンテナの回転方向が制御される。低雑音コンバー
タは垂直又は水平の偏波方式の電波を選択し、4種の第
1局発周波数のいずれかにより周波数変換を行い、その
中間周波信号を1本のアンテナケーブルによりチューナ
へ伝送する。a項乃至f項のいずれの場合においても衛
星の選択、1つの偏波方式の選択及び第1局発周波数の
選択は、その選択条件に適したLNB を選択することであ
る。
【0008】再び図8へ戻る。両アンテナケーブル60a,
60b によりチューナ2へ伝送された中間周波信号は2個
のアンテナ入力端子21,22 及びアンテナ入力切換器23を
介して第2コンバータ24へ入力され、第2局発周波数に
より周波数変換される。そして夫々の衛星放送のチャン
ネルが選択され、チューナ2の図示しない回路によりFM
検波され、映像信号と音声信号とに分離され、図示しな
い受像機により視聴される。
【0009】LNB 電源スイッチ25は供給されているLNB
電源を、アンテナ入力切換器23及びアンテナケーブル60
a(又は60b)を介してLNB 10a(又は10b)に与えるようなし
てある。設定手段29は所望の衛星チャンネルを受信する
ため衛星の種類、電波の偏波方式及びLNB の第1局発周
波数とアンテナケーブルとが対応している仕様情報を、
マイクロコンピュータ26の図示しない記憶部にあらかじ
め記憶させる手段である。操作スイッチ27は視聴者が所
望の衛星放送のチャンネルを選択する指示をマイクロコ
ンピュータ26に与える手段である。マイクロコンピュー
タ26は、その指示に基づいてLNB 電源スイッチ25の開閉
を制御し、アンテナ入力切換器23の切り換えを制御し、
第2コンバータの第2局発周波数による周波数変換を制
御してチャンネル選択を行い、受信したチャンネル等を
表示回路28に表示させる。
【0010】次に所望の衛星放送のチャンネルを選択す
る動作について説明する。視聴者が操作スイッチ27によ
り所望の衛星放送のチャンネルをマイクロコンピュータ
26へ入力すると、マイクロコンピュータ26はLNB に電力
を供給するためにLNB 電源スイッチ25を閉路するよう制
御し、記憶部に記憶してある仕様情報を参照し、所望の
衛星放送のチャンネルが伝送されるアンテナケーブルが
接続されているアンテナ入力端子21,22 のいずれか1つ
を決定してアンテナ入力切換器23の切り換えを制御し、
所望の衛星チャンネルを選択するための第2局発周波数
を設定し、第2コンバータに中間周波信号の周波数を変
換させる。
【0011】そして、LNB 電源スイッチ25が閉路し、ア
ンテナ入力切換器23が入力端子21 (又は22) 側に切り換
わり、LNB 10a(又は10b)にLNB 電源が供給される。LNB
10a(又は10b)はアンテナが受信した衛星放送の電波から
選択した偏波方式の電波を周波数変換し、中間周波信号
となしてアンテナケーブル60a(又は60b)を介してチュー
ナ4の第2コンバータ24へ伝送する。第2コンバータ24
はマイクロコンピュータ26の制御により第2局発周波数
を発生して中間周波信号を周波数変換し、チャンネルを
選択する。そしてマイクロコンピュータ26は選択した受
信チャンネル等を表示回路28に表示させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の衛星放送受信装
置は以上のように構成されており、屋外工事を担当する
者がアンテナ、LNB 及びアンテナケーブルを設置した後
に屋内工事を担当する者がLNB に関する仕様情報の引き
継ぎを受けないまま、チューナを設置した場合、その仕
様情報をチューナの記憶部へ記憶させることができない
という問題点があった。
【0013】また通信衛星からの電波を共同受信する場
合、衛星, 電波の偏波方式及びLNBの第1局発周波数の
組合せが多くなり、設定手段による設定が厄介であっ
た。さらにアンテナ入力端子が2個以上あって、アンテ
ナケーブルに標識を付けていない場合、一度アンテナケ
ーブルを取り外すと、どのアンテナケーブルがどのアン
テナのLNB に対応したものであるのか不明となり、再度
調査しなければならないという問題点があった。
【0014】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたものであり、アンテナ及びLNB の設置時に
おいて仕様情報をLNB に設定し、仕様信号として中間周
波信号に重畳してチューナへ伝送し、チューナで変調し
て仕様情報を得ることにより、LNB に関する初期設定を
することなくチャンネル選択ができる衛星放送受信装置
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る衛星放送受
信装置は、アンテナと対向させるべき衛星,電波の偏波
方式及び第1局部発振周波数を仕様情報として設定する
設定手段と、その仕様情報に応じた仕様信号を発生し、
変調して中間周波信号に重畳する変調手段をLNB に備
え、アンテナケーブルより入力される信号から仕様信号
を分離受信し、仕様情報として復調する復調手段をチュ
ーナに備えている。
【0016】
【作用】本発明にあっては、設定手段はアンテナと対向
させるべき衛星,電波の偏波方式及び第1局部発振周波
数を仕様情報として設定し、変調手段は、その仕様情報
に応じた仕様信号を発生して変調し、中間周波信号に重
畳する。復調手段はアンテナケーブルから入力される信
号から変調された仕様信号を分離受信し、仕様情報とし
て復調する。復調された仕様情報はチューナの記憶部に
記憶される。
【0017】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き説明する。図1は本発明に係る衛星放送受信装置の第
1実施例のブロック図である。アンテナ1aは放送衛星(B
S)に対向し、放送衛星(BS)が中継している電波を受信
し、LNB 3aへ伝送する。アンテナ1bは所望の通信衛星(C
S)に対向し、その通信衛星(CS)が中継している電波を受
信し、LNB 3bへ伝送する。2個のLNB 3a,3b は夫々第1
コンバータ10a,10b 、設定手段11a,11b 及び変復調回路
12a,12b よりなり、両アンテナ1a,1b と夫々一体となり
屋外に設置される。
【0018】第1コンバータ10a は伝送された放送衛星
(BS)の電波を円偏波から直線偏波に変換し、第1局発周
波数により中間周波信号に変換し、アンテナケーブル60
a を介してチューナ2へ伝送する。第1コンバータ10b
は伝送された1個の通信衛星(CS)の電波から選択すべく
設定された垂直 (V) 偏波方式又は水平 (H) 偏波方式
の電波を第1局発周波数により中間周波信号に変換し、
アンテナケーブル60bを介してチューナ2へ伝送する。
【0019】設定手段11a,11b は衛星放送を受信する場
合に必要な第1コンバータ10a,10bの仕様情報を設定す
る手段であって、ディップスイッチよりなるスイッチ群
により構成される。その仕様情報は、 (1) 受信衛星の種類:BS/SCC-A /SCC-B /JC-SAT-1/
JC-SAT-2 (2) 電波の偏波方式の種類:V偏波/H偏波/円偏波 (3) 第1局発周波数:10.678MHz /10.873MHz /10.99M
Hz/11.2MHz /11.3MHz (4) 拡張チャンネル:然/否 である。ここに拡張チャンネルとはBS及びCSの両方のチ
ャンネルをアンテナケーブルに重畳している場合を意味
する。この仕様情報はアンテナ設置時に決定されるの
で、その決定された仕様情報をディップスイッチにより
設定する。設定された仕様情報は変復調回路12a,12b へ
入力される。
【0020】変復調回路12a,12b は仕様情報を要求する
変調された信号がチューナ4からアンテナケーブル60a,
60b を介して入力された場合、その入力された信号を復
調し仕様情報が要求されていることを判定し、設定手段
11a,11b から入力されている仕様情報に応じた仕様信号
を発生し、変調し、出力増幅し、第1コンバータ10a,10
b が出力する中間周波信号に重畳して、アンテナケーブ
ル60a,60b へ出力する。両LNB 3a,3b の動作電源はチュ
ーナ4から供給される。
【0021】両アンテナケーブル60a,60b は、夫々アン
テナ入力端子21,22 を介してチューナ4に接続され、チ
ューナ4はアンテナ入力切換器23, 第2コンバータ24,
LNB電源スイッチ25, マイクロコンピュータ26, 操作ス
イッチ27, 表示回路28及び変復調回路30より構成され
る。
【0022】両アンテナ入力端子21,22 はアンテナ入力
切換器23の2個の切換先端子に夫々接続され、アンテナ
入力切換器23の共通端子はLNB 電源スイッチ25、第2コ
ンバータ24及び変復調回路30に夫々接続されている。そ
してLNB 電源スイッチ25へはLNB 電源が与えられる。変
復調回路30はマイクロコンピュータ26から仕様信号の要
求を指示された場合、両LNB 3a,3b に対し、仕様信号を
要求する仕様リクエストコマンド信号を発生し、変調
し、出力増幅してアンテナケーブル60a,60b へ出力す
る。またアンテナケーブル60a,60b からの仕様信号を分
離受信し、仕様情報として復調し、コンピュータ26へ与
える。
【0023】操作スイッチ27は視聴者が所望する衛星放
送のチャンネルを選択する指示をマイクロコンピュータ
26に与えるものである。マイクロコンピュータ26は、そ
の指示に基づきLNB 3a,3b から与えられた仕様情報を参
照して、LNB 電源スイッチ25の開閉を制御し、アンテナ
入力切換器23の切り換えを制御し、所望のチャンネルを
選択するために必要な第2局発周波数及び自動周波数制
御範囲を決定して第2コンバータ24に周波数変換を行わ
せ、その選択した受信チャンネル等を表示回路28に表示
させる。
【0024】図2はマイクロコンピュータ26が参照すべ
き仕様情報を図示しない記憶部に記憶する処理手順を示
すフローチャートである。マイクロコンピュータ26は、
この処理の前にLNB 電源スイッチ25を閉路するよう制御
する。マイクロコンピュータ26はアンテナ入力切換器23
にアンテナ入力端子21側へ切り換えを指示する (ステッ
プS1) 。これにより、LNB 電源がアンテナ入力切換器23
及びアンテナケーブル60a を介してLNB 3aに供給され
る。
【0025】次に、仕様リクエストコマンド信号の送信
を、変復調回路30に指示する (ステップS2) 。そして時
限タイマを起動する。この時限タイマは一定時間内にLN
B 3aからの仕様信号の返信の有無を判定するためのもの
である。変復調回路30は指示に基づいて仕様リクエスト
コマンド信号を発生し、変調し、出力増幅し、送信す
る。LNB 3aの変復調回路12a は、この信号を受信し、仕
様信号を返信する。変復調回路30は返信された仕様信号
を分離受信し、仕様情報として復調し、マイクロコンピ
ュータ26に与える。マイクロコンピュータ26は一定時間
内に仕様信号が返信されたか否かを判定する (ステップ
S3) 。NOの場合はアンテナ入力端子が未接続であると判
定し、警告音を出力する。YES の場合は拡張チャンネル
であるか否かを判定する (ステップS4) 。
【0026】(拡張チャンネルでない場合)拡張チャンネ
ルの仕様情報は”否”であるのでステップS16 に移行
し、第1局発周波数が10.678MHz, 10.873MHZ, 10.99MH
z, 11.2MHz, 11.3MHzのいずれであるかを認識し (ステ
ップS16)、受信衛星がBS, JC-SAT-1, JC-SAT-2, SCC-A,
SCC-Bのいずれであるかを認識し (ステップS17)、CSの
場合には偏波方式がV偏波方式, H偏波方式のいずれで
あるかを認識し、BSの場合には円偏波方式であることを
認識し、BSであることを再確認する (ステップS18)。
【0027】(拡張チャンネルである場合)拡張チャンネ
ルの仕様情報は”然”であるので、ステップS5に移行
し、受信衛星がBS, 第1局発周波数が10.678MHz である
ことを認識し (ステップS5) 、第1局発周波数が通信衛
星用の10.873MHz, 10.99MHz, 11.2MHz, 11.3MHz のいず
れであるかを認識し (ステップS6) 、受信衛星が通信衛
星のJC-SAT-1, JC-SAT-2, SCC-A, SCC-Bのいずれである
かを認識し (ステップS7) 、偏波方式がV偏波方式,H
偏波方式のいずれであるかを認識する (ステップS8) 。
次に認識した内容をアンテナ入力端子21の仕様情報とし
て記憶部に記憶させる (ステップS9) 。以上でアンテナ
入力端子21側の処理が完了する。
【0028】引き続きマイクロコンピュータ26はアンテ
ナ入力切換器23にアンテナ入力端子22側へ切り換えさせ
て同様の判定を行い認識内容の記憶処理を行なう。両LN
B 3a,3b について、その仕様情報がマイクロコンピュー
タ26に記憶された場合、視聴者は所望の衛星放送のチャ
ンネルを操作スイッチ27で指定するのみでマイクロコン
ピュータ26は記憶した仕様情報に基づいてアンテナ入力
切換器23を制御し、第2局発周波数を決定して第2コン
バータ24にチャンネル選択を行わせることができる。従
って視聴者は所望の映像と音声とを視聴することができ
る。
【0029】次に受信時の動作について説明する。視聴
者が所望の衛星放送のチャンネルを、操作スイッチ27に
よりマイクロコンピュータ26に伝える。マイクロコンピ
ュータ26はLNB 電源スイッチ25の閉路を制御し、記憶部
の仕様情報を参照してアンテナ入力切換器23及び第2コ
ンバータ24へチャンネル選択のための指示を出力する。
所望のチャンネルをLNB 3aが受信している場合は、アン
テナ入力切換器23を入力端子21の側に切り換える制御を
行なう。LNB 電源がLNB 3aの第1コンバータ10a に与え
られ、第1コンバータ10a はアンテナが受信した衛星の
電波から所望のチャンネルを放送している偏波方式の電
波を選択し、第1局発周波数により周波数変換を行い、
中間周波信号となしてアンテナケーブル60a を介してチ
ューナ4の第2コンバータ24へ伝送する。
【0030】マイクロコンピュータ26は記憶部の仕様情
報を参照することにより所望のチャンネルを選択するた
めに必要な第2局発周波数及び自動周波数制御範囲を決
定して第2コンバータ24に周波数変換を行わせる。第2
コンバータ24はマイクロコンピュータ26の制御に従って
周波数変換を行い、図示しない映像信号処理部及び音声
信号処理部を介して視聴者に所望のチャンネルを視聴さ
せる。マイクロコンピュータ26は選択した受信チャンネ
ル等を表示回路28に表示させる。
【0031】このように、チャンネル選択に必要な仕様
情報は、LNB 3a,3b の設定手段11a,11b により設定さ
れ、変復調回路12a,12b により伝送され、チューナ4の
マイクロコンピュータ26が、その仕様情報を記憶するの
で、仕様情報をマイクロコンピュータ26へ入力する操作
が不要となる。
【0032】図3は本発明に係る衛星放送受信装置の第
2実施例のブロック図である。この衛星放送受信装置は
アンテナ系統が1系統であってアンテナ1,LNB 3,ア
ンテナケーブル60及びアンテナ入力端子20は夫々1個で
ある。従ってチューナ4にはアンテナ入力切換器がな
く、その他の構成については図1と同様であるので、対
応する部分に対応する符号を付して説明を省略する。
【0033】また動作についてはマイクロコンピュータ
26が仕様情報を記憶する場合にアンテナ入力切換指示を
せず、所望のチャンネルを選択する場合にアンテナ入力
切換の制御をせず、その他は第1実施例と同様に動作す
るので説明を省略する。このようにチャンネル選択に必
要な仕様情報はLNB 3の設定手段11により設定され変復
調回路12により伝送され、チューナ4のマイクロコンピ
ュータ26が、その仕様情報を記憶するので、仕様情報を
マイクロコンピュータ26へ入力する操作が不要となる。
【0034】図4は本発明に係る衛星放送受信装置の第
3実施例のブロック図である。アンテナ1は3面の反射
鏡を有し、第1の反射鏡は放送衛星(BS)に対向し、放送
衛星(BS)が中継している電波を受信し、LNB 3aへ伝送す
る。第2の反射鏡は通信衛星(CS)のSCC-B に対向し、SC
C-B が中継している電波を受信し、LNB 3b,3c へ伝送す
る。第3の反射鏡は通信衛星(CS)のJC-SAT-1に対向し、
JC-SAT-1が中継している電波を受信し、LNB 3d,3e へ伝
送する。
【0035】LNB 3aの第1コンバータ10a はBSの円偏波
を直線偏波に変換し、第1局発周波数10.678MHz により
周波数変換を行なう。LNB 3b,3c はSCC-B のV偏波, H
偏波を夫々選択し、第1局発周波数11.2MHz により周波
数変換を行なう。LNB 3d,3eはJC-SAT-1のV偏波, H偏
波を夫々選択し、第1局発周波数11.2MHz により周波数
変換を行なう。LNB 3a,3b …3eは夫々アンテナケーブル
60a,60b …60e 及びアンテナ入力端子51,52 …55を介し
てアンテナスイッチ5に接続されている。アンテナスイ
ッチ5はLNB 3a,3b …3eとチューナ4との中間に位置
し、スイッチ回路56及びスイッチ制御回路57よりなる。
【0036】スイッチ回路36の5個の切換先端子はアン
テナ入力端子51,52 …55と夫々接続され、スイッチ回路
56の共通端子はアンテナ出力端子58及びスイッチ制御回
路57に接続され、スイッチ制御回路57とスイッチ回路56
とは制御線により接続されている。アンテナスイッチ5
の動作電源はチューナ4から供給されるLNB 電源を使用
する場合と、商用電力を受電する場合とがある。以下商
用電力を受電しているものとして説明する。
【0037】スイッチ制御回路57はチューナ4からのア
ンテナスイッチ5を制御する信号を分離受信し、復調し
てチューナ4より指示された1本のアンテナケーブル
を、5本のアンテナケーブル60a,60b …60e から選択す
べきことを認識し、スイッチ回路56に対し切り換えを指
示する。アンテナ出力端子58はアンテナケーブル60f を
介してチューナ4のアンテナ入力端子20に接続されてい
る。チューナ4はアンテナ入力切換器を有しない。そし
てチューナ4の変復調回路31はアンテナスイッチ5を制
御する信号又は仕様信号を要求する信号を送信すべきこ
とをマイクロコンピュータ26から指示された場合、夫々
の信号を発生し、変調し、出力増幅して送信する。更に
変復調回路31は返信された仕様信号を分離受信し、仕様
情報として復調し、マイクロコンピュータ26に与える。
その他の構成については図1と同様であるので、対応す
る部分に対応する符号を付して説明を省略する。
【0038】次にマイクロコンピュータ26が仕様情報を
記憶する動作について説明する。マイクロコンピュータ
26は先ずLNB 電源スイッチ25を閉路する。次いでマイク
ロコンピュータ26はスイッチ回路56に対しアンテナ入力
端子51に切り換えさせる信号を、アンテナスイッチ5へ
送信するよう変復調回路31に指示する。変復調回路31
は、その信号を発生し、変調し、出力増幅してアンテナ
スイッチ5へ送信する。アンテナスイッチ5のスイッチ
制御回路57は、その信号を分離受信及び復調して、スイ
ッチ回路56を制御する。スイッチ回路56はアンテナ入力
端子51側へ切り換える。従ってLNB 3aが選択され、LNB
電源がアンテナケーブル60f 及び60a を介してLNB 3aに
供給される。
【0039】次いで、マイクロコンピュータ26は仕様信
号を要求する信号の送信を、変復調回路31に指示する。
変復調回路31は仕様リクエストコマンド信号を送信し、
LNB3aが、その信号を受信する。LNB 3aは要求に基づい
て仕様信号をチューナ4に返信し、変復調回路31は、そ
の仕様信号を分離受信し、仕様情報として復調し、マイ
クロコンピュータ26に与える。マイクロコンピュータ26
は与えられたLNB 3aの仕様情報を認識し、記憶する。こ
のようにしてLNB 3aの仕様情報の記憶処理が完了する。
マイクロコンピュータ26は引き続きLNB 3b, LNB 3c…LN
B 3eの仕様情報の記憶処理を行なう。
【0040】なお、スイッチ制御回路57はチューナ4か
らのアンテナスイッチ5を制御する信号によりスイッチ
回路56の切り換えを制御するが、その制御によりスイッ
チ回路56が切り換えを完了した場合、切換完了の信号を
チューナ4に返送し、チューナ4のマイクロコンピュー
タ26は切換完了の信号が返送された後に仕様信号を要求
する信号を送信する指示を出すようにしてもよい。この
ようにチャンネル選択に必要な仕様情報は、LNB 3a,3b
…3eの変復調回路12a,12b …12e が伝送し、マイクロコ
ンピュータに記憶されるので仕様情報をマイクロコンピ
ュータ26に入力する操作が不要となる。
【0041】図5は本発明に係る衛星放送受信装置の第
4実施例のブロック図である。2個のLNB 3a,3b の変調
回路13a,13b はチューナ4から仕様信号の要求がなくと
も一定の時間が経過する毎に設定手段11a,11b から入力
されている仕様情報に応じた仕様信号を発生し、変調
し、出力増幅し、第1コンバータ10a,10b が出力する中
間周波信号に重畳してアンテナケーブル60a,60b へ出力
する。チューナ4の復調回路32はアンテナケーブル60a,
60b からの仕様信号を分離受信し、仕様情報として復調
しマイクロコンピュータ26に与える。マイクロコンピュ
ータ26は仕様信号の要求をせず、与えられた仕様情報を
認識して記憶部に記憶する。その他の構成については図
1と同様であるので対応する部分に同符号を付して説明
を省略する。
【0042】本実施例の動作はチューナ4からの仕様信
号の要求がなくとも、一定の時間が経過する毎にLNB 3
a,3b は仕様信号をチューナ4へ送信する点が第1実施
例と異なるのみで、その他の動作は第1実施例と同様で
あるので説明を省略する。なお、アンテナケーブル60a,
60b 等が長距離となり信号の減衰が大きく、図示しない
ブースターアンプを挿入した場合であっても仕様信号は
チューナ4に伝送される。この場合、ブースターアンプ
の電源は、商用交流を受電するものであり、LNB 3a,3b
の電源はチューナ4から供給せず、ブースターアンプか
ら供給するようにしてもよい。このようにチャンネル選
択に必要な仕様情報はLNB 3a,3b の変調回路13a,13b が
伝送し、チューナ4のマイクロコンピュータ26に記憶さ
れるので、仕様情報をマイクロコンピュータ26に入力す
る操作が不要となる。
【0043】図6は本発明に係る衛星放送受信装置の第
4実施例の他のブロック図である。この衛星放送受信装
置はアンテナ系統が1系統であり、チューナ4にはアン
テナ入力切換器を有しない。1個のLNB 3の変調回路13
はチューナ4からの仕様信号の要求がなくとも一定の時
間が経過する毎に仕様信号を出力する。チューナ4の復
調回路32は仕様信号を分離受信し、仕様情報として復調
しマイクロコンピュータ26に与える。マイクロコンピュ
ータ26は仕様信号の要求をしない。その他の構成につい
ては図1と同様であるので対応する部分に対応する符号
を付して説明を省略する。
【0044】本実施例の動作はアンテナが1系統であっ
て、チューナ4からの仕様信号の要求がなくとも一定の
時間が経過する毎にLNB 3は仕様信号をチューナ4へ送
信する点が第1実施例と異なるのみで、その他の動作は
第1実施例と同様であるので説明を省略する。このよう
にチャンネル選択に必要な仕様情報はLNB 3の変調回路
13が伝送し、チューナ4のマイクロコンピュータ26に記
憶されるので、仕様情報をマイクロコンピュータ26に入
力する操作が不要となる。
【0045】図7は本発明に係る衛星放送受信装置の第
4実施例の更に他のブロック図である。アンテナ1は3
面の反射鏡を有し、第1の反射鏡は放送衛星(BS)に対向
し、放送衛星(BS)が中継している電波を受信し、LNB 3a
へ伝送する。第2の反射鏡は通信衛星(CS)のSCC-B に対
向し、SCC-B が中継している電波を受信し、LNB 3b,3c
へ伝送する。第3の反射鏡は通信衛星(CS)のJC-SAT-1に
対向し、JC-SAT-1が中継している電波を受信し、LNB 3
d,3e へ伝送する。
【0046】LNB 3aの第1コンバータ10a はBSの円偏波
を直線偏波に変換し、第1局発周波数10.678MHz により
周波数変換を行なう。LNB 3b,3c はSCC-B のV偏波, H
偏波を夫々選択し、第1局発周波数11.2MHz により周波
数変換を行なう。LNB 3d,3eはJC-SAT-1のV偏波, H偏
波を夫々選択し、第1局発周波数11.2MHz により周波数
変換を行なう。5個のLNB 3a,3b …3eの変調回路13a,13
b …13e はチューナ4からの仕様信号の要求がなくとも
一定の時間が経過する毎に仕様信号を出力する。LNB 3
a,3b …3eは夫々アンテナケーブル60a,60b …60e 及び
アンテナ入力端子51,52 …55を介してアンテナスイッチ
5に接続されている。アンテナスイッチ5はLNB 3a,3b
…3eとチューナ4との中間に位置し、スイッチ回路56及
びスイッチ制御回路57よりなる。
【0047】スイッチ回路56の5個の切換先端子はアン
テナ入力端子51,52 …55と夫々接続され、スイッチ回路
56の共通端子はアンテナ出力端子58及びスイッチ制御回
路57に接続され、スイッチ制御回路57とスイッチ回路56
とは制御線により接続されている。
【0048】アンテナスイッチ5の動作電源はチューナ
4から供給されるLNB 電源を使用する場合と、商用電力
を受電する場合とがある。以下商用電力を受電している
ものとして説明する。スイッチ制御回路57はチューナ4
からのアンテナスイッチ5を制御する信号を分離受信
し、復調してチューナ4より指示された1本のアンテナ
ケーブルを5本のアンテナケーブル60a,60b …60e から
選択すべきことを認識し、スイッチ回路56に対し切り換
えを制御する。
【0049】アンテナ出力端子58はアンテナケーブル60
f を介してチューナ4のアンテナ入力端子20に接続され
ている。チューナ4はアンテナ入力切換器を有しない。
そしてチューナ4の変復調回路33はアンテナスイッチ5
を制御する信号を送信すべきことをマイクロコンピュー
タ26から指示された場合、その信号を発生し、変調し、
出力増幅して送信する。更に変復調回路33は返信された
仕様信号を分離受信し、仕様情報として復調し、マイク
ロコンピュータ26に与える。その他の構成については図
1と同様であるので対応する部分に対応する符号を付し
て説明を省略する。
【0050】次にマイクロコンピュータ26が仕様情報を
記憶する動作について説明する。マイクロコンピュータ
26は先ずLNB 電源スイッチ25を閉路する。次いでマイク
ロコンピュータ26はスイッチ回路56に対しアンテナ入力
端子51に切り換えさせる信号をアンテナスイッチ5へ送
信するよう変復調回路33に指示する。変復調回路33は、
その信号を発生し、変調し、出力増幅してアンテナスイ
ッチ5へ送信する。アンテナスイッチ5のスイッチ制御
回路57は、その信号を分離受信及び復調して、スイッチ
回路56を制御する。スイッチ回路56はアンテナ入力端子
51側へ切り換える。従って、LNB 3aが選択され、LNB 電
源がアンテナケーブル60f 及び60a を介してLNB 3aに供
給される。
【0051】次いで、マイクロコンピュータ26は仕様信
号を要求する信号の送信を、変復調回路33に指示する。
変復調回路33は仕様リクエストコマンド信号を送信し、
LNB3aが、その信号を受信する。LNB 3aは要求に基づい
て仕様信号をチューナ4に送信し、変復調回路33は、そ
の仕様信号を分離受信し、仕様情報として復調し、マイ
クロコンピュータ26に与える。マイクロコンピュータ26
は与えられたLNB 3aの仕様情報を認識し、記憶する。こ
のようにしてLNB 3aの仕様情報の記憶処理が完了する。
マイクロコンピュータ26は引き続きLNB 3b, LNB 3c…LN
B 3eの仕様情報の記憶処理を行なう。
【0052】なおスイッチ制御回路57はチューナ4から
のアンテナスイッチ5を制御する信号によりスイッチ回
路56の切り換えを制御するが、その制御によりスイッチ
回路56が切り換えを完了した場合、切換完了の信号をチ
ューナ4に返送し、チューナ4のマイクロコンピュータ
26は切換完了の信号が返送された後に仕様信号を要求ス
ル信号を送信する指示を出すようにしてもよい。このよ
うにチャンネル選択に必要な仕様情報は、LNB 3a,3b …
3eの変調回路13a,13b …13e が伝送し、マイクロコンピ
ュータに記憶されるので仕様情報をマイクロコンピュー
タ26に入力する操作が不要となる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナと対向してい
る衛星、電波の偏波方式及びLNB の第1局発周波数を仕
様情報としてLNB より送信し、チューナがその情報を受
信して記憶するよう構成したので、アンテナに関する仕
様情報をチューナに入力する操作が不要となり、受信装
置の設置時において、仕様情報の引き継ぎの有無に起因
する初期設定のわずらわしさから解放され、アンテナケ
ーブルを取り外した場合であってもアンテナに関する仕
様情報を再度調査する必要がなく、使い勝手のよい衛星
放送受信装置が得られる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衛星放送受信装置の第1実施例の
ブロック図である。
【図2】図1のマイクロコンピュータのフローチャート
である。
【図3】本発明に係る衛星放送受信装置の第2実施例の
ブロック図である。
【図4】本発明に係る衛星放送受信装置の第3実施例の
ブロック図である。
【図5】本発明に係る衛星放送受信装置の第4実施例の
ブロック図である。
【図6】本発明に係る衛星放送受信装置の第4実施例の
他のブロック図である。
【図7】本発明に係る衛星放送受信装置の第4実施例の
更に他のブロック図である。
【図8】従来の衛星放送受信装置のブロック図である。
【図9】BS, CSの軌道位置図である。
【図10】アンテナ等の種類を示す説明図である。
【符号の説明】
2,4 チューナ 3,3a,3b …3e LNB 5 アンテナスイッチ 10,10a,10b…10e 第1コンバータ 11,11a,11b…11e 設定手段 12,12a,12b…12e 変復調回路 13,13a,13b…13e 変調回路 23 アンテナ入力切換器 24 第2コンバータ 26 マイクロコンピュータ 30,31,33 変復調回路 32 復調回路 60,60a,60b…60f アンテナケーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/18 H04B 1/16 H04B 1/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の衛星からの電波をアンテナで受信
    し、コンバータで所定の偏波方式の電波を選択し、第1
    局部発振周波数により中間周波信号に変換し、ケーブル
    を介してチューナへ伝送する衛星放送受信装置におい
    て、アンテナと対向させるべき衛星、電波の偏波方式及
    び前記第1局部発振周波数を仕様情報として設定する設
    定手段と、設定手段で設定した仕様情報に応じた仕様信
    号を発生して変調し中間周波信号に重畳する変調手段と
    を前記コンバータに備え、前記ケーブルを介して入力さ
    れる信号から仕様信号を分離受信し仕様情報として復調
    する復調手段をチューナに備え、復調された仕様情報を
    チューナの記憶部に記憶すべくなしてあることを特徴と
    する衛星放送受信装置。
  2. 【請求項2】 チューナはコンバータに対し仕様信号を
    要求する信号を出力する手段を備え、変調手段は要求に
    応じて仕様信号を発生すべくなしてある請求項1記載の
    衛星放送受信装置。
  3. 【請求項3】 変調手段は、定期的に仕様信号を発生す
    べくなしてある請求項1記載の衛星放送受信装置。
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