JPH11112376A - 衛星放送受信システム - Google Patents
衛星放送受信システムInfo
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- JPH11112376A JPH11112376A JP9282949A JP28294997A JPH11112376A JP H11112376 A JPH11112376 A JP H11112376A JP 9282949 A JP9282949 A JP 9282949A JP 28294997 A JP28294997 A JP 28294997A JP H11112376 A JPH11112376 A JP H11112376A
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- signal
- cpu
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 屋内装置側の周波数変換回路を省略すること
ができ、かつ屋内装置側への信号伝送に安価な多芯ケー
ブルを使用することができる、構成簡単にして安価な衛
星放送受信システムを提供する。 【解決手段】 屋外装置２００は、アンテナ１００で受
信された電波を中間周波信号に変換する周波数変換回路
２１０と、周波数変換回路の出力を低周波のデジタル信
号に復調する復調回路２１２とを有し、屋内装置３００
は、復調回路からのデジタルをアナログのビデオ及び音
声信号に復号するデコーダ３０７と、周波数変換回路の
ローカル発振周波数を変化させて選局するＣＰＵ３０９
とを有し、さらに、デジタル信号を屋外装置から屋内装
置に伝送する第１の多芯ケーブル４０１と、ＣＰＵと周
波数変換回路との間を接続する第２の多芯ケーブル４０
２とを備える。
ができ、かつ屋内装置側への信号伝送に安価な多芯ケー
ブルを使用することができる、構成簡単にして安価な衛
星放送受信システムを提供する。 【解決手段】 屋外装置２００は、アンテナ１００で受
信された電波を中間周波信号に変換する周波数変換回路
２１０と、周波数変換回路の出力を低周波のデジタル信
号に復調する復調回路２１２とを有し、屋内装置３００
は、復調回路からのデジタルをアナログのビデオ及び音
声信号に復号するデコーダ３０７と、周波数変換回路の
ローカル発振周波数を変化させて選局するＣＰＵ３０９
とを有し、さらに、デジタル信号を屋外装置から屋内装
置に伝送する第１の多芯ケーブル４０１と、ＣＰＵと周
波数変換回路との間を接続する第２の多芯ケーブル４０
２とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星放送からの電
波を受信してビデオ信号および音声信号を再生する衛星
放送受信システムに関する。
波を受信してビデオ信号および音声信号を再生する衛星
放送受信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】地上の放送局からの電波（地上波）を受
信してビデオ信号および音声信号を再生する通常のテレ
ビジョン受像機に、放送衛星からの電波を受信するＢＳ
アンテナと、高周波側に設置される屋外装置と、低周波
側に設置される屋内装置とを備える衛星放送受信システ
ムを付加することで、衛星放送の受信、再生が可能とな
る。
信してビデオ信号および音声信号を再生する通常のテレ
ビジョン受像機に、放送衛星からの電波を受信するＢＳ
アンテナと、高周波側に設置される屋外装置と、低周波
側に設置される屋内装置とを備える衛星放送受信システ
ムを付加することで、衛星放送の受信、再生が可能とな
る。
【０００３】図３は、従来の衛星放送受信システムの一
例を示すシステム構成図である。この図において、１０
０は屋外に設置される衛星放送受信用（ＢＳ）アンテ
ナ、２００はアンテナ１００の後段に設置される屋外装
置（ＯＤＵ）、３００は屋外装置２００の更に後段に設
置される屋内装置（ＩＤＵ）である。
例を示すシステム構成図である。この図において、１０
０は屋外に設置される衛星放送受信用（ＢＳ）アンテ
ナ、２００はアンテナ１００の後段に設置される屋外装
置（ＯＤＵ）、３００は屋外装置２００の更に後段に設
置される屋内装置（ＩＤＵ）である。
【０００４】屋外装置２００は、ローノイズブロックコ
ンバータ（ＬＮＢ）と呼ばれ、アンテナ１００で受信さ
れた高周波の、例えば１２ＧＨｚ帯の衛星放送電波を増
幅する高周波増幅器（ＲＦＡＭＰ）２０１と、この増幅
器２０１の出力から雑音成分を除去する帯域通過フィル
タ（ＢＰＦ）２０２と、このフィルタ２０２の出力を、
例えば周波数１ＧＨｚ帯の第１中間周波信号に変換する
第１周波数ミキサ（ＭＩＸ）２０３と、このミキサ２０
３に所定のローカル発振信号を供給する固定周波数発振
器（ＯＳＣ）２０４と、ミキサ２０３の出力を増幅する
出力段の中間周波増幅器（ＩＦＡＭＰ）２０５とを備え
る。
ンバータ（ＬＮＢ）と呼ばれ、アンテナ１００で受信さ
れた高周波の、例えば１２ＧＨｚ帯の衛星放送電波を増
幅する高周波増幅器（ＲＦＡＭＰ）２０１と、この増幅
器２０１の出力から雑音成分を除去する帯域通過フィル
タ（ＢＰＦ）２０２と、このフィルタ２０２の出力を、
例えば周波数１ＧＨｚ帯の第１中間周波信号に変換する
第１周波数ミキサ（ＭＩＸ）２０３と、このミキサ２０
３に所定のローカル発振信号を供給する固定周波数発振
器（ＯＳＣ）２０４と、ミキサ２０３の出力を増幅する
出力段の中間周波増幅器（ＩＦＡＭＰ）２０５とを備え
る。
【０００５】屋内装置３００は、入力段の中間周波増幅
器（ＩＦＡＭＰ）３０１と、この増幅器の出力を更に低
い周波数、例えば４００ＭＨｚ帯の第２中間周波信号に
周波数変換する第２周波数ミキサ（ＭＩＸ）３０２と、
この第２ミキサ３０２にローカル発振信号を供給する可
変周波数発振器（ＯＳＣ）３０３と、ミキサ３０２の出
力を増幅する中間周波増幅器（ＩＦＡＭＰ）３０４と、
この増幅器３０４の出力から雑音成分を除去する帯域通
過フィルタ（ＢＰＦ）３０５と、このフィルタ３０５の
出力を復調する復調回路（ＤＥＭＯＤ）３０６と、この
復調回路３０６のデジタル出力を復号してアナログのビ
デオ信号および音声信号を再生するデコーダ（ ＤＥ
Ｃ）３０７とを備え、この復号回路の出力をディスプレ
イ３１１で再生する。
器（ＩＦＡＭＰ）３０１と、この増幅器の出力を更に低
い周波数、例えば４００ＭＨｚ帯の第２中間周波信号に
周波数変換する第２周波数ミキサ（ＭＩＸ）３０２と、
この第２ミキサ３０２にローカル発振信号を供給する可
変周波数発振器（ＯＳＣ）３０３と、ミキサ３０２の出
力を増幅する中間周波増幅器（ＩＦＡＭＰ）３０４と、
この増幅器３０４の出力から雑音成分を除去する帯域通
過フィルタ（ＢＰＦ）３０５と、このフィルタ３０５の
出力を復調する復調回路（ＤＥＭＯＤ）３０６と、この
復調回路３０６のデジタル出力を復号してアナログのビ
デオ信号および音声信号を再生するデコーダ（ ＤＥ
Ｃ）３０７とを備え、この復号回路の出力をディスプレ
イ３１１で再生する。
【０００６】屋内装置３００は更に、可変周波数発振器
３０３の発振周波数を決定する位相同期ループ（ＰＬ
Ｌ）３０８と、この位相同期ループ３０８に誤差信号を
与えるＣＰＵ３０９と、このＣＰＵ３０９に前記誤差信
号の基になる選局情報を与える選局キー３１０とを備
え、ディスプレイ３１１を除くブロックが、ＢＳチュー
ナとしてセット化される。
３０３の発振周波数を決定する位相同期ループ（ＰＬ
Ｌ）３０８と、この位相同期ループ３０８に誤差信号を
与えるＣＰＵ３０９と、このＣＰＵ３０９に前記誤差信
号の基になる選局情報を与える選局キー３１０とを備
え、ディスプレイ３１１を除くブロックが、ＢＳチュー
ナとしてセット化される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】図３のシステムには次
のような問題点がある。（１）屋外装置２００から屋内
装置３００に伝送される信号は、高周波帯域（１ＧＨｚ
帯）であるため、屋内への引き込み用伝送ケーブル４０
０に損失の少ない同軸ケーブルを使用する必要があり、
その長さが一般に２０ｍ程度におよぶため、コスト高に
なる。（２）周波数ミキサとローカル周波数発振器とを
含む周波数変換回路が、屋外装置２００と屋内装置３０
０の両方に必要なため、回路構成が複雑で、部品点数が
多く、高価になる。
のような問題点がある。（１）屋外装置２００から屋内
装置３００に伝送される信号は、高周波帯域（１ＧＨｚ
帯）であるため、屋内への引き込み用伝送ケーブル４０
０に損失の少ない同軸ケーブルを使用する必要があり、
その長さが一般に２０ｍ程度におよぶため、コスト高に
なる。（２）周波数ミキサとローカル周波数発振器とを
含む周波数変換回路が、屋外装置２００と屋内装置３０
０の両方に必要なため、回路構成が複雑で、部品点数が
多く、高価になる。
【０００８】本発明は、屋内装置側の周波数変換回路を
省略することができ、かつ屋内装置側への信号伝送に安
価な多芯ケーブルを使用することができる、構成簡単に
して安価な衛星放送受信システムを提供することを目的
としている。
省略することができ、かつ屋内装置側への信号伝送に安
価な多芯ケーブルを使用することができる、構成簡単に
して安価な衛星放送受信システムを提供することを目的
としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、放
送衛星からの電波を受信するアンテナと、高周波側に設
置される屋外装置と、低周波側に設置される屋内装置と
を備える衛星放送受信システムであって、前記屋外装置
は、前記アンテナで受信された前記電波を中間周波信号
に変換する周波数変換回路と、この周波数変換回路の出
力を低周波のデジタル信号に復調する復調回路とを有
し、前記屋内装置は、前記復調回路からのデジタル信号
をアナログのビデオ信号及び音声信号に復号するデコー
ダと、前記周波数変換回路のローカル発振周波数を変化
させて選局するＣＰＵとを有し、さらに、前記デジタル
信号を前記屋外装置から前記屋内装置に伝送する第１の
多芯ケーブルと、前記ＣＰＵと前記周波数変換回路との
間を接続する第２の多芯ケーブルとを備える衛星放送受
信システムで達成できる。
送衛星からの電波を受信するアンテナと、高周波側に設
置される屋外装置と、低周波側に設置される屋内装置と
を備える衛星放送受信システムであって、前記屋外装置
は、前記アンテナで受信された前記電波を中間周波信号
に変換する周波数変換回路と、この周波数変換回路の出
力を低周波のデジタル信号に復調する復調回路とを有
し、前記屋内装置は、前記復調回路からのデジタル信号
をアナログのビデオ信号及び音声信号に復号するデコー
ダと、前記周波数変換回路のローカル発振周波数を変化
させて選局するＣＰＵとを有し、さらに、前記デジタル
信号を前記屋外装置から前記屋内装置に伝送する第１の
多芯ケーブルと、前記ＣＰＵと前記周波数変換回路との
間を接続する第２の多芯ケーブルとを備える衛星放送受
信システムで達成できる。
【００１０】本発明の一実施形態によれば、前記周波数
変換回路は、前記電波を一方の入力とする周波数ミキサ
と、このミキサの他方の入力となるローカル発振周波数
の高周波信号を発生する可変周波数発振器と、この発振
器の発振周波数を設定する位相同期ループとを備え、前
記ＣＰＵは前記位相同期ループに選局情報に応じた誤差
信号を入力するものである。
変換回路は、前記電波を一方の入力とする周波数ミキサ
と、このミキサの他方の入力となるローカル発振周波数
の高周波信号を発生する可変周波数発振器と、この発振
器の発振周波数を設定する位相同期ループとを備え、前
記ＣＰＵは前記位相同期ループに選局情報に応じた誤差
信号を入力するものである。
【００１１】本発明の上記目的はまた、放送衛星からの
電波を受信するアンテナと、高周波側に設置される屋外
装置と、低周波側に設置される屋内装置とを備える衛星
放送受信システムであって、前記屋外装置は、前記アン
テナで受信された前記電波を中間周波信号に変換する周
波数変換回路と、この周波数変換回路の出力を低周波の
デジタル信号に復調する復調回路と、前記周波数変換回
路のローカル発振周波数を変化させて選局する第１のＣ
ＰＵとを有し、前記屋内装置は、前記復調回路からのデ
ジタル信号をアナログのビデオ信号及び音声信号に復号
するデコーダと、前記第１のＣＰＵと交信して選局情報
を伝達する第２のＣＰＵとを有し、さらに、前記デジタ
ル信号を前記屋外装置から前記屋内装置に伝送し、また
前記第１のＣＰＵと前記第２のＣＰＵとの間の交信に使
用される多芯ケーブルとを備える衛星放送受信システム
で達成できる。
電波を受信するアンテナと、高周波側に設置される屋外
装置と、低周波側に設置される屋内装置とを備える衛星
放送受信システムであって、前記屋外装置は、前記アン
テナで受信された前記電波を中間周波信号に変換する周
波数変換回路と、この周波数変換回路の出力を低周波の
デジタル信号に復調する復調回路と、前記周波数変換回
路のローカル発振周波数を変化させて選局する第１のＣ
ＰＵとを有し、前記屋内装置は、前記復調回路からのデ
ジタル信号をアナログのビデオ信号及び音声信号に復号
するデコーダと、前記第１のＣＰＵと交信して選局情報
を伝達する第２のＣＰＵとを有し、さらに、前記デジタ
ル信号を前記屋外装置から前記屋内装置に伝送し、また
前記第１のＣＰＵと前記第２のＣＰＵとの間の交信に使
用される多芯ケーブルとを備える衛星放送受信システム
で達成できる。
【００１２】本発明の一実施形態によれば、前記周波数
変換回路は、前記電波を一方の入力とする周波数ミキサ
と、このミキサの他方の入力となるローカル発振周波数
の高周波信号を発生する可変周波数発振器と、この発振
器の発振周波数を設定する位相同期ループとを備え、前
記第１のＣＰＵは前記位相同期ループに誤差信号を入力
し、前記第２のＣＰＵは前記第１のＣＰＵに前記誤差信
号の基になる選局情報を供給するものである。
変換回路は、前記電波を一方の入力とする周波数ミキサ
と、このミキサの他方の入力となるローカル発振周波数
の高周波信号を発生する可変周波数発振器と、この発振
器の発振周波数を設定する位相同期ループとを備え、前
記第１のＣＰＵは前記位相同期ループに誤差信号を入力
し、前記第２のＣＰＵは前記第１のＣＰＵに前記誤差信
号の基になる選局情報を供給するものである。
【００１３】本発明の屋外装置は、衛星放送受信用アン
テナで受信された高周波の衛星放送電波を中間周波信号
に変換し、さらに低周波のデジタル信号にまで復調す
る。このため、屋内装置は、前記デジタル信号をアナロ
グのビデオ信号及び音声信号に復号する回路等の低周波
処理回路を備えれば良く、周波数変換回路を必要としな
い。従って、システム全体の構成が簡略化される。
テナで受信された高周波の衛星放送電波を中間周波信号
に変換し、さらに低周波のデジタル信号にまで復調す
る。このため、屋内装置は、前記デジタル信号をアナロ
グのビデオ信号及び音声信号に復号する回路等の低周波
処理回路を備えれば良く、周波数変換回路を必要としな
い。従って、システム全体の構成が簡略化される。
【００１４】本発明の屋外装置は、低周波のデジタル信
号を出力する。従って、このデジタル信号を屋内装置に
伝送するケーブルは安価な多芯ケーブルで十分であり、
システム全体のコストを低減できる。
号を出力する。従って、このデジタル信号を屋内装置に
伝送するケーブルは安価な多芯ケーブルで十分であり、
システム全体のコストを低減できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態を参
照して、本発明を詳細に説明する。図１は、本発明の一
実施形態を示す衛星放送受信システムのブロック図であ
る。この図において、１００は放送衛星からの電波を受
信するＢＳアンテナ、２００は高周波側に設置される屋
外装置（ＯＤＵ）、３００は低周波側に設置される屋内
装置（ＩＤＵ）、４０１および４０２は屋外装置２００
と屋内装置３００との間を接続する第１および第２の多
芯ケーブルである。
照して、本発明を詳細に説明する。図１は、本発明の一
実施形態を示す衛星放送受信システムのブロック図であ
る。この図において、１００は放送衛星からの電波を受
信するＢＳアンテナ、２００は高周波側に設置される屋
外装置（ＯＤＵ）、３００は低周波側に設置される屋内
装置（ＩＤＵ）、４０１および４０２は屋外装置２００
と屋内装置３００との間を接続する第１および第２の多
芯ケーブルである。
【００１６】屋外装置２００は、アンテナ１００で受信
された前記電波を増幅する高周波増幅器２０１と、この
増幅器２０１の出力から雑音成分を除去する帯域通過フ
ィルタ２０２と、このフィルタ２０２の出力を中間周波
信号に変換する周波数変換回路２１０と、この周波数変
換回路２１０の出力を増幅する中間周波増幅器２０５
と、この増幅器２０５の出力から雑音成分を除去する帯
域通過フィルタ２１１と、このフィルタ２１１の出力を
低周波のデジタル信号に復調する復調回路２１２とを有
する。
された前記電波を増幅する高周波増幅器２０１と、この
増幅器２０１の出力から雑音成分を除去する帯域通過フ
ィルタ２０２と、このフィルタ２０２の出力を中間周波
信号に変換する周波数変換回路２１０と、この周波数変
換回路２１０の出力を増幅する中間周波増幅器２０５
と、この増幅器２０５の出力から雑音成分を除去する帯
域通過フィルタ２１１と、このフィルタ２１１の出力を
低周波のデジタル信号に復調する復調回路２１２とを有
する。
【００１７】周波数変換回路２１０は、前記電波を一方
の入力とする周波数ミキサ２０３と、このミキサ２０３
の他方の入力となるローカル発振周波数の高周波信号を
発生する可変周波数発振器２１３と、この発振器２１３
の発振周波数を設定する位相同期ループ２１４とを備え
る。この位相同期ループ２１４に対しては、屋内装置３
００側のＣＰＵから選局情報に応じた誤差信号が入力さ
れる。
の入力とする周波数ミキサ２０３と、このミキサ２０３
の他方の入力となるローカル発振周波数の高周波信号を
発生する可変周波数発振器２１３と、この発振器２１３
の発振周波数を設定する位相同期ループ２１４とを備え
る。この位相同期ループ２１４に対しては、屋内装置３
００側のＣＰＵから選局情報に応じた誤差信号が入力さ
れる。
【００１８】屋内装置３００は、屋外装置２００の復調
回路２１２からのデジタル信号をアナログのビデオ信号
及び音声信号に復号するデコーダ３０７と、屋外装置２
００の周波数変換回路２１０のローカル発振周波数を変
化させて選局するＣＰＵ３０９と、このＣＰＵ３０９に
選局情報を与える選局キー３１０と、デコーダ３０７で
復号されたビデオ信号および音声信号を再生するディス
プレイ３１１とを有する。このうち、ディスプレイ３１
１を除くブロックがＢＳチューナとしてセット化され
る。
回路２１２からのデジタル信号をアナログのビデオ信号
及び音声信号に復号するデコーダ３０７と、屋外装置２
００の周波数変換回路２１０のローカル発振周波数を変
化させて選局するＣＰＵ３０９と、このＣＰＵ３０９に
選局情報を与える選局キー３１０と、デコーダ３０７で
復号されたビデオ信号および音声信号を再生するディス
プレイ３１１とを有する。このうち、ディスプレイ３１
１を除くブロックがＢＳチューナとしてセット化され
る。
【００１９】屋外装置２００の復調回路２１２から出力
されるデジタル信号は、第１の多芯伝送ケーブル４０１
によって、屋外装置２００から屋内装置３００に伝送さ
れる。また、屋内装置３００のＣＰＵ３０９と屋外装置
２００の周波数変換回路２１０との間は、第２の多芯ケ
ーブル４０２で接続される。これらの多芯ケーブル４０
１、４０２の伝送する信号の周波数は、図３の第１中間
周波数（１ＧＨｚ）より遥かに低い周波数であるので、
高価な同軸ケーブルを使う必要はない。
されるデジタル信号は、第１の多芯伝送ケーブル４０１
によって、屋外装置２００から屋内装置３００に伝送さ
れる。また、屋内装置３００のＣＰＵ３０９と屋外装置
２００の周波数変換回路２１０との間は、第２の多芯ケ
ーブル４０２で接続される。これらの多芯ケーブル４０
１、４０２の伝送する信号の周波数は、図３の第１中間
周波数（１ＧＨｚ）より遥かに低い周波数であるので、
高価な同軸ケーブルを使う必要はない。
【００２０】また、図１を図３と比較すると、図１のシ
ステム構成は、図３のシステム構成の内、ミキサ２０３
または３０２、ローカル発振器２０４、出力増幅器２０
５、入力増幅器３０１に相当する回路を省略したものに
等しいため、システム構成が簡単で、安価となる。
ステム構成は、図３のシステム構成の内、ミキサ２０３
または３０２、ローカル発振器２０４、出力増幅器２０
５、入力増幅器３０１に相当する回路を省略したものに
等しいため、システム構成が簡単で、安価となる。
【００２１】図２は、本発明の第２の実施形態を示す衛
星放送受信システムの構成図である。この図において、
１００は放送衛星からの電波を受信するアンテナ、２０
０は高周波側に設置される屋外装置、３００は低周波側
に設置される屋内装置、４０３は屋外装置２００と屋内
装置３００との間を接続する唯一の多芯ケーブルであ
る。
星放送受信システムの構成図である。この図において、
１００は放送衛星からの電波を受信するアンテナ、２０
０は高周波側に設置される屋外装置、３００は低周波側
に設置される屋内装置、４０３は屋外装置２００と屋内
装置３００との間を接続する唯一の多芯ケーブルであ
る。
【００２２】屋外装置２００は、アンテナ１００で受信
された前記電波をを増幅する高周波増幅器２０１と、こ
の増幅器２０１の出力から雑音成分を除去する帯域通過
フィルタ２０２と、このフィルタ２０２の出力を中間周
波信号に変換する周波数変換回路２１０と、この周波数
変換回路２１０の出力を増幅する中間周波増幅器２０５
と、この増幅器２０５の出力から雑音成分を除去する帯
域通過フィルタ２１１と、このフィルタ２１１の出力を
低周波のデジタル信号に復調する復調回路２１２と、周
波数変換回路２１０のローカル発振周波数を変化させて
選局する第１のＣＰＵ２１５とを有する。
された前記電波をを増幅する高周波増幅器２０１と、こ
の増幅器２０１の出力から雑音成分を除去する帯域通過
フィルタ２０２と、このフィルタ２０２の出力を中間周
波信号に変換する周波数変換回路２１０と、この周波数
変換回路２１０の出力を増幅する中間周波増幅器２０５
と、この増幅器２０５の出力から雑音成分を除去する帯
域通過フィルタ２１１と、このフィルタ２１１の出力を
低周波のデジタル信号に復調する復調回路２１２と、周
波数変換回路２１０のローカル発振周波数を変化させて
選局する第１のＣＰＵ２１５とを有する。
【００２３】周波数変換回路２１０は、前記電波を一方
の入力とする周波数ミキサ２０３と、このミキサ２０３
の他方の入力となるローカル発振周波数の高周波信号を
発生する可変周波数発振器２１３と、この発振器２１３
の発振周波数を設定する位相同期ループ２１４とを備え
る。この位相同期ループ２１４に対しては、第１のＣＰ
Ｕ２１５から選局情報に応じた誤差信号が入力される。
の入力とする周波数ミキサ２０３と、このミキサ２０３
の他方の入力となるローカル発振周波数の高周波信号を
発生する可変周波数発振器２１３と、この発振器２１３
の発振周波数を設定する位相同期ループ２１４とを備え
る。この位相同期ループ２１４に対しては、第１のＣＰ
Ｕ２１５から選局情報に応じた誤差信号が入力される。
【００２４】屋内装置３００は、屋外装置２００の復調
回路２１２からのデジタル信号をアナログのビデオ信号
及び音声信号に復号するデコーダ３０７と、屋外装置２
００の第１のＣＰＵ２１５に選局情報を伝達する第２の
ＣＰＵ３０９と、このＣＰＵ３０９に選局情報を入力選
局キー３１０と、デコーダ３０７で復号されたビデオ信
号および音声信号を再生するディスプレイ３１１とを有
する。このうち、ディスプレイ３１１を除くブロックが
ＢＳチューナとしてセット化される。
回路２１２からのデジタル信号をアナログのビデオ信号
及び音声信号に復号するデコーダ３０７と、屋外装置２
００の第１のＣＰＵ２１５に選局情報を伝達する第２の
ＣＰＵ３０９と、このＣＰＵ３０９に選局情報を入力選
局キー３１０と、デコーダ３０７で復号されたビデオ信
号および音声信号を再生するディスプレイ３１１とを有
する。このうち、ディスプレイ３１１を除くブロックが
ＢＳチューナとしてセット化される。
【００２５】本例の周波数変換回路２１０は、前記電波
を一方の入力とする周波数ミキサ２０３と、このミキサ
の他方の入力となるローカル発振周波数の高周波信号を
発生する可変周波数発振器２１３と、この発振器の発振
周波数を設定する位相同期ループ２１４とを備え、第１
のＣＰＵ２１５は位相同期ループ２１４に誤差信号を入
力し、第２のＣＰＵ３０９は第１のＣＰＵ２１５に前記
誤差信号の基になる選局情報を供給する。
を一方の入力とする周波数ミキサ２０３と、このミキサ
の他方の入力となるローカル発振周波数の高周波信号を
発生する可変周波数発振器２１３と、この発振器の発振
周波数を設定する位相同期ループ２１４とを備え、第１
のＣＰＵ２１５は位相同期ループ２１４に誤差信号を入
力し、第２のＣＰＵ３０９は第１のＣＰＵ２１５に前記
誤差信号の基になる選局情報を供給する。
【００２６】屋外装置２００と屋内装置３００との間は
唯一の多芯ケーブル４０３で接続され、第１のＣＰＵ２
１５と第２のＣＰＵ３０９との間の交信に使用される。
ＣＰＵ２１５とＣＰＵ３０９は選局情報の伝達だけでな
く、復調回路２１２の復調デジタル信号をデコーダ３０
７に伝達する役割も果たす。
唯一の多芯ケーブル４０３で接続され、第１のＣＰＵ２
１５と第２のＣＰＵ３０９との間の交信に使用される。
ＣＰＵ２１５とＣＰＵ３０９は選局情報の伝達だけでな
く、復調回路２１２の復調デジタル信号をデコーダ３０
７に伝達する役割も果たす。
【００２７】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、屋内
装置側の周波数変換回路を省略することができ、かつ屋
内装置側への信号伝送に安価な多芯ケーブルを使用する
ことができる、構成簡単にして安価な衛星放送受信シス
テムを提供することができる。
装置側の周波数変換回路を省略することができ、かつ屋
内装置側への信号伝送に安価な多芯ケーブルを使用する
ことができる、構成簡単にして安価な衛星放送受信シス
テムを提供することができる。
【図１】本発明の第１の実施形態を示すシステム構成図
である。
である。
【図２】本発明の第２の実施形態を示すシステム構成図
である。
である。
【図３】従来の衛星放送受信システム例を示すシステム
構成図である。
構成図である。
１００ アンテナ ２００ 屋外装置 ２１０ 周波数変換回路 ２１２ 復調回路 ２１５ 第１のＣＰＵ ３００ 屋内装置 ３０７ デコーダ ３０９ 第２のＣＰＵ ３１０ 選局キー ４０１ 第１の多芯ケーブル ４０２ 第２の多芯ケーブル ４０３ 多芯ケーブル
Claims (4)
- 【請求項１】 放送衛星からの電波を受信するアンテナ
と、高周波側に設置される屋外装置と、低周波側に設置
される屋内装置とを備える衛星放送受信システムであっ
て、 前記屋外装置は、前記アンテナで受信された前記電波を
中間周波信号に変換する周波数変換回路と、この周波数
変換回路の出力を低周波のデジタル信号に復調する復調
回路とを有し、 前記屋内装置は、前記復調回路からのデジタル信号をア
ナログのビデオ信号及び音声信号に復号するデコーダ
と、前記周波数変換回路のローカル発振周波数を変化さ
せて選局するＣＰＵとを有し、 さらに、前記デジタル信号を前記屋外装置から前記屋内
装置に伝送する第１の多芯ケーブルと、 前記ＣＰＵと前記周波数変換回路との間を接続する第２
の多芯ケーブルとを備えることを特徴とする衛星放送受
信システム。 - 【請求項２】 前記周波数変換回路は、前記電波を一方
の入力とする周波数ミキサと、このミキサの他方の入力
となるローカル発振周波数の高周波信号を発生する可変
周波数発振器と、この発振器の発振周波数を設定する位
相同期ループとを備え、 前記ＣＰＵは前記位相同期ループに選局情報に応じた誤
差信号を入力するものであることを特徴とする請求項１
の衛星放送受信システム。 - 【請求項３】 放送衛星からの電波を受信するアンテナ
と、高周波側に設置される屋外装置と、低周波側に設置
される屋内装置とを備える衛星放送受信システムであっ
て、 前記屋外装置は、前記アンテナで受信された前記電波を
中間周波信号に変換する周波数変換回路と、この周波数
変換回路の出力を低周波のデジタル信号に復調する復調
回路と、前記周波数変換回路のローカル発振周波数を変
化させて選局する第１のＣＰＵとを有し、 前記屋内装置は、前記復調回路からのデジタル信号をア
ナログのビデオ信号及び音声信号に復号するデコーダ
と、前記第１のＣＰＵと交信して選局情報を伝達する第
２のＣＰＵとを有し、 さらに、前記デジタル信号を前記屋外装置から前記屋内
装置に伝送し、また前記第１のＣＰＵと前記第２のＣＰ
Ｕとの間の交信に使用される多芯ケーブルとを備えるこ
とを特徴とする衛星放送受信システム。 - 【請求項４】 前記周波数変換回路は、前記電波を一方
の入力とする周波数ミキサと、このミキサの他方の入力
となるローカル発振周波数の高周波信号を発生する可変
周波数発振器と、この発振器の発振周波数を設定する位
相同期ループとを備え、 前記第１のＣＰＵは前記位相同期ループに誤差信号を入
力し、前記第２のＣＰＵは前記第１のＣＰＵに前記誤差
信号の基になる選局情報を供給するものであることを特
徴とする請求項３の衛星放送受信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9282949A JPH11112376A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 衛星放送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9282949A JPH11112376A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 衛星放送受信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112376A true JPH11112376A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17659216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9282949A Pending JPH11112376A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 衛星放送受信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11112376A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002058282A1 (en) * | 2001-01-22 | 2002-07-25 | Blue2Space Ab | Radio communication system comprising an internal and an external antenna part connected via a digital signal transmitting cable |
| US7383018B2 (en) | 2002-02-26 | 2008-06-03 | Thomas Licensing | Satellite television system ground station having wideband multi-channel LNB converter/transmitter architecture with coarse tuner in outdoor unit |
| US8418210B2 (en) | 2002-02-26 | 2013-04-09 | Thomson Licensing | Satellite television system ground station having wideband multi-channel LNB converter/transmitter architecture with controlled uplink transmission |
| CN114296371A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-04-08 | 中国电子科技集团公司第三十八研究所 | 一种支持在轨重构的多模式测控终端 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9282949A patent/JPH11112376A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002058282A1 (en) * | 2001-01-22 | 2002-07-25 | Blue2Space Ab | Radio communication system comprising an internal and an external antenna part connected via a digital signal transmitting cable |
| US7383018B2 (en) | 2002-02-26 | 2008-06-03 | Thomas Licensing | Satellite television system ground station having wideband multi-channel LNB converter/transmitter architecture with coarse tuner in outdoor unit |
| US8418210B2 (en) | 2002-02-26 | 2013-04-09 | Thomson Licensing | Satellite television system ground station having wideband multi-channel LNB converter/transmitter architecture with controlled uplink transmission |
| CN114296371A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-04-08 | 中国电子科技集团公司第三十八研究所 | 一种支持在轨重构的多模式测控终端 |
| CN114296371B (zh) * | 2021-11-30 | 2023-06-27 | 中国电子科技集团公司第三十八研究所 | 一种支持在轨重构的多模式测控终端 |
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