JP3347021B2 - 衛星信号受信装置 - Google Patents

衛星信号受信装置

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JP3347021B2
JP3347021B2 JP19552797A JP19552797A JP3347021B2 JP 3347021 B2 JP3347021 B2 JP 3347021B2 JP 19552797 A JP19552797 A JP 19552797A JP 19552797 A JP19552797 A JP 19552797A JP 3347021 B2 JP3347021 B2 JP 3347021B2
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星信号受信装置に
係り、特には、通信衛星(CS:CommunicationSatelit
e)信号を受信するための衛星信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衛星信号受信装置における、屋外
に設置されたアンテナ部から、屋内に設置された復調・
復号部への信号の伝送は、一般に、1GHz帯の中間周波
数信号によって行なわれていた。このような従来技術
は、例えば、特公昭63−13370号公報や、特開平
6−164437号公報等に開示されたものによって知
ることができる。以下、図13等を用いて、このような
従来技術について概略説明する。
【0003】図13は、従来の衛星信号受信装置の電気
的構成例を示すブロック図である。この衛星信号受信装
置は、反射器1と一次放射器2とを備えたアンテナ部3
と、コンバータ部4と、同軸ケーブル5と、コンバータ
電源部6を含む復調・復号部7と、テレビ装置8とから
概略構成されている。上記アンテナ部3は、屋外に設置
されて、衛星からの電波を反射器1で反射して一次放射
器2で受信する。コンバータ部4は、一次放射器2から
の受信信号を、中間周波数信号(以下、IF信号とい
う)に変換して、同軸ケーブル5に伝送する。復調・復
号部7は通常、屋内に設置され、同軸ケーブル5から伝
送されたIF信号を更に周波数変換した後、復調して復
調信号を生成し、この復調信号を復号し信号処理するこ
とによって、映像信号と音声信号とを生成する。テレビ
装置8は、この映像信号と音声信号とによってテレビ受
像を行なう。コンバータ電源部6は、コンバータ部4の
動作電源を作成して、同軸ケーブル5を経て、コンバー
タ部4に供給する。なお、図13中には省略されている
が、復調・復号部7には、受信信号の強度を示すアンテ
ナレベルインジケータを備えている場合もある。又、ア
ンテナ部においては、複数衛星の信号を選択して受信す
る場合、および水平偏波と垂直偏波との切り換えを行な
う場合があるが、説明を簡略化するため、図13におい
ては、その部分を省略して示されている。
【0004】図13に示された衛星信号受信装置では、
コンバータ部4において、衛星信号をIF信号に変換し
て復調・復号部7に伝送し、復調・復号部7において、
この信号によって以後の復調・復号の処理を行なう方式
がとられている。衛星信号は12GHz帯であって、50
0MHzの帯域を有しているので、IF信号としては1G
Hz帯が選ばれ、この信号を同軸ケーブル5を経て復調・
復号部7に伝送するようになっている。なお、一般に、
復調・復号部6には5V電源が用いられるが、コンバー
タ部4は15V電源を用いるため、復調・復号部7内に
コンバータ電源部6を備えて、5V電源から15V電源
を作成して、同軸ケーブル5を経てコンバータ部4に供
給するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術には、以下のような問題点がある。第1の問
題点は、アンテナ部と復調・復号部との間の信号伝送
が、1GHz帯の信号によって行なわれているため、同軸
ケーブルにおける信号の減衰が大きく、そのため、ケー
ブルの配線に対する配慮を必要としたことである。
【0006】又、第2の問題点は、複数衛星に対応する
装置では、アンテナの反射器(ディッシュ)が1個の場
合でも、各衛星からの12GHz帯の信号を、それぞれ1
GHz帯の信号に変換するので、復調・復号部までの信号
伝送のために、複数本の同軸ケーブルを必要としたこと
である。
【0007】又、第3の問題点は、屋内に設置される復
調・復号部にチューナ部を収容していたため、チューナ
部からの他の外部機器に対するデジタル信号妨害を防止
するのが、困難であったことである。
【0008】更に、第4の問題点は、アンテナ据付工事
に際しては、屋内に設置すべき復調・復号部を屋外に持
ち出して、アンテナレベルインジケータの指示を参照し
ながらアンテナの向きを調整して、良好な受信位置を設
定するようにしていたが、雨天等の場合にはこのような
操作を行なうのが困難であって、アンテナ据付工事上、
不便であったことである。
【0009】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、屋外装置部分と屋外装置部分との間のケ
ーブルの配線に対する配慮を不要にすると共に、複数の
衛星信号を受信する場合にも、1本のケーブルによって
信号伝送を行なえるようにし、更に、チューナ部からの
デジタル信号妨害を低減すると共に、アンテナ据付工事
を容易にすることが可能な、衛星信号受信装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る衛星信号受信装置は、複
数の衛星信号を受信し、受信した上記各衛星信号をそれ
ぞれ水平偏波信と垂直偏波信号とに分離して出力する
アンテナ部と、該アンテナ部から供給される複数の信号
から任意の一の信号を選択して出力する切換手段、該切
換手段の出力を第1中間周波数信号に変換するコンバー
タ部、及び該第1中間周波数信号を局ごとに周波数変換
して得られた第2中間周波数信号を復調してトランスポ
ートストリームを得、得られたトランスポートストリー
ムを出力するチューナ部を備えてなる受信復調手段と、
上記チューナ部に対応して設けられ、上記トランスポー
トストリームを復号してそれぞれ映像信号と音声信号と
を出力する復号処理手段とを備え、かつ、上記受信復調
手段と、上記復号処理手段とが、シリアルバスで接続さ
れてなると共に、上記切換手段は、対応する上記復号処
理手段から供給される衛星選択信号と偏波切換信号とに
基づいて、上記任意の一の信号を選択して出力すること
を特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明に係る衛星信号受信装
置は、複数の衛星信号を受信し、受信した前記各衛星信
号をそれぞれ水平偏波信号と垂直偏波信号とに分離して
出力するアンテナ部と、該アンテナ部から供給される複
数の信号から任意の一の信号を選択して出力する切換手
段、該切換手段の出力を第1中間周波数信号に変換する
コンバータ部、及び該第1中間周波数信号を局ごとに周
波数変換して得られた第2中間周波数信号を復調してト
ランスポートストリームを得、得られたトランスポート
ストリームを出力するチューナ部の一体構造からなる一
又は複数の受信復調手段と、前記各チューナ部に対応し
て設けられ、前記各トランスポートストリームを復号し
てそれぞれ映像信号と音声信号とを出力する一又は複数
の復号処理手段とを備え、かつ、前記一又は複数の受信
復調手段と、前記一又は複数の復号処理手段とが、シリ
アルバスで接続されてなると共に、前記各切換手段は、
対応する前記復号処理手段から供給される衛星選択信号
と偏波切換信号とに基づいて、前記任意の一の信号を選
択して出力することを特徴としている。
【0012】また、請求項3記載の発明に係る衛星信号
受信装置は、複数の衛星信号を受信し、受信した前記各
衛星信号をそれぞれ水平偏波信号と垂直偏波信号とに分
離して出力するアンテナ部と、該アンテナ部から供給さ
れる複数の信号から任意の一の信号を選択して出力する
複数の切換手段、該切換手段の出力を第1中間周波数信
号に変換する複数のコンバータ部、及び該第1中間周波
数信号を局ごとに周波数変換して得られた第2中間周波
数信号を復調してトランスポートストリームを得、得ら
れたトランスポートストリームを出力する一又は複数の
チューナ部からなり、かつ、前記複数の切換手段と前記
複数のコンバータ部とが一体構成になされている受信復
調手段と、前記各チューナ部に対応して設けられ、前記
各トランスポートストリームを復号してそれぞれ映像信
号と音声信号とを出力する一又は複数の復号処理手段と
を備え、かつ、前記受信復調手段と、前記一又は複数の
復号処理手段とが、シリアルバスで接続されてなると共
に、前記各切換手段は、対応する前記復号処理手段から
供給される衛星選択信号と偏波切換信号とに基づいて、
前記任意の一の信号を選択して出力することを特徴とし
ている。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の衛星信号受信装置に係り、前記復号処理
手段に動作用の電源部を備えると共に、前記受信復調手
段が、前記シリアルバスを介して供給される該復号処理
手段からの同一電源によって動作することを特徴として
いる。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の衛星信号受信装置に係り、前記受信復調
手段と復号処理手段とにおいて、それぞれ別個に動作用
の電源部を備えることを特徴としている。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の衛星信号受信装置に係り、前記受信復調手段内
に、受信衛星信号の強度を示すアンテナレベルインジケ
ータ又は該強度を示すインジケータ用出力を具備するこ
とを特徴としている。
【0016】また、請求項7記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の請求項1、2又は3記載の衛星信号受信
装置に係り、前記受信復調手段外に、受信衛星信号の強
度を示すアンテナレベルインジケータを具備することを
特徴としている。
【0017】また、請求項8記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の衛星信号受信装置に係り、前記受信復調
手段が屋内装置に収容されていると共に、前記復号処理
手段が屋外装置に収容されていることを特徴としてい
る。
【0018】また、請求項9記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の衛星信号受信装置に係り、前記シリアル
バスが、IEEE1394に規定される信号線からなる
ことを特徴としている。
【0019】
【作用】この発明の構成によれば、屋外装置となる受信
復調手段と屋内装置となる復号処理手段との間の信号伝
送が復調信号によって行なわれるため、シリアルバスを
信号伝送に利用できるようになる。従って、信号伝送用
ケーブルにおける信号減衰の問題がなくなると共に、シ
リアルバス管理によって、複数の衛星の復調信号を1本
のシリアルバスを介して伝送することが可能となる。
又、チューナ部を含む受信復調手段を屋外装置とするこ
とによって、チューナ部からの他の外部機器に対するデ
ジタル信号妨害を低減することができる。更に、屋外装
置となる受信復調手段側で受信感度の判別を行なうこと
ができるので、アンテナの据付工事が容易になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行なう。 ◇第1の参考例 まず、この発明を想到する過程で案出された構成を参考
例として示す図1は、この発明に係る第1の参考例であ
る衛星信号受信装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。この例の衛星信号受信装置は、通信衛星(CS:Co
mmunication Satelite)信号を受信するための衛星信号
受信装置に係り、図1に示すように、反射器11と一次
放射器12とを備えたアンテナ部13aと、コンバータ
部14と、チューナ部15と、アンテナレベルインジケ
ータ又はインジケータ用出力16とを備えたアンテナシ
ステム部17aと、シリアルバス18と、デコーダ部1
9と、電源部20とから概略構成されている。
【0021】上記アンテナシステム部17aにおいて、
アンテナ部13aの反射器11は、衛星からの電波を反
射して一次放射器12に入射し、一次放射器12は入射
電波を電気信号に変換する。また、コンバータ部14
は、低雑音コンバータ(LNC)からなり、一次放射器
12からの受信信号を、第1中間周波数信号(以下、I
F1信号という)に変換して、チューナ部15に入力す
る。チューナ部15はIF1信号を復調して、復調信号
を生成する。アンテナレベルインジケータ又はインジケ
ータ用出力16は、衛星信号の受信レベルをアンテナレ
ベルインジケータにおいて指示し、又は、衛星信号の受
信レベルを示すインジケータ用出力を発生する。シリア
ルバス18は、チューナ部15からの復調信号を、デコ
ーダ部19に伝送する。デコーダ部19は、復調信号を
復号し信号処理することによって、映像信号と音声信号
とを生成する。電源部20は、デコーダ部19に電源を
供給すると共に、シリアルバス18を経て、アンテナシ
ステム部17の各部にも電源を供給する。シリアルバス
としては、例えば、IEEE(Institute of Electrica
l and Electronics Engineers)1394によって規定
される信号線を用いることができる。
【0022】図2は、図1に示された参考例におけるチ
ューナ部の電気的構成を示すブロック図である。この例
のチューナ部は、図2に示すように、ミキサ部31と、
局発部32と、復調部33と、誤り訂正部34とから概
略構成されている。上記ミキサ部31は、コンバータ部
14からのIF1信号を周波数変換して、局ごとに第2
中間周波数信号(以下、IF2信号という)を生成す
る。局発部32は、選局信号に応じて、ミキサ部31に
おける周波数変換のために必要な局発信号を供給する。
復調部33は、ミキサ部21からのIF2信号を復調す
る。誤り訂正部34は、復調部33の出力に対して符号
誤り訂正の処理を行なう。
【0023】図3は、図1に示された参考例におけるデ
コーダ部の電気的構成を示すブロック図である。この例
のデコーダ部は、図3に示すように、デスクランブラ部
41と、分離部42と、映像・音声処理部43とから概
略構成されている。上記デスクランブラ部41は、スク
ランブル処理されている復調信号を復元する。分離部4
2は、デスクランブラ部41の出力多重信号から、チャ
ネル選択信号に応じて、指定チャネルの信号を分離して
出力する。映像・音声処理部43は、選択されたチャネ
ルの信号を処理して、映像信号と音声信号とを再生して
出力する。
【0024】以下、図1〜図3を参照しながら、この例
の動作について説明する。アンテナ部13aでは、衛星
電波を反射する反射器11の焦点位置に配置された一次
放射器12によって、衛星からの12GHz 帯の信号を
受信する。コンバータ部14では、一次放射器12から
の受信信号を1GHz帯のIF1信号に変換して出力す
る。チューナ部15では、ミキサ部31において、局発
部32から選局信号に応じて出力される局発信号によっ
て、IF1信号を400MHz帯のIF2信号に変換して
出力する。復調部33では、QPSK(Quadrature Pha
se Shift Keying)変調信号からなるIF2信号からI
信号とQ信号とを復調し、これからQPSK復調を行な
って、複数チャネルが時分割多重されている局ごとの信
号を再生する。この信号に対して、誤り訂正部34にお
いて、リードソロモン復号による誤り訂正処理と、ビタ
ビ復号による誤り訂正処理とによる符号誤り訂正の処理
を行なって、復調信号を出力する。この際、アンテナレ
ベルインジケータ又はインジケータ用出力16では、チ
ューナ部15における信号レベルとC/Nレベルの判定
を行なって、アンテナレベルインジケータにおいて信号
強度の表示を行ない、又はインジケータ出力として、信
号強度を示す電圧出力を行なう。チューナ部15からの
復調信号は、シリアルバス18を経て、デコーダ部19
に入力される。
【0025】デコーダ部19では、デスクランブラ部4
1において、スクランブル処理されている復調信号を復
元した後、分離部42において、複数のチャネルが多重
化されている信号から、チャネル選択信号に応じて、所
望のチャネルの信号を分離する。映像・音声処理部43
では、選択されたチャネルの信号に対して、所定の映像
処理と音声処理とを行なって、映像信号と音声信号とを
再生してそれぞれ出力する。選局信号とチャネル選択信
号とは、システムコントロール信号によって、デコーダ
部から伝送される。なお、チャネル選択信号は、復調部
33,誤り訂正部34,デスクランブラ部41,映像・
音声処理部43にも与えられて、チャネルごとに各部の
動作パラメータの設定を行なうようになっている。
【0026】このように、この例によれば、アンテナシ
ステム部とデコーダ部との間の信号伝送が復調信号によ
って行なわれるので、シリアルバスを信号伝送に利用で
きるようになり、信号伝送用ケーブルにおける信号減衰
の問題を解消できる。又、アンテナシステム部を屋外装
置部とすることによって、チューナ部からの他の外部機
器に対するデジタル信号妨害を低減することができる。
更に、アンテナシステム部で受信感度の判別を行なうこ
とができるので、アンテナの据付工事が容易になる。な
お、図1に示された参考例の場合、コンバータ部14を
形成するLNCとして、電源電圧5Vで動作するものを
使用すると共に、図示されない衛星選択・偏波切換のた
めの切換器も、動作電圧5Vのものを使用すれば、アン
テナシステム部11の動作電源を、デコーダ部16と共
通にすることができ、従って、デコーダ部16の電源部
17から、シリアルバス15を経て、アンテナシステム
部11の動作電源として供給することができるので、一
層、有利である。
【0027】◇第2の参考例 図4は、この発明に係る第2の参考例である衛星信号受
信装置の電気的構成を示すブロック図である。この例の
構成は、上述の第1の参考例の場合と比較して、アンテ
ナシステム部17bに対する電源の供給が、アンテナシ
ステム部17bに接続された電源部21から行なわれる
点が異なっているが、それ以外の点は第1の参考例と略
同様なので、図4においては、図1の構成における各部
と同一の部分には、同一の符号を付して示すことによっ
て、以下においては、それらの詳細な説明を省略する。
【0028】この例においては、アンテナシステム部1
7bに対する給電は、第1の参考例の場合のように、デ
コーダ部19からシリアルバス18を経て行なわれるの
ではなく、電源部21からアンテナシステム部17bに
対して直接、行なわれる。
【0029】この第2の参考例の構成によれば、アンテ
ナシステム部17bに対する給電と、デコーダ部19に
対する給電とを別個に行なっているので、アンテナシス
テム部17bの設置場所の制限がある場合や、集合住宅
対応のため電源供給の制限がある場合等にも、容易に適
用することができる。
【0030】◇第3の参考例 図5は、この発明に係る第3の参考例である衛星信号受
信装置の電気的構成を示すブロック図である。この例の
構成が、上述の第2の参考例のそれと大きく異なるとこ
ろは、アンテナレベルを表示するアンテナレベルインジ
ケータ22を、アンテナシステム部17cの外部に引き
出して設けるようにした点である。
【0031】この第3の参考例の構成によれば、アンテ
ナレベルの表示を、アンテナシステム部とは別の場所で
行なうことができるので、アンテナの据え付け工事を行
なう際に、アンテナシステム部17cとは別の場所で受
信レベルの監視を行ないたい場合等に適している。
【0032】◇第1の実施例 図1は、この発明の第1の実施例である衛星信号受信装
置の電気的構成を示すブロック図である。この第1の実
施例では、複数の衛星および複数の偏波信号に対応する
と共に、複数のテレビ装置にも対応できるようにした点
で、上述の第1〜第3の参考例の構成と異なっている。
【0033】この例の衛星信号受信装置は、図6に示す
ように、反射器11と一次放射器12a,12bとを備
えたアンテナ部13bと、切換部23と、コンバータ部
14a〜14cと、チューナ部15a〜15cと、ホス
トアダプタ24と、電源部21とを備えたアンテナシス
テム部17dと、アンテナレベルインジケータ22と、
シリアルバス18と、インタフェース部25と、デコー
ダ部19a〜19cとから概略構成されている。コンバ
ータ部14a〜14c,チューナ部15a〜15c,デ
コーダ部19a〜19cは、それぞれ第1〜第3の参考
例における、コンバータ部14,チューナ部15,デコ
ーダ部19と同じ構成を有している。
【0034】上記アンテナシステム部17dにおいて、
アンテナ部13bの反射器11は、2個の衛星からの電
波を反射してそれぞれ一次放射器12a,12bに入射
し、一次放射器12a,12bは入射電波を電気信号に
変換する。切換部23は、一次放射器12a,12bか
らの、それぞれ水平偏波信号と垂直偏波信号とからなる
4つの信号から、要求される信号を選択して、コンバー
タ部14a〜14cに入力する。コンバータ部14a〜
14cは、切換部23からの受信信号を、それぞれIF
1信号に変換して、チューナ部15a〜15cに入力す
る。チューナ部15a〜15cは入力IF1信号を復調
して、それぞれ復調信号を生成する。ホストアダプタ2
4は、チューナ部15a〜15cからの各復調信号を多
重化して、シリアルバス18に伝送する。シリアルバス
18は、この信号をインタフェース部25に伝送し、イ
ンタフェース部25は、各復調信号を分離して、デコー
ダ部19a〜19cに入力する。デコーダ部19a〜1
9cは、復調信号を復号し信号処理することによって、
それぞれ映像信号と音声信号とを生成する。各デコーダ
部19a〜19cは、例えばICカード化して構成して
もよい。
【0035】以下、図6を参照して、この例の動作につ
いて説明する。2個の衛星からの信号には、それぞれ水
平偏波信号と垂直偏波信号とが含まれているので、一次
放射器12a,12bの出力として、合計4本の信号が
出力される。切換部23において、衛星選択信号と偏波
切換信号とに応じて、衛星選択と偏波切換(H/V切
換)とを行なって、これらの信号から例えば3本の信号
を選択し、コンバータ部14a,14b,14cにおい
てそれぞれIF1信号に変換する。チューナ部15a,
15b,15cにおいて、IF1信号を選局信号に応じ
てそれぞれ局ごとにIF2信号に変換し、復調を行なっ
て、それぞれ復調信号を出力する。衛星選択信号と偏波
切換信号とは、システムコントロール信号によってデコ
ーダ部19a,19b,19cから伝送される。
【0036】チューナ部15a,15b,15cからの
3本の復調信号は、ホストアダプタ24において多重化
されて、シリアルバス18に伝送され、インタフェース
部25において分離されて、対応するデコーダ部19
a,19b,19cに入力される。デコーダ部19a,
19b,19cでは、それぞれ入力信号に対して信号処
理を行なって、映像信号と音声信号とを生成して、図示
されない3個のテレビ装置に供給する。この際、シリア
ルバス18は双方向に信号伝送を行なう機能を有してい
るので、ホストアダプタ24とインタフェース部25と
によって結合することによって、シリアルバス18のみ
によって、各チューナ部15a,15b,15cからデ
コーダ部19a,19b,19cへの複数本の復調信号
の伝送を行ないながら、各デコーダ部15a,15b,
15cからアンテナシステム部17dへの複数本のシス
テムコントロール信号の伝送を非同期に行なうことがで
きる。
【0037】この第1の実施例の場合、復調信号を形成
する局ごとの信号(トランスポートストリーム:TS信
号)の帯域が27MHzなので、例えば上記したIEEE
1394によって規定される800MHzの伝送帯域を有
する高速シリアルバスによって、複数本の復調信号を伝
送することが可能であり、したがって、従来技術の場合
のように、衛星及び偏波面ごとに、同軸ケーブルを布設
して信号伝送を行なう必要がなくなる。
【0038】◇第2の実施例 図7〜図9は、この発明の第2の実施例である衛星信号
受信装置の電気的構成を示すブロック図であって、それ
ぞれ2衛星に対応する場合の、主としてアンテナシステ
ム部の詳細構成を示し、デコーダ部等は省略して示され
ている。各図は、アンテナシステム部17eにおいて、
1信号ごとに、衛星選択・偏波切換部26とコンバータ
部27とチューナ部28とを一体化した形態の場合を示
し、(a)は全体構成図、(b)は衛星選択・偏波切換
部26構成図である。図7,図8,図9は、それぞれ変
調信号出力が、3本,2本,1本の場合に対応してい
る。
【0039】図7の例のアンテナシステム部17eは、
アンテナ部13bと、切換・チューナ部29a〜29c
と、ホストアダプタ24と、電源部21と、アンテナレ
ベルインジケータ22とから概略構成されている。図8
の例のアンテナシステム部は、アンテナ部13bと、切
換・チューナ部29a,29bと、ホストアダプタ24
と、電源部21と、アンテナレベルインジケータ22と
から概略構成されている。図9の例のアンテナシステム
部は、アンテナ部13bと、切換・チューナ部29a
と、ホストアダプタ24と、電源部21と、アンテナレ
ベルインジケータ22とから概略構成されている。これ
らのうち、アンテナ部13bと、ホストアダプタ24
と、電源部21と、アンテナレベルインジケータ22と
は、図6に示された実施例における、同一符号を有する
部分と同一の構成を有しているので、以下においては、
詳細な説明を省略する。
【0040】上記切換・チューナ部29a,29b,2
9cは、同じ構成を有し、それぞれ衛星選択・偏波切換
部26と、コンバータ部27と、チューナ部28とを一
体化して構成されている。衛星選択・偏波切換部26
は、(b)に示すように、A衛星の水平偏波信号を接断
するスイッチS1と、A衛星の垂直偏波信号を接断する
スイッチS2と、B衛星の水平偏波信号を接断するスイ
ッチS3と、B衛星の垂直偏波信号を接断するスイッチ
S4とを有し、衛星選択信号と偏波切換信号とに応じて
切り換えを行なうことによって、いずれか一つの信号を
選択して出力することができるようになっている。コン
バータ部27,チューナ部28は、図6に示された実施
例における、コンバータ部14a〜14c,チューナ部
14a〜14cと同じ構成を有しているので、以下にお
いては、これらについての詳細な説明を省略する。
【0041】以下、図7〜図9を参照して、この例の動
作について説明する。A衛星からの信号とB衛星からの
信号には、ぞれ水平偏波信号と垂直偏波信号とが含まれ
ているので、一次放射器12a,12bの出力として、
合計4本の信号が出力される。切換・チューナ部29
a,29b,29cでは、衛星選択・偏波切換部26に
おいて、システムコントロール信号中の衛星選択信号と
偏波切換信号とに応じて、衛星選択と偏波切換(H/V
切換)とを行なって、これらの信号からそれぞれ1本の
信号を選択し、各コンバータ部27においてIF1信号
に変換し、各チューナ部28において、IF1信号を選
局信号に応じて局ごとにIF2信号に変換し、復調を行
なって、復調信号を出力する。各チューナ部からの復調
信号は、ホストアダプタ24において多重化されて、シ
リアルバス18に伝送される。
【0042】第2の実施例の構成によれば、図示されな
いデコーダ部からのシステムコントロール信号によっ
て、各切換・チューナ部における、衛星選択・偏波切換
の制御を行なうことによって、複数の衛星信号から任意
に選択して受信することができる。又、受信する衛星信
号の数も、切換・チューナ部の構成を変えることによっ
て、容易に設定することができる。この例の場合は、衛
星選択・偏波切換部と、コンバータ部と、チューナ部と
を一組として一体化しているので、受信衛星信号の数を
変更する場合は、切換・チューナ部の増減によって、容
易に対応することができる。
【0043】◇第3の実施例 図10〜図12は、この発明の第3の実施例である衛星
信号受信装置の電気的構成を示すブロック図であって、
それぞれ2衛星に対応する場合の、主としてアンテナシ
ステム部の詳細構成を示し、デコーダ部等は省略して示
されている。各図は、アンテナシステム部において、複
数の信号に対して、衛星選択・偏波切換部とコンバータ
部とを一体化した形態の場合を示し、(a)は全体構成
図、(b)は衛星選択・偏波切換部の構成図である。図
10,図11,図12は、それぞれ変調信号出力が、3
本,2本,1本の場合に対応している。
【0044】図10の例のアンテナシステム部は、アン
テナ部13bと、切換・コンバータ部30と、チューナ
部15a,15b,15cと、ホストアダプタ24と、
電源部21と、アンテナレベルインジケータ22とから
概略構成されている。図11の例のアンテナシステム部
は、アンテナ部13bと、切換・コンバータ部30と、
チューナ部15a,15bと、ホストアダプタ24と、
電源部21と、アンテナレベルインジケータ22とから
概略構成されている。図12の例のアンテナシステム部
は、アンテナ部13bと、切換・コンバータ部30と、
チューナ部15aと、ホストアダプタ24と、電源部2
1と、アンテナレベルインジケータ22とから概略構成
されている。これらのうち、アンテナ部13bと、チュ
ーナ部15a,15b,15cと、ホストアダプタ24
と、電源部21と、アンテナレベルインジケータ22と
は、図6に示された実施例における、同一符号を有する
部分と同一の構成を有しているので、以下においては、
詳細な説明を省略する。上記切換・コンバータ部30
は、三組の衛星選択・偏波切換部26と、コンバータ部
27とを一体化して構成されている。衛星選択・偏波切
換部26は、(b)に示すように、図7〜図9に示され
た実施例の場合と同じ構成を有している。又、コンバー
タ部27は、図6に示された実施例における、コンバー
タ部14a〜14cと同じ構成を有しているので、以下
においては、これらについての詳細な説明を省略する。
【0045】以下、図10〜図12を参照して、この例
の動作について説明する。A衛星からの信号とB衛星か
らの信号には、ぞれ水平偏波信号と垂直偏波信号とが含
まれているので、一次放射器12a,12bの出力とし
て、合計4本の信号が出力される。切換・コンバータ部
30では、衛星選択・偏波切換部26において、システ
ムコントロール信号中の衛星選択信号と偏波切換信号と
に応じて、衛星選択と偏波切換(H/V切換)とを行な
って、これらの信号から3本の信号を選択し、各コンバ
ータ部27においてIF1信号に変換して出力する。チ
ューナ部15a,15b,15cにおいて、それぞれI
F1信号を選局信号に応じて局ごとにIF2信号に変換
し、復調を行なって、復調信号を出力する。各チューナ
部からの復調信号は、ホストアダプタ24において多重
化されて、シリアルバス18に伝送される。
【0046】第3の実施例の構成によれば、図示されな
いデコーダ部からのシステムコントロール信号によっ
て、切換・コンバータ部における、衛星選択・偏波切換
の制御を行なうことによって、複数の衛星信号から任意
に選択して複数本のIF1信号を出力することができ
る。更に、これらのIF1信号を復調するチューナ部の
数を変えることによって、受信する衛星信号の数を任意
に設定することができる。この例の場合は、衛星選択・
偏波切換部と、コンバータ部とを一組として一体化して
いるので、受信衛星信号の数を変更する場合は、チュー
ナ部のみの増減によって、容易に対応することができ
る。この例の場合、複数の衛星選択・偏波切換部と、コ
ンバータ部とを一体化して構成することによって、各一
次放射器からコンバータ部までの12GHz帯の衛星信号
の伝送距離を短縮できるので、衛星信号の減衰を低減し
て、受信性能を向上することが可能となる。
【0047】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、第1の参
考例1と第2の参考例とによって示される2種類の電源
供給方法は、第1、第2及び第3の実施例の場合にも適
用できる。又、第2の参考例と第3の参考例とによって
示される2種類のアンテナレベルの表示方法は、第1、
第2及び第3の実施例の場合にも適用できる。又、復調
信号は、その帯域に伝送可能な複数チャネルのデジタル
信号を多重されていて、例えば1TS信号に4チャネル
を含むような場合があるが、このような場合、チューナ
部とデコーダ部との組み合わせは1:1に限らず、1本
の復調信号から、複数のデコーダがそれぞれチャネル選
択を行なうようにすることもできる。
【0048】又、1個の反射器に装置できる一次放射器
は2個に限らず、3個または4個の一次放射器を設け
て、3衛星や4衛星対応とすることも可能であり、この
場合も、それぞれに偏波切換を行なうことによって、よ
り多数本の変調信号を出力することができる。更に、シ
リアルバスとしては、IEEE1394によって規定さ
れるものに限らず、所要の伝送帯域を有するものであれ
ば、他の種類の信号線でも使用することができる。ま
た、衛星信号は、通信衛星(CS:Communication Sate
lite)信号に限らず、放送衛星(BS:Broadcasting S
atelite)信号でもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の衛星信号
受信装置によれば、アンテナシステム部とデコーダ部と
を分離して、その間の信号伝送をシリアルバスによって
行なうようにしたので、複数衛星,複数偏波利用の場合
でも、信号伝送用ケーブルを1条化することができると
共に、チューナ部内におけるデジタル信号妨害(DS
I)を低減することができる。さらに各種放送方式の場
合の出力を共通化し、デコーダ部の構成を共通化する
等、受信システムの標準化を図ることが可能となる。
又、この場合、実施例で示したIEEE1394のシリ
アルバスは、今後の家電機器等において広く使用される
ものと予想され、従って、このような信号線を使用する
ことによって、外部機器との間で復調信号でのインタフ
ェースを行なうことができ、将来の衛星通信利用システ
ムへの応用も容易になる。
【0050】又、アンテナ部とコンバータ部とチューナ
部とを一体化してアンテナシステム部に収容する構成と
したので、コンバータ部とチューナ部との間の1MHz帯
の中間周波数信号を伝送する距離を短くすることがで
き、従って、この間における信号の減衰を低減すること
が可能となり、従来技術の場合のように、同軸ケーブル
伝送を行なう場合の配慮が不要となる。又、コンバータ
電源,衛星選択・偏波切換用切換器の動作電源をデコー
ダ部と共通化することによって、装置規模を縮小し、低
電力化を図ることができる。更に、受信レベルを示すア
ンテナレベルインジケータ又はインジケータ出力をアン
テナシステム部に設けたので、アンテナ設置時、従来の
ようにチューナ部を含む屋内設置部分を屋外に持ち出す
必要がなくなり、アンテナの据付工事が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1に係る参考例である衛星信号受
信装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同衛星信号受信装置を構成するチューナ部の電
気的構成を示すブロック図である。
【図3】同衛星信号受信装置を構成するデコーダ部の電
気的構成を示すブロック図である。
【図4】この発明に係る第2の参考例である衛星信号受
信装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】この発明に係る第3の参考例である衛星信号受
信装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の第1の実施例である衛星信号受信装
置の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の第2の実施例である衛星信号受信装
置の電気的構成を示すブロック図である。
【図8】同衛星信号受信装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】同衛星信号受信装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】この発明の第3の実施例である衛星信号受信
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図11】同衛星信号受信装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図12】同衛星信号受信装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図13】従来の衛星信号受信装置の基本的構成例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
13a,13b アンテナ部 14,14a〜14c,27 コンバータ部 15,15a〜15c,28 チューナ部 16 アンテナレベルインジケータ又はインジケー
タ用出力 17a〜17f アンテナシステム部(受信復調手
段) 18 シリアルバス 19 デコーダ部(復号処理手段) 20,21 電源部 22 アンテナレベルインジケータ 23 切換部 26 衛星選択・偏波切換部(切換手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/20 H04L 11/00 320 (56)参考文献 特開 昭63−226187(JP,A) 特開 平9−130688(JP,A) 特開 平6−70250(JP,A) 特開 平5−176329(JP,A) 特開 平10−164108(JP,A) 特開 平6−164437(JP,A) 実開 平5−76178(JP,U) 実開 平1−175080(JP,U) 実開 昭60−144368(JP,U) 特公 昭63−13370(JP,B2) Interface 1997年1月号 (Vol24,1号),P99−P146 日経エレクトロニクス,1997年3月10 日(No.684)P99〜P111 ビデオα,1997年2月号,第13巻 第 2号 通巻106,P27,P43

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の衛星信号を受信し、受信した前記
    各衛星信号をそれぞれ水平偏波信と垂直偏波信号とに
    分離して出力するアンテナ部と、 該アンテナ部から供給される複数の信号から任意の一の
    信号を選択して出力する切換手段、該切換手段の出力を
    第1中間周波数信号に変換するコンバータ部、及び該第
    1中間周波数信号を局ごとに周波数変換して得られた第
    2中間周波数信号を復調してトランスポートストリーム
    を得、得られたトランスポートストリームを出力するチ
    ューナ部を備えてなる受信復調手段と、 前記チューナ部に対応して設けられ、前記トランスポー
    トストリームを復号してそれぞれ映像信号と音声信号と
    を出力する復号処理手段とを備え、かつ、 前記受信復調手段と、前記復号処理手段とが、シリアル
    バスで接続されてなると共に、 前記切換手段は、対応する前記復号処理手段から供給さ
    れる衛星選択信号と偏波切換信号とに基づいて、前記任
    意の一の信号を選択して出力することを特徴とする衛星
    信号受信装置。
  2. 【請求項2】 複数の衛星信号を受信し、受信した前記
    各衛星信号をそれぞれ水平偏波信号と垂直偏波信号とに
    分離して出力するアンテナ部と、 該アンテナ部から供給される複数の信号から任意の一の
    信号を選択して出力する切換手段、該切換手段の出力を
    第1中間周波数信号に変換するコンバータ部、及び該第
    1中間周波数信号を局ごとに周波数変換して得られた第
    2中間周波数信号を復調してトランスポートストリーム
    を得、得られたトランスポートストリームを出力するチ
    ューナ部の一体構造からなる一又は複数の受信復調手段
    と、 前記各チューナ部に対応して設けられ、前記各トランス
    ポートストリームを復号してそれぞれ映像信号と音声信
    号とを出力する一又は複数の復号処理手段とを備え、か
    つ、 前記一又は複数の受信復調手段と、前記一又は複数の復
    号処理手段とが、シリアルバスで接続されてなると共
    に、 前記各切換手段は、対応する前記復号処理手段から供給
    される衛星選択信号と偏波切換信号とに基づいて、前記
    任意の一の信号を選択して出力することを特徴とする衛
    星信号受信装置。
  3. 【請求項3】 複数の衛星信号を受信し、受信した前記
    各衛星信号をそれぞれ水平偏波信号と垂直偏波信号とに
    分離して出力するアンテナ部と、 該アンテナ部から供給される複数の信号から任意の一の
    信号を選択して出力する複数の切換手段、該切換手段の
    出力を第1中間周波数信号に変換する複数のコンバータ
    部、及び該第1中間周波数信号を局ごとに周波数変換し
    て得られた第2中間周波数信号を復調してトランスポー
    トストリームを得、得られたトランスポートストリーム
    を出力する一又は複数のチューナ部からなり、かつ、前
    記複数の切換手段と前記複数のコンバータ部とが一体構
    成になされている受信復調手段と、 前記各チューナ部に対応して設けられ、前記各トランス
    ポートストリームを復号してそれぞれ映像信号と音声信
    号とを出力する一又は複数の復号処理手段とを備え、か
    つ、 前記受信復調手段と、前記一又は複数の復号処理手段と
    が、シリアルバスで接続されてなると共に、 前記各切換手段は、対応する前記復号処理手段から供給
    される衛星選択信号と偏波切換信号とに基づいて、前記
    任意の一の信号を選択して出力することを特徴とする衛
    星信号受信装置。
  4. 【請求項4】 前記復号処理手段に動作用の電源部を備
    えると共に、前記受信復調手段が、前記シリアルバスを
    介して供給される該復号処理手段からの同一電源によっ
    て動作することを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    衛星信号受信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信復調手段と復号処理手段とにお
    いて、それぞれ別個に動作用の電源部を備えることを特
    徴とする請求項1、2又は3記載の衛星信号受信装置。
  6. 【請求項6】 前記受信復調手段内に、受信衛星信号の
    強度を示すアンテナレベルインジケータ又は該強度を示
    すインジケータ用出力を具備することを特徴とする請求
    項1、2又は3記載の衛星信号受信装置。
  7. 【請求項7】 前記受信復調手段外に、受信衛星信号の
    強度を示すアンテナレベルインジケータを具備すること
    を特徴とする請求項1、2又は3記載の衛星信号受信装
    置。
  8. 【請求項8】 前記受信復調手段が屋内装置に収容され
    ていると共に、前記復号処理手段が屋外装置に収容され
    ていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の衛星
    信号受信装置。
  9. 【請求項9】前記シリアルバスが、IEEE1394に
    規定される信号線からなることを特徴とする請求項1、
    2又は3記載の衛星信号受信装置。
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FR2984043B1 (fr) * 2011-12-08 2014-06-13 Sce Groupe Fiamm Disposif d'un systeme antennaire qui est implante au sein meme de l'antenne et assure la transmission haut debit des signaux radio-electriques

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ビデオα,1997年2月号,第13巻 第2号 通巻106,P27,P43
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