JP2002135668A - ディジタル放送受信装置 - Google Patents

ディジタル放送受信装置

Info

Publication number
JP2002135668A
JP2002135668A JP2000318359A JP2000318359A JP2002135668A JP 2002135668 A JP2002135668 A JP 2002135668A JP 2000318359 A JP2000318359 A JP 2000318359A JP 2000318359 A JP2000318359 A JP 2000318359A JP 2002135668 A JP2002135668 A JP 2002135668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
local oscillation
digital broadcast
broadcast signal
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000318359A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Takashima
正雄 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000318359A priority Critical patent/JP2002135668A/ja
Publication of JP2002135668A publication Critical patent/JP2002135668A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】地上波ディジタル放送とBSディジタル放送を
受信する機器において各放送チューナ部を一体モジュー
ル化にすることにより回路の共通化を図り回路部品点数
の削減、省スペース、低コスト化を図ること。 【解決手段】UHF帯の地上波ディジタル放送用アンテ
ナ入力端子1とBSディジタル放送用アンテナ入力端子
2を具備し、受信周波数よりIF周波数分高い局部発振
周波数をPLL制御部7付きの局部発振回路6にて発振
し、混合器8で混合しIF周波数に変換する際に、局部
発振回路6の局部発振周波数を高変化比のバラクタダイ
オードの使用などにより広範囲化することで、地上波,
BSの両ディジタル放送の受信周波数に対応した局部発
振周波数に拡大することが可能となり、RF増幅器5及
びPLL制御局部発振回路6を共用化し、一体モジュー
ル化を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上波ディジタル
放送及びBSディジタル放送を受信可能なディジタル放
送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地上波ディジタル放送とBSディ
ジタル放送を受信可能なディジタル放送受信装置におけ
るチューナ部の構成は、受信機シャーシに対して地上波
ディジタル放送専用チューナモジュールとBSディジタ
ル放送専用チューナモジュールをそれぞれ個別に装着
し、各チューナモジュールを切り換えることで各ディジ
タル放送を受信していた。
【0003】以上のように、地上波,BSの各ディジタ
ル放送を受信する場合は、各ディジタル放送を受信する
ための各専用のチューナモジュールを必要としたため、
受信システム全体が複雑かつ大型となり、大きなスペー
スを必要とすることに加えコストアップになるという問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、地上波,
BSの各ディジタル放送を受信するのに、別々の専用チ
ューナモジュールを必要としたため、装置が大型になり
経済的にも不利であった。
【0005】そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなさ
れたもので、地上波ディジタル放送とBSディジタル放
送を受信する機器において各放送チューナ部を一体モジ
ュール化にすることにより回路の共通化を図り回路部品
点数の削減、省スペース、低コスト化を図ることができ
るディジタル放送受信装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によるデ
ィジタル放送受信装置は、UHF帯の地上波ディジタル
放送信号が入力される第1のアンテナ入力端子と、BS
ディジタル放送信号が入力される第2のアンテナ入力端
子と、前記第1,第2のアンテナ入力端子にそれぞれ入
力された地上波ディジタル放送信号とBSディジタル放
送信号とを含む信号を増幅する高周波増幅器と、前記地
上波ディジタル放送信号と前記BSディジタル放送信号
を含む周波数帯域のチャンネル信号を選局するための局
部発振信号をPLL制御により発生する局部発振回路
と、前記高周波増幅器で増幅した放送信号と前記局部発
振回路からの局部発振信号とを混合し、中間周波数信号
を出力する混合器と、を具備したことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明によるディジタル放送受信
装置は、UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入力さ
れる第1のアンテナ入力端子と、BSディジタル放送信
号が入力される第2のアンテナ入力端子と、前記第1,
第2のアンテナ入力端子にそれぞれ入力された地上波デ
ィジタル放送信号とBSディジタル放送信号とを含む信
号を増幅する高周波増幅器と、前記地上波ディジタル放
送信号と前記BSディジタル放送信号を含む周波数帯域
のチャンネル信号を選局するための局部発振信号をPL
L制御により発生する局部発振回路と、前記高周波増幅
器で増幅した放送信号と前記局部発振回路からの局部発
振信号とを混合し、中間周波数信号を出力する混合器
と、前記混合器からの中間周波数信号を入力し、地上波
ディジタル中間周波数信号を抽出する第1のバンドパス
フィルタと、前記混合器からの中間周波数信号を入力
し、BSディジタル中間周波数信号を抽出する第2のバ
ンドパスフィルタと、前記第1のバンドパスフィルタか
らの地上波ディジタル中間周波数信号を入力し、中間周
波検波後、地上波ディジタルベースバンド信号を復調す
る第1の復調回路と、前記第2のバンドパスフィルタか
らのBSディジタル中間周波数信号を入力し、中間周波
検波後、BSディジタルベースバンド信号を復調する第
2の復調回路と、前記第1の復調回路の出力と前記第2
の復調回路の出力のいずれか一方を選択して出力する選
択手段と、を具備したことを特徴とする。
【0008】請求項1,2の発明による受信装置は、混
合器によるI/F変換方式のみを使用することで高周波
増幅器及びPLL制御局部発振回路の共用化を図ったも
のである。この構成により、周辺部品点数を大幅に減少
させることができる。
【0009】請求項3の発明によるディジタル放送受信
装置は、UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入力さ
れる第1のアンテナ入力端子と、BSディジタル放送信
号が入力される第2のアンテナ入力端子と、前記第1,
第2のアンテナ入力端子にそれぞれ入力された地上波デ
ィジタル放送信号とBSディジタル放送信号とを含む信
号を増幅する高周波増幅器と、前記地上波ディジタル放
送信号と前記BSディジタル放送信号を含む周波数帯域
のチャンネル信号を選局するための局部発振信号をPL
L制御により発生する局部発振回路と、前記高周波増幅
器で増幅した放送信号を前記局部発振回路からの局部発
振信号を用いて、ダイレクト検波するダイレクト検波回
路と、を具備したことを特徴とする。
【0010】請求項4によるディジタル放送受信装置
は、UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入力される
第1のアンテナ入力端子と、BSディジタル放送信号が
入力される第2のアンテナ入力端子と、前記第1,第2
のアンテナ入力端子にそれぞれ入力された地上波ディジ
タル放送信号とBSディジタル放送信号とを含む信号を
増幅する高周波増幅器と、前記地上波ディジタル放送信
号と前記BSディジタル放送信号を含む周波数帯域のチ
ャンネル信号を選局するための局部発振信号をPLL制
御により発生する局部発振回路と、前記高周波増幅器で
増幅した放送信号を前記局部発振回路からの局部発振信
号を用いて、ダイレクト検波するダイレクト検波回路
と、前記ダイレクト検波回路からのダイレクト検波信号
を入力し、地上波ディジタルベースバンド信号を抽出す
る第1のローパスフィルタと、前記ダイレクト検波回路
からのダイレクト検波信号を入力し、BSディジタルベ
ースバンド信号を抽出する第2のローパスフィルタと、
前記第1のローパスフィルタからの地上波ディジタルベ
ースバンド信号を復調する第1の復調回路と、前記第2
のローパスフィルタからのBSディジタルベースバンド
信号を復調する第2の復調回路と、前記第1の復調回路
の出力と前記第2の復調回路の出力のいずれか一方を選
択して出力する選択手段と、を具備したことを特徴とす
る。
【0011】請求項3,4の発明による受信装置は、ダ
イレクトIQ検波方式のみを使用することで高周波増幅
器及びPLL制御局部発振回路の共用化を図ったもので
ある。この構成により、周辺部品点数を大幅に減少させ
ることができる。請求項5の発明によるディジタル放送
受信装置は、UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入
力される第1のアンテナ入力端子と、BSディジタル放
送信号が入力される第2のアンテナ入力端子と、前記第
1のアンテナ入力端子に入力された地上波ディジタル放
送信号を増幅する第1の高周波増幅器と、前記第2のア
ンテナ入力端子に入力されたBSディジタル放送信号を
増幅する第2の高周波増幅器と、前記地上波ディジタル
放送信号と前記BSディジタル放送信号を含む周波数帯
域のチャンネル信号を選局するための局部発振信号をP
LL制御により発生する局部発振回路と、前記第1の高
周波増幅器で増幅した放送信号を前記局部発振回路から
の局部発振信号と混合し、中間周波数に変換する混合器
と、前記第2の高周波増幅器で増幅した放送信号を前記
局部発振回路からの局部発振信号を用いて、ダイレクト
検波するダイレクト検波回路と、を具備したことを特徴
とする。
【0012】請求項6によるディジタル放送受信装置
は、UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入力される
第1のアンテナ入力端子と、BSディジタル放送信号が
入力される第2のアンテナ入力端子と、前記第1のアン
テナ入力端子に入力された地上波ディジタル放送信号を
増幅する第1の高周波増幅器と、前記第2のアンテナ入
力端子に入力されたBSディジタル放送信号を増幅する
第2の高周波増幅器と、前記地上波ディジタル放送信号
と前記BSディジタル放送信号を含む周波数帯域のチャ
ンネル信号を選局するための局部発振信号をPLL制御
により発生する局部発振回路と、前記第1の高周波増幅
器で増幅した放送信号を前記局部発振回路からの局部発
振信号と混合し、中間周波数に変換する混合器と、前記
混合器からの中間周波数信号を入力し、地上波ディジタ
ル中間周波数信号を抽出する地上波ディジタル用中間周
波バンドパスフィルタと、前記第2の高周波増幅器で増
幅した放送信号を前記局部発振回路からの局部発振信号
を用いて、ダイレクト検波するダイレクト検波回路と、
前記ダイレクト検波回路からのダイレクト検波信号を入
力し、BSディジタルベースバンド信号を抽出するBS
ディジタル用ローパスフィルタと、前記地上波ディジタ
ル用中間周波バンドパスフィルタからの地上波ディジタ
ル中間周波数信号を入力し、中間周波検波後、地上波デ
ィジタルベースバンド信号を復調する第1の復調回路
と、前記BSディジタル用ローパスフィルタからのBS
ディジタルベースバンド信号を復調する第2の復調回路
と、前記第1の復調回路の出力と前記第2の復調回路の
出力のいずれか一方を選択して出力する選択手段と、を
具備したことを特徴とする。
【0013】請求項5,6の発明による受信装置は、混
合器によるI/F変換方式とダイレクトIQ検波方式を
組み合わせた併用方式を使用し、PLL制御局部発振回
路を共用化することで、地上波,BSの各ディジタル放
送に適した受信方式を使用可能とする一方、部品点数の
削減も可能としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のディ
ジタル放送受信装置のブロック図を示している。本実施
の形態は、混合器によるIF変換方式を採用することで
高周波増幅器(以下、RF増幅器という)及びPLL制
御局部発振回路を共用化する構成を示している。
【0015】図1において、ディジタル放送受信装置と
してのチューナ部は、第1のアンテナ入力端子である地
上波アンテナ入力端子1と、第2の入力端子であるBS
アンテナ入力端子2と、ACカップリングコンデンサ
3,4と、RF増幅器5と、PLL制御部7を備えた局
部発振回路6と、混合器8と、第1のバンドパスフィル
タ(BPF)9と、第2のバンドパスフィルタ(BP
F)10と、第1の復調回路であるOFDM復調回路1
1と、第2の復調回路である8PSK復調回路12と、
選択手段であるTS出力選択スイッチ13と、LNB電
源供給端子14と、PLLチューニング用DC電圧(V
t )入力端子15と、BUSデータ入力端子16と、T
S出力端子17と、を有して構成されている。
【0016】地上波アンテナ入力端子1には、図示しな
いアンテナからのUHF帯の地上波ディジタル放送信号
が入力される。また、BSアンテナ入力端子2には、図
示しないBSアンテナのLNB(低雑音周波数変換器)
からの1GHz帯に周波数変換されたBSディジタル放
送信号が入力される。
【0017】RF増幅器5は、地上波ディジタル放送信
号またはBSディジタル放送信号に共用の増幅器であっ
て、地上波,BSの各入力端子1,2からACカップリ
ングコンデンサ3,4を介して入力される地上波ディジ
タル放送信号またはBSディジタル放送信号を高周波
(RF)増幅する。なお、RF増幅器5については、P
LL制御部7からチューニング電圧をRF増幅器5内の
同調用バラクタダイオードに与えることにより、選局チ
ャンネルに対応した周波数選択が可能になっている。
【0018】PLL制御部7を備えた局部発振回路6
は、バラクタダイオードを含む電圧制御型の局部発振器
(VCO)が用いられる。この局部発振器に付属して用
いられるPLL制御部7は、基準発振器からの発振周波
数信号と、VCOから出力される発振周波数信号または
それを分周した周波数信号とを位相比較(位相検波)す
る位相検波回路と、その位相検波電圧を平滑化するルー
プフィルタとしてのLPF(ローパスフィルタ)とで構
成されている。
【0019】混合器8は、RF増幅器5からのRF信号
と局部発振回路6からの局部発振信号とを混合し、中間
周波信号(IF信号)を得るためのものである。
【0020】BPF9は、混合器8からのIF信号を帯
域制限する地上波ディジタル用中間周波6MHz帯域通
過用のバンドパスフィルタである。また、BPF10
は、混合器8からのIF信号を帯域制限するBSディジ
タル用中間周波34MHz帯域通過用のバンドパスフィ
ルタである。
【0021】OFDM復調回路11は、BPF9からの
地上波ディジタルIF信号を検波することによって地上
波ディジタルベースバンド信号を得た後、OFDM復調
することによりTS(トランスポートストリーム)を得
るための復調回路である。
【0022】8PSK復調回路12は、BPF10から
のBSディジタルIF信号を検波することによってBS
ディジタルベースバンド信号を得た後、8PSK復調す
ることによりTSを得るための復調回路である。
【0023】TS出力選択スイッチ13は、OFDM復
調回路11で復調された地上波ディジタル放送用TSま
たは8PSK復調回路12で復調されたBSディジタル
放送用TSのいずれか一方のTS信号を選択的に切り換
えて出力することができるスイッチである。
【0024】LNB電源供給端子14には、BSアンテ
ナの屋外LNB(図示せず)に対して図示しないLNB
電源から電源電圧が供給される。また、Vt 入力端子1
5には、チャンネル選択を行うためのPLLチューニン
グ用DC電圧(Vt )が入力される。BUSデータ入力
端子16には、選局チャンネルに対応した局部発振周波
数を設定するためのバス(BUS)データが入力され
る。さらに、TS出力端子17からは、TS出力選択ス
イッチ13で選択されたTS信号が出力される。
【0025】以上の構成において、地上波アンテナ入力
信号(ディジタル方式はUHF帯の470〜770MH
z)とBSアンテナ入力信号(1030〜1330MH
z)はそれぞれACカップリングコンデンサ3,4を介
してRF増幅器5に供給される。一方、PLL制御の局
部発振回路6は目的の中間周波数が得られるよう選局チ
ャンネルに対応した局部発振周波数がBUSデータによ
り設定される。
【0026】ここで、局部発振回路6で使用するバラク
タダイオードとして電圧対変化比の大きいものを使用す
るか、又はバラクタダイオードにかかる制御電圧を高く
するためPLLからのVCO制御電圧を9V→30Vの
ように高くすることにより、局部発振信号の周波数範囲
を拡大することができ、地上波及びBSの周波数帯域
(470〜1330MHz)のチャンネル信号に対応し
た局部発振信号を生成することができ、RF増幅器5及
びPLL制御局部発振回路6を共用化することができ
る。
【0027】混合器8からの中間周波出力(IF出力)
はBPF9,10で必要な帯域制限を受けてOFDM復
調回路11,8PSK復調回路12の各復調回路に供給
される。そして、TS出力信号選択スイッチ13により
目的のTS出力を選択して出力する。
【0028】得られたTS出力は図示しない多重分離部
へ送られここでTS信号に多重されている複数の映像デ
ータの中から1つの映像データが選択・分離され、さら
にMPEGデコード処理などの復調処理を受けてビデオ
信号として出力され、表示装置(図示せず)にて表示さ
れる。
【0029】図1の実施の形態では、一般的に受信周波
数よりIF周波数分高い局部発振周波数を局部発振回路
6にて発振し(上側ヘテロダイン)、混合器8で混合す
ることにより、IF周波数に変換し、各放送用のBPF
を介して各放送用復調回路でIF検波することにより地
上波,BSの各ディジタルベースバンド信号を得、さら
にディジタル復調して各放送のTS信号を出力する。局
部発振回路6の局部発振周波数の広範囲化には、高変化
比のバラクタダイオードの使用や、局部発振回路6を構
成するVCOの制御電圧を高くすることなどで実現でき
る。
【0030】次に、図1のIF変換方式による回路部の
共用方法に対し、ダイレクトIQ検波方式による回路部
の共用方法について説明する。
【0031】図2は本発明の他の実施の形態のディジタ
ル放送受信装置のブロック図を示している。本実施の形
態は、共用する、ダイレクトIQ検波方式を採用するこ
とでRF増幅器及びPLL制御局部発振回路を共用化す
る構成を示している。
【0032】図2において、ディジタル放送受信装置と
してのチューナ部は、第1のアンテナ入力端子である地
上波アンテナ入力端子1と、第2のアンテナ入力端子で
あるBSアンテナ入力端子2と、ACカップリングコン
デンサ3,4と、RF増幅器5Aと、PLL制御部7を
備えた局部発振回路6Aと、ダイレクトIQ検波回路1
8と、第2のLPF19と、第1のLPF20と、第1
の復調回路であるOFDM復調回路11Aと、第2の復
調回路である8PSK復調回路12Aと、選択手段であ
るTS出力選択スイッチ13と、LNB電源供給端子1
4と、PLLチューニング用DC電圧(Vt )入力端子
15と、BUSデータ入力端子16と、TS出力端子1
7と、を有して構成されている。
【0033】地上波アンテナ入力端子1には、図示しな
いアンテナからのUHF帯の地上波ディジタル放送信号
が入力される。また、BSアンテナ入力端子2には、図
示しないBSアンテナのLNB(低雑音周波数変換器)
からの1GHz帯に周波数変換されたBSディジタル放
送信号が入力される。
【0034】RF増幅器5Aは、地上波ディジタル放送
信号またはBSディジタル放送信号に共用の増幅器であ
って、地上波,BSの各入力端子1,2からACカップ
リングコンデンサ3,4を介して入力される地上波ディ
ジタル放送信号またはBSディジタル放送信号を高周波
(RF)増幅する。なお、RF増幅器5Aは、ダイレク
ト検波方式を採用しているため、周波数選択度特性を有
していない。
【0035】PLL制御部7を備え局部発振回路6A
は、RF増幅器5Aに入力される受信周波数と同一周波
数の局部発振周波数を発振させる。PLL制御部7を備
えた局部発振回路6Aは、バラクタダイオードを含む電
圧制御型の局部発振器(VCO)が用いられる。この局
部発振器に付属して用いられるPLL制御部7は、基準
発振器からの発振周波数信号と、VCOから出力される
発振周波数信号またはそれを分周した周波数信号とを位
相比較(位相検波)する位相検波回路と、その位相検波
電圧を平滑化するループフィルタとしてのLPFとで構
成されている。
【0036】ダイレクトIQ検波回路18は、RF増幅
器5AからのRF信号と局部発振回路6Aからの局部発
振信号とを入力し、IF周波数に変換することなく、直
接、地上波またはBSディジタルのベースバンドI,Q
信号を取り出すことができる。
【0037】LPF19は、ダイレクトIQ検波回路1
8からのBS放送受信時のベースバンド信号を17MH
z内に帯域制限するローパスフィルタである。また、L
PF20は、ダイレクトIQ検波回路18からの地上波
受信時のベースバンド信号を6MHz内に帯域制限する
ものである。
【0038】OFDM復調回路11Aは、LPF20か
らの地上波ディジタルベースバンド信号を入力し、OF
DM復調することによりTSを得るための復調回路であ
る。
【0039】8PSK復調回路12Aは、LPF19か
らのBSディジタルベースバンド信号を入力し、8PS
K復調することによりTSを得るための復調回路であ
る。
【0040】TS出力選択スイッチ13は、OFDM復
調回路11Aで復調された地上波ディジタル放送用TS
または8PSK復調回路12Aで復調されたBSディジ
タル放送用TSのいずれか一方のTS信号を選択的に切
り換えて出力することができるスイッチである。
【0041】なお、LNB電源供給端子14,Vt 入力
端子15,BUSデータ入力端子16,及びTS出力端
子17については前述した通りである。
【0042】以上の構成において、地上波アンテナ入力
信号(ディジタル方式はUHF帯の470〜770MH
z)とBSアンテナ入力信号(1030〜1330MH
z)はそれぞれACカップリングコンデンサ3,4を介
してRF増幅器5Aに供給される。一方、PLL制御の
局部発振回路6AはRF増幅器5Aに入力される選局チ
ャンネルに対応した受信周波数と同一周波数の局部発振
周波数がBUSデータにより設定される。即ち、地上波
放送受信時はダイレクト検波方式のため局発発振周波数
は、470〜770MHz(受信放送波と同一周波数)
となり、BS放送受信時はダイレクト検波方式のため局
部発振周波数は、1030〜1330MHz(受信放送
波と同一周波数)となる。
【0043】ここで、局部発振回路6Aで使用するバラ
クタダイオードとして電圧対変化比の大きいものを使用
するか、又はバラクタダイオードにかかる制御電圧を高
くするためPLLからのVCO制御電圧を9V→30V
のように高くすることにより、局部発振信号の周波数範
囲を拡大することができ、地上波及びBSの周波数帯域
(470〜1330MHz)のチャンネル信号に対応し
た局部発振信号を生成することができ、RF増幅器5A
及びPLL制御局部発振回路6Aを共用化することがで
きる。ダイレクトIQ検波回路18からのベースバンド
信号出力はLPF19,20で必要な帯域制限を受けて
各復調回路11A,12Aに供給される。LPF19,
20としては、BS放送受信時は17MHzLPF19
のみを介して8PSK復調回路12Aに供給され、地上
波放送受信時は17MHzLPF19に加えて送り帯域
に合わせ6MHzLPF20を更に介してOFDM復調
回路11Aに供給されている。そして、TS出力信号選
択スイッチ13により目的のTS出力が得られる。
【0044】得られたTS出力は図示しない多重分離部
へ送られここでTS信号に多重されている複数の映像デ
ータの中から1つの映像データが選択・分離され、さら
にMPEGデコード処理などの復調処理を受けてビデオ
信号として出力され、表示装置(図示せず)にて表示さ
れる。
【0045】図2の実施の形態によれば、RF増幅器5
Aに入力される受信周波数と同一周波数の局部発振周波
数を発振させダイレクト検波回路に注入することによ
り、図1のようにIF周波数に変換することなく直接目
的信号のベースバンド信号を得ることができ、OFDM
復調回路及び8PSK復調回路でIF検波する必要がな
い分、OFDM復調回路及び8PSK復調回路の回路構
成が簡単になる。また、図1と同様にRF増幅器及びP
LL制御局部発振回路を共用することができる。
【0046】図3は本発明のもう1つの他の実施の形態
のディジタル放送受信装置のブロック図を示している。
本実施の形態は、混合器によるI/F変換方式とダイレ
クトIQ検波方式を組み合わせた併用方式を採用するこ
とでPLL制御局部発振回路を共用化する構成を示して
いる。
【0047】図3において、ディジタル放送受信装置と
してのチューナ部は、第1のアンテナ入力端子である地
上波アンテナ入力端子1と、第2の入力端子であるBS
アンテナ入力端子2と、ACカップリングコンデンサ
3,4と、第1のRF増幅器5と、第2のRF増幅器5
Aと、混合器8と、BPF9と、ダイレクトIQ検波回
路18と、LPF19と、PLL制御部7を備えた局部
発振回路6Bと、第1の復調回路であるOFDM復調回
路11と、第2の復調回路である8PSK復調回路12
Aと、選択手段であるTS出力選択スイッチ13と、L
NB電源供給端子14と、PLLチューニング用DC電
圧(Vt )入力端子15と、BUSデータ入力端子16
と、TS出力端子17と、を有して構成されている。
【0048】地上波アンテナ入力端子1には、図示しな
いアンテナからのUHF帯の地上波ディジタル放送信号
が入力される。また、BSアンテナ入力端子2には、図
示しないBSアンテナのLNB(低雑音周波数変換器)
からの1GHz帯に周波数変換されたBSディジタル放
送信号が入力される。
【0049】RF増幅器5は、地上波アンテナ入力端子
1からACカップリングコンデンサ3を介して入力され
る地上波ディジタル放送信号を高周波増幅する。また、
RF増幅器5Aは、BSアンテナ入力端子2からACカ
ップリングコンデンサ4を介して入力されるBSディジ
タル放送信号を高周波増幅する。なお、RF増幅器5に
ついては、PLL制御部7からチューニング電圧をRF
増幅器5内の同調用バラクタダイオードに与えることに
より、選局チャンネルに対応した周波数選択が可能にな
っている。RF増幅器5Aは、ダイレクト検波方式を採
用しているため、周波数選択度特性を有していない。ま
た、図1,図2に示したRF増幅器5,5Aは広帯域
(少なくとも470〜1330MHz帯域)の増幅器で
ある必要があったが、図3におけるRF増幅器5,5A
の帯域はそれぞれ470〜770MHz,1030〜1
330MHzの狭帯域であってもよい。
【0050】PLL制御部7を備え局部発振回路6B
は、RF増幅器5に入力される受信周波数に対応した局
部発振周波数を発振させる一方、RF増幅器5Aに入力
される受信周波数と同一周波数の局部発振周波数を発振
させることが可能である。PLL制御部7を備えた局部
発振回路6Bは、バラクタダイオードを含む電圧制御型
の局部発振器(VCO)が用いられる。この局部発振器
に付属して用いられるPLL制御部7は、基準発振器か
らの発振周波数信号と、VCOから出力される発振周波
数信号またはそれを分周した周波数信号とを位相比較
(位相検波)する位相検波回路と、その位相検波電圧を
平滑化するループフィルタとしてのLPFとで構成され
ている。
【0051】混合器8は、RF増幅器5からのRF信号
と局部発振回路6Bからの局部発振信号とを混合し、I
F信号を出力する。
【0052】ダイレクトIQ検波回路18は、RF増幅
器5AからのRF信号と局部発振回路6Bからの局部発
振信号とを入力し、IF周波数に変換することなく、直
接BSディジタルのベースバンドI,Q信号を取り出す
ことができる。
【0053】LPF19は、ダイレクトIQ検波回路1
8からのBS放送受信時のベースバンド信号を17MH
z内に帯域制限するローパスフィルタである。
【0054】BPF9は、混合器8からのIF信号を帯
域制限する地上波ディジタル用中間周波6MHz帯域通
過用のバンドパスフィルタである。
【0055】OFDM復調回路11は、BPF9からの
地上波ディジタルIF信号を検波することによって地上
波ディジタルベースバンド信号を得た後、OFDM復調
することによりTS(トランスポートストリーム)を得
るための復調回路である。
【0056】8PSK復調回路12Aは、LPF19か
らのBSディジタルベースバンド信号を入力し、8PS
K復調することによりTSを得るための復調回路であ
る。
【0057】TS出力選択スイッチ13は、OFDM復
調回路11で復調された地上波ディジタル放送用TSま
たは8PSK復調回路12Aで復調されたBSディジタ
ル放送用TSのいずれか一方のTS信号を選択的に切り
換えて出力することができるスイッチである。
【0058】なお、LNB電源供給端子14,Vt 入力
端子15,BUSデータ入力端子16,及びTS出力端
子17については前述の通りである。
【0059】以上の構成において、地上波アンテナ入力
信号(ディジタル方式はUHF帯の470〜770MH
z)はACカップリングコンデンサ3を介してRF増幅
器5に供給される。BSアンテナ入力信号(1030〜
1330MHz)はACカップリングコンデンサ4を介
してRF増幅器5Aに供給される。一方、PLL制御の
局部発振回路6Bは、地上波放送受信時には目的のIF
周波数が得られるように選局チャンネルに対応した局部
発振周波数がBUSデータにより設定される一方、BS
放送受信時にはRF増幅器5Aに入力される選局チャン
ネルに対応した受信周波数と同一周波数の局部発振周波
数がBUSデータにより設定される。ここで、地上波放
送受信時の局発発振周波数はIF周波数を仮に60MH
zとすれば (470〜770)+60=530〜830MHz BS放送受信時はダイレクト検波方式のため局発発振周
波数は1030〜1330MHz(受信放送波と同一周
波数)となる。
【0060】従って、図3の実施の形態では、局部発振
回路6Bの局部発振周波数を530〜1330MHzの
範囲に広げればよい。これは、図2の実施の形態におけ
る局部発振周波数470〜1330MHzの範囲より狭
い局発範囲であり、高変化比のバラクタダイオードの使
用や、局部発振回路6Bを構成するVCOの制御電圧を
高くすることなどで実現できる。結果として、PLL制
御局部発振回路6Bは地上波,BSの各放送受信に共用
化できる。
【0061】混合器8からのIF出力はBPF9で必要
な帯域制限を受けてOFDM復調回路11に供給され
る。ダイレクトIQ検波回路18からのベースバンド信
号出力はLPF19で必要な帯域制限を受けて8PSK
復調回路12Aに供給される。
【0062】OFDM復調回路11,8PSK復調回路
12Aからの各TS信号出力は、TS出力信号選択スイ
ッチ13により目的のTS出力が選択して得られる。
【0063】得られたTS出力は図示しない多重分離部
へ送られここでTS信号に多重されている複数の映像デ
ータの中から1つの映像データが選択・分離され、さら
にMPEGデコード処理などの復調処理を受けてビデオ
信号として出力され、表示装置(図示せず)にて表示さ
れる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、地上
波ディジタル放送とBSディシタル放送を受信する機器
おいて地上波ディジタル放送用チューナとBSディジタ
ル放送用チューナを一体モジュール化することにより、
回路部の共通化を図り、部品点数の削減、省スペース、
低コスト化を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のディジタル放送受信装
置のブロック図。
【図2】本発明の他の実施の形態のディジタル放送受信
装置のブロック図。
【図3】本発明のもう1つの他の実施の形態のディジタ
ル放送受信装置のブロック図。
【符号の説明】
1…地上波アンテナ入力端子(第1のアンテナ入力端
子) 2…BSアンテナ入力端子(第2のアンテナ入力端子) 5…RF増幅器(第1のRF増幅器) 5A…RF増幅器(第2のRF増幅器) 6…局部発振回路 9…BPF(第1のバンドパスフィルタ) 10…BPF(第2のバンドパスフィルタ) 11…OFDM復調回路(IF検波段を含む、第1の復
調回路) 12…8PSK復調回路(IF検波段を含む、第2の復
調回路) 18…ダイレクトIQ検波回路 19…LPF(第2のローパスフィルタ) 20…LPF(第1のローパスフィルタ) 11A…OFDM復調回路(第1の復調回路) 12A…8PSK復調回路(第2の復調回路)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入
    力される第1のアンテナ入力端子と、 BSディジタル放送信号が入力される第2のアンテナ入
    力端子と、 前記第1,第2のアンテナ入力端子にそれぞれ入力され
    た地上波ディジタル放送信号とBSディジタル放送信号
    とを含む信号を増幅する高周波増幅器と、 前記地上波ディジタル放送信号と前記BSディジタル放
    送信号を含む周波数帯域のチャンネル信号を選局するた
    めの局部発振信号をPLL制御により発生する局部発振
    回路と、 前記高周波増幅器で増幅した放送信号と前記局部発振回
    路からの局部発振信号とを混合し、中間周波数信号を出
    力する混合器と、 を具備したことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入
    力される第1のアンテナ入力端子と、 BSディジタル放送信号が入力される第2のアンテナ入
    力端子と、 前記第1,第2のアンテナ入力端子にそれぞれ入力され
    た地上波ディジタル放送信号とBSディジタル放送信号
    とを含む信号を増幅する高周波増幅器と、 前記地上波ディジタル放送信号と前記BSディジタル放
    送信号を含む周波数帯域のチャンネル信号を選局するた
    めの局部発振信号をPLL制御により発生する局部発振
    回路と、 前記高周波増幅器で増幅した放送信号と前記局部発振回
    路からの局部発振信号とを混合し、中間周波数信号を出
    力する混合器と、 前記混合器からの中間周波数信号を入力し、地上波ディ
    ジタル中間周波数信号を抽出する第1のバンドパスフィ
    ルタと、 前記混合器からの中間周波数信号を入力し、BSディジ
    タル中間周波数信号を抽出する第2のバンドパスフィル
    タと、 前記第1のバンドパスフィルタからの地上波ディジタル
    中間周波数信号を入力し、中間周波検波後、地上波ディ
    ジタルベースバンド信号を復調する第1の復調回路と、 前記第2のバンドパスフィルタからのBSディジタル中
    間周波数信号を入力し、中間周波検波後、BSディジタ
    ルベースバンド信号を復調する第2の復調回路と、 前記第1の復調回路の出力と前記第2の復調回路の出力
    のいずれか一方を選択して出力する選択手段と、 を具備したことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入
    力される第1のアンテナ入力端子と、 BSディジタル放送信号が入力される第2のアンテナ入
    力端子と、 前記第1,第2のアンテナ入力端子にそれぞれ入力され
    た地上波ディジタル放送信号とBSディジタル放送信号
    とを含む信号を増幅する高周波増幅器と、 前記地上波ディジタル放送信号と前記BSディジタル放
    送信号を含む周波数帯域のチャンネル信号を選局するた
    めの局部発振信号をPLL制御により発生する局部発振
    回路と、 前記高周波増幅器で増幅した放送信号を前記局部発振回
    路からの局部発振信号を用いて、ダイレクト検波するダ
    イレクト検波回路と、 を具備したことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  4. 【請求項4】UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入
    力される第1のアンテナ入力端子と、 BSディジタル放送信号が入力される第2のアンテナ入
    力端子と、 前記第1,第2のアンテナ入力端子にそれぞれ入力され
    た地上波ディジタル放送信号とBSディジタル放送信号
    とを含む信号を増幅する高周波増幅器と、 前記地上波ディジタル放送信号と前記BSディジタル放
    送信号を含む周波数帯域のチャンネル信号を選局するた
    めの局部発振信号をPLL制御により発生する局部発振
    回路と、 前記高周波増幅器で増幅した放送信号を前記局部発振回
    路からの局部発振信号を用いて、ダイレクト検波するダ
    イレクト検波回路と、 前記ダイレクト検波回路からのダイレクト検波信号を入
    力し、地上波ディジタルベースバンド信号を抽出する第
    1のローパスフィルタと、 前記ダイレクト検波回路からのダイレクト検波信号を入
    力し、BSディジタルベースバンド信号を抽出する第2
    のローパスフィルタと、 前記第1のローパスフィルタからの地上波ディジタルベ
    ースバンド信号を復調する第1の復調回路と、 前記第2のローパスフィルタからのBSディジタルベー
    スバンド信号を復調する第2の復調回路と、 前記第1の復調回路の出力と前記第2の復調回路の出力
    のいずれか一方を選択して出力する選択手段と、 を具備したことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  5. 【請求項5】UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入
    力される第1のアンテナ入力端子と、 BSディジタル放送信号が入力される第2のアンテナ入
    力端子と、 前記第1のアンテナ入力端子に入力された地上波ディジ
    タル放送信号を増幅する第1の高周波増幅器と、 前記第2のアンテナ入力端子に入力されたBSディジタ
    ル放送信号を増幅する第2の高周波増幅器と、 前記地上波ディジタル放送信号と前記BSディジタル放
    送信号を含む周波数帯域のチャンネル信号を選局するた
    めの局部発振信号をPLL制御により発生する局部発振
    回路と、 前記第1の高周波増幅器で増幅した放送信号を前記局部
    発振回路からの局部発振信号と混合し、中間周波数に変
    換する混合器と、 前記第2の高周波増幅器で増幅した放送信号を前記局部
    発振回路からの局部発振信号を用いて、ダイレクト検波
    するダイレクト検波回路と、 を具備したことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  6. 【請求項6】UHF帯の地上波ディジタル放送信号が入
    力される第1のアンテナ入力端子と、 BSディジタル放送信号が入力される第2のアンテナ入
    力端子と、 前記第1のアンテナ入力端子に入力された地上波ディジ
    タル放送信号を増幅する第1の高周波増幅器と、 前記第2のアンテナ入力端子に入力されたBSディジタ
    ル放送信号を増幅する第2の高周波増幅器と、 前記地上波ディジタル放送信号と前記BSディジタル放
    送信号を含む周波数帯域のチャンネル信号を選局するた
    めの局部発振信号をPLL制御により発生する局部発振
    回路と、 前記第1の高周波増幅器で増幅した放送信号を前記局部
    発振回路からの局部発振信号と混合し、中間周波数に変
    換する混合器と、 前記混合器からの中間周波数信号を入力し、地上波ディ
    ジタル中間周波数信号を抽出する地上波ディジタル用中
    間周波バンドパスフィルタと、 前記第2の高周波増幅器で増幅した放送信号を前記局部
    発振回路からの局部発振信号を用いて、ダイレクト検波
    するダイレクト検波回路と、 前記ダイレクト検波回路からのダイレクト検波信号を入
    力し、BSディジタルベースバンド信号を抽出するBS
    ディジタル用ローパスフィルタと、 前記地上波ディジタル用中間周波バンドパスフィルタか
    らの地上波ディジタル中間周波数信号を入力し、中間周
    波検波後、地上波ディジタルベースバンド信号を復調す
    る第1の復調回路と、 前記BSディジタル用ローパスフィルタからのBSディ
    ジタルベースバンド信号を復調する第2の復調回路と、 前記第1の復調回路の出力と前記第2の復調回路の出力
    のいずれか一方を選択して出力する選択手段と、 を具備したことを特徴とするディジタル放送受信装置。
JP2000318359A 2000-10-18 2000-10-18 ディジタル放送受信装置 Withdrawn JP2002135668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000318359A JP2002135668A (ja) 2000-10-18 2000-10-18 ディジタル放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000318359A JP2002135668A (ja) 2000-10-18 2000-10-18 ディジタル放送受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002135668A true JP2002135668A (ja) 2002-05-10

Family

ID=18796999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000318359A Withdrawn JP2002135668A (ja) 2000-10-18 2000-10-18 ディジタル放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002135668A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253885A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信装置
WO2011145846A3 (ko) * 2010-05-19 2012-04-19 광성전자홍콩유한공사(영업소) 튜너부 및 액티브안테나가 일체형 모듈로 통합된 카오디오 시스템
WO2012133133A1 (ja) 2011-03-31 2012-10-04 ソニー株式会社 受信装置および受信方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253885A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信装置
WO2011145846A3 (ko) * 2010-05-19 2012-04-19 광성전자홍콩유한공사(영업소) 튜너부 및 액티브안테나가 일체형 모듈로 통합된 카오디오 시스템
US8699980B2 (en) 2010-05-19 2014-04-15 Kwang Sung Electronics Korea Co., Ltd. Car audio system including an integrated module comprising a tuner unit and an active antenna
WO2012133133A1 (ja) 2011-03-31 2012-10-04 ソニー株式会社 受信装置および受信方法
CN103444168A (zh) * 2011-03-31 2013-12-11 索尼公司 接收装置和接收方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100725405B1 (ko) Pll 주파수 합성기를 구비하지 않은 무선 수신 장치 및이를 이용한 무선 수신 방법
US20010045994A1 (en) Tuner apparatus
JP2008053836A (ja) 受信回路及び受信機
JPH10341180A (ja) 放送信号受信方法及びその装置
JP2002135668A (ja) ディジタル放送受信装置
US6166776A (en) Multi-receiving demodulator for demodulating signals received from multiple broadcasting systems
JP2573987B2 (ja) 受信装置
JP3502263B2 (ja) デジタル放送受信用チューナ
JPH08130490A (ja) 共用化受信装置
JP2002247461A (ja) デジタル放送受信用チューナ
US20090186591A1 (en) Receiver
JPH1056359A (ja) デジタル放送受信チューナ
KR0153964B1 (ko) 텔레비젼의 공용수신장치
JP4468633B2 (ja) 周波数変換装置
JPS61156906A (ja) 受信装置
JPH0681066B2 (ja) 受信装置
JPH07162771A (ja) 映像中間周波処理装置
JP2001024721A (ja) 共用化受信装置
JPS6367031A (ja) 受信装置
KR100235352B1 (ko) 개선된 방송용 복합튜너
KR100423407B1 (ko) 튜너 아이씨와 복조 아이씨의 원칩화한 튜너복조블럭
JP4795716B2 (ja) 地上デジタルテレビジョンチューナ
JP2004328351A (ja) 受信装置
JP2006217013A (ja) Cofdm変調信号受信機
KR20130073576A (ko) 아날로그 및 디지털 위성파 겸용 튜너

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070911

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090122