JPS6219068A - アントシアニン色素の退色防止法 - Google Patents
アントシアニン色素の退色防止法Info
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- JPS6219068A JPS6219068A JP60156703A JP15670385A JPS6219068A JP S6219068 A JPS6219068 A JP S6219068A JP 60156703 A JP60156703 A JP 60156703A JP 15670385 A JP15670385 A JP 15670385A JP S6219068 A JPS6219068 A JP S6219068A
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- Japan
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- anthocyanin
- dyestuff
- pigment
- phytin
- phytic acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、食品材料のアントシアニン色素に係るもの
であり、これから得られる赤ないし赤紫呈色の経時的退
色を、工業的に有利に防止することを目的とする。
であり、これから得られる赤ないし赤紫呈色の経時的退
色を、工業的に有利に防止することを目的とする。
食品、例えば、果汁その他の飲料、氷菓、菓子の、アン
トシアニン色素には欠点がある。詳しくは、この色素に
よる呈色は熱・光に弱く変退色しやすいこと・高くなる
ほど、・同様に弱いとと等である。
トシアニン色素には欠点がある。詳しくは、この色素に
よる呈色は熱・光に弱く変退色しやすいこと・高くなる
ほど、・同様に弱いとと等である。
このような欠点を克服する方法は、多くが知られている
が、より有効な方法の開発が望まれる。
が、より有効な方法の開発が望まれる。
この発明は、このよう々要求に応えることのできるもの
である。
である。
以下に、この発明の詳細な説明する。
この発明で、アントシアニン色素とは、物質アントシア
ニンであって、糖ヲ１１個以上結合保持する配糖体をい
う。。このようなものとしては、ブドウ果皮色素、紫ト
ウモロコシ色素、野イチゴその他のベリー類色素、ハイ
ビスカヌ色素、紫すボテン類色素、赤キヤベツ色素、そ
の他があげられる。
ニンであって、糖ヲ１１個以上結合保持する配糖体をい
う。。このようなものとしては、ブドウ果皮色素、紫ト
ウモロコシ色素、野イチゴその他のベリー類色素、ハイ
ビスカヌ色素、紫すボテン類色素、赤キヤベツ色素、そ
の他があげられる。
この色素に、特定の安定剤を加える。採用する安定剤は
、フラボン類、フラボノール類とフィチン、フィチン酸
とに２大別される。
、フラボン類、フラボノール類とフィチン、フィチン酸
とに２大別される。
フラボン類としては、アビゲニン、プリメチン、オーゴ
ニン、ルテオリン、その他があげられる。
ニン、ルテオリン、その他があげられる。
ブラポノール類としては、ルチン、ケルセチン、ミリセ
チン、タイ０シン、ロビネチン、モリン、タイセチン、
ガランギン、ダチスセチン、ケンフエ・ロニールル、そ
の他があげられる。
チン、タイ０シン、ロビネチン、モリン、タイセチン、
ガランギン、ダチスセチン、ケンフエ・ロニールル、そ
の他があげられる。
上記のフラボン類、フラボノール類は単種または２揮以
上併用される。食品またはその利料へのこれ等のものの
添加に当っては、あらかじめこれ等を水、アルコール、
プロピレングリコール、グリセリン、その他の溶剤の溶
液としたものを使用してもよい。その使用量は、アント
シアニン色素の、色価Ｅ１０％＝６０（重量％、以下同
じ）を基準とｃｒｎ して（以下同じ）、６００’ｐｐｍ以下量でよい。
上併用される。食品またはその利料へのこれ等のものの
添加に当っては、あらかじめこれ等を水、アルコール、
プロピレングリコール、グリセリン、その他の溶剤の溶
液としたものを使用してもよい。その使用量は、アント
シアニン色素の、色価Ｅ１０％＝６０（重量％、以下同
じ）を基準とｃｒｎ して（以下同じ）、６００’ｐｐｍ以下量でよい。
安定剤の他方であるフィチン、フィチン酸は、単用また
は併用される。その使用量は、アントシアニン色素にだ
いし１１００ｐｐ以下量でよい。
は併用される。その使用量は、アントシアニン色素にだ
いし１１００ｐｐ以下量でよい。
このものは、食品への添加に際し、あらかじめ水まだは
温水、アルコールその他溶剤の溶液としだものを使用し
てもよい。
温水、アルコールその他溶剤の溶液としだものを使用し
てもよい。
フラボン類及び又は、フラボノー）Ｖ類とフィチン及び
又はフィチン酸とをアントシアニン色素に添加するに当
っては、いずれを先にしてもよく、まだは同時添加して
もよい。
又はフィチン酸とをアントシアニン色素に添加するに当
っては、いずれを先にしてもよく、まだは同時添加して
もよい。
ここに、この発明は、その目的を達しおえる。
この発明による退色防止効果は、優れている。
詳しくは、■耐光性、耐熱性に優れている。■１）Ｈの
アルカリ度の高い場合にも、退色が少ない。
アルカリ度の高い場合にも、退色が少ない。
更に実験例を記して、詳しく説明する。
Ａ、耐熱性試験
数値は、イオン交換水を、クエン酸でｐ Ｈ３，０に調
整、色素、安定剤を添加後、９５°Ｃ，１時間加熱後の
色素残存量を示す。
整、色素、安定剤を添加後、９５°Ｃ，１時間加熱後の
色素残存量を示す。
Ｂ、耐光性試験
数値は、イオン交換水を、クエン酸でｐＨ３，０に調整
、色素安定剤添加後、紫外線フェードメータ（ヌガ試験
機製ＦＡ−２型）６時間照射後の色素残存量を示す。
、色素安定剤添加後、紫外線フェードメータ（ヌガ試験
機製ＦＡ−２型）６時間照射後の色素残存量を示す。
上記Ａ〜Ｂ実験の実験条件
安定剤添加量
ル チ ン ０． ０ １ ％
ケルセチン ０．０１ アビゲニン ０，０１ フィチン ０．０３ フィチン酸 ０．０３ ルチ ン ０． ０ １フィチン
酸 ０．０３ アビゲニン ０．０１ ルチ ン ０．０３色素添加量 Ｅ（色価ｌ？鴬）＝６０換算で各々０．１％実施例１（
シロップ） グラニュ糖 １１０ｆ！、クエン酸０４１１、クエン酸
ナトリウム０．１５’、ストロベリーエツセンス０．６
１を水で１８０１ｎ／としだ。これに紫トウモロコシ色
素（色価６０）を０４％、ケルセチン０１％、フィチン
酸０．０５％添加シてストロベリーシロップを調製した
。このシロップは９０’Ｃ，３０分間の殺菌でも殆んど
退色せず、蛍光灯照射２０日間でも、肉眼では未照射物
と、全く差が認められなかった。
ケルセチン ０．０１ アビゲニン ０，０１ フィチン ０．０３ フィチン酸 ０．０３ ルチ ン ０． ０ １フィチン
酸 ０．０３ アビゲニン ０．０１ ルチ ン ０．０３色素添加量 Ｅ（色価ｌ？鴬）＝６０換算で各々０．１％実施例１（
シロップ） グラニュ糖 １１０ｆ！、クエン酸０４１１、クエン酸
ナトリウム０．１５’、ストロベリーエツセンス０．６
１を水で１８０１ｎ／としだ。これに紫トウモロコシ色
素（色価６０）を０４％、ケルセチン０１％、フィチン
酸０．０５％添加シてストロベリーシロップを調製した
。このシロップは９０’Ｃ，３０分間の殺菌でも殆んど
退色せず、蛍光灯照射２０日間でも、肉眼では未照射物
と、全く差が認められなかった。
実施例２（炭酸飲料）
砂糖２６２、クエン酸０．１５ ？、ｄτ酒石酸０、０
５１ｉ’ブドウ果皮色素（色価３０ ） ０．４１ｉ’
、ルチン０．００５ ？、フィチン００１？を水で５０
がｌに溶解し、ついで、プレーンソーダ水を加えて２０
０ｍ１として炭酸飲料を調製した。
５１ｉ’ブドウ果皮色素（色価３０ ） ０．４１ｉ’
、ルチン０．００５ ？、フィチン００１？を水で５０
がｌに溶解し、ついで、プレーンソーダ水を加えて２０
０ｍ１として炭酸飲料を調製した。
８０’Ｃ，８０分間殺菌後、日光照射５日間後、ルチン
、フィチンを無添加の物は、約３０％の色素残存量であ
り、褐変していだが添加したものは、赤紫色の色調が保
持され、約５０％残存していた。
、フィチンを無添加の物は、約３０％の色素残存量であ
り、褐変していだが添加したものは、赤紫色の色調が保
持され、約５０％残存していた。
実施例３（ペクチンゼリー）
ペクチン１．３？、砂糖５０１、クエン酸０，４１、ク
エン酸ナトリウム０．１５１ｉ’、水あめ５０？、香料
少量でペクチンゼリーを調製、これに赤サボテン色素（
色価４０ ） ０．１％、ルチン０６０１％、フィチン
酸０．０２％を添加した。
エン酸ナトリウム０．１５１ｉ’、水あめ５０？、香料
少量でペクチンゼリーを調製、これに赤サボテン色素（
色価４０ ） ０．１％、ルチン０６０１％、フィチン
酸０．０２％を添加した。
このものは、蛍光灯照射下１力月後、肉眼で鑑定したと
ころ、はとんど、変退色がみられなかった。
ころ、はとんど、変退色がみられなかった。
Claims (1)
- アントシアニンに、ミリセチンその他のフラボン類及び
又は、ケンフェロールその他のフラボノール類とフィチ
ン及び又は、フィチン酸とを添加することを特徴とする
アントシアニン色素の退色防止法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156703A JPH0728692B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | アントシアニン色素の退色防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156703A JPH0728692B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | アントシアニン色素の退色防止法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6219068A true JPS6219068A (ja) | 1987-01-27 |
| JPH0728692B2 JPH0728692B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=15633489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60156703A Expired - Lifetime JPH0728692B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | アントシアニン色素の退色防止法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728692B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05156249A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-22 | San Ei Chem Ind Ltd | 抗酸化剤 |
| JPH06234935A (ja) * | 1993-02-09 | 1994-08-23 | Sanei Gen F F I Inc | 色素の安定化法 |
| US5346743A (en) * | 1992-03-13 | 1994-09-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Resin encapsulation type semiconductor device |
| JPH08120255A (ja) * | 1994-10-25 | 1996-05-14 | T Hasegawa Co Ltd | 紫外線吸収剤 |
| WO2001048091A1 (fr) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Stabilisants destines a des compositions a forte teneur en anthocyanine |
| WO2003064538A1 (fr) * | 2002-02-01 | 2003-08-07 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Couleur de mais rouge purifiee et procede de preparation de celle-ci |
| JP2009112270A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | National Agriculture & Food Research Organization | 紫系有色馬鈴薯含有飲食品およびその製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007302751A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Musashino Chemical Laboratory Ltd | 天然色素の退色防止剤またはそれを含有する飲食品 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5635968A (en) * | 1979-08-30 | 1981-04-08 | Nippon Koka Cola Kk | Improvement of anthocyanin pigment in light fastness |
| JPS57206351A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-17 | San Ei Chem Ind Ltd | Yellow pigment preparation for coloring of chinese noodle |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP60156703A patent/JPH0728692B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5635968A (en) * | 1979-08-30 | 1981-04-08 | Nippon Koka Cola Kk | Improvement of anthocyanin pigment in light fastness |
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| JPH05156249A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-22 | San Ei Chem Ind Ltd | 抗酸化剤 |
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| JPH08120255A (ja) * | 1994-10-25 | 1996-05-14 | T Hasegawa Co Ltd | 紫外線吸収剤 |
| WO2001048091A1 (fr) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Stabilisants destines a des compositions a forte teneur en anthocyanine |
| WO2003064538A1 (fr) * | 2002-02-01 | 2003-08-07 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Couleur de mais rouge purifiee et procede de preparation de celle-ci |
| US7192456B2 (en) | 2002-02-01 | 2007-03-20 | San-Ei Gen F.F.I., Inc., | Method of preparing a purified purple corn coloring agent |
| JP2009112270A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | National Agriculture & Food Research Organization | 紫系有色馬鈴薯含有飲食品およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0728692B2 (ja) | 1995-04-05 |
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|---|---|---|---|
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