JPS6218A - 皮膚疾患治療用組成物 - Google Patents

皮膚疾患治療用組成物

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JPS6218A
JPS6218A JP61054924A JP5492486A JPS6218A JP S6218 A JPS6218 A JP S6218A JP 61054924 A JP61054924 A JP 61054924A JP 5492486 A JP5492486 A JP 5492486A JP S6218 A JPS6218 A JP S6218A
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JP
Japan
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vitamin
hydroxyvitamin
composition
psoriasis
dihydroxyvitamin
Prior art date
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Pending
Application number
JP61054924A
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English (en)
Inventor
Shigeto Morimoto
茂人 森本
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/59Compounds containing 9, 10- seco- cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
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    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −の1 本発明は1α位が水酸化されたビタミンD3類を有効成
分として含有する乾解等の炎症性角化症の治療剤に関す
る。
正胆Δ皮直 乾廚に代表される炎症性角化症は、日常比較的よ(経験
される、慢性、難治性の皮膚の炎症性疾患であるが、そ
の病因は未だ明らかでない。本庁の治療法として、コー
ルタール軟膏塗布の後に紫外線照射を行うGoecke
rman療法[N。
r t h  we s t  Me d、 + 2J
JL、2〜9(1925)コ、Psoralen投薬の
後長波長紫外線照射を行うPUVA療法[N、 E n
 g。
J、Med、、 2LLL 1207〜1211 (1
974)コ、コルチコステロイドの外用[5cie n
 c e JJJ二乙 994〜996 (1977)
]、抗腫瘍剤であるmethotrexateの投薬[
Arch、Dermatol、s  fLXLJ 2〜
11 (1967)コ、anthralin軟膏塗布と
コールタール浴と紫外線照射を組み合わせたIngra
m療法[Br、Med、J−、2LJ 591〜594
 (1953)] 、ビタミンA誘導体の内服および外
用[JAMA、、 2iL 1863〜1888 (1
989)、Dermatologi ca  −L旦1
,38〜44 (1978)コサラには透析療法[: 
J AMA、 、2−!Ji、l 270 (1978
)コなどが行われている。しかし乾瘤はこれらの治療法
に対し難治性であることが多く、またこれらの治療法に
おいて、その副作用が無視できないものがある。例えば
紫外線照射の後に皮膚の発癌を認めた例が知られている
一方、25−ヒドロキシビタミンD3や24R925−
ジヒドロキシビタミンD3および1α、25−ジヒドロ
キシビタミンD3等の生体内において水酸化されたビタ
ミンD3の代謝産物、中でも1α、25−ジヒドロキシ
ビタミンD3およびその合成アナローブである1α−ヒ
ドロキシビタミンD3等が、強い小腸からのカルシウム
吸収作用および骨塩動員能を有し種々のカルシウム代謝
異常に基づく疾患の治療剤として有用であることはよく
知られている。また近年これらのビタミンD3誘導体が
ヒトまたはマウスの骨髄性白血病細胞に対し強い分化誘
導能を有することが須田等によって報告されているCP
roc、Nat L Acad、Sc i、USA、、
LL  4990〜4994(1980)+ Bioc
hem  Biophy s、Re s、Commun
、+ −り追」し 937〜943  (1981) 
 コ 。
8 イ ゛   +   。
本発明者は、老人性骨粗鬆症の患者で、転層を併発して
いた者に1α−ヒドロキシビタミンD3を内服投与した
ところ乾瘤が著明に改善するという意外な事実を見い出
した。本発明はこの知見に基づき更に研究を重ねた結果
完成したもので、1α位が水酸化されたビタミンD3類
をを効成分とする炎症性角化症および角化異常症の治療
剤に関する。
。 占fJU    こ の一 本発明において炎症性角化症および角化異常症とは、乾
瘤に代表される、慢性、難治性の皮膚の疾患で、具体的
には尋常性乾事(Psoriasisvulgaris
)s順転11(Parapsoriasis)、紅色苔
廖(Lichen  ruber)、毛孔性紅色砒糠疹
(PitVriasis  rubra  pilar
is)、ジベル薔薇色批糠疹(Pityriasis 
 rosea  Gibert)、掌跡膿庖症(Pus
tulosis  palmaris  et  pl
antaris)、尋常性魚鱗!(IchthYosi
s  vulgaris)、およびダリエ病(M。
rbus  Darier)等が挙げられる。1α位が
水酸化されたビタミンD3類として、具体的には、例え
ば、1α、25−ジヒドロキシビタミンD3,1α、2
4.25−)ジヒドロキシビタミンD3等のビタミンD
3の代謝産物および合成アナローブである1α−ヒドロ
キシビタミンD3゜1α、24−ジヒドロキシビタミン
I)、3,24゜24−ジフルオロ−1α、25−ジヒ
ドロキシビタミンI)a 、28t  26s  2B
、27.2L  27−へキサフルオロ−1α、25−
ジヒドロキシビタミンD3等が挙げられるが、治療効果
および工業生産上容易である点から1α、25−ジヒド
ロキシビタミンD3,1α−ヒドロキシビタミンD3お
よび1α、24−ジヒドロキシビタミンD3が 本発明
の治療剤として特に有用である。
これらのビタミンD3類は、いずれも公知化合物であり
、例えば特開昭48−82750号、同49−9595
8号、同51−108047号、同52−42884号
、同55−111460号、特公表59−500884
号等の各公報に記載された方法によって製造される。
これらのビタミンD、3類は錠剤、カプセル剤等の形で
経口投与用組成物として製剤化されるが、血清のカルシ
ウム値に及す影響が強いため一回の投与量は極微量であ
り、製剤中の含量の均一性が特に要求される。従って、
その製剤化の方法としては、これらのビタミンD3類を
油性基剤に溶解し、油性溶液として用いるのが好ましい
。また油性溶液を軟カプセル化することによって経口投
与用製剤の使用性が一段と向上する。なお、油性基剤と
しては室温で油状のものであり具体的には脂肪酸のトリ
グリセライド、油脂、リノール酸等の中鎖の不飽和脂肪
酸、ヤシ油、オリーブ油、トウモロコシ油および大豆油
等が挙げられる。
なお、本発明の組成物を軟膏等の外用剤として用いた場
合、使用するビタミンD3類が代謝を受けることなく活
性な形で皮下に蓄積されやすい。
一方転摩等の皮膚疾患は1α−ヒドロキンビタミンD8
等の単回の使用で完治する例は殆どなく、その疾患が軽
度の場合でも2週間以上、場合によっては数週間乃至数
ケ月の連続的使用が不可欠である。しかしながら、先に
述べた通り外用剤として用いたビタミンD、3類は代謝
を受けることな(皮下に蓄積されやすり、シかも本発明
で用いる1α位に水酸基を有するビタミンD3類は極め
て強い毒性を有しているため長期連続的な外用剤として
の使用は好ましい実施の態様とは言えない。従って本発
明の組成物は経口投与の形で用いるのが好ましい。
本発明で、1α−ヒドロキシビタミンD3類の投与量は
、血中濃度が20μg/ml〜400μg/mlの範囲
になるような量が好ましく、これに合った投与量が適宜
選択されるが、通常ヒト成人の場合は0.5μg〜3.
0μg/日である。また本発明の1α−ヒドロキシビタ
ミンD3類はその2種以上を組合せて用いることもでき
る。
(1)81才男性 老人性骨粗髭症による腰痛を主訴として昭和57年来院
。本庁に対する治療目的にて1α−ヒドロキシビタミン
D30.75μg7日を投与開始。
本例において30年来罹患していた尋常性乾解は1α−
ヒドロキシビタミンD3投与開始後2ケ月半で劇的に改
善、3ケ月後にほぼ消退した。
(2)54才男性 尋常性転摩罹病期間1年。この間コルチコステロイドの
外用により治療を受けていた。1α−ヒドロキシビタミ
ンD31.0μg/日内服投与開始後2ケ月にて皮膚病
変は改善傾向を示し、皮膚の発赤及び皮疹の改善を認め
た。4ケ月後には軽度の皮膚色素脱失を残し、皮膚病変
は著明に改善した。これ以降、併用していたコルチコス
テロイド剤を中止したが、6ケ月後には皮膚病変のほぼ
完全な治癒を認めた。
(3)37オ男性 尋常性転石罹病期間10年。はぼ全期間を通じて皮膚病
変は両側材部及び膝部に限局されていたが、受診3ケ月
前、頭部及び顔面を除く全身に進展した。1α−ヒドロ
キシビタミンD31μg7日投与開始2ケ月後に、皮膚
病変は軽度の改善を、4ケ月後には著明な改善を認めた
。その後1α−ヒドロキシビタミンD30.5μg/日
で病変の改善を維持することが可能であった。
(4)57オ男性 尋常性転摩罹病期間12年。この間コルチコステロイド
の外用、紫外線療法、コルチコステロイドの内服等の治
療を受けていたが満足すべき治癒効果を得られなかった
。コルチコステロイドの外用を中止の後、1α−ヒドロ
キシビタミン031μg7日投与開始。2ケ月後には足
蹟の皮膚病変の消退と他部の皮膚病変の著明な改善を認
めた。
(5)56オ男性 尋常性転摩罹病期間6年。この間コルチコステロイドの
外用により治療を受けていたが、満足すべき効果は得ら
れなかった。1α−ヒドロキシビタミンD31μg/日
投与開始後3ケ月で皮膚病変の中程度の改善を認めた。
(6)58才男性 尋常性間癖罹病期間25年。この間コルチコステロイド
の外用により治療を受けていたが、満足すべき効果は得
られなかった。1α−ヒドロキシビタミンD31μg/
日投与開始後3ケ月で皮膚病変の中程度の改善を認めた
(1)14才男性 尋常性転摩罹病期間2年。頭部に初発した皮膚病変は来
院4ケ月前に全身に進展した。1α、25−ジヒドロキ
シビタミンD30.5μg/日経ロ投与開始後3ケ月に
て、皮膜の縮少および発赤の軽減等、皮膚病変中程度の
改善傾向を認めた。
実施例3 凱伍皿 前記した各症例において、1α−ヒドロキシビタミンD
3および1α、25−ジヒドロキシビタミンD3の経口
剤について、最初の2ケ月は月2回、それ以降は月1回
の頻度で一般検血(赤血球数、血小板数、白血球百分率
)、一般検尿(尿中蛋白、ブドウ糖、pH1アセトン、
ウロビリノゲン、潜血)、肝機能検査(血中GO,T、
GPT。
総ビリルビン)、腎機能検査(血中クレアチニン、BU
N)、および血中カルシウム値と無機燐値につき、それ
ぞれ検索を行ったが、治療前および治療中を通じてすべ
て異常な変動を示すものはなかった。また自覚症状で異
常を訴える例も無く、他覚的所見でも異常を認めなかっ
た。
実施例4 肌1跋狂 マウスおよびラットを用い、1α−ヒドロキシビタミン
D3をそれぞれ経口および皮下に投与し、その急性毒性
を調べた結果を次表に示す。
表 1α−ヒドロキシビタミンD3のLl)so(a(
注)LDs、値はL 1tchHeld−Wllcox
on法により算出した。
マウスはddY系5週令のものを用いた。
ラットは5D−TCL系5週令のものを用いた。
実施例51肚■ a)O,D、O(日清製油社製、中鎖脂肪酸のトリグリ
セライド)60gに1α−ヒドロキシビタミンD3を1
.0mgg解し、安定化剤としてソルビン酸を30mg
加えて常法に従ってゼラチン皮膜軟カプセル製造機によ
り1カプセル当たり1α−ヒドロキシビタミンD、G1
.0’μg含iする軟カプセル剤を製造した。
b)前記a)における1α−ヒドロキシビタミンD3に
代えて1α、25−ジヒドロキシビタミンD31.0m
gを用いて以下同様にして1カプセル当たり1α、25
−ジヒドロキシビタミンD3を1,0μg含有する軟カ
プセル剤を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1α位が水酸化されたビタミンD_3類の有効量を
    含有する炎症性角化症および角化異常症治療のための経
    口投与用組成物。 2、炎症性角化症および角化異常症が乾癬、類乾癬、紅
    色苔癬、毛孔性紅色粃糠疹、ジベル薔薇色粃糠疹、掌蹠
    膿疱症、尋常性魚鱗癬、およびダリエ病である特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。 3、炎症性角化症が乾癬である特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 4、1α位が水酸化されたビタミンD_3類が1α−ヒ
    ドロキシビタミンD_3、または1α,25−ジヒドロ
    キシビタミンD_3である特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 5、1日の投与量がヒト成人で1α位に水酸基を有する
    ビタミンD_3類として、0.3μg〜3.0μgであ
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP61054924A 1985-03-14 1986-03-14 皮膚疾患治療用組成物 Pending JPS6218A (ja)

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JP60-51410 1985-03-14

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GB (1) GB2183156B (ja)
WO (1) WO1986005395A1 (ja)

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