JPS62188065A - デ−タセパレ−ト回路 - Google Patents

デ−タセパレ−ト回路

Info

Publication number
JPS62188065A
JPS62188065A JP2790786A JP2790786A JPS62188065A JP S62188065 A JPS62188065 A JP S62188065A JP 2790786 A JP2790786 A JP 2790786A JP 2790786 A JP2790786 A JP 2790786A JP S62188065 A JPS62188065 A JP S62188065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
phase
demodulation
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2790786A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Nagai
永井 恒夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2790786A priority Critical patent/JPS62188065A/ja
Publication of JPS62188065A publication Critical patent/JPS62188065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は回転記録媒体から読み出した変調信号を復調
するための、フェーズロックループを具えるデータセパ
レート回路に関する。
(従来の技術) この種のデータセパレート回路は例えば特願昭60−2
53809号において提案されているものがある。先ず
、この発明の理解を容易にするため、この発明の説明に
先立ち、第4図〜第9図を参照してこの従来提案された
データセパレート回路につき説明する。
第4図は従来のデータセパレート回路の基本構成を示す
ブロック線図であり、主として、例えば光ディスクのよ
うな回転記録媒体からの読出変調信号(ディジタル信号
)Mに含まれるセルフクロックを抽出するためのフェー
ズロックループ(以下PLLと称する) 100 、 
PLL100を読出変調信号Mに含まれる同期信号に同
期してロックさせるための同期回路200及び抽出され
たセルフクロックを基に復調を行う復調回路300を具
え、復調信号DMを出力するように構成されている。そ
して、P L L 100は時間遅れ回路101、ドロ
ップアウト補償回路付位相比較回路102、ループフィ
ルタ103、電圧制御発振器104及び分周回路105
を主として具え、同期回路200は同期信号検出回路1
013及びゲイン切換回路107を主として具えている
第5図はこのデータセパレート回路のドロップアウト補
償回路付位相比較回路102の構成を示すブロック図で
ある。この位相比較回路102は、後述するように、こ
れらの各構成成分111〜116から成り、変調信号M
’(すなわち読出変調信号M)及び出力信号0のそれぞ
れの変化点と両信号間の位相関係とからセット信号及び
リセット信号を発生させ、これらセット信号及びリセッ
ト信号に応答して出力信号0の周波数を高めるアップ信
号及び周波数を下げるダウン信号をそれぞれ発生させる
アップ信号及びダウン信号発生部120を具え、さらに
、これらアップ信号及びダウン信号を直流レベルに変換
する変換回路すなわちパルス幅直流変換回路117を具
える。
第6図(A)及び(B)はこのデータセパレート回路が
情報を読出そうとする回転記録媒体である光ディスクの
一回転毎に検出される°’INDEX’”信号及び光デ
ィスクの基本的な信号フォーマットをそれぞれ示す図で
、このフォーマットにはデータの書込みを再度行うため
の回転変動分吸収領域“GAP”  、PLLのロック
をかけるための基準信号“5YNC”、トラック番号、
セクタ番号等のデータを記録するための領域である“I
D  DATA″、ユーザのデータを記録するための領
域゛USER’S  DATA’“等の信号が基本的な
構成要素として含まれている。
次に、この従来のデータセパレート回路の動作をドロッ
プアウトの無い場合及び有る場合に分けて説明する。
ゝロープア   糧 いj 第4図に示す回路に読出変調信号Mが入力されると、こ
の信号MはPLL100.同期回路200及び復調回路
300にそれぞれ供給され、同期信号検出回路106に
よって第6図に示した信号フォーマット中の“5YNC
”が検出され、ゲイン検出回路107から生ずるゲイン
切換信号GSが位相比較回路102及びゲイン切換回路
107に供給されてP L L 100のループゲイン
は大の状態となる。一方、この信号Mに対応してP L
 L 100の分周回路105から電圧制御回路104
の信号が分周されたVCO出力信号Oが位相比較回路1
02及び復調回路300に供給される。
P L L 100の時間遅れ回路101は、復調回路
300に入力される読出変調信号Mと復調のタイミング
信号(ビット同期をとる信号)となるVCO分周信号0
との位相関係が最適となるように位相比較回路102の
各入力信号間の位相差にオフセットをもたせるため、読
出変調信号Mに時間遅延を与えた読出信号M′を出力す
る回路である。
位相比較回路102に読出信号M′及び出力信号0が入
力されると、その出力であるvCO制御信号CVはゲイ
ン切換回路107及びループフィルタ103を経て電圧
制御発振器104に入力されてフィードバックループを
形成し、読出変調信号Mと分周回路105のvCO出力
信号Oとの出力周波数が一致するようになり、その結果
分周回路105の出力信号が読出変調信号Mに含まれる
−“SYMCIIに同期するようになり、PLLのルー
プが瞬時にロックする。“S Y N C”信号の入力
が終わると、同期信号検出回路106からのゲイン切換
信号GSによってゲイン切換回路107によりループゲ
インが小の状態にされ、よって電圧制御発振器104は
’5YNC”に同期して発振を続け、ディスクの回転速
度変動に起因するゆるやかな位相変化に対してのみ追従
して動作する。
このように、P L L 100がロック状態となると
、セルフクロックの抽出が始まり、そのタイミングでそ
の後に続く“ID  DATA”或いは“”USER’
S  DATA”の変調信号Mが復調回路300で復調
され、よってトラック番号、セクタ番号或いはユーザー
の記録したデータを示す復調信号DMが最終的に得られ
る。
次に、このようなフェーズロックに至る場合の位相比較
回路102の動作につき第7図を参照して簡単に説明す
る。
読出変調信号M(実際には時間遅延した変調信号M’)
及びvCO出力信号0が位相比較回路102に入力し、
これら両信号の時間的前後関係によって電圧制御発振器
104の発振周波数をアップ又はダウンする信号がそれ
ぞれセット/リセットされる0例えば、読出変調信号M
が出力信号0よりも進相状態にあると(第7図(A))
、この位相比較回路102は、信号Mの立ち上がり信号
Oの立ち下がりより早いので、信号Mの立ち上がりでア
ップ信号UP(位相を進ませる信号)がセットされ、出
力信号0の立ち下がりでアップ信号UP及びダウン信号
DN(位相を遅らせる信号)がそれぞれリセットされ、
その結果位相遅れに比例したパルス幅のアップ信号が発
生する。読出変調信号Mが出力信号0よりも遅相状態に
あると(第7図(B))、出力信号0の立ち下がりが読
出変調信号Mの立ち上がりより早いので、出力信号Oの
立ち下がりでダウン信号DNがセットされ、信号Mの立
ち上がりでアップ信号UP及びダウン信号DNがリセッ
トされ、よって位相進みに比例したパルス幅のダウン信
号DNが発生する。さらに、読出変調信号Mが出力信号
0の高いレベルの区間の中央に位置している場合には(
第7図(C))、両信号M及びOは同相であるので、ア
ップ信号UP及びダウン信号DNともにリセットされる
。そして、これらアップ信号UP及びダウン信号DNの
パルス幅は直流電圧値に変換された後、この位相比較回
路!02から出力されるので、後段の電圧制御発振器1
04にフィードバックがかかり、前述したようにP L
 L 100が入力信号に同期してロックする。
次に、フェーズロック後にドロップアウトが無い場合の
位相比較回路102の動作につき第5図及び第8図を参
照して説明する。
変調信号M’(第8図に例えばml、m2゜m3で示す
信号)及びvCo出力信号0が位相比較回路102の第
−及び第二変化点検出回路111及び112にそれぞれ
入力されると、第−及び第二変化点検出回路111及び
112によって例えば立ち上がりが検出され、第−及び
第二セット信号Sl及びS2がそれぞれ出力される。第
一セット信号S1はアップ信号用フリップフロップ回路
113に入力して第一アップ信号UPIをセットし、第
二セット信号S2はダウン信号用フリップフロップ回路
114に入力してダウン信号DNをセットする。これら
両信号UPI及びDNIはアップ、ダウン信号リセット
回路115にそれぞれ入力し、これら両信号が同時に入
力した時この回路115から第一リセット信号R1が出
力されてアップ及びダウン信号用フリップフロップ回路
113及び114にそれぞれ供給され、第一アップ信号
UPl及びダウン信号がそれぞれリセットされる。
この第一アップ信号UPIはドロップアウト補償信号挿
入回路11Bに入力するが、変調信号M′にドロップア
ウトが無いため、切換信号GSにより制御して、第一ア
ップ信号UPIを第二アップ信号UP2 (位相比較回
路102の前述したアップ信号UP)としてそのままパ
ルス幅直流変換回路117へと出力させる。
同様に、ダウン信号DNも、変調信号M′にドロップア
ウトが無いため、ドロップアウト検出回路11B及びド
ロップアウト補償信号用アリツブフロップ回路118を
通過して、パルス幅直流変換回路117゛に入力する。
アップ信号UP2は狭いパルスであるので、vCO制御
制御信号C値流レベルは第8図にので示すような時間区
間におけるように、変化しない。
トロープアウト く 次に、変調信号M′にドロップアウトが生じた場合の動
作につき説明する。
第8図に破線で示すドロップアウトした変調信号M′を
dl、d2とする。ドロップアウトが生じると、第一変
化点検出回路111から第一セット信号S1は生じない
ので、第一アップ信号UPIも出力されず、従って第一
リセット信号R1も出力されない。vCO出力出力信号
部二変化点検出回路112に入力して第二セット信号S
2を生じ、よってダウン信号DNが出力するが、第一リ
セット信号R1が発生しないため、このダウン信号DN
はドロップアウトが終り第一リセット信号R1が発生す
るまで持続する(第8図に工で示す部分)。
このドロップアウトの状態は、第二セット信号S2及び
ダウン信号DNに基づいてドロップアウト検出回路11
8で判定する。この検出回路11Bは、ダウン信号DN
が発生されたままの状態にあるときに、次の第二セット
信号S2が入力されると、ドロップアウトの開始を示す
第三セット信号S3(第8図には示していない)を発生
する。また、ドロップアウトが終了すると、回路113
から第一アップ信号UPIが生ずるので、リセット回路
115から第一リセット信号R1が発生し、よってダウ
ン信号DNが終了する。従って、ドロップアウト検出回
路118は、ドロップアウトが終了すると、その後に生
じた第二セット信号S2が出力された時点ではダウン信
号DNが既にリセットされているので、それを判定して
ドロップアウトの終了を示す第二リセット信号R2(第
8図には示していない)を出力する。
これら第三セット信号S3及び第二リセット信号R2は
ドロップアウト補償信号用フリップフロップ回路119
に供給され、第三セット信号S3でセットされ第二リセ
ット信号R2でリセットされた第8図に■で示すような
ドロップアウト補償信号DCを出力する。
この補償信号DCはドロップアウト補償信号挿入回路1
16に供給され、この回路tteからはこの信号DCと
第一アップ信号UPIとの論理和を第二アップ信号UP
2として第8図に■で示す部分が出力する。
このように、第8図にdi、d2で示すようなドロップ
アウトが生じてvCO制御制御信号C値ベルに■で示す
ような変化が生じても、ドロップアウト補償信号DCに
よってすぐに元のレベルに復帰する。この補償信号DC
を挿入しない場合には、当然のことながら、vCO制御
制御信号C値ベルは第8図に破線で示すように偏移して
しまう。
第8図にd3で示すように、ドロップアウトが一回だけ
の場合にも、■で示すダウン信号DNによってVで示す
ドロップアウト補償信号DCが生じ、従って■で示す第
二アップ信号UP2が生じるので、前述と同様に、vC
O制御制御信号C値8図に◎で示すように直ちにレベル
復帰するので偏移を起さない。
上述したドロップアウトの補償は、P L L 100
が同期信号に同期しロックした後の緩やかな変動に追従
する場合のみである。
従って、従来提案されている第4図に示す構成のデータ
セパレート回路を用いれば、ドロップアウトが生じても
電圧制御発振器104の周波数は偏移せず、読出変調信
号Mを原信号のまま復帰し、復調信号DMを得ることが
出来る。
(発明が解決しようとする問題点) この構成のデータセパレート回路であると、前述したよ
うにドロップアウトに電圧制御発振器104が追従しな
い構成となっているので、第9図(A)に示すように、
vCO出力出力信号対して読出変調信号M従って時間遅
延した変調信号M′が一定のタイミングで入力してドロ
ップアラ)d4後の変調信号m4が連続した位相で生じ
る場合には位相関係が正常に保たれていて問題は無い。
しかしながら、第9図(B)に示すように、ドロップア
ラ)d5後の変調信号m5に位相の不連続が生じると、
vCO出力出力信号対間の位相関係が正常でなくなるの
で、このvCO出力出力信号対−タサンプリングのタイ
ミングとして使用している復調回路300が誤動作し、
これがため復調信号が誤るという問題点があった。
しかも、このようなドロップアウト後の変調信号M′の
位相不連続は例えばディスク回転系の一時的な誤動作等
に起因して起り、一旦生ずるとPLLが位相のステップ
状変化に追従するか或いは再度同期を取り直すまで回復
しないので、その間圧しいデータの復調が行われないと
いう問題があった。
この発明の目的は、上述した問題点に鑑み、データ変調
の信頼性の向上を図れるように構成したデータセパレー
ト回路を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明によれば、デート
セパレート回路を、位相比較回路を含み回転記録媒体か
ら読出した変調信号からセルフクロックを抽出してビッ
ト同期信号を出力するフェーズロックループと、このビ
ット同期信号を用いて変調信号を復調する復調回路とを
具え、この位相比較回路を変調信号に生じたドロップア
ウトを検出してこのドロップアウトの補償を行うように
構成した回路とする。
このデータセパレート回路に、回転記録媒体からの読出
変調信号中のドロップアウト後の位相の不連続を検出す
るロック外れ検出部と、ロック外れが検出された場合に
復調信号に補償信号として例えばフラグを加えるための
補償回路とを設ける。
この場合、このロック外れ検出部を、変調信号及びvC
O出力信号のそれぞれの変化点間の時間幅が復調回路の
正常動作を保証する一定の長さの基準時間幅以上となっ
た時、位相ロック外れ検出信号を発生する回路として構
成するのが好適である。
また、フェーズロックループには位相比較回路からの制
御信号で制御される周波数の出力信号を生じてこの出力
信号をこの位相比較回路に供給する電圧制御発振器を設
け、さらに、この位相比較回路には、この変調信号及び
vCO出力信号のそれぞれの変化点と両信号間の位相関
係とからセット信号及びリセット信号を発生させ、これ
らセット信号及びリセット信号に応答してこの出力信号
の周波数を高めるアップ信号及び周波数を下げるダウン
信号をそれぞれ発生させるアップ信号及びダウン信号発
生部と、これらアップ信号及びダウン信号を直流レベル
に変換する変換回路とを設けるのが好適である。
さらに、位相比較回路は、ドロップアウトの検出及びそ
の補償を行なうため、電圧制御発振器からの出力信号の
例えば−周期以上経た後にダウン信号が検出されないこ
とを検出し、このダウン信号と同一のパルス幅の信号を
補償信号としてアップ信号に付加するように構成するの
が好適である。
(作用) この発明のデータセパレート回路によれば、変調信号の
ドロップアウト後に生じる位相の不連続を、変調信号及
び電圧制御発振器からの出力信号のそれぞれの変化点及
びこれら信号間の時間幅を利用してロック外れを検出し
、ロック外れ検出信号を補償信号として復調信号に付加
する。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例につき説明する
第1図はこの発明のデータセパレート回路の−実施例を
示すブロック図、第2図は位相比較回路を示すブロク図
及び第3図は特に位相比較回路の動作の説明に供する説
明図であり、これら図に示した構成成分及び信号のうち
第4図〜第9図に示した構成成分及び信号と同一のもの
については同一の符号を付して示しである。
この発明においては、データセパレート回路の位相比較
回路102′に回転記録媒体からの読出変調信号M中の
ドロップアウト後の位相の不連続を検出するロック外れ
検出部400(第2図参照)を設けると共に、このロッ
ク外れ検出部400によってロック外れが検出された場
合に復調回路300からの復調信号にフラグ等の補償信
号を加えるためのロック外れ補償回路50o(第1図参
照)とを設ける。
第1図に示すように、この補償回路500は位相比較回
路102′からのPLLロック外れ検出信号LD及び■
CO出力信号0を入力とし、復調回路300から復調さ
れて出力された復調信号に付加するフラグ等の補償信号
を出力するように構成する。
第2図はこの発明のデータセパレート回路の位相比較回
路102′を示すブロック図である。この実施例の場合
には、VCO制御信号VCを出力するための第5図に示
した回路構成部分に加えて、ドロップアウト補償回路に
追加してPLLロック外れ検出部400を具えている。
このロックアウト検出部400は第一変化点検出回路1
11から第一セット信号S1が入力されて第一ウインド
信号Wlを出力する第一ウィンド信号回路411 と、
第二変化点検出回路112から第二セット信号S2が入
力されて第二ウィンド信号W2を出力する第二ウィンド
信号回路412と、第−及び第二ウィンド信号Wl及び
W2と、アップ、ダウン信号リセット回路115からの
第一リセット信号R1とが入力されて第四セット信号S
4或は第三リセット信号R3をそれぞれ出力するロック
外れ検出回路413と、両信号S4及びR3に基づいて
P、LLロック外れ検出信号LDを補償回路500へ出
力するPLLロック外れ検出用のフリップフロップ回路
414 とを具えている。
次に、第3図のタイムチャートを参照してこの位相比較
回路102′を説明する。
変調信号M′にドロップアウトが含まれない場合及び変
調信号M′に例えばドロップアラ)d6が起り続く変調
信号がm6で示すように位相が連続する場合には、第8
図につき既に説明したと同様に動作する。
変調信号M′に例えばドロップアウトd7が起り、これ
に続く変調信号がm7で示すように不連続となる場合に
PLLロック外れを検出する過程につき説明する。
既に説明したように、第−及び第二セット信号51.3
2は位相差を比較する基準となる信号であり、第一リセ
ット信号R1はこれらセット信号51、S2の到来時点
で発生するパルスであり、この第一リセト信号R1によ
ってvCo制御信号Cv用のアップ信号及びダウン信号
をそれぞれリセットする。
この実施例では、第−及び第二セット信号Sl、S2を
第−及び第二ウィンド信号回路411及び412にそれ
ぞれ入力させると、それぞれに対応して第−及び第二ウ
ィンド信号wt 、W2が単発パルスとしてそれぞれ出
力する。第−及び第二ウィンド信号Wl、W2の時間幅
τは、復調回路の正しい動作を保証する位相差の値の最
大値によって決まる基準時間幅であるが、例えばデユー
ティ50とするのが好適である。
ロック外れ検出回路413は第−及び第二ウィンド信号
Wl、W2及び第一リセット信号R1の論理積演算で得
られた第三リセット信号R3出力すると共に、第−及び
第二セット信号Wl 、W2の論理和の否定の演算で得
られた第四セット信号S4をそれぞれ出力する。このよ
うな論理演算によって、このロック外れ検出回路413
からは、読出変調信号M従って時間遅延した変調信号M
′とvCO出力信号Oとの間の位相差の絶対時間がでよ
り短ければ、第三リセット信号R3が生じ、またτ以上
であると第四セット信号S4が生じる。
従って、第3図にm6で示すように、ドロップアラ)d
6後に位相の不連続が無ければ第三リセット信号R3が
現われ、一方ドロップアウトd7の後に生ずる変調信号
m7のようにで以上の位相不連続があれば第四セット信
号S4が現われる。尚、ドロップアウト期間中はどちら
の信号R3及びS4も現われない。
ロック外れ検出用のフリップフロップ回路414は、こ
の第四セット信号S4でセットされかつ第三リセット信
号R3でリセットされる、PLLロック外れ検出信号L
Dを生ずる。この検出信号LDは変調信号M′とvCO
出力信号0との位相差がτ以上であることを示す信号で
あり、一旦セットされた後はP L L 100の電圧
制御発振器104が追従して、第3図にm8で示す変調
信号M′の後のように、位相遅れ時間τ′がτ以下とな
った後に始めてリセットされる。
このような過程を経て、第1図に示す位相比較回路10
2′から生じたPLLロック外れ検出信号LDがPLL
ロック外れ用の補償回路500に入力し、この信号LD
とvCO出力出力信号軸基づいてこの補償回路500か
ら復調回路300の復調出力信号にフラグ、その他の任
意の形の一定の補償信号を挿入する。
このように、補償信号が付加された復調信号は・後段の
図示されていない復号回路でこの補償信号を検出して復
調の誤りの訂正能力を向上させることが出来る。
尚、上述した実施例では、回転情報記録媒体として光デ
ィスクについて説明したが、この発明は光デイスク以外
の回転情報記録媒体にも適用することが出来る。
又、上述したロックアウト検出部400を構成する各回
路及びロックアウト外れ補償回路500は従来の電子回
路技術を用いて構成することが出来る。
また、上述したデータセパレート回路の構成は単なる一
例であって、この構成に限定さえるものではなく、他の
構成すなわちフェーズロックループを具え1回転記録媒
体から読出した変調信号中のセルフクロックを抽出し、
抽出したセルフクロックを同期信号として復調を行う回
路構成であればこの発明を適用することが出来る。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明のデータ
セパレート回路によれば、回転情報記録媒体から読出さ
れる変調信号を復調する際に、変調信号にドロップアウ
トが含まれていても、従来と同様に電圧制御発振器の発
振周波数を補償して復調を正しく行うように出来ると共
に、ドロップアウト後に読出し変調信号に位相の不連続
点があっても、セルフクロックの抽出の誤動作を検出す
るので、復調信号の補償を行うことが可能となる。
また、この発明のデータセパレート回路によれば、ドロ
ップアウト後の読出し変調信号の位相の不連続点の有無
を確実に検出することが出来るので、変調信号を誤り訂
正符号の復調回路に送るように構成する場合には、復調
信号にデータの誤りを示すフラグを付加することによっ
て誤り訂正能力を向上させることが出来る。
従って、この発明のデータセパレート回路によれば1回
転記録媒体から読出された変調信号の復調の信頼性の向
上を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のデータセパレート回路の一実施例を
示すブロック図、 第2図は第1図のデータセパレート回路の一部を構成す
る位相比較回路の一実施例を示すブロック図、 第3図は第2図の位相比較回路の動作を説明するための
動作説明図、 第4図は従来提案されているデータセパレート回路のブ
ロック図、 第5図は第4図の位相比較回路のブロック図、第6図は
信号のフォーマット図、 第7図は第4図のデータセパレート回路の動作説明図、 第8図は第5図の位相比較回路の動作説明図、第9図は
第4図のデータセパレート回路の説明図である。 100・・・PLL、    101・・・時間遅れ回
路102、102’・・・位相比較回路 103・・・ループフィルタ、104・・・電圧制御発
振器105・・・分周回路、108・・・同期信号検出
回路107・・・ゲイン切換回路 10・・・第一変化点検出回路 112・・・第二変化点検出回路 113・・・アップ信号用フリップフロップ回路114
・・・ダウン信号用フリップフロップ回路11B・・・
ドロップアウト補償信号挿入回路117・・・パルス幅
直流変換回路 118・・・ドロップアウト検出回路 119・・・ドロップアウト補償信号用フリップフロッ
プ回路 120・・・アップ信号及びダウン信号発生部200・
・・同期回路、   300・・・復調回路400・・
・ロック外れ検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)位相比較回路を含み回転記録媒体から読出した変
    調信号からセルフクロックを抽出してビット同期信号を
    出力するフェーズロックループと、該ビット同期信号を
    用いて前記変調信号を復調する復調回路とを具え、前記
    位相比較回路を前記変調信号に生じたドロップアウトを
    検出して該ドロップアウトの補償を行うように構成して
    成るデータセパレート回路において、 前記位相比較回路に設けられ前記フェーズロックループ
    の位相ロック外れを検出して位相ロック外れ検出信号を
    出力するロック外れ検出部と、該位相ロック外れ検出信
    号に応じて前記復調回路からの復調信号に補償信号を加
    えるためのロック外れ補償回路と を具えることを特徴とするデータセパレート回路。
  2. (2)前記フェーズロックループは前記位相比較回路か
    らの制御信号で制御される周波数の出力信号を生じて該
    出力信号を該位相比較回路に供給する電圧制御発振器を
    具え、 前記位相比較回路は、前記変調信号及び出力信号のそれ
    ぞれの変化点と両信号間の位相関係とからセット信号及
    びリセット信号を発生させ、これらセット信号及びリセ
    ット信号に応答して前記出力信号の周波数を高めるアッ
    プ信号及び該周波数を下げるダウン信号をそれぞれ発生
    させるアップ信号及びダウン信号発生部と、該アップ信
    号及びダウン信号を直流レベルに変換する変換回路とを
    具え、 前記ロック外れ検出部は、前記変調信号及び出力信号の
    前記変化点間の時間幅が基準時間幅以上となった時、位
    相ロック外れ検出信号を発生する回路構成とした ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデータセ
    パレート回路。
JP2790786A 1986-02-13 1986-02-13 デ−タセパレ−ト回路 Pending JPS62188065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2790786A JPS62188065A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 デ−タセパレ−ト回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2790786A JPS62188065A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 デ−タセパレ−ト回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62188065A true JPS62188065A (ja) 1987-08-17

Family

ID=12233954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2790786A Pending JPS62188065A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 デ−タセパレ−ト回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62188065A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0074793B1 (en) Phase-locked loop circuit
US6147530A (en) PLL circuit
US5525935A (en) High-speed bit synchronizer with multi-stage control structure
JP3088233B2 (ja) 再生クロック生成回路
GB2091961A (en) Phase tolerant bit synchronizer for digital signals
JP3033520B2 (ja) クロック抽出回路
EP1023775B1 (en) Frequency detector
JPS62188065A (ja) デ−タセパレ−ト回路
JP2537999B2 (ja) アナログフロッピ―ディスクデ―タセパレ―タ
WO2004054165A1 (ja) 位相誤同期検出回路
JPH0324818B2 (ja)
JP2508502B2 (ja) 復調回路
JPH08191247A (ja) Pll回路
EP0492869B1 (en) Signal retiming apparatus
JPS61250876A (ja) デ−タセパレ−ト回路
JPS62114166A (ja) デ−タセパレ−ト回路
JPS60236167A (ja) クロツク抽出回路
JPH06216769A (ja) Pll回路およびpll回路を有するデジタル復調回路
JPS5816654B2 (ja) 位相制御回路の同期検出回路
JP3484750B2 (ja) クロック再生回路
JPS6273817A (ja) 位相同期回路
JPH0632468B2 (ja) 同期回路
JPH04119737A (ja) データ復調回路
JPS6320774A (ja) デイジタル信号伝送装置
JPS63296521A (ja) デジタルpll回路