JPS62187348A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS62187348A
JPS62187348A JP2982686A JP2982686A JPS62187348A JP S62187348 A JPS62187348 A JP S62187348A JP 2982686 A JP2982686 A JP 2982686A JP 2982686 A JP2982686 A JP 2982686A JP S62187348 A JPS62187348 A JP S62187348A
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JP2982686A
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Toyoki Nishijima
豊喜 西嶋
Kaoru Onodera
薫 小野寺
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/392Additives
    • G03C7/39208Organic compounds
    • G03C7/39284Metallic complexes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、更に詳しく
は、形成された色素画像の光に対する堅牢性が改良され
、かつ露光前の生保存時に軟調化が生じないハロゲン化
銀写真感光材料に関する。 [発明の背景] ハロゲン化銀カラー写真感光材料を用いて色素画像を形
成する方法としては、写真用カプラーと発色現像主薬の
酸化体との反応により、色素を形成する方法が挙げられ
、通常の色再現を行うための写真用カプラーとしては、
マゼンタ、イエローおよびシアンの各カプラーが、また
発色現像主薬としては芳香族第1級アミン系発色現像主
薬がそれぞれ使用されており、マゼンタおよびイエロー
の各カプラーと芳香族第1級アミン系発色現象主薬の酸
化体との反応により、アゾメチン色素等の色素が形成さ
れ、シアンカプラーと芳香族第1級アミン系発色yAa
主薬の酸化体との反応により、インドアニリン色素等の
色素が形成される。 これらの色素画像の光に対する堅牢性を向上させるため
従来から多くの方法が提案されている。 その代表的方法としては、カプラーから形成される色素
自体を堅牢にする方法と、種々の退色防止剤を添加して
堅牢性を向上させる方法が行なわれている。退色防止剤
を添加する方法は、有効な退色防止手段であり多用され
ている。 色素画像の光に対する堅牢性を向上させる化合物として
は、例えば、米国特許第2.360.290号、同第2
,418,613号、同第2,675,314号、同第
2,701、197号等に記載されているハイドロキノ
ン誘導体、米国特許第3.432.300号、同第3,
573,050号、同第3,574,627号、同第3
.764,337号、同第3,574.626号、同第
3,698,909号、同第4,015,990号に記
載されているクロマンやクマラン等の誘導体、米国特許
第3,457,079号、同第3,069,282号、
特公昭43−13496号等に記載されたp−アルコキ
シフェノール類、などが挙げられる。 しかしながら、これらの化合物はその効果が充分なもの
ではなかった。一方、特開昭56−99340号、同5
6−168652号、同60−51834号等ニハ金m
 28体による光堅牢性向上技術が記載されている。こ
れらの金属錯体は光堅牢化剤として、有効なものである
が、未露光のハロゲン化銀写真感光材料の保存時にガン
マ値の低下、いわゆる軟調化が起きるという欠点を有し
ていた。 [発明の目的] 本発明の第1の目的は、形成された色素画像の光堅牢性
が優れたハロゲン化銀写真感光材料を提供することにあ
る。 本発明の第2の目的は、露光前の生保存時に軟調化が起
きないハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある
。 [発明の構成] 本発明の目的は、支持体上に、色素形成カプラーを含有
するハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光
材料において、前記色素カプラーを含有するハロゲン化
銀乳剤層の少なくとも一隅には、−型理酸素の消光速度
定数が3X10’M−1・SeC−1以上の金属錯体お
よび下記一般式(1)で表わされる化合物が油滴として
含有されているハロゲン化銀写真感光材料によって達成
された。 一般式(1) 員環〜6員環を形成するのに必要な単なる結合手または
原子群を表わす。R1、R2、R3およびR4はそれぞ
れ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アルコキシカルボニル基、アルキJ
レカルバモイル基、アリールカルバモイル基、アシル基
またはシアン基を表わす。 11+ 、R2、RaおよびR4の中から選ばれる任意
の2つが結合して環を形成してもよく、R1、R2、R
3およびR4の中から選ばれる任意の1つがQで表わさ
れる原子群と結合して環を形成してもよい。〕 [発明の具体的構成] 次に本発明を具体的に説明する。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の乳剤層には、発色
現像処理において、芳香族第1級アミン現像剤(例えば
p−フェニレンジアミン誘導体や、アミノフェノール誘
導体など)の酸化体とカップリング反応を行い色素を形
成する色素形成カプラーが用いられる。該色素形成カプ
ラーは、各々の乳剤層に対して乳剤層の感光スペクトル
光を吸収する色素が形成されるように選択されるのが普
通であり、青色光感光性乳剤層にはイエロー色素形成カ
プラーが、緑色光感光性乳剤層にはマゼンタ色素形成カ
プラーが、赤色光感光性乳剤層にはシアン色素形成カプ
ラーが用いられる。しかしながら目的に応じて上記組み
合わせと異なった用い方でハロゲン化銀カラー写真感光
材料をつくっても良い。 本発明に用いられるシアン色素形成カプラーとしては、
フェノール系、ナフトール系の4’Jffiもしくは2
当日型シアン色素形成カプラーが代表的であり、その具
体例は米国特許第2,423.730号、同第2,47
4,293@、同第3,227.554号及び同第3.
488,193号ノlI[il、 fiil、:Wfi
[50−10135号、同50−25228号、同5G
−130441号、同51−37647号、同51−1
08841号、特公昭45−6993号の各公報などに
記載されている。 さらに本発明のハロゲン化銀乳剤に用いるシアン色素形
成カプラーとしては、下記一般式[CC−1]が好まし
い。 一般式[CG−1] 式中、Rはアルキル基またはアリール基を表わす。Rは
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基または複素
環基を表わす。R3は水素原子、ハロゲン原子、アルキ
ル基またはアルコキシ基を表わす。またRj  はRj
 と結合して環を形成しても良い。2は水素原子または
芳香族第1級アミン系発色現像主薬の酸化体との反応に
より離脱可能な基を表わす。 本発明において、一般式[CG−1]のR1で表わされ
るアルキル基は、直鎖もしくは分岐のものであり、例え
ば、メチル基、エチル基、iso −プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、オクチル基、ノニル基、トリデシル
基等であり、またアリール基は、例えばフェニル基、ナ
フチル基等である。 これらのR1で表わされる基は、単一もしくは複数の置
換基を有するものも含み、例えばフェニル基に導入され
る置換基としては、代表的なものにハロゲン原子(例え
ば、フッ素、塩素、臭素等の各原子)、アルキル基(例
えば、メチル基、ニブル基、プロピル基、ブチル基、ド
デシル基等)、ヒドロキシル基、シアノ蟇、ニトロ基、
アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基)、ア
ルキルスルホンアミド基(例えば、メチルスルホンアミ
ド基、オクチルスルホンアミド基等)、アリールスルホ
ンアミド基(例えば、フェニルスルホンアミド基、ナフ
チルスルホンアミド基等)、アルキルスルファモイル基
(例えば、ブヂルスルフ?モイル基等)、アリールスル
ファモイル基(例えば、フェニルスルファモイル基等)
、アルキルオキシカルボニル基(例えば、メチルオキシ
カルボニル基等)、アリールオキシカルボニル基(例え
ば、フェニルオキシカルボニル基等)、アミノスルホン
アミド基(例えば、N、N−ジメチルアミノスルホンア
ミド基等)、アシルアミノ基、カルバモイル基、スルホ
ニル基、スルフィニル基、スルホオキシ基、スルホ暴、
アリールオキシ基、アルコキシ基、カルボキシル ニル基、アリールカルボニル基などを挙げることができ
る。 これらの置換基は2種以上がフェニル基に導入されてい
ても良い。 R3で表わされるハロゲン原子は、例えば、フッ素、塩
素、臭素等の各原子であり、アルキル基は、例えば、ブ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ドデシル基
等であり、また、アルコキシ基は、例えばメトキシ基、
エトキシ基、プロピルオキシ基、ブトキシ基等である。 R8がR1と結合して環を形成してもよい。 本発明において前記一般式[CC−1]のR2で表わさ
れるアルキル基は、例えばメチル基、エチル基、ブチル
基、ヘキシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘプ
タデシル基、フッ素原子で置換された、いわゆるポリフ
ルオロアルキル基などである。 R2で表わされるアリール基は、例えばフェニル基、ナ
フチル基であり、好ましくはフェニル基、である。R2
で表わされる複素環基は、例えばピリジル基、7ラン基
等である。Rで表わされるシクロアルキル基は、例えば
、シクロプロピル基、シクロヘキシル基等である。これ
らのR2で表わされる基は、単一もしくは?!2数の置
換基を有するものも含み、例えば、フェニル基に導入さ
れる置換基としては、代表的なものにハロゲン原子(例
えばフッ素、塩素、臭素等の各原子)、アルキル基(例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ドデ
シル基等)、ヒドロキシル基、シアノ基、ニトロ基、ア
ルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基等)、アル
キルスルホンアミド慕(例えばメチルスルホンアミド基
、オクチルスルホンアミド基等)、アリールスルホンア
ミド基(例えば、フェニルスルホンアミド基、ナフチル
スルホンアミド基等)、アルキルスルファ11ニイル基
(例えばブチルスルファモイル基等)、アリールスルフ
ァモイル基(例えば、フェニルスルファモイル基等)、
アルキルオキシカルボニル基(例えば、メチルオキシカ
ルボニル基等)、アリールオキシカルボニル基(例えば
、フェニルオキシカルボニル基等)、アミノスルホンア
ミド基、アシルアミノ基、カルバモイル ルフィニル基、スルホオキシ基、スルホ基、アリールオ
キシ基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルキルカル
ボニル基、アリールカルボニル基などを挙げることがで
きる。これらの置換基は2種以上がフェニル基に導入さ
れていても良い。 R2  で表わされる好ましい基としては、ポリフルオ
ロアルキル基、フェニル基またはハロゲン原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、アルキルスルホンアミド基、アリ
ールスルホンアミド基、アルキルスルファモイル基、ア
リールスルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アルキルカルボニル基、アリールカ
ルボニル基もしくはシアノ基を置換基として1つまたは
2つ以上有するフェニル基である。 本発明において一般式[CG−1]で表わされるシアン
色素形成カプラーの好ましくは、下記一般式[CC−2
]で表わされる化合物である。 一般式[CG−2] 一般式[CC−2]において、R はフェニル基を表わ
す。このフェニル基は単一もしくは複数の置換基を有す
るものも含み、導入される置換基としては代表的なもの
にハロゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭素等の各原子
)、アルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、オクチル基、ドデシル基等)、ヒドロキ
シル基、シアムLニトロ基、アルコキシ基(例えばメト
キシ基、エトキシ基等)、アルキルスルホンアミド基(
例えばメチルスルホンアミド基、オクチルスルホンアミ
ド基等)、アリールスルホンアミドM(例えばフェニル
スルホンアミド基、ナフチルスルホンアミド基等)、ア
ルキルスルファモイル基(例えばブチルスルファモイル
基等)、アリールスルファモイル基(例えばフェニルス
ルファモイル基等)、アルキルオキシカルボニル基(例
えばメチルオキシカルボニル基等)、アリールオキシカ
ルボニル基(例えばフェニルオキシカルボニル基等)な
どを挙げることができる。これらの置換基は2種以上が
フェニル基に置換されていても良い。R&  で表わさ
れる好ましい基としては、フェニル基、またはハロゲン
原子(好ましくはフッ素、塩素、臭素の各原子)、アル
キルスルホンアミド基(好ましくはO−メチルスルホン
アミド基、p−オクチルスルホンアミド基、0−ドデシ
ルスルホンアミド基)、アリールスルホンアミド基(好
ましくはフェニルスルホンアミド基)、アルキルスルフ
ァモイル基(好ましくはブチルスルファモイル基)、ア
リールスルファモイル基(好ましくはフェニルスルファ
モイル基)、アルキル基(好ましくはメチル基、トリフ
ルオロメチル基)、アルコキシ基(好ましくはメトキシ
基、エトキシ基)を置換基として1つまたは2つ以上有
するフェニル基である。 R’F  はアルキル基またはアリール基である。アル
キル基またはアリール基は単一もしくは複数の置換基を
有するものも含み、この置換基としては代表的なものに
、ハロゲン成子(例えばフッ素、塩素、臭素等の各原子
)、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アルキル基(例
えばメチル基、エチルキ、プロピル基、ブチル基、オク
チル基、ドデシル基等)、アラルキル基、シアノ基、ニ
【]基、アルコキシ基〈例えばメトキシ基、エトキシ
基)、アリールオキシ塁、アルキルスルホンアミド基(
例えばメチルスルホンアミド基、オクチルスルホンアミ
ド基等)、アリールスルホン7ミド基(例えばフェニル
スルホンアミド基、ナフチルスルホンアミド基等)、ア
ルキルスルファモイル基(例えばブチルスルファモイル
基等)、アリールスルファモイル基(例えばフェニルス
ルファモイル基等)、アルキルオキシカルボニル基(例
えばメチルオキシカルボニル カルボニル基(例えばフェニルオキシカルボニル基等)
、アミノスルホンアミド基(例えばジメチルアミノスル
ホンアミド基等)、アルキルスルホニル基、アリールス
ルホニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニ
ル基、アミノカルボニルアミド基、カルバモイル どを挙げることができる。これらの置換基は2種以上が
導入されても良い。 R7 で表わされる好ましい基としては、nl−〇のと
きはアルキル基、口1=1以上のときはアリール基であ
る。R で表わされているさらに好ましい基としては、
n1=0のときは炭素数1〜22個のアルキル基(好ま
しくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オ
クチル基、ドデシル基)であり、n1=1以上のときは
フェニル基、またはアルキル基(好ましくはt−ブチル
基、t−アミル基、オクチル基)、アルキルスルホンア
ミド基(好ましくはブチルスルホンアミド基、オクチル
スルホンアミド基、ドデシルスルホンアミド基)、アリ
ールスルホンアミド基(好ましくはフェニルスルホンア
ミド基)、アミノスルホンアミド基(好ましくはジメチ
ルアミノスルホンアミド基)、アルキルオキシカルボニ
ル基(好ましくはメチルオキシカルボニル基、ブチルオ
キシカルボニル基)を置換基として1つまたは2つ以上
有するフェニル基である。 R8 はアルキレン基を表わす。直鎖または分岐の炭素
原子数1〜20個、更には炭素原子数1〜12個のアル
キレン基を表わす。 R9  は水素原子またはハロゲン原子(フッ素、塩素
、臭素または沃素等の各原子)を表わす。好ましくは水
素原子である。 nlはOまたは正の整数であり、好ましくはOまたは1
である。 X G.t − 0−、−CO−、−COO−、−OC
O−、−SO2NR−、−NR’ SO2NR“−、−
S−、−SO−または−SO2−基の2価基を表わす。 ここで、R l 、Rrlはアルキル基を表わし、R′
、R″はそれぞれ置換基を有するものも含む。Xの好ま
しくは、−0−、−S−、−SO−、−SO2一旦であ
る。 一般式[CC−1]および[CG−21において、それ
ぞれ2で表わされる芳香族第1級アミン系発色現像主薬
の酸化体との反応により離脱可能な基は、当業者に周知
のものであり、カプラーの反応性を改質し、またはカプ
ラーから離脱して、ハロゲン化銀カラー写真感光材料中
のカプラーを含む塗布層もしくはその他の層において、
現像抑制、漂白抑制、色補正などの機能を果たすことに
より有利に作用するものである。代表的なものとしては
、例えば塩素、フッ素に代表されるハロゲン原子、置換
・無置換のアルコキシ基、アリールオキシ基、アリール
ヂオ基、カルバモイルオキシ基、アシルオキシ基、スル
ホニルオキシ基、スルホンアミド基またはへテロイルチ
オ基、ヘテロイルオキシ基などが挙げられる。2の特に
好ましいものは、水素原子または塩素原子である。 更に具体的には、特開昭50−10135号、同50−
120334号、同50−130441号、同54−4
8237号、同51−146828号、同54−147
36号、同47−37425号、同 50−12334
1号、同58−95346号、特公昭48−36894
号、米国特許3,476.563号、同3,737,3
16号、同3,227.551号各公報に記載されてい
る。 以下余白 以下に一般式[CC−りで表わされるシアンカブ5−の
代表的具体例を示すが、これらFC@定されるも(n)
CuHn 5OzNH Ca Hs (n) C−3’2 CL 本発明に用いられるイエロー色素形成カプラーとしては
、下記の一般式[Ylで表わされる化合物が好ましい。 一般式[Yl 式中、Rはアルキル基(例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基等)またはアリール基(例えばフェ
ニル基、p−メトキシフェニル等)を表わし、Rはアリ
、−ル基を表わし、Ylは水素原子または発色現像反応
の過程でffi脱する基を表わす。 さらに、イエロー色素形成カプラーとして特に好ましい
ものは、下記一般式[Y′]で表わされる化合物が好ま
しい。 一般式〔Y′] 式中Rはハロゲン原子、アルコキシ基またはI午   
 Tに アリーロキシ基を表わし、R、RおよびR14は、それ
ぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル
基、アルコキシ基、アリール基、アリーロキシ基、カル
ボニル基、スルフォニル基、カルボキシル基、アルコキ
シカルボニルカルバミル基、スルフォン基、スルファミ
ル基、スルフォンアミド基、アシルアミド基、ウレイド
基またはアミノ基を表わし、Ylは前述の意味を有する
。 これらは、例えば米国特許第2,778,658号、同
第2,875,057号、lilfl 第2,908,
573号、同aT3,227、155号、同第3, 2
27, 550号、同第3,253,924号、同第3
,265,506号、同第3.277、 155号、同
第3.341、331号、同第3,369,89.5号
、同第3,384,657号、同第3,408, 19
4号、同第3,415,652号、同第3.447、9
28号、同第3.551,155号、同第3,582,
322号、同第3,725,072号、3,894,8
75号等の各明111工、ドイツ特許公開第1,547
,868号、同第2,057,941号、同第2,16
2,899号、同第2, 163,812号、同第、 
2,213,461号、同第2,219,917号、同
第2,261,361号、同第2,263,875号、
特公昭49−13576号、特開昭48−29432号
、同48−66834号、同49−10736号、同4
9−122335号、同50−28834号、および同
50−132926号公報等に記載されている。 以下に一般式[Ylで表わされるイエロー色素形成カプ
ラーの代表的具体例を示すが、これらに限定されるもの
ではない。 以下余白 Y−3 n) 以下余白 本発明に用いられるマゼンタカプラーとしては、例えば
5−ピラゾロン型、シアノアセトフェノン型、インダシ
ロン型、ピラゾリノベンズイミダゾール型、ピラゾロト
リアゾール型カプラー等が挙げられる。 これらのマゼンタカプラーは、例えば、米国特許第2.
600.788号、同第3,062,653号、同第3
.684.514号、同第1,183,515号、ベル
ギー特許第1.130,287号、特公昭44−265
89号、同45−20036号、同第45−41473
号及び特開昭49−111631号等に記載されている
。 本発明に用いられるマゼンタカプラーとして好ましいの
は下記一般式[Xn]および[I]で表わされるマゼン
タカプラーであり、特に好ましいのは一般式[I]で表
わされるマゼンタカプラーである。 以下余白 一般式[XII] 上記一般式[XII]において、×1は、水素原子、ハ
ロゲン原子、(例えば塩素原子等)、アルキル基、(例
えばメチル基、エチル基等)、アリール基(例えばフェ
ニル基等)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキ
シ基等)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ基等)
、アミド基(例えばアセチルアミド基等)、ヒドロキシ
基、アミノ基またはニトロ基を表わし、Yl、Y2およ
びY3は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、(例えば
塩素原子等)、アルキル基(例えばメチル基、エチル基
等)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基等
)、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基(例えばエ
トキシカルボニル基等)、ニトロ基、アリールオキシ基
(例えばフェニルオキシ基等)、シアノ基またはアシル
アミノ(例えばアセチルアミノ基等)基を表わし、Wl
は、水素原子、ハロゲン原子(例えば、塩素原子等)ま
たは1価の有様基を表わす。 72は、カップリングで離脱する原子または基を表わす
。 Aは、−NH−1−NHCO−1−CONH−または−
NHCONH−を表わす。 Wlで表わされる1価の有機基としては、ニトロ基、そ
れぞれ置換基を有するものも含むアルキル基、アルコキ
シ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、アルキルカ
ルバモイル ルバモイル基、アルキルスルファモイル基、アリールス
ルファモイル基、アルキルコハク酸イミド基、アルコキ
シカルボアミド基、アルコキシカルボアルキルアミノ ルアミノ基、アルキルアミノ、カルボアルキルアミノ基
、アリールアミノカルボアルキルアミノ基、アラルキル
アミノカルボアルキルアミノ好適である。 以下に一般式[Xn]で示されるマゼンタカプラーの例
示を挙げる。 以下余白 例示マゼンタカプラー MC4Ct Ct MC−5 MC−6 Ct MC−8 MC−1C−8 MC−10CL 以下余白 一般式[1] Y 一般式[I]に於いて、Zは含窒素複素環を形成するに
必要な非金属原子群を表わし、該2により形成される環
は置換基を有してもよい。 Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
り離脱しうる置換基を表わす。 またRは水素原子または置FA基を表わす。 前記Rの表わす置換基としては、例えばハロゲン原子、
アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロ
アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基
、アシル基、スルホニル基、スルフィニル基、ホスホニ
ル基、カルバモイル基、スルフ7モイル基、シアノ基、
スピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、シロキシ
基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アミ7基
、アシルアミノ基、スルホンアミド基、イミド基、ウレ
イド基、スルファモイルアミ7基、アルフキジカルボニ
ル7ミ7基、アリールオキシカルボニル7ミ7基、フル
フキジカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ア
ルキルチオ基、7リールチオ基、ヘテロ環子オ基が挙げ
られる。 ハロゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素原子が挙
げられ、特に塩素原子が好ましい。 Rで表されるアルキル基としては、炭素数1〜32のも
の、アルケニル基、アルキニル基としては炭素数2〜3
2のもの、シクロアルキル基、シクロアルケニル基とし
ては炭素数3〜12、特に5〜7のものが好ましく、ア
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基は直鎖でも分岐
でもよい。 また、これらフルキル基、アルケニル基、アルキニル基
、シクロアルキル基、シクロアルケニル基は置換基〔例
えば了り−ル、シアノ、ハロゲン原子、ヘテロ環、ジク
ロフルキル、シクロアルケニル、スピロ化合物残基、有
橋炭化水素化合物残基の他、アシル、カルボキシ、カル
バモイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカル
ボニルの如くカルボニル基を介して置換するもの、更に
はへテロ原子を介して置換するもの1兵体的にはヒドロ
キシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロ環オキシ、
シロキン、アシルオキシ、カルバモイルオキシ等の酸素
原子を介して置換するもの、ニトロ、7ミ/(ノアルキ
ルアミ7等を含む)、スル77モイルアミノ、アルコキ
シ力ルポニルアミハ7リールオキシ力ルポニル7ミハ7
シルアミノ、スルホンアミド、イミド、ウレイド等の窒
素原子を介して置換するもの、アルキルチオ、7リール
チオ、ヘテロ環子オ、スルホニル、スルフィニル、スル
ファモイル等の硫黄原子を介して置換するもの、ホスホ
ニル等の燐原子を介して置換するもの等)〕を有してい
てもよい。 具体的には例えばメチル基、エチル基、インプロピル基
、L−ブチル基、ペンタデシル基、ヘプタデシル基、1
−へキシル/ニル基、i、i’−ジベンチルノニル基、
2−クロル−t−ブチル基、ト1Jフルオロメチル基、
1−エトキシトリデシル基、1−ノドキシイソプロビル
基、メタンスルホニルエチル基、2,4−ノーt−アミ
ル7ヱ7キシメチル基、アニリノ基、1−フェニルイソ
プロピルi、3m−ブタンスルホンアミ/フェノキシプ
ロピル基、3−4’−(α−(4”(p−ヒドロキシベ
ンゼンスルホニル)7エ/キシ〕ドデカノイル7ミノ1
フエニルプロピル基、3−[4’−(ff−(2”、4
”−シーt−7ミルフエノキシ)ブタンアミド〕フェニ
ル)−プロピル基、4−(ff−(。 −クロル7ヱノキシ)テトラデカンアミドフェノキシ〕
プロピル基、アリル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等が挙げられろ。 Rで表されるアリール基としてはフェニル基が好ましく
、置換基(例えば、アルキル基、アルコキシ基、7シル
7ミ7基等)を有していてもよい。 具体的には、フェニル基、4−t−ブチル7エ二ル基、
2.4−ノーt−7ミルフエニル基、4−テトラデカン
アミドフェニル基、ヘキサテ゛シロキシフェニル基、4
’ −(a −(4”−t−ブチル7工ノキシ)テトラ
デカンアミド〕フェニル基等が挙げられる。 R″C表されるヘテロ環基としては5〜7只のものが好
ましく、n挽されていでもよく、又8合していでもよい
、具体的には2−7リル基、2−チェニル基、2−ビリ
ミノニル基、2−ベンゾチアゾリル基等が挙げられる。 Rで表されるアシル基としては、例えば7セチル基、フ
ェニルアセチル基、トチ゛力/イル基、α−2,4−ジ
−t−7ミル7エ/キシブタ/イル基等のフルキルカル
ボニル基、ベンゾイル基、3−ペンタデシルオキシベン
ゾイル基、p−クロルベンゾイル基等の7リールカルボ
ニル基等が挙げられる。 Rで表されるスルホニ省、基としてはメチルスルホニル
基、ドデシルスルホニル基の如トアルキルスルホニル基
、ベンゼンスルホニル基、p−トルエンスルホニル基の
如きアリールスルホニル基等が挙げられる。 Rで表されるスルフィニル基としては、エチルスルフィ
ニル基、オクチルスルフィニル基、3−フェノキシブチ
ルスルフィニル基の如きアルキルスルフィニル基、フェ
ニルスルフィニルu、m−ペンタデシルフェニルスルフ
ィニル基の如キアリールスルフイニル基等が挙げられる
。 Rで表されるホスホニル基としてはブチルオクチルホス
ホニル基の如きフルキルホスホニル基、オクチルオキシ
ホスホニル基の如さフェニルホスホニル基、7エ/キシ
ホスホニル基の如き7リールオキシホスホニル基、フェ
ニルホスホニル基の如きアリールホスホニル基等が挙げ
られる。 Rで表されるカルバモイル基は、アルキル基、アリール
基(好ましくはフェニル基)等が置換していてもよく、
例えばN−メチルカルバモイル基、N、N−9ブチルカ
ルバモイル基、N−(2−ペンタデシルオクチルエチル
)カルバモイル基、N−エチル−N−ドデシルカルバモ
イルi、N−[3−(2,4−シーt−7ミルフエノキ
シ)プロピル)カルバモイル基等が挙げられる。 以下余白 Rで表されるスルファモイル基はアルキル基、了り−ル
基(好ましくはフェニル基)等が置換していてもよく、
例えばN−プロピルスルファモイル基、N、N−ノエチ
ルスル77モイル基、N−(2−ペンタデシルオキシエ
チル)スルファモイルN−エチル−N−ドデシルスルフ
ァモイル基、N−フェニルスルファモイル基等が挙げら
れる。 R?表されるスピロ化合物残基としては例乏ばスピロ[
3.3]ヘプタン−1−イル等が挙げられる。 Rで表される有情炭化化合物残基としては例えばビシク
ロ[2,2.1]ヘプ、タン−1−イル、トリシクロ[
3,3.1.13”]]デカンー1ーイル7、7−ノメ
チルーピシクロ[2.2,1]ヘプタン−1−イル等が
挙げられ・る。 Rで表されるアルコキシ基は、更に前記アルキル基への
置換基として挙げたものを置換していてもよく、例えば
メ)キン基、プロポキシ基、2−エトキシエトキシ基、
ペンタデシルオキシ基、2−ドデシルオキシエトキシ基
、7工本チルオキシエトキンf,等が挙げられる。 Rで表される7リールオキシ基としては7エ二ルオキシ
が好ましく、7リール核は更に前記アリール基へのR換
基又は原子として挙げたちので置換されていでもよく、
例えば7エ/キシ基、p−L−ブチルフェノキシ基、m
−ペンタデシルフェノキシ基等が挙げられる。 Rで表されるヘテロ環オキシ基としては5〜7貝のへテ
ロ環を有するものが好ましく該ヘテロ環は更に置換基を
有していてもよ(、例えば、3。 4 、5 、6−テトラヒドロピラニル−2−オキシ基
、1−フェニルテトラゾール−5−オキシ基が挙げられ
る。 Rで表さKるシロキシ基は、更にアルキル基等で置換さ
れていてもよ(、例えば、トリエチルシロキシ基、トリ
エチルシロキシ基、ツメチルブチルシロキシ基等が挙げ
られる。 Rで表される7シルオキシ基としては、例えばフルキル
カルボニルオキン基、アリールカルボニルオキシ基等が
挙げられ、更に置換基を有していてもよく、具体的には
アセチルオキシ基、α−クロルアセチルオキシ基、ベン
ゾイルオキシ基等が挙げられる。 R’t’表されるカルバモイルオキシ基は、アルキル基
、アリール基等が置換していてもよく、例えばN−エチ
ルカルバ毛イルオキシ基、N、N−7エチルカルバモイ
ルオキシu、N−フェニルカルバモイルオキシ基等が挙
げられる。 Rで表されるアミ7基はアルキル基、了り−ル基(好ま
しくはフェニル基)等でra換されていてもよく、例え
ばエチルアミノ基、アニリノ基、m−クロルアニリ7基
、3−ペンタデシルオキシ力ルポニルアニvノ基、2−
クロル−5−ヘキサデカンアミド7ニリ7基等が挙げら
れる。 Rで表されるアシルアミ7基としては、フルキルカルボ
ニルアミ7基、アリールカルボニルアミ7基(好ましく
はフェニルカルボニル7ミ7M)等が挙げられ、更に置
換基を有してもよく具体的にはアセトアミド基、a−エ
チルプロパンアミド基、N−フェニルアセトアミド基、
ドデカンアミド基、2,4−ジーL−7ミル71ツキジ
アセトアミド基、α−3−L−ブチル4−ヒドロキシフ
ェノキシブタンアミド基等が挙げられろ。 Rで表されるスルホンアミド基として1よ、7ルキルス
ルホニルアミ7基、アリールスルホニルアミノ基等が挙
げられ、更に置換基を有してもよい。 Jl−GE的にはメチルスルホニル7ミ7基、ベンタテ
シルスルホニル7ミ7基、ベンゼンスルホンアミドM、
o−)ルエンスルホンアミド基、2−7トキシー5−【
−アミルベンゼンスルホンアミド基等が挙げられる。 Rt’表されるイミド基は、開鎖状のものでも、環状の
ものでもよく、置換基を有していてもよく、例えばコハ
ク酸イミド基、3−ヘプタデシルコハク酸イミド基、7
タルイミド基、グルタルイミド基等が挙げられる。 R″C″表されるウレイド基は、アルキル基、アリール
基(好ましくはフェニル基)等により置換されていても
よく、例えばN−エチル9レイド基、N−メチル−N−
7”シルウレイ’t”i、N−7二二ルウレイド基、N
−p−)シルウレイド基等が挙げられる。 Rで表されるスル7アモイル7ミ/基は、アルキル基、
アリール基(好ましくはフェニル基)等でに換されてい
てもよく、例えばN、N−ジブチルスル7アモイルアミ
7基、N−メチルスル77モイルアミ/i、N−フェニ
ルスル7アモイル7ミ7基等が挙げられる。 Rで表されるアルコキシカルボニルアミ7基としては、
更に置換基を有していてもよく、例えばノドキシカルボ
ニル7ミ7基、メトキシエトキシカルボニル7ミ7基、
オクタデシルオキシカルボニルアミ7基等が挙げられる
。 Rで表されるアリールオキン力ルポニルアミ7基は、置
換基を有していて、もよく、例えば72ツキジカルボニ
ルアミ7基、4−メチル7エ/キシカルボニルアミ7基
が挙げられる。 R″l′表されるアルコキシカルボニル基は更に置換基
を有していてもよく、例えばメトキシカルボニル基、ブ
チルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基
、オクタデシルオキシカルボニル基、エトキシノトキシ
力ルポニルオキシ基、ベンシルオキシカルボニル基等が
挙げられる。 Rで表されるアリールオキシカルボニル基は更に置換基
を有していてもよ(、例えばフェノキシカルボニル基、
p−クロルフェノキシカルボニル基、−一ペンタデシル
オキシフェノキシ力ルボニル基等が挙げられる。 R1’表されるアルキルチオ基は、更に置換基を有して
いてもよく、例えば、エチルチオ基、ドデシルチオ基、
オクタデシルチオ基、7エネチルチオ基、3−7エ/キ
シプロピルチオ基が挙げられる。 R″C表されるアリールチオ基はフェニルチオ基が好ま
しく更に置換基を有してもよく、例えばフェニルチオ基
、p−ノドキシフェニルチオ基、2−L−オクチルフェ
ニルチオ基、3−オクタテ°シルフェニルチオ基、2−
カルボキシフェニルチオ基、p−7セト7ミノフエニル
チオ基等が挙げられる。 Rで表されるヘテロ環チオ基としては、5〜7貝のへテ
ロ環チオ基が好ましく、更に縮合環を有してもよく、又
置換基を有していてもよい。例えば2−ピリジルチオ基
、2−ベンゾチアゾリルチオ基、2,4−ノ7工/キシ
−1,3,5−)リアゾール−6−チオ基が挙げられる
。 Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
る置換基としては、例えばへロデン原子(塩素原子、臭
素原子、ファン原子等)の弛度素原子、酸素原子、硫黄
原子または窒素原子を介して置換する基が挙げられる。 炭素原子を介して置換する基としては、カルボキシル基
の他例えば一般式 (R3′は前記Rと同義であり、Z′は前記Zと同義で
あり、R2’及びR3’は水素原子、アリール基、アル
キル基又はヘテロ環基を表す、)で示される基、ヒドロ
キンメチル基、)+77!ニルメチル基が挙げられる。 酸素原子を介して置換する基としては例乏ぼアセトキン
基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキ
シ基、スルホニルオキシ基、アルフキジカルボニルオキ
シ基、7リールオキシカルポニルオキシ基、アルキルオ
キサリルオキシ基、アルコキシオキサリルオキシ茫が挙
げられる。 該フェノキシ基は更に置換基を有してもよく、例えば、
ニドキン基、2−フェノキシエトキシ基、2−シアノエ
トキシ基、7エネチルオキシ基、p−クロルベンジルオ
キシ基等が挙げられる6該アリールオキシ基としては、
7エ/キシ基が好ましく、該アリール基は、更に置換基
を有していてもよい、具体的には7エ/キシ基、3−メ
チルフェノキシ基、3−ドデシルフェノキン基、4−メ
タンスルホンアミドフェノキシ基、4−CQ−(3′−
ペンタデシル7エ/キシ)ブタンアミド〕7エ/キシ基
、ヘキンデシル力ルバモイルメトキシ基、4−シア/7
エ/キシ基、4−7タンスルホニル7エ/キシ基、1−
す7チルオキシ基、p−メトキシフェノキシ基等が挙げ
られる。 該ヘテロ環オキシ基としては、5〜7貝のへテロ環オキ
シ基が好ましく、綜合環であってもよく、又置換基を有
していてもよい、具体的には、】−フェニルテトラゾリ
ルオキシ基、2−ベンゾチアゾリルオキシ基等が挙げら
れる。 該アシルオキシ基としては、例えばアセトキン基、ブタ
ツルオキシ基等のフルキルカルボニルオキシ基、シンナ
モイルオキシ基の如きアルケニルカルボニルオキシ基、
ベンゾイルオキシ基の如きアリールカルボニルオキシ基
が挙1.−J’られる。 該スルホニルオキシ基としては、例えばブタンスルホニ
ルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基が挙げられる。 該アルコキシカルボニルオキシ基としては、例えばエト
キンカルボニルオキシ基、ベンジルオキシカルボニルオ
キシ基が挙げられる。 該アリールオキシ力ルボニ、ル基としてはフェノキシカ
ルボニルオキシ基等が挙げられる。 #フ創先n−+と晶II ll−!シ凱廿り曹11↓ 
層上ばメチルオキサリルオキシ基が挙げられる。 該アルコキシオキサリルオキシ茫としては、エトキシオ
キサリルオキシ基等が挙げられる。 硫黄原子を介して置換する基としては、例えばアルキル
チオ基、7リールチオ基、ヘテロ環チオ基、フルキルオ
キシチオカルボニルチオ基が挙げられる。 該アルキルチオ基としては、ブチルチオ基、2−シアノ
エチルチオ基、7エネチルチオ基、ペンシルチオ基等が
挙げられる。 該7リールチオ基としてはフェニルチオ基、4−ノタン
スルホン7ミドフェニルチオ基、4−ド°デシル7エネ
チルチオ基、4−7すフルオロペンタン7ミド7エネナ
ルチオ基、4−カルボキシフェニルチオ基、2−エトキ
シ−5−t−ブチルフェニルチオ基等が挙げら八る。 該ヘテロ環子オ基としては、例えば1−7二二ルー1.
2.3.4−テトラゾリル−5−チオ基、2−ベンゾチ
アゾリルチオ基等が挙げられる。 該アルキルオキシチオカルボニルチオ基とLでは、ドデ
シルオキシチオカルボニルチオ基等が挙げられる。 上記窒素原子を介してrI!換する基としては、例R4
’ えば一般式−N   で示されるものが挙げられアリー
ル基、ヘテロ環基、スル77モイル基、カルバモイル基
、アシル基、スルホニル基、アリールオキシカルボニル
基、アルコキシカルボニル基を表し、R1′とR5’は
結合してヘテロ環を形成してもよい、但しR,1とRs
’が共に水素原子であることj土ない。 該フルキル基は直鎖でも分岐でもよく、好ましくは、炭
素数1〜22のものである。又、アルキル基は、置換基
を有していでもよく、置換基としては例えばアリール基
、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、
アリールチオ基、アルキルアミ7基、アリールアミ7基
、アシルアミ7基、スルホンアミド基、イミノ基、アシ
ル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、
カルバモイル基、スル77モイル基、アルコキシカルボ
ニル基、7リールオキシカルボニル基、アルキルオキシ
カルボニルアミ7基、アリールオキシカルボニルアミノ
基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、シアノ基、ハロ
ゲン原子が挙げられる。 該フルキル基の具体的なものとしては、例えばエチル基
、オキチル基、2−エチルヘキシル基、2−クロルエチ
ル基が挙げられる。 R、/又はR5’で表されるアリール基としては、炭素
WL6〜32、待にフェニル基、ナフチル基が好ましく
、該アリール基は、置換基を有してもよくra置換基し
ては上記R4’又はRs’で表されるフルキル基への置
換基として挙げたもの及びアルキル基が挙げられる。該
アリール基として具体的なものとしては、例えばフェニ
ル基、1−す7チル基、4−メチルスルホニルフェニル
基が挙げられる。 R4’又はR%’で表されるヘテロ環基としては5〜6
貝のものが好ましく、縮合環であってもよく、置換基を
有してもよい。具体例としては、2−フリル基、2−キ
ノリル基、2−ビリミノル基、2−ベンゾチアゾリル基
、2−ピリジル基等が挙げられる。 R4’又はR,/で表されるスルファモイル基としては
、N−フルキルスルファモイル基、N、N−ジアルキル
スルファモイル基、N−7リールスル7アモイル基、N
、N−ノアリールスル77モイル基等が挙げられ、これ
らのフルキル基及び717−ル基は前記アルキル基及び
アリール基について挙げた置換基を有してていもよい、
スル77モイル基の具体例としては例えばN、N−ジエ
チルスル77モイル基、N−メチルスルファモイル基、
N−ドデシルスルファモイルa、N −p −) ’J
 kスル77モイル基が挙げられる。 R1′又はR,/で表されるカルバモイル基としては、
N−フルキルカルバモイル基、N、N−ノアルキルカル
パモイル基、N−717−ルカルバモイル基、N、N−
ジアリールカルバモイル基等が挙げられ、これらのアル
キル基及びアリール基は前記フルキル基及び7リール基
について挙げた置換jtも?llイクイ−トロ轟+1−
 、Jエノ肌凭ハFJ Ik anとしでは例えばN、
N−ジエチルカルバモイル基、N−メチルカルバモイル
基、N−ドデシルカルバ+イルJJ、、N−G1−シア
ノフェニルカルバモイル。 基、N−p−)シルカルバモイル基が挙げられる。 R4′又はR%’で表される7シル基としては、例えば
フルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、ヘテロ
環カルボニル基が挙げられ、該アルキル基、該7リール
基、該ヘテロ環基は置換基を有していてもよい、アシル
基として具体的なものとしては、例えばヘキサフルオロ
ブタノイル基、2゜3.4.5.6−ペンタフルオロベ
ンゾイル基、アセチル基、ベンゾイル基、ナフトニル基
、’2−7リルカルボニル基等が挙げられる。 R4’又はR1’で表されるスルホニル基としては、ア
ルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ヘテロ環
スルホニル基が挙げられ、置換基を有してもよく、具体
的なものとしては例えばエタンスルホニル基、ベンゼン
スルホニル基、オフタンス)k 7hニル基、ナフタレ
ンスルホニル基、p−90ルベンゼンスルホニル某等が
挙げら九ろ。 R%又はR5’で表されるアリールオキン力ルボニル基
は、前記アリール基について挙げたものをra置換基し
て有してもよく、具体的には7エ/キシカルボニル基等
が挙1デられる。 R4′又はR、Iで表されるアルコキシカルボニル基は
、前記アルキル基について挙げた置換基を有してもよく
、具体的なものとしてはメトキシカルボニル基、ドデシ
ルオキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基等
が挙げられる。 R1′及VRs ’が結合して形成するヘテロ環として
は5〜6貝のものが好ましく、飽和でも、不飽和でもよ
く、又、芳香族性を有していても、いなくてもよく、又
、綜合環でもよい、該ヘテロ環としては例えばN−7タ
ルイミド基、N−フハク酸イミド基、4−N−ウラシア
リル基、1−N−ヒグントイニル!、3−N−2,4−
ジオキソオキサシリノニル基、2−N−1,1−ジオキ
ソ−3−(2H)−才キソー1,2−ベンズチアゾリル
基、1−ピロリル基、1−ピロリジニル基、1−ピラゾ
リル基、1−ピラゾリノニル基、1−ピペリジニル基、
1−ビaリニル基、1−イミダゾリル基、1−インドリ
ル基、1−インドリル基、1−イソインドリニル基、2
−イソインドリル基、2−インインドリニル基、1−ベ
ンゾトリアゾリル・店、1−ベンゾイミダゾリル基、1
−(1,2,4−)リアゾリル)基、1−(1,2,3
−トリアゾリル)基、1−(1,2,3,4−テトラゾ
リル)基、N−モルホリニル基、1,2,3.4−テト
ラヒドロキノリル基、2−オキソ−1−ピロリジニル基
、2−IH−ピリドン基、7タラシオン基、2−オキソ
−1−ピペリジニル基等が挙げられ、これらへテロ環基
はフルキル基、アリール基、アルキルオキシ基、7リー
ルオキシ基、7シル基、スルホニル基、アルキル7ミノ
基、アリール7ミ7基、アシルアミ7基、スルホンアミ
7基、カルバモイル基、スルフ1モイル基、アルキルチ
オ基、7リールチオ基、ウレイド基、アルコキシカルボ
ニル基、7リールオキシカルポニル基、イミド基、ニト
ロ基、シアノ基、カルボキシル基、へログン原子等によ
りに換されていでもよい。 またZ又はZ′により形成される含窒素複索環としては
、ピラゾール環、イミダゾール環、トリ・アゾール環ま
たはテトラゾール環等が挙げられ、前記環が有してもよ
いl!置換基しては前記Rについて述べたものが挙げら
れる。 又、一般式(1)及び後述の一般式(If)〜〔■〕に
於ける複素環上の置換基(例えば、R9R3〜R,)が 部分(ここにR”、X及vz”は一般式(1)における
R、X、Zと同義である。)を有する場合、所謂ビス体
型カプラーを形成するが勿論本発明に包合される。又、
z、z’、z”及V後述のZ、により形成される環は、
更に他の環(例えば5〜7只のシクロアルケン)が縮合
していてもよい0例えば一般式(V)においてはR6と
R6が、一般式(Vりえぽ5〜7貝のジクロフルケン、
ベンゼン)全形成してもよい。 以下余白 一般式[+]で表されるものは更に具体的には例えば下
記一般式(n)〜〔■〕により表される。 一般式〔■〕 一般式(II) N −N −N 一般式[IV) N −N −NH 一般式〔V〕 一般式(VI) −N−NH 一般式〔■〕 前記一般式(II)〜〔■〕に於いてR9−R6及びX
は前記R及びXと同義である。 又、一般式[1]の中でも好ましいのは、下記一般式〔
■〕で表されるものである。 一般式〔■〕 式中R0X及びZlは一般式(1)におけろRlX及び
Zと同義である。 前記一般式(IF)〜〔■〕で表されるマゼンタカプラ
ーの中で特に好ましいのらのは一般式〔■〕で表される
マゼンタカプラーである。 又、一般式(1)〜〔■〕における複素環上の置換基に
ついていえば、一般式CI)においてはRが、また一般
式(II)〜〔■〕においてはR1が下記条件1を満足
する場合が好ましく更に好ましいのは下記条件1及び2
を満足する場合であり、特に好ましいのは下記条件1.
2及び3を満足する場合である。 条件1 複素環に直結する根元原子が炭素原子である。 条件2 該炭素原子に水素原子が1個だけ結合している
、または全く結合していない。 条件3 該炭素原子と隣接原子との間の結合が全て単結
合である。 前記複素環上のra置換基及びR1として最も好ましい
のは、下記一般式(、IX )に上り表されるものであ
る。 一般式(IX) R9 R、、−C− R1 式中R□R1゜及びR11はそれぞれ水素原子、ハ+2
5/ン原子、フルキル基、ジクロフルキル基、アルケニ
ル基、シクロアルケニル基、アルキニル基、711−ル
基、ヘテロ環基、アシル基、スルホニル基、スルフィニ
ル基、ホスホニル基、カルバモイル基、スルフアモイル
基、シアノ基、スピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物
残基、アルコキシ基、7リールオキシ基、ヘテロ環オキ
シ基、シロキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキ
シ基、アミ7基、7シルアミ7基、スルホン7ミド基、
イミド基、ウレイド基、スル77モイルアミ7基、フル
コキシ力ルポニルアミ7基、アリールオキシカルボニル
アミノ基、フルコキシカルボニル基、7リールオキシカ
ルボニル基、フルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ
環チオ基を表し、R91R3゜及(/R,、の少なくと
も2つは水素原子ではな−1゜ 又、前記R□Rto及びR1の中の2つ例えばR,とR
2゜は結合して飽和又は不飽和の環(例えばジクロフル
カン、シクロアルケン、ヘテロ環)を形成してもよく、
更に該環にR1が結合して有橋炭化水素化合物残基を構
成してもよい。 R5〜R1+により表される基は置換基を有してもよく
、R3〜R1+により表される基の具体例及び該基が有
してもよい置換基としては、前述の一般式〔1〕におけ
るRが表す基の具体例及び置換基が挙げられる。 又、例えばR9とR2゜が結合して形成する環及びR3
〜R1+により形成される有橋炭化水素化合物残基の具
体例及びその有してもよいffi換基とし。 では、前述の一般式(1)におけるRが表すシクロアル
キル、シクロアルケニル、ヘテロ環基有橋炭化水素化合
物残基の具体例及びその置換基が挙げられる。 一般式CIりの中でも好ましいのは、 (i)Rs〜RIIの中の2つがアルキル基のti+、
(ii)Rs〜RIIの中の1つ例えばR11が水素原
子であって、他の2つR1とR1゜が結合して根元炭素
原子と共にシクロアルキルを形成する場合、 である。 更に(i)の中でも好ましいのは、R1〜RIIの中の
2つがフルキル基であって、池の1つが水素原子または
フルキル基の場合である。 ここに該フルキル、該シクロアルキルは更に置換基を有
してもよ(該アルキル、該シクロアルキル及びそのra
置換基具体例としては前記一般式(IlにおけるRが表
すアルキル、シクロアルキル及びそのrIL換基の具体
例が挙げられる。 又、一般式CI)におけるZにより形成される環及び一
般式〔■〕におけるZ、により形成される環が有しても
よい置換基、並びに一般式(II)〜(Vr)における
R2−R1とじては下記一般式(Xlで表されるものが
好ましい。 一般式(X) −R’−9Q、−R” 式中R’はアルキレンを、R2はフルキル、ジクロフル
キルまたはアリールを表す。 R1で示されるフルキレンは好ましくは直−1r(部分
の炭素数が2以上、より好ましくは3ないし6であり、
直鎖1公岐を問わない、またこのアルキレンは置換基を
有してもよい。 該置換基の例としては、前述の一般式(1)におけるR
がフルキル基の場合該アルキル基が有してもよい置換基
として示したものが挙げられる。 置換基として好ましいものとしてはフェニルが挙げられ
る。 R’で示されるアルキレンの、好ましい具体例を以下に
示す。 R2で示されるアルキル基は直鎖1公岐を問わない。 具体的にはメチル、エチル、プロピル、1so−プロピ
ル、ブチル、2−エチルヘキシル、オクチル、ドデシル
、テトラデシル、ヘキサデシル、オフタグシル、2−へ
キシルデシルなどが挙げられる。 R2で示されるジクロフルキル基としては5〜6貝のも
のが好ましく、例えばシクロヘキシルが挙げられる。 R2で示されるフルキル、シクロアルキルはは換基を有
してもよく、その例としては、前述のR’への置換基と
して例示したものが挙げられる。 R2で示されるアリールとしては具体的には、フェニル
、ナフチルが挙げられる。該アリール基は置換基を有し
てもよい。該置換基としては例えば直鎖ないし分岐のア
ルキルの他、前述のR’への置換基として例示したもの
が挙げられる。 また、W1換基が2IIiiI以上ある場合それらの置
換基は、同一であっても異なっていてもよい6一般式(
1)で表される化合物の中でも特に好ましいのは、下記
一般式〔訂〕で表されるものである。 一般式〔て〕 式中、R,Xは一般式〔■〕におけるR、Xと同義であ
りR’、R2は、一般式(X)におけるR I。 R2と同義である。 以下に本発明に坩いられる化合物の具体例を示す。 以下余白 fi3 CH。 CD。 CH。 ■ ■ CH3 2H5 以下余白 d9 CI。 駆 CH。 ■ CH。 CI(。 CtH+s stb 2Hs CHl CHl ・C113 CtH+ s CH。 ■ JI 3 C11゜ フ4 OCHaCONllCIhCIhOCT。 0CIhCHzS02clh C2H。 C21(S I CH3 CH。 し2115 5Hti CB。 CH。 C2H5 CI。 CI。 L:sH+t(t) CI。 CH。 CH3 C)I2CJ+t(t) CH。 ■ C,l(、ツ H3CCH3 4G 0(CH2)20C12H25 N −N −N lフッ N C2H。 H 221゜ また前記カプラーはジャーナル・オプ・ザ・ケミカル・
ソサイ7テイ(J ournal of  theCh
emical  S ociety) 、 バーキン(
P erkin)  1(1977) 、 2047〜
2052、米国特許3,725,067号、特開昭59
−99437号、同5B−42045号、同59−16
2548号、同59−171956号、同60−335
52号、同60−43659号、同60−172982
号及び同60−190フフ9号等を参考にして合成する
ことができる。 本発明のカプラーは通常/10デン化銀1モル当り1x
io−’モル−1モル、好ましくはlXl0−2モル−
8X10−’モルの範囲で用いることができる。 また本発明のカプラーは他の種類のマゼンタカプラーと
併用することもできる。 以下余白 一重項酸素の消光速度定数が3X10’M−1・sec
 ”以上の金属錯体について説明する。 上記−重環酸素の消光速度定数はジャーナル・オブ・フ
ィジカル・ケミストリー(J ournal orPh
ysical Chemistry) 83. 591
 (1979)等に記載されているルプレンの光退色を
測定する方法により決定される。 すなわち、ルブレンのクロロホルム溶液およびルプレン
と被測定化合物を混合したクロロホルム溶液に等エネル
ギーの光を照射する。 この時のルプレンの初期濃度を[R]とし、被測定化合
物の濃度を[Q]とし、試験後のルブレン単独溶液のル
ブレンの濃度を[R]こ とし、試験後のルブレンと被
測定化合物の混合溶液のルブレンの濃度を[R]之  
とすると、−m項酸素の消光速度定数(kq)は によって算出される。 本発明に係わる金属錯体は、上式で定義される一重項酸
素の消光速度定数が3X10’M’・5eC−1以上で
あるが、好ましくは1X10”M’・sec i以上の
消光速度定数を有する化合物である。また金属錯体の中
心金属は、遷移金属である事が好ましく、更に好ましく
は、l”e 、 (:、o 。 Ni、pd、ptの各金属原子であり、特に好ましくは
、Ni金属原子である。 本発明に係る一重項酸素の消光速度定数が3×10’M
’・5ec−1以上の金属錯体としては、下記一般式[
L−I]〜[L−IV]で示されるものが好ましい。 一般式[L−II 以下余白 一般式[L−II] O ■ 一般式[L−I[1] [一般式[L−II、一般式[L−n]および一般式[
L−I[1]において、Mは金属原子を表わす。 ×1および×2は、それぞれII原子、イオウ原子また
は−NR’ −(R’は水素原子、アルキル基、アリー
ル基またはヒドロキシル基を表わす)を表わす。×3は
ヒドロキシル基またはメルカプト基を表わす。Yは酸素
原子またはイオウ原子を表わす。R3、R4、R5およ
びR6は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、シアノ基
または直接もしくは2価の連結基を介して炭素原子に結
合するアルキル基、アリール基、シクロアルキル基もし
くは複素環基を表わす。またR3とR4およびR5とR
6の組合せの少なくとも1つは、互いに連結して結合す
る炭素原子ど共に5員または6員の環を形成してもよい
。 Zo  は、Mに配位可能な化合物もしくはその残塁を
表わす。] 一般式[L−IV ] [式中R21,R22、R23及びR24はそれぞれ水
素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基または
直接もしくは2価の連結基を介して間接的にベンゼン環
上の炭素原子に結合するアルキル基、アリール基、シク
ロアルキル基もしくは複素環基を表わす。またR2+と
R22、R22とR23またはR23とR24とが互い
に結合して6員環を形成してもよい。 R25は、水素原子、アルキル基またはアリール基を表
わす。Aは水素原子、アルキル基、アリール基又はヒド
ロキシ基を表わす。Mは金属原子を表わす。] 前記一般式[L−II、一般式[L−II]及び一般式
[L−I[[]の×1及び×2は互いに同じでも異なっ
ていてもよいが、それぞれm素原子、イオウ原子または
−NR’ −(R’は水素原子、アルキル基(例えばメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、
ローブチル基、t−ブチル基、i−ブチル基、ベンジル
基等)、アリール基(例えばフェニル基、トリル基、ナ
フチル基等)またはヒドロキシル基を表わす。)を表わ
し、好ましくは酸素原子またはイ、オウ原子であり、更
に好ましくは酸素原子である。 一般式[L−1[[]の×3は、ヒドロキシル基または
メルカプト基を表わずが、好ましくはヒドロキシル基で
ある。 一般式[L−II、一般式[L−n]および一般式[L
−f[[]のYは(一般式[L−III]においては2
個存在するYが互いに同じでも異なっていてもよい)酸
素原子またはイオウ原子を表わすが、好ましくはイオウ
原子である。 一般式[L−11、一般式[L−Illおよび一般式[
L−III]のR3、R4、R5およびR6は互いに同
じであっても異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン
原子(フッ素、塩素、臭素、沃素)シアノ基、直接また
は21a5の連結基[例えば−〇−1−S−1−N R
”−1(R7″は水素原子、ヒドロキシル基、アルキル
基(例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、i−ブチル
基等)、アリール基(例えばフェニル基、トリル基、ナ
フチル基等)等の一価の基を表わす。)、−0CO−1
−CO−1−NHCO−1−CONH−1−COO−1
−3O2NH−1−NH8O2−1−302−等]を介
して炭素原子に結合するアルキル基(例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基、ヘキサデシル基等であり、これらの
アルギル基は直鎖のアルキル基でも分岐のアルキル基で
もよい。)、アリール基(例えばフェニル基、ナフチル
基等)、シクロアルキル基(例えばシクロペンチル基、
シクロヘキシル基)もしくは複素環基(例えばピリジル
基、イミダゾリル基、フリル基、チェニル基、ピロリル
基、ピロリジニル基、キノリル基、モルホリニル基等)
を表わす。これらのうち、2価の連結基を介して炭素原
子に結合するアルキル基、アリール基、シクロアルキル
基もしくは複素環基が該2価の連結基と共に形成する基
としては、例えばアルコキシ基(例えばメトキシ基、エ
トキシ基、n−ブチルオキシ基、オクチルオキシ基等の
直鎖または分岐のアルキルオキシI3)、アルコキシカ
ルボニル基(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカ
ルボニル基、n−ヘキサデシルオキシカルボニル基等の
直鎖または分岐のアルキルオキシカルボニル基)、アル
キルカルボニル基(例えばアセチル基、バレリル基、ス
テア0イル基等の直鎖または分岐のアルキルカルボニル
基)、アリールカルボニル!s(例えばベンゾイル基等
)、アルキルアミノ基(例えばN−n −プチルアミム
l、N、N−ジーn−ブチルアミノ基、N、N−ジーn
−オクチルアミノ暴等の直鎖または分岐のフルキルアミ
ノ基)、アルキルカルバモイル基(例えばn−ブチルカ
ルバモイル基、n−ドデシルカルバモイル基等の直鎖ま
たは分岐のアルキルカルバモイル基)、アルキルスルフ
ァモイル!!(例えばn−ブチルスルファモイル基、n
−ドデシルスルファモイル基等の直鎖または分岐のアル
キルスルファモイル基)、アルキルアシルアミノ基(例
えばアセチルアミノ基、バルミトイルアミノ基等の直鎖
または分岐のフルキルカルボニルアミノ基)、アリール
オキシ13(例えばフェノキシ基、ナフトキシM等)、
アリールオキシカルボニル基(例えばフェノキシカルボ
ニル基、ナフトキシカルボニル基3)、アリールアミノ
基(例えばN−フェニルアミノ基、N−フェニル−N−
メチルアミノ基等)、アリールカルバモイル基(例えば
フェニルカルバモイル基等)、アリールスルファモイル
塁(例えばフェニルスルファモイルu等)、アリールア
シルアミノ基(例えばベンゾイルアミノ基等)などを挙
げることができる。 また、一般式[L−11、一般式[L−Illおよび一
般式[L−mlのR3、R4、R5およびR6は、R3
とR4およびR5とR6の組合せの少なくとも1つが互
いに連結して結合する炭素原子と共に5員または6mの
環を形成してもよい。 この場合、R3とR今およびR5とR6との組合せの少
なくとも1つが互いに連結して結合する炭素原子と共に
形成する5員または6員の環としては、例えばシクロペ
ンテン環、シクロヘキセン環、ベンゼン環(但し、この
ベンゼン環には縮合ベンゼン環、即ち例えばナフタリン
環、アン1ヘラセン環を包含する)等の少なくとも1つ
の不飽和結合を有する炭化水素環、複素環(例えば含窒
素50または6員複素環)などが挙げられる。これらの
5mまたは6員の環が置換基を有する場合、この置換基
としては、例えばハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、
沃素)、シアノ基、アルキル基(例えばメチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−オクチル基
、(−オクチル基、n−ヘキサデシル基等の炭素原子数
1〜20個の直鎖または分岐のアルキル基)、アリール
基(例えばフェニル基、ナフチル基等)、アルコキシ基
(例えばメトキシ塁、n−ブトキシ基、【−ブトキシ基
等の直鎖または分岐のアルキルオキシ基)、アリールオ
キシ基(例えばフェノキシ塁等)、アルコキシカルボニ
ル基(例えばn−ペンデルオキシカルボニル基、【−ペ
ンチルオキシカルレボニル塁、n−オクチルオキシカル
ボニル チルオキシカルボニル基等の直鎖または分岐のアルキル
オキシカルボニル ルボニル基(例えばフェノキシカルボニル基等)、アシ
ル阜(例えばアセチル基、ステアロイル基等の直鎖また
は分岐のアルキルカルボニル基等)、アシルアミノ基(
例えばアセトアミド慕等の直鎖または分岐のアルキルカ
ルボニルアミノ基、ベンゾイルアミノ基等のアリールカ
ルボニルアミノ岳)、アリールアミノ基(例えばN−)
JニルアミノV等)、アルキルアミノ基(例えばN−n
 −ブチルアミノ基、N.N−ジエチルアミノ基等の直
鎖または分岐のアルキルアミノ基)、カルバモイル基(
例えばロープチルカルバモイル基等の直鎖または分岐の
アルキルカルバモイル基等)、スルファモイル基(例え
ばN.N−ジーnーブヂルスルフ7モイル塁、N−n−
ドデシルスルファモイル基等の直鎖または分岐のアルキ
ルスルファモイル基等)、スルホンアミド基(例えばメ
チルスルホニルアミノ基等の直鎖または分岐のアルキル
スルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等の
アリールスルホニルアミノ基)、スルホニル基(例えば
メシル基等の直鎖または分岐のアルキルスルホニル基、
トシル基等のアリールスルホニル基)、シクロアルキル
基、(例えばシクロヘキシル基等)などを挙げることが
できる。 一般式[L−Il、一般式[L−IIIおよび一般式[
 L − 1’ ]は好ましくは、R3 、R+ 、R
5βよびR6の表わすアルキル基、アリール基またはR
3とR4およびR5とR6の組合せの少なくとも1つが
互いに連結して結合する炭素原子と共に5員または6員
の環を形成する場合から選ばれるものであり、更に好ま
しくは、R3とR+およびR5とR6の組合せがそれぞ
れ互いに連結して結合する炭素原子と共に60環、特に
好ましくはベンゼン環を形成する場合である。 また一般式[L−II1一般式[L−IIIおよび一般
式[L−I[1]のMは金属原子を表わすが、好ましく
は遷移金属原子であり、更に好ましくはニッケル原子゛
、銅原子、鉄原子、コバルト原子、パラジウム原子、白
金原子であり、最も好ましくはニッケル原子である。 一般式[L−Illに於けるzo  で表わされるMに
配位可能な化合物は好ましくは直鎖または分岐のアルキ
ル基を有するアルキルアミンであり、特に好ましくはア
ルキル基の炭素原子数の総和が2〜36個、更には3〜
24個であるジアルキルアミン、トリアルキルアミンで
あり、これらの具体例としてはブチルアミン、オクチル
アミン(例えば【−オクチルアミン)、ドデシルアミン
(例えばn−ドデシルアミン)、ヘキサ1ジルアミン、
オクタツールアミン等のモノアルキルアミン、ジエチル
アミン、ジブチルアミン、ジオクチルアミン、ジドデシ
ルアミン、ジェタノールアミン、ジェタノールアミン等
のジアルキルアミン、およびトリエチルアミン、トリブ
チルアミン、トリオクチルアミン、トリエタノールアミ
ン、トリブタノールアミン、トリオクタツールアミン等
の]−リアルキルアミン等を挙げることができる。 一般式[L−11、一般式[L−Illおよび一般式[
L−1[1]で示される本発明に係る金1?i It体
のより好ましいものは、下記一般式[L−Ia ]、一
般式[L−I[a ]および一般式[L−II[a ]
で示される金属錯体である。 以下余白 一般式[L−Ia ] 一般式[L−IIa ] O ↓ 一般式[L−1[[a ] 一般式[L−Ia]、一般式[1−I[a ]および一
般式[L−I[1a ]において、M、X’、X2、×
3、YおよびZo  は、それぞれ前記と同義である。 一般式[L−Ia ]、一般式[LIIa]t;よび一
般式[L−1[1a ]において、R11、R12、R
+3、RMはそれぞれアルキル基(例えばメチル基、エ
チル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−オクチル
基、【−オクチル基、n−ヘキサデシル基等の炭素原子
数1〜20個の直鎖または分岐のアルキル基)、アリー
ル基(例えばフェニル基、ナフチル基等)、アルコキシ
基(例えばメトキシ基、n−ブトキシ基、【−ブトキシ
11の直鎖または分岐のアルキルオキシ基)、ν)−ル
オキシ基(例えばフェノキシ基等)、アルコキシカルボ
ニル基(例えばn−ペンチルオキシカルボニル基、t−
ペンチルオキシカルボニル基、n−オクチルオキシカル
ボニル カルボニル基等の直鎖またGス分岐のアルキルオキシカ
ルボニル基)、アリールオキシカルボニル基(例えばフ
ェノキシカルボニル基等)、アシル基(例えばアセデル
曇、ステアロイル基等の直鎖または分岐のアルキルカル
ボニル基等)、アシルアミノ基(例えばアセトアミド基
等の直鎖または分岐のアルキルカルボニルアミノ基、ベ
ンゾイルアミノ基等の7リールカルボニルアミノ基)、
アリールアミノ塁(例えばN−フェニルアミノ基等)、
アルキルアミノ基(例えばN−n−ブチルアミノ基、N
,N−ジエチルアミノ基等の直鎖または分岐のフルキル
アミノ基)、カルバモイル基(例えばn−7チルカルバ
モイル基等の直鎖または分岐のアルキルカルバモイル 基(例えばN.N−ジ−n−ブチルスルフ1モイルM、
N−n−ドデシルスルファモイル基等の直鎖または分岐
のアルキルスルファモイル基等)、スルホンアミド基(
例えばメチルスルホニルアミノ基等の直鎖または分岐の
アルキルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミ
ノ基等のアリールスルホニル7ミノ基)、スルホニル基
(例えばメシル基等の直鎖または分岐のアルキルスルホ
ニル基、トシル基等のアリールスルホニル基)またはシ
クロアルキル基(例えばシクロヘキシル基等)を表わす
。mおよびnは、それぞれ0〜4の整数を表わす。 一般式CL−Ial、[L−I[al、[L−1[[a
lのうちより好ましい化合物は一般式[L−1[alで
示される化合物である。一般式[L−I[alで示され
る化合物のうち最も好ましい化合物は一般式[L−I[
b ]で示される。 一般式[L−11b ] 一般式CL−IIb ]においてM,x1、×2、Y 
s R ” % R 12、m s nは前記と同様で
あり、R 15 、 R.16およびR 17は水素原
子、アルキル基(例えばブチル基、オクチル基、ステア
リル基など)またはアリール基(例えばフェニル基、ナ
フチル基など)を表わす。但しRI5、RI6、R+7
、のうら少なくとも二つはアルキル基またはアリール基
を表わす。 以下余白 前記一般式[L−117]において、R2+t R2z
t R23及びR24で汲わされるハロゲン原子は、弗
素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子が挙げられる。 R211R229R2ff及びR24で表わされるフル
キル基は、好ましくは炭素WL1ないし19のアルキル
基であり、直鎖アルキル基、分岐アルキル基のいずれで
あってもよく、また置換基を有するものも含む。 R211R221R23及vR2,で表わされるアリー
ル基は、好ましくは炭素数が6ないし14の7リール基
であり、置換基を有するものも含む。 R,、、R2,、R2,及びR2,で表わされる複素環
基は、好ましくは5貝環または6貝環であり、置換基を
有するものも含む。 R21t R2□、R2,及1/ R24で表わされる
シクロアルキル基は、好ましくは5貝環基または6貝環
基であり、置換基を有するものも含む。 R21とR22とが互いに結合して形成される6貝環は
、例えば 等、を挙げることができる。 R22とR23もしくはR:コとR24とが互いに結合
して形成される6貝環は、好ましくはベンゼン環であり
、このベンゼン環は置換基を有するものも含み、また、
結合したものであってもよい。 R21# Rzzt R23及びR24で表わされるア
ルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、・t−ブチル基、ヘキシル基、オク
チ°ル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘ
キサデシル基、オクタデシル基を挙げることができる。 R2,、R2□、R2,及びR24で表わされる71J
−ル基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基を挙
げることができる。 R2□R2□、R2,及びR24で表わされる複素環基
は、好ましくはヘテロ原子として、環中に少なくとも1
個の窒素原子、酸素原子もしくはイオウ原子を含む5な
いし6只の複素環基であり、例えば、フリル基、ヒドロ
フリル基、チェニル基、ピラゾリル基、ピロリゾル基、
ビリノル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、キノリル
基、インドリル基、オキサシリル基、ナ7ゾシル基等を
挙げることができる。 Rz+−R:□R2)及びR24で表わされるシクロア
ルキル基としては、例えば、シクロペンチル基、シクロ
ヘキシル基、シクロヘキセニル基、シクロヘキサジェニ
ル基等を挙げることがでさる。 R2+−R=□、R2,及びR24とが互いに結合して
形成される6貝環としては、例えばベンゼン環、ナフタ
レン環、イソベンゾチオフェン環、イソベンゾフラン環
、インイントン環等を挙1デることができる。 上記のR211R22w R23及びR24で麦わされ
るアルキル基、シクロアルキル基、アリール基または複
素環基は2価の連結基、例えば、オキシ基(−0−)、
チオ基(s−)、゛アミ7基2オキシカルボニル基、カ
ルボニル基、カルバモイル基、スル7Tモイル基、カル
ボニルアミ7基、スルホニルアミ7基、スルホニル基ま
たはカルボニルオキシ凸等を介して、ベンゼン環上の炭
素原子に結合してもよく、この中に好ましい基があるも
のもある。 R211R2□R23及びR24で表わされるアルキル
基が上記の2価の連結基を介してベンゼン環上の炭素原
子に結合している例としては、アルコキシ基(例えば、
メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、プロポキシ基、
2−エチルへキシルオキシ基、n−デシルオキシ基、n
−ドデシルオキシ基、またはn−ヘキサデシ、ルオキシ
基等)、フルフキジカルボニル基(例えばメトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、ブトキシカルボニル
基、ローデシルオキシカルボニル基またはn−ヘキサデ
シルオキシカルボニル基等)、アシル基(例えば、7セ
チル基、バレリル基、ステアロイル基、ベンゾイル基ま
たはトルオイル基等)、アシルオキシ基(例えばアセト
キシ基またはヘキサデシルカルボニルオキシ基等)、ア
ルキルアミ7基(例えば、n−ブチルアミ7基、N、N
−ノエチルアミ/基またはN、N−ジデシルアミ7基等
)、アルキルカルバモイル基(例えば、ブチルカルバモ
イルi、N、N−ノエチル力ルバモイル基、またはn−
ドデシルカルバモイル基等)、アルキルスルファモイル
!(例えば、ブチルスルファモイルi、N、N−ジエチ
ルスル77モイル基またはn−ドデシルスルファモイル
基等)、スルホニルアミノ基(例えば、メチルスルホニ
ルアミ7基、またはブチルスルホニルアミ7基等)、ス
ルホニル基(例えば、メシル基、工たはエタンスルホニ
ル基等)、またはアシルアミ7基(例えば、アセチルア
ミ7基、バレリルアミ7基、パルミ)イルアミ7基、ベ
ンゾイルアミ7基またはトルオイルアミノ基等)等をあ
げることがでトる。 R211Rzzv R23及びR24で表わされるジク
ロフルキル基が上記の2価の連結基を介して環上の炭素
原子に結合している例としては、シクロへキシルオキシ
基、シクロヘキシルカルボニル基、シクロヘキシルオキ
シカルボ1ニル基、シクロヘキシルアミ7基、シクロヘ
キセニルカルボニル基またはシクロへキシルオキシ基等
を挙げることができる。 R21t R1□、R2,及びR24で衰わされるアリ
ール基が上記の2価の連ts基を介して環上の炭素原子
に結合している例としては、アリールオキシ基(例えば
、フェノキシ基またはす7トキシ基等)、7リールオキ
シカルボニル基(例えば、フェノキシカルボニル基また
はす7トキシカルボニル基等)、7シル基(例えば、ベ
ンゾイル基またはす7トイル基等)、アニリノ基(例え
ばフェニルアミノ基、N−メチルアニリノ基またはN−
7セチルアニリ7基等)、 7シルオキシ基(例えば、
ベンゾイルオキシ基またはトルオイルオキシ基等)、ア
リールカルバモイル基(例えばフェニルカルバモイル基
等)、7リールスル7アモイル!(例えばフェニルスル
77モイル基等)、アリールスルホニル7ミ/基(例乏
ば、フェニルスルホニルアミノ凸、p−)シルスルホニ
ルアミ7基等)、アリールスルホニルacMえば、ベン
ゼンスルホニル基、トシル基等)、またはアシル7ミ/
基(例えばベンゾイルアミノ基等)を挙げることができ
る。 上記のR2,、R,t、 R,ツ及びR24で表わされ
るフルキル基、7リール基、複素環基、シクロアルキル
基またはR:IとR2m、R2□とI’tzsもしくは
R22とR24とが互いに結合して形成される6貝環は
、ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子または弗素
原子等)、シアノ基、フルキル基 (例えば、メチル基
、エチル基、i−プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、
オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、
ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オク、タデシル基、
またはメトキシエトキシエチル基等)、アリール基(例
えば、フェニル基、トリル基、ナフチル基、クロロ7エ
二ル基、/)キシフェニル基またはアセチル7エ二ル基
等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基
、ブトキシ基′、プロポキシ基またはメトキシエ)キシ
基等)、アリールオキシ基(・例えばフェノキシ基、ト
リロキシ基、ナフトキシ基またはメトキシフェノキシ基
°等)、アルコキシカルボニル基(例えば、メ)キシカ
ルボニル基、ブトキジカルボニル基または7エ/キシメ
トキシカルボニル基等)、アリーロキシカルボニル基(
例工ば、フェノキシカルボニル基、トリロキシカルボニ
ル基またはメトキシフェノキシカルボニル基等)、アシ
ル基(例えば、ホルミル基、7七チル基、バレリル基、
ステアロイル基、ベンソイル基、トルオイル基、ナフト
イル基またはp−メトキシベンゾイル基等)、7シルオ
キシ基(例えば、アセトキシ基またはアシルオキシ基等
)、7シル7ミノ基(例えば、アセトアミド基、ベンズ
アミド基、またはメトキシアセト°7ミド基等)、7二
11ノ基(例えば、フェニルアミノ基、N−メチル7ニ
リノ基、N−フェニルアニリノ基、またはN−7セチル
7ニリ7基等)、アルキルアミ/基(例えばn−ブチル
7ミ/基、N、N−ノエチル7ミ7基、4−メトキシ−
n−ブチルアミ7基等)、カルバモイル基【例えば、n
−ブチルカルバモイル基、N、N−ジエチルカルバモイ
ルli、n−ブチルスル77モイル基、N、N−ジエチ
ルスル77モイル基、n−ドデシルスル77モイル基、
またはN−(4−メトキシ−n−ブチル)スルファモイ
ル基等]、スルホニルアミ/基(例えば、メチルスルホ
ニルアミ/i、7二二ルスルホニルアミ7基、またはノ
ドキシメチルスルホニルアミノ基 等)、またはスルホ
ニル基(例えば、/シル基、トシル基またはメトキシメ
タンスルホニル基等)等の基で置換されていてもよい。 R□及びAで表わされるアルキル基は2換基を有するも
のも含み、直ntまたは分岐のいずれであってもよい、
これらのアルキル基は、rI!換置換分の炭素原子を除
いて、好ましくは炭素数1ないし20のアルキル基であ
り、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、
テトラデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基また
はオクタデシル基等を挙げることが゛できる。 R2S及びAで表わされる7リール基は、置換基を有す
るものも含み、置換基部分の炭素原子を除いて、好まし
くは炭素数6°)いし14の7リール基であり、例えば
、フェニル基、トリル基またはす7チル基などを挙げる
ことができる。又Aを介して、2つの配位子が連結され
ていてもよい。 式中Mは金属原子を表わす、好ましくは遷移金属原子で
ある。さらに好ましくはCu、 Co、 Ni。 Pd*Fe*たはptであり、特に好ましくはNiであ
る。Aの好ましい基はヒドロキシ基である。 また、上記した一般式(L−IV )で表わされる錯体
の中で、好ましく用いられるものは、R2,がオキシ基
、チオ基、カルボニル基を介したフルキル基、ンクI7
フルキル基、7リール基または複素環基、ヒドロキシ基
*なは7ツ素であり、R22、R2コまたはR24で表
わされる基の少なくとも1つが水素原子、ヒドロキシ基
、アルキル基またはアルコキシ基である。その中でも更
に好ましいものは、RZSが水素原子であるものであり
、R2□R!!I R23またはR14で表わされる基
の炭素数の合計が少なくとも4以上である錯体である。 以下に1本発明に係わる金属値体の兵体側を示すが、本
発明はこれらの化合物に限定されるもの例示金属錯体 H CsHry(n) (4)            N Hz Cm R1
7(す↓ H NH2C5Hsr(す ↓ NHzCsHxv ↓ (7ン NH2Cl2H25 ↓ C11H17(リ C11H17(す (8)         NH2Cl1H17↓ (9)        NH2Cl1H17(t)↓ (10)           NH2Cl1H1?(
す↓ 0− Ni−0 (すCs Hlt OOCC00C5H11(’)(1
1)               NH2C5Hxt
(す↓ C,H,メリ  Cs HI3(t) (14)           N (C4HaOH)
s↓ 0− Ni −0 (15)        NH2Cl2H25↓ (17)           NH(04H9)2↓ −Ni−0 (18)       NH(C4H9)2↓ −Ni−O CaHtパリ  C3H17(す ↓ 0− Ni −O L:sMty(1)    L:5Ht7tすNH(C
5Hrt )2 ■ に8H墓7L:sHty OCthCH(C2Hs)にJs (52)           ’” C4HS(C2H8JL:tlL;1i2U     
 UUt12Utl(Uzl’ls)L4neCONH
CJ+ y(iso) l交 71 (9つ) <135) 以下余白 前記一般式[L−I]〜[L−11[]で表わされる金
属錯体は、英国特許858.890号、ドイツ特許出願
公n 2,042,652号等に記載されている方法に
より合成することができる。 前記一般式[L−rV]で表わされる金属錯体は、イー
・ジー・コックス、エフ・ダブル・ピンカード、ダブル
・ワードローおよびシー・シー・ウェブスター、ジャー
ナル・オブ・ケミカル・ソサIティ−(E、 G、 C
ox、  F、 W、 Pinkard、 W。 Wardlaw and  K、  C,、Webst
er、  J、  Chem 。 Sac、 、 ) 1935. 459に記載されてい
る方法によって合成することができる。 本発明に係る一重項酸素の消光速度定数が3×10’M
−1・5eC−1の金属錯体は、使用する金属錯体の種
類および使用するカプラーの種類によっても異なるが、
カプラー1モルに対して0.1モル〜2モルの範囲で使
用されるのが好ましく、0.5モル〜1モルの範囲で使
用されるのがさらに好ましい。 次に前記一般式(1)で表わされる化合物について説明
する。 一般式(1)において、R1、R2、R3およびR4で
表わされる基のうち、ハロゲン原子としては例えば塩素
、臭素、フッ素等の原子が挙げられる。アルキル基とし
ては直鎖でも分岐でもよく、好ましくは置換基を含めた
炭素数が1乃至40のアルキル基(例えば、メチル基、
エヂル基、i −プロピル基、2−エチルヘキシル基、
ラウリル基、ステアリル基等)である。このアルキル基
は置換基を有するものも含み、この場合の置換基として
は具体的にはハロゲン原子(例えば塩素、臭素、フッ素
等の原子)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、ブトキ
シ基、ステアリルオキシ基等)、アリール基(例えばフ
ェニル基、ナフチル基等)、アリールオキシ基(例えば
フェノキシ基等)、アリールヂオ基(例えばフェニルチ
オ基等)、アラルキルヂオ基(例えばベンジ、ルチオ基
等)、アミノ基(例えばピペリシムLジメチルアミノ基
等)、アシルオキシ基(例えばアセトキシ基、ベンゾイ
ルオキシ基、フラノイルオキシ基、シクロヘキサノイル
オキシ基等)、アルコキシカルボニルM(例えばブトキ
シカルボニル基、2−エチルへキシルオキシカルボニル
基等)、シクロアルコキシカルボニル基(例えばシクロ
へキシルオキシカルボニル基等)、アリールオキシカル
ボニル基(例えばフェノキシカルボニル基等)、オキサ
リルオキシ基(例えばエトキシオキサリルオキシ基等)
、カルバモイルオキシ基(例えばヘキシルカルバモイル
オキシ基等)、スルホニルオキシ基(例えばフェニルス
ルホニルオキシ基等)、アミド基(例えばベンゾイルア
ミノ基等)、ウレイド基(例えばフェニルウレイド基等
)、アミノスルファモイル基(例えばジメチルアミノス
ルファモイル基等)等が挙げられる。R1、R2、R3
およびR4でも表わされるシクロアルキル基としては好
ましくは置換基を除く炭素数が3乃至6であるシクロア
ルキルM(例えばシクロプロピル基、シクロヘキシル基
等)である。このシクロアルキル基は置換基を有するも
のも含み、その置換基例としでは前記のアルキル基にお
ける置換基例およびアルキル基などが挙げられる。 R1,R2、RaおよびR4で表わされるアリール基と
しては例えば、フェニル基、ナフチル基等が挙げられ、
これらの基は置換基を有するものも含み、その置換基例
としてはアリール基を除く前記のアルキル基における置
換基例およびアルキル基などが挙げられる。R1、R2
、R3J3よびR4で表わされるアルコキシカルボニル
基としては例えばメトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基等、アルキルカルバモイル基としては例えばブ
チルカルバモイル またアシル基としては例えばアセチル基、ベンゾイル基
等がそれぞれ挙げられ、これらの基は置換基を有するも
のも含み、その置換基例としては前記のアルキル基にお
ける置換基例などが挙げられと共同して3員環〜6負環
を形成するのに必要な単なる結合手または原子群を表わ
すが、Qで表わされる原子群としては、後に説明する一
般式(1−2)乃至(1−5>においてそれぞれ示され
るような原子群であることが特に好ましい。 本発明に係る一般式(1)で表わされる化合物において
、特に下記一般式(1−1)、(1−2)(1−3)、
<1−4)および(1−5)で表わされる化合物を好ま
しく用いることができる。 一般式(1−1) 一般式(1−2) 咀 に!  式@ 一般式(1−3) ・ 一般式(1−4) R3 に@ 一般式(i−s) 上記一般式(1−1)乃至(1−5)において、R+ 
、R2、R3およびR4はそれぞれ前記一般式(1)に
おけるR1、R2、R3およびR4と同一である。R5
、R6、R7およびR8はそれぞれ前記一般式(1)に
おけるR+ 、R2、R3およびR4と同義である。一
般式(1−1>乃至(1−5)において、R1〜R♂の
中から選ばれる任意の2つが結合して環を形成してもよ
い。 本発明では前記一般式(1−1)で表わされる化合物の
中でも特に下記一般式(1−6)で表わされる化合物を
好ましく用いることができる。 以下余白 一般式(1−6) 式中、R1は水素原子またはアルキル基(例えばノチル
基、エチル基箸)を表わすが、R1の好ましくは水素原
子である。Yは単なる結合手またはフルキレン基(例え
ば−CH*−、+ CHz +y 。 +CH! +r 、÷CH1−h等)を表わす、nlは
正の整数を表わすが、好ましくは1〜4である。 、Xはn1=1のときは置換基を表わし、nlが2以上
のと塾はn8価の結合基を表わす。 上記の置換基としては、例えばアルキル基(エチル基簀
)、シクロアルキル基(例えばシクロヘキシル基等)、
アリール基(例えばフェニル基挙げられる。ここで、R
111はアルキル基(例えばニル基等)、ジクロフルキ
ル基(例えばシクロヘキシル基等)または複素環基(例
えば7ラン、ピリジル等)を表わす、これらの置換基は
、さらに置換基を有していてもよい。 上記のn1価の結合基としては、n、が2の場合には、
例えば 等が挙げられ、nlが3の場合には、例えば以下余白 ここでR++およびRt+はそれぞれアルキレン基これ
らの基にはアルキレン基とアリーレン基が任意に結合し
て形成される2価の基も含む。 nlは0または正の整数を表わす。R1′2、RI2お
よびRI2はそれぞれ水素原子またはアルキル基(例え
ばメチル基、エヂル基等)を表わす。 一般式(1−6)において、nlが2以上の場−であっ
ても異なっていてもよい。 本発明に係る一般式(1)で表わされる化合物もよい。 この場合、上記の環を分子中に有するモノマーから誘導
されるホモポリマーであってもよいし、また該モノマー
と他のビニルモノマーとがら誘導されるコポリマーであ
ってもよい。 本発明に係る一般式(1)で表わされる化合物の中でも
、好ましい1群は少なくとも1つのニーチル結合、エス
テル結合(例えば、−CO−1を有するものである。 又、環中の酸素原子に直結する炭素原子には、少なくと
も1つの水素原子が結合しているものが好ましい。 以下に本発明に係る一般式(1)で表わされる化合物の
代表的具体例を示すが、本発明はこれらに限定されない
。 以下余白 以下余白 Q    CMコ 39・ 以下余白 H3 cuu<、ns 以下余白 RR’ 10’l     H)4 10g      CHs        H10’l
       CHzCI     Hll 0   
    CHxOCsH*   HIII      
cH,cti    (JL以下余白 + l 8      ((Hz)z l 19(CH2)) 120          (CHz)4+21   
        (CH2)2C=CH2以下余白 本発明に係る一般式(1)で表わされる化合物は、市販
品として購入してもよい。又、予め二重結合を有する対
応化合物を合成した後、該二重結合を酸化剤(例えば過
酸化水素)により酸化して得ることもできる。又、前述
の6員の環状エーテル化合物は、例えばジャーナル・オ
プ・オーガニック・ケミストリー(J、O,C,)、3
6巻。 1176頁(1971)、マクロモレキュールズ(Ma
cromolecules ) 、 1980. 25
2頁に記載の方法により、5員のものは、例えば英国特
許第861.918号、アン(A nn)  623.
 191頁(1959)に記載の方法により、4員のも
のはドイツ特許第1,021.858号に記載の方法に
より合成できる。 前記一般式(1)で表わされる化合物の使用門は、前記
色素形成カプラー100重量部に対して25乃至200
重量部が好ましく、50乃至150重量部の範囲で用い
るのが好ましい。 本発明においては、色素形成カプラーが含有されるハロ
ゲン化銀乳剤局に、本発明の金属錯体および前記一般式
(1)で表わされる化合物が油滴として含有されるもの
であるが、これらのハロゲン化銀写真感光材料への添加
方法としては、例えば水中油滴型乳化分散法がある。水
中油滴型乳化分散法は、本発明の金属錯体を前記一般式
(1)で表わされる化合物に溶解し、ゼラチン水溶液な
どの親水性バインダー中に界面活性剤を用いて撹拌器、
ホモジナイザー、コロイドミル、フロージェットミキサ
ー、超音波装置等の分散手段により、乳化分散した襖、
目的とするハロゲン化銀乳剤層中に添加すればよい。こ
の水中油滴型乳化分散法により、本発明の金属錯体およ
び前記一般式(1)で表わされる化合物は前記ハロゲン
化銀乳剤層中に油滴として含有させることができる。 本発明において、色素形成カプラーを前記ハロゲン化銀
乳剤層に含有させる場合も、前記一般式(1)で表わさ
れる化合物を用いて同一油滴として含有させることが好
ましい。 また本発明に係る前記一般式(1)で表わされる化合物
に一般の高沸点有機溶媒を併用することもできる。 例えば、30℃における誘電率6,0以下のフタル酸エ
ステル、リン酸エステル等のエステル類、有機酸アミド
類、ケトン類、炭化水素化合物等が併用できる。これら
のうち好ましくは、30℃における誘電率6.0以下1
.9以上で100℃にお【プる蒸気圧が0.5u+HQ
以下の高沸点有機溶媒である。 これらの有概溶媒を併用する場合には一般式(1)で表
わされる化合物に対して10〜200重量%、特に50
〜100重口%の範囲で用いればよい。 また写真用添加剤(例えば画像安定剤およびスティン防
止剤等)は、本発明の金属錯体および一般式(1)で表
わされる化合物と同一油滴中に溶解してもよいし、上記
したような低誘電率の高沸点有機溶媒に溶解してハロゲ
ン化銀乳剤層に添加してもよい。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、例えばカラーネ
ガのネガ及びボジフ、イルム、ならびにカラー印画紙な
どであることができるが、とりわ(プ直接鑑賞用に供さ
れるカラー印画紙を用いた場合に本発明の効果が有効に
発渾される。 このカラー印画紙をはじめとする本発明のハロゲン化銀
写真感光材料は、単色用のものでも多色用のものでも良
い。多色用ハロゲン化銀写真感光材料の場合には、減色
法色再現を行うために、通常は写真用カプラーとして、
マゼンタ、イエロー、及びシアンの各カプラーを含有す
るハロゲン化銀乳剤層ならびに非感光性層が支持体上に
適宜の層数及び温順で積層した構造を有しているが、該
層数及び温順は重点性能、使用目的によって適宜変更し
ても良い。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料が多色用感光材料で
ある場合、具体的な層構成としては、支持体上に、支持
体側より順次、黄色色素画像形成層、中間層、マゼンタ
色素画像形成層、中間層、シアン色素画性形成層、中間
層、保護層と配列したちのが特に好ましい。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀乳剤(以下、本発明のハロゲン化銀乳剤という。 )には、ハロゲン化銀としての臭化銀、沃臭化銀、沃塩
化銀、塩臭化銀、及び塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳
剤に使用される任意のものを用いる事が出来る。 本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、酸性法、中性法、アンモニア法のいずれかで得ら
れたものでもよい。該粒子は一時に成長させても良いし
、種粒子をつくった後、成長させても良い。種粒子をつ
くる方法と成長させる方法は同じであっても、異なって
も良い。 ハロゲン化銀乳剤はハライドイオンと銀イオンを同時に
混合しても、いずれか一方が存在する中に、他方を混合
してもよい。また、ハロゲン化銀結晶の臨界成長速度を
考慮しつつ、ハライドイオンと銀イオンを混合釜内のp
H,EIA11!をコントロールしつつ逐次同時に添加
する事により、生成させても良い。成長後にコンバージ
ョン法を用いて、粒子のハロゲン組成を変化させても良
い。 本発明のハロゲン化銀乳剤の製造時に、必要に応じてハ
ロゲン化銀溶剤を用いる事により、ハロゲン化銀粒子の
粒子サイズ、粒子の形状、粒子サイズ分布、粒子の成長
速度をコントロール出来る。 本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、粒子を形成する過程及び/又は成長させる過程で
、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウ
ム塩又は錯塩、ロジウム塩又は錯塩、鉄塩又は錯塩、を
用いて金属イオンを添加し、粒子内部に及び/又は粒子
表面に包合させる事が出来、また適当な還元的雰囲気に
おく事により、粒子内部及び/又は粒子表面に還元増感
核を付与出来る。 本発明のハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長
の終了後に不要な可溶性塩類を除去しても良いし、ある
いは含有させたままで良い。該塩類を除去する場合には
、リサーチ・ディスクロージャー17643@記載の方
法に基づいて行う事が出来る。 本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、内部と表面が均一な層から成っていても良いし、
異なる層から成っても良い。 本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、潜像が主として表面に形成されるような粒子であ
っても良く、また主として粒子内部に形成されるような
粒子でも良い。 本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、規則的な結晶形を持つものでも良いし、球状や板
状のような変則的な結晶形を持つものでも良い。これら
粒子において、(10G)面と(111)面の比率は任
意のものが使用出来る。 又、これら結晶形の複合形を持つものでも良く、様々な
結晶形の粒子が混合されても良い。 本発明のハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上
のハロゲン化銀乳剤を混合して用いても良い。 本発明のハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感され
る。即ち、銀イオ・ンと反応できる硫黄を含む化合物や
、活性ゼラチンを用いる硫黄増感法、セレン化合物を用
いるセレン増感法、還元性物質を用いる還元増感法、金
その、他の負金匡化合物を用いる負金属増感法などを単
独又は組み合わせて用いる事が出来る。 本発明のハロゲン化銀乳剤は、写真業界におい°て増感
色素として知られている色素を用いて、所望の波長域に
光学的に増感出来る。増感色素は単独で用いても良いが
、2種以上を組み合わせて用いても良い。増感色素と共
にそれ自身分光増感作用を持たない色素、あるいは可視
光を実質的に吸収しない化合物であって、増感色素の増
感作用を強める強色増感剤を乳剤中に含有させても良い
。 本発明のハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工程、
保存中、ある°いは写真処理中のカブリの防止及び/又
は写真性能を安定に保つ事を目的として、化学熟成中、
及び/又は化学熟成の終了時、及び/又は化学熟成の終
了後、ハロゲン化銀乳剤を塗布するまでに、写真業界に
おいてカブリ防止剤又は安定剤として知られている化合
物を加える事が出来る。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料のバインダー(又は
保護コロイド)としては、ゼラチンを用いるのが有利で
あるが、それ以外にゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高
分子のグラフトポリマー、蛋白質、糖vA導体、セルロ
ース誘導体、単一あるいは共重合体の如き合成親水性高
分子物質等の親水性コロイドも用いる事が出来る。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の写真乳剤層、その
他の親水性コロイド層は、バインダー(又は保護コロイ
ド)分子を架橋させ、膜強度を高める硬膜剤を単独又は
併用することにより硬膜される。硬膜剤は、処理液中に
硬膜剤を加える必要がない程度に、感光材料を硬膜出来
るm添加する事が望ましいが、処理液中に硬膜剤を加え
る事も可能である。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料のハロゲン化銀乳剤
層及び/又は他の親水性コロイド層の柔軟性を高める目
的で可塑剤を添加出来る。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の写真乳剤層その他
の親水性コロイド層に寸度安定性の改良などを目的とし
て、水不溶又は難溶性合成ポリマーの分散物(ラテック
ス)を含む事が出来る。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の乳剤層間で(同−
感色性層間及び/又は異なった感色性層間)、現像主薬
の酸化体又は電子移動剤が移動して色濁りが生じたり、
鮮鋭性の劣化、粒状性が目立つのを防止するために色カ
ブリ防止剤が用いられる。 該色カブリ防止剤は、乳剤層自身に用いても良いし、中
Hかを隣接乳剤層間に設けて、該中間層に用いても良い
。 本発明のハロゲン化銀乳剤を用いたカラー感光材料には
、色素画像の劣化を防止する画像安定剤を用いることが
できる°。 本発明において好ましく用いられる画ぬ安定剤としては
、下記一般式[A]〜[H]及び[J]、[K]を挙げ
ることができる。 以下余白 一般式[AI 式中、R6は水素原子、アルキル基、アルケニル基、ア
リール基、又は複素環基を表し、R1、R3,R,、R
eはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、
アルキル基、アルケニル基、アリール基、アルコキシ基
または7シルアミノ基をあられし、R4はアルキル基、
ヒドロキシ基、アリール基又はアルコキシ基を表す。 又R5とR,は互いに閉環し、5員または6貝環を形成
してもよく、その時のR4はヒドロキシ基またはアルコ
キシ基をあられす、又RsとR1が閉環し、5貝の炭化
水素環を形成してもよく、そのときのRIはアルキル基
、アリール基、または複素環基をあられす、但し、Rt
が水素原子で、かつ、R1がヒドロキシ基の場合を除(
1 前記一般式[AIにおいて、R3は水素原子、アルキル
基、アルケニル基、アリール基または複素環基をあられ
すが、このうち、アルキル基としては、例えばメチル基
、エチル基、プロピル基、n−オクチル基、tert−
オクチル基、ヘキサデシル基などの直鎖または分岐のフ
ルキル基を挙げることができる。*たR1であられされ
るアルケニル基としては、例えばアリル、ヘキセニル、
オクテニル基などが挙げられる。さらに、RIの7リー
ル基としでは、フェニル、ナフチルの各基が挙げられる
。さらにR3で示される複素環基としては、テトフヒド
ロピラニル基、ピリミジル基などが具体的に挙げられる
。これら各基は置換基を有することができ、例えば置換
基を有するアルキル基としてペンシル基、ニドキシメチ
ル基、置換基をあられすが有するアリ−フル基としてメ
トキシ7エ二ル基、クロルフェニル基、4−ヒドロキシ
−3,5−ジブチルフェニル基などが挙げられる。 一般式[AIにおいて、R2、R5、R1およびR。 は水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルキル基
、アルケニル基、7リール基、アルフキシ基またはアシ
ルアミ7基をあられすが、このうち、アルキル基、アル
ケニル基、7リール基については前記R8について述べ
たアルキル基、アルケニル基、アリール基と同一のもの
が挙げられる。また前記ハロゲン原子としては、例えば
フッ素、塩素、臭素などを挙げることができる。さらに
前記アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基な
どを具体的に挙げることがで終る。さらに前記7シル7
ミ7基はR’ C0NH−で示され、ここにおいて、R
′はアルキル基(例えばメチル、エチル、n−プロピル
、n−ブチル、n−オクチル、tert−オクチル、ペ
ンシルなとの各基)、アルケニル基(例えばアリル、オ
クテニル、オレイルなどの各基)、アリール基(例えば
フェニル、メトキシフェニル、ナフチルなどの各基)、
またはへテロ環基(例元ばピリジル、ピリミジルの各基
)を挙げることがで軽る。 また前記一般式[AIにおいて、R1はアルキル基、ヒ
ドロキシ基、アリール基またはアルコキシ基を表すが、
このうちアルキル基、アリール基については、前記R1
で示されるアルキル基、アリール基と同一のものを具体
的に挙げることができる。またR1のアルケニル基につ
いては前記R2、R1、R1およびR6について述べた
アルコキシ基と同一のものを挙げることができる。 R1とR2は互いに閉環してベンゼン環と共に形成する
環としては、例えばクロマン、クマラン、メチレンクオ
キシベンゼンが挙げられる。 また、R3とR1が閉環してベンゼン環と共に形成する
環としては、たとえばインゲンが挙げられる。これらの
環は、置換基(例えばアルキル、アルコキシ、アリール
)を有してもよい。 又、R1とR2、またはR2とR4が閉環して形成する
環中の原子をスピロ原子としてスピロ化合物を形成して
もよいし、R8、R4などを連結基として、ビス体を形
成してもよい。 前記一般式[A]″t’表されるフェノール系化合物ま
たはフェニルエーテル系化合物のうち、好ましいものは
、Ro−基(Rはアルキル基、アルケニル基、7リール
基、またはへテロ環基を表す、)を4個有するビインダ
ン化合物であり、特に好ましくは下記一般式[A−1]
で表すことがで軽る。 一般式[A−1] 式中Rはアルキル基(例えばメチル、エチル、プロピル
、n−オクチル、tert−オクチル、ベンジル、ヘキ
サデシル)、アルケニル基(例えば、アリル、オクテニ
ル、オレイル)、アリール基(例えば、フェニル、ナフ
チル)またはへテロ環基(例えば、テトラヒドロピラニ
ル、ピリミジル)で表される基をあられす、R・9およ
びR3゜は各々水素原子、ハロゲン原子、(例えば、フ
ッ素、塩素、臭素)、フルキル基(例えばメチル、エチ
ル、n−ブチル、ベンジル)、アルコキシ基(例えばア
リル、ヘキセニル、オクテニル)、またはアルコキシ基
(例えばメトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ)を表し
、Roは水素原子、アルキル基(例えばメチル、エチル
s n−アシル、ベンノル)、アルケニル基C例、jハ
、2−7”ロペニル、ヘキセニル、オクテニル)、また
はアリール基(例えばフェニル、ノドキシフェニル、ク
ロルフェニル、ナフチル>をat。 前記一般式[AIで表される化合物は、米国特許j@3
,935,016号、同第3,982.944号、同第
4.254,216号、W開明55−21004号、同
54−145530号、英国特許公f1112,077
.455号、同2,062号、888号、米国特許第3
,764,337、同第3.432300号、同第3,
574.627号、同第3,573.050号、特開昭
52−152225号、同53−20327号、同53
−17729号、同55−6321号、英国特許第1,
347,556号、同公開2.066.975号、特公
昭54−12337号、同4B−31625号、米国特
許第3.700,455号などに記載の化合物をも含む
。 前記一般式[AIで表される化合物の使用量は、マゼン
タカプラーに対して5〜300モル%が好ましく、より
好ましくは10〜200モル%である。 以下に前記一般式[AIで表される化合物の代表的具体
例を示す。 タイプ(1) ORI タイプ(2) タイプ(3) タイプ(4) タイプ(5) タイプ(6) タイプ(7) タ  イ  プ  (2) 以下余白 タ  イ  プ (4) 以下余白 タ  イ  プ (5) 以下余白 タ  イ  プ  (6) 以下余白 A−7 以下余白 一般式[B] (式中R,およびR1はそれぞれ水素原子、ハロゲン原
子、フルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アルケ
ニルオキシ基、ヒドロキシ基、アリール基、アリールオ
キシ基、アシル基、アシル7ミ7基、7シルオキシ基、
スルホンアミド基、シクロアルキルまたはアルコキシカ
ルボニル基をあられし、R2は水素原子、アルキル基、
アルケニル基、アリール基、7シル基、シクロアルキル
基またはへテロ環基をあられし、Rコは水素原子、ハロ
ゲン原子、フルキル基、アルケニル基、7リール基、ア
リールオキシ基、アシル基、アシルオキシ基、スルホン
7ミド基、ジクロフルキル基またはアルコキシカルボニ
ル基をあられす。 以上に挙げた基はそれぞれ他の置換基で置換されてもよ
い0例えばアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、
7リール基、アリールオキシ基、ヒドロキシ基、アルコ
キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、7シ
ルアミ7基、アシルオキシ基、カルバモイル基、スルホ
ンアミド基、スルファモイル基などが挙げられる。 またR2とR5は互いに閉環し、5貝または6貝環を形
成してもよい、R2とR3が閉環しベンゼン環と共に形
成する環としては例えばクロマン環、メチレンクオキシ
ベンゼン環が挙げられる。 Yはクロマンもしくはクマラン環を形成するのに必要な
原子群をあられす。 クロマンもしくはクマラン環はハロゲン原子、アルキル
基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、
アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、アリール基、アリ
ールオキシ基、もしくはヘテロ環で置換されてもよ(、
さらにスピロ環を形成してもよい。 一般式[B1で示される化合物のうち、本発明に特に有
用な化合物は一般式[B−1]、[B−2]、[B−3
]、[B−4]、[B −5]で示される化合物り、7
句合5hス 一般式[B−1] 一般式[B−23 一般式[B−31 一般式[B−4] 一般式[B −51 h+ 一般式[B−1]、[B−2]、[B−3]、[B −
4]および[B −5]におけるR1、R2、Rコおよ
びR1は前記一般式[B]におけるのと同じ意味を持ち
、Rs%Ra、R2、R8、R1およびR1゜は水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロ
キシ基、アルケニル基、アルケニルオキシ基、アリール
基、アリールオキレ基もしくはヘテロ環基をあられす。 さらにRsとR4、R3とR,% R,とR,、R1と
R9およびR9とR3゜とが互いに環化して炭素環を形
成してもよく、さらに該炭素環はアルキル基で置換され
てもよい。 前記一般式[B−13、[B−2]、[B−3]、[B
 −41および[B −53においてR6およびR1が
水素原子、フルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基ま
たはシクロアルキル基、R3、RいR7、Ra、Rsお
よびR8゜が水素原子、アルキル基、またはシクロアル
キル基である化合物が特に有用である。 一般式[B]で表される化合物はテトラヘドロン(Te
trahedron)、1970.vo126.474
3−4751頁、日本化学会誌、1972.No10=
0987〜1990頁、ケミカル(chew、Lett
、)*19フ2(4)315−316頁、特開昭55−
139383号に記載されている化合物を表し、含み、
かつこれらに記載されている方法に従って合成すること
ができる。 前記一般式[B]で表される化合物のうち使用量は、i
iQ記本発明乳剤係るマゼンタカプラーに対しで5〜3
00モル%該好ましく、より好ましくは10〜200モ
ル%である。 以下にこれらの化合物の代表的具体例を示す。 以下余白 一般式[CI RI 一般式[DI RI 式中R,およびR,は水素原子、ハロゲン原子、アルキ
ル基、アルケニル基、アルコキシ基、アルケニルオキシ
基、ヒドロキシ基、アリール基、アリールオキシ基、ア
シル基、アシルアミ7基、アシルオキシ基、スルホンア
ミド基もしくはアルコキシカルボニル基をあられす。 以上に挙げた基はそれぞれ他の置換基で置換されてもよ
い0例えばハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、ヒドロキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、7
シルアミノ基、カルバモイル基、スルホン7ミド基、ス
ル77モイル基などが挙げられる。 Yはベンゼン環と共にノクロマンもしくはシクマラン環
を形成するのに必要な原子群をあられす。 クロマンもしくはクマラン環はハロゲン原子、アルキル
基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、
アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、アリール基、アリ
ールオキシ基もしくはヘテロ環基で置換されてもよ(、
さらにスピロ環を形成してもよい。 一般式[CIおよI/[DIで示される化合物のうち、
本発明に特に有用な化合物は一般式[C−1]、[C−
2]、[D−11および[D −2]で示される化合物
に包含される。 一般式[C−1] 一般式[C−2] れ1 一般式[D−1] 一般式[D −2] 一般式[C−1]、 (c−2,1、[D−11および
[D−2]におけるR1およ(/R,は前記一般式[C
Iお上びIDIにおけるのと同じ青味を持も、R5、R
4、R1、R6、R2およびR・は水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、アル
ケニル基、アルケニルオキシ基、アリール基、アリール
オキシ基もしくはヘテロ環基をあられす、さらにR1と
R4、R1とR,、R,とR6、R6とR2およびR2
とR8とが互いに環化して炭素環を形成してもよく、さ
らに該炭素環はアルキル基で置換されてもよい。 前記一般式[C−13、[C−2]、[D −11およ
び[D −23荷おいて、R1およびR7が水素原子、
アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基またはシクロ
アルキル基、Rコ、R1、R5、R1、R7およびR@
が水素原子、アルキル基、またはシクロアルキル基であ
る化合物が特に有用である。 一般式[C]、[DIで考される化合物は日本化学学会
誌(J、 Cheta、 Soc、 part C) 
1968.(14)* 1937〜18頁、有機合成化
学協会誌1970.28(1)、 60〜65頁、テト
ラヘドロン(Tetrahedron Letters
)1973、 (29)、2707〜2710VXに記
載されている化合物を含み、かつこれらに記載されてい
る方法に従うて合成することができる。 前把一般式[C]、[DIで表される化合物の使用量は
、前記本発明に係るマゼンタカプラーに対して5〜30
0モル%が好ましく、より好ましくは10〜200モル
%である。 以下にこれらの化合物の具体的代表例を示す。 以下余白 以下余白 一般式(E) 式中R1は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アリ
ール基、アシル基、シクロアルキル基もしくはヘテロ環
基を表わし、R3は水素原子、ハCI5/ン原子、アル
キル基、アルケニル基、アリール基、アリールオキシ基
、アシル基、7シルアミ7基、7ンルオキシ基、スルホ
ンアミド基、シクロアルキル基もしくはアルコキシカル
ボニル基を表わす。 R2お上りR4は水素原子、ハロゲン原子、フルキル基
、アルケニル基、アリール基、7シル基、7シル7ミノ
基、スルホンアミド基、シクロアルキル基もしくはアル
コキシカルボニル基を表わす。 以上にあげた基はそれぞれ他の置換基で置換されていて
もよい6例えばアルキル基、フルケニル菅−ラー11−
+−−−p−1−門中1−11−創!−クー1盲−jL
ナー―−5ノ基、ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル
基、7リールオキシカルボエル基、7シルアミノ基、カ
ルバモイル基、スルホンアミド基、スルファモイル基等
が挙げられる。 またR’ とR2は互いに閉環し、5貝または6員環を
形成してもよい。 その時R3およびR4は水素原子、ハロゲン原子、アル
キル基、アルケニル基、アルコキシ基、アルケニルオキ
シ基、ヒドロキシ基、7リール基、7リールオキシ基、
アシル基、7シルアミ7基、アシルオキシ基、スルホン
アミド基もしくはフル″:Iキシカルボニル基を表わす
。 Yはクロマンもしくはクマラン環を形成するのに必要な
原子群を表わす。 りaマンもしくはクマラン環は7%ロデン原子、フルキ
ル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アルケニル基
、アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、アリール基、ア
リールオキシ基もしくはヘテロ環基で置換されていても
よく、さらにスピロ環す竪f#奮ヂLトい 一般式(E)で示される化合物のうち、本発明に特に有
用な化合物は一般式(E−1)。 (E−23,(E−3)、(E−43および(E−5)
で示される化合物に包含される。 一般式[E−1] RI 一般式(E−2) nR+ 一般式[E−3] K’  K’” 0に1 一般式(E−4) 一般式(E−5) 一般式(E−13〜(E−5)におけるR1、R2、R
3およびR4は前記一般式(E)におけるのと同じ意味
を持ち、R’、R”、R’、R”、R’およびR1’は
水素原子、ハdデン原子、アルキル基、アルコキシ基、
ヒドロキシ基、アルケニル基、アルケニルオキシ基、ア
リール基、アリールオキシ基もしくはヘテロ環基を表わ
す、さらにR5とR6、R6とR7、R7とR“、R8
とR1およびR1とR”とが互いに環化して炭素環を形
成してもよく、さらに該炭素環はアルキル基で置換され
てもよい。 前記一般式[E−1)〜(E−5)において、R’、R
2,RコおよびR4が水素原子、アルキル基、またはシ
クロアルキル基、前記一般式(E−5)において、R3
およびR4が水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒ
ドロキン基またはシクロアルキル基、iらに前記一般式
[E−1]〜(E−5)ニオ&%で、RS、 Rs、 
RテtR”tR’によt7RIOが水素原子、フルキル
基、またはシクロアルキル基である化合物が特に有用で
ある。 一般式[E]により表される化合物はテトラヘドロン(
Tetrahedron Lettprs) 1985
.(8)*457−460頁日本化学学会誌(J、 C
hew、 Soc、 part C) 1966゜(2
2)、  2013−2016頁、 (2h、  Or
g、  Khim)  1970.(6)。 1230〜1237真に記載されている化合物を含み、
かつこれらに記載されている方法に従って合成すること
がで外る。 前記一般式[E−1]で表される化合物の使用量は、前
記本発明に係るマゼンタカプラーに対して5〜300モ
ル%が好ましく、より好ましくは10〜200モル%で
ある。 以下にこれらの化合物の具体的代表例を示す、 。 以下余白 一般式(Fl 式中R,は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アリ
ール基、7シル基、シクロアルキル基もしくはヘテロ環
基を表し、R2は水素原子、ハロゲン原子、フルキル基
、アルテニル基、アリール基、アリールオキシ基、アシ
ル基、アシルアミ7基、アシルオキシ基、スルホンアミ
ド基、シクロアルキル基;もしくはアルコキシカルボニ
ル基をあられす。 R3は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニ
ル基、アリール基、アシル基、7ンルアミ7基、スルホ
ン7ミド基、ジクロフルキル基もしくはアルコキシカル
ボニル基をあられす。 R1は水素原子、ハロゲン原子、フルキル基、アルケニ
ル基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、ヒドロキシ
基、7リール基、アリールオキシ基、アシル基、アシル
アミ/基、7シルオキシ基、スルホンアミド基、もしく
はアルコキシカルボニル基をあられす。 以上に挙げた基はそれぞれ他の置換基で置換されてもい
い0例えばアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、
7リール基、7リールオキシ基、ヒドロキン基、アルコ
キシカルボニル基、了り一ルオキシ力ルポニル基、アシ
ルアミノ基、カルバモイル基、スルホン7ミド基、スル
77モイル基などが挙げられる。 又R3とR2は互いに閉環し、5貝または6貝環を形成
して船上い、その時R5およびR1は水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、ア
ルクニルオキシ基、ヒドロキシアシル7ミ7基、アシル
オキシ基、スルホンアミド基、もしくはアルコキシカル
ボニル基をあらbす。 Yはクロマンもしくはクマラン環を形成するのに必要な
原子群をあられす。 クロマンもしくはクマラン環はハロゲン原子、フルキル
基、ジクロフルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、
アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、アリール基、7リ
ールオキシ基もしくはヘテロ環基で置換されていてもよ
く、さらにスピロ環を形成してもよい。 一般式[Flで示される化合物のうち、本発明に特に有
用な化合物は一般式[F−11、[F−2]、[F −
3]、[F −4]お上り[F−51で示される化合物
に包含される。 以下余白 一般式(F−1) 一般式CF−23 一般式CF−3) 一般式(F−4) 一般式(F−5) 一般式[F−1]お上り[F −5]に邦・けるRI%
Rz、RsおよびR4は前記一般式[Flにおけるのと
同じ意味を持ち、R5、R,、R2、R,、R1および
R6゜は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基、ヒドロキシ基、アルケニル基、アルケニルオキ
シ基、アリール基、アリールオキシ基もしくはヘテロ環
基をあられす。 さらにR9とRい R6とR1、R1とR6、R8とR
,およびR9とR3゜とが互いに環化して炭素環を形成
してもよく、さらに該炭素環はアルキル基で置換されて
もよい。 また[F−31、[F −4]および[F −5]にお
いて2つのR,−R,。はそれぞれ同一でも異なってい
てもよい。 前記一般式[F−1]、[F −2]、[F−3]、[
F−4]および[F−5]においてR1、R2、および
R1が水素原子、アルキル基、シクロアルキル基% R
4が水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ
基またはシクロアルキル基、さらにR3、RいR2、R
1、R1およびRIGが水素原子、フルキル基、または
シクロアルキル基である化合物が特に有用である。 一般式[Flにより表される化合物はテトラヘドロン(
Tetrahedron Letters) 1970
. Vol 26,4743−4751頁、日本化学学
会誌1972. No、10.1987〜1990頁、
シンセサイズ(Synthesis) 1975v M
ol 6゜392−393頁、(Bul Soc、 C
hime Be1g ) 1975. Vo184(7
)、 747〜759真に記載されている化合物を含み
、かつこれらに記載されている方法に従って合成するこ
とができる。 前記一般式[Flで表される化合物の使用量は、前記本
発明に係るマゼンタカプラーに対して5〜300モル%
が好ましく、より好ましくは10〜200モル%である
。 以下に一般式[Flで表される化合物の具体的代表例を
示す。 以下余白 一般式(G) R 式中R’及びR2は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子
、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、ヒドロキ
シ基、7リール基、7リールオキシ基、アシル基、アシ
ルアミノ基、7ンルオキシ基、スルホンアミド基、ジク
ロフルキル基またはアルコ斗ジカルボニル基を表す。 R2は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニ
ル基、ヒドロキシ基、7リール基、アシル基、アシルア
ミノ基、アシルオキシ基、スルホンアミド基、シクロア
ルキル基またはアルコキシカルボニル基を表す。 上に挙げた基は、それぞれ他のi!置換で置換されても
よい、1!!換基として、例えばアルキル基、アルケニ
ル基、アルコキシ、基、7リール基、アリールオキシ基
、ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル基、7リールオ
キシカルポニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、
スルホンアミド基、スル77モイル基等が挙げられる。 またR2とR2は互いに閉環し、5貝または6真の炭化
水素環を形成してもよい、この5貝または6貝の炭化水
素環はハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、
アルコキシ基、アルケニル基、ヒドロキシ基、アリール
基、了り一ルオキシ基またはへテロ環基等で置換されて
もよい。 Yはインダン環を形成するのに必要な原子群を表す、イ
ンダン環はハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、
アルコキシ基、シクロアルキル基、ヒドロキシ基、アリ
ール基、アリールオキシ基、またはへテロ環基等で置換
されてもよく、更にスピロ環を形成してもよい、。 一般式CG)で示される化合物の中、本発明に特に有用
な化合物は一般式(G−13〜(G−3)で示される化
合物に包t@れる。 以下余白 一般式(G−1) ハ1 一般式(G−2) 一般式(G−3) 一般式(G−1)〜(G−3)におけるR1.R2及び
R3は一般式CG)におけるものと同義であり、R4,
R”、R@、R’、R”及VR”lt、+hぐれ水素原
子、ハロゲン原子、フルキル基、アルコキシ基、アルケ
ニル基、ヒドロキシ基、アリール基、7リールオキシ基
またはへテロ環基を表す、R4とR5、R’とR’、R
6とR1、RフとRa及(/R”とR’は互いに閉環し
て炭化水素環を形成してもよ(、更に該炭化水素環はア
ルキル基で置換されてもよい。 前記一般式CG−13〜(G−3)において、R1及び
R3が水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキ
シ基またはシクロアルキル基、R2が水素原子、アルキ
ル基、ヒドロキシ基またはシ9aフル*ル基、R’、R
’、R’、R’、R’及VR’が水素原子、アルキル基
またはシクロアルキル基である化合物が特に有用もある
。 前記一般式[G]で衰される化合物のうち使用量は、マ
ゼンタカプラーに対して5〜300モル%が好ましく、
より好ましくは10〜200モル%である。 以下に一般式[G]で表される化合物の代表的具体例を
示す。 以下余白 一般式(H) R3 式中R’及VR2は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子
、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アシル基、
アシルアミ/基、アシルオキシ基、スルホンアミド基、
シクロアルキル基またはアルフキジカルボニル基を表す
。 R3は水素原子、ハロ・デン原子、アルキル基、アルケ
ニル基9、アルコキシ基、ヒドロキシ基、アリール基、
アリールオキシ基、アシル基、アシル7ミ/基、アシル
オキシ基、スルホンアミド基、シクロアルキル基または
アルコキシカルボニル基を表す。 上に挙げた基は、それぞれ他の置換基で置換されてもよ
く、例えばフルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、
アリール基、アリールオキシ基、ヒドロキシ基、アルコ
キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシ
ル7ミ7基、カルバモイル基、スルホン7ミド基、スル
ファモイル基等が挙げられる。 またR1とR2及びR2とR3は互いに閉環し、5貝ま
たは6貝の炭化水素環を形成してもよく、該炭化水素環
はハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アル
コキシ基、アルケニル基、ヒドロキシ基、アリール基、
アリールオキシ基、ヘテロ環基等で置換されてもよい。 Yはインゲン環を形成するのに必要な原子群を表し、該
インゲン環は上記炭化水素環を置換し得る置換基で置換
されてもよく、更にスピロ環を形成してもよい。 一般式[H)で示される化合物の中、本発明に。 特に有用な化合物は一般式(H−1)〜(H−2)で示
される化合物に包含される。 一般式[H−13 一般式[H−2] 一般式(H−3) 一般式(H−1)〜’(H−3)におけるR1.R2及
びR3は一般式(H,)におけるものと同義であり、R
’、R5,R”、R’、R”及VR”は、ツレツレ水系
原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒド
ロキシ基、アルケニル基、アリール基、アリールオキシ
基またはへテロ環基を表す、またR’とR5,R’とR
’、R6とR7、R’とR”及びR1とR1は互いに閉
環して炭化水素環を形成してもよく、更に該炭化水素環
はアルキル基で置換されてもよい。 前記一般式(H−1)−(H−3)において、R1及び
R2がそれぞれ水素原子、フルキル基またはジクロフル
キル基%R3が水素原子、フルキル基、アルコキシ基、
ヒドロキシ基またはシフロア)k If k基、R4,
Ri、R’、R?、R”及1/R”カ、ツレぞれ水素原
子、アルキル基またはジクロフルキル基である化合物が
特に有用である。 前記一般式[Hlで表される化合物の合成方法は既知で
あって、米国特許3.057929号、Chew。 B er、  1972. 95(5)s   167
3〜16フ4頁、 Cheeist−ry  LeLt
ersw  198’0.739〜742真に従って製
造できる。 前記一般式[Hlで表される化合物マゼンタカプラーに
対して5〜300モル%が好ましく、より好ましくは1
0〜200モル%である。 以下に一般式[Hlで表される具体的代表例を示す。 以下余白 一般式(J)   −++。 〔式中、R″は脂1族基、シクロアルキル基または7リ
ール基を表し、Yは窒素原子と共に5〜7貝環の複素環
を形成するのに必要な非金属原子群を衰す、但し、該複
素環を形成する窒素原子を含む非金属原子中、2以上の
へタロ原子がある場合、少なくとも2つのへテロ原子は
互いに隣接しないヘテロ原子である。〕 R″C表される脂肪族基としては、置換基を有してもよ
い飽和アルキル基、及び置換基を有してもよい不飽和フ
ルキル基が挙げられる。飽和フルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、ブチル基、オクチル基、ドデ
シル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基等が挙げられ
、不飽和アルキル基としては、例えば、エチニル基、プ
ロペニル基等が挙げられる。 R1で表されろシクロアルキル基としては、置換基を有
してもよい5〜7真のシクロアルキル基で例えば、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。 R1で衰される7リール基としては、それぞれ置換基を
有してもよいフェニル基、ナフチル基を表す。 R1で表される脂肪族基、シクロアルキル基、アリール
基の置換基としては、アルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、カルボニル基、カルバモイル基、アシルアミ7
基、スルファモイル基、スルホンアミド基、カルボニル
オキシ基、フルキルスルホニル基、アリールスルホニル
基、ヒドロキシ基、ヘテロ環基、フルキルチオ基、7リ
ールチオ基等が挙げられ、これらの置換基はさらに置換
基を有してもよい。 前記一般式(J)において、Yは窒素原子と共に5〜7
貝環の複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表す
が、該複素環を形成する窒素原子を含む非金属原子群の
少なくとも2つはへテロ原子でなければならず、また、
この少なくとも2つのへテロ原子は互いに隣接してはな
らない、一般式(J)で表される化合物のi素環におい
て、全てのへテロ原子が互いに隣接した場合は、マゼン
タ色素画像安定化剤としての機能を発揮することが出来
ないので好ましくない。 前記一般式(J)で表される化合物の前記5〜7貝環の
複素環は置換基を有してもよく、置換基としては、フル
キル基、アリール基、7シル基、カルバモイル基、アル
コキシカルボニル基、スルホニル基、スルファモイル基
等であり、更に置換基を有してもよい、また、該5〜7
貝環の複素環は飽和であってもよいが、飽和の複葉環が
好ましい、又、該複素環にベンゼン環等が縮合していて
もよく、スピロ環を形成してもよい。 本発明の前記一般式(J)で表される化合物の使用量は
、本発明の前記一般式(1)で表されるマゼンタカプラ
ーに対して5〜300モル%が好ましく、より好ましく
は10〜200モル%である。 以下に一般式(J)で表される代表的具体例を示す。 以下余白 J−63 J−64 C1,H,9−N   N ■ ■ clz H2!r 前記一般式(J)で表される化合物の中で、ピペラジン
糸化合物及びホモビペラクン系化合物は特に好ましく、
さらに好ましくは、下記一般式(J’−1)または( 
J−2 )で表される化合物である。 一般式(J−1) 一般式( J−2 ) 式中、R2及びR3は、それぞれ水素原子、フルキル基
またはアリール基を表す.但し、R2とR3が同時に水
素となることはない@ R’−R”は、それぞれ水素原
子、フルキル基またはアリール基を表す。 前記一般式( J−1 )及び( J−2 )において
R2及びR3は、それぞれ水素原子、アルキル基または
アリール基を表すが% R”またはRコで表されるアル
キル基としては、例えば、メチル基、エチル基、ブチル
基、オクチル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサ
デシル基、オクタデシル基等が挙げられる.R2または
R3で表される7リール基としては、フェニル基等が挙
げられる.R2またはR3で表されるアルキル基、アリ
ール基は置換基を有してもよく、置換基としては、ハロ
ゲン、原子、フルキル基、7リール基、アルコキシ基、
アリールオ今し基、複素環基等が挙げられる。 R2とR 3(fi置換基含む)の炭素原子数の合計は
6〜40が好ましい。 前記一般式(J−1)または( J−2 )において、
R4−R13は、それぞれ水素原子、アルキル基または
アリール基を表すが、R4−R13で表されるアルキル
基としては、例えば、メチル基、エチル基等が挙げられ
る.R4〜R ′3で表される7リール基としてはフェ
ニル基等が挙げられる。 前記一般式(J−1)または(J−2)で表される化合
物の具体例は、前記した例示ピペラジン系化合物(J−
1)〜(J−30)及び例示ホモピペラジン系化合物(
J−51)−(J−62)の中に記載した通りである。 次に、前記一般式(J)で表される本発明の代表的なマ
ゼンタ色素画像安定化剤の合成例を示す。 合成例−1(化合物J−2の合成) ピペラジン9.0g及びミリスチルブロマイド55gを
溶解した100!11!1のアセトン中に、無水炭酸カ
リウム15gを加え、10時間煮沸還流して反応させた
。 反応後、反応液を500 tnQの水にあけた後、酢酸
エチル500!011で抽出した。酢酸エチル層を硫酸
マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを留去すると、白色
結晶の目的物が得られた。アセトン300m1lで再結
晶して、白色鱗片状の結晶34g(収率70%)を得た
。 融i55〜58℃ 合成例−2(化合物J−34の合成) 4−モルホリノ7ニリン1B、を酢酸エチル1100v
に溶解した後、攪拌下、反応液を20℃に保ちながら、
無水酢g12rnRを少しずつ加えた。無水酢酸添加後
、水冷し、析出する結晶をろ取した後、酢酸エチルで再
結晶し、白色粉末状結晶16.5.(収率75%)を得
た。 融点207〜210℃ 一般式(K) 式中、R’は脂肪族基、ジクロフルキル基またはアリー
ル基を表し、Yは窒素原子と共に5〜7貝環の複素環を
形成するのに必要な単なる結合手または2価の炭化水素
基を表す、R”、R3tR4tR%lR’lR?は、そ
れぞれ水素原子、脂肪族基、シクロアルキル基またはア
リール基を表す、但し、R2とR4及びHzとR6は互
いに結合して単なる結合手を形成して窒素原子、Yと共
に不飽和の5〜7貝環の複素環を形成してもよい、また
、Yが単なる結合手のときは、R1とR7が互いに結合
して単なる結合手を形成して窒素原子、Yと共に不飽和
の5貝環の複素環を形成してもよい、また、Yが単なる
結合手でないときは、R8とY%R7とYまたはY自身
で不飽和結合を形成して窒素原子、Yと共に不飽和の6
貝または7jqの複素環を形成してもよ−い。 R1で表される脂肪族基としては、置換基を有してもよ
い飽和アルキル基、及び置換基を有してもよい不飽和ア
ルキル基が挙げられる。飽和アルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、ブチル基、オクチル基、ドデ
シル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基等が挙げられ
、不飽和アルキル基としては、例えば、エチニル基、プ
ロペニル基等が挙げられる。 R’で表されるシクロアルキル基としては、置換基を有
してもよい5〜7貝のシクロアルキル基で例えば、シフ
ペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。 R1で表されるアリール基としては、置換基を有しても
よいフェニル基、ナフチル基を表す。 R’″r%表される脂肪族基、シクロアルキル基、7リ
ール基の置換基としては、アルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基、カルボニル基、カルバモイル基、アシルア
ミノ基、スルファモイル基、スルホン7ミド基、カルボ
ニルオキシ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホ
ニル基、ヒドロキシ基、ヘテロ環基、アルキルチオ基、
アルキルチオ基等が挙げられ、これらの置換基はさらに
置換基を有してもよい。 前記一般式(K)において、Yは窒素原子と共に5〜7
貝環の複索環を形成するのに必要な単なる結合手または
2価の炭化水素基を表すが、Yが単なる結合手のときは
、さらにRsとR7が互いに結合して単なる結合手を形
成して不飽和の5貝環の複素環を形成してもよく、また
Yが2価の単価水素基の場合、即ち、メチレン基の場合
には、R’とYまたはR7とYとで不飽和結合を形成し
、不飽和の6貝環の複素環を形成してもよく、またエチ
レン基の場合には、RsとY%RγとYまたはY自身で
不飽和結合を形成し、不飽和の7貝環の複素環を形成し
てもよい、さらにY″r表される2価の炭化水素基は置
換基を有してもよ(、この置換基には、アルキル基、カ
ルバモイル基、アルキルオキシカルボニル基、アシルア
ミノ基、スルホンアミド基、スルファモイル基、アリー
ル基、ヘテロ環基等が挙げられる。 前記一般式(K)において、R2,Rコl R’ I 
R’ tR6及びR7は、それぞれ水素原子、脂肪族基
、シクロアルキル基または7リール基を表すが、R2−
R7で衰される脂肪族基としては、置換基を有してもよ
い飽和アルキル基及び置換基を有してもよい不飽和アル
キル基が挙げられる。飽和アルキル基としては、例えば
、メチル基、エチル基、ブチル基、オクチル基、ドデシ
ル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基等が挙げられ、
不飽和フルキル基としては、例えば、エチニル基、プロ
ペニル基等が挙げられる。 R2−R7で表されるシクロアルキル基としては、置換
基を有してもよい5〜7貝環のシクロアルキル基で、例
えば、シクロ)ンチル基、シクロヘキシル基等が挙げら
れる。 R2−R7で表されるアリール基としては、置換基を有
してもよいフェニル基、ナフチル基等が挙げられる。 上記R2〜R7で表される脂肪族基、シクロアルキル基
、アリール基の置換基としては、アルキル基、7リール
基、フルコキシ基、カルボニル基、カルバモイル基、ア
シルアミ7基、スル77モイル基、スルホン7ミド基、
カルボニルオキシ基、フルキルスルホニル基、アリール
スルホニル基、ヒドロキシ基、ヘテロ環基、アルキルチ
オ基等が挙げられる。 前記一般式(K)で表される化合物は、5〜7貝環の飽
和の複素環を有する場合が、不飽和であるよりも好まし
い。 以下に前記一般式(K)で表される化合物の使用量は、
本発明の前記一般式(I)で表されるマゼンタカプラー
に対して5〜300モル%が好ましく、より好ましくは
10〜200モル%である。 前記一般式(K)で表される化合物の代表的具体例を示
す。 以下余白 に−34 に−35 に−36 に−37 に−38 に−39 に−−40 に−41 次に、前記一般式(K)で表される化合物の代量的合成
例を示す。 合成M−1(化合物に−14の合成) ピペラジン9.Og及Vミリスチルブロマイド2B。 を溶解した60.9の7七トン中に、無水炭酸カリウム
5−OIrを加え、20時間重沸還流して反応させた。 反応後、反応液を300−の水に注ぎ込んだ後、酢酸エ
チル300.11で抽出した。Wf酸エチル層を硫、酸
マグネジツムで乾燥後、酢酸エチルを留去すると、白色
結晶の目的物゛が得られた。7七トン100 ml! 
で再結晶して、白色鱗片状の結晶12.(収率43%)
を得た。 融点175−180℃ 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の保巴層、中間層等
の親水性コロイド層に感光材料が摩擦等で帯電する事に
起因する放電によるカブリ防止、画像のUV光による劣
化を防止するために紫外線吸収剤を含んでいても良い。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、フィルタ一層
、ハレーション防止層、及び/又はイラジェーション防
止層等の補助層をエフける事が出来る。これらの層中及
び/又は乳剤層中には、現像処理中にカラー感光材料よ
り流出するか、もしくは漂白される染料が含有させられ
ても良い。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料のハロゲン化銀乳剤
層、及び/又はその他の親水性コロイド層に感光材料の
光沢を低減する加筆性を高める、感材相互のくつつき防
止等を目標としてマット剤を添加出来る。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の滑り摩擦を低減さ
せるために滑剤を添加出来る。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料に、帯電防止を目的
とした帯電防止剤を添加出来る。帯電防止剤は支持体の
乳剤を81層してない側の帯電防止層に用いられる事も
あるし、乳剤層及び/又は支持体に対して乳剤層が積層
されている側の乳剤層以外の保護コロイド層に用いられ
ても良い。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の写真乳剤層及び/
又は他の親水性コロイド層には、塗布性改良、帯電防止
、スベリ性改良、乳化分散、接着防止、及び(現像促進
、硬調化、増感等の)写責特性改良等を目的として、種
々の界面活性剤が用いられる。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、写真乳剤層、そ
の他の層はバライタ紙又はα−オレフレインボリマー等
をラミネートした紙、合成組等の可撓性反射支持体、酢
酸セルロース、硝酸セルロース、ボリスヂレン、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネ
イト、ポリアミド等の半合成又は合成高分子からなるフ
ィルムや、ガラス、全屈、vfJ器などの剛体等に塗布
出来る。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、必要に応じて支
持体表面にコロナ放電、紫外線照射、火焔処理等を施し
た優、直接又は(支持体表面の接着性、帯電防止性、寸
度安定性、iI摩耗性、硬さ、ハレーション防止性、摩
擦特性、及び/又はその他の特性を向上するための、1
または2以上の下塗層)を介して塗布されても良い。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の塗布に際して、塗
布性を向上させる為に増結剤を用いても良い。塗布法と
しては2種以上の層を同時に塗布する事の出来るエクス
ドールジョンコーティング及びカーテンコーティングが
特に有用である。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、該感光材料を構
成する乳剤層が感度を有しているスペクトル領域の電磁
波を用いて露光出来る。光源としては、自然光(日光)
、タングステン電灯、蛍光灯、水銀灯、キセノンアーク
灯、炭素アーク灯、キセノンフラッシュ灯、陰極線管フ
ライングスポット、各種レーザー光、発炙ダイオード光
、電子線、XI、γ線、α線などによって励起された蛍
光体から放出する光等、公知の光源のいずれでも用いる
ことが出来る。 露光時間は通常カメラで用いられる1ミリ秒から1秒の
露光時間は勿論、1マイクロ秒より短い露光、例えば陰
極線管や主セノン閃光灯を用いて100マイクロ秒〜1
マイクロ秒の露光を用いることも出来るし、1秒以上よ
り長い露光も可能である。該露光は連続的に行なわれて
も、間欠的に行なわれても良い。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、当業界公知のカ
ラー現像を行う事により画像を形成することが出来る。 本発明において発色現像液に使用される芳香族第1級ア
ミン系発色現像主薬は、種々のカラー写真プロセスにお
いて広範囲に使用されている公知のものが包含される。 これらの現像剤はアミンフェノール系及びp−フェニレ
ンジアミン系誘導体が含まれる。これらの化合物はTr
ot状態より安定のため一般に塩の形、例えば塩′fa
J−または硫酸塩の形で使用される。また、これらの化
合物は一般に発色現像液12について約o、 ig〜約
30aの濃度、好ましくは発色現像液1りについて約1
g〜約15(lの濃度で使用する。 アミンフェノール系現像剤としては、例えばO−アミノ
フェノール、p−アミノフェノール、5−アミノ−2−
オキシトルエン、2−アミノ−3−オキシトルエン、2
−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチルベンゼンなど
が含まれる。 特に有用な第1級芳香族アミン系発色現像剤はN、N’
 −ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であ
り、アルキル基及びフェニル基は任意の置換基で置換さ
れていてもよい。その中でも特に有用な化合物例として
は、N、N’ −ジエチル−p−フェニレンジアミン塩
酸塩、N−メチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、N
、N’ −ジメチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、
2−アミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルアミノ)
−トルエン、N−エチル−N−β−メタンスルホンアミ
ドエチル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩、N
−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノアニリン、
4−アミノ−3−メチル−N。 N′−ジエチルアニリン、4−アミノ−N−(2−メト
キシエチル)−N−エチル−3−メチルアニリン−p−
トルエンスルホネートなどを挙げることができる。 本発明の処理において使用される発色現像液には、前記
第1級芳香族アミン系発色現像剤に加えて更に発色現像
液に通常添加されている種々の成分、例えば水酸化ナト
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ
剤、アルカリ金属亜硫酸塩、アルカリ金属重亜硫酸塩、
アルカリ金属チオシアン酸塩、アルカリ金属ハロゲン化
物、ベンジルアルコール、水軟化剤及び濃厚化剤などを
任意に含有せしめることもできる。この発色現像液のD
H値は、通常7以上であり、最も一般的には約10〜約
13である。 本発明においては、発色現像処理した後、定着能を有す
る処理液で処理するが、該定着能を有する処理液が定着
液である場合、その前に漂白処理が行なわれる。該漂白
工程に用いる漂白剤としては有機酸の金属錯塩が用いら
れ、該金属錯塩は、現像によって生成した金属銀を酸化
してハロゲン化銀にかえすと同時に発色剤の未発色部を
発色させる作用を有するもので、そのm成はアミノポリ
カルボン酸または蓚酸、クエン酸等の有機酸で鉄、コバ
ルト、銅等の金属イオンを配位したものである。このよ
うな有機酸の金!ti塩を形成するために用いられる最
も好ましい有i酸としては、ポリカルボン酸またはアミ
ノポリカルボン酸が挙げられる。これらのポリカルボン
酸またはアミノポリカルボン酸はアルカリ金属塩、アン
モニウム塩も′シフは水溶性アミン塩であってもよい。 これらの具体的代表例としては、次のものを挙げること
ができる。 [1]エチレンジアミンテトラ酢酸 [21ニトリ0トリ酢酸7 [3]イミノジ酢酸 [4]エチレンジアミンテトラ酢酸ジナトリウム塩 [5]エヂレンジアミンテトラ酢酸テトラ(トリメチル
アンモニウム)塩 [6]エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム塩 [7]ニトリロトリ酢酸ナトリウム塩 使用される漂白剤は、前記の如き有礪酸の金属錯塩を漂
白剤として含有すると共に、種々の添加剤を含むことが
できる。添加剤としては、特にアルカリハライドまたは
アンモニウムハライド、例えば臭化カリウム、臭化ナト
リウム、塩化ナトリウム、臭化アンモニウム等の再ハロ
ゲン化剤、金属塩、キレート剤を含有させることが望ま
しい。 また硼酸塩、蓚M塩、酢酸塩、炭酸塩、燐酸塩等のpH
緩衝剤、アルキルアミン類、ポリエチレンオキサイド類
等の通常漂白液に添加することが知られているものを適
宜添加することができる。 更に、定着液及び漂白定着液は、亜硫酸アンモニウム、
亜1ii!!Mカリウム、重亜硫酸アンモニウム、重亜
硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸アン
モニウム、メタ重亜硫酸カリウム、メタI亜硫酸ナトリ
ウム等の亜fAM塩やtrim、硼砂、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
重亜硫酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウ
ム、酢酸、酢酸ナトリウム、水酸化アンモニウム等の各
種の塩から成るpH!!II剤を単独或いは2種以上含
むことができる。 漂白定着液(浴)に漂白定着補充剤を補充しながら本発
明の処理を行なう場合、該漂白定着液(浴)にチオ硫1
i1塩、チオシアンM塩又は亜硫酸塩等を含有せしめて
もよいし、該漂白定着補充液にこれらの塩類を含有せし
めて処理浴に補充してもよい。 本発明においては漂白定着液の活性度を高める為に、漂
白定着浴中及び漂白定着補充液の貯蔵タンク内で所望に
より空気の吹き込み、又はwi素の吹き込みをおこなっ
てもよく、或いは適当な酸化剤、例えば過酸化水素、臭
素酸塩、過硫酸塩等を適宜添加してもよい。 以下余白 [発明の効果] ハロゲン化銀写真感光材料の色素形成カプラーを含有す
るハロゲン化銀乳剤層に、本発明の金属錯体および前記
一般式(1)で表わされる化合物を油滴として含有させ
ることにより、形成された色素画像の光堅牢性を改善し
、かつ露光前の生保存時の軟調化を防止できた。 [実施例] 以下に具体的実施例を示して本発明をさらに詳しく説明
するが、本発明の実施の態様はこれらにより限定されな
い。 実施例1 ポリエチレン被覆紙からなる支持体上に例示カプラーM
C−1を4111(1/ dl2 、緑感性塩臭化銀乳
剤を銀に換算して4ma/df、ジオクチルフタレート
を4ma/diおよびゼラチンを16m1J/ dv’
の塗布付口となる様に塗設した。 さらにその上層にゼラブンを91110/6.2の塗布
付口となる様に塗設した。 かくして作製した試料を試料1とする。次に上記試料1
のカプラー含有層において、カプラー、金属錯体および
有機溶媒の組み合せを表1に示す様に変化さゼた以外は
、試料1と同一の試料2乃至26を作製した。但し、試
料8乃至10の銀塗布囲は2111111 / dlと
した。 これらの試料に感光針(小西六写真工業@J製KS−7
型)を用いて緑色光の光梗露光を行なった後、次の処理
を行なった。 基準処理工程(処恩濃度と処理時間) [1]発色現像  38℃   3分30秒[2]漂漂
白者  33℃   1分30秒[3]水洗処理 25
〜30℃   3分[4]乾  燥 75〜80℃  
約2分[発色現像液] ベンジルアルコール         15dエチレン
グリコール         15戴亜硫酸カリウム 
          2.OQ臭化ナトリウム    
      0.7g塩化ナトリウム        
   0.29炭酸カリウム           3
0.0 (1ヒドロキシルアミンtam塩      
3.0gポリリン酸(TPPS)        2.
5a3−メチル−4−アミノ−N− (β−メタンスルホンアミドエチル) −7ニリン硫MS           5.5(1蛍
光増白剤(4,4’ −ジアミノ スチルベンズスルホンM誘導体)    1.017水
酸化カリウム           2.0g水を加え
て全1を12とし、pl−110,20に調製する。 [漂白定着液] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩         6G Gエチレ
ンジアミンテトラ酢酸3g チオ@酸アンモニウム(70%溶液)   100d亜
硫酸アンモニウム(40%溶液)   27.519炭
酸カリウムまたは氷酢酸でpl−17,1にWA@Jシ
水を加えて全凸を12とする。 霧光、処理後、得られた各試料の耐光性を以下の要領で
測定した。また露光前の各試料について生保存時の軟調
化を以下の要領で測定した。結果を表−1に示す。 [耐光性の測定] 各試料をアンダーグラス屋外曝露台を用いて、30日間
太陽光を曝射した時の退色前後での緑色光濃度を測定し
た。 光による退色の度合(退色率)を以下の様にして求めた
。 退色率−(Do −D) /Do x 100(%)D
o−光退色前濃度 D −光退色後濃度 [生保存時の軟調化の測定] 各試料を40℃、60%RHで24時間rA温調湿した
後(これらの試料をフレッシュ試料と呼ぶ)前記と同様
の露光処理を行゛なった。 また、フレッシュ試料を77℃加湿なしの条件で6日間
保存し同様の露光処理を行なった。 この時の保存後のガンマ値上保存前のがンマ値の差を軟
調化度とした。ガンマ値としては、各試料の濃度0.3
と濃度0.8の間の傾きE、、、 −ate度0.8を
与える露光mE−0,1−11K 0.3ヲ与え6B光
a以下余白 ※金属錯体はカプラー1モルに対し1モル添加した。 表−1から明らかな如く、本発明の金属錯体を用いると
、いずれの色素形成カプラーについても形成された色素
画像の耐光性が向上するものの生保存時の軟調化が生ず
ることがわかる。ざらに有機溶媒を前記一般式(1)で
表わされる化合物(以下、本発明の有機溶媒という。)
に換えると生保存時の軟調化を防止することができ、か
つ耐光性も向上することがわかる。 実施例2 ポリエチレン被覆紙からなる支持体上に、下記の各層を
支持体側から順次塗設し、多色用ハロゲン化銀写真感光
月利を作製した。 第1F!J:青感性ハロゲン化銀乳剤層イエローカプラ
ーとしてα−ビバリシルーα−(1−ベンジル−2,4
−ジオキシ−イミダリジン−3−イル)−2−クロQ−
5−[γ−(2゜4−ジー【−アミルフェノキシ)プヂ
ルアミド1−アセトアニリドを8mg/df、青感性塩
臭化銀乳剤を銀に換算して3 m!+/ d v2.2
,4−ジ−t−ブチルフェノール−3’ 、5’−ジ−
t−アミル−4′−ヒドロキシベンゾエートを3m(1
/ di2、ジオクチルフタレートを3mo/d12お
よびゼラチンを16 mg/ di2の塗布付量となる
様に塗設した。 第2層:中間層 ゼラチンを4mMdfの塗布付のとなる様に塗設した。 第3層:緑感性塩臭化銀乳剤層 前記例示マゼンタカプラー(MC−1)を4mO/ d
f 、緑感性塩臭化銀乳剤を銀に換算して2+11(1
7df、ジオクチルフタレートを4m(1/ dn’お
よびゼラチンを1611113/ d−rの塗布付量と
なる様に塗設した。 第4層二中間層 紫外線吸収剤2−ヒドロキシ−3’ 、5’ −ジ−t
−7ミルフエニル)−ベンゾトリアゾールを3111g
/ df、 2− (2’−ヒドロキシ−3′。 5′−ジ−t−ブチルフェニル)−ベンゾトリアゾール
を315(J/ d12 、ジオクチルフタレートを4
111(1/ df+45J:rjセラチンを14mQ
/dfの塗布付量となる様に塗設した。 第5層:赤感性塩臭化銀乳剤層 シアンカプラーとして2.4−ジクロロ−3−メチル−
6−[α−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)ブチ
ルアミド]−フェノールを1 mtll/df、2− 
(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)アシ
ルアミノ−4−クロロ−5−[α−(2,4−ジーte
rt−アミルフェノキシ)ペンチルアミド]を3+ng
/df、ジオクチルフタレートを21g/dfおよび赤
感光性塩臭化銀乳剤を銀に換算して3II1g/d11
2の塗布付量となる様に塗設した。 第6層:中間層 紫外線吸収剤として2−(2’−ヒドロキシ−3’ 、
5’−ジ−t−アミルフェニル)−ベンゾトリアゾール
を2mg/df、2− (2’ −ヒドロキシ−3’ 
、5’−ジー【−7プチルフエニル)−ベンゾトリアゾ
ールを2n+g/df、ジオクチルフタレートを2mQ
/d12およびゼラチンを6mg/dfの塗布付量とす
る様に塗設した。 第7WJ:保3層 ゼラチンを91g/dfの塗布付mとなる様に塗設した
。 かくして作製した試料を試料21とする。 次に上記試料21の第3P!iにマゼンタカプラー金H
R体および有機溶媒を表2に示す組合せで添加した以外
は、試料21と同一の試料22乃至38を作製した。 かくして作製した試料について実施例1と同様に、耐光
性、生保存時の軟調化を測定した。 結果を表−2に示す。 以下余白 ※金属錯体はカプラー1モルに対し1モル添加した。 表−2から明らかな如く、多層の場合にも、本発明の金
属錯体と有機溶媒を用いると、生保存時の軟調化を生じ
ることなく形成された色素画像の耐光性を向上できるこ
とがわかる。 実施例3 実施例2で用いた試F123の第3層に画像安定剤を表
−3に示すように添加した以外は試料23と同一の試料
39および40を作製した。 かくして作製した試料について実施例1と同様に形成さ
れた色素画像の耐光性、生保存時の軟調化を測定した。 ※金属錯体および画像安定剤は、カプラー1モルに対し
てそれぞれ1モル添加した。 以下余白 表−3から明らかな如く、さらに画像安定剤を添加する
と、耐光性はより向上することがわかる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に、色素形成カプラーを含有するハロゲ
    ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
    て、前記色素カプラーを含有するハロゲン化銀乳剤層の
    少なくとも一層には、一重項酸素の消光速度定数が3×
    10^7M^−^1・sec^−^1以上の金属錯体お
    よび下記一般式(1)で表わされる化合物が油滴として
    含有されていることを特徴とするハロゲン化銀写真感光
    材料。 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Qは▲数式、化学式、表等があります▼と共同
    して3員環〜6員環を形成するのに必要な単なる結合手
    または原子群を表わす。R_1、R_2、R_3および
    R_4はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基
    、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシカルボニ
    ル基、アルキルカルバモイル基、アリールカルバモイル
    基、アシル基またはシアノ基を表わす。 R_1、R_2、R_3およびR_4の中から選ばれる
    任意の2つが結合して環を形成してもよく、R_1、R
    _2、R_3およびR_4の中から選ばれる任意の1つ
    がQで表わされる原子群と結合して環を形成してもよい
    。]
  2. (2)色素形成カプラーのうちマゼンタカプラーは下記
    一般式[ I ]で表わされるマゼンタカプラーであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のハロゲ
    ン化銀写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原
    子群を表わし、該Zにより形成される環は置換基を有す
    るものも含む。 Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
    り離脱しうる置換基を表わす。 またRは水素原子または置換基を表わす。]
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6450048A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd Silver halide color photographic sensitive material
JPS6450049A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd Silver halide color photographic sensitive material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6450048A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd Silver halide color photographic sensitive material
JPS6450049A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd Silver halide color photographic sensitive material

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