JPS6218696Y2 - - Google Patents

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JPS6218696Y2
JPS6218696Y2 JP1982076365U JP7636582U JPS6218696Y2 JP S6218696 Y2 JPS6218696 Y2 JP S6218696Y2 JP 1982076365 U JP1982076365 U JP 1982076365U JP 7636582 U JP7636582 U JP 7636582U JP S6218696 Y2 JPS6218696 Y2 JP S6218696Y2
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JP1982076365U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関始動回路に関し、特に吸気予
熱を行なつて冷間起動時の機関始動特性を向上さ
せるようにした内燃機関始動回路に関する。
吸気予熱を行なつて冷間始動時における内燃機
関の始動性の向上を図るために、特開昭53−
104022号公報に開示されている如く、正特性サー
ミスタの如く正の抵抗温度係数を有する加熱体を
用いて機関始動時に吸気を加熱することが行なわ
れている。
かかる場合において、機関始動時における加熱
体の抵抗値は小さいために加熱体に流れる電流値
は大きいうえに、機関始動用モータ(以下、セル
モータを記す)に起動電流が流れるために、蓄電
池等の電源容量を特に増大させておかなければな
らない欠点があつた。
また実開昭55−156238号公報に開示されている
如く、機関をクランキングさせるスタータの駆動
時に吸気加熱装置への通電を中断させることも知
られている。
しかしこの方法によるときは吸気加熱装置の加
熱不足のときでもクランキングが可能であり、か
かる状態でクランキングさせたときは始動性が悪
化する欠点があつた。
本考案は上記にかんがみなされたもので、上記
の欠点を解消した内燃機関始動回路を提供するこ
とを目的とするものである。
以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例の回路図である。
1は内燃機関2の吸気管である。3はたとえば
6角の管状に形成された正特性サーミスタを複数
密着して固着され吸気を流通させるとともに通電
により吸気を加熱する加熱体としての所謂ハニカ
ムヒータである。ハニカムヒータ3は吸気管1の
1部を構成するように吸気管1に固着または、吸
気管1内に装着してある。
一方、4は車載の蓄電池であり、蓄電池4の電
圧はリレー5の接点5−を介してセルモータ6
に印加してある。また一方、7はキースイツチで
あり、キースイツチ7の共通端子7−には蓄電
池4の電圧が印加してある。キースイツチ7の起
動位置接点7−およびオン位置接点7−には
ダイオード8および9の陽極がそれぞれ各別に接
続してあつて、ダイオード8および9の陰極は共
通接続してある。ダイオード8の陰極には抵抗1
0が接続してあり、抵抗10の他端はリレー18
の接点18−を介してハニカムヒータ3に接続
してあつて、キースイツチ7、ダイオード8また
は9、抵抗10、リレー接点18−を介してハ
ニカムヒータ3に通電するように構成してある。
ダイオード8の陰極の電圧は直列接続した分圧
抵抗11と12とにより分圧するように構成し、
分圧された電圧は比較器13の一入力端子に基準
電圧として印加し、抵抗10と接点18−との
共通接続点Aの電圧を比較器13の+入力端子に
印加して前記基準電圧と比較するように構成して
ある。また比較器13の出力電圧はトランジスタ
14のベースに供給し、トランジスタ14とダイ
オード8の陰極との間に接続したリレー15を、
比較器13の出力により駆動するように構成して
ある。
リレー15の接点15−の一方の端子はキー
スイツチ7の接点7−に接続してあつてキース
イツチ7の可動片が接点7−に接触した状態
で、接点15−のオンによりリレー5を駆動す
る様に構成してある。
また一方、Cは内燃機関が始動して、そのクラ
ンク軸が所定回転数以上となつたとき高電圧出力
が印加される端子であり、たとえば内熱機関2に
より駆動される発電機の電圧を検出し、該電圧が
所定値以上になつたとき端子Cは高電位となる。
端子Cはトランジスタ16のベースに接続し、ト
ランジスタ16で、リレー18を駆動するトラン
ジスタ17を制御するようにして、端子Cに高電
位の電圧が印加されたときリレー18への通電を
停止するように構成し、リレー18が無通電とな
ることにより接点18−がオフ状態に切替わる
ようにしてある。
以上の如く構成した本考案の一実施例における
作用の説明に先立つて、ハニカムヒータ3を構成
している正特性サーミスタについて説明する。正
特性サーミスタは周知の如く温度に対してS字状
の抵抗特性を有し、所定温度(キユリー点P)を
超えた温度からその抵抗温度係数は正特性を呈
し、その抵抗温度係数値は急激に増大する。第2
図において曲線Rはハニカムヒータ3の通電開始
時からの抵抗値を示している。ここでR0は内燃
機関における最低雰囲気温度以下の温度のときに
ハニカムヒータ3の呈する抵抗値を示している。
そこでハニカムヒータ3に電圧を印加したときに
ハニカムヒータ3に流れる電流は第2図の曲線
に示す如く、キユリー点Pの温度を超えると急激
に減少し、その温度は第2図の曲線Tに示す如く
キユリー点Pの温度に達したところから上昇カー
ブが緩やかになり、温度P″でほぼ一定に維持さ
れる。また抵抗Rpからキユリー点Pに達するま
での時間tpは極めて短時間である。
ここで本実施例においては共通接続点Aの電位
が、ハニカムヒータ3の温度がキユリー点Pを超
えたP′点(以下、設定温度と記す)において呈す
るハニカムヒータ3の抵抗値Rp′時にハニカムヒ
ータ3に印加されている電圧値となるように設定
してある。なお抵抗値Rp′は抵抗値Rpより大き
く選択してある。
本実施例において、キースイツチ7の可動片を
オン位置接点7−に接触させた場合には、蓄電
池4の電圧はダイオード9、抵抗10、接点18
を介してハニカムヒータ3に印加される。こ
こで内燃機関2は末だ始動しておらず、接点18
はオンの状態にある。ハニカムヒータ3には
上記の電圧の印加により上記の経路で電流が流れ
て、ハニカムヒータ3は加熱され、温度上昇す
る。ハニカムヒータ3の温度がキユリー点Pを超
えるまではハニカムヒータ3の抵抗値は低く、A
点の電位は抵抗11と12との共通接続点B点の
電位より低電位であり、比較器13の出力は低電
位であるため、リレー15は励磁されず、接点1
5−はオフ状態である。したがつてこの状態で
は、キースイツチ7の可動片を起動位置接点7−
と接触させて内燃機関2を始動しようとしても
リレー5に通電されず、したがつてセルモータ6
は起動されない。キユリー点Pを超えるとハニカ
ムヒータ3の抵抗値は増大し、A点の電位は急激
に増大する。
ついで引続くハニカムヒータ3への通電によつ
て、ハニカムヒータ3の温度は上昇し、その抵抗
値も増大する。ハニカムヒータ3の温度が設定温
度P′(ハニカムヒータ3の抵抗値Rp′)を超える
とA点の電位はB点の電位を超え、比較器13の
出力は高電位となる。比較器13の高電位出力に
よつてトランジスタ14はオン状態に切替り、リ
レー15は駆動されて接点15−はオン状態に
切替えられる。この状態においてセルモータ6は
起動可能となり、キースイツチ7の可動片を起動
位置接点7−に接触させると、リレー5はキー
スイツチ7の起動位置接点7−、接点15−
を介して励磁され、接点5−はオン状態に切替
わる。接点5−がオン状態に切替わつたことに
よつてセルモータ6には接点5−を介して通電
され、セルモータ6は起動し、内燃機関2は始動
する。始動時にはハニカムヒータ3の温度は設定
温度P′にまで上昇しており、キースイツチ7の可
動片を接点7−に接触させている間、蓄電池4
の電圧はダイオード8、抵抗10、接点18−
を介してハニカムヒータ3に印加されて、この経
路で電流が流れ、ハニカムヒータ3の加熱は継続
されて、吸気はハニカムヒータ3によつて加熱さ
れて内燃機関2に供給されることになる。
従つて、内燃機関2の始動時において、まず、
ハニカムヒータ3が加熱され、ハニカムヒータ3
に流れる電流が減少した後、セルモータ6が起動
可能となり、キースイツチ7の可動片を接点7−
に接触させることにより内燃機関が起動される
ことになる。このためハニカムヒータ3への通電
開始後の過大電流とセルモータ6の起動電流とが
同時に流れることはなく、蓄電池4の容量を増大
させる必要はなくなる。
従来のようにハニカムヒータ3が設定温度P′を
超えるまでの期間に、セルモータ6を起動して内
燃機関2を始動しようとしてもハニカムヒータ3
の温度が低く充分に吸気が予熱されないため始動
性が悪い。したがつて本実施例によつて始動した
場合においても特に内燃機関2の始動が遅くなる
ようなことはない。
また、内燃機関2が始動し、クランク軸の回転
数が所定回転数を超えると、端子Cには高電位出
力が印加され、リレー18への通電が停止され
る。それにより、リレー18の接点18−はオ
フ状態に切替わり、ハニカムヒータ3への通電は
遮断される。従つて内燃機関2が始動された後は
ハニカムヒータ3への通電は遮断されることにな
る。
上述の実施例では、ハニカムヒータ3に正特性
サーミスタを利用した場合を例に、その抵抗温度
特性による温度の自己制御性を利用してハニカム
ヒータ3の温度をハニカムヒータ3に印加された
電圧で検出する場合を説明したが、ハニカムヒー
タ3にバイメタル等の温度スイツチを定着してハ
ニカムヒータ3の温度が設定温度を超えたことを
検出して、セルモータ6を起動するようにしても
よい。
また吸気加熱用に正特性サーミスタからなるハ
ニカムヒータ3は代つて、所定の温度から急激に
抵抗温度係数が増加する正の抵抗温度係数を有す
る抵抗体により加熱体を構成して、吸気を加熱す
るようにしてよい。
以上説明した如く本考案によれば、吸気を加熱
する加熱体が設定温度に達した後、セルモータを
起動できるように構成したため、加熱体に加熱の
ために大きな電流が流れている期間に、セルモー
タの起動電流が流れることはなく、蓄電池の電流
容量を大きくする必要は無くなる。また、加熱体
が所定温度に達するまでの期間は吸気を十分に加
熱することができない期間であり、この間セルモ
ータの起動を遅らせても内燃機関の始動時期が従
来の場合よりも遅れるような事もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図。第2図は
本考案の一実施例の作用の説明に供する特性図。 1……吸気管、2……内燃機関、3……ハニカ
ムヒータ、4……蓄電池、5および15……リレ
ー、6……セルモータ、7……キースイツチ、1
3……比較器、14……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1温度までは負の抵抗温度係数を有し、かつ
    前記第1温度から急激に抵抗温度係数が増大する
    正の抵抗温度係数を有する抵抗体からなる加熱体
    で吸気を加熱するように構成した内燃機関始動回
    路において、前記加熱体の温度が前記第1温度を
    超えた設定温度以上であることを検出する温度検
    出手段と、内燃機関の始動時に前記温度検出手段
    の出力発生ののち内燃機関始動用モータに通電さ
    せる制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機
    関始動回路。
JP7636582U 1982-05-26 1982-05-26 内燃機関始動回路 Granted JPS58178456U (ja)

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JP7636582U JPS58178456U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 内燃機関始動回路

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JP7636582U JPS58178456U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 内燃機関始動回路

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Publication Number Publication Date
JPS58178456U JPS58178456U (ja) 1983-11-29
JPS6218696Y2 true JPS6218696Y2 (ja) 1987-05-13

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ID=30085687

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JP7636582U Granted JPS58178456U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 内燃機関始動回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520664B2 (ja) * 1972-07-17 1980-06-04

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922279Y2 (ja) * 1978-07-27 1984-07-03 いすゞ自動車株式会社 エンジンの始動装置

Patent Citations (1)

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JPS5520664B2 (ja) * 1972-07-17 1980-06-04

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