JPS5827101Y2 - グロ−プラグ付デイ−ゼル機関の始動補助装置 - Google Patents

グロ−プラグ付デイ−ゼル機関の始動補助装置

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JPS5827101Y2
JPS5827101Y2 JP1978005100U JP510078U JPS5827101Y2 JP S5827101 Y2 JPS5827101 Y2 JP S5827101Y2 JP 1978005100 U JP1978005100 U JP 1978005100U JP 510078 U JP510078 U JP 510078U JP S5827101 Y2 JPS5827101 Y2 JP S5827101Y2
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glow plug
switch
preheating
starter
resistor
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JP1978005100U
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Inventor
義昭 阿部
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株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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【考案の詳細な説明】 本考案はスタータスイッチの閉成により先ずグロープラ
グによる予熱を行ない完了後スタータモータを駆動する
ようにしたものにおいて、グロープラグの寿命を確保す
るために予熱完了後の一定時間内に再始動する場合はグ
ロープラグへの印加電圧を下げて過度の温度上昇を防止
するようにしたグロープラグ付ディーゼル機関の始動補
助装置に関するものである。
従来、グロープラグを装備した車両用ディーゼル機関に
おいては、グロープラグの先端部表面温度をエンジンの
始動に適した温度(800℃以上)にするため、グロー
プラグのヒータに印加する電圧の印加時間をバッテリ電
圧及びエンジン冷却水温により制御する方式が採られて
いる。
しかるにこの方式であるとヒータ抵抗を小さくして急速
に温度上昇させる場合、最初の重臣印加は問題がないが
、もしエンジンが一回で始動せず、すぐに再始動を行な
うと、ヒータが冷却されないうちに電圧が最初の印加時
間にほぼ等しく(バッテリ電圧及び冷却水温がほぼ一定
とすると)印加されることになり、ヒータの温度がその
材料の溶融点を越え、溶断する恐れがあった。
本考案はこのような実情に鑑み、最初の印加時間の終了
後グロープラグが冷却するまでの所定時間内に再始動す
る場合はヒータに印加する電圧を下げてヒータの温度が
その溶融点まで達しないようにし、且つグロープラグの
温度を再始動時もある程度確保できるようにしたもので
ある。
以下、本考案を図面に基づいて実施例で詳述する。
第1図において、バッテリ1の十端子に接続した配線2
をスタータスイッチ3の一端と常開のリレースイッチ4
の一端とに接続する。
リレースイッチ4の他端はエンジンの燃焼室ごとに設け
られたグロープラグ5,6,7.8の各一方の端子に接
続し、またグロープラグ5〜8の各他方の端子はバッテ
リ1の一端子に接続したアース配線9に接続する。
スタータスイッチ3の他端には配線10を接続し、この
配線から抵抗R1を介してグロープラグ5〜8の前記各
一方の端子に接続する。
図中Aは予熱タイマの構成部分であって、配線10とア
ース配線9との間に抵抗R2とコンデンサC1とを直列
に介挿し、抵抗R2とコンデンサC1との接続点mをコ
ンパレータ11の一側入力端子に接続する。
また、配線10とアース配線9との間に抵抗R3とツェ
ナーダイオードD1と抵抗R4とを直列に介挿し、抵抗
R4に対してはサーミスタで構成した水温センサR3を
並列に接続し、抵抗R3とツェナーダイオードD□との
接続点nをコンパレータ11の+側入力端子に接続する
コンパレータ11の出力端子はリレースイッチ12のリ
レーコイル12cを介してアース配線9に接続する。
リレースイッチ12はその入力側が配線10に接続され
、その出力側に常開の接点aと常閉の接点すとを有して
いる。
常開の接点aはパイロットランプ13を介してアース配
線9に接続すると共に、前記リレースイッチ4のリレー
コイル4cを介してアース配線9に接続する。
常閉の接点すはスタータモータ14の給電線15に介挿
した常開のリレースイッチ16のリレーコイル16cに
接続した後アースする。
図中Bは再予熱防止タイマの構成部分であって、前記常
閉の接点すをダイオードD3と抵抗R6とを直列に介挿
したうえでコンパレータ17の+側入力端子に接続する
そして、抵抗R6とコンパレータ17の+側入力端子と
の間の配線とアース配線との間にコンデンサC2と抵抗
R7とを並列に介挿する。
また、コンパレータ17の一側入力端子には配線10と
アース配線9との間に直列に介挿した抵抗R8,R9間
の分圧点を接続する。
コンパレータ17の出力端子は抵抗R1oとR11とを
直列に介挿してアース配線9に接続し、抵抗RIOj
R11間の分圧点をトランジスタ18のベース端子に接
続する。
トランジスタ18のコレクタ端子は前記コンパレータ1
1の+側入力端子に接続し、エミッタ端子はアース配線
9に接続する。
図中Cはグロープラグの断線検知回路であって、前記抵
抗R1とグロープラグ5〜8の各一方の端子との接続点
Zをコンパレータ20の一側入力端子に接続し、また配
線10とアース配線9との間に抵抗R1□とR15と直
列に介挿し、抵抗R1□、R13間の分圧点をコンパレ
ータ20の+側入力端子に接続する。
コンパレータ20の出力端子は断線表示用のパイロット
ランプ21を介して前記リレースイッチ12のb接点と
リレーコイル16cとの間の配線に接続する。
かかる構成において、スタータスイッチ3をONすると
、抵抗R4を介してコンデンサC1に充電され始め、充
電初期にはm点の電位が低いため、コンパレータ11の
出力はHレベルとなり、リレーコイル12cが励磁され
てリレースイッチ12のa接点が閉じる。
従って、パイロットランプ13が点灯し、同時にリレー
コイル4cが励磁されてリレースイッチ4がONするの
でグロープラグ5〜8に通電され予熱を開始する。
この予熱時間はタイマAの水温センサR6の抵抗値の変
化として検知される冷却水温、及びツェナーダイオード
D1で検知されるバッテリ1の電圧により第2図の如く
決定される。
つまり、コンデンサC1の充電に伴なってm点の電位が
上昇し、これがn点の電位より犬となればコンパレータ
11の出力がLレベルに反転し、この結果リレーコイル
12cが消磁されてリレースイッチ12のa接点が開き
、b接点が閉じる。
a接点が開けばパイロットランプ13が消灯し、同時に
リレーコイル4cが消磁されてリレースイッチ4がOF
Fし、予熱を完了するが、完了後もスタータスイッチ3
から電歪降下用の抵抗R1を介してグロープラグ5〜8
に通電される。
従ってこのときにはグロープラグ5〜8への印加型モが
低下し、グロープラグ5〜8の温度を始動に適した温度
に保持し、且つそれらのヒータの溶断を防止する。
また、リレースイッチ12のb接点が閉じるので、リレ
ーコイル16Cが励磁されてリレースイッチ16がON
L、、スタータモータ14に通電されてこれが駆動され
、従って予熱完了後自動的にエンジンが始動する。
また、b接点が閉じると、コンデンサC2が充電され、
コンパレータ17の出力がHレベルに反転し、トランジ
スタ18にベース電圧が印加されるので該トランジスタ
18が導通し、前記コンパレータ11の+側入力端子を
アース配線9に短絡させる。
この状態でエンジンが始動せず、一旦スタータスイツチ
3をOFFすると、コンデンサC2の電荷は抵抗R7を
介して放電を開始するが、放電の時定数C2R7を大き
くしておけば、コンパレータ17の出力がHレベルから
Lレベルに反転してトランジスタ18が不導通となるま
でに時間を必要とする。
従って、この時間内にスタータスイッチ3が再びONさ
れても、コンパレータ11はその+側入力端子がアース
あれでいるため、その出力は初めからLレベルとなる。
よって、リレースイッチ12はb接点を閉じたままであ
り、リレースイッチ4はOFFのままで、グロープラグ
5〜Bはスタータスイッチ3から抵抗R1を介して通電
されるので、印加電圧は低下し、従ってグロープラグ5
〜Bのヒータが溶断することはなく、且つまたそれらの
温度をある程度確保できる。
尚、この時間(再予熱防止タイマBの時間)はグロープ
ラグの種類にもよるが1〜2分に選定する。
断線検知回路Cは、スタータスイッチ3がONで、リレ
ースイッチ12のb接点がON従ってリレースイッチ4
がOFFのとき、即ちスタータモータ14の駆動時に動
作する。
そして、抵抗R1とグロープラグ5〜8との接続点Zの
電位が抵抗R12j R13の分圧点の電位より上昇し
た場合にコンパレータ20の出力がLレベルとなり、リ
レースイッチ12のb接点からパイロットランプ21に
電流が流れてコンパレータ20の出力端子にアースされ
、パイロットランプ21が点灯する。
ここで抵抗R12J R13の分匝電正はグロープラグ
5〜8のうち少くとも1つが断線したときに生じる前記
接続点Zの重臣上昇によってこれよりも低くなるように
設定してあり、従って断線時にパイロットランプ21が
点灯して断線を表示するわけである。
第3図は別の実施例を示し、再予熱防止タイマ時間が予
熱タイマ時間の例えば3〜5倍で良い場合に有効である
回路構成としては、第1図に示した抵抗R2の代わりに
充放電時定数変更回路りを用い、第1図に示したタイマ
Bの構成部分を廃止する。
尚、第3図では断線検知回路Cを省略しであるが、これ
は用いてもよい。
充放電時定数変更回路りは、コンデンサC1の充電時に
機能するダイオードD4と抵抗R14との直列回路と、
コンデンサC1の放電時に機能するダイオードD、と抵
抗R15との直列回路と、を並列に接続してなる。
かかる構成においては、スタータスイッチ3をONする
と、ダイオードD4及び抵抗R14を介、てコンデンサ
C1に充電され、主に充電の時定数C1R14によって
形まる時間内、コンパレータ11の出力がHレベルに保
持され、リレースイッチ12のa接点及びリレースイッ
チ4をONとしてグロープラグ5〜8により予熱を行な
い、前記時間の後コンパレータ11の出力がLレベルに
反転するとリレースイッチ12のb接点をON、 リ
レースイッチ4をOFFとしてスタータモータ14を駆
動する。
この状態でエンジンが始動せず、一旦スタータスイツチ
3をOFFすると、コンデンサC1の電荷は抵抗R15
及びダイオードD5を介して放電を開始するが、放電の
時定数ClR15の方が太きいため、コンパレータ11
の出力がLレベルからHレベルに反転するまでにより多
くの時間を必要とする。
従ってこの時間内にスタータスイッチ3が再びONされ
ても、コンパレータ11の出力は最初からLレベルに保
持されているので、リレースイッチ12はb接点をON
としてリレースイッチ4はOFFであるから、グロープ
ラグ5〜8はスタータスイッチ3から電圧降下用の抵抗
R1を介して通電されるわけである。
以上説明したように本考案によれば、エンジンの始動に
失敗した場合など、予熱完了後の一定時間内に再始動す
るときは、グロープラグへの印加電圧を下げて過度の温
度上昇を防止することができ、しかもそれらの温度をあ
る程度確保してすぐにスタータモータを駆動することが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は同上
実施例における予熱タイマの特性図、第3図は別の実施
例を示す回路図である。 1・・・バッテリ、3・・・スタータスイッチ、4,1
2゜16・・・リレースイッチ、5〜8・・・グロープ
ラグ、11.17,20・・・コンパレータ、14・・
・スタータモータ、A・・・予熱タイマ、B・・・再予
熱防止タイマ、C・・・断線検知回路、D・・・充放電
時定数変更回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バッテリよりグロープラグに常開のスイッチを介してバ
    ッテリ電圧を印加する第1の通電回路と、バッテリより
    グロープラグにスタータスイッチ及び抵抗を介して低電
    匡を印加する第2の通電回路と、前記スタータスイッチ
    の閉成により作動を開始して前記常開の接点を閉成し、
    且つその閉成時間を制御する予熱タイマと、前記スター
    タスイッチの閉成時で予熱タイマが作動停止状態にある
    時にスタータモータを駆動するスタータモータ駆動回路
    と、前記スタータスイッチの開放により作動を開始して
    予熱タイマを所定時間作動停止状態に保持する再予熱防
    止タイマとを備えたことを特徴とするグロープラグ付デ
    ィーゼル機関の始動補助装置。
JP1978005100U 1978-01-21 1978-01-21 グロ−プラグ付デイ−ゼル機関の始動補助装置 Expired JPS5827101Y2 (ja)

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JPS54111231U JPS54111231U (ja) 1979-08-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57153969A (en) * 1981-03-20 1982-09-22 Ngk Spark Plug Co Ltd Auxiliary starter device of diesel engine
JPS5943982A (ja) * 1982-09-04 1984-03-12 Ngk Spark Plug Co Ltd グロ−プラグの通電制御装置
JP6297908B2 (ja) * 2014-04-24 2018-03-20 日本車輌製造株式会社 エンジン作業機の始動方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727105U (ja) * 1971-04-10 1972-11-28

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