JPS5922279Y2 - エンジンの始動装置 - Google Patents

エンジンの始動装置

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Publication number
JPS5922279Y2
JPS5922279Y2 JP10319978U JP10319978U JPS5922279Y2 JP S5922279 Y2 JPS5922279 Y2 JP S5922279Y2 JP 10319978 U JP10319978 U JP 10319978U JP 10319978 U JP10319978 U JP 10319978U JP S5922279 Y2 JPS5922279 Y2 JP S5922279Y2
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JP
Japan
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starting
switch
circuit
preheating
engine
Prior art date
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Expired
Application number
JP10319978U
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English (en)
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JPS5520664U (ja
Inventor
正明 佐々木
喜洋 小川
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Publication date
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は吸入空気を加熱するために吸気マニホールド内に
配設されたインテークヒータを備えたエンジン殊にテ゛
イーゼルエンジンの始動補助装置に関する。
従来のこの種の始動補助装置においては、バッテリによ
り直接的にスターターを起動するための始動回路とは別
に、吸入空気を加熱させるインテークヒータを赤熱させ
るための予熱回路が設けてあり、始動時にキースイッチ
を予熱回路側に操作し、インテークヒータの赤熱状態が
始動のために十分になった頃をみはからってキースイッ
チを予熱回路側より始動回路側に切換操作を行ないスタ
ーターを起動させるようになっていた。
そのため、キースイッチの操作が上述のような切換操作
の必要があるために非常に煩わしいと共に、インテーク
ヒータの赤熱状態の判断を運転者の勘に依存していたの
で、上記のキースイッチの切換操作の良好なタイミング
を習得するには相当の熟練を要求されていた。
本案は上述の欠点に鑑み案出したもので、予熱の要、不
要にかかわりなく、キースイッチを始動接点に接続操作
することのみによって自動的に上記予熱の要、不要を選
択してスターターを起動し得るようにしたエンジンの始
動装置を提供するものである。
以下、本実施例を図について説明する。図はディーゼル
エンジンの始動装置を示すもので゛、1はバッテリ、2
はキースイッチで゛、21は同スイッチの可動接点、2
2はOFF接点、23はアクセサノーパーツへ給電する
アクセサリ−回路23 aに接続しているアクセサリ−
接点、24は始動回路側接点(以下、始動接点という)
を示している。
3は予熱回路で、吸気マニホールド(図示せず)内にあ
って、吸入空気を加熱するインテークヒータ4と接続し
ている。
5は始動回路で、エンジンを駆動するスターター6と直
列に接続している。
7はリレー装置8を配設した短絡回路で、リレー装置8
はその通電時に励磁コイル8aが作動し、リレー接点8
bを閉路するように戊っている。
9はインテークヒータ4の赤熱温度を検知するセンサー
で、ヒータの温度が設定温度に到達したときに、リレー
装置8に信号を送り、それにより同装置8へ通電させ作
動させるようになっている。
尚、上記センサー9の配設位置は吸気マニホールド内に
あって、インテークヒータ4の赤熱温度を容易に検知で
きる所であれば適当に選定できる。
10.11は予熱回路3および始動回路5とに、短絡回
路7の前方において配設された開閉スイッチで、スイッ
チ10はエンジンの水温等が設定温度に到達したときに
開放するものであり、スイッチ11はエンジンの水温等
が設定温度に到達したときに閉鎖するものであり、夫々
エンジンの水温等を検知する温度センサー12に連絡し
、温度センサー12の水温等の設定温度の検知に応動し
て作動するように構成されている。
尚、13は必要に応じて予熱回路3側に設けられる予熱
表示のための表示ランプである。
本案の実施例は上述の構成を有しているので、寒冷始動
時等においては、エンジンの水温等が設定温度以下の状
態にあるので、温度センサー12の働きによりスイッチ
10が閉鎖し、スイッチ11が開放しているから、キー
スイッチの可動接点21を始動接点24に接続すれば、
スイッチ10を介してインテークヒータ4が通電加熱さ
れ、ヒータの温度が設定温度に到達すると、センサー9
がそれを検知し信号をリレー装置8に送くるから、リレ
ー装置8にバッテリ1よりの電流が流れる。
この通電によって励磁コイル8aが作動し、それによっ
てリレー接点8bが閉路するから、バッテリ1からの電
流は短絡回路7を介してスターター6に流れる。
このため、スターター6はヒータ4の予熱作動に適合し
て起動しエンジンを駆動させるようになる。
次に、エンジンの水温等が設定温度以上であるような温
暖始動時には、温度センサー12の前述の寒冷時とは逆
の働きによりスイッチ10が開放しスイッチ11が閉鎖
しているから、キースイッチの可動接点21を始動接点
24に接続すれば、スターター6はダイレクトに起動さ
れる。
このように本願考案では、キースイッチの可動接点21
を始動接点24に接続操作するのみで、温度センサーに
より予熱の要・不要を自動的に選択し、即ちエンジンの
温度に適合させて、そのまま又はインテークヒーターを
加熱するなどの適切な始動方法でスターターを回転し、
エンジンを起動できる効果がある。
従って、従来装置のように、インテークヒータ4の適温
到達を勘によって推測してキースイッチの可動接点21
を図示しない予熱接点より始動接点に切換えて、スター
ター6を起動させる操作が不要になり、操作が極めて容
易で且つ確実で信頼性のある始動装置を提供できる効果
がある。
また、従来装置のようにキースイッチにおける予熱接点
およびそれに付属する回路配線も省略できるので、装置
、回路の構成がより簡潔に成り、安価で、量産に適した
始動装置を提供できる効果である。
更に、リレー装置8に遅延機能を備えさせるか、時限装
置(タイマー)を付加することによって、ヒータ7の予
熱時間をより十分なものとし、且つその赤熱をより確実
にしてからスターター6を起動することも可能となる。
尚、本実施例では予熱表示のために表示灯13を用いた
が、ブザー等の警報器を使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
図は本案の実施例を示す系統図である。 1:バッテリ、2:キースイッチ、3:予熱回路、4:
インテークヒータ、5:始動回路、6:スターター、7
:短絡回路、8:リレー装置、9:センサー、10゜1
1:スイッチ、12:温度センサー、24:始動接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キースイッチの始動接点に対して、吸気マニホールド内
    に配設されたインテークヒータの予熱回路と、スタータ
    と直列に接続する始動回路とを並列に配設し、且つ上記
    両回路の間に上記ヒータの設定温度到達を検知するセン
    サーに応動して閉路するリレー装置を有する短絡回路を
    設けると共に、上記予熱回路にはエンジンの水温等の設
    定温度到達を検知して開放するスイッチを、また上記始
    動回路には上記水温等の設定温度到達を検知して閉鎖す
    るスイッチを夫々配設したことを特徴とするエンジンの
    始動装置。
JP10319978U 1978-07-27 1978-07-27 エンジンの始動装置 Expired JPS5922279Y2 (ja)

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JP10319978U JPS5922279Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 エンジンの始動装置

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JP10319978U JPS5922279Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 エンジンの始動装置

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Publication Number Publication Date
JPS5520664U JPS5520664U (ja) 1980-02-08
JPS5922279Y2 true JPS5922279Y2 (ja) 1984-07-03

Family

ID=29043491

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JP10319978U Expired JPS5922279Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 エンジンの始動装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178456U (ja) * 1982-05-26 1983-11-29 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 内燃機関始動回路
JPH0413418Y2 (ja) * 1990-11-01 1992-03-27

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Publication number Publication date
JPS5520664U (ja) 1980-02-08

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