JPS5834287Y2 - 吸気加熱装置 - Google Patents

吸気加熱装置

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JPS5834287Y2
JPS5834287Y2 JP1977075910U JP7591077U JPS5834287Y2 JP S5834287 Y2 JPS5834287 Y2 JP S5834287Y2 JP 1977075910 U JP1977075910 U JP 1977075910U JP 7591077 U JP7591077 U JP 7591077U JP S5834287 Y2 JPS5834287 Y2 JP S5834287Y2
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JP
Japan
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intake air
power source
side terminal
vehicle power
timer
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JP1977075910U
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English (en)
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JPS543539U (ja
Inventor
広一 栗山
Original Assignee
日産デイ−ゼル工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の吸気加熱器の電気回路に関する。
ディーゼル機関等内燃機関の寒冷始動時に、機関吸気通
路に設けた加熱ヒータ或いは加熱バーナ等の吸気加熱器
により吸気を加熱してこれを機関に供給し、機関始動を
容易にすると共に暖機を促進し、結果として排気の白煙
を防止する吸気加熱装置が知られている。
かかる吸気加熱器は機関が充分に暖機された後は吸気の
機関充填効率との関係もあって吸気加熱をする必要がな
くなるから、従来は吸気加熱器と車両電源との間にリレ
ー接点を介装し、該リレー接点の保持回路中に機関冷却
水温度を感知するサーモセンサを接続して暖機後リレー
接点を開くことにより吸気加熱を停止していた。
又、吸気加熱器の電源と接点保持回路の電源とを車両電
源に求めていた。
従って、サーモセンサは往時使用により劣化して吸気加
熱時間が不次分になる等精度に劣るようになり、又暖機
時間は外気温度によっては30分〜1時間にも及ぶこと
があるため、電源を車両電源にのみ求めているものにあ
っては、該車両電源がへたってし1う欠点があった。
本考案は従来のものの上記欠点に鑑み、接点保持回路中
に任意の時間をセットできるタイマを介装して暖機時間
を所望時間だけ確実に行うことができるようにすると共
に、該回路の電源をジェネレータ等機関回転により電流
を供給する電源に求めたものである。
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図において、1は機関吸気通路に設けられた吸気加熱器
、2は吸気加熱器に通電していることを知らせるインジ
ケータでこれらは並列になって常開リレー接点3を介し
て車両電源4に接続され、リレー接点3がONになるこ
とにより吸気加熱器1が加熱されると同時にインジケー
タ2が点灯する加熱回路を構成している。
5は通電により接点を吸引して保持するリレーコイル、
6はメインスイッチでR1は予熱側端子、R2は始動側
端子、ACは通常運転用のAC端子、Bは車両電源4に
接続された端子である。
7は前記メインスイッチ6の接点6aを予熱側端子R1
へ接続時バッテリ4電圧がこれより低圧の後述するジエ
ネレータ100N端子に印加されることを防止するため
、ジェネレータ10からバッテリ4側への電流のみ許容
するよう接続されたダイオード、8は任意に通電時間を
変更可能なタイマ、9はレギュレータ、10は機関回転
によって発電するジェネレータである。
そしてメインスイッチ6の接片6aを予熱側端子R1又
は始動側端子R2に接続することにより車両電源4から
の電流がリレーコイル5に供給される接点吸引回路を形
成する。
又機関始動によりレギュレータ9から供給される電流は
タイマ8、ダイオード7、予熱側接点R1を介してリレ
ーコイル5に供給される接点保持回路を形成する。
次に上記構成の作動を説明する。
寒冷地の機関始動に際七、まずメインスイッチ6を予熱
側端子R1に接続する。
するとリレーコイル5が車両電源4からの電流により励
磁されて常開リレー接点3を閉じる。
このため車両電源4からの電流が該接点3を通って吸気
加熱器1を加熱して発熱させ、同時にインジケータ2を
も点灯する。
吸気加熱器1が充分に予熱された時点でメインスイッチ
6を始動位置R2に切換えると、リレーコイル5が引続
き励磁されてリレー接点3を閉じ吸気加熱器1に電流が
流れて吸気を加熱すると共に、図示されていないスター
タに電流が流れて機関を始動する。
機関始動後メインスイッチ6をAC端子に接続する。
するとリレーコイル5には車両電源4の励磁電流が断た
れ1代りに予め所定時間通電するようにセットしておい
たタイマ8を介して、機関始動により電流を供給するジ
ェネレータ100N端子からタイマ8がOFF’になる
まで電流が供給されて励磁し、接点3をON状態に保持
し上記吸気加熱器1への通電を継続し、同時にインジケ
ータ2を点灯し続ける。
この場合ジェネレータ100N端子電圧は車両電源4の
電圧の約半分に近いため、リレーコイル50通電による
接点吸引力としては不足するが、接点吸引後の接点保持
力としては充分である。
万が一機関始動直後にリレー接点保持電圧に1でジェネ
レータ100N端子電圧が上がらない場合には、リレー
接点3がOFFになりインジケータ2が消えることがあ
っても、そのときは一度メインスイッチ6の接点6aを
予熱側端子R1に倒してリレー接点3を車両電源4の電
圧で再吸引した後、充分な電圧に上昇するのを待って(
わずかな時間に過ぎない)、又AC端子に戻せばよい。
タイマ8は設定時間経過するとOFFになり、接点保持
回路を開いてリレーコイル5を消磁する。
このためリレー接点3が開いて加熱器1の通電が断たれ
ると同時にインジケータ2が消灯される。
又、機械回転が停止するとジェネレータ10の出力電圧
もなくなるのでリレーコイル5が消磁され、上記と同様
に吸気加熱が停止される。
従って吸気加熱の行なわれる時間はタイマ80セット時
間であり、その時間は運転者の任意によるものである。
セット時間を外気温度に応じた暖機時間にすればよい。
充分に暖機された場合或いは車両走行開始時が昔だタイ
マセット時間内にあるようなときは、タイマ8をOFF
位置に戻して吸気加熱を停止することもできる。
以上説明したように本考案によれば、吸気加熱器の発熱
を車両電源電圧で行い、該加熱器の加熱状態を維持する
ためのリレー接点保持作用を機関回転により生じる電正
源によって行わしたので、吸気加熱に使用される車両電
源電圧が小さく、長時間吸気加熱による該車両電源のへ
たりを防止できる。
又、吸気加熱回路を開閉するリレー接点保持回路をタイ
マにより開閉するようにしたので従来のサーモスイッチ
を用いたものに比べ吸気加熱時間を任意に設定できると
共に正確であり耐久性がある。
車両走行時の吸気加熱等はタイマのリセットにより防止
することもできる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の吸気加熱装置の電気回路図である。 1・・・吸気加熱器、2・・・インジケータ、3・・常
開リレー接点、4・・・車両電源、5・・・リレーコイ
ル。 6・・・メインスイッチ、8・・・タイマ 10・・・
ジェネレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リレーの接点を介して車両電源を機関吸入空気の加熱器
    及びインジケータに接続する吸気加熱回路と、前記車両
    電源に接続された接片が予熱側端子と始動側端子とに切
    換自由なメインスイッチと、前記リレーのコイルに前記
    メインスイッチの始動側端子との接続を介して車両電源
    を接続する接点吸引回路と1機関回転により電流を供給
    する電源を通電時間の変更可能なタイマーと前記メイン
    スイッチの予熱側端子と該タイマーから予熱側端子方向
    への電流のみ許容するダイオードを介して前記リレーの
    コイルに接続する接点保持回路と、を備えたことを特徴
    とする吸気加熱装置。
JP1977075910U 1977-06-13 1977-06-13 吸気加熱装置 Expired JPS5834287Y2 (ja)

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JP1977075910U JPS5834287Y2 (ja) 1977-06-13 1977-06-13 吸気加熱装置

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JPS543539U JPS543539U (ja) 1979-01-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58146859U (ja) * 1982-03-29 1983-10-03 株式会社小松製作所 発電機用エンジンの吸気加熱装置
JPS6097829U (ja) * 1983-12-07 1985-07-03 株式会社アイジー技術研究所 建築用パネル
JPH082294Y2 (ja) * 1988-07-29 1996-01-24 松下電工株式会社 建築板

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JPS5330568Y2 (ja) * 1974-07-08 1978-07-31

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JPS543539U (ja) 1979-01-11

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