JPH0437259Y2 - - Google Patents

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JPH0437259Y2
JPH0437259Y2 JP1985164114U JP16411485U JPH0437259Y2 JP H0437259 Y2 JPH0437259 Y2 JP H0437259Y2 JP 1985164114 U JP1985164114 U JP 1985164114U JP 16411485 U JP16411485 U JP 16411485U JP H0437259 Y2 JPH0437259 Y2 JP H0437259Y2
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JP
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intake air
cooling water
water temperature
air heating
transistor
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は内燃機関の吸気加熱装置に関する。
<従来の技術> 内燃機関では暖機促進、混合気の各気筒への分
配性の向上等を図るために吸入空気若しくは混合
気(以下、吸気と呼ぶ)を加熱するようにしてい
る。かかる従来例を第2図に示す(特開昭53−
59130号公報参照)。
すなわち、吸気通路1の吸気絞弁2上流に設け
られた燃料噴射弁3からの噴射燃料と吸気空気と
の混合気は正特性サーミスタからなる吸気加熱ヒ
ータ4を介して機関5に供給される。
前記吸気加熱ヒータ4は機関冷却水温度を検出
する水温センサ6からの検出信号に基づいて作動
する。具体的には冷却水温度が例えば70℃未満の
ときには水温センサ6の検出信号を入力する比較
器7の出力が“L”となる。これにより、第1ト
ランジスタ8がオフされるため第2トランジスタ
9のベース電圧が“H”となり第2トランジスタ
9がオンされる。
このようにして、リレー10のコイル10aに
通電されてリレー接点10bが閉結されるため吸
気加熱ヒータ4に通電され吸気が加熱される。
一方、冷却水温度が70℃以上になると、比較器
7の出力が“H”となり第1トランジスタ8がオ
ンとなる。これにより第2トランジスタ9のベー
ス電圧が“L”となるため、第2トランジスタ9
がオフされリレー10のコイル10aへの通電が
停止される。
このようにして、リレー接点10bが閉結され
吸気加熱ヒータ4への通電が停止されるため、吸
気加熱作動が停止する。
尚、11は電流制限用抵抗、12は比較器7、
第1トランジスタ8等を収納するコントロールユ
ニツト、13はエアクリーナ、14は触媒装置、
15はマフラである。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、このような従来の吸気加熱装置
においては、水温センサ6の検出バラツキを考慮
し暖機途中の冷却水温度70℃以下で吸気加熱ヒー
タ4を作動させるようにしているので、冷却水温
度が70℃付近から暖機完了時の冷却水温度例えば
80℃付近(冷却水循環通路に取付けられたサーモ
スタツトが開弁する作動温度)までは吸気加熱が
なされずバツクフアイヤ、ヘジテーシヨン等の運
転性の悪化を招くという問題があつた。また、水
温センサ6の検出温度が80℃になつたときに吸気
加熱ヒータ4への通電を停止することも考えられ
るが、通電を停止する設定温度を略80℃に設定す
ると、水温センサ6の検出バラツキにより前記設
定温度が80℃を越えた場合には暖機完了後にも吸
気加熱センサ4に通電が継続して行われ電力を浪
費するという不具合が発生する。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたも
ので、水温センサに検出バラツキが生じても略暖
機完了まで吸気を加熱できる内燃機関の吸気加熱
装置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> このため、本考案は、機関の冷却水循環通路に
ラジエータへの冷却水循環を制御するサーモスタ
ツトを備えると共に、吸気を加熱する吸気加熱手
段と、機関の冷却水温度を検出する冷却水温度検
出手段と、該冷却水温度が前記サーモスタツトが
開弁する作動温度よりも低い所定値に達したとき
に計時を開始する計時手段と、該計時手段の出力
信号に基づいて冷却水温度が前記作動温度に到達
する略所定時間経過したときに前記吸気加熱手段
の作動を停止する吸気加熱停止手段と、を備える
ようにした。
<作用> このようにして、暖機時機関温度が所定値に達
した後所定時間経過するまでは吸気加熱手段を作
動され、吸気を加熱するようにした。
<実施例> 以下に、本考案の一実施例を第1図に基づいて
説明する。尚、従来例の同一要素には第2図と同
一符号を付して説明を省略する。
図において、比較器7の出力信号が計時手段と
してのタイマ回路21に入力されている。タイマ
回路21は前記比較器7の出力信号が“L”のと
きには“L”信号を第1トランジスタ8に出力す
る。一方、タイマ回路21は、前記比較器7の出
力が“H”に切換わつた時点から計時を開始し所
定時間(例えば3分間)経過した後に第1トラン
ジスタ8に“H”信号を出力し、その後比較器7
の出力が“H”の間“H”信号を第1トランジス
タ8に出力する。また、タイマ回路21はエンジ
ンキースイツチがオフされることによりリセツト
される。ここで、温度センサ6を通過する機関冷
却水は冷却水循環通路(図示せず)を介してラジ
エータに導入されるようになつており、冷却水循
環通路にはサーモスタツトが取付けられている。
前記サーモスタツトは冷却水温度が約80℃以上に
なつたときに冷却水をラジエータに導入するよう
になつている。また、前記所定時間は冷却水温度
が70℃から約80℃(サーモスタツトが開弁する作
動温度)まで上昇する時間に設定されている。こ
こでは、第1トランジスタ8と第2トランジスタ
9とリレー10により吸気加熱停止手段が構成さ
れる。
次に作用を説明する。
機関冷却水温度が70℃未満のときには冷却水温
度検出手段としての水温センサ6の検出信号を入
力する比較器7の出力が“L”に維持されるた
め、タイマ回路21の出力が“L”となる。これ
により、第1トランジスタ8がオフされ第2トラ
ンジスタ9がオンとなりリレー10のリレー接点
10bを介して吸気加熱手段としての吸気加熱ヒ
ータ4に通電され吸気が加熱される。
そして、冷却水温度が70℃になると、比較器7
の出力が“H”となりタイマ回路21が計時を開
始する。この計時期間中タイマ回路21の出力
“L”となり上記と同様に第2トランジスタ9が
オンされ吸気加熱ヒータ4に通電され吸気加熱が
行なわれる。
そして、所定時間(例えば3分間)経過すると
タイマ回路21の出力が“H”となり第1トラン
ジスタ8がオンされるため、第2トランジスタ9
のベース電圧が“L”となり第2トランジスタ9
がオフされる。したがつて、リレー10のリレー
接点10bが開結され、吸気加熱ヒータ4への通
電が停止され吸気加熱作動が停止される。
以上説明したように、冷却水温度が70℃になつ
てから所定時間吸気加熱を行なうようにしたの
で、この期間に冷却水温度が暖機完了となる例え
ば80℃まで上昇する。このため、温度センサ6の
検出バラツキを考慮して比較器7の出力が“H”
となる冷却水温度を70℃に設定しても略暖機完了
時点まで吸気加熱を行なうことができるので、暖
機運転中のバツクフアイヤ、ヘジテーシヨン等の
運転性の悪化を防止できる。また、ホツトリスタ
ート時においてもタイマ回路21の出力により所
定時間吸気加熱が行なわれるため、バツクフアイ
ヤ、ヘジテーシヨン等の運転性の悪化を防止でき
る。また、冷却水温度が70℃に達した時点から所
定時間経過したときに吸気加熱ヒータ4への通電
が停止されるので、温度センサ4に検出バラツキ
が発生しても所定時間経過後換言すれば暖機完了
後に吸気加熱ヒータ4への通電の停止が確実に行
われるため、電力の浪費を確実に防止できる。
<考案の効果> 本考案は、以上説明したように、機関の冷却水
温度が所定値に達した後所定時間経過したときに
吸気加熱作動を停止させたので、冷却水温度検出
手段の検出バラツキを考慮して前記所定値を暖機
完了時の温度より低く設定しても略暖機完了時点
まで吸気加熱を行なえるため、暖機運転中のバツ
クフアイヤ、ヘジテーシヨン等の運転性の悪化を
防止でき、さらに暖機完了後には吸気加熱作動が
確実に停止され無駄なエネルギ消費をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図は吸気加熱装置の従来例を示す構成図である。 4……吸気加熱ヒータ、6……温度センサ、8
……第1トランジスタ、9……第2トランジス
タ、10……リレー、21……タイマ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関の冷却水循環通路にラジエータへの冷却水
    循環を制御するサーモスタツトを備えると共に、
    吸気を加熱する吸気加熱手段と、機関の冷却水温
    度を検出する冷却水温度検出手段と、該冷却水温
    度が前記サーモスタツトが開弁する作動温度より
    も低い所定値に達したときに計時を開始する計時
    手段と、計時手段の出力信号に基づいて冷却水温
    度が前記作動温度に到達する略所定時間経過した
    ときに前記吸気加熱手段の作動を停止する吸気加
    熱停止手段と、を備えたことを特徴とする内燃機
    関の吸気加熱装置。
JP1985164114U 1985-10-28 1985-10-28 Expired JPH0437259Y2 (ja)

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JPS6272463U JPS6272463U (ja) 1987-05-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510054A (en) * 1978-07-10 1980-01-24 Nissan Motor Co Ltd Starting assisting apparatus of sub-chamber type diesel engine

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