JPS62184627A - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体レーザなどの元ビームを用いて信号を
記録再生する光学式情報記録再生装置に関するものであ
る。

従来の技術 光学的情報記録再生装置としては、例えば光感応性材料
を塗布又は蒸着した光ディスクを回転させておき、前記
光ディスクにレーザ光源等から光束を直径１μｍ程度に
絞った微小スポット光を照射し、その光出力強度を記録
信号で変調することによって光学ディスク上に凹凸によ
る位相変化あるいは反射率や透過率の変化などの光学的
特性変化としてリアルタイムでビデオ信号やディジタル
信号等の情報の記録が行え、かつ前記光学的特性変化を
検出することにより記録した情報の再生が行える装置が
提案されている。

かかる装置ではアドレス情報が凹凸による物理的形状の
変化としてプリフーマノトされ、データ部は半導体レー
ザ光の変調光により反射率や透過率の変化としてデータ
を前記光ディスクに記録している。前記の様に記録され
た信号を再生する際にアドレス部とデータ部の記録形態
の違いによりそれぞれの再生信号の振幅及び周波数特性
がまったく異なっている。そのためアドレス部とデータ
部の２系統の信号処理回路が必要である。前記２信号を
出力すると、出力用ドライブ回路、入力用レシーブ回路
が２系統必要となりコスト上不利である。よって２信号
を組み合わせて１信号とし処理することが考えられる。

この２信号の切り換え処理として一般に用いられている
のが第４図のブロック図に示す構成であり、第６図はそ
のタイミング図である。

元ディスクより再生された再生信号Ａは、データ部用処
理回路２とアドレス部用処理回路３に供給され、それぞ
れの特性に合った信号処理が行われ２値化される。２値
化されたアドレス信号は、アドレス読み取り回路６よシ
復調され、アドレスが正確に読み取れているか否かの検
証が行われ、アドレス読み取り信号Ｆがアドレスデータ
切り換え信号検出回路９に入力されアドレスデータ切り
換え信号りを生成しこの信号を用いてデータ部とアドレ
ス部の切り換えを行う。なおアドレスデータ切り換え信
号りは、アドレス部（１）についてのアドレス読み取り
回路５の出力であるアドレス読み取り信号Ｆを基準とし
てクロックが所定時間カウントされることによりアドレ
ス部（２）の部分の切９換え信号が生成される。以下同
様にこの動作を繰り返しアドレスとデータの切り換えを
行う。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、モータージッターや光ディ
スクの面振れ・偏心などにより時間軸上でのずれが生じ
、アドレスデータ切り換え信号が再生信号Ａのアドレス
部かデータ部の途中で切り換わり安定に出力することが
出来ない。

本発明は、かかる点を鑑みてなされたもので、アドレス
部とデータ部との切り換えを安定で精度よく行える光学
式情報記録再生装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点を解決するために、アドレスデータ
切り換え信号を生成するのに、再生信号のエンベロープ
信号とアドレス読み取り信号より所定時間カウントして
作成したゲート信号の双方を利用して、アドレスデータ
切り換え信号を生成しアドレス部とデータ部の切り換え
を行うものである。

作　　用 本発明は上記した構成により、再生信号のアドレス部の
絶対位置を規定するエンベロープ信号と、前記エンベロ
ープ信号のモータージッター成分やディスクの偏心面振
れ等による変動分を許容する時間幅を持ったゲート信号
とを用いてアドレス部とデータ部の切り換えを安定に制
御する。

実施例 第１図は本発明の光学式情報記録再生装置のアドレス部
とデータ部の切り換えを行う一実施例のブロック図であ
る。第１図において、再生信号Ａはデータ部用処理回路
２とアドレス部用処理回路３とエンベロープ検出回路４
に供給される。データ部用処理回路２ではデータ信号の
周波数特性や振幅特性に合った処理を行い二値化されア
ドレスデータ切り換え回路８に入力される。アドレス部
用処理回路３では、アドレス信号の周波数特性や振幅特
性に合った処理を行い二値化されアドレスデータ切シ換
え回路８とアドレス読み取シ回路５に供給される。アド
レス読み取り回路６ではアドレスの復調とアドレスが正
確に読み取れているが否かの検証が行われ、ゲート信号
生成回路６に入力される。ゲート信号生成回路６では、
読み取られたアドレスから次のアドレスまでの相対的な
位置関係より所定時間をカウントしゲート信号を生成し
アドレスデータ切り換え信号検出回路７に入力される。

一方エンベロープ検出回路では、アドレスの絶対位置を
規定するために再生信号へのエンベロープ信号を生成し
アドレスデータ切り換え信号検出回路７に入力される。

アドレスデータ切り換え信号検出回路７ではゲート信号
Ｃとエンベロープ信号Ｂを用いてアドレスデータ切り換
え信号りを生成する。このアドレスデータ切シ換え信号
りはアドレスデータ切り換え回路８でアドレス部とデー
タ部の切り換えに利用され出力信号Ｅを出力する。

第３図は第１図に示した一実施例のアドレス部用処理回
路３とデータ部用処理回路２の具体的な構成例を示すブ
ロック図である。

アドレス部用処理回路３では再生信号Ａをヘッドアンプ
１０により増幅し、アドレス信号の信号帯域外の周波数
成分を除去するローパスフィルター（１）１１を通り、
コンパレータ０）１２に入力され基準値と比較して二値
化しアドレス信号を送出する。

データ部用処理回路２ではヘッドアンプ１ｏにより増幅
された信号が、ローパスフィルター（２）１３に入力さ
れ、データ信号の信号帯域外の周波数成分を除去し、イ
コライザー１４に入力される。ここでは記録媒体そのも
のが周波数特性を持っているためこれを補償しコンパレ
ーター？）１５に入力され基準値と比較して二値化しデ
ータ信号を送出する。

第２図は第１図に示した実施例装置各部のタイミンク図
である。再生信号Ａよりエンベロープ信号Ｂが作られる
。またアドレス部よりアドレス読み取り信号Ｆが得られ
ゲート信号Ｃを生成する。

このゲート信号Ｃのイウはアドレス部１のアドレス読み
取り信号アを基準としてクロックが所定時間カウントし
得られる。このゲート信号のイの部分でアドレス部のエ
ンベロープの立ち上がりをそしてつの部分でアドレス部
のエンベロープの立ち下がりを検出してアドレスデータ
切り換え信号りを生成する。なおゲート信号Ｃの”ＨＩ
＋レベルの幅はモータージッターや元ディスクの振心面
振れを吸収するに十分な時間幅を設定しエンベロープ信
号Ｂのアドレス部の立上がり及び立下がりがゲート信号
Ｃのレベル”Ｈ”の位置からずれない様に構成している
。上記アドレスデータ切り換え信号りにより二値化きれ
たアドレスとデータの切り換えを行い出力信号Ｅを得る
。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、きわめて安定にか
つ精度よくアドレス部とデータ部の切換えが出来実用的
効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるアドレスデータ切り
換え部のブロック図、第２図は同実施例における信号の
タイミング図、第３図は同実施例におけるアドレス部用
処理回路とデータ部用処理回路の具体例を示すブロック
図、第４図は従来のアドレスデータ切り換え部のブロッ
ク図、第５図はその信号のタイミング図である。 ２・・・・・・データ部用処理回路、アドレス部用処理
回路、４・・・・・・エンベロープ検出回路、６・・・
・・・アドレス読み取り回路、６・・・・・ゲート信号
生成回路、７・・・・・・アドレスデータ切り換え信号
検出回路、８゜・・・・・・アドレスデータ切り換え回
路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名＼　
　　　　１１：）４１　　　　　　Ｑ　　　　　　ロ　
　　　　田区

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　再生信号特性が異なる記録方式でそれぞれ記録される
   アドレス領域とデータ領域を有する光ディスクから再生
   されたアドレス信号を、このアドレス信号の再生信号特
   性に応じて２値化するアドレス用処理回路と、前記光デ
   ィスクから再生されたデータ信号を、このデータ信号の
   再生信号特性に応じて２値化するデータ用処理回路と、
   再生信号のエンベロープを検出するエンベロープ検出回
   路と、前記２値化されたアドレス信号を基準にして、前
   記エンベロープ信号のアドレス信号部の立上り、立下り
   を取り出すためのゲート信号を生成するゲート信号完成
   回路と、前記エンベロープ信号とゲート信号により生成
   されたアドレスデータ切換信号によりアドレス用処理回
   路とデータ処理回路の出力を切換えるアドレスデータ切
   換え回路とを備えた光学式情報記録再生装置。