JP2776406B2 - 再生デジタルデータのad変換装置 - Google Patents
再生デジタルデータのad変換装置Info
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- JP2776406B2 JP2776406B2 JP13801195A JP13801195A JP2776406B2 JP 2776406 B2 JP2776406 B2 JP 2776406B2 JP 13801195 A JP13801195 A JP 13801195A JP 13801195 A JP13801195 A JP 13801195A JP 2776406 B2 JP2776406 B2 JP 2776406B2
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- voltage comparator
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルデータ信号を
記録または再生する光ディスク装置に関する。
記録または再生する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、(1,7)符号を使用し、光磁
気ディスクを用いた記録再生装置の構成を示すブロック
図である。
気ディスクを用いた記録再生装置の構成を示すブロック
図である。
【0003】光ヘッド1のレーザ光は光ディスク8に照
射され、再生時の光ディスク8からの反射光はプリアン
プ2で増幅され、データ検出部3を経て復調器4へ入力
される。7はディスクモータで、光ディスク8を回転さ
せる。
射され、再生時の光ディスク8からの反射光はプリアン
プ2で増幅され、データ検出部3を経て復調器4へ入力
される。7はディスクモータで、光ディスク8を回転さ
せる。
【0004】記録時には変調器6によってデジタル変調
された信号がレーザ駆動回路5に入力され、光ディスク
8にレーザ光が照射される。レーザ駆動回路5ではデジ
タルデータのハイレベル期間に、レーザの光出力が媒体
の記録感度以上となる電流値を得るよう駆動する。
された信号がレーザ駆動回路5に入力され、光ディスク
8にレーザ光が照射される。レーザ駆動回路5ではデジ
タルデータのハイレベル期間に、レーザの光出力が媒体
の記録感度以上となる電流値を得るよう駆動する。
【0005】図4は、図2のデータ検出部3の従来の一
実施例を示す。波形等化器11の出力信号は、緩衝増幅
器13を経てAD変換器14へ入力される。AD変換器
14でアナログ・デジタル変換された信号は、ビタビ復
号器15に入力され最判定が行われて2値のデジタルデ
ータとして判別し、復調器4へ出力する。
実施例を示す。波形等化器11の出力信号は、緩衝増幅
器13を経てAD変換器14へ入力される。AD変換器
14でアナログ・デジタル変換された信号は、ビタビ復
号器15に入力され最判定が行われて2値のデジタルデ
ータとして判別し、復調器4へ出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に波形等化等の
(1,7)符号のアイパターンを示す。図3aでは、ア
イパターンの交流の中心と、アイパターンの零点とが一
致している。このような理想的なアイパターンの場合に
はAD変換器14への入力信号としては、波形等化器1
1の出力をコンデンサ12で交流結合した緩衝増幅器1
3の入力にAD変換器14のリファレンス電圧の上限値
VRTと下限値VRBの間の値で誤り率最小となる固定
電位を可変抵抗器18で与えればよい。しかし、実際に
は光磁気ディスク間の記録感度のばらつきや、機器間の
記録パワーのばらつき等により、図3b,cの例のよう
にアイパターンの交流中心と零点のずれが生じることが
ある。特に1トラック内の一部の期間だけ編集により書
換えられる場合には、図5aに示すようにアイパターン
の零点が変動し、AD変換器入力のバイアスが一致して
いない領域では後段の復調器4における再生データの誤
り率が悪化する。
(1,7)符号のアイパターンを示す。図3aでは、ア
イパターンの交流の中心と、アイパターンの零点とが一
致している。このような理想的なアイパターンの場合に
はAD変換器14への入力信号としては、波形等化器1
1の出力をコンデンサ12で交流結合した緩衝増幅器1
3の入力にAD変換器14のリファレンス電圧の上限値
VRTと下限値VRBの間の値で誤り率最小となる固定
電位を可変抵抗器18で与えればよい。しかし、実際に
は光磁気ディスク間の記録感度のばらつきや、機器間の
記録パワーのばらつき等により、図3b,cの例のよう
にアイパターンの交流中心と零点のずれが生じることが
ある。特に1トラック内の一部の期間だけ編集により書
換えられる場合には、図5aに示すようにアイパターン
の零点が変動し、AD変換器入力のバイアスが一致して
いない領域では後段の復調器4における再生データの誤
り率が悪化する。
【0007】本発明は上記の問題を解決するものであ
り、媒体の記録感度や記録レーザパワーのばらつき等に
よって再生アイパターンの交流中心とアイの零点との間
にレベル差が生じても、誤り率を悪化させることなくデ
ータの復調を可能とするAD変換装置を提供する。
り、媒体の記録感度や記録レーザパワーのばらつき等に
よって再生アイパターンの交流中心とアイの零点との間
にレベル差が生じても、誤り率を悪化させることなくデ
ータの復調を可能とするAD変換装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスク装
置の再生信号を波形等化する波形等化器と、この波形等
化器出力信号を2値化する電圧比較器と、2値化された
信号のハイレベルとローレベルの割合を誤差電圧として
発生する誤差増幅器と、波形等化器出力信号に前記誤差
増幅器出力の誤差電圧を重畳して出力する緩衝増幅器
と、緩衝増幅器出力信号を入力信号とするAD変換器と
で構成される。
置の再生信号を波形等化する波形等化器と、この波形等
化器出力信号を2値化する電圧比較器と、2値化された
信号のハイレベルとローレベルの割合を誤差電圧として
発生する誤差増幅器と、波形等化器出力信号に前記誤差
増幅器出力の誤差電圧を重畳して出力する緩衝増幅器
と、緩衝増幅器出力信号を入力信号とするAD変換器と
で構成される。
【0009】即ち、本発明によれば、光ディスク装置の
再生信号を波形等化する波形等化器と、波形等化器出力
を2値化する電圧比較器と、2値化された信号のハイレ
ベルとローレベルの割合を誤差電圧として発生する誤差
増幅器と、AD変換器とで構成され、波形等化器出力信
号に誤差電圧を重畳した信号を、電圧比較器及びAD変
換器の入力信号とし、電圧比較器の基準電圧としてAD
変換器の入力変換可能範囲内のDC電圧を与えることを
特徴とする再生デジタルデータのAD変換装置が得られ
る。
再生信号を波形等化する波形等化器と、波形等化器出力
を2値化する電圧比較器と、2値化された信号のハイレ
ベルとローレベルの割合を誤差電圧として発生する誤差
増幅器と、AD変換器とで構成され、波形等化器出力信
号に誤差電圧を重畳した信号を、電圧比較器及びAD変
換器の入力信号とし、電圧比較器の基準電圧としてAD
変換器の入力変換可能範囲内のDC電圧を与えることを
特徴とする再生デジタルデータのAD変換装置が得られ
る。
【0010】また、本発明によれば、前記再生デジタル
データのAD変換装置において、波形等化器の出力信号
を2値化する電圧比較器の基準電圧を、AD変換器のリ
ファレンス電圧の上限値及び下限値から抵抗分圧して供
給することを特徴とする再生デジタルデータのAD変換
装置が得られる。
データのAD変換装置において、波形等化器の出力信号
を2値化する電圧比較器の基準電圧を、AD変換器のリ
ファレンス電圧の上限値及び下限値から抵抗分圧して供
給することを特徴とする再生デジタルデータのAD変換
装置が得られる。
【0011】また、本発明によれば、前記再生デジタル
データのAD変換装置において、波形等化器出力信号よ
り再生クロック成分を抽出するPLLと、PLLへの入
力信号を生成するための電圧比較器とを備え、前記の電
圧比較器を、PLL入力信号生成電圧比較器と共用する
事を特徴とする再生デジタルデータのAD変換装置が得
られる。
データのAD変換装置において、波形等化器出力信号よ
り再生クロック成分を抽出するPLLと、PLLへの入
力信号を生成するための電圧比較器とを備え、前記の電
圧比較器を、PLL入力信号生成電圧比較器と共用する
事を特徴とする再生デジタルデータのAD変換装置が得
られる。
【0012】更に、本発明によれば、前記再生デジタル
データのAD変換装置において、電圧比較器の基準電圧
を前記の方法で供給することを特徴とする再生デジタル
データのAD変換装置が得られる。
データのAD変換装置において、電圧比較器の基準電圧
を前記の方法で供給することを特徴とする再生デジタル
データのAD変換装置が得られる。
【0013】
【作用】このような手段を備えた本発明では、波形等化
器出力におけるアイパターンの零点を電圧比較器の基準
電圧と等しくするよう負帰還ループを構成し、波形等化
器出力信号を受ける緩衝増幅器入力にバイアスが与えら
れる。バイアスの付加された波形等化器出力信号を受け
た緩衝増幅器出力信号をAD変換器入力信号とすること
でアイパターンの交流中心と零点のレベル差が生じて
も、AD変換器における零点の変動がないため、誤り率
の悪化のないAD変換が可能となる。
器出力におけるアイパターンの零点を電圧比較器の基準
電圧と等しくするよう負帰還ループを構成し、波形等化
器出力信号を受ける緩衝増幅器入力にバイアスが与えら
れる。バイアスの付加された波形等化器出力信号を受け
た緩衝増幅器出力信号をAD変換器入力信号とすること
でアイパターンの交流中心と零点のレベル差が生じて
も、AD変換器における零点の変動がないため、誤り率
の悪化のないAD変換が可能となる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0015】図1は、以下本発明に関するAD変換装置
の一実施例を示すブロック図である。本発明の従来例と
の相違点は、光ディスク装置のブロック図を示す図2に
おけるデータ検出部3の部分である。また、従来の実施
例の図4と同じ構成要素は同じ記号で表す。
の一実施例を示すブロック図である。本発明の従来例と
の相違点は、光ディスク装置のブロック図を示す図2に
おけるデータ検出部3の部分である。また、従来の実施
例の図4と同じ構成要素は同じ記号で表す。
【0016】図1において波形等化器11の出力信号は
コンデンサ12によって交流結合され緩衝増幅器13へ
入力される。緩衝増幅器13の出力信号は、一方は電圧
比較器20の反転入力へ他方はAD変換器14入力へそ
れぞれ接続される。電圧比較器20の非反転入力へはA
D変換器14のリファレンス電圧の上限値VRTと下限
値VRBとの間で分圧した電圧を印加するよう接続され
た可変抵抗器22により電圧比較器基準電圧30を与え
る。電圧比較器20の非反転出力信号は抵抗器24を経
て誤差増幅器である演算増幅器21の非反転入力へ、電
圧比較器20の反転出力信号は抵抗器23を経て演算増
幅器21の反転入力へそれぞれ接続される。演算増幅器
で21は、抵抗器25および27、コンデンサ26およ
び28で構成されるフィルタによって2値化された波形
等化器11の出力信号を平滑し抵抗器29を介して緩衝
増幅器13の入力へDCバイアスを与える。
コンデンサ12によって交流結合され緩衝増幅器13へ
入力される。緩衝増幅器13の出力信号は、一方は電圧
比較器20の反転入力へ他方はAD変換器14入力へそ
れぞれ接続される。電圧比較器20の非反転入力へはA
D変換器14のリファレンス電圧の上限値VRTと下限
値VRBとの間で分圧した電圧を印加するよう接続され
た可変抵抗器22により電圧比較器基準電圧30を与え
る。電圧比較器20の非反転出力信号は抵抗器24を経
て誤差増幅器である演算増幅器21の非反転入力へ、電
圧比較器20の反転出力信号は抵抗器23を経て演算増
幅器21の反転入力へそれぞれ接続される。演算増幅器
で21は、抵抗器25および27、コンデンサ26およ
び28で構成されるフィルタによって2値化された波形
等化器11の出力信号を平滑し抵抗器29を介して緩衝
増幅器13の入力へDCバイアスを与える。
【0017】図5に本発明の動作を示すアイパターンの
エンベロープと零点とを示す。図5aは、既に記録済み
の領域に再起録を行った場合の例である。図5の編集領
域として示す部分が再起録領域である。図5の一点鎖線
はアイパターンの交流中心を示し、鎖線はアイパターン
の零点を示す。図5aでは、編集期間の零点は交流中心
に対して−eのレベル差が存在し、編集期間以外の領域
では+dのレベル差が存在する。図5bは演算増幅器2
1の出力信号を示す。二点鎖線は電圧比較器20の基準
電圧30を示し実線が演算増幅器21の出力信号を示
す。演算増幅器21では非反転入力には2値化された波
形等化出力信号のハイレベルの反転成分が、反転入力に
は2値化された波形等化出力信号のローレベルの反転成
分がそれぞれ入力されている。したがって、編集期間で
は電圧比較器基準電圧30に対して+eが、編集期間以
外では−dがそれぞれ出力される。図5cは、演算増幅
器21の出力信号を抵抗器29を介してバイアスされた
緩衝増幅器13の出力信号におけるアイパターンのエン
ベロープと零点を示す。編集期間における−eのレベル
差は演算増幅器21の出力信号における+eで、編集期
間以外の+dのレベル差は演算増幅器21の出力信号に
おける−dでそれぞれ相殺され、アイパターンの零点は
電圧比較器20の基準電圧30に一致するよう動作す
る。本発明では、波形等化器11の出力信号の零点のレ
ベルを電圧比較器の基準電圧30に一致させるよう負帰
還ループを構成する。電圧比較器20の基準電圧30
を、AD変換器14のリファレンス電圧の上限値VRT
と下限値VRBの間で、AD変換後のデータを復調器4
で復調する際にデータ誤り率を最少とするような電圧値
に可変抵抗器22で設定しておく。この設定によりアイ
パターンの零点はAD変換器14において後段の復調器
4での誤り率最少となる電圧に常に固定されてAD変換
されるため、記録電流の変化によってアイパターンの零
点のレベルが変化してもAD変換器14入力では零点の
レベル変化がなく、AD変換時の零点の変動による誤り
率悪化が発生しない。
エンベロープと零点とを示す。図5aは、既に記録済み
の領域に再起録を行った場合の例である。図5の編集領
域として示す部分が再起録領域である。図5の一点鎖線
はアイパターンの交流中心を示し、鎖線はアイパターン
の零点を示す。図5aでは、編集期間の零点は交流中心
に対して−eのレベル差が存在し、編集期間以外の領域
では+dのレベル差が存在する。図5bは演算増幅器2
1の出力信号を示す。二点鎖線は電圧比較器20の基準
電圧30を示し実線が演算増幅器21の出力信号を示
す。演算増幅器21では非反転入力には2値化された波
形等化出力信号のハイレベルの反転成分が、反転入力に
は2値化された波形等化出力信号のローレベルの反転成
分がそれぞれ入力されている。したがって、編集期間で
は電圧比較器基準電圧30に対して+eが、編集期間以
外では−dがそれぞれ出力される。図5cは、演算増幅
器21の出力信号を抵抗器29を介してバイアスされた
緩衝増幅器13の出力信号におけるアイパターンのエン
ベロープと零点を示す。編集期間における−eのレベル
差は演算増幅器21の出力信号における+eで、編集期
間以外の+dのレベル差は演算増幅器21の出力信号に
おける−dでそれぞれ相殺され、アイパターンの零点は
電圧比較器20の基準電圧30に一致するよう動作す
る。本発明では、波形等化器11の出力信号の零点のレ
ベルを電圧比較器の基準電圧30に一致させるよう負帰
還ループを構成する。電圧比較器20の基準電圧30
を、AD変換器14のリファレンス電圧の上限値VRT
と下限値VRBの間で、AD変換後のデータを復調器4
で復調する際にデータ誤り率を最少とするような電圧値
に可変抵抗器22で設定しておく。この設定によりアイ
パターンの零点はAD変換器14において後段の復調器
4での誤り率最少となる電圧に常に固定されてAD変換
されるため、記録電流の変化によってアイパターンの零
点のレベルが変化してもAD変換器14入力では零点の
レベル変化がなく、AD変換時の零点の変動による誤り
率悪化が発生しない。
【0018】図6は、本発明の他の実施例を示すもので
ある。図6では、波形等化器11の出力信号を受けた緩
衝増幅器13の出力信号から再生クロック信号を抽出す
るPLLを設ける場合の実施例である。図5との相違点
はPLL31の追加と、電圧比較器20をPLL31の
入力信号生成のための電圧比較器と共用する点である。
アイパターンの零点のレベル差の相殺に関する動作は、
前記図1の動作と同じである。
ある。図6では、波形等化器11の出力信号を受けた緩
衝増幅器13の出力信号から再生クロック信号を抽出す
るPLLを設ける場合の実施例である。図5との相違点
はPLL31の追加と、電圧比較器20をPLL31の
入力信号生成のための電圧比較器と共用する点である。
アイパターンの零点のレベル差の相殺に関する動作は、
前記図1の動作と同じである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光ディス
ク装置の再生信号を波形等化する波形等化器と、この波
形等化器出力信号を2値化する電圧比較器と、2値化さ
れた信号のハイレベルとローレベルの割合を誤差電圧と
して発生する誤差増幅器と、波形等化器出力信号と前記
誤差増幅器出力の誤差電圧を重畳して出力する緩衝増幅
器と、緩衝増幅器出力信号を入力信号とするAD変換器
とで構成され、前記電圧比較器の基準電圧としてAD変
換器の入力可変可能範囲内のDC電圧を与えることで、
デバイス媒体の記録感度のばらつきや記録電流のばらつ
きによって再生アイパターンの交流中心と零点のレベル
差が発生した場合でも誤り率の悪化がなく、信頼性の高
い信号再生を可能とする。
ク装置の再生信号を波形等化する波形等化器と、この波
形等化器出力信号を2値化する電圧比較器と、2値化さ
れた信号のハイレベルとローレベルの割合を誤差電圧と
して発生する誤差増幅器と、波形等化器出力信号と前記
誤差増幅器出力の誤差電圧を重畳して出力する緩衝増幅
器と、緩衝増幅器出力信号を入力信号とするAD変換器
とで構成され、前記電圧比較器の基準電圧としてAD変
換器の入力可変可能範囲内のDC電圧を与えることで、
デバイス媒体の記録感度のばらつきや記録電流のばらつ
きによって再生アイパターンの交流中心と零点のレベル
差が発生した場合でも誤り率の悪化がなく、信頼性の高
い信号再生を可能とする。
【0020】本発明は、デジタル・サム・バリュー(D
SV)が一定値であるDCフリーの符号系に適用するの
が理想的であるが、実際には(1,7)符号のような疑
似DCフリー符号でも等化後の信号が2値で判別可能な
方法で波形等化を行い、信号処理においてDC再生等の
処理が不要で交流結合にて処理が可能であれば、十分な
効果が得られる。
SV)が一定値であるDCフリーの符号系に適用するの
が理想的であるが、実際には(1,7)符号のような疑
似DCフリー符号でも等化後の信号が2値で判別可能な
方法で波形等化を行い、信号処理においてDC再生等の
処理が不要で交流結合にて処理が可能であれば、十分な
効果が得られる。
【図1】本発明のAD変換装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】光ディスク記録装置のブロック図である。
【図3】波形等化後のアイパターンを示す図である。
【図4】従来のAD変換装置の一実施例を示すブロック
図である。
図である。
【図5】編集を行った場合の波形等化後のアイパターン
のエンベロープと零点を示す図である。
のエンベロープと零点を示す図である。
【図6】本発明のAD変換装置の他の実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 光ヘッド 2 プリアンプ 3 データ検出部 4 復調器 5 レーザ駆動回路 6 変調器 7 ディスクモータ 8 光ディスク 11 波形等化器 12,26,28 コンデンサ 13 緩衝増幅器 14 AD変換器 15 ビタビ復号器 18,22 可変抵抗器 20 電圧比較器 21 演算増幅器 23,24,25,27,29 抵抗器 30 電圧比較器基準電圧 31 PLL 32 再生クロック信号 VCC 正電源 VEE 負電源 VRT リファレンス電圧上限値 VRB リファレンス電圧下限値
Claims (4)
- 【請求項1】 光ディスク装置の再生信号を波形等化す
る波形等化器と、波形等化器出力を2値化する電圧比較
器と、2値化された信号のハイレベルとローレベルの割
合を誤差電圧として発生する誤差増幅器と、AD変換器
とで構成され、波形等化器出力信号に誤差電圧を重畳し
た信号を、電圧比較器及びAD変換器の入力信号とし、
電圧比較器の基準電圧としてAD変換器の入力変換可能
範囲内のDC電圧を与えることを特徴とする再生デジタ
ルデータのAD変換装置。 - 【請求項2】 請求項1に述べた再生デジタルデータの
AD変換装置において、波形等化器の出力信号を2値化
する電圧比較器の基準電圧を、AD変換器のリファレン
ス電圧の上限値及び下限値から抵抗分圧して供給するこ
とを特徴とする再生デジタルデータのAD変換装置。 - 【請求項3】 請求項1に述べた再生デジタルデータの
AD変換装置において、波形等化器出力信号より再生ク
ロック成分を抽出するPLLと、PLLへの入力信号を
生成するための電圧比較器とを備え、請求項1に記載す
る電圧比較器を、PLL入力信号生成電圧比較器と共用
する事を特徴とする再生デジタルデータのAD変換装
置。 - 【請求項4】 請求項3に述べた再生デジタルデータの
AD変換装置において、電圧比較器の基準電圧を請求項
2に記載する方法で供給することを特徴とする再生デジ
タルデータのAD変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13801195A JP2776406B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 再生デジタルデータのad変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13801195A JP2776406B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 再生デジタルデータのad変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08329607A JPH08329607A (ja) | 1996-12-13 |
JP2776406B2 true JP2776406B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=15211979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13801195A Expired - Fee Related JP2776406B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 再生デジタルデータのad変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2776406B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5056569B2 (ja) * | 2008-04-30 | 2012-10-24 | ソニー株式会社 | レベル制御装置 |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP13801195A patent/JP2776406B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08329607A (ja) | 1996-12-13 |
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