JPS62181113A - 複合成形体の製造方法 - Google Patents

複合成形体の製造方法

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JPS62181113A
JPS62181113A JP2474586A JP2474586A JPS62181113A JP S62181113 A JPS62181113 A JP S62181113A JP 2474586 A JP2474586 A JP 2474586A JP 2474586 A JP2474586 A JP 2474586A JP S62181113 A JPS62181113 A JP S62181113A
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molding
mold
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Nobunari Suzuki
鈴木 信成
Masaru Otsuka
勝 大塚
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Meiwa Corp
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Meiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産1」ぼり11分1− この発明は表皮層材料と基材材料とを圧縮成形して表皮
層付複合成形体を得る製造方法に関するものである。
従迷!口幻1 一対の成形型の下型の成形面に、正確に計量された溶融
状態にある基材材料を載置したのち、成形型を型締めし
て単一層の圧縮成形体を得る方法は知られている。
目が  しよ゛とする−  。
し力)シながら、従来の圧縮成形体にあっては、成形サ
イクルを短縮するために成形型の温度が比較的低温に保
たれていて、基材材料を成形面に載置したときのチャー
ジマークや、成形時の基材材料の流動によるフローマー
クが成形品の表面に残り外観を著しく劣化させていた。
このため、圧縮成形時に上型の成形面に表皮を位置させ
た状態で上記と同様の方法で圧縮成形して複合成形体を
得る方法を試みたが、表皮が破れやすい織布や不織布な
どの場合は圧縮成形時における基材材料の流動により布
が裂断して、裂目から基材材料が成形品の表面に現出し
たり、伸びのある編布の場合は、基材材料の流動により
部分的に引き伸ばされて、編目から基材材料が濡出した
り、編布にしわを発生させて成形品の外観を劣化させる
ことがあった。また1表皮にクッションシートが積層さ
れている場合、圧縮成形時にクッションシートが基材材
料の熱と流動により切断されたり、その気泡が部分的に
破壊され、成形型から取り出された複合成形体の表面は
、部分的に柔軟性が異なったり、クッションシートの弾
性回復に部分的な相違があって成形品の総厚さにむらを
生じ。
外形を見苦しいものとしていた。
間 点を解決するための手 この発明は、表皮または表皮とクッションシートとの積
層シートの裏面に保護フィルムが貼着されている表皮層
材料を、一対の成形型の上型の成形面、下型の成形面ま
たは上下の成形型の中間に位置させ、下型の成形面に直
接または表皮層材料を介して計量された溶融状態にある
基材材料を機械的に所定位置に分配載置したのち、成形
型を型締めして圧縮成形する表皮層付複合成形体の製造
方法であって、前記従来の問題点を解決することができ
た。
走度 表皮層材料の接合面に貼着された保護フィルムは1表皮
が破れやすい織布や不織布の場合は、圧縮成形時におり
る基材材料の流動に対してその耐熱性、平滑性および剪
断抵抗性によって表皮の裂断を保護し、かつ表皮層と基
はとの接着を強固なものとする。
また表皮が伸びのある編布の場合は、基材材料の流動に
対して、保護フィルムは編布の伸びを抑制して編目に基
材材料が入り込んだり、織布にしわを発生させることを
防止するとともに表皮層と基材との接着を強固にする。
さらに表皮にクッションシートが積層されている場合は
、保護フィルムをクッションシートの裏面に貼着するこ
とにより保護フィルムは基材材料の熱と流動によりクッ
ションシートが切断されたり、部分的にその気泡が破壊
されるのを防止するとともに、嵩高いクッションシート
により、キャビティが殆んど充満され基材材料の流域が
塞がれている状態での基材材料の流動を滑らかにし、か
つ前記と同様に表皮層と基材との接着を強固にする。
ス」[匹 □この発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図はたとえば乗用車のフロントシートバックパネル
をこの発明の複合成形□体の製造方法により製造すると
きの圧縮成形装置:の要部断面図であ乞。一対の成形型
の上型1と下型2との中間に表皮層材料4を、その表皮
が上型1の成形面に対向するように位置させ、下型2の
:成形面部分に溶融状態にある基材材料3を載置し、図
示していない加圧装置により上下の成形型1′、2を型
締めする圧縮成形法により、表皮層と基材が一体となっ
た複釡成形体を製造する。
基材材料3は、ポリエチレジ、ポリプロピレン、ABS
樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネートなどの熱可塑
性樹脂の単独またlよブレンド材料が使用される。それ
らの材料に、炭酸カルシウム、ガラス繊維などの無機質
の充填剤や補強材および木粉、繊維質材料などの有機質
の充填剤や補強材を含有させることも□可能である。さ
らに完全架橋前で加熱流動性のある熱硬化性の樹脂もし
くは各種ゴムも使用することができるに のような基材材料3は第2図に示したように押出成形f
illでの加熱、混練、溶融工程を経て。
計量シリンダ12内に一旦貯められ、縦・横方向自在に
曲るジヨイントアーム13を介し、パルスモータ14に
てダイ■5を縦横方向に動かし、規定量の1重量%以下
の高い精度をもって適正パターンでかつ適正重量分布で
チ□ャージすることのできる分配装置により、下型2上
に分配、II!置後油圧プレス16を作動させ、表皮層
材料4とともに上型1と下型2を型締めして複合成形体
が製造される。
たとえば池貝鉄工株式会社′製l5M−800型のスタ
ンピングモールディング装置を用いることにより、上述
の高い精度を得ることができる。
表皮層材料4は、第3図1のように表皮41と保護フィ
ルム43とから、または第4図のように表皮41、クッ
ションシート42および保護フィルム43から構成され
ていて、各構成シートは接着剤または熱融着により積層
一体化されている。
表皮41は、厚さ0.3乃至4.0mmの織布。
不織布、編布、カーペットなどの立毛様wi製品や、熱
可塑性合成樹脂フィルムまたはシートで、軟質塩化ビニ
ル樹脂、オレブイン系樹脂、オレフィン系熱可塑性エラ
ストマーなどが使用される。
クッションシート42は、ポリエチレンま□たはポリプ
ロピレンの発泡倍率10乃至30の高発泡シート、軟質
塩化ビニル樹脂の発泡倍率3乃至15の発泡シート、ウ
レタン樹脂の見掛は比重0.05乃至0.5の発泡シー
トなどで、厚さ1.5乃至6.5nwnで使用される。
保護フィルム43は溶融状態にある基材材料3と融着可
能で、かつ表皮41またはクッションシート42と熱融
着または接着剤を介して接着することのできるフィルム
であって、さらに基材材料3の熱と流動時の剪断応力に
より破損しないことが要求される。
このような理由から基材材料3がポリオレフィン系の材
料の場合は、保護フィルム43はゴム成分が30乃至7
0重量%であるオレフィン系熱可塑性エラス1−マーの
単独またはポリプロピレンとのブレンド物の厚さ0.2
乃至0.7喝のフィルムが使用される。この場合クッシ
ョンシート42がポリオレフィン系の高発泡体であると
、保護フィルム43とも熱融着で積層することができる
また基材材料3がABS樹脂であり、クッションシート
42が軟質塩化ビニル樹脂の発泡体である場合は、ゴム
成分が15乃至55重量%であるABS樹脂と塩化ビニ
ル樹脂とのブレンド物からなる保護フィルム43が使用
される。
複合成形体の成形は、はぼ室温に保たれた上型1と30
乃至50℃に保たれた下型2との中間に表皮層材料4を
上下の成形型の外方で保持するクランプにて位置させ、
下型2の所定成形面部分位置に適正量の基材材料3をダ
イ15から流出させて分配載置する。流出物は丸棒状、
長円棒状、角柱状もしくはシート状で、その温度は基材
材料3の種類により異なるが一般に150乃至230℃
である。
つぎに上型1と下型2とを油圧プレス16で型締めする
。型締力すなわちこの場合の圧縮成形圧力は成形品の加
圧方向の成形品投影面積1平方センチメートル当り50
乃至100kgでJ射出成形の場合の半分以下である。
型締めにより基材材料3は下型2の成形面と保護フィル
ム43の中間を流動して上下の成形型1,2で形成され
るキャビティの端末に至る。キャビティの端末において
上型1と下型2はたとえば第5図に示したように上下の
成形型の分割面21.22とは別に、基材材料3の成形
領域外周端23に接して、加圧方向に対して2乃至15
°の抜き勾配を有する面に沿って互いに近接対峙する側
壁24.25が設けられている。それらの側壁24.2
5間の型締め時の隔たりは、成形特圧縮された表皮層材
料4の厚さとほぼ同一で、側壁24.25の加圧方向で
の長さは5乃至15III11である。この側壁24.
25の作用により、表皮層材料4を介して上下の成形型
1.2を型締めしても基材材料3は前記のように適正量
が所定位置に分配されているのでその成形領域外に漏出
することはない。
このように圧縮成形された複合成形体は、僅かな加圧冷
却時間を経たのち、上下の成形型1,2を型開きして取
り出される。上下の成形型1,2は室温もしくは比較的
低温に保たれているので。
加圧冷却時間は5乃至40秒で充分である。
取り出された複合成形体の不要表皮層材料部分をトリミ
ングするか、基材の裏面に巻き返して接着剤または打ち
込みくぎで固定すると完成品が得られる。
なお別の実施例として第6図のように、上型1の成形面
に多数の排気孔6を削孔し、それらの各他端を通孔7に
連通させ1通孔7を排気用パイプ8を介して図示してい
ない真空ポンプに接続して。
クランプ5で保持され予熱されている表皮層材料4を上
型lの成形面に真空成形し、そのまま成形面に保持させ
た状態で、前記と同じ方法で、下型2の成形面部分に基
材材料3を分配したのち型締めして複合成形体が得られ
る。この場合上型lの成形面にしぼ模様が刻設されてい
るか、または成形面に複雑な起伏があっても、成形面を
忠実□に反転した表皮層からなる複合成形体が得られる
ほか、表皮層材料4が加温されているので基材材料3と
強固に接着される。
以上の実施例において、基材材料3を直接下型2の成形
面に載置する方法について説明したが、たとえば第7図
のように下型2の成形面に表皮層材料4の表皮411側
を位置させ、その保護フィルム43面上に基材材料3を
載置したのち上下の成形型1,2を型締めして複合成形
体を製造することもできる。下型2の成形面に表皮層材
料4を位置させる手段としては、表皮層材料4を成形せ
ずそのまま載置したり、あらかじめ下型2の成形面にな
らって成形された表皮層材料4を載置するか。
または下型2の成形面に真空吸引機能を付与して表皮層
材料4を真空成形し、そのまま保持させる方法がある。
発明の効果 この発明の表皮層付複合成形体の製造方法は上記のよう
に構成されているので、つぎのような効果を有する。
表皮層材料の裏面に貼着された保護フィルムは。
表皮が破れやすい織布や不織布などの場合は、成形時の
基材材料の流動に対してその平滑性および剪断抵抗性に
より表皮の裂断を保護し、かつ表皮層と基材との接合を
接着剤を使用することなく強固に接着することができる
表皮が伸びのある編布などの場合は、基材材料の流動に
対して、保護フィルムは編布の伸びを抑制して編目に基
材材料が入り込んだり、編布にしわが発生するのを防止
し基材との接着を強固にする。
表皮にクッションシートが積層されている場合は、保護
フィルムは基材材料の熱と流動によりクッションシート
が切断されたり、部分的にその気泡が破壊されるのを防
止するとともに、嵩高いクッションシートにより、キャ
ビティが殆んど充満され基材材料の流域が塞がれている
状態での基材材料の流動を滑らかにし、かつ前記と同様
に表皮層と基材との接着を強固にする。
表皮または表皮とクッションシートが通気性であっても
、それらの裏面に貼着された保護フィルムにより1表皮
層材料を上型に真空成形することができ、起伏に富んだ
減り張りのある表面を有する複合成形体が得られる。
また基材材料は押出機で混練溶融され、ダイから下型成
形面部分に分配載置され、型締めされるので、材料の混
線、溶融、型注入時に基材材料にかかる圧力は射出成形
時に比べて低いため、流れの悪い材料やガラス繊維のよ
うな成形過程で切断しやすい補強材を含む材料であって
も、基材材料の有する特性を保持したまま複合成形体を
製造することができる。さらに基材部分に肉厚のリブや
ボスがあっても、その部分に溶融材料の分配量を多くす
れば、充填不良、ひけ、空洞の発生がなくなり、複合成
形体の外観を損うことはない。
【図面の簡単な説明】
、第1図はこの発明の成形型および成形材料の位置を示
す断面図、第2図はこの発明の圧縮成形装置の概略を示
す説明図、第3図および第4図は表皮層材料の断面図、
第5図は成形型のキャビティ端末部を示す断面図、第6
図および第7図は他の実施例を示す成形型および成形材
料の位置を示す断面図である。 1・・・上型      2・・・下型3・・・基材材
料    4・・・表皮層材料41・・・表皮    
 42・・・クッションシー1−43・・・保護フィル
ム 第1@ 第2図 第3図   第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表皮または表皮とクッションシートとの積層シートの裏
    面に保護フィルムが貼着されている表皮層材料を、一対
    の成形型の上型の成形面、下型の成形面または上下の成
    形型の中間に位置させ、下型の成形面に直接または表皮
    層材料を介して計量された溶融状態にある基材材料を機
    械的に所定位置に分配載置したのち、成形型を型締めし
    て圧縮成形する表皮層付複合成形体の製造方法。
JP2474586A 1986-02-06 1986-02-06 複合成形体の製造方法 Granted JPS62181113A (ja)

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