JPS621810B2 - - Google Patents
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- JPS621810B2 JPS621810B2 JP15067979A JP15067979A JPS621810B2 JP S621810 B2 JPS621810 B2 JP S621810B2 JP 15067979 A JP15067979 A JP 15067979A JP 15067979 A JP15067979 A JP 15067979A JP S621810 B2 JPS621810 B2 JP S621810B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C61/00—Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
- B29C61/06—Making preforms having internal stresses, e.g. plastic memory
- B29C61/10—Making preforms having internal stresses, e.g. plastic memory by bending plates or sheets
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G15/00—Cable fittings
- H02G15/08—Cable junctions
- H02G15/18—Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable
- H02G15/1806—Heat shrinkable sleeves
- H02G15/1813—Wraparound or slotted sleeves
Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、熱収縮性を有するカバーシート本
体の熱収縮方向の先端部近傍に、熱収縮性の帯状
体を取付けて形成されているループ部が設けられ
ている新規な熱収縮性のカバーシートに係るもの
である。また、この発明は、前述のカバーシート
を使用して、鋼管または電線ケーブルの接続部を
被覆する方法に係る。
体の熱収縮方向の先端部近傍に、熱収縮性の帯状
体を取付けて形成されているループ部が設けられ
ている新規な熱収縮性のカバーシートに係るもの
である。また、この発明は、前述のカバーシート
を使用して、鋼管または電線ケーブルの接続部を
被覆する方法に係る。
従来、鋼管または電線ケーブルなどの接続部を
被覆するために、熱収縮性を有する合成樹脂製の
カバーシートを使用することはよく知られてい
る。
被覆するために、熱収縮性を有する合成樹脂製の
カバーシートを使用することはよく知られてい
る。
ところが、従来公知の熱収縮性カバーシート
は、鋼管または電線ケーブルの接続部の周囲に巻
き付けて加熱して熱収縮させる際に、カバーシー
トの熱収縮力に充分に耐えうるようにカバーシー
トの両端部を接合しておく必要があり、その接合
が簡単な作業ではなかつた。
は、鋼管または電線ケーブルの接続部の周囲に巻
き付けて加熱して熱収縮させる際に、カバーシー
トの熱収縮力に充分に耐えうるようにカバーシー
トの両端部を接合しておく必要があり、その接合
が簡単な作業ではなかつた。
例えば、鋼管の接続部の周囲に巻き付けたカバ
ーシートの両端部を一部互に重ね合わせて、その
重ね合わさつた両端部を加熱によつて強力に接合
する場合には、150〜250℃の接合温度が必要であ
ると共に長時間の接合時間が必要となり、充分に
熟練した者でも非常に困難な作業であつた。
ーシートの両端部を一部互に重ね合わせて、その
重ね合わさつた両端部を加熱によつて強力に接合
する場合には、150〜250℃の接合温度が必要であ
ると共に長時間の接合時間が必要となり、充分に
熟練した者でも非常に困難な作業であつた。
そこで、鋼管の接続部の周囲に巻き付けたカバ
ーシートの両端部を重ね合わせた後、その両端部
の重ね合わさつている部分に、仮止め用の接着剤
付テープを重ね合わすか、またはヒートシール可
能なテープを重ね合わせて、加熱などによつて両
端部にテープを接着する方法が提案されている。
ーシートの両端部を重ね合わせた後、その両端部
の重ね合わさつている部分に、仮止め用の接着剤
付テープを重ね合わすか、またはヒートシール可
能なテープを重ね合わせて、加熱などによつて両
端部にテープを接着する方法が提案されている。
しかし、前述の方法では、両端部の接合作業が
かなり簡単になるけれども、一方、カバーシート
の熱収縮力に耐えうる充分な接合ができないこと
が多く、満足すべきものではなかつた。
かなり簡単になるけれども、一方、カバーシート
の熱収縮力に耐えうる充分な接合ができないこと
が多く、満足すべきものではなかつた。
最近、熱収縮性のカバーシートの先端部が分岐
していて複数の舌片を有するカバーシートを、鋼
管の接続部の周囲に巻き付けて、前記の舌片によ
つて両端部を互にかみ合わせて、その両端部のか
み合せ舌片部を加熱して接合する方法が提案され
た。しかしながら、前記の先端部の分岐した舌片
を有するカバーシートは、シート自体の製造が簡
単ではなかつた。また舌片付のカバーシートは、
鋼管の接続部の周囲に巻き付けて、そのカバーシ
ートの舌片をかみ合わせて加熱して接合する作業
が必要であるが、その接合作業がかなり熟練を要
し容易な作業ではなかつた。特に、接合作業にお
いてカバーシートの舌片のかみ合わせに伴う気泡
部の形成について注意する必要があつたのであ
る。
していて複数の舌片を有するカバーシートを、鋼
管の接続部の周囲に巻き付けて、前記の舌片によ
つて両端部を互にかみ合わせて、その両端部のか
み合せ舌片部を加熱して接合する方法が提案され
た。しかしながら、前記の先端部の分岐した舌片
を有するカバーシートは、シート自体の製造が簡
単ではなかつた。また舌片付のカバーシートは、
鋼管の接続部の周囲に巻き付けて、そのカバーシ
ートの舌片をかみ合わせて加熱して接合する作業
が必要であるが、その接合作業がかなり熟練を要
し容易な作業ではなかつた。特に、接合作業にお
いてカバーシートの舌片のかみ合わせに伴う気泡
部の形成について注意する必要があつたのであ
る。
この発明者らは、鋼管または電線ケーブルの接
続部の周囲に巻き付けて、その両端部を強力に接
合することができる熱収縮性のカバーシート、お
よび、熱収縮性のカバーシートを使用して簡単で
効果的な被覆をする方法について総合的に研究し
た結果、従来まつたく知られていなかつた特殊な
ループ部が設けられているこの発明の熱収縮性の
カバーシートを見出し、そのカバーシートを使用
するこの発明の被覆方法を完成した。
続部の周囲に巻き付けて、その両端部を強力に接
合することができる熱収縮性のカバーシート、お
よび、熱収縮性のカバーシートを使用して簡単で
効果的な被覆をする方法について総合的に研究し
た結果、従来まつたく知られていなかつた特殊な
ループ部が設けられているこの発明の熱収縮性の
カバーシートを見出し、そのカバーシートを使用
するこの発明の被覆方法を完成した。
すなわち、この発明は、裏面に接着剤層を有し
本体の側縁に沿つた方向に熱収縮性を有するカバ
ーシートが、その本体(シート)の熱収縮方向
(両側縁に沿つた方向)の先端部近傍に、その先
端部近傍の両側縁部と接続していて、本体(シー
ト)の表面を横断してかけわたされている帯状体
のループ部を有し、 そのループ部を形成している帯状体が、本体
(シート)の熱収縮方向を横断する方向に熱収縮
性を有し、しかもその裏面(内面)に接着剤層を
有することを特徴とする熱収縮性のカバーシート
に関するものである。
本体の側縁に沿つた方向に熱収縮性を有するカバ
ーシートが、その本体(シート)の熱収縮方向
(両側縁に沿つた方向)の先端部近傍に、その先
端部近傍の両側縁部と接続していて、本体(シー
ト)の表面を横断してかけわたされている帯状体
のループ部を有し、 そのループ部を形成している帯状体が、本体
(シート)の熱収縮方向を横断する方向に熱収縮
性を有し、しかもその裏面(内面)に接着剤層を
有することを特徴とする熱収縮性のカバーシート
に関するものである。
さらに、この発明は、前述のループ部が設けら
れた熱収縮性のカバーシートを使用して、 まず、そのカバーシートを、本体(シート)の
裏面の接着剤層を内側にして、鋼管または電線ケ
ーブルなどの接続部の周囲に巻き掛けて、そのカ
バーシート本体の先端部近傍のループ部に、その
カバーシート本体の他の先端部を挿入し、そのル
ープ部の帯状体を外側から加熱してその帯状体を
熱収縮させながら、その帯状体の接着剤層とカバ
ーシート本体の両端部とを互に接着させると共
に、熱収縮したループ部によつてカバーシート本
体の両端部を緊密に捕縛させ、 次いで、カバーシートの全体を充分に加熱し
て、カバーシート本体を熱収縮させながら、前記
接続部の外周面とカバーシート本体の裏面の接着
剤層とを接着させることを特徴とする被覆方法に
関する。
れた熱収縮性のカバーシートを使用して、 まず、そのカバーシートを、本体(シート)の
裏面の接着剤層を内側にして、鋼管または電線ケ
ーブルなどの接続部の周囲に巻き掛けて、そのカ
バーシート本体の先端部近傍のループ部に、その
カバーシート本体の他の先端部を挿入し、そのル
ープ部の帯状体を外側から加熱してその帯状体を
熱収縮させながら、その帯状体の接着剤層とカバ
ーシート本体の両端部とを互に接着させると共
に、熱収縮したループ部によつてカバーシート本
体の両端部を緊密に捕縛させ、 次いで、カバーシートの全体を充分に加熱し
て、カバーシート本体を熱収縮させながら、前記
接続部の外周面とカバーシート本体の裏面の接着
剤層とを接着させることを特徴とする被覆方法に
関する。
この発明の熱収縮性のカバーシートは、そのカ
バーシート本体の熱収縮方向の先端部近傍におい
て、熱収縮性を有する帯状体が、その本体の両側
縁部に接続されていて、本体の表面側を横断して
いるループ部が設けられているという特殊な構成
を有しており、そのループ部によつて、カバーシ
ート本体の両端部を強力に接合できるのである。
バーシート本体の熱収縮方向の先端部近傍におい
て、熱収縮性を有する帯状体が、その本体の両側
縁部に接続されていて、本体の表面側を横断して
いるループ部が設けられているという特殊な構成
を有しており、そのループ部によつて、カバーシ
ート本体の両端部を強力に接合できるのである。
すなわち、この発明の熱収縮性のカバーシート
は、前記カバーシート本体の先端部近傍に設けら
れているループ部に、カバーシート本体の他の先
端部を挿入して、そのループ部の帯状体を外側か
ら加熱するという簡単な操作で、カバーシート本
体の両端部が、熱収縮した帯状体のループ部によ
つて、強力に接着および緊密に捕縛されるという
優れた作用効果を奏するものである。
は、前記カバーシート本体の先端部近傍に設けら
れているループ部に、カバーシート本体の他の先
端部を挿入して、そのループ部の帯状体を外側か
ら加熱するという簡単な操作で、カバーシート本
体の両端部が、熱収縮した帯状体のループ部によ
つて、強力に接着および緊密に捕縛されるという
優れた作用効果を奏するものである。
この発明のカバーシートは、その本体の両端部
が、ループ部の加熱によつて接合される際に、ル
ープ部の帯状体の熱収縮力で、その接合部分内に
空隙または気泡を内蔵することがまつたくなく、
さらに、カバーシート本体の両端部同志の接着面
が、熱収縮した帯状体のループ部の熱収縮による
捕縛力で互に密着するので、その後のカバーシー
ト全体の加熱によつて、鋼管などの接続部の周面
に被覆された場合に、非常に優れた耐久性を有す
る被覆層が形成されるのである。
が、ループ部の加熱によつて接合される際に、ル
ープ部の帯状体の熱収縮力で、その接合部分内に
空隙または気泡を内蔵することがまつたくなく、
さらに、カバーシート本体の両端部同志の接着面
が、熱収縮した帯状体のループ部の熱収縮による
捕縛力で互に密着するので、その後のカバーシー
ト全体の加熱によつて、鋼管などの接続部の周面
に被覆された場合に、非常に優れた耐久性を有す
る被覆層が形成されるのである。
さらに、この発明のカバーシートは、カバーシ
ート本体を形成するシート材料と、熱収縮性の帯
状体とから極めて簡単な作業で製造することがで
きるのである。
ート本体を形成するシート材料と、熱収縮性の帯
状体とから極めて簡単な作業で製造することがで
きるのである。
以下、この発明について、図面も参考にして、
さらに詳しく説明する。
さらに詳しく説明する。
第1図は、この発明の熱収縮性のカバーシート
の1例を示す斜視図である。第2図は、第1図の
カバーシートのAA′線断面を拡大して示す断面図
である。
の1例を示す斜視図である。第2図は、第1図の
カバーシートのAA′線断面を拡大して示す断面図
である。
第3〜5図は、この発明の熱収縮性のカバーシ
ートを使用して、鋼管の接続部の周囲に被覆する
際のカバーシートの両端部の接合の状況を概略示
す斜視図である。
ートを使用して、鋼管の接続部の周囲に被覆する
際のカバーシートの両端部の接合の状況を概略示
す斜視図である。
この発明の熱収縮性のカバーシート1は、第1
図に示すように、カバーシート本体2と帯状体4
とから形成されており、カバーシート本体2の熱
収縮方向P1の先端部近傍に、帯状体4がカバーシ
ート本体2の両側縁部6a,6bとそれぞれ接続
されてかけわたされて形成されているループ部8
が設けられている。
図に示すように、カバーシート本体2と帯状体4
とから形成されており、カバーシート本体2の熱
収縮方向P1の先端部近傍に、帯状体4がカバーシ
ート本体2の両側縁部6a,6bとそれぞれ接続
されてかけわたされて形成されているループ部8
が設けられている。
前記のカバーシート本体2は、その裏面に接着
剤層3を有し、その側縁6,6に沿つた方向(熱
収縮方向P1)の熱収縮性を有する合成樹脂製のシ
ート状体である。
剤層3を有し、その側縁6,6に沿つた方向(熱
収縮方向P1)の熱収縮性を有する合成樹脂製のシ
ート状体である。
そのカバーシート本体2は、熱収縮性を有する
結晶性合成樹脂製のフイルムまたはシート状の素
材をそのまま使用するか、あるいはその素材を適
当に複数層積層成形して製造されたものであれば
よく、前述の素材は、耐熱性を与えるために電子
線または放射線で、その素材のゲル分率が20〜65
%、特に30〜55%となるまで架橋されているもの
であると好適である。
結晶性合成樹脂製のフイルムまたはシート状の素
材をそのまま使用するか、あるいはその素材を適
当に複数層積層成形して製造されたものであれば
よく、前述の素材は、耐熱性を与えるために電子
線または放射線で、その素材のゲル分率が20〜65
%、特に30〜55%となるまで架橋されているもの
であると好適である。
前記の結晶性合成樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド、ポリエステルなどを挙げることができる。
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド、ポリエステルなどを挙げることができる。
熱収縮性を有するフイルムまたはシート状の素
材は、前記結晶性熱可塑性樹脂をフイルムまたは
シート状に成形して、そのフイルムまたはシート
を100℃以上の高温で一方向に延伸し、その延伸
状態のままで常温にまで冷却することによつて製
造することができる。前述の電子線または放射線
による素材の架橋は、前述の延伸の前後いずれの
時機に行つてもよい。前述のようにして延伸され
た素材は、その延伸方向に熱収縮性を有してお
り、その延伸方向が熱収縮方向に相当する。
材は、前記結晶性熱可塑性樹脂をフイルムまたは
シート状に成形して、そのフイルムまたはシート
を100℃以上の高温で一方向に延伸し、その延伸
状態のままで常温にまで冷却することによつて製
造することができる。前述の電子線または放射線
による素材の架橋は、前述の延伸の前後いずれの
時機に行つてもよい。前述のようにして延伸され
た素材は、その延伸方向に熱収縮性を有してお
り、その延伸方向が熱収縮方向に相当する。
この発明においては、カバーシート本体2は、
ポリエチレンから成形されたフイルムを、架橋お
よび延伸して製造した架橋ポリエチレンフイルム
からなる素材を使用して、そのフイルム状素材
を、複数層、特に2〜20層重ね合わせて、積層成
形して製造されたものが好ましい。
ポリエチレンから成形されたフイルムを、架橋お
よび延伸して製造した架橋ポリエチレンフイルム
からなる素材を使用して、そのフイルム状素材
を、複数層、特に2〜20層重ね合わせて、積層成
形して製造されたものが好ましい。
また、この発明において、カバーシート本体2
は、前述のようにして熱収縮性のシートに積層成
形する際に、フイルムまたはシート状の素材を重
ね合わせた何層目かの層間に、金属導電線からな
る発熱体を挾み込んで積層成形された発熱体を内
蔵する熱収縮性シートであつてもよい。
は、前述のようにして熱収縮性のシートに積層成
形する際に、フイルムまたはシート状の素材を重
ね合わせた何層目かの層間に、金属導電線からな
る発熱体を挾み込んで積層成形された発熱体を内
蔵する熱収縮性シートであつてもよい。
そのカバーシート本体2は、その側縁6,6に
沿つた方向の熱収縮性が、15〜75%、特に20〜55
%の収縮率であることが好ましく、また、耐熱性
が、ゲル分率20〜65%程度となつている架橋によ
つて与えられていることが好ましい。
沿つた方向の熱収縮性が、15〜75%、特に20〜55
%の収縮率であることが好ましく、また、耐熱性
が、ゲル分率20〜65%程度となつている架橋によ
つて与えられていることが好ましい。
そのカバーシート本体2の大きさは、被覆すべ
き鋼管、電線ケーブルなどの接続部の外径などに
よつて適宜決められるものであるが、その厚さに
ついては、0.5〜5mm、特に1〜3mm程度である
ことが好ましい。
き鋼管、電線ケーブルなどの接続部の外径などに
よつて適宜決められるものであるが、その厚さに
ついては、0.5〜5mm、特に1〜3mm程度である
ことが好ましい。
カバーシート本体2の裏面に形成されている接
着剤層3は、カバーシート2と鋼管などの接続部
の周面とを、本体の熱収縮時の高温で接着するこ
とができればどのような種類の接着剤で形成され
ていてもよいが、例えば、無架橋なポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱可塑
性樹脂系の接着剤からなるものが好ましい。その
接着剤層の厚さは、約0.01〜2mm、特に0.05〜1
mm程度であればよい。
着剤層3は、カバーシート2と鋼管などの接続部
の周面とを、本体の熱収縮時の高温で接着するこ
とができればどのような種類の接着剤で形成され
ていてもよいが、例えば、無架橋なポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱可塑
性樹脂系の接着剤からなるものが好ましい。その
接着剤層の厚さは、約0.01〜2mm、特に0.05〜1
mm程度であればよい。
この発明において、カバーシート本体2の熱収
縮方向P1の先端部近傍に設けられているループ部
8を形成している帯状体4は、その裏面に加熱接
着剤層5を有し、さらにその長手方向P2の熱収縮
性を有するものであり、特に、耐熱性を付与する
ために価橋されている材料で形成されていること
が好ましい。
縮方向P1の先端部近傍に設けられているループ部
8を形成している帯状体4は、その裏面に加熱接
着剤層5を有し、さらにその長手方向P2の熱収縮
性を有するものであり、特に、耐熱性を付与する
ために価橋されている材料で形成されていること
が好ましい。
この帯状体4は、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル
などの結晶性熱可塑性樹脂をフイルム(シート)
状に成形して、そのフイルム(シート)を高温で
長手方向に延伸し、その延伸状態のままで冷却す
ることによつて製造されたフイルム(シート)そ
のままか、またはそのフイルム(シート)を複数
層重ね合わせて、積層成形した帯状のものであ
り、前述のようにしてフイルム(シート)に熱収
縮性を与える工程の前後いずれかで、そのフイル
ム(シート)を電子線または放射線で架橋したも
のであつてもよい。
ン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル
などの結晶性熱可塑性樹脂をフイルム(シート)
状に成形して、そのフイルム(シート)を高温で
長手方向に延伸し、その延伸状態のままで冷却す
ることによつて製造されたフイルム(シート)そ
のままか、またはそのフイルム(シート)を複数
層重ね合わせて、積層成形した帯状のものであ
り、前述のようにしてフイルム(シート)に熱収
縮性を与える工程の前後いずれかで、そのフイル
ム(シート)を電子線または放射線で架橋したも
のであつてもよい。
その帯状体4は、熱収縮性が、15〜75%、特に
20〜55%程度の熱収縮率であつて、その熱収縮方
向が長手方向P2に沿つた方向であることが好まし
い。
20〜55%程度の熱収縮率であつて、その熱収縮方
向が長手方向P2に沿つた方向であることが好まし
い。
また、帯状体4の架橋の程度を示すゲル分率
は、30〜70%、特に35〜60%が好ましい。
は、30〜70%、特に35〜60%が好ましい。
この帯状体4は、そのサイズをカバーシート本
体2の大きさに従つて適宜決めればよく、この発
明では、ループ部8を形成している帯状体4の長
手方向の長さ(カバーシート本体2の両側縁部6
a,6bに接合した部分を含まない)が、カバー
シート本体の両側縁間の長さより長くなければな
らず、特に本体の両側縁間の長さの1.05〜1.5
倍、さらに1.1〜1.4倍程度の長さであることが好
ましい。また、帯状体は、その幅が、カバーシー
ト本体の両側縁間の長さの0.1〜0.8倍、特に0.2〜
0.6倍程度の長さであればよく、その厚さが、0.1
〜0.8mm、特に0.2〜0.7mm程度であればよい。
体2の大きさに従つて適宜決めればよく、この発
明では、ループ部8を形成している帯状体4の長
手方向の長さ(カバーシート本体2の両側縁部6
a,6bに接合した部分を含まない)が、カバー
シート本体の両側縁間の長さより長くなければな
らず、特に本体の両側縁間の長さの1.05〜1.5
倍、さらに1.1〜1.4倍程度の長さであることが好
ましい。また、帯状体は、その幅が、カバーシー
ト本体の両側縁間の長さの0.1〜0.8倍、特に0.2〜
0.6倍程度の長さであればよく、その厚さが、0.1
〜0.8mm、特に0.2〜0.7mm程度であればよい。
帯状体4の裏面に形成されている接着剤層5
は、帯状体4と、カバーシート本体2の表面とが
加熱時に接合(接着)することができれば、どの
ような種類の加熱接着剤または耐熱粘着剤で形成
されていてもよく、例えば、ポリエチレン系の接
着剤、変性ポリエチレン、ブチルゴム系の粘着剤
などの高温で接着することができる接着剤または
粘着剤で形成されているものが好ましい。
は、帯状体4と、カバーシート本体2の表面とが
加熱時に接合(接着)することができれば、どの
ような種類の加熱接着剤または耐熱粘着剤で形成
されていてもよく、例えば、ポリエチレン系の接
着剤、変性ポリエチレン、ブチルゴム系の粘着剤
などの高温で接着することができる接着剤または
粘着剤で形成されているものが好ましい。
その帯状体4の裏面の接着剤層5は、その厚さ
が20〜200μ、特に25〜150μ程度であることが好
ましい。
が20〜200μ、特に25〜150μ程度であることが好
ましい。
この発明の熱収縮性のカバーシート1は、前述
のカバーシート本体2の熱収縮方向P1の先端部近
傍に、前述の帯状体4の長手方向の両端部とカバ
ーシート本体2の両側縁部6a,6bとがそれぞ
れ接続されてループ状部8が形成されており、そ
のループ状部8が筒状部を形成していて、カバー
シート本体2の他の先端部を挿入することができ
るようになつている。
のカバーシート本体2の熱収縮方向P1の先端部近
傍に、前述の帯状体4の長手方向の両端部とカバ
ーシート本体2の両側縁部6a,6bとがそれぞ
れ接続されてループ状部8が形成されており、そ
のループ状部8が筒状部を形成していて、カバー
シート本体2の他の先端部を挿入することができ
るようになつている。
なお、前記のループ状部8が設けられているカ
バーシート本体における熱収縮方向P1の先端部近
傍とは、カバーシート本体2の先端7aから熱収
縮方向に帯状体4の幅の2倍以内、特に帯状体4
の幅1.5倍以内までのことである。
バーシート本体における熱収縮方向P1の先端部近
傍とは、カバーシート本体2の先端7aから熱収
縮方向に帯状体4の幅の2倍以内、特に帯状体4
の幅1.5倍以内までのことである。
したがつて、カバーシート本体2に設けられて
いるループ状部8を形成している帯状体4は、そ
の長手方向の両端部がカバーシート本体2の熱収
縮方向の先端から帯状体の幅の2倍以内の両側縁
部6a,6bに接続されており、カバーシート本
体2の先端部近傍の表面側と帯状体4の接着剤層
5と対面した状態になつているものである。
いるループ状部8を形成している帯状体4は、そ
の長手方向の両端部がカバーシート本体2の熱収
縮方向の先端から帯状体の幅の2倍以内の両側縁
部6a,6bに接続されており、カバーシート本
体2の先端部近傍の表面側と帯状体4の接着剤層
5と対面した状態になつているものである。
この発明のカバーシート1において、帯状体4
とカバーシート本体とは、どのような方式で接続
されてループ状部を形成していてもよく、例え
ば、第2図に示すように、帯状体4の長手方向の
両端部をカバーシート本体2の裏面の両側縁部6
a,6bに接合し、次いでその本体の裏面全体に
接着剤を塗布または貼着して接着剤層3を形成す
る方法で、帯状体と本体とが接続されていてもよ
く、あるいは、カバーシート本体2の製造の際の
積層成形において、熱収縮性のフイルム(シー
ト)素材を何層か重ね合わせていく途中に、その
層間に帯状体の両端部を挾み込んで、最後に一体
に積層成形して一挙にループ状部8の設けられた
熱収縮性のカバーシートを製造する方法であつて
もよい。
とカバーシート本体とは、どのような方式で接続
されてループ状部を形成していてもよく、例え
ば、第2図に示すように、帯状体4の長手方向の
両端部をカバーシート本体2の裏面の両側縁部6
a,6bに接合し、次いでその本体の裏面全体に
接着剤を塗布または貼着して接着剤層3を形成す
る方法で、帯状体と本体とが接続されていてもよ
く、あるいは、カバーシート本体2の製造の際の
積層成形において、熱収縮性のフイルム(シー
ト)素材を何層か重ね合わせていく途中に、その
層間に帯状体の両端部を挾み込んで、最後に一体
に積層成形して一挙にループ状部8の設けられた
熱収縮性のカバーシートを製造する方法であつて
もよい。
この発明において、熱収縮性のカバーシートが
有しているループ状部8は、そのループ状部を形
成している帯状体4の長さが短くなり過ぎると、
その帯状体4の長手方向の両端部が接続している
カバーシート本体2の両側縁部6a,6bがそり
返つてしまうので適当でなく、また、前記帯状体
4の長さが長くなり過ぎると、カバーシート本体
2を捕縛する力がなくなるので適当ではない。し
たがつて、熱収縮性のカバーシートのループ状部
8は、その帯状体の長さが、カバーシート本体の
両側縁間の長さの1.0〜1.5倍の範囲内の長さであ
ることが好ましい。
有しているループ状部8は、そのループ状部を形
成している帯状体4の長さが短くなり過ぎると、
その帯状体4の長手方向の両端部が接続している
カバーシート本体2の両側縁部6a,6bがそり
返つてしまうので適当でなく、また、前記帯状体
4の長さが長くなり過ぎると、カバーシート本体
2を捕縛する力がなくなるので適当ではない。し
たがつて、熱収縮性のカバーシートのループ状部
8は、その帯状体の長さが、カバーシート本体の
両側縁間の長さの1.0〜1.5倍の範囲内の長さであ
ることが好ましい。
この発明の熱収縮性のカバーシート1を使用し
て、鋼管、電線ケーブルなどの接続部を被覆する
には、第3〜5図に示すように、まず、この発明
のカバーシート1を、その本体2の裏面の接着剤
層3を内側にした状態で、鋼管9などの接続部1
0の周囲に巻き掛けて(第3図)、そのカバーシ
ート本体2の先端部7aの近傍に設けられたルー
プ部8の内部の中間まで、そのカバーシート本体
2の他の先端部7bを挿入し(第4図)、そのル
ープ部8の帯状体4の外側から加熱して、その帯
状体4を熱収縮させながら、この帯状体4の裏面
(内周面)の接着剤層5とカバーシート本体2の
両端部7a,7bとを互に接着させると共に、熱
収縮したループ部8の帯状体4によつて前記両端
部7a,7bを緊密に捕縛させて(第5図)、カ
バーシート本体の両端部を強力に接続するのであ
る。
て、鋼管、電線ケーブルなどの接続部を被覆する
には、第3〜5図に示すように、まず、この発明
のカバーシート1を、その本体2の裏面の接着剤
層3を内側にした状態で、鋼管9などの接続部1
0の周囲に巻き掛けて(第3図)、そのカバーシ
ート本体2の先端部7aの近傍に設けられたルー
プ部8の内部の中間まで、そのカバーシート本体
2の他の先端部7bを挿入し(第4図)、そのル
ープ部8の帯状体4の外側から加熱して、その帯
状体4を熱収縮させながら、この帯状体4の裏面
(内周面)の接着剤層5とカバーシート本体2の
両端部7a,7bとを互に接着させると共に、熱
収縮したループ部8の帯状体4によつて前記両端
部7a,7bを緊密に捕縛させて(第5図)、カ
バーシート本体の両端部を強力に接続するのであ
る。
すなわち、この発明のカバーシート1は、カバ
ーシート本体2の先端部7aの近傍に設けられた
ループ部8に、その本体2の他の先端部7bを挿
入する作業と、そのループ部8の帯状体4を加熱
するという主な作業だけで、カバーシート本体の
両端部7a,7bを、その後のカバーシート本体
の熱収縮力に耐えうるに充分な接合力で接続する
ことができるのである。
ーシート本体2の先端部7aの近傍に設けられた
ループ部8に、その本体2の他の先端部7bを挿
入する作業と、そのループ部8の帯状体4を加熱
するという主な作業だけで、カバーシート本体の
両端部7a,7bを、その後のカバーシート本体
の熱収縮力に耐えうるに充分な接合力で接続する
ことができるのである。
前述のループ部8の帯状体4の加熱は、電気的
なヒータ、ガスバーナーの火炎などで行うことが
でき、その加熱方法が特に限定されるものではな
い。
なヒータ、ガスバーナーの火炎などで行うことが
でき、その加熱方法が特に限定されるものではな
い。
なお、帯状体4の厚さが余り厚くなり過ぎる
と、帯状体4の裏面に熱が到達しにくくなるため
に、帯状体4の裏面の接着剤層5とカバーシート
本体2の両端部7a,7bとが接着しにくくなる
ので好ましくない。
と、帯状体4の裏面に熱が到達しにくくなるため
に、帯状体4の裏面の接着剤層5とカバーシート
本体2の両端部7a,7bとが接着しにくくなる
ので好ましくない。
この発明の方法によれば、第5図に示すよう
に、ループ部8が、その熱収縮性によつて、カバ
ーシート本体の両端部7a,7bの重ね合わさつ
ている部分の段差に沿つて密着し、しかもその熱
収縮力による捕縛性能によつて、前記本体2の両
端部7a,7bの重ね合わさつている部分の接合
面をも密着させるので、その本体の両端部の接合
部の全体において、気泡とか空隙部などが内蔵す
ることがなく、最終的に優れた耐久性を有する被
覆層を形成する。
に、ループ部8が、その熱収縮性によつて、カバ
ーシート本体の両端部7a,7bの重ね合わさつ
ている部分の段差に沿つて密着し、しかもその熱
収縮力による捕縛性能によつて、前記本体2の両
端部7a,7bの重ね合わさつている部分の接合
面をも密着させるので、その本体の両端部の接合
部の全体において、気泡とか空隙部などが内蔵す
ることがなく、最終的に優れた耐久性を有する被
覆層を形成する。
この発明の方法においては、鋼管などの接続部
の周囲に巻き付けた状態で、カバーシート本体2
の両端部7a,7bを前述のように接続した後
に、その環状になつたカバーシート1の全体を充
分に加熱して、カバーシート本体2を熱収縮させ
ながら、前記鋼管9の接続部10の外周面と、カ
バーシート本体2の裏面の接着剤層3とを接着さ
せるのである。
の周囲に巻き付けた状態で、カバーシート本体2
の両端部7a,7bを前述のように接続した後
に、その環状になつたカバーシート1の全体を充
分に加熱して、カバーシート本体2を熱収縮させ
ながら、前記鋼管9の接続部10の外周面と、カ
バーシート本体2の裏面の接着剤層3とを接着さ
せるのである。
前述のカバーシート全体の加熱は、電気的なヒ
ーター、ガスバーナーの火炎などで外側から加熱
すればよい。なお、カバーシート本体2が金属導
電線からなる発熱体を内蔵するカバーシート1で
は、その導電線に通電することによつて内部から
加熱することもできる。
ーター、ガスバーナーの火炎などで外側から加熱
すればよい。なお、カバーシート本体2が金属導
電線からなる発熱体を内蔵するカバーシート1で
は、その導電線に通電することによつて内部から
加熱することもできる。
第1図は、この発明の熱収縮性のカバーシート
の1例を示す斜視図であり、第2図は、第1図の
カバーシートのAA′線断面を拡大して示す断面図
である。第3〜5図は、この発明の熱収縮性のカ
バーシートを使用して、鋼管の接続部の周囲に被
覆する際のカバーシート本体の両端部の接合の状
況を順次概略示す斜視図である。 1;熱収縮性のカバーシート、2;カバーシー
ト本体、3;接着剤層(帯状体)、4;帯状体、
5;接着剤層(本体)、6;カバーシート本体の
側縁、7;カバーシート本体の先端部、8;ルー
プ部、9;鋼管、10;接続部。
の1例を示す斜視図であり、第2図は、第1図の
カバーシートのAA′線断面を拡大して示す断面図
である。第3〜5図は、この発明の熱収縮性のカ
バーシートを使用して、鋼管の接続部の周囲に被
覆する際のカバーシート本体の両端部の接合の状
況を順次概略示す斜視図である。 1;熱収縮性のカバーシート、2;カバーシー
ト本体、3;接着剤層(帯状体)、4;帯状体、
5;接着剤層(本体)、6;カバーシート本体の
側縁、7;カバーシート本体の先端部、8;ルー
プ部、9;鋼管、10;接続部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 裏面に接着剤層を有し本体の側縁に沿つた方
向に熱収縮性を有するカバーシートが、その本体
の熱収縮方向の先端部近傍に、その先端部近傍の
両側縁部と接続していてかけわたされている帯状
体のループ部を有し、 そのループ部を形成している帯状体が、本体の
熱収縮方向を横断する方向に熱収縮性を有し、し
かもその裏面に接着剤層を有することを特徴とす
る熱収縮性のカバーシート。 2 裏面に接着剤層を有し本体の側縁に沿つた方
向に熱収縮性を有するカバーシートが、その本体
の熱収縮方向の先端部近傍に、その先端部近傍の
両側縁部と接続していてかけわたされている帯状
体のループ部を有し、そのループ部を形成してい
る帯状体が、本体の熱収縮方向を横断する方向に
熱収縮性を有し、しかもその裏面に接着剤層を有
している熱収縮性のカバーシートを使用して、 まず、前記カバーシートを、その本体の接着剤
層を内側にして、鋼管または電線ケーブルなどの
接続部の周囲に巻き掛けて、そのカバーシート本
体の先端部近傍のループ部に、そのカバーシート
本体の他の先端部を挿入し、そのループ部の帯状
体を外側から加熱してその帯状体を熱収縮させな
がら、その帯状体の接着剤層とカバーシート本体
の両端部とを互に接着させると共に、熱収縮した
ループ部によつてカバーシート本体の両端部を緊
密に捕縛させ、 次いで、カバーシートの全体を充分に加熱し
て、カバーシート本体を熱収縮させながら、前記
接続部の外周面とカバーシート本体の裏面の接着
剤層とを接着させることを特徴とする被覆方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15067979A JPS5675825A (en) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | Heat-contracting cover sheet for coating |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15067979A JPS5675825A (en) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | Heat-contracting cover sheet for coating |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5675825A JPS5675825A (en) | 1981-06-23 |
JPS621810B2 true JPS621810B2 (ja) | 1987-01-16 |
Family
ID=15502093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15067979A Granted JPS5675825A (en) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | Heat-contracting cover sheet for coating |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5675825A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60116430A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-22 | Ube Ind Ltd | 長尺体の被覆法 |
JPS60122133A (ja) * | 1983-12-06 | 1985-06-29 | Ube Ind Ltd | 鋼管杭の被覆方法 |
JPS60122134A (ja) * | 1983-12-06 | 1985-06-29 | Ube Ind Ltd | 鋼管杭の被覆法 |
JP3200371B2 (ja) * | 1995-10-12 | 2001-08-20 | 日東電工株式会社 | 防食被覆鋼管の継手部の防食被覆方法 |
JP3302573B2 (ja) * | 1995-10-12 | 2002-07-15 | 日東電工株式会社 | 防食被覆鋼管の継手部の防食被覆方法 |
FR2772303B1 (fr) * | 1997-12-12 | 2000-02-11 | Pakers Mussy | Procede d'assemblage d'au moins deux panneaux rigides et caisse d'emballage pliable |
-
1979
- 1979-11-22 JP JP15067979A patent/JPS5675825A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5675825A (en) | 1981-06-23 |
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