JPS621791A - カビ取り剤組成物 - Google Patents

カビ取り剤組成物

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Publication number
JPS621791A
JPS621791A JP14185385A JP14185385A JPS621791A JP S621791 A JPS621791 A JP S621791A JP 14185385 A JP14185385 A JP 14185385A JP 14185385 A JP14185385 A JP 14185385A JP S621791 A JPS621791 A JP S621791A
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JP
Japan
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mold
composition
acid
alkali metal
salt
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JP14185385A
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English (en)
Inventor
久雄 西口
中川 雄之介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Publication of JPS621791A publication Critical patent/JPS621791A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なカビ取り剤に関し、更に詳しくは特定の
ジカルボン酸又はその塩とペルオキシ一硫酸塩を含有す
ることを特徴とするカビ取り剤組成物に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
浴室の天井、タイル目地、プラスチックの壁や台所の三
角コーナーなどの黒ズミ汚れはクレンザ−や活性剤だけ
では落とすことができない為、現在は次亜塩素酸塩を使
用したスプレー状のカビ取り剤が上布されている。
また、これまで公開された特許でもカビ取り剤は、次亜
塩素酸塩等の塩素系漂白剤を使用したものがほとんどで
ある。この理由は、過酸化水素等の過酸化物は漂白刃が
弱く、ガビの色素を完全に除去し得ない為である。これ
に対し、次亜塩素酸塩を使用したカビ取り剤は、性能は
優れているが目や皮膚に対する危険性が大きく、特にス
プレー状のものは天井等のカビには不向きである。さら
に、特有の塩素系の臭いが強く狭い浴室などで使用する
には抵抗がある。
本発明者らは、ペルオキシ一硫酸塩がカビ取り剤として
有効であることを先に見出したが、各家庭にあるカビ汚
れは各種のカビの汚れが混在しており、又、半年以上掃
除しないなどの条件によりカビ汚れが頑固になり、完全
に除去されない等の欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは更に効果を増強すべく鋭意研究を
重ねた結果、ペルオキシ一硫酸塩と特定のジカルボン酸
又はその塩を組み合わせることにより、過酸化物単独よ
り更に性能が上昇することを見出し本発明を完成した。
即ち、本発明はペルオキシ一硫酸塩と、一般式 %式%() (nは1以上の整数、M6M2は水素原子、アルカリ金
属又はアルカリ土類金属、水溶性アルカノールアミンを
表わす) で表わされるジカルボン酸又はその塩を含有することを
特徴とするカビ取り剤組成物を提供する。
本発明で使用されるペルオキシ一硫酸塩としては、ペル
オキシ−硫酸ナトリウム、ペルオキシ−硫酸カリウム、
ペルオキシ−硫酸アンモニウム等があるが、この中では
ペルオキシ−硫酸カリウムが最も好ましい。一般的にペ
ルオキシ−硫酸カリウムは、KH5O%:KHSO4:
KzSOa = 2 :1:1の複塩の形で市販されて
いる(理論有効酸素濃度5.2%二市販品約4.7%)
これらのペルオキシ一硫酸塩の組成物中の配合量は、好
ましくは1〜95%(%は重量%、以下同じ)、更に好
ましくは5〜90%、特に好ましくは30〜90%であ
る。
次に、本発明の第二成分である前記式(I)で表わされ
るジカルボン酸及びその塩について説明する。
本発明に使用されるジカルボン酸、及びその塩としては
、好ましくは式中のn=1〜12、特に好ましくはn=
1〜6のものであり、マロン酸、コハク酸、グルタル酸
、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸
、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸等、及びそのアル
カリ金属又はアルカリ土類金属塩が挙げられる。これら
のジカルボン酸及びその塩のペルオキシ一硫酸塩の性能
を上げる効果は同じモル数の場合はnの数が多(なるほ
ど太き(なる。
これらのジカルボン酸又はその塩の組成物中の配合量は
0.1〜50%が好ましく、更に好ましくは0.5〜3
0%であり、使用時における溶液中の濃度は、0.1〜
30%が適当であり、より好ましくは1〜20%であり
、特に好ましくは1〜15%である。
一般式(I)で表わされるジカルボン酸は特に有効酸素
濃度の高い使用法において過酸化物の効果をかなり上げ
ることができる。
本発明では、更に、加熱法、燃焼法等の乾式法により製
造される合成非晶質シリカを配合することにより更にカ
ビ取り剤組成物の性能を上げることができる。一般に、
“シリカ”と呼ばれ、化学式SiO□で表わされる物質
には大きく分けて2つの物がある。1つは石英のように
一定の結晶構造を有し、天然に存在する“結晶性シリカ
”であり、他の1つは含水珪酸、湿式シリカ、合成珪酸
などと呼ばれ、5i−0の網目構造から成り、一定の結
晶構造を持たない“非晶質”又は“無定形シリカ゛であ
る。本発明では、乾式法、エアロゲル法、湿式法等で製
造される合成非晶質シリカ、又は天然非晶質シリカのう
ち、加熱法、燃焼法等の乾式法で製造される非晶質シリ
カを使用する。その他の方法で製造される非晶質シリカ
、又は天然の非晶質シリカは性能を上げる効果がほとん
ど見られないので好ましくない0本発明に使用する乾式
法で製造された非晶質シリカは、BET法による比表面
積が10〜700(m”/g)で、平均粒径が30μ以
下のものが良い、又、1次粒子が凝集して2次粒子とな
っていることもあるが、これらも本発明に使用して何ら
差支えない。組成物中の配合量は0.1〜50%が好ま
しく、更に好ましくは0.5〜30%であり、使用時に
於ける濃度は0.1〜30%が好ましく、1〜20%が
更に好ましい。
本発明のカビ取り剤組成物は、更にp)lを調整する緩
衝剤を配合すれば、効果をより高めることができる。
これらの緩衝剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムの如きアルカリ金属の水酸化物、水酸化アンモニ
ウム、或いはモノ、ジ、トリエタノールアミンの如きア
ミン誘導体、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムの如きアル
カリ金属の炭酸塩、炭酸アンモニウム等、オルソ燐酸ナ
トリウム、オルソ燐酸カリウムの如きアルカリ金属のオ
ルソ燐酸塩、オルソ燐酸アンモニウム等のオルソ燐酸塩
、珪酸ナトリウム、珪酸カリウムの如きアルカリ金属の
珪酸塩、珪酸アンモニウム等の珪酸塩等を用いることが
できる。
pH調製剤は、使用するペルオキシ一硫酸塩の種類に合
わせて最適の効果をもたらすpHに調整する量使用すれ
ばよい。
更に、必要により塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化
リチウム、塩化アンモニウム、臭化ナトリウム、臭化カ
リウム、臭化リチウム、臭化アンモニウムの如きアルカ
リ金属、或いはアンモニウムのハロゲン化物、硫酸ナト
リウム、硫酸カリウム、硫酸リチウムの如きアルカリ金
属硫酸塩、或いは硫酸アンモニウム塩、重炭酸ナトリウ
ム、重炭酸カリウム、重炭酸リチウムの如きアルカリ金
属重炭酸塩、重炭酸アンモニウム、ピロ燐酸ナトリウム
、ピロ燐酸カリウム、ピロ燐酸リチウムの如きピロ燐酸
アルカリ金属塩、ピロ燐酸アンモニウム、トリポリ燐酸
ナトリウム、トリポリ燐酸カリウム、トリポリ燐酸リチ
ウムの如きトリポリ燐酸アルカリ金属塩、トリポリ燐酸
アンモニウム等の如き縮合燐酸アルカリ金属、或いはア
ンモニウム塩等が使用できる。
本発明の組成物には、必要によりアニオン活性剤、非イ
オン活性剤、カチオン活性剤、両性イオン活性剤等の活
性剤を添加することができる。
アニオン活性剤の例としては炭素数10〜22の高級ア
ルコールの硫酸エステル塩、炭素数10〜22のカルボ
ン酸塩、炭素数10〜22のα−オレフィンスルホン化
物、炭素数10〜22のアルキル基を持つジアルキルス
ルホコハク酸塩、炭素G10〜22のアルキルベンゼン
スルホン酸塩、炭素数10〜22のパラフィンスルホネ
ート、炭素数10〜22の高級アルコールのエチレンオ
キサイド付加物(付加モル数:1〜100)の硫酸エス
テル、炭素数8〜22のアルキル基を持つアルキルフェ
ノール・ポリエチレングリコールエーテルの硫酸エステ
ル等が例示できる。
非イオン活性剤の例としては、炭素数10〜22の直鎖
或いは分岐鎖を持つ高級アルコール・ポ+J 1合度:
 3〜100)エチレングリコールエーテル、炭素数1
0〜22のカルボン酸のポリ(重合度:3〜100)エ
チレングリコールエステル、炭素数8〜22のアルキル
基を持つアルキルフェノール・ポリ(重合度;3〜10
0)エチレングリコールエーテル等が例示できる。
その他必要により、p−トルエンスルホン酸ナトリウム
、キシレンスルホン酸ナトリウム、尿素の如き可溶化剤
、モンモリロナイト属等の珪酸アルミニウム、セビオラ
イト、アタパルジャイト等の珪酸マグネシウム、炭酸カ
ルシウム、珪石の様な研磨剤、顔料、染料、香料等を添
加する事ができる。
本発明のカビ取り剤を使用するに当たっては、必要によ
り濃度として0.5〜50%、好ましくは1〜30%に
なるように、組成物を水に添加して溶液、スラリー、或
いはペースト状にして、直ちに対象面に散布、或いは噴
霧することが望ましい。より具体的に例示すると、使用
に当たっての有効酸素濃度が0.2〜1.5%、好まし
くは0.2〜1.0%になるようにするのが良<、pH
は5〜13が良く、更に好ましくは6〜11である。
〔発明の効果〕
本発明のカビ取り剤組成物は特異な塩素臭もなく、又誤
って酸性の洗浄剤と混ざることがあっても塩素ガスの発
生の危険性もなく、安心して用いることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を挙げて説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
カビ除去率; カビ除去率は、タラトスボリウム・ヘルバルム(Cla
dosporium herbarum)を接種し、3
0℃。
30日間培養した布をモデルカビ汚れとし、この布5枚
の処理前、後の反射率を測定し5枚の平均として求めた
(計算式) %式% ROはカビ接種前の布の反射率 R3は処理前の布の反射率 四は処理後の布の反射率 測定機種名 日本電色工業株式会社製NDR−101DP色差計 実施例1 第1表に示す配合を調整して得られた組成物にカビ布を
浸漬し、10分後のカビ除去率を測定した。pl+はい
ずれもNaOHで7.0に調整した。結果を第1表に示
す。
第  1  表 (?u *L 0XONE、ペルオキシ−硝酸カリウム
複塩(Du Pont ’lr:)*2Bはバランス(
全体を100とする量)の略号実施例2 第2表に示す配合を調整して得られた組成物を、実際の
カビ汚れにスプレーし、30分1いた後、カビ除去力を
官能的に評価した。
第2表の本発明4〜5は若干カビが残ったが、本発明6
〜8は、カビは完全に白くなり、良好なカビ取り結果が
得られた。
第  2  表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ペルオキシ一硫酸塩と、一般式 M_1OOC−(CH_2)_n−COOM_2( I
    ) (nは1以上の整数、M_1、M_2は水素原子、アル
    カリ金属又はアルカリ土類金属、水溶性アルカノールア
    ミンを表わす) で表わされるジカルボン酸又はその塩を含有することを
    特徴とするカビ取り剤組成物。 2 ペルオキシ一硫酸塩、下記の一般式( I )で表わ
    されるジカルボン酸又はその塩及び乾式法により製造さ
    れる合成非晶質シリカを含有することを特徴とするカビ
    取り剤組成物。 M_1OOC−(CH_2)_n−COOM_2( I
    )(nは1以上の整数、M_1、M_2は水素原子、ア
    ルカリ金属又はアルカリ土類金属、水溶性アルカノール
    アミンを表わす)
JP14185385A 1985-06-28 1985-06-28 カビ取り剤組成物 Pending JPS621791A (ja)

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JP14185385A JPS621791A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 カビ取り剤組成物

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JP14185385A Pending JPS621791A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 カビ取り剤組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0720814A1 (fr) 1994-12-14 1996-07-10 Chemoxal Sa Production de formulations desinfectantes biocides, à base d'ions peracétiques

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0720814A1 (fr) 1994-12-14 1996-07-10 Chemoxal Sa Production de formulations desinfectantes biocides, à base d'ions peracétiques

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