JPS6217648Y2 - - Google Patents

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JPS6217648Y2
JPS6217648Y2 JP1982114536U JP11453682U JPS6217648Y2 JP S6217648 Y2 JPS6217648 Y2 JP S6217648Y2 JP 1982114536 U JP1982114536 U JP 1982114536U JP 11453682 U JP11453682 U JP 11453682U JP S6217648 Y2 JPS6217648 Y2 JP S6217648Y2
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JP
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tension
lever
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rod
tool
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JP1982114536U
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JPS5920049U (ja
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、伝動比が異なる2本の伝動ベルトを
択一的に入り操作して変速するようにしたダブル
テンシヨンクラツチの操作構造に関し、詳しく
は、伝動比が異なる2本の伝動ベルトと、各伝動
ベルトに対する2個のテンシヨンプーリと、2個
のテンシヨンプーリの内、いずれを前記ベルトに
圧接するか選択操作する選択切換具と、前記選択
切換具によつて選択された側のテンシヨンプーリ
を操作する1本の操作レバーを設けたダベルベル
トテンシヨンクラツチの操作構造に関する。
従来、2個のテンシヨンプーリを選択操作する
選択操作構造は、実開昭47−8872号公報に開示の
技術に示される如く、テンシヨンアームを揺動自
在に支持する枢支軸をスライドさせて、その枢支
軸に固定のピンをアームのボス部に形成の切欠溝
に対して選択操作する構造のものであつた。
ところが、このようにテンシヨンアームを揺動
自在に支持する枢支軸をスライドさせてテンシヨ
ンンプーリを選択操作する構造のものでは、枢支
軸スライド固定用のボールストツパーのバネと、
レバー操作によるテンシヨンプーリ入り付勢用の
バネとを設けなけらばならず、選択操作機構の固
定構造とテンシヨンプーリの付勢構造とが別々に
構成されて、構造の複雑さと組付けの煩わしさが
生じる欠点があつた。
本考案は1つのバネで選択操作機構の固定とテ
ンシヨンプーリの付勢とを行つて、構造の簡素化
と組付けの省略化をはからんとすることを目的と
する。
上記目的を達成するための本考案の特徴構成
は、前記2個のテンシヨンプーリを揺動自在に枢
支する枢支軸を機体に固定して設けるとともに、
前記2個のテンシヨンプーリのアーム間に前記操
作レバーに連動連結のロツドに、ロツド軸芯周り
に回動自在で、且つ、いずれか一方のテンシヨン
アームの下面に選択操作されるレバー式選択切換
具を設け、さらに、前記レバー式選択切換具を回
動自在に外嵌する前記ロツドの端部に、前記レバ
ー式選択切換具によつて選択された側のテンシヨ
ンプーリのアームを前記操作レバーのレバー操作
に伴つてベルト側に付勢するコイルバネを外嵌し
て設けた点にあり、斯かる構成から次の作用効果
を奏する。
すなわち、テンシヨンプーリの入り・切り用の
操作レバーを入り側に操作すると、ロツドに外嵌
のコイルスプリング、レバー式選択切換具を介し
て一方のテンシヨンプーリが伝動ベルト側に付勢
され、そして、そのテンシヨンプーリが伝動ベル
トに接当すると前記コイルスプリングが圧縮され
てテンシヨンプーリを伝動ベルト側に付勢する。
斯かる場合、レバー式選択切換具は、圧縮された
コイルスプリングによりテンシヨンアーム側に押
し付けられて、ロツド軸芯周りの回動が阻止さ
れ、切換え姿勢が維持されることとなる。
このように、テンシヨンアームの間にテンシヨ
ンプーリを入り・切りする操作レバーに連動連結
のロツドを位置させて、そのロツドに、2個のテ
ンシヨンプーリの内いずれか一方を選択操作する
レバー式選択切換具を設け、そして、その切換具
を、テンシヨンプーリ入り・切り用操作レバーの
レバー操作によつて、ロツドに外嵌のコイルスプ
リングを介してテンシヨンアームを付勢するよう
に構成したことにより、選択操作機構としてのレ
バー式選択切換具の固定とテンシヨンプーリの付
勢とを1つバネを介して行うことができ、これに
よつて、選択操作機構の固定とテンシヨンプーリ
の付勢構造を簡素化がはかれ、構造の簡素化と組
付作業の省略化をはかることができるに至つた。
以下に、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図に示すように、1個の操向操作自在な駆
動車輪1、その前方に搭載したエンジン2、運転
座席3等を備えさせた自走機体の後部に、前記車
輪1との協働により機体支持する左右一対の摺動
接地杆4,4を流体圧シリンダ5による上下揺動
操作が自在に付設すると共に、苗植付装置6を駆
動可能に連設し、接地杆4を揺動操作し、自走機
体を車軸周りで揺動させて植付深さ調節を行うよ
うにした4条植え型乗用田植機を構成してある。
第2図に示すように、エンジン2の出力軸2a
と、前記車輪1に対するギアトランスミツシヨン
7の人力軸7aとに、2本の伝動ベルト8,9を
伝動比が異なる状態にして巻回すると共に、ロー
ラ10a又は11aをベルト8又は9に対して押
し付けたり、離間させて両ベルト8,9を各別に
入り・切り操作する2個のアーム式テンシヨン付
与具(テンシヨンプーリ)10,11を、機体フ
レーム12にブラケツト13を介して連結してあ
る支軸14に各別揺動自在に取付け、もつて、両
テンシヨン付与具10,11を択一的に入り操作
することにより、車輪1への伝動回転速度を高低
2段に副変速するように、かつ、前記ミツシヨン
7の変速操作時には、両テンシヨン付与具10,
11を共に切り状態にして伝動切り状態にするよ
うにしたダブルベルトテンシヨンクラツチを構成
してある。そして、このクラツチの操作構造は、
第2図ないし第4図に示す如く構成してある。
すなわち、両テンシヨン付与具10,11夫々
に、それを切位置に付勢する引張りスプリング1
5又は16を付設してある。そして、運転部に1
個のレバー式操作具(操作レバー)17を1個の
切り位置(OFF)と1個の入り位置(ON)の計
2個の操作位置にのみ揺動切換え自在に設け、そ
して、前記操作具17の回転支軸18から操作具
17と一体揺動するように延出させたアーム1
9、及び、このアーム19に一端部を枢支連結す
ると共に、テンシヨン付与具10,11及び操作
具17をスプリング15又は16に抗して入り位
置に保持できるように円弧状に形成した連結杆2
0を介してロツド21を操作具17にそれが揺動
されるに伴い昇降するように連結し、このロツド
21を、ローラを取付けたアーム部と、このロー
ラを取付けたアーム部と、このローラを取付けた
アーム部に対して直交する方向のアーム部を備え
たテンシヨンアーム10b,11bの間に位置さ
せて、そのロツド21に両テンシヨン付与具1
0,11を択一的に連動させるアーム式連動切換
具(レバー式選択切換具)22を、ロツド21の
下端部に回動操作自在に取付けると共に、高速側
テンシヨン付与具10のテンシヨンアーム10b
の方に突出した取付姿勢にすると、ロツド21が
上昇されるに伴いテンシヨン付与具10,11を
入り状態に付勢するコイルスプリング23を介し
て持ち上げ操作され、前記テンシヨンアーム10
bを押し上げてテンシヨン付与具10を入り操作
する高速用伝動位置Hとなり、かつ、低速側テン
シヨン付与具11のテンシヨンアーム11bの方
に突出した取付姿勢にすると、ロツド21が上昇
されるに伴い前記スプリング23を介して持ち上
げ操作され、前記テンシヨンアーム11bを押し
上げてテンシヨン付与具11を入り操作する低速
用伝動位置Lになるように構成し、もつて、両テ
ンシヨン付与具10,11を操作具17に択一的
に連動させるように、かつ、連動切換具22の回
動操作により連動させるできベンシヨン付与具1
0,11の切換え操作を行うように機械式連動機
構24を構成してある。
要するに、連動切換具22を前記両位置H,L
に回動切換えして、高低速の切換えを行い、そし
て、操作具17を揺動操作して入り、切り操作す
るようにしてある。
尚、第2図に示すブラケツト25は、前記ロツ
ド21の下部に形成してある異径部を摺動昇降の
み自在に挿入係止させて、ロツド21の回動を防
止させるためのものである。又、同図に示すリン
グ26は、その突起26aを連動切換具22の凹
入部に抜取り自在に係止させて、連動切換え具2
2を高速用伝動位置H又は低速用伝動位置Lに保
持させるように構成したものであり、それ自体が
ロツド21に対して回動しないように、かつ、前
記スプリング23の圧縮変形が可能となるように
ロツド21の異径部に摺動のみ可能に外嵌してあ
る。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るダブルベルトテンシヨンク
ラツチの操作構造の実施例を示し、第1図は乗用
田植機の側面図、第2図はクラツチの正面図、第
3図は連動機構の斜視図、第4図は連動切換具の
取付構造を示す分解斜視図である。 8,9……伝動ベルト、10,11……テンシ
ヨンプーリ、10b,11b……テンシヨンアー
ム、17……操作レバー、21……ロツド、22
……レバー式選択切換具、23……コイルスプリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝動比が異なる2本の伝動ベルト8,9と、各
    伝動ベルト8,9に対する2個のテンシヨンプー
    リ10,11と、2個のテンシヨンプーリ10,
    11の内、いずれを前記ベルト8,9に圧接する
    か選択操作する選択切換具22と、前記選択切換
    具22によつて選択された側のテンシヨンプーリ
    10,11を操作する1本の操作レバー17を設
    けたダベルベルトテンシヨンクラツチの操作構造
    において、前記2個のテンシヨンプーリ10,1
    1を揺動自在に枢支する枢支軸14を機体に固定
    して設けるとともに、前記2個のテンシヨンプー
    リ10,11のアーム10b,11b間に前記操
    作レバー17に連動連結のロツド21に、ロツド
    軸芯周りに回動自在で、且つ、いずれか一方のテ
    ンシヨンアーム(10b又は11b)の下面に選
    択操作されるレバー式選択切換具22を設け、さ
    らに、前記レバー式選択切換具22を回動自在に
    外嵌する前記ロツド21の端部に、前記レバー式
    選択切換具22によつて選択された側のテンシヨ
    ンプーリ(10又は11)のアーム(10b又は
    11b)を前記操作レバー17のレバー操作に伴
    つてベルト(8又は9)側に付勢するコイルバネ
    23を外嵌して設けてあることを特徴とするダブ
    ルテンシヨンクラツチの操作構造。
JP11453682U 1982-07-27 1982-07-27 ダブルベルトテンシヨンクラツチの操作構造 Granted JPS5920049U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11453682U JPS5920049U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 ダブルベルトテンシヨンクラツチの操作構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11453682U JPS5920049U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 ダブルベルトテンシヨンクラツチの操作構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5920049U JPS5920049U (ja) 1984-02-07
JPS6217648Y2 true JPS6217648Y2 (ja) 1987-05-07

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ID=30264723

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JP11453682U Granted JPS5920049U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 ダブルベルトテンシヨンクラツチの操作構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012042029A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Uinburu Yamaguchi:Kk ベルト式駆動装置における無停止変速機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645927B2 (ja) * 1974-01-17 1981-10-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS478872U (ja) * 1971-03-05 1972-10-03
JPS5645927U (ja) * 1979-09-12 1981-04-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645927B2 (ja) * 1974-01-17 1981-10-29

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JPS5920049U (ja) 1984-02-07

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