JPH0313780Y2 - - Google Patents
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- JPH0313780Y2 JPH0313780Y2 JP1986010222U JP1022286U JPH0313780Y2 JP H0313780 Y2 JPH0313780 Y2 JP H0313780Y2 JP 1986010222 U JP1986010222 U JP 1986010222U JP 1022286 U JP1022286 U JP 1022286U JP H0313780 Y2 JPH0313780 Y2 JP H0313780Y2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 2
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
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- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 3
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 3
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は各種作業機械における走行速度や作
業クラツチ等における切換レバーの連結構造に関
する。
業クラツチ等における切換レバーの連結構造に関
する。
〈従来の技術〉
従来例えば田植機の動力断続用クラツチの操作
レバーにより、クラツチ機構を操作する機構と
し、操作レバーと操作索との間を円弧状をなした
リンクにより連結し、レバー揺動により操作索を
牽引せしめる機構として実公昭57−728号(第2
図)等に示される構造のもの等が知られている。
レバーにより、クラツチ機構を操作する機構と
し、操作レバーと操作索との間を円弧状をなした
リンクにより連結し、レバー揺動により操作索を
牽引せしめる機構として実公昭57−728号(第2
図)等に示される構造のもの等が知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし上記のようなレバーと操作索との連結構
造では、レバーの揺動に伴うリンクとレバーとの
連結点の揺動半径方向の変位量を単にリンクと操
作索との連結点の変位量に変化させ、後者の変位
量によつて操作索の牽引量(ストローク)、即ち
クラツチ等の移動要素(例えばシフター等)の変
位量を得ている機構であり、この機構ではレバー
揺動から得る各段階の操作索の変位量が非常に少
ないため、例えばレバーの第一段階のクラツチ
「切」の状態から「入」の状態の第1速,第2速
に切換られる場合、クラツチの「切」状態と1速
段階から2速段階へのレバー操作量や操作位置の
区別が非常に不明確であるという欠点があり、こ
れに対応するクラツチ部分の移動要素の移動量も
限られており、あるいはこの移動量を多く取ろう
とすると途中で移動量を拡大するレバー等の機構
を必要とし、レバー操作荷重が大きくなる等の問
題がある。
造では、レバーの揺動に伴うリンクとレバーとの
連結点の揺動半径方向の変位量を単にリンクと操
作索との連結点の変位量に変化させ、後者の変位
量によつて操作索の牽引量(ストローク)、即ち
クラツチ等の移動要素(例えばシフター等)の変
位量を得ている機構であり、この機構ではレバー
揺動から得る各段階の操作索の変位量が非常に少
ないため、例えばレバーの第一段階のクラツチ
「切」の状態から「入」の状態の第1速,第2速
に切換られる場合、クラツチの「切」状態と1速
段階から2速段階へのレバー操作量や操作位置の
区別が非常に不明確であるという欠点があり、こ
れに対応するクラツチ部分の移動要素の移動量も
限られており、あるいはこの移動量を多く取ろう
とすると途中で移動量を拡大するレバー等の機構
を必要とし、レバー操作荷重が大きくなる等の問
題がある。
あるいはさらに、レバーの変速位置を明確にし
且つ確実にするため各操作段階毎にレバーが係止
される複数段のレバー係止溝を設ける必要等があ
り、この場合各操作段階毎にレバーを係止溝に係
脱させる別方向の揺動操作を必要としていた。
且つ確実にするため各操作段階毎にレバーが係止
される複数段のレバー係止溝を設ける必要等があ
り、この場合各操作段階毎にレバーを係止溝に係
脱させる別方向の揺動操作を必要としていた。
〈問題点を解決するための手段〉
上記のような問題点を解消する本考案の切換レ
バーの構造は、レバー軸11により揺動自在に軸
支されたレバー7とリンク18の一端とをレバー
7上の揺動点17において回動自在に連結し、該
リンク18の他端に設けた牽引支点19で連動具
16の端部を連結し、レバー7の揺動によりリン
ク18を介して上記連動具16を連動させて牽引
作動させる機構において、上記揺動点17と牽引
支点19との間にあつてレバー揺動中にリンク1
8が接触する接触支点20を、リンク接触後の揺
動反力をレバー軸11から得るようにレバー軸1
1の外周側に設け、該接触支点20に接触した後
のレバー揺動においてはリンク18が接触支点2
0を支点としたてこ作用により連動具16の牽引
作動を行わしめる機構とし、前記連動具16の牽
引作動が、レバー7の始動からリンク18が接触
支点20に接触する迄の作動と、リンク18が接
触支点20に接触した以後にレバー7が揺動する
範囲の作動とからなることを特徴としている。
バーの構造は、レバー軸11により揺動自在に軸
支されたレバー7とリンク18の一端とをレバー
7上の揺動点17において回動自在に連結し、該
リンク18の他端に設けた牽引支点19で連動具
16の端部を連結し、レバー7の揺動によりリン
ク18を介して上記連動具16を連動させて牽引
作動させる機構において、上記揺動点17と牽引
支点19との間にあつてレバー揺動中にリンク1
8が接触する接触支点20を、リンク接触後の揺
動反力をレバー軸11から得るようにレバー軸1
1の外周側に設け、該接触支点20に接触した後
のレバー揺動においてはリンク18が接触支点2
0を支点としたてこ作用により連動具16の牽引
作動を行わしめる機構とし、前記連動具16の牽
引作動が、レバー7の始動からリンク18が接触
支点20に接触する迄の作動と、リンク18が接
触支点20に接触した以後にレバー7が揺動する
範囲の作動とからなることを特徴としている。
〈作用〉
レバー7の揺動操作過程において、その揺動角
に応じてリンク18が接触支点20に接触しない
段階と接触した状態の段階があつて、その段階に
応じて連動具(ワイヤ16)の端部のストローク
が段階的に変化する。
に応じてリンク18が接触支点20に接触しない
段階と接触した状態の段階があつて、その段階に
応じて連動具(ワイヤ16)の端部のストローク
が段階的に変化する。
リンク18が接触支点20に接触した状態から
さらにレバー7を揺動するとリンク18は該接触
支点20を支点としててこの作用をして回動し、
リンク18の端部にある連動具の端部(牽引支点
19)はリンク18の回動によつて変化し、この
過程の連動具のストローク量はそれまでのレバー
の揺動量よりも少ない揺動量で著しく拡大され
る。
さらにレバー7を揺動するとリンク18は該接触
支点20を支点としててこの作用をして回動し、
リンク18の端部にある連動具の端部(牽引支点
19)はリンク18の回動によつて変化し、この
過程の連動具のストローク量はそれまでのレバー
の揺動量よりも少ない揺動量で著しく拡大され
る。
〈実施例〉
以下図示する実施例につき詳述すると、第6図
は田植機の側面図を示し、機体の前方のエンジン
1の後方にはミツシヨン2が設けられ、該ミツシ
ヨン2とエンジン1の間には後述する変速プーリ
等の変速装置を収容するベルトカバー3が取り付
けられている。後方の棒状ハンドル4の背面下方
にはレバーフレーム5が取り付けられカバー6は
レバーフレーム5の上部を覆うように取り付けら
れ、該カバー6の上面には変速操作用のレバー7
が突出している。
は田植機の側面図を示し、機体の前方のエンジン
1の後方にはミツシヨン2が設けられ、該ミツシ
ヨン2とエンジン1の間には後述する変速プーリ
等の変速装置を収容するベルトカバー3が取り付
けられている。後方の棒状ハンドル4の背面下方
にはレバーフレーム5が取り付けられカバー6は
レバーフレーム5の上部を覆うように取り付けら
れ、該カバー6の上面には変速操作用のレバー7
が突出している。
上記レバーフレーム5は左右のハンドル4の間
に横設された横杆8に前端を固設された前後方向
上向きのコ字形の板状体からなり、その上端には
上面にレバー溝9,10を介して変速用のレバー
7及び植クラツチ用のレバー14が各突出してお
り、該レバー7,14の下端は筒状のボス12,
13を介してレバーフレーム5に横方向に固設さ
れているレバー軸11により前後揺動自在に軸支
されている。
に横設された横杆8に前端を固設された前後方向
上向きのコ字形の板状体からなり、その上端には
上面にレバー溝9,10を介して変速用のレバー
7及び植クラツチ用のレバー14が各突出してお
り、該レバー7,14の下端は筒状のボス12,
13を介してレバーフレーム5に横方向に固設さ
れているレバー軸11により前後揺動自在に軸支
されている。
レバー7の下端とボス12との間にはブラケツ
ト15を介設し、レバー7が左右方向にも揺動可
能な如く軸支されており、レバー7は三段階に幅
広に構成された一方のレバー溝9内で、各段階の
溝幅に応じて左右方向に揺動係止し得る構造とな
つている。上記三段階のレバー溝9はレバー7の
前後方向の揺動角に応じ、クラツチ「切」,第1
速,第2速の変速位置に対応している。
ト15を介設し、レバー7が左右方向にも揺動可
能な如く軸支されており、レバー7は三段階に幅
広に構成された一方のレバー溝9内で、各段階の
溝幅に応じて左右方向に揺動係止し得る構造とな
つている。上記三段階のレバー溝9はレバー7の
前後方向の揺動角に応じ、クラツチ「切」,第1
速,第2速の変速位置に対応している。
レバーフレーム5の下辺には連動具である走行
ワイヤ16の一端が係止され、該走行ワイヤ16
のインナーワイヤ16aがレバーフレーム5内に
突出し、該突出端は、次に述べるリンク18の下
端にピン等からなる牽引支点19で連結されてい
る。
ワイヤ16の一端が係止され、該走行ワイヤ16
のインナーワイヤ16aがレバーフレーム5内に
突出し、該突出端は、次に述べるリンク18の下
端にピン等からなる牽引支点19で連結されてい
る。
上記リンク18は、上端がレバー7の下方位置
においてピン等からなる揺動点17により回動自
在に連結され、後向きに湾曲した円弧状をなして
おり、該円弧の内周側に前記レバー軸11が交差
方向に位置している。
においてピン等からなる揺動点17により回動自
在に連結され、後向きに湾曲した円弧状をなして
おり、該円弧の内周側に前記レバー軸11が交差
方向に位置している。
そしてレバー7を最も後方に倒したクラツチ
「切」の位置ではインナーワイヤ16aの引出量
は最も短いAとなり、次いでレバー7を起立させ
てリンク18の湾曲内周面が横杆8又はボス12
の周面(接触支点20)に接触した第1速への切
換状態では、インナーワイヤ16aの引出量はB
となる(A<B)。さらにレバー7を前方の第3
段階の第2速状態まで揺動前傾させる過程では、
リンク18は横杆8又はボス12の周面(接触支
点20)を接触摺動支点としながら前方に回動
し、最終的にインナーワイヤ16aの最大の引出
量Cを得る。
「切」の位置ではインナーワイヤ16aの引出量
は最も短いAとなり、次いでレバー7を起立させ
てリンク18の湾曲内周面が横杆8又はボス12
の周面(接触支点20)に接触した第1速への切
換状態では、インナーワイヤ16aの引出量はB
となる(A<B)。さらにレバー7を前方の第3
段階の第2速状態まで揺動前傾させる過程では、
リンク18は横杆8又はボス12の周面(接触支
点20)を接触摺動支点としながら前方に回動
し、最終的にインナーワイヤ16aの最大の引出
量Cを得る。
リンク18が接触支点20に接触して以後のリ
ンク18の前方回動では接触支点20を支点とし
たてこの原理によりインナーワイヤ16aは、レ
バー7の揺動量が少ないにもかかわらず大きな引
出量Cを得ることになる。図示する例では植付ク
ラツチ用レバー14もブラケツト15を設けない
点を除いたほかは上記と同一の連結構造となつて
いる。
ンク18の前方回動では接触支点20を支点とし
たてこの原理によりインナーワイヤ16aは、レ
バー7の揺動量が少ないにもかかわらず大きな引
出量Cを得ることになる。図示する例では植付ク
ラツチ用レバー14もブラケツト15を設けない
点を除いたほかは上記と同一の連結構造となつて
いる。
上記接触支点20は必ずしも横杆8又はボス1
2の周面である必要はなく、レバー7の揺動に際
してリンク18が接触し、てこの作用を行い得る
ものであれば、レバーフレーム5その他に別個固
設されたものであつても良い。
2の周面である必要はなく、レバー7の揺動に際
してリンク18が接触し、てこの作用を行い得る
ものであれば、レバーフレーム5その他に別個固
設されたものであつても良い。
上記のようなレバー7の連結構造によつて操作
される変速装置は、第3図,第第4図に示すよう
にベルトカバー3内においてエンジン側の駆動プ
ーリ21と変速プーリ22との間にVベルト26
を巻掛け、上記プーリ21,22間のベルト26
には、テンシヨンプーリ23が外接しており該テ
ンシヨンプーリ23は基端部を揺動自在に軸支さ
れたテンシヨンアーム24の先端に回転自在に軸
支され、テンシヨンアーム24の揺動によりVベ
ルト26のテンシヨンを調節し、変速プーリ22
におけるベルト接触径を変動させることによつて
ミツシヨン入力軸25の回転を変化させるもので
ある。
される変速装置は、第3図,第第4図に示すよう
にベルトカバー3内においてエンジン側の駆動プ
ーリ21と変速プーリ22との間にVベルト26
を巻掛け、上記プーリ21,22間のベルト26
には、テンシヨンプーリ23が外接しており該テ
ンシヨンプーリ23は基端部を揺動自在に軸支さ
れたテンシヨンアーム24の先端に回転自在に軸
支され、テンシヨンアーム24の揺動によりVベ
ルト26のテンシヨンを調節し、変速プーリ22
におけるベルト接触径を変動させることによつて
ミツシヨン入力軸25の回転を変化させるもので
ある。
上記テンシヨンアーム24にはその揺動方向に
沿つて交差するテンシヨンリンク27が、該テン
シヨンアーム24の側面に突設したピン28をテ
ンシヨンリンク27の一端に穿設した長孔29に
遊嵌した状態(第5図参照)で連結されている。
そしてテンシヨンリンク27の他方の端部にはL
字形のピンからなるワイヤ16のインナーワイヤ
16aが連結されているワイヤ端子30が係止し
て設けられ、上記ワイヤ端子30の突出端と前記
ピン28との間にはテンシヨンアーム24をワイ
ヤ16に向かつて揺動せしめる方向に付勢するス
プリング31が張設され、レバー7の切換段階に
応じて異なるベルトテンシヨンの強弱に応じた付
勢力がテンシヨンアーム24に作用し、ベルト2
6にある程度のクツシヨンを与える作用をする。
沿つて交差するテンシヨンリンク27が、該テン
シヨンアーム24の側面に突設したピン28をテ
ンシヨンリンク27の一端に穿設した長孔29に
遊嵌した状態(第5図参照)で連結されている。
そしてテンシヨンリンク27の他方の端部にはL
字形のピンからなるワイヤ16のインナーワイヤ
16aが連結されているワイヤ端子30が係止し
て設けられ、上記ワイヤ端子30の突出端と前記
ピン28との間にはテンシヨンアーム24をワイ
ヤ16に向かつて揺動せしめる方向に付勢するス
プリング31が張設され、レバー7の切換段階に
応じて異なるベルトテンシヨンの強弱に応じた付
勢力がテンシヨンアーム24に作用し、ベルト2
6にある程度のクツシヨンを与える作用をする。
またテンシヨンリンク27の下端部にはピン2
8と同一方向に突出するように折曲端が形成さ
れ、該折曲端には先端がピン28に向かつて突出
している調節ボルト32がねじ込んで設けられて
いる。上記調節ボルト32の先端はベルトテンシ
ヨンを最も強くした際にピン28に当接し、スプ
リング31によるクツシヨンがない状態でベルト
テンシヨンを加える限界点を調節するものであ
る。
8と同一方向に突出するように折曲端が形成さ
れ、該折曲端には先端がピン28に向かつて突出
している調節ボルト32がねじ込んで設けられて
いる。上記調節ボルト32の先端はベルトテンシ
ヨンを最も強くした際にピン28に当接し、スプ
リング31によるクツシヨンがない状態でベルト
テンシヨンを加える限界点を調節するものであ
る。
他方変速プーリ22は第4図に示すようにミツ
シヨン入力軸25と一体回転する如く嵌合された
固定プーリ33と、該固定プーリ33と同軸上で
対向してV溝を可変的に形成する軸方向移動可能
な摺動プーリ34と、各プーリ33,34の外周
にフリー回転できるように嵌合し前記V溝の外周
側延長端を形成しているアイドラプーリ35,3
6とから構成されている。
シヨン入力軸25と一体回転する如く嵌合された
固定プーリ33と、該固定プーリ33と同軸上で
対向してV溝を可変的に形成する軸方向移動可能
な摺動プーリ34と、各プーリ33,34の外周
にフリー回転できるように嵌合し前記V溝の外周
側延長端を形成しているアイドラプーリ35,3
6とから構成されている。
上記摺動プーリ34はその外側面とミツシヨン
入力軸25の端部に締着されたスプリング受37
との間に挿入されたスプリング38によつて常時
固定プーリ33側に付勢されている。このプーリ
構造によりベルトテンシヨンが強ければV溝がベ
ルト26により押し広げられてミツシヨン入力軸
が各切換段階に応じて高速となり、テンシヨンが
最も弱い状態ではV溝が狭められ、ベルト26は
アイドラプーリ35,36に接触してこれらをフ
リー回転させ、ミツシヨン入力軸25が回転しな
いクラツチ切状態となる。
入力軸25の端部に締着されたスプリング受37
との間に挿入されたスプリング38によつて常時
固定プーリ33側に付勢されている。このプーリ
構造によりベルトテンシヨンが強ければV溝がベ
ルト26により押し広げられてミツシヨン入力軸
が各切換段階に応じて高速となり、テンシヨンが
最も弱い状態ではV溝が狭められ、ベルト26は
アイドラプーリ35,36に接触してこれらをフ
リー回転させ、ミツシヨン入力軸25が回転しな
いクラツチ切状態となる。
40は油圧ポンプ駆動用のプーリで、このプー
リは機体側に固定的に軸支されてベルト26に常
時内接しており、ベルトテンシヨンの大小に関係
なくエンジン作動中は常時回転し、油圧系統を利
用した作動部を走行中以外でも任意に操作利用で
きる。
リは機体側に固定的に軸支されてベルト26に常
時内接しており、ベルトテンシヨンの大小に関係
なくエンジン作動中は常時回転し、油圧系統を利
用した作動部を走行中以外でも任意に操作利用で
きる。
以上のような変速装置の構造ではミツシヨン内
の変速より機構も操作も簡単であり、操作の円滑
さとともに機体の軽量化,コストの低減等に資す
るところが大きい。
の変速より機構も操作も簡単であり、操作の円滑
さとともに機体の軽量化,コストの低減等に資す
るところが大きい。
〈考案の効果〉
本考案は以上の如く構成されるので、切換レバ
ーの操作状態が単に倒伏した状態(実施例におけ
るクラツチ切状態)とリンクが接触支点に接触し
た起立状態(クラツチ入状態又は第1速入状態)、
あるいはさらにレバーが揺動してリンクが接触支
点を支点としててこ状に回動した状態(第2速入
状態)等のように、レバーの操作段階がきわめて
明確に判別できる結果オーバーラン等の誤作動が
防止されるほか、リンクが接触支点を支点として
回動する場合は牽引支点の変位量(ストローク)
をきわめて大きくとることができ、変速装置その
他の切換装置の作動部での作動を確実なものにで
きる利点がある。
ーの操作状態が単に倒伏した状態(実施例におけ
るクラツチ切状態)とリンクが接触支点に接触し
た起立状態(クラツチ入状態又は第1速入状態)、
あるいはさらにレバーが揺動してリンクが接触支
点を支点としててこ状に回動した状態(第2速入
状態)等のように、レバーの操作段階がきわめて
明確に判別できる結果オーバーラン等の誤作動が
防止されるほか、リンクが接触支点を支点として
回動する場合は牽引支点の変位量(ストローク)
をきわめて大きくとることができ、変速装置その
他の切換装置の作動部での作動を確実なものにで
きる利点がある。
実施例に示すようなベルトテンシヨンクラツチ
を使用し、クラツチ「切」の状態と第1速を多用
する機械にあつては、上記効果は特に顕著である
が、本考案の応用範囲は実施例のものに限定され
るものではなく、各種作業機械の切換装置に広く
利用できるものである。
を使用し、クラツチ「切」の状態と第1速を多用
する機械にあつては、上記効果は特に顕著である
が、本考案の応用範囲は実施例のものに限定され
るものではなく、各種作業機械の切換装置に広く
利用できるものである。
第1図,第2図は本考案の一実施例を示すレバ
ー連結機構の詳細図、第3図は該レバーによつて
駆動される変速装置の一例を示す側面図、第4図
は同じくその平断面図、第5図A,B,Cは変速
装置の部分構造の操作段階に応じた作動状態を示
す詳細図、第6図は本考案の構造が応用される田
植機の全体側面図である。 7……レバー、11……レバー軸、16……ワ
イヤ(連動具)、17……揺動点、18……リン
ク、19……牽引支点、20……接触支点。
ー連結機構の詳細図、第3図は該レバーによつて
駆動される変速装置の一例を示す側面図、第4図
は同じくその平断面図、第5図A,B,Cは変速
装置の部分構造の操作段階に応じた作動状態を示
す詳細図、第6図は本考案の構造が応用される田
植機の全体側面図である。 7……レバー、11……レバー軸、16……ワ
イヤ(連動具)、17……揺動点、18……リン
ク、19……牽引支点、20……接触支点。
Claims (1)
- レバー軸11により揺動自在に軸支されたレバ
ー7とリンク18の一端とをレバー7上の揺動点
17において回動自在に連結し、該リンク18の
他端に設けた牽引支点19で連動具16の端部を
連結し、レバー7の揺動によりリンク18を介し
て上記連動具16を連動させて牽引作動させる機
構において、上記揺動点17と牽引支点19との
間にあつてレバー揺動中にリンク18が接触する
接触支点20を、リンク接触後の揺動反力をレバ
ー軸11から得るようにレバー軸11の外周側に
設け、該接触支点20に接触した後のレバー揺動
においてはリンク18が接触支点20を支点とし
たてこ作用により連動具16の牽引作動を行わし
める機構とし、前記連動具16の牽引作動が、レ
バー7の始動からリンク18が接触支点20に接
触する迄の作動と、リンク18が接触支点20に
接触した以後にレバー7が揺動する範囲の作動と
からなる切換レバーの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986010222U JPH0313780Y2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986010222U JPH0313780Y2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62125921U JPS62125921U (ja) | 1987-08-10 |
JPH0313780Y2 true JPH0313780Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30796318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986010222U Expired JPH0313780Y2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313780Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744099A (en) * | 1980-08-26 | 1982-03-12 | Komatsu Mfg Co Ltd | Burying of tubular body |
-
1986
- 1986-01-27 JP JP1986010222U patent/JPH0313780Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744099A (en) * | 1980-08-26 | 1982-03-12 | Komatsu Mfg Co Ltd | Burying of tubular body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62125921U (ja) | 1987-08-10 |
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