JPS6347933Y2 - - Google Patents

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JPS6347933Y2
JPS6347933Y2 JP3400484U JP3400484U JPS6347933Y2 JP S6347933 Y2 JPS6347933 Y2 JP S6347933Y2 JP 3400484 U JP3400484 U JP 3400484U JP 3400484 U JP3400484 U JP 3400484U JP S6347933 Y2 JPS6347933 Y2 JP S6347933Y2
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JP
Japan
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shifter
gear
spring
rotation
operating lever
Prior art date
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JP3400484U
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JPS60148627U (ja
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は小型自動車など車両の前後進切換操
作装置に関する。
(従来技術) 車両の動力伝達装置には、シフターを作動させ
て二種の変速状態のうちの一方を選択的にとる
際、シフターを作動させるための変速操作力をそ
れぞれスプリングを介してこのシフターに伝達す
るよう構成されたものがある(例えば実公昭48−
28179号公報)。
ところで上記構成では、一方のスプリングを介
してシフターを作動させる場合、他方のスプリン
グがこのシフターの作動に抗するように働くこと
となるため、この変速操作は上記他方のスプリン
グの抗力の分だけ重くなり、これは操作上好まし
くない。
従つて、上記のような構成を前後進切換操作装
置に適用しても、軽快な切換操作はできないこと
となる。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、前後進の切換操作が軽快にできるよ
うにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、シフターに連結された回動アーム
と、前後進切換用の操作レバーとがそれぞれスプ
リングを介し一対の連動ワイヤーで連結され、操
作レバーの回動による両連動ワイヤーの作動で、
一方のスプリングが回動アームを回動させる一
方、他方のスプリングがこの回動アームの回動に
抗することのないようにした点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は車両の一例たるゴルフカーで、その車体2
には前輪3と後輪4が設けられ、この車体2のフ
ロアパネル6上にはシート7が設けられる。8は
ハンドル、9は荷置台で、この荷物台9にはゴル
フバツグ10が置かれる。
上記シート7下方の車体2には4サイクルガソ
リンエンジン12が取り付けられている。そし
て、上記後輪4はVベルト式自動変速装置13お
よび逆転機構を有する歯車式減速装置14を介し
て上記エンジン12により駆動される。
上記変速装置13は、エンジン12のクランク
軸16に取り付けられた駆動プーリー17と、減
速装置14の入力軸18に取り付けられた従動プ
ーリー19と、これら両プーリー17,19に巻
き付けられたVベルト20とを有している。そし
て、エンジン12が増速した際には、各プーリー
17,19に設けられたVベルト溝の溝巾が自動
的に変更されて減速装置14の入力軸18に対す
る増速比が増大せしめられる。
上記減速装置14について説明すると、この減
速装置14の減速ケース22には動力伝達軸たる
前記入力軸18、中間軸23、アイドル軸24お
よび前記後輪4を支持する車軸25が支承され
る。
上記入力軸18には前進用駆動歯車27と後進
用駆動歯車28とが支持される。また、中間軸2
3にはこの中間軸23に対し自由に回転するよう
に前進用正転歯車29と後進用逆転歯車30とが
支承される。また、アイドル軸24にはアイドル
歯車31が支承される。
そして、前進用駆動歯車27と正転歯車29が
噛み合い、後進用駆動歯車28と逆転歯車30と
がアイドル歯車31を介して噛み合つている。ま
た、中間軸23と車軸25とはデイフアレンシヤ
ル装置33で連結されている。
上記構成において、前後進切換操作装置34が
設けられる。以下、この装置について説明する。
上記中間軸23上には軸方向にのみ摺動自在と
される前後進切換用シフター35が設けられる。
このシフター35には係合突起35aが形成され
ており、シフター35の軸方向移動でこの係合突
起35aが正転歯車26に形成された係合孔29
aと逆転歯車30に形成された係合孔30aのう
ちの一方の係合孔に選択的に係合する。そして、
シフター35は係合した歯車(図例では正転歯車
29)から動力伝達を受け、この動力をデイフア
レンシヤル装置33および車軸25を介して後輪
4に伝達する。
上記シフター35を操作するための操作レバー
36がシート7下方のフロアパネル6に回動自在
に枢支され、シフター35と操作レバー36とは
連動手段37で連結される。
上記連動手段37について説明すると、上記シ
フター35に係合するシフトフオーク39が設け
られる。このシフトフオーク39はフオーク軸4
0に支持され、このフオーク軸40は減速ケース
22に軸方向摺動自在に支持される。41はフオ
ーク軸40の位置決め手段で、シフター35が正
転歯車29と逆転歯車30に係合する二つの位置
で、このシフター35の軸方向移動を阻止する。
一方、減速ケース22には枢支軸43を介して回
動アーム44が回動自在に枢支される。この回動
アーム44には一対の連動アーム45が取り付け
られ、連動アーム45の回動端は連動ピン46を
介してフオーク軸40に連結される。
上記操作レバー36と回動アーム44との間に
は一対の連動ワイヤー48,48′が設けられる。
また、操作レバー36の回動方向両側には連結軸
49,49′を介して湾曲した連結杆50,5
0′が枢支されており、上記連動ワイヤー48,
48′の一端はこの連結杆50,50′の回動端に
連結される。
一方回動アーム44の各回動端は枢支軸43の
径方向外方で互いに逆方向に延び、これら各回動
端に軸心回りに回動可能な回動軸52,52′が
設けられる。そして、上記連動ワイヤー48,4
8′の他端は上記回動軸52,52′を径方向に摺
動自在に貫通し、この連動ワイヤー48,48′
の各端部と回動軸52,52′との間には伸長方
向に付勢するコイルスプリング53,53′が介
在される。
54はストツパーで、操作レバー36の所定以
上の回動を規制する。また、55,55′は連動
ワイヤー48,48′をガイドするガイドチユー
ブである。
そして、第5図で示すように、ストツパー54
が作用するまで操作レバー36を矢印A方向に回
動操作させれば、一方のスプリング53がそのそ
の弾性力で回動アーム44を同上図矢印B方向に
回動させ、これに伴う連動アーム45の回動や、
シフトフオーク39の移動によつて、シフター3
5が正転歯車29に係合し、前進走行が可能とさ
れる。
上記の場合、シフター35の係合突起35aと
正転歯車29の係合孔29aとが係合直前におい
て相互に対応した位置になければ、操作レバー3
6の操作の際、スプリング53の弾性力で係合突
起35aが一旦正転歯車29の側面に摺動自在に
当接し、その後の正転歯車29の回転で係合突起
35aと係合孔29aとが自動的に係合する。そ
して、この係合でスプリング53はほぼ自由状態
に復元する。
なお、操作レバー36の上記回動操作時に、シ
フター35の係合突起35aが逆転歯車30の係
合孔30aに強固に係合している場合には、操作
レバー36の回動により一方のスプリング53が
回動アーム44端を弾性的に押し始めても、この
弾性力によつては上記係合が解除されない場合が
ある。そこで、上記一方のスプリング53は次の
ように構成される。即ち、ストツパー54が作用
する位置まで操作レバー36を更に回動させる
と、上記スプリング53の各コイルが密着して、
上記係合突起35aと係合孔30aの係合が強制
的に解除せしめられる。
一方、上記のように操作レバー36を回動させ
た場合、他方のスプリング53′は連動ワイヤー
48′の作動で回動アーム44の回動に伴つて同
方向に移動せしめられる。このため、同上スプリ
ング53′がその弾性力で回動アーム44の回動
を規制することは無く、よつて、操作レバー36
は軽快に回動せしめられる。
なお、上記したように操作レバー36をストツ
パー54が作用するまで回動させた場合、連結軸
49は上死点(P)を越えるためスプリング53
による引張力によつて上記操作レバーの回動姿勢
が保持される。このため、操作レバー36を一旦
回動操作すれば、その後のシフター35と正転歯
車29の係合状態は外力を必要とすることなく保
持される。
また、上記と逆方向に操作レバー36を回動操
作すれば、上記と同様の構成にてシフター35が
逆転歯車30に係合し、後進走行が可能とされ
る。
(考案の効果) この考案によれば、シフターに連結された回動
アームと、前後進切換用の操作レバーとがそれぞ
れスプリングを介し一対の連動ワイヤーで連結さ
れ、操作レバーの回動による両連動ワイヤーの作
動で、一方のスプリングが回動アームを回動させ
る一方、他方のスプリングがこの回動アームの回
動に伴つて同方向に移動するよう構成されたた
め、一方のスプリングが回動アームを回動させる
場合、他方のスプリングがその回動を規制するこ
とは回避される。従つて、操作レバーの回動によ
る前後進切換操作は軽快にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はゴルフ
カーの全体平面図、第2図はゴルフカーの全体側
面図、第3図は第1図の−線矢視部分断面
図、第4図は第3図の−線矢視断面図、は第
5図は第2図の−線矢視図である。 1……ゴルフカー(車両)、23……中間軸
(動力伝達軸)、29……正転歯車、30……逆転
歯車、34……前後進切換操作装置、35……シ
フター、36……操作レバー、44……回動アー
ム、48,48′……連動ワイヤー、53,5
3′……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動力伝達軸上に正転歯車と逆転歯車とが設けら
    れると共に、これら歯車のうちの一方の歯車に選
    択的に係合してこの歯車から動力伝達を受ける前
    後進切換用シフターが設けられ、一方、このシフ
    ターを操作するための操作レバーが車体静止側に
    枢支された車両の動力伝達装置において、上記シ
    フターを上記歯車に対して係合動作させる回動ア
    ームが車体静止側に枢支され、一方、一端が操作
    レバーに連結され、他端が回動アームに向つて延
    びる一対の連動ワイヤーが設けられ、この各連動
    ワイヤーの上記他端と回動アームとがそれぞれス
    プリングで連結され、操作レバーの回動による両
    連動ワイヤーの作動で、一方のスプリングがその
    弾性力で回動アームを回動させる一方、他方のス
    プリングがこの回動アームの回動に伴つて同方向
    に移動するよう構成されたことを特徴とする車両
    の前後進切換操作装置。
JP3400484U 1984-03-08 1984-03-08 車両の前後進切換操作装置 Granted JPS60148627U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3400484U JPS60148627U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 車両の前後進切換操作装置

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JP3400484U JPS60148627U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 車両の前後進切換操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS60148627U JPS60148627U (ja) 1985-10-02
JPS6347933Y2 true JPS6347933Y2 (ja) 1988-12-09

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JP3400484U Granted JPS60148627U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 車両の前後進切換操作装置

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JPS60148627U (ja) 1985-10-02

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