JPS62174543A - 排気ガス還流制御装置 - Google Patents

排気ガス還流制御装置

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JPS62174543A
JPS62174543A JP61016417A JP1641786A JPS62174543A JP S62174543 A JPS62174543 A JP S62174543A JP 61016417 A JP61016417 A JP 61016417A JP 1641786 A JP1641786 A JP 1641786A JP S62174543 A JPS62174543 A JP S62174543A
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Katsuhiko Kawai
勝彦 川合
Shigenori Isomura
磯村 重則
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関の排気ガスの一部を再度該内燃機関
の吸気管へ還流させる排気ガス還流制御装置に関するも
ので、詳しくは、該制御装置の自己診断装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、この種の排気ガス還流制御装置(以下、EGRと
称する)は排気ガス中の窒素酸化物(NOx)を低減さ
せる手段として内Sa関で広く利用されている。
ところで、EGRのバルブの作動不良やEGR配管の閉
塞により、EGRに故障が生じた場合は、NOXが著し
く増加しやすい。しかし、EGRの故障は、運転性能自
体に影響が少ないために、運転者が異常に気付かずに、
NOXを多量に排出し、大気を汚染することがある。
これを解決する手段として、例えば、特開昭59−18
5857号公報に記載されているような、EGRのバル
ブ開度を目標開度と比較して、その偏差が所定以上にな
った場合に異常を報知するものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし上記従来技術をEGRに適用するには、EGRの
バルブの開度を検出する、例えば、開度センサをEGR
のバルブに設けなければならないので、構成が複雑にな
るという問題点がある。
従って、本発明の目的は、充分に簡略化し得る構成で容
易にEGRの異常を発見できる排気ガス還流制御装置を
提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明においては、第8
図に示すごとく、 内燃機関の排気ガスを吸気管へ還流させる還流管と、 この還流管を開閉する開閉手段と、 この開閉手段を開閉制御する制御手段と、内燃機関に燃
料を供給する燃料供給手段と、内燃機関の排気ガス中の
酸素濃度より内燃機関に供給される混合気の空燃比を検
出する空燃比検出手段と、 この空燃比検出手段にて検出された空燃比に応じて内燃
機関に供給される混合気の空燃比が理論空燃比になるよ
うに制御量を算出する制御量算出手段と、 この制?III量算出手段により前記燃料供給手段から
供給される燃料量を調整する燃料量調整手段と、前記制
御手段にて前記開閉手段が開制御されている時の前記制
御量と閉制御されている時の前記制御量とを比較して、
排気ガスの還流状態の異常を判断する判断手段と、 この判断手段にて異常と判断された場合に、警報を行な
う警報手段と を具備することを特徴とする排気ガス還流制御装置とし
ている。
〔作用〕
上記構成によれば、制御手段により開閉手段が制御され
て、排気ガスの還流が制御される。また空燃比検出手段
にて検出された機関の空燃比に応じて制御量算出手段に
て制御量が算出され、この制御量によって燃料供給手段
より機関への燃料供給量が機関に供給される混合気の空
燃比が理論空燃比に維持されるよう燃料量調整手段にて
調整される。さらに制御手段にて開閉手段が開制御され
ている時の前記制御量と閉制御されている時の制御量と
を用いて判断手段にて排気ガスの還流状態の異常が判断
され、異常と判断されると警報手段が作動されて運転者
に対してEGRの異常が知らされる。
〔実施例〕
以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例が適用される内燃機関とその制
御系統の概略構成図を示す。
■は6気筒内燃機関のシリンダ、2はシリンダ1に接続
されるインテークマニホールド3内の吸入空気圧力を検
出する吸気管圧力センサであって、半導体形圧力センサ
により構成される。4はインテークマニホールド3の各
シリンダ吸気ボート付近に設けられた電磁作動式の燃料
噴射弁、6はディストリビュータである。このディスト
リビュータ6のロータは機関回転の1/2の回転数で回
転駆動され、内部にて機関回転数、燃料噴射時間を示す
信号と気筒判別信号を出力する回転センサ7が配設され
る。9はスロットルバルブ、10はスロソトルバルブ9
の開度を検出するスロットルポジションセンサ、11は
機関の冷却水温度を検出するザーミスタ式の水温センサ
、12は吸入空気温度を検出する吸気温センサである。
13はインテークマニホールド3とエキシストマニホー
ルド16間に接続された排気ガス循環路17に装着され
たバキュームサーボ型の排気ガス再循環制御用バルブ(
以下EGRバルブと略す)であり、EGRバルブ13を
制御する制御管路18はEGRバルブ13のダイヤフラ
ム室とサージタンク19人口との間に接続され、EGR
バルブ13の弁開度を決定するモジュレータ14と排気
ガス再循環を行なうか否かの切り換えを行なう電磁弁1
5がこの制御管路18に設置される。電磁弁15は電子
回路8の出カポ−1−107(第2図)に接続され、例
えば、冷間時、アイドル時、高負荷時にはモジュレータ
14へ大気圧が通ずるように動作し、一方排気ガス再循
環実施時にはサージタンク19人口のスロットルバルブ
9付近の負圧をモジュレータ14へ付加するように作動
信号を受ける。20はエギソストマニホールド16に取
付けられた酸素濃度センサ(以下02センサと略す)で
あり、排気ガス中に含まれる残留酸素濃度により機関に
供給される混合気の空燃比を検出するものであって、こ
の空燃比が理論空燃比(A/F=14.7)より小さい
(リンチ)時lポルト程度(高レベル)の電圧を、また
理論空燃比より大きい(リーン)時0.1ボルト程度(
低レベル)の電圧を出力する。
25は内部に三元触媒が設けられた触媒コンバータであ
り、排気ガス中に含まれる有害成分はこの触媒コンバー
タ25内の三元触媒により浄化されて大気中に放出され
る。30はEGRの異常を警報する警報ランプである。
第2図は、内燃機関の燃料噴射匿制御を行って空燃比を
制御する電子制御回路8と各種センサ等のブロック図を
示し、電子制御回路8はマイクロコンピュータを中心に
構成される。
制御回路8は、吸気管圧力センサ2、回転センサ7、ス
ロットルポジションセンサ10、水温センサ11、吸気
温センサ12.0□センサ20からの各検出信号を取込
み、これらの検出データに基づいて燃料噴射量を算出し
、燃料噴射弁4の開弁時間を制御して空燃比制御を行な
う。100は所定のプログラムによって演算処理を実行
するMPU(マイクロプロセッサユニット)、101は
MPU100に割込み信号を出力する割込み制御部、1
02は回転センサ7からの回転角信号をカウントし、機
関の回転速度を算出するカウンタ部、104は吸気管圧
力センサ2、水温センサ11、スロットルポジションセ
ンサ10、吸気温センサ12からの検出信号(アナログ
信号)を選択的に入力してデジタル信号に変換すると共
に、0□センサからの検出信号を人力して波形成形する
入力ボートである。105はプログラムや演算に使用す
るマツプデータ等が予め記憶された読出し専用メモリで
あるROM、106は書込み読出し可能な不揮発性メモ
リであるRAMであり、キースイッチのオフ後も記憶内
容を保持する。107は電磁弁15に接続された出力ポ
ート、108はモジスタを含む燃料噴射量(時間)制御
信号出力用の出力カウンタ部であって、MPU100か
ら送られる燃料噴射量データを入力し、このデータに基
づいて燃料噴射弁4の開弁時間を制御する制御パルス信
号のデユーティ比を決定し、噴射量制御信号を出力する
。なお、出力用のカウンタ部108から出力される制御
信号は電力増幅器110を介して各気筒毎の燃料噴射弁
4に印加される。また、上記制御回路8内において、M
PU100、割込み制御部101、入力カウンタ部10
2、入カポ−)104、ROM105、RAM106、
出力カウンタ部108はそれぞれコモンバス111に接
続され、必要なデータの転送がMPU100の指令によ
り行なわれる。
次に、上記構成における動作を以下に述べる。
まず、初めに機関に対する燃料供給の作動について説明
する。
MPU100はまず機関回転速度Nと吸気管圧力Pとか
らROM 105内に予め記憶設定されているマツプよ
り基本噴射時間T、を検索する。次にEGRの実行、不
実行に応じた補正係数KEGll+機関の冷却水温度に
応じた補正係数K。、18.吸気温度に応じた補正係数
に、)IA、加速の有無に応じた補正係数に8等を各種
センサからの検出信号に基づいてROM105内に予め
記憶設定されているマツプより検索する。そして02セ
ンサ20からの検出信号(リッチ信号、リーン信号)に
応じて第3図に示すように、比例特性処理や積分特性処
理を実行して制御1FAFが随時算出されており、基本
噴射時間T、を上記各補正係数KtGII。
KT工+  KtHA+  K3並びに制御量FAFに
より補正して、有効噴射時間TAを算出する。さらにバ
ッテリ電圧に応じて設定される無効噴射時間Tvを有効
噴射時間TAに加えて噴射時間Tを決定する。このよう
にして決定された噴射時間Tは燃料噴射量データとして
出力用カウンタ部108に出力される。そして出力用カ
ウンタ部108と割込み制御部101の割込み信号に応
じて上記燃料噴射量データに応じた噴射量制御信号を動
力増幅器110を介して各気筒の燃料噴射弁41に印加
し、燃料噴射弁4はこの噴射量制御信号に応じて燃料の
噴射を実行する。なお、この際、0□センサ20“によ
るフィードバック補正が実行されるので燃料噴射量は理
論空燃比に見合った量に調整されている。
なお、上記燃料供給の作動は割込み制御部101の機関
の回転に同期した割込み信号に応じて実行される。
次に機関に対するEGRの作動ならびにこのEGRに対
する自己診断について述べる。
第4図に示すのは、EGRの作動ならびに自己診断を実
行するプログラムのフローチャートであって、内燃機関
作動中に定期的に実行されるものである。
まずステップ201において、EGRの作動条件が成立
しているか、否かを判断する。なおこの作動条件として
は機関の冷却水温度、機関の回転速度等があり、例えば
冷却水温度が70℃以上であって、かつ回転速度が40
0Orpm以下である時のみEGRの作動条件が成立し
ていると判断してステップ202に進み、それ以外は不
成立と判断してステップ203に進む。
ステップ203に進んだ場合は、EGRパルプ13を閉
弁動作させるべく出力ポート107に対して出力して、
本ルーチンを終了する。
またステップ202に進んだ場合は、BGRバルブ13
を開弁動作させるべく出力ポート107に対して出力し
、ステップ204に進む。
ステップ204ではEGRの自己診断条件が成立してい
るか否かを判断する。なお、この自己診断条件としては
定常運転状態であるか、低負荷状態であるか等であり、
具体的には機関の回転速度の変化度合、吸気管圧力の変
化度合、ならびにスロットルバルブ9の開度の変化度合
がいずれも所定値以下であって、しかも吸気管圧力、あ
るいはスロットルバルブ9の開度が所定値以下である時
のみ、自己診断条件が成立していると判断してステップ
205に進み、それ以外は不成立と判断して本ルーチン
を終了する。
ステ・7プ205に進んだ場合、ステップ205では上
述の燃料供給の作動において算出される制御量FAFの
平均値丁τ丁。8を算出する。なおこの平均値TT丁。
8は例えば比例特性処理の実行後の微少時間ΔT経過後
の制御11FAFの4回分の最新データを逐次記憶して
おき、この4回分のデータを平均することにより求めら
れる。
ステップ206では現在開弁制御されているEGRバル
ブ13を閉じるべく、出力ポート107に対して出力す
る。
ステップ207では02センサ20の検出信号の反転回
数が所定回数(例えば5回)以上となったかを判断する
。これはEGRバルブ13が閉じられて、排気ガスがイ
ンテークマニホールド3へと還流されるのが止められて
から機関に供給される混合気の空燃比が再び理論空燃比
に落ち付いて、しかも次の演算を実行してもよい状態に
なったかどうかを判断するためのものであって、所定回
数以上02センサ20の出力が反転して初めてステップ
208に進む。
ステップ208では、再度、上記制御flFAFの平均
値7TT。FFを上述と同様にして算出する。
ステップ209ではEGRバルブ13を開弁状態に戻し
て、BGRを作動させるべく、出力ボート107に対し
て出力する。
ステップ210では上記ステップ205及びステップ2
08で計測された各状態での制御量FAFの平均値丁τ
丁。82丁τ丁。□の差ΔFAFを算出する。
ステップ211では上記差ΔFAFがROM 105内
に予め記憶設定されている。所定値Cより大きいか、小
さいかを比較する。そして小さいと判別された場合には
ステップ212に進み、また大きいと判別された場合に
は本ルーチンを終了する。
すなわち、ステップ211ではEGRが正常に作動して
いるか、異常な状態になるかが判断されるものであって
、EGRが正常に作動していれば、排気ガスがインテー
クマニホールド3へと所定量還流されるために、この時
の制御量FAFの平均値丁X丁。8の値は、第5図タイ
ムチャートの実線に示されるように、同じ機関状態にあ
る時のEGRを非作動とした時の制御量FAFの平均値
FAFoyrO値より低い状態となる。また逆にEGR
が正常に作動していなければ、つまりステップ202に
てEGRバルブ13が開となるように指令したにもかか
わらず、排気ガスがインテークマニホールド3への還流
されていない、あるいは、ステップ206にてEGRバ
ルブ13が閉となるように指令したにもかかわらず、排
気ガスがインテークマニホールド3へと還流されている
場合には、第5図タイムチャートの破線に示されるよう
に、制御量FAFは変化しないようになる。従って、上
記制御量FAFの各状態の平均値丁X丁。81丁X丁。
、。
の差ΔFAFが所定値C3よりも小さな値を示した場合
には、EGRが上述のような異常な状態になると判断さ
れる。
上述のごとくであるから、ステップ212では上記ステ
ップ211でEGRが異常と判断されたことを、運転者
にEGRの異常を知らしめるべく警報ランプ30を点灯
すると共にEGRの異常が生じたことをRAM106内
に記憶して、本ルーチンを終了する。
つまり上記実施例は同じ吸気管圧力であっても、EGR
ガス量により実際に機関に吸入される空気量が変化する
ため、同一運転条件においてEGRの状態に関係なく吸
気管圧力に従った燃料量を供給すると、EGRガスの有
無により機関に供給される混合気の空燃比が変化するも
のであって、つまりEGRガス量が減ると空気量が増加
するために空燃比はリーンとなり、また逆にEGRガス
量が増えると空気量が減るために空燃比はリンチとなる
ものであるが、このような機関に供給される空燃比に変
化が生じると、o2センサ20がこの空燃比の変化を検
知して、機関に供給される混合気の空燃比が理論空燃比
に維持されるように制御IFAFが修正されることによ
って制御量FAFが変化することに着目したものであっ
て、上記のように構成することで、EGRの正常、異常
が容易に発見できるようになる。
しかも、上記制御量FAFの平均値FAFQN。
TWTOFFの差ΔFAFにより判断していることから
、EGRの自己診断専用のセンサ等の構成は不用であっ
て、充分に簡単な構成でEGRの自己診断が実行できる
ようになる。
また、上記実施例によれば、EGRの作動時の上記制1
11iiFAFの平均値Tτ丁。8と同じ機関状態にあ
る時のEGRの非作動時の同制御量FAFの平均値丁τ
丁。2.とを算出して、EGRの正常あるいは異常を判
断しているので、極めて信頼性の高い判定結果が得られ
るものとなる。
なお、上述の自己診断中において、一旦、EGRバルブ
13は閉とすべ(制御されるが、前述の燃料噴射量の演
算においては自己診断中はEGRバルブ13が閉にすべ
く制御されていても、EGRが実行されているとして補
正係数に6゜により燃料噴射量を補正するよう構成しで
ある。
次に本発明の第2実施例を第6図フローチャート、およ
び第7図タイムチャートに基づき説明する。
本実施例では、第7図に示すようにEGRの自己診断の
ためにEGRバルブ13に対して閉すべく指令を出して
いる間は、その間の燃料噴射量を補正係数に、によって
増量補正して、自己診断のためのEGRバルブ13の開
閉による空燃比の変動を抑えるように構成している。な
お、この補正係数に1はその初期値が上記自己診断条件
の成立する所定の運転状態におけるEGRバルブ13の
開制御時の制御量FAFの平均値と閉制御時の制御1F
AFの平均値との差を実験的に求めて、この差より決定
され、この初期値は上記ROMIO3内に予め記憶され
ている。
このように構成した場合のEGRの自己診断は、第6図
に示すように、ステップ305で上記第1実施例と同様
にしてEGRバルブ13を開とする指令が出ている時の
制御量FAFの平均値71丁。、。
を算出し、ステップ306にてEGRバルブ13を閉と
すべ(出力ポート107に対して指令を与える。
なお、この指令の与えられたのと同時に燃料噴射量の演
算においては、以後の燃料噴射量が上記補正係数に1に
より補正されるように設定される。
ステップ307では上記ステップ306での指令出力後
、所定時間経過したか否かを判断し、所定時間経過した
後にステップ308に進むようにしている。これはEG
Rが正常であれば、EGRバルブ13が開から閉に移っ
たとしても、補正係数に1による燃料増量により空燃比
の変動がほとんどな(、第7図実線に示すように0□セ
ンサ20の出力、ならびに制御量FAFは変化はないが
、EGRが異常であれば、EGRバルブ13を閉にまた
は開にすべく出力ポート107に指令したにもかかわら
ず、インテークマニホールド3内の排気ガスの還流状態
はその前後において変化がないため、補正係数に、によ
る燃料増量分だけ空燃比がリッチとなり、第7図破線に
示すような02センサ20の出力が現れ、制御IFAF
の大きく変化し、機関に供給される空燃比が制御量FA
Fにより補正されて理論空燃比に落ち付くまで所定時間
を要するからである。ステップ308ではこの時の制御
量FAFの平均値n丁。阿を算出し、ステップ309で
はEGRバルブ13と開とすべく出力ポート107に対
して指令を与える。
なお、この指令が与えられたのと同時に燃料噴射量の演
算においては今まで実行されていた上記補正係数に、に
よる燃料噴射量の補正を解除すべく設定される。
ステップ310では上記ステップ305.308で求め
られた各状態での制′41i1FAFの平均値マTT、
い7E’E’o y Fの差ΔFAFを求め、ステップ
311では差ΔFAFが所定値C2よりも大きいか、小
さいかを判別する。これは上述したようにEGRが正常
であれば、上記補正係数Klにより空燃比の変動が抑え
られて、第7図実線に示すごとく、制御量FAFはEG
Rバルブ13の開閉しても変化しないが、EGRが異常
であると上記補正係数に1による燃料増量によって機関
に供給される混合気の空燃比がリッチ側に大き(ずれる
ため、制御fJFAFは第7図破線に示すごとく、太き
(変化することから、両状態の制御IFAFの平均値F
 A FON、  F A Fovrの差ΔFAFが所
定値C2より小さければEGRは正常に作動していスー
ネナー+吉り中力t−r p r−、T?は丁堂乙ご作
小11t、ていないと判断することができる。なお、ス
テップ311で上記差ΔFAFの絶対値1ΔFAFIと
所定値C2とを比較しているが、これはあくまでも上記
差ΔFAFの大きさが比較対象であるからである。そし
てステップ312では上記ステップ311で1ΔFAF
 l≧C2であると判別されて、EGRが異常であると
判断されたことを、運転者に警報ランプ30を点灯して
EGRの異常を知らせると共に、EGRの異常を生じた
ことをRAM106内に記憶して、本ルーチンを終了す
る。またステップ311でEGRが正常であると判断さ
れた場合は、ステップ312にて上記差ΔFAFをRA
M I O6に記憶して、本ルーチンを終了する。なお
、この差ΔFAFは次回の自己診断時における補正係数
に1を補正するために使用される。
なお、本実施例における第6図フローチャートに示す各
ステップの未説明の部分(ステップ301.302,3
03,304)は上記第1実施例の第4図に示すフロー
チャートのステップ201゜202.203.204と
同一である。
また、自己診断中における燃料噴射量の補正係数KEO
Rによる補正も、第4図のフローチャートに示される実
施例と同様に実行される。
本実施例においても、上記第1実施例と同様の効果が得
られる。
また、上記第1実施例では、EGHの正常時には自己診
断のたびに若干リッチ、リーンの状態が生じるため、こ
の間の排気ガスのエミッションが悪化するが、本実施例
では自己診断時に補正係数に1により燃料を増量補正し
ているので、EGRの正常時には空燃比の変動が抑制さ
れ、排気ガスのエミッションも良好な状態を維持できる
ようになる。またこの補正係数に1を各状態での制御量
FAFの平均値丁X丁。81丁τ丁。2.の差ΔFAF
で補正するようにしているので、機関に経時変化が生じ
ても補正係数に、は空燃比の変動を充分に抑制するよう
な値に自己診断するたびに更新される。
ところで、上記第2実施例ではステップ310にてEG
Rバルブ13を開とすべ(制御している時の制御量FA
Fの平均値FAFONとEGRバルブ13を閉とすべく
制御し、燃料噴射量を補正係数に+で補正している時の
制御量FAFの平均値TK″Tr。1.との差を求めて
いたが、ステップ31Oにて実行される演算を、 ΔFAF ’−丁τ丁。8−(丁τ丁。rr  FAF
KI)として、補正係数に1を考慮した差ΔFAF’と
してもかまわない。なお、FAFx+は補正係数K。
により補正される燃料量を制?2IIffiFAFで補
正した場合に相当する換算値である。
そして、この場合、ステップ311では前記第1実施例
のステップ211と同様な判断が実行されるものであっ
て、この差ΔFAF’が所定値C3より大きいか、小さ
いかが判断され、小さいと判断された場合は異常である
として、ステップ312を実行し、また大きいと判断さ
れた場合は正常であるとして、ステップ313に進む。
なお、この場合ステップ313では上記差ΔFAF ’
を換算して、新たな補正係数に、とする。
また、上述した各実施例ではEGRの自己診断時にEG
Rバルブ13を閉、開とするので、空燃比に対する学習
制御を実行する構成を有するものに上記実施例を適用す
る場合は、この自己診断にともなうEGRの作動によっ
て誤学習をする恐れがあるため、自己診断実行中は空燃
比に対する学習は禁止するように設定することが好まし
い。
また、上記各実施例のフローチャート(第4図。
第6図)では、ステップ202,302でEGRバルブ
13を開とすべく出力ポート107への指令を実行した
後にステップ204,304のEGRの自己診断条件の
成立、不成立を判断しているため、前回までEGRバル
ブ13に対する出力ポート107への指令が閉であって
、今回初めて開の指令が出力ポート107に与えられ、
この時の機関状態がステップ204.304の自己診断
条件を満たすような場合は、すぐに制御量FAFの平均
値マτ丁。9が算出ささることになり、排気ガスカイン
テークマ二ホールド3へと還流され始めて、空燃比が理
論空燃比に落ら付いていない状態の制御−1FAFから
平均値TT丁。8が算出される可能性がある。従って、
制御量FAFの平均値丁τTosの算出をより確実なも
のとするために、ステップ204,304とステップ2
05.305との間に所定時間経過したかを判断するス
テ・ノブを追加してもかまわない。
また上記各実施例のフローチャートにおいて、EGRの
自己診断はEGRの作動中に額緊に行なう必要性は少な
いので、ステップ202,302でEGRバルブ13を
開とする出力ポート107への指令がwA続して出てい
る間に、ステ・7プ204.304のEGRの自己診断
条件が満たされた時に1回だけステップ205.305
以降に進むように構成してもかまわない。また、ステッ
プ202.303でのEGRパ゛ルブ13を開とする出
力ポート107への指令が比較的長く継続した場合のこ
とを考慮して、ステップ202,302でEGRバルブ
13を開とする出力ポート107への指令が継続して出
ている間のある予め設定された設定時間内において自己
診断条件が成立した時に1回のみ、以降の自己診断を実
行するようにして、出力ボート107への開の指令が比
較的長く継続して出ている場合には、何回か自己診断さ
れるよう構成してもかまわない。
また、上記実施例では警報ランプ30の点灯により運転
者に対してEGRの異常を知らせたが、文字表示や音に
よる警報であってもかまわない。
また、上記第1実施例ではEGRの自己診断の際にステ
ップ207で0□センサ20の出力が所定回数以上反転
したかでステップ208への進行を決定していたが、所
定時間経過したが、否かでステップ208への進行を決
定してもかまわない。
また、上記第2実施例では自己診断中の燃料噴射量の補
正係数に1による補正をステップ306にてEGRバル
ブ13を閉とすべく指令したと同時に、以後の燃料噴射
量の演算において実行されるよう設定し、またステップ
309にてEGRバルブ13を開とすべく指令したと同
時にこの補正係数に、による補正の実行を解除すべく設
定していたが、EGRバルブ13を閉とした直後も微少
時間はインテークマニホールド3内にはEGRガスが残
っており、またEGRバルブ13を開とした直後も微少
時間はインテークマニホールド3内にEGRガスが達し
ていないので、これらのことを考慮してEGRバルブ1
3を閉とすべくステップ306にて指令した後に、微少
時間経過後、上記のごとく補正の実行を設定し、またE
GRパルプ13を開とすべくステップ309にて指令し
た後に、微少時間経過後、上記のごとく補正の解除を設
定してもかまわない。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば 内燃機関の排気ガスを吸気管へ還流させる還流管と、 この還流管を開閉する開閉手段と、 この開閉手段を開閉制御する制御手段と、内燃機関に燃
料を供給する燃料供給手段と、内燃機関の排気ガス中の
酸素濃度より内燃機関に供給される混合気の空燃比を検
出する空燃比検出手段と、 この空燃比検出手段にて検出された空燃比に応じて内燃
機関に供給される混合気の空燃比が理論空燃比になるよ
うに制御量を算出する制御量算出手段と、 この制御量算出手段により前記燃料供給手段から供給さ
れる燃料量を調整する燃料量調整手段と、前記制御手段
にて前記開閉手段が開制御されている時の前記制御量と
閉制御されている時の前記制御量とを比較して、排気ガ
スの還流状態の異常を判断する判断手段と、 この判断手段にて異常と判断された場合に、警報を行な
う警報手段と を具備することを特徴とする排気ガス還流制御装置とし
たことから、 上記各状態での制御量を比較することでEGRの自己診
断が行え、EGRの異常を発見できるので、その構成を
充分に簡略化できるようになると共に、還流管のつまり
ゃ上記開閉手段の開き放し、あるいは閉じ放し等も上記
再制御量の関係から、そのような異常状態が発生したこ
とが容易に発見でき、的確に運転者に知らせることがで
きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す概略構成図、第2図
は第1図図示の制御回路の構成図を示すブロック図、第
3図は0□センサと制御1FAFとの関係を示すタイム
チャート、第4図は第2図図示の制御回路内にて実行さ
れるEGR制御プログラムのフローチャート、第5図は
第4図図示フローチャートによる自己診断時の0□セン
サ出力、ならびに制御量FAFのEGHの正常時(実線
)ならびに異常時(破線)の変化を示すタイムチャート
、第6図および第7図は本発明の第2実施例を示すフロ
ーチャートおよびタイムチャート、第8図は本発明の構
成の一例を示すプロ憂り図である。 2・・・圧力センサ、3・・・インテークマニホールド
。 4・・・燃料噴射弁、7・・・回転センサ、8・・・制
御回路。 10・・・スロットルポジションセンサ、11・・・水
温センサ、12・・・吸気温センサ、13・・・EGR
バルブ、15・・・電磁弁、16・・・エギゾストマニ
ホールド、17・・・排気ガス循環路、18・・・制御
管路、20・・・02センサ、30・・・警報ランプ、
100・・・MP U、  105・ROM、  10
6・RAM、  107・・・出力ポート。 代理人弁理士 岡  部   隆 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関の排気ガスを吸気管へ還流させる還流管と、 この還流管を開閉する開閉手段と、 この開閉手段を開閉制御する制御手段と、 内燃機関に燃料を供給する燃料供給手段と、内燃機関の
    排気ガス中の酸素濃度より内燃機関に供給される混合気
    の空燃比を検出する空燃比検出手段と、 この空燃比検出手段にて検出された空燃比に応じて内燃
    機関に供給される混合気の空燃比が理論空燃比になるよ
    うに制御量を算出する制御量算出手段と、 この制御量算出手段により前記燃料供給手段から供給さ
    れる燃料量を調整する燃料量調整手段と、前記制御手段
    にて前記開閉手段が開制御されている時の前記制御量と
    閉制御されている時の前記制御量とを比較して、排気ガ
    スの還流状態の異常を判断する判断手段と、 この判断手段にて異常と判断された場合に、警報を行な
    う警報手段と を具備することを特徴とする排気ガス還流制御装置。
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