JPS6217368Y2 - - Google Patents

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JPS6217368Y2
JPS6217368Y2 JP1982015678U JP1567882U JPS6217368Y2 JP S6217368 Y2 JPS6217368 Y2 JP S6217368Y2 JP 1982015678 U JP1982015678 U JP 1982015678U JP 1567882 U JP1567882 U JP 1567882U JP S6217368 Y2 JPS6217368 Y2 JP S6217368Y2
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JP1982015678U
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JPS58119511U (ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、フイルムを引出してこのフイルムに
より物品を包装しそして該フイルムを切断する包
装装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種包装装置としては第6図に示すよ
うにしたものが供されている。この従来の包装装
置では、フイルム81の引出し部を粘着保持する
保持体82を上下方向に回動可能に設け、この保
持体82の前方部位(図では右方部位)にカツタ
ー83を設けている。尚、前記保持体82は常時
ばね84によつて上方へ回動付勢されている。
而して、包装作業用の台板85に一時載置して
おいた物品AをトレーBごと包装する場合、ま
ず、保持体82からフイルム81の引出し端部を
剥がしてトレーBに巻装し、このトレーBを第7
図に示すように保持体82及びカツター83方向
に移動させ、その移動位置でフイルム81を保持
体82に粘着させ且つカツター83にて切断すべ
く該トレーBを下げる。このとき、フイルム81
が保持体82の一端(後部、図では左部)に接触
することから、保持体82が下方へ回動し、これ
によつてカツター83が相対的にこの保持体82
よりも上方に突出する。この突出したカツター8
3によつてフイルム81が切断され、フイルム8
1の切断部即ちフイルム81の引出し端部がこの
保持体82に粘着され、以て第6図に示した状態
となる。この後、フイルム81によつて巻装され
た状態のトレーBを接着熱板86に圧接して、そ
の巻装フイルム81を溶着し、以てトレーBを包
装する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものでは、カツター
83を突出させるのと略同時に、換言すれば保持
体82を下方へ回動させるのと略同時に、フイル
ム81を保持体82に粘着させるようにしている
ため、フイルム81を保持体82に強く押付けよ
うとしてもその保持体82がこれに伴つて下方へ
回動されて、結局強く押付けることができないこ
とがあり、この結果、保持体82へのフイルム8
1の粘着保持が不確実のままカツター83により
切断されてしまうことが多く、この場合フイルム
81の引出し端部が装置本体内部に引込まれる虞
があり、次回の包装作業に支障を来たすいう問題
があつた。
従つて本考案の目的は、フイルムの切断部分の
保持を確実ならしめ得る包装装置を得供するにあ
る。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、物品を包装すべく包装用フイルムを
引出し可能に具備した本体と、この本体に固定さ
れ物品の包装後に更に引出したフイルムを密着保
持する保持体と、この保持体の近傍でこれより下
方に位置して設けられ前記フイルムが該保持体に
密着保持させた後に上昇してそのフイルムにおけ
る保持体から導出された部分を切断する切断装置
とを有して構成される。
(作 用) 固定された保持体にフイルムを押付けることに
より、フイルムが該保持体に強く粘着される。こ
の後カツターが上昇してフイルムを切断する。
(実施例) 以下本考案の一実施例を第1図乃至第5図を参
照して説明する。第1図及び第2図において、1
は枠状をなす本体であり、後部に前後一対の載置
ローラ2,3が回転可能に配設されている。そし
てこの載置ローラ2,3上にはフイルム4の巻回
物5が載置されている。6は本体1の略中間部上
面に配設された作業盤兼用の蓋盤であり、これの
上面には包装作業用の台板7が前後への移動が可
能に配設され、又前縁部には手指支え及びフイル
ム案内用の突条体8が設けられている。9は本体
1の前部に配設された密着作業用の台板であり、
これの上面には接着熱板10が配設され、又該台
板9の後縁部にはパネル板部11が形設されてい
る。第2図及び第3図において、12はフイルム
4に対し不滑性な金属板からなる保持体であり、
これは本体1における突条体8と台板9との間に
位置する部位に取付固定されている。そしてこの
保持体12の前部には夫々前立上り部13及び後
立上り部14が延設されており、これら前立上り
部13及び後立上り部14には平坦状をなす保持
部15及び後保持部16が延設されている。尚、
後保持部16の先端部は下方へ折曲されていて、
端部による手指の怪我を防止する様になつてい
る。又、この保持体12の後立上り部14後面に
はフイルム4に対し滑性を有するフイルムガイド
17が装着されている。18は引出しローラで、
これは、上記フイルムガイド17と対向する部位
に回転自在に設けられている。19はカツターレ
バーで、これは前記保持体12の下方部に回動可
能に枢設されており、その先端部には切断装置た
る熱カツター20が取付けられており、以て熱カ
ツター20は保持体12の前立上り部15の前方
部位に上下方向に移動可能に設けられている。そ
して21は電磁ソレノイドであり、これは上記カ
ツターレバー19に対しこれを上方へ回動すべく
設けられている。而して熱カツター20は下方の
回動限度位置においては第3図実線の如く前記前
保持部15よりも下方に位置し、上方の回動限度
位置にあつては第4図g実線の如く該前保持部1
5よりも上方に位置する様になつている。尚22
はガードであり、熱カツター20の前方部に前記
前保持部15と略同等高さなる様に取付固定され
ており、これにより熱カツター20の保護及び該
熱カツター20に対する手指の保護をつている。
23,23はローラレバーであり、これはその途
中部が本体1の左右壁に枢支されており、このロ
ーラレバー23,23の一端部には圧着ローラ1
824が回転可能に橋架され、又他端部には該圧
着ローラ24を常時矢印X方向(上方)へ回動付
勢すべくばね25,25が張設されている。而し
てこの圧着ローラ24は、上方の回動限度位置に
おいて第3図実線の如く前保持部15より上方に
位置し、又下方の回動限度位置において第4図g
実線の如く前保持部15より下方に位置する様に
なつており、常時は上方の回動限度位置に存す
る。26は検出スイツチで、これは、前記圧着ロ
ーラ24の下方への回動従つてローラレバー23
の枢軸23aの反矢印X方向の回転をアーム23
bを介して検出すべく前記本体1に取付けられて
いる。そして該検出スイツチ26は枢軸23a反
矢印X方向への回転を検出したとき前記電磁ソレ
ノイド21の通電路を閉成する様に結線されてお
り、この結果、圧着ローラ24が反矢印X方向へ
回動したときには電磁ソレノイド21が作動して
カツターレバー19を上方へ回動させるもので、
以て圧着ローラ24の回動に応答して熱カツター
20が上昇する様になつている。尚、第2図にお
いて、27はパネル板部11の裏面に取付けられ
た配電函であり、又このパネル板部11の表面に
は、第1図の如く、電源スイツチ28、接着熱板
10の発熱量を調節設定する摘み29が配設さ
れ、一方台板9の左部には熱カツター20の発熱
量を調節設定する摘み30が配設されている。
次に上記構成の作用を説明する。まず第2図に
示す使用前の状態について述べる。この状態にお
いて、フイルム4は載置ローラ2の下面側を通し
て、引出しローラ18とフイルムガイド17との
間から引出されており、そしてフイルム4の引出
し端部部分は後保持部16及び前保持部15に密
着されて橋架保持されている。
a 而してこの状態から包装しようとする物品A
をトレーBに収容し該トレーBを台板7に載置
しておき、そしてフイルム4の引出し部分を摘
み持つて第4図aに示す如く上方やや手前側へ
フイルム4を引出す。
b このフイルム4を第4図bの如く台板7方向
に導き、 c この台板7部分で第4図cの如くフイルム4
をトレーB下面にまで廻して物品Aを該トレー
Bごと包装し、 d そしてこの物品Aを第4図dの如くフイルム
4を更に引出して圧着ローラ24上方に移動さ
せる。このとき、フイルム4が前方へ変位する
ので後保持部16の後縁部16aに密着し、こ
れ以上のフイルム4の引出しが阻止される。
e 而して、トレーBを手前へ引いてフイルム4
2を引張させつつ第4図eの如くトレーB下面
におけるフイルム4のラツプ部分にて圧着ロー
ラ24を押圧する。
f この後圧着ローラ24が回動され、そして第
4図fに示す如く該圧着ローラ24が前保持部
15より下方に移動されると、フイルム4が後
保持部16上面部及び前保持部15上面部に密
着されて橋架状に保持される。
g そして圧着ローラ24がさらに回動されて第
4図gの位置に達すると、検出スイツチ26の
アクチユエータ26aがアーム23bにより押
圧されて該検出スイツチ26が作動し、これに
て電磁ソレノイド21が通電されて作動し、カ
ツターレバー19を回動させ、以て熱カツター
20が実線の如く上昇し、フイルム4における
前保持部15から導出された部分に接触してこ
の部分が該熱カツター20の熱により切断され
る。この後矢印Yで示す如く、トレーBを手前
下方へ引き、該トレーB下面のラツプ部を圧着
ローラ24上を移動させて圧着させる。この後
はローラレバー23がばね25により回動復帰
され、これに基づき検出スイツチ26がオフし
て電磁ソレノイド21が復帰し、そして熱カツ
ター20が降下して元の位置に復帰する(第2
図参照)。
尚、しかる後第5図で示すフイルム4の両耳部
4a,4aを矢印Z方向(トレーBの底部方向)
に廻し込み、そして該トレーBの底部におけるフ
イルム4を接着熱板10にて溶着する。
この様な本実施例によれば次の効果を得ること
ができる。即ち、本体1に保持体12を固定し、
この保持体12にフイルム4を密着保持させ、そ
の後熱カツター20を上昇させてフイルム4の切
断を行なうようにしたので、カツター83による
フイルム81切断と略同時にもしくはその後にそ
の切断端部の密着保持が行なわれる従来の場合に
比し、フイルム4を保持体12に強く押付けるこ
とができ、よつてフイルム4の密着保持を確実な
らしめ得、よつてフイルム4の切断部分が本体1
内部に引込まれることを確実に防止できる。又、
フイルム4を保持して固定した状態で、その固定
部近傍にてフイルム4の切断を行なうので、フイ
ルム4の切断も確実に行ない得る。
特に本実施例の場合、圧着ローラ24の回動に
応答して熱カツター20を上昇させる様にしたの
で、トレーBの下面におけるフイルム4のラツプ
部分のほどけ止めを該圧着ローラ24で図つてフ
イルム4の仮接着を行なつた後、即ちフイルム4
の切断を行なつてもフイルム4がほどけない状態
としたところで、フイルム4の切断が行なわれる
様になり、以て確実な包装を行なうことができ
る。
尚、上記実施例では保持体として一対の保持部
15及び16を有する保持体12を例示したが、
保持体としては保持部16を一つのみ有する構成
のものでもよく、この場合は保持部16に密着し
てこれから垂下するフイルム切断端部を摘むこと
ができる。さらに上記実施例では、保持部15及
び16を形成した保持体12を固定的に設けた
が、保持体12は回動する構成であつてもよい。
又、上記実施例では熱カツター20をフイルム4
に接触させてフイルム4の切断を行なう様にした
が、熱カツター20はフイルム4の極く近傍に接
近してその熱気によりフイルム4を切断する構成
としてもよい。さらに又、上記実施例では検出ス
イツチ26をローラレバー23の枢軸23aに設
けたアーム23bにて作動させる様にしたが、検
出スイツチ26はローラレバー23にて直接作動
される様にしてもよく、又、上記実施例では圧着
ローラ24の回動を電気的に検出して熱カツター
20を上昇させる様にしたが、これは圧着ローラ
24の回動をリンク機構等の機械的手段を介して
カツター20の上昇に変換する構成としてもよ
い。さらには上記実施例では熱カツター20の上
昇を圧着ローラ24の回動に応答して行なわせる
様にしたが、例えば保持体12を回動可能とした
場合にはこの保持体12の回動に応答して熱カツ
ター20を上昇させる構成としてもよく、これに
ついては他にも種々考えられるものである。
その他本考案は上記し且つ図面に示す実施例の
みに限定されず、要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更が可能である。
[考案の効果] 本考案は以上説明した様に、保持体を本体に固
定し、この保持体にてフイルムを密着保持するの
で、その密着保持を確実なものとなし得、よつて
フイルムの本体内への引込みを有効に防止でき、
総じてフイルムの取扱い等の作業性を向上させ
得、しかも、フイルムの切断前にフイルムを保持
しておくので、フイルム保持をさらに確実に行な
い得、又、フイルムの切断も確実に行ない得る包
装装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は全体の斜視図、第2図は拡大縦断側面
図、第3図は要部の拡大縦断側面図、第4図a〜
gは包装手順を説明するための要部の拡大縦断側
面図、第5図は包装途中状態における物品の斜視
図である。そして第6図及び第7図は従来例を示
す全体の縦断側面図及び要部の縦断側面図であ
る。 図中、1は本体、4はフイルム、10は接着熱
板、12は保持体、15は前保持部、16は後保
持部、20は熱カツター(切断装置)、21は電
磁ソレノイド、24は圧着ローラ、26は検出ス
イツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物品を包装すべく包装用フイルムを引出し可能
    に具備した本体と、この本体に固定され物品の包
    装後に更に引出したフイルムを密着保持する保持
    体と、この保持体の近傍でこれより下方に位置し
    て設けられ前記フイルムが該保持体に密着保持さ
    せた後に上昇してそのフイルムにおける保持体か
    ら導出された部分を切断する切断装置とを具備し
    て成る包装装置。
JP1567882U 1982-02-05 1982-02-05 包装装置 Granted JPS58119511U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1567882U JPS58119511U (ja) 1982-02-05 1982-02-05 包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1567882U JPS58119511U (ja) 1982-02-05 1982-02-05 包装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58119511U JPS58119511U (ja) 1983-08-15
JPS6217368Y2 true JPS6217368Y2 (ja) 1987-05-06

Family

ID=30028081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1567882U Granted JPS58119511U (ja) 1982-02-05 1982-02-05 包装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58119511U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575289Y2 (ja) * 1976-12-27 1982-02-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58119511U (ja) 1983-08-15

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