JPS62173118A - Ｎｃワイヤカツト放電加工機の加工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、産業上の利用分野 この発明はＮＣワイＡ７カツト敢電ＩＪＩｌ工機の加工
方法に関づるものである。

ｂ、従来の技術 従来、ワイヤ断線、短絡自動修復機能を右するＮＣワイ
Ａ７カツ１〜放電加工機においては、ワイヤ断線又短絡
が発生した場合、その位置でワイψの切断および自動供
給準備を行ない、加工開始用の下穴（以下スタート穴と
いう）に戻り、ワイヤの自動供給を行なっている。ワイ
ヤの自動供給が完了すると、加工軌跡を辿ってワイヤ断
線、短絡位置まで戻り、加工を再開する。この機能は、
作業者の加工機監視作業を低減する上で極めて有効であ
り、自動化比率を飛躍的に向上さけた。

しかし、第７図のように加工周長が非常に長く、加工の
終了点近くで（×印で示す）ワイヤ断線又は短絡が発生
した場合には、スタート穴ＰＯに戻りワイヤの修復後、
加工軌跡トを点線矢印のように断線、短絡位置まで戻る
ので、かなり長い時間を要することになる。

Ｃ１発明が解決しにうとする問題点 前記のように、従来のｈロ工方法は加工周長が長く、加
工終了点近くでワイＡ７の石線又はｌＯ絡が発生した際
は、スタート穴までの往復に要する時間が長くなるとい
う問題がある。また、このような１１０工においては被
加工物の落下防止のために第８図のように接着剤又は永
久磁石（ＰＭ）笠を適宜ｂｎＴ流の個所に使用し、１ｊ
１１工物が自重により落下することを防止ザる必要があ
るが、このような場合には、ワイヤ断線、短絡自動昨復
供機能の実行が困難になる。

この発明は、このような問題に鑑みて行なわれたもので
、ワイヤの断線又は短絡の修復時間を短縮すると共に、
手動又は自動にて落下防止処理を行なう被加工物におい
ても、ワイヤ断線、短絡修復機能を有効に活用できる加
工方法を提供することを目的とするものである。

ｄ０問題を解決するための手段 前記の目的を達成するために、この発明は、非製品側に
スタート穴を設けると共に、加工経路の任意の個所に適
数のワイヤ自動供給用の下穴を非製品側に設け、ワイヤ
の断線又は短絡の際、最も近い下穴においてワイヤの修
復を行なうようにしたものである。

０６作用 このように、非製品側に設けられたスタート穴から加工
を開始し、適宜の長さに加工が進んだとき非製品側に自
動供給用の下穴を順次加工して置くので、ワイヤのＩＦ
Ｉｉ　Ｎ又はＸＵ絡が生じた場合、その時点での号も近
い下穴において、ワイヤの隆復を行なうことができる。

したがって、修復に要する時間の短縮が図れる外、前記
の断線又は短絡位置に最も近い下穴の直前までは、接名
剤または永久磁石等により加工物の落下防止処理を行な
うことができる。

［、実施例 次にこの発明の実施例について第１図のフローヂャ−１
〜に基づいて説明する。スタート穴Ｐａから加工を開始
しく１）、ワイヤの断線又は短絡が発生した場合は（２
）、テーブルの移動を停止しく３）、断線又は短絡位置
をＮＣ装置のメモリに記憶しく４）、次にワイヤの供給
準備（ワイヤの切断等）をしく５）、テーブルをスター
ト穴Ｐａまで移動する（６）。このスタート穴でワイＡ
７の自動供給を行なったのち（７）、前記の断線、短絡
位置までテーブルを移動しく８）、加工を再開する。こ
こまでの操作は従来と同様である。

次に加工が予め設定した位置まで進むと、ワイヤ自動供
給用の下穴Ｐ１の加工を非製品側に行なう（９）。この
下穴Ｐ１の位置はＮＣのメモリに記憶される３、この加
工が終ると、元の加工経路に戻り、通常の経路に沿って
加工を再開する（１０）。この加工中にワイヤの断線又
は短絡が発生すると（１１）、テーブルの移動を停止し
く１２）、断線又は短絡位δをＮＣ８首のメモリに記憶
しく１３）、ワイヤ供給準備を行ない（１４）、テーブ
ルを前記のワイヤ自動結線用の下穴Ｐ１まで移８する（
１５）。この下穴においでワイ曳７の自動供給を行なっ
たのち（１６）、断線、短絡位置までテーブルを移動し
く１７）　、加工を再開する。

同様に、加工が予め設定した位置まで進むと、ワイヤ自
動供給用の下穴Ｐ２の加工を非製品側に行なう（１８）
。この下穴Ｐ２の位δはＮＣのメモリに記憶される。こ
の加工が終ると、元の加工経路に房り通常の経路に沿っ
て加工を再開する（１９）。この加工中にワイ＼アの断
線又はフ、０絡が発生すると（２０）、前記のようにデ
ープル停止（２１＞、断線又はり、０Ｉ８位置のメモリ
（２２）、ワイヤ供給準備の後（２３）、ワイヤ自動供
給用の下穴Ｐ２までテーブルを移動する（２４）。この
下穴においてワイヤの自動供給を行なったのら（２５）
、断線、短絡位置までテーブルを移動しく２６）、加工
を再開する。

同様にして、予め位置を設定されたワイヤ自動供給用の
下穴Ｐ３を非製品側に加工しく２７）、その位δはＮＣ
のメモリに記憶される。下穴加工以降の加工再開中のワ
イヤの断線又は短絡の際はこの下穴Ｐ３をワイヤの自Ω
ノ供給個所とする（２８〜３５）。スデップ（３６）で
加ニブログラムが終了する。

第２図は、この手段によって被加工物Ｗの非製品側にワ
イヤ自動供給用の下穴Ｐ１〜Ｐ３　　（点線の円印の中
）を設（づた−例である。ワイヤの自り１供給用の下穴
が完了すると、第３図に実線で示した加工経路の適当な
個所に被加工物の落下防止処理（永久磁石ＰＭ）を行な
うことかでき、ワイヤ自動修復は能を有効に活用ザるこ
とか可能になる。

ワイヤの自動供給用の下穴の加ニブログラムの１例を第
４図に示しである。この図でＮはシープ＞　ス番’ｒ、
ＧＤ３は直￥Ｑ補間、Ｘ１００、Ｙ２Ｏ等はテーブルの
ＸＹ方向への移動をである。点線で囲／Ｖだ部分は下穴
加工の指令で、Ｇ１６は下穴加工のＧコード、Ｌは下穴
加工を進行方向に対して左側に１１なうことを指示し、
数字６はオフセット寸法、△５は下穴直径を示す。

１’ｌｆｆ記ワイＡ７自動供給用の下穴は例えば第５図
のようにスパイラル補間を利用して行うことができる。

スパイラル状に徐々に穴を広げて加工することにより、
大きな切落し部材を発生することなく第６図のような加
工を行なうことができる。この図の下穴直径ａ及びオフ
セットｂは任意に設定される。

９、発明の効果 以上の説明から理解されるように、この発明は特許請求
の範囲に記載の構成を備えているので、ワイヤの＠線又
は短絡の修復時間を短縮すると共に、手動又は自動にて
落下防止処置を行なう加工物においても、ワイＶ断線、
短絡修復＋Ｒ能を有効に活用することのできるＪ＋［ｌ
工方仏を提供覆るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の方法の実施例のフローチτｒ−ト
、第２図はワイＡ７の自動供給用の下穴の加工の説明図
、第３図は第２図の加工溝経路に被加工物の落下防止の
永久磁石を取イ・１けた説明図、第４図は下穴前ニブロ
グラムの一例、第５図はワイ１）の自動供給用の下穴の
加工方法の一例、第６図は第５図の方法によって作られ
たワイヤの自動供給下穴の形状、第７図は従来の加工方
法の説明図、第８図は従来の加工方法によった場合の永
久磁石による被加工物の落下防止方法の説明図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明 Ｐｏ・・・加工開始穴（スタート穴） Ｐ１〜Ｐ３・・・ワイヤ自動供給用の下穴Ｗ・・・被加
工物 パ−、−〜−一 第２図 第３図 竿４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 非製品側に加工開始用の下穴を設けると共に、加工経路
   の任意の個所に適数のワイヤ自動供給用の下穴を非製品
   側に設け、ワイヤの断線又は短絡の際、最も近い下穴に
   おいてワイヤの修復を行なうことを特徴とするＮＣワイ
   ヤカット放電加工機の加工方法。