JPS6217066A - 射出成形用組成物 - Google Patents

射出成形用組成物

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JPS6217066A
JPS6217066A JP60156324A JP15632485A JPS6217066A JP S6217066 A JPS6217066 A JP S6217066A JP 60156324 A JP60156324 A JP 60156324A JP 15632485 A JP15632485 A JP 15632485A JP S6217066 A JPS6217066 A JP S6217066A
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JP
Japan
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parts
weight
injection molding
vinyl acetate
composition
Prior art date
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JP60156324A
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JPH0421626B2 (ja
Inventor
英俊 中村
斎藤 勝義
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (従来の技術・) 近年、セラミックス基材は工業用材料として広く使用さ
れるようになり、特に、電子機器部品、機械部品、エン
ジン部品などへの適用が進められている。
このセラミック基材の成形はこの主剤としてのセラミッ
クスの特性に応じてプレス成形、射出成形、テープ成形
、鋳込み成形、押し出し成形、ラバープレス成形などで
行なわれているが、これらの成形はセラミック基材が非
可塑性のものであることから5通常は有機バインダーを
添加した組成物について行なわれており、射出成形用組
成物についてはアタクチックポリプロピレン、ポリスチ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合体を有機バインダー
とするものが知り九でいるが、こ九らはいずれも射出成
形法で求められている種々の特性を満足するものとはな
っていない。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した射出成形用の組成物
に関するものであり、これはセラミック粉末100重量
部に平均重合度が50〜500、ケン化度10〜50モ
ル%の酢酸ビニル系(共)重合体のケン化物5〜25重
量部、可塑剤1〜5重量部およびワックス1〜8重量部
を添加してなことを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは好ましい条件で射出成形するこ
とのできるセラミックスを主材とする射出成形材の有機
バインダーについて種々検討した結果、この有機バイン
ダーとして上記した重合度、ケン化度をもつ酢酸ビニル
系(共)重合体のケン化物を選択し、これをセラミック
スと加熱混練するとこのものは容易に均一な混合物とな
るし、この組成物は射出成形条件下でも熱安定性がよく
、流動性もすぐれているので成形が容易でしかも悪臭を
発生することもなく、さらには脱型後の成形品の脱脂、
焼結工程では比較的低温度で分解し、その際発生するガ
ス2も無毒で腐蝕性もないということを見出し、この(
共)重合体ケン化物の種類、添加量、その他の助剤、さ
らにはこの射出成形条件などについての研究を進めて本
発明を完成させた。
本発明の組成物を構成する主材としてのセラミックスは
従来公知のものでよく、これにはアルミナ、ジルコニア
、炭化けい素、窒化けい素、窒化ホウ素、窒化アルミニ
ウム、サイアロンなどが例示されるが、これらは射出成
形用ということかれ平均粒径が0.1〜3μmの範囲の
微粉末状のものとしておくことがよい。
また、このセラミックスに添加される有機バインダーと
しての酢酸ビニル系(共)重合体ケン化物は、酢酸ビニ
ルの単独重合体のケン化物であってもよいが、酢酸ビニ
ルを主材とするエチレン系不飽和カルボン酸、例えばマ
レイン酸、アクリル酸、またはアミド含有モノマーとし
てのアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミドな
どとの共重合体であってもよく、これらは酢酸ビニル8
0〜100重量%とこれらのコモノマ−20〜O重量%
との共重合体とすればよい。しかし、この酢酸ビニル系
(共)重合体についてはその平均重合度が50以下では
射出成形物が強度の低いものとなるし、射出成形性もわ
るくなり、500以上とすると流動性がわるくなって混
線性、射出成形性も悪化するので50〜500の範囲と
する必要があり、この好ましい範囲は100〜400と
されるが、このケン化度についても10%以下では混線
性がわるくなり、50%以上とすると混線性、射出成形
性がわるくなるので10〜50%の範囲、好ましくは2
0〜40%の範囲とする必要がある。また、この酢酸ビ
ニル系(共)重合体ケン化物の添加量は上記したセラミ
ックス100重量部に対し5重量部以下では射出成形性
がわるく、成形体ももろく壊れやすいものとなり、25
重量部以上とすると脱脂時間が長くなり、均一な焼結体
が得られにくくなるので5〜25重量部とする必要があ
るが、この好ましい範囲は10〜20重量部とされる。
なお、この組成物については上記した有機バインダーと
しての酢酸ビニル系(共)重合体の他に。
この種の組成物において常用されている可塑剤、ワック
スなどを添加する必要があり、この可塑剤としてはジオ
チルフタレート(DBP)、ジオクチルフタレート(D
OP)などが、またワックスについてはポリエチレン系
ワックス、モンタンロウ系ワックスなどが例示されるが
、これらは通常この種の組成物において常用されている
範囲として可塑剤については1〜5重量部、ワックスに
ついては1〜8重量部の範囲で添加すればよい。
本発明の組成物は上記した各成分の所定量を均一に混合
することによって得ることができるが、これにはこれら
の所定量をニーダ−、ペレタイザーなどの混合機中に1
50−180℃で30〜60分攪拌すればよい。
このようにして得られた本発明の組成物はついで必要に
応じて粉砕して射出成形用組成物とされるが、このもの
は主材としてのセラミックスと酢酸ビニル系(共)重合
体ケン化物とが親和性のよいものであることから、これ
らが均一に混合されたものとなり、これは150〜18
0℃のような温度でも熱安定性がよく、しかも流動性に
すぐれているので射出成形機に装填されたときに所定温
度、所定圧力下で容易に金型に注入され、成形される。
また、このものは上記したように流動性がよいので成形
後の金型からの脱型も容易であり、この成形体を脱脂、
焼結する工程ではこの(共)重合体ケン化物が240〜
400℃のような比較的低い温度で熱分解し、ここに発
生するガスも無毒でかつ腐蝕性のないものであるという
ことからこの射出成形を容易にしかも安全に行なうこと
ができるという有利性が与えられる。
つぎに本発明の実施例をあげるが、例中の部は重量部を
示したものである。
実施例1〜8.比較例1〜4 平均粒子径が、0.6μmであるアルミナ・Al−16
05G (昭和軽金属■製部品名)100部に重合度2
30、ケン化度35モル%のポリ酢酸ビニルの部分ケン
化物12部、ジブチルフタレート3部、ヘキストワック
スE(ヘキスト社製商品名4部を加え、混線機で150
〜160℃に30分間混練し、冷却後粉砕して平均粒径
が2〜3msのペレット■を作ると共に、平均粒子径が
0.6μmのジルコニア・H3Y−30[第1希元素■
製商品名3100部または平均粒子径が15μmの炭化
けい素・シンエラSiC(信越化学工業■製部品名)1
00部に第1表に示した重合度、ケン化度のポリ酢酸ビ
ニルのケン化物を第1表に示した量で添加すると共にこ
れにジブチルフタレートとへ、  キストワックスを第
1表に示した量で添加し、上記と同様に処理してペレッ
ト■、■を作ったまた、上記アルミナ100部に第1表
に示した重合度、ケン化度のポリ酢酸ビニルの部分ケン
化物または酢酸ビニルとアクリル酸またはアクリルアミ
ドとの共重合体のケン化物を第1表に示した量で添加す
ると共にこれにジブチルフタレートと、  ヘキストワ
ックスEとを第1表に示した量で添加し、上記と同様に
処理してペレット■〜店を作った。
つぎにこのペレットI−■についての混線製をしらべた
ところ、これは第2表に示したとおりの結果を示したが
、これらのベレット1〜店を射出成形機に装填し150
〜160’Cで射出成形を行なったところ、これらの射
出成形性は第2表に示したとおりであり、このようにし
て得た成形品を5〜b この温度で2時間放置して酢酸ビニル系(共)重合体ケ
ン化物を熱分解させてから冷却し、ついで焼結炉中で1
,600℃で4時間加熱して焼結させて焼結製品を作っ
たところ、このものの脱脂性、焼結性は第2表に併記し
たとおりであり、ここに得られた焼結晶の物性が第3表
に示したとおりのものであることから1本発明による実
施例1〜8によればすぐれた焼結成形品の得られること
が確認された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミック粉末100重量部に平均重合度が50〜
    500、ケン化度10〜50モル%の酢酸ビニル系(共
    )重合体のケン化物5〜25重量部、可塑剤1〜5重量
    部およびワックス1〜8重量部を添加してなることを特
    徴とする射出成形用組成物。 2、酢酸ビニル系共重合体が酢酸ビニルとエチレン性不
    飽和カルボン酸またはアミド含有モノマーとの共重合体
    である特許請求の範囲第1項記載の射出成形用組成物。
JP60156324A 1985-07-16 1985-07-16 射出成形用組成物 Granted JPS6217066A (ja)

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JP60156324A JPS6217066A (ja) 1985-07-16 1985-07-16 射出成形用組成物

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JP60156324A JPS6217066A (ja) 1985-07-16 1985-07-16 射出成形用組成物

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Publication Number Publication Date
JPS6217066A true JPS6217066A (ja) 1987-01-26
JPH0421626B2 JPH0421626B2 (ja) 1992-04-13

Family

ID=15625299

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JP60156324A Granted JPS6217066A (ja) 1985-07-16 1985-07-16 射出成形用組成物

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JP (1) JPS6217066A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001302356A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Pilot Precision Co Ltd セラミックス成形体の製造方法
JP2002231202A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Yamaha Corp 電池収納構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001302356A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Pilot Precision Co Ltd セラミックス成形体の製造方法
JP2002231202A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Yamaha Corp 電池収納構造

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JPH0421626B2 (ja) 1992-04-13

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