JP2002231202A - 電池収納構造 - Google Patents

電池収納構造

Info

Publication number
JP2002231202A
JP2002231202A JP2001023899A JP2001023899A JP2002231202A JP 2002231202 A JP2002231202 A JP 2002231202A JP 2001023899 A JP2001023899 A JP 2001023899A JP 2001023899 A JP2001023899 A JP 2001023899A JP 2002231202 A JP2002231202 A JP 2002231202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
terminal
batteries
contact
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001023899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4940500B2 (ja
Inventor
Keizo Terui
啓三 照井
Junichi Mishima
順一 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2001023899A priority Critical patent/JP4940500B2/ja
Publication of JP2002231202A publication Critical patent/JP2002231202A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4940500B2 publication Critical patent/JP4940500B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池ケースに電池を逆入れしても、液漏れ等
の不具合が生じないようにするとともに、電池を安定し
て保持する。 【解決手段】 電池Bを収納する隣接する電池収納部1
1の間に端子保持部12を設け、端子保持部12に端子
部13を配設する。端子保持部12の電池挿入入口11
A側端部から、電池挿入方向(図1の矢印の方向)に
かけて、第1隔壁121の中程まで、突起部121cを
形成し、電池Bを逆入れしたとき突起部121cにより
電池の負極端子が第1接点端子に接触しないようにす
る。第1接点端子131を、端子保持部12側からの電
池長手方向の高さが電池挿入方向に深くなるにつれて低
くなるようにする。第2接点端子132の弾性回復力で
正極端子が第1接点端子131に圧接触されるとき、正
極端子に電池挿入方向に力が生じるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器等に電池
を収容する電池収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主に携帯用の電気機器として乾電
池等を使用するものがある。しかし、誤って電池を極性
を逆にして挿入することがある。なお、この明細書にお
いて極性を逆にして挿入することを「逆入れ」といい、
極性を正しくして挿入することを「正入れ」という。特
に多くの電池を使用する場合には逆入れしやすい。この
ように電池を逆入れすると、機器が誤動作したり電池に
液漏れを生じたり、不都合が生じる。
【0003】そこで、例えば特開平8−77992号公
報に、電池の逆通電防止機構が開示されている。この従
来の逆通電防止機構の概略は図15のようになってお
り、電池Bの正極端子P(電池突出部)に対応する端子
部100が板バネ状に形成され、この端子部100の先
端部に絶縁部材200を取り付けている。この絶縁部材
200は、端子部100の先端部の周囲だけを覆う形状
になっており、電池Bを正入れした場合は正極端子Pは
端子部100に接触し、逆入れした場合は電池Bの負極
端子N(電池非突出部)と端子部100との間に絶縁部
材200が介在して、負極端子Nと端子部100が絶縁
され、逆通電防止の役割を果たす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
造では次のような欠点がある。例えば、絶縁部材200
は電池挿入方向(図15の矢印の方向)の入口部(破線
の位置近傍)に無く、挿入方向の奥側にある。このた
め、後述説明するように、電池Bを逆入れした場合に外
れやすいという欠点がある。なお、後述説明するよう
に、電池を逆入れして保持することも効果がある。
【0005】また、電池Bの正極端子Pに接触する板バ
ネ状の端子部100は、電池挿入方向の入口部側を折り
曲げた形状であり、正極端子Pに当接する部分は入口部
側に傾斜した斜面に成りやすい。また、電池Bには、端
子部100の弾性力によって軸方向に力が加えられてい
る。このため、電池Bは、正極端子P側が入口部から外
側に飛び出すような力を受けやすく、この端子部100
の構造では電池が外れやすいという欠点がある。また、
電池Bが外れなくても、電池Bの保持が不安定となる。
なお、上記従来の構造では、この外れ易さを補うため
に、電池Bを保持するホールド部300をしっかり形成
する必要があり、この場合には、電池Bを取り出しにく
いという欠点がある。
【0006】また、電池はメーカによって大きさが少し
異なっている。すなわち、規格によって寸法に一定の許
容量が決められており、規格内で寸法が最も大きい最大
電池と、規格内で寸法が最も小さい最小電池とがある。
この最大電池と最小電池の寸法差は微少な量であるが、
正極端子Pと端子部100との斜めの対向の度合いは大
きく異なり、この最大電池と最小電池の両方に安定して
接触させるのが困難である。
【0007】また、従来の構造では、電池を逆入れした
ときの不都合を解消したものであり、逆入れ状態の長期
化のことまで考慮したものではない。例えば、長期化し
ても最も危険な液漏れ防止は防げるかもしれないが、長
期化すると次のような問題がある。すなわち、電池を逆
入れした場合には負極端子Nと端子部100との間に絶
縁部材200が介在するので、この絶縁部材200によ
る間隙の分だけ正入れした場合よりも端子部100が余
計に折り曲げられ、この状態が長期化する。したがっ
て、端子部100の弾性が弱くなり、正入れしたとき
に、接点圧が得られずに接触不良を起こし兼ねない。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、電池を逆入れした場合に逆通電防止の機能を得
るとともに、逆入れ状態で長期保存しても電池を安定し
て保持できるようにすることを課題とする。また、電池
を正入れした場合に、電池自体と接触状態を安定して保
持できるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の電池
収納構造は、複数の電池を電池挿入方向から挿入し収納
する複数の電池収納部と、該電池収納部の複数電池両端
部に対向して設けられ電池の端子に接触する第1の端子
部とを有する電池収納構造において、前記複数電池の互
いに隣接する電池の端子間に該端子にそれぞれ対向して
配設された第2の端子部と、該第2の端子部を保持する
前記電池収納部上の端子保持部と、前記第1及び第2の
全端子部のうち電池突出部に対応した端子部の前方に、
電池を逆入れした場合に電池と端子部との間に空隙がで
きるような突起部と、を備え、該突起部は、前記電池深
さの約半分位置から電池挿入方向に電池挿入入口近傍位
置まで設けたことを特徴とする。
【0010】上記のように構成された請求項1の電池収
納構造によれば、電池収納部に電池を正入れしたとき、
電池の互いに隣接する端子間は第2の端子部により電気
的に接続され、また、複数電池のうちの両端部の電池の
端子は第1の端子部に電気的に接続される。一方、電池
を逆入れした場合には、突起部により、正入れした場合
の電池突出部(通常は正極)に対応した端子部の前方に
空隙が形成される。すなわち、電池を逆入れすると電池
非突出部(通常は負極)が該端子部に対向するだけで、
空隙により電池非突出部と端子部とが接触しないで電気
的に絶縁される。
【0011】また、電池は電池収納部に収納されるとと
もに、正入れした場合の電池非突出部に当接する例えば
コイルバネ等により、電池はその軸方向に付勢される。
そして、逆入れした場合に、突起部が電池非突出部の電
池挿入入口近傍に当接する。すなわち、逆入れした場
合、電池はこの突起部により電池挿入入口近傍で保持さ
れるので、電池が外れようとした場合も常に(すなわち
電池が外れてしまうまでは)突起部が電池非突出部に当
接するので、結果的に電池を安定に保持することができ
る。仮に電池収納部の底の方だけに突起があると、ある
程度電池が電池挿入入口側に移動するとその突起は電池
非突出部に当接しなくなって容易に外れてしまう。
【0012】本発明の請求項2の電池収納構造は、電池
を電池挿入方向から挿入し収納する電池収納部と、該電
池収納部の電池両端部に対向して設けられ電池の端子に
接触する端子部を保持する電池収納部上の端子保持部
と、を樹脂で形成した電池収納構造において、前記端子
部のうち電池突出部に対応した端子部の前方に、電池を
逆入れした場合に電池と端子部との間に空隙ができるよ
うな突起部と、を備え、該突起部は、前記電池深さの約
半分位置から電池挿入方向に電池挿入入口近傍位置まで
延設してなり、前記端子部の少なくとも前記電池突出部
に対応した端子部を、前記端子保持部側からの電池長手
方向の高さが電池挿入入口から電池挿入方向に深くなる
につれて低くなるように構成したことを特徴とする。
【0013】上記のように構成された請求項2の電池収
納構造によれば、電池を逆入れした場合に、突起部で形
成される空隙により電池非突出部と端子部とが接触しな
いで電気的に絶縁される点、逆入れした場合に、電池が
突起部により電池挿入入口近傍で保持されて安定に保持
することができる点は、請求項1と同様である。
【0014】さらに、請求項2の電池収納構造によれ
ば、電池を正入れしたとき電池突出部は端子部と電気的
に接続されるが、端子部は前記端子保持部側からの電池
長手方向の高さが電池挿入入口から電池挿入方向に深く
なるにつれて低くなるように構成されているので、電池
非突出部(通常は負極)に当接する例えばコイルバネ等
による付勢により、電池(電池突出部)には電池挿入入
口から電池挿入方向に向かう力が加わる。すなわち電池
が外れない方向に力が加わる。したがって、この電池を
正入れした状態でも、電池を安定に保持することができ
る。
【0015】この端子部を、端子保持部側からの電池長
手方向の高さが電池挿入入口から電池挿入方向に深くな
るにつれて低くなるように構成する場合、端子保持部
の、端子部と接触させる面を樹脂成形時の金型抜き勾配
程度にし、すなわち、金型抜き勾配を利用して勾配の付
いた面(テーパ面)を形成し、この面に端子部を圧接さ
せるとよい。
【0016】また、請求項2の電池収納構造は、電池収
納部と端子保持部とを樹脂で形成したものであり、樹脂
成形時の金型は、電池収納部内に配置する金型は電池挿
入方向(電池収納部の奥側)に抜くものとする。これに
より、前記端子保持部の端子部と接触する面に抜き勾配
程を自然に付けることができる。そして、電池収納部の
電池挿入入口と反対側に別途の裏蓋を設ける構成にす
る。したがって、端子部を電池挿入入口と反対側から端
子保持部に設け、裏蓋と端子保持部とで端子部を挟んで
該端子部を固定することができ、端子部をネジ無しで確
実に固定することができる。
【0017】また、端子部の端部を裏蓋側にすることに
より、この端部を端子取出し用保持部とし、この端子取
出し用保持部を持って該端子部を端子保持部から容易に
取り出すことができ、端子部の交換、保守点検がやりや
すい。さらに、この端子取出し用保持部(端部)が裏蓋
側にあるので、電池を出し入れするときにこの端部でけ
が等をすることがく安全である。また、端子部の端部を
当該端子部全体の内側に曲げることにより当該端部を端
子取出し用保持部とすると、端子部を取り出し易くな
り、さらに端子部の交換、保守点検がやりやすくなる。
【0018】本発明の請求項3の電池収納構造は、複数
の電池を収納する複数の電池収納部と、該電池収納部の
複数電池両端部に対向して設けられ電池の端子に接触す
る第1の端子部とを有する電池収納構造において、前記
複数電池の互いに隣接する電池の端子間に該端子にそれ
ぞれ対向して配設された第2の端子部と、該第2の端子
部を保持する前記電池収納部上の端子保持部と、前記第
1及び第2の全端子部のうち電池突出部に対応した端子
部の前方に、電池を逆入れした場合に電池と端子部との
間に空隙ができるような突起部と、を備え、前記第2の
端子部は、該第2の端子部に連接する電池非突出部に当
接する電池非突出部当接端子に連続した金属ワイヤで構
成され、該第2の端子部自体の弾性で前記端子保持部に
圧接保持されるとともに、前記電池非突出部当接端子は
弾性を有し、該電池非突出部当接端子の電池当接時は、
該弾性に抗して、変形しその弾性エネルギーを蓄積する
よう働く当該第2の端子部を形成していることを特徴と
する。
【0019】上記のように構成された請求項3の電池収
納構造によれば、電池を逆入れした場合に、突起部によ
り電池非突出部と端子部とが電気的に絶縁される点、電
池を安定に保持することができる点は、請求項1及び2
と同様である。
【0020】また、請求項3の電池収納構造において、
電池非突出部当接端子をコイルバネとすることができ
る。前記従来技術の板バネ状の端子部100は、電池の
出し入れを行う際に曲げの変形を受けるので、材料の疲
労を引き起こしやすい。したがって、前述のように電池
を長期間逆入れしたときに端子部100の弾性が弱くな
り、正入れしたときの接触不良を起こし兼ねない。これ
に対して、コイルバネはコイル部分の全長に対する僅か
な捻れの変形を受けるだけなので、極めて疲労を起こし
にくく耐久性に富んでいる。したがって、電池を長期間
逆入れしても問題がない。
【0021】ところで、電気製品の出荷時に電池を附属
品として備える場合があるが、このような場合に電池を
逆入れしておけば、別途電池を梱包するスペースを必要
とせず、製品をコンパクトに梱包できる。本発明はこの
ような電池の扱い方をできる点にも特徴があり、従来に
ない格別な作用効果が得られる。
【0022】また、請求項3の電池収納構造において、
前記コイルバネの部分と電池突出部に対応した接点端子
とに所定間隔を設け、該所定間隔を形成し、該所定間隔
を保持しつつ、第2の端子部を保持する前記端子保持部
の間隔形成部(端子保持部の内側部分)に、端子取出し
用保持部を形成するようにしてもよい。これにより、端
子の交換、保守点検が容易となる。また、電池収容部の
内側に端子取出し用保持部が突出しないので、電池を出
し入れするときにこの端部でけが等をすることがく安全
である。
【0023】また、請求項3の電池収納構造において、
電池突出部に対応した端子部は、これを端子保持部に保
持させたとき、該端子部の中央が電池側に突出するよう
少し曲げて形成してもよい。こにれより、電池が挿入し
易く外れにくい。
【0024】本発明の請求項4の電池収納構造は、電池
を収納する電池収納部と、該電池収納部の電池両端部に
対して設けられ電池の端子に接触する端子部とを有する
電池収納構造において、該電池収納部の電池突出部側に
形成された電池収納時の挿入ガイドとを設け、前記電池
収納部に電池を正入れした場合には、該電池の電池突出
部が該挿入ガイドによってガイドされ、完挿位置にて電
池突出部と端子部とが圧接するように構成し、該電池収
納部に電池を逆入れした場合は、該電池の電池非突出部
側が該挿入ガイドによってガイドされ、完挿位置にて電
池が挿入ガイドの一部に接触することで、電池非突出部
と端子部との間に空隙を形成するようにしたことを特徴
とする。
【0025】上記のように構成された請求項4の電池収
納構造によれば、電池収納部に電池を正入れしたとき、
電池突出部が挿入ガイドによってガイドされ、完挿位置
にて電池突出部と端子部とが電気的に接続される。一
方、電池を逆入れした場合には、完挿位置にて電池が挿
入ガイドの一部に接触し、電池非突出部(通常は負極)
と端子部との間に空隙が形成され、電池非突出部と端子
部とが接触しないで電気的に絶縁される。
【0026】なお、挿入ガイドは、電池の径方向におい
て外側から電池の中心方向(電池突出部方向)に向け
て、電池の前記端子保持部側からの電池長手方向の高さ
が、電池の幅方向において外側から電池の中心方向(電
池突出部方向)に深くなるにつれて低くなるようにテー
パ構造とすることができる。これにより、電池の正入れ
の場合にも大まかな自動調芯が可能となる。さらに、こ
のテーパ構造の外側にさらにテーパ構造の挿入ガイドを
設けると、電池保持時の自動調芯が可能となる。
【0027】本発明の請求項5の電池収納構造は、複数
電池を収納する複数の電池収納部と、該電池収納部の複
数電池両端部に対向して設けられ電池の端子に接触する
第1の端子部とを有する電池収納構造において、前記複
数電池の互いに隣接する電池の端子間に該端子にそれぞ
れ対向して配設された第2の端子部と、該第2の端子部
を保持する前記電池収納部上の端子保持部と、該端子保
持部及び前記電池収納部の電池突出部側に形成された電
池収納時の挿入ガイドとを設け、前記電池収納部に電池
を正入れした場合には、該電池の電池突出部が該挿入ガ
イドによってガイドされ、完挿位置にて電池突出部と端
子部とが圧接するように構成し、該電池収納部に電池を
逆入れした場合は、該電池の電池非突出部側が該挿入ガ
イドによってガイドされ、完挿位置にて電池が挿入ガイ
ドの一部に接触することで、電池非突出部と端子部との
間に空隙を形成するようにしたことを特徴とする。
【0028】上記のように構成された請求項5の電池収
納構造によれば、請求項4と同様な作用効果が得られ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電池収納構造を適
用した各実施形態について説明する。 (第1実施形態)図1は第1実施形態の電池ケースの拡
大縦断面図、図2は同電池ケースの拡大裏面図、図3は
同電池ケースの拡大横断面図、図4は同電池ケースの全
体裏面図である。図1、図2及び図3は図4の一点鎖線
で囲った部分の拡大図であり、図1は図2のA−A矢視
断面図、図3は図2のB−B矢視断面図である。
【0030】この電池ケースは例えば電子機器に備えら
れたものである。図3に示したように、電子機器のケー
スは下ケース10Aと上ケース10Bとで構成され、下
ケース10Aの底板10A−1の一部に当該電池ケース
が形成されている。下ケース10Aは合成樹脂(プラス
チック)の成形品であり、後述の表蓋20、裏蓋30等
以外は下ケース10Aと一体成形されたものである。な
お、図1、図2及び図4は表蓋20を外した状態を示
し、図2及び図4は裏蓋30(二点鎖線)を外した状態
を示している。
【0031】この電池ケースは6本の単3電池(乾電
池)を収納するものであり、図4に示したように、底板
10A−1に対して垂直に形成されたフレーム11aと
端子保持部12,12′,12″により仕切られた矩形
の6個の電池収納部11が形成されている。そして、各
電池収納部11により複数の電池Bを収納する収納部が
構成されている。なお、この収納部の長手方向端部には
補強用リブ11bが形成されている。電池収納部11の
長手方向で隣接する各電池収納部11,11の間には、
端子保持部12が形成されている。また、両端の電池収
納部11,11,11,11の外側端部には端子保持部
12′,12″が形成されている。
【0032】なお、両側のフレーム11a及び端子保持
部12′,12″の周囲には底板10A−1の表面(電
子機器の裏面)の位置から僅かに奥まった段部10aが
形成され、さらに、段部10aの一方の辺には係合孔1
0bが形成され、さらにこの係合孔10bと対向する辺
には係合片10cが形成されている。そして、図3に示
したように、表蓋20は、係合爪20aを段部10aの
係合孔10bに挿入して表蓋20の周囲を段部10aに
当接させ、さらに、弾性爪20bを係合片10cに係合
することにより、電池収納部11に装着される。
【0033】端子保持部12には図5に示した第2の端
子部13が取り付けられ、端子保持部12′には図6
(A) に示した第1の端子部14が、また、端子保持部1
2″には図6(B) 及び(C) に示した第1の端子部15及
び16が取り付けられている。すなわち、複数(この例
では6個)の電池を収納する電池収納部と、該電池収納
部の複数電池両端部に設けられた第1の端子部14,1
5,16を備えた電池収納構造であって、複数電池Bの
夫々に対向し対接した第2の端子部13を備えている。
【0034】隣接する電池収納部11,11間の端子保
持部12は、その両側の電池収納部11,11に収納さ
れる電池Bの端子にそれぞれ対向するように形成された
第1隔壁121及び第2隔壁122を備え、この第1隔
壁121と第2隔壁122はリブ123(図2)によっ
て互いに中央部を背後から補強されている。また、第1
隔壁121と第2隔壁122の裏蓋30側の端部には、
リブ123の両側に隣接して、切り欠部121a,12
2aが形成され、第2隔壁122の端部の外側には切り
欠部122bが形成されている。さらに、第1隔壁12
1の電池B側の中央には縦長の奥部121bが形成さ
れ、第2隔壁122の電池B側には、窓部124aを有
する枠部124が形成されている。
【0035】また、両端の端子保持部12′,12″
は、電池収納部11の長手方向と交差する方向に隣接す
る電池収納部11,11の両端部にわたって、上記端子
保持部12の第1隔壁121及び第2隔壁122を段違
いに配置した構造になっている。
【0036】図5に示したように、第2の端子部13
は、導電性及び弾性を有する金属ワイヤを曲げ加工して
形成されており、電池の正極端子Pに当接すべく縦長コ
字状に形成された第1接点端子131、電池の負極端子
Nに当接すべくコイルバネ状に形成された電池非突出部
当接端子としての第2接点端子132、第1接点端子1
31と第2接点端子132を接続する接続部133、及
び、接続部133の一方に連結され該接続部133と並
行に折り曲げられた端子取り出し用保持部134を一体
にして構成されている。
【0037】また、図6(A) に示したように、端子保持
部12′に保持される第1の端子部14は、上記第2の
端子部13における第1接点端子131と同様な構造の
第1接点端子141と、上記第2の端子部13における
第2接点端子132と同様な構造の第2接点端子142
とを、それぞれ同じ側に向けて接続部143で接続した
構造になっている。また、図6(B) に示したように、端
子保持部12″に保持される第1の端子部15は、第2
の端子部13における第1接点端子131と同様な構造
の接点端子151とフック状の接続端子152とで構成
され、さらに、図6(C) に示したように、第1の端子部
16は、第2の端子部13における第2接点端子132
と同様な構造の接点端子161とフック状の接続端子1
62とで構成されている。
【0038】以上の構成により、第2の端子部13は端
子保持部12に取り付けられる。すなわち、第2隔壁1
22と枠部124との間に第2接点端子132の円形の
脚部132aが填め込まれるとともに、第1隔壁121
の奥部121bに第1接点端子131が填め込まれる。
さらに、第1隔壁121と第2隔壁122の切り欠部1
21a,122aに接続部133が填め込まれるととも
に、第2隔壁122の切り欠部122bに端子取り出し
用保持部134の付け根が填め込まれる。
【0039】ここで、第2の端子部13は、端子保持部
12から外されている状態では、図5(B) に一点鎖線で
示したように第1接点端子131が第2接点端子132
側に僅かに変位して安定状態となるように形成されてお
り、端子保持部12に取り付けられた状態では、第1接
点端子131が第2接点端子132側に変位しようとす
る弾性力により、この第2の端子部13が端子保持部1
2に固定される。
【0040】なお、第1の端子部14,15,16も第
2の端子部13の対応部分と同様な構造により端子保持
部12′,12″にそれぞれ取り付けられる。
【0041】この電池ケースの組み立て時には、端子保
持部12に第2の端子部13を、また、端子保持部1
2′,12″に第1の端子部14,15,16をそれぞ
れ取り付け、フレーム11aの端部(電子機器内部側端
部)に裏蓋30を当て、フレーム10aの周囲に形成さ
れたボス部10d及びネジ40(図1,図3)でネジ止
めする。したがって、第2の端子部13、第1の端子部
14,15,16は、切り欠部121a,122a,1
22bにおいて、端子保持部12,12′,12″と裏
蓋30とに挟まれ、確実に固定される。
【0042】端子保持部12の第1隔壁121の電池B
側には、一対の突起部121cが形成されている。この
突起部121cは、第1隔壁121の電池挿入入口11
A側端部から、電池挿入方向(図1の矢印の方向)に
かけて、第1隔壁121の中程まで形成されている。
【0043】また、この実施形態の電池ケースは樹脂成
形により形成されており、下ケース10Aの底板10A
−1から立設する部材の側面は金型抜き勾配を有してい
る。こにれより、第1隔壁121に形成された奥部12
1bの電池Bと対向する面は、端子保持部12側からの
電池長手方向の高さが電池挿入入口11Aから電池挿入
方向(図1の矢印の方向)に深くなるにつれて低くな
っている。そして、この奥部121bの電池Bと対向す
る面に端子部13の第1接点端子131が、該端子部1
3の弾性力により圧接されている。したがって、第1接
点端子131も、端子保持部12側からの電池長手方向
の高さが電池挿入入口11Aから電池挿入方向(図1の
矢印の方向)に深くなるにつれて低くなっている。
【0044】以上のように、この電池ケースは、請求項
1に対応し、複数の電池Bを電池挿入方向(図1の矢印
の方向)から挿入し収納する複数の電池収納部11
と、該電池収納部11の複数電池両端部に対向して設け
られ電池Bの端子に接触する第1の端子部14,15,
16とを有する電池収納構造において、複数電池Bの互
いに隣接する電池B,Bの端子間に該端子にそれぞれ対
向して配設された第2の端子部13と、第2の端子部1
3を保持する前記電池収納部11上の端子保持部12
と、前記第1及び第2の全端子部13,14,15,1
6のうち正極端子P(端子突出部)に対応した端子部の
前方に、電池B′を逆入れした場合に電池B′と端子部
13との間に空隙Sができるような突起部121cと、
を備え、該突起部121cは、前記電池深さの約半分位
置から電池挿入方向に電池挿入入口11A近傍位置まで
設けた構造になっている。
【0045】また、請求項2に対応して、電池Bを電池
挿入方向から挿入し収納する電池収納部11と、該電池
収納部11の電池両端部に対向して設けられ電池の端子
に接触する端子部13,14,15,16を保持する電
池収納部上の端子保持部12,12′,12″と、を樹
脂で形成した電池収納構造において、前記端子部13,
14,15,16のうち正極端子P(電池突出部)に対
応した端子部の前方に、電池B′を逆入れした場合に電
池B′と端子部との間に空隙ができるような突起部12
1cと、を備え、該突起部121cは、前記電池深さの
約半分位置から電池挿入方向に電池挿入入口11A近傍
位置まで延設してなり、前記端子部の少なくとも前記電
池突出部に対応した端子部13,14,15,16を、
前記端子保持部12側からの電池長手方向の高さが電池
挿入入口11Aから電池挿入方向に深くなるにつれて低
くなるような構造になっている。
【0046】また、請求項3に対応して、複数の電池B
を収納する複数の電池収納部11と、該電池収納部11
の複数電池両端部に対向して設けられ電池の端子に接触
する第1の端子部14,15,16とを有する電池収納
構造において、前記複数電池の互いに隣接する電池の端
子間に該端子にそれぞれ対向して配設された第2の端子
部13と、該第2の端子部13を保持する前記電池収納
部11上の端子保持部12と、前記第1及び第2の全端
子部13,14,15,16のうち正極端子P(電池突
出部)に対応した端子部の前方に、電池B′を逆入れし
た場合に電池B′と端子部との間に空隙Sができるよう
な突起部121cと、を備え、前記第2の端子部13
は、該第2の端子部13に連接する負極端子N(電池非
突出部)に当接する第2接点端子132(電池非突出部
当接端子)に連続した金属ワイヤで構成され、該第2の
端子部13自体の弾性で前記端子保持部12に圧接保持
されるとともに、第2接点端子132(電池非突出部当
接端子)は弾性を有し、該第2接点端子132(電池非
突出部当接端子)の電池当接時は、該弾性に抗して、変
形しその弾性エネルギーを蓄積するよう働く当該第2の
端子部13が形成されている。
【0047】以上の構成により、例えば第2の端子部1
3及び端子保持部12について説明すると、電池Bが正
入れされると、電池Bの負極端子N(電池非突出部)が
端子部13の第2接点端子132を弾性変形させること
により、この第2接点端子132が電池Bの負極端子N
に圧接されて電気的に接続される。また、電池Bの正極
端子P(端子突出部)が、一対の突起部121c,12
1cの内側で端子部13の第1接点端子131に当接し
て電気的に接続される。また、電池Bは、第2接点端子
132の弾性回復力により付勢されて、正極端子Pが第
1接点端子131に圧接されることになる。これによ
り、電池Bの両端子P,Nと端子部13との接続が確実
になる。
【0048】一方、電池Bを逆入れした場合には、突起
部121cにより、負極端子Nと第1接点端子131と
の間(端子部13の前方)に空隙Sが形成され、負極端
子Nが第1接点端子131に対向するだけで、空隙Sに
より負極端子Nと端子部13とが接触しないで電気的に
絶縁される。
【0049】また、電池Bは第2接点端子132の弾性
回復力により軸方向に付勢され、逆入れした場合に、突
起部121cが負極端子Nの電池挿入入口11A近傍に
当接する。すなわち、図7(A) に示したように、電池B
を逆入れした場合、電池Bは突起部121cにより電池
挿入入口11A近傍で保持され、例えば一点鎖線で示し
たように電池Bが外れようとした場合も常に(すなわち
電池が外れてしまうまでは)突起部121cが負極端子
Nに当接するので、結果的に電池Bを安定に保持するこ
とができる。なお、図7(B) に示したように、従来の絶
縁部材200のような突起が電池収納部の底の方だけに
あると、ある程度電池Bが電池挿入入口11A側に移動
すると絶縁部材200は負極端子Nに当接しなくなって
容易に外れてしまうが、実施形態の突起部121cのよ
うに電池Bを電池挿入入口11A近傍で保持するとこの
ような不具合がない。
【0050】さらに、第1接点端子131が、端子保持
部12側からの電池長手方向の高さが電池挿入入口11
Aから電池挿入方向(図1の矢印の方向)に深くなる
につれて低くなっているので、電池Bを正入れして正極
端子Pが第1接点端子131に圧接されると、この正極
端子Pには電池挿入方向(図1の矢印の方向)に力が
働く。したがって、電池Bが安定して保持される。
【0051】また、第2の端子部13には、端子取出し
用保持部134が形成されており、この端子取出し用保
持部134を持って該端子部13を端子保持部12から
容易に取り出すことができ、端子部13の交換、保守点
検がやりやすい。さらに、この端子取出し用保持部13
4(端部)が裏蓋30側にあるので、電池を出し入れす
るときにこの端部でけが等をすることがく安全である。
また、この端子取出し用保持部134は、第2の端子部
13の端部を円形の脚部132aと第1接点端子131
との内側(端子部全体の内側)に曲げることにより形成
されている。したがって、この端子取出し用保持部13
4を持って引っ張るとき、脚部132aと第1接点端子
131との間を引っ張ることになるので、脚部132a
と第1接点端子131とに対して引っ張る力がバランス
し、端子部13が取り出し易くなっている。
【0052】なお、以上は第2の端子部13及び端子保
持部12について説明したが、第1の端子部14の第1
接点端子141、第1の端子部15の接点端子151
も、第2の端子部13の第1接点端子131と同様な形
状になっており、また、端子保持部12′,12″にお
いても、端子保持部12の突起部121cと同様な突起
部121c,121cが形成されており、この端子保持
部12′,12″においても、端子保持部12と同様に
作用する。
【0053】(第2実施形態)図8は第2実施形態の電
池ケースの拡大裏面図、図9は同電池ケースの拡大横断
面図であり、図9は図8のB−B矢視断面図である。な
お、図8は第1実施形態の図2に対応し、図9は第1実
施形態の図3に対応しており、この第2実施形態におい
て第1実施形態と同符号を付記した要素は第1実施形態
の対応する要素と構造あるいは主な機能が同様であり、
詳細な説明は省略する。
【0054】この第2実施形態では、端子保持部12の
第1隔壁121の電池B側に挿入ガイド121dが形成
されている。この挿入ガイド121dは、第1隔壁12
1の電池挿入入口11A側端部から、電池挿入方向(図
1の矢印の方向)にかけて、第1隔壁121の中程ま
で形成されている。また、挿入ガイド121dは第1隔
壁121の両側のフレーム11aから奥部121bの周
囲にかけて、第1隔壁121からの高さが低くなるよう
なテーパ面とされている。
【0055】以上により、請求項4に対応して、電池を
収納する電池収納部11と、該電池収納部11の電池両
端部に対して設けられ電池の端子に接触する端子部1
3,14,15,16とを有する電池収納構造におい
て、該電池収納部11の正極端子P(端子突出部)側に
形成された電池収納時の挿入ガイド121dとを設け、
電池収納部11に電池Bを正入れした場合には、該電池
Bの正極端子P(電池突出部)が該挿入ガイド121d
によってガイドされ、完挿位置にて正極端子P(電池突
出部)と端子部13,14,15とが圧接するように構
成されている。また、電池収納部11に電池Bを逆入れ
した場合は、該電池Bの負極端子N(電池非突出部)側
が該挿入ガイド121dによってガイドされ、完挿位置
にて電池Bが挿入ガイド121dの一部に接触すること
で、負極端子N(電池非突出部)側と端子部13,1
4,15との間に空隙Sを形成するように構成されてい
る。なお、この構造は、複数の電池Bの内の任意の1つ
の各々に対する構造であるが、これらの複数の電池B全
体についての構造すなわち請求項5に対応する構造にも
なっている。
【0056】以上の構成により、例えば第2の端子部1
3及び端子保持部12について説明すると、電池Bが正
入れされると、電池Bの負極端子Nが第2接点端子13
2を弾性変形させることにより、この第2接点端子13
2が電池Bの負極端子Nに圧接されて電気的に接続さ
れ、また、正極端子Pが第1接点端子131に当接して
電気的に接続される。なお、第2接点端子132の弾性
回復力により正極端子Pが第1接点端子131に圧接さ
れ、電池Bの両端子P,Nと端子部13との接続が確実
になることは第1実施形態と同様である。
【0057】一方、電池Bを逆入れした場合には、挿入
ガイド121dに負極端子N側の電池周縁が当接し、負
極端子Nと第1接点端子131との間に空隙Sが形成さ
れ、負極端子Nと端子部13とが絶縁される。
【0058】また、電池Bを逆入れした場合、前記図7
で説明したとほぼ同様に、電池Bは挿入ガイド121d
により電池挿入入口11A近傍で保持されるので、電池
Bが外れようとした場合も常に挿入ガイド121dが電
池Bに当接し、結果的に電池Bを安定に保持することが
できる。
【0059】また、電池Bを逆入れした場合、両側の挿
入ガイド121dによって負極端子N側の電池周縁が中
心側に力を受けて調芯作用が働くので、電池Bを安定に
保持することができる。このことは、図に二点鎖線で図
示した最大電池及び最小電池のいずれにもいえ、したが
ってどのようなサイズの電池に対してもいえる。
【0060】なお、第1接点端子131が、金型抜き勾
配による奥部121bの面の傾斜により傾斜しており、
こにれより、電池Bを正入れした場合に電池Bが安定し
て保持される点など、端子部13,14,15,16の
作用は、第1実施形態と同様である。また、端子保持部
12′,12″においても、端子保持部12の挿入ガイ
ド121dと同様な挿入ガイド121dが形成されてお
り、この端子保持部12′,12″においても、端子保
持部12と同様に作用する。
【0061】(第3実施形態)図10は第3実施形態に
おける端子保持部12の一部斜視図及び一部断面図であ
り、斜視図(A) は電池挿入入口11A側から見た図であ
る。また、図10(B)は第1接点端子131′の端部の
断面図である。この第3実施形態の電池ケースの端子保
持部12以外は前記第1及び第2実施形態と同様であ
る。この第3実施形態の端子保持部12は、第1隔壁1
21の電池側に第1挿入ガイド121e及び第2挿入ガ
イド121fが形成されている。第1挿入ガイド121
e及び第2挿入ガイド121fは、第1隔壁121の電
池挿入入口11A側端部から、電池挿入方向(図10の
矢印の方向)にかけて、第1隔壁121の中程まで形
成されている。また、第2挿入ガイド121fはフレー
ム11a側で角度の急なテーパ面とされ、第1挿入ガイ
ドは端子部13の第1接点端子131′が填め込まれる
奥部121b側で角度の緩いテーパ面とされている。
【0062】この第3実施形態における端子部13の第
1接点端子131′は、図10(B)に断面図を示したよ
うに先端が内側に曲げられた曲げ部131a′とされて
いる。これによって、電池を正入れするとき正極端子が
曲げ部131a′の傾斜に沿って内側に摺動し、容易に
電池を挿入できる。なお、第1接点端子131′の曲げ
部131a′以外は、前記実施形態と同様に、端子保持
部12側からの電池長手方向の高さが電池挿入入口11
Aから電池挿入方向(図10の矢印の方向)に深くな
るにつれて低くなっており、電池を正入れした場合にも
安定して保持できる。
【0063】図11は端子部12の平断面図であり、第
1挿入ガイド121e及び第2挿入ガイド121fの部
分の断面を示している。図11において、破線で示した
電池B1は最大電池、実線で示した電池B2は最小電池
である。第1挿入ガイド121eと第2挿入ガイド12
1fとの境界線の位置は最小電池B2のサイズに合わせ
られている。図11(A) に示したように、最大電池B
1、最小電池B2のいずれの場合も、正入れする場合に
は、前記実施形態と同様なコイルバネ状の第2接点端子
の弾性回復力により、正極端子P側の電池周縁が第2挿
入ガイド121fに当接し、正極端子P側の電池周縁が
両側の第2挿入ガイド121fによって中心側に力を受
けて大まかな調芯作用が働く。そして、正極端子Pが第
1接点端子131′と接触する。また、正極端子Pが第
1接点端子131′に対して中心にあるときは、電池周
縁は両側の第2挿入ガイド121fに接触しないが、中
心からずれると上記調芯作用により、正極端子Pと第1
接点端子131′との接触が保たれる。
【0064】図11(B) に示したように、最小電池B2
を逆入れしたときは、負極端子N側の電池周縁が第1挿
入ガイド121eと第2挿入ガイド121fとの境界線
の部分で保持され、第1挿入ガイド121eによって負
極端子と第1接点端子131′との間に空隙Sが形成さ
れて絶縁されるとともに、最小電池B2は境界線の部分
により安定して保持される。
【0065】また、最大電池B1を逆入れしたときは、
負極端子側の電池周縁が第2挿入ガイド121fに当接
し、負極端子と第1接点端子131′との間に空隙Sが
形成されて絶縁される。また、最大電池B1の負極端子
側の電池周縁が、両側の第2挿入ガイド121fに当接
して調芯作用が働くので、最大電池B1を安定に保持す
ることができる。したがってどのようなサイズの電池に
対しても逆入れした場合に安定して保持される。
【0066】(第4実施形態)図12は第4実施形態の
電池ケースの一部断面図である。この図12は前記図
3、図9に対応する断面図であり、端子保持部12の第
1隔壁121の部分を拡大した図面である。この第4実
施形態は、裏蓋30の電池収納部11側に、両フレーム
11aに隣接して自動調芯補助部材30aを形成したも
のである。これにより、電池収納部11に電池Bを挿入
すると、正入れ逆入れいずれの場合でも、自動調芯補助
部材30aの傾斜部30a−1が電池Bに当接して自動
調芯作用が働き、安定して保持される。
【0067】なお、この第4実施形態においても第3実
施形態と同様に第1挿入ガイド121eと第2挿入ガイ
ド121fを備えており、上記自動調芯補助部材30a
に加えて、この第1挿入ガイド121eと第2挿入ガイ
ド121fにより端子保持部12側においても電池が安
定に保持されることは第3実施形態と同様である。
【0068】(第5実施形態)図13は第5実施形態の
電池ケースを示し、図11に対応する端子保持部12の
断面図である。この第5実施形態では、端子保持部12
の第1隔壁121の奥部121b′を第1〜4実施形態
の奥部121bより深く形成し、この奥部121b′に
圧接される第1接触端子131が第1隔壁121の平面
部121−1よりも奥部121b′側に後退した位置に
なるようにしている。そして、奥部121b′の両側壁
が第1挿入ガイド121gとされている。また、フレー
ム11a側に第2挿入ガイド121hが形成されてい
る。
【0069】また、第1隔壁121の平面部121−1
と第2挿入ガイド121hとの境界線の位置は最小電池
B2のサイズに合わせられている。そして、図13(A)
に示したように、最大電池B1、最小電池B2のいずれ
の場合も、正入れする場合には、正極端子Pの周囲が第
1挿入ガイド121gに当接してガイドされ、この正極
端子Pが第1接点端子131′と接触する。なお、この
とき、最大電池B1、最小電池B2のいずれも電池周縁
は第2挿入ガイド121や第1隔壁121の平面部に当
接しないようになっている。
【0070】また、図13(B) に示したように、最小電
池B2を逆入れしたときは、負極端子N側の電池周縁が
第1隔壁121の平面部121−1と第2挿入ガイド1
21hとの境界線の部分で保持され、第1挿入ガイド1
21gの深さによって負極端子Nと第1接点端子131
との間に空隙Sが形成されて絶縁されるとともに、最小
電池B2は境界線の部分により安定して保持される。ま
た、最大電池B1を逆入れしたときは、負極端子N側の
電池周縁が第2挿入ガイド121hに当接し、負極端子
Nと第1接点端子131との間に空隙Sが形成されて絶
縁される。また、最大電池B1の負極端子N側の電池周
縁が、両側の第2挿入ガイド121hに当接して調芯作
用が働くので、最大電池B1を安定に保持することがで
きる。したがってどのようなサイズの電池に対しても逆
入れした場合に安定して保持される。
【0071】(第6実施形態)図14は第6実施形態の
端子保持部12の断面図であり、図において図13と同
符号を付記した要素は第5実施形態と同様な構成であ
る。この第6実施形態は端子部の第1接点端子131″
が1本の導線で構成された場合である。端子保持部12
の第1隔壁121にはV字の溝により第1挿入ガイド1
21iが形成されている。この第1挿入ガイド121i
をなすV字の溝の深さは第1接点端子131″の径より
深く、第1接点端子131″が第1隔壁121の平面部
121−1よりも後退した位置になっている。なお、第
2挿入ガイド121hと最小電池B2のサイズは第5実
施形態と同様である。
【0072】そして、図14(A) に示したように、最大
電池B1、最小電池B2のいずれの場合も、正入れする
場合には、正極端子Pの周縁が第1挿入ガイド121i
に当接してガイドされ、この正極端子Pが第1接点端子
131″と接触する。このとき、最大電池B1、最小電
池B2のいずれも電池周縁部は第2挿入ガイド121h
や第1隔壁121の平面部121−1に当接しない。ま
た、正極端子Pが第1接点端子131″に対して中心に
あるときは、正極端子Pの周縁は両側の第1挿入ガイド
121iに接触しないが、中心からずれると第1挿入ガ
イド121iの調芯作用により、正極端子Pと第1接点
端子131″との接触が保たれる。
【0073】また、図14(B) に示したように、最小電
池B2を逆入れしたときは、第5実施形態と同様に、負
極端子N側の電池周縁が第2挿入ガイド121hの境界
線の部分で保持され、空隙Sにより絶縁されるととも
に、安定して保持される。また、最大電池B1を逆入れ
したときは、負極端子N側の電池周縁が第2挿入ガイド
121hに当接し、空隙Sにより絶縁されるとともに、
最大電池B1の負極端子N側の電池周縁と第2挿入ガイ
ド121hとの調芯作用により安定に保持することがで
きる。したがってどのようなサイズの電池に対しても逆
入れした場合に安定して保持される。
【0074】第3〜第4実施形態の電池ケースは、調芯
作用を有しているので、最大電池B1とフレーム11a
との間にある程度の間隙を設けることができ、この間隙
に指を入れやすいので電池を取り出し作業が容易にな
る。
【0075】
【発明の効果】本発明の請求項1の電池収納構造によれ
ば、電池を逆入れしても電池非突出部(正極端子)と端
子部とを電気的に絶縁することができ、逆通電防止の機
能を得るとともに、逆入れ状態で長期保存しても電池を
安定して保持できる。
【0076】本発明の請求項2の電池収納構造によれ
ば、請求項1と同様な効果が得られるとともに、電池を
正入れした状態でも、電池を安定に保持することができ
る。
【0077】本発明の請求項3の電池収納構造によれ
ば、請求項1と同様な効果が得られるとともに、電池非
突出部当接端子をコイルバネとすることができ、端子に
耐久性を持たせることができ、電池を長期間逆入れして
も問題がない。
【0078】本発明の請求項4または請求項5の電池収
納構造によれば、請求項1と同様な効果が得られるとと
もに、挿入ガイドにより、電池挿入時及び電池保持時の
自動調芯が可能となり、電池を安定に保持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の電池ケースの拡大縦断面図であ
る。
【図2】同電池ケースの拡大裏面図である。
【図3】同電池ケースの拡大横断面図である。
【図4】同電池ケースの全体裏面図である。
【図5】各実施形態における第2の端子部の斜視図であ
る。
【図6】各実施形態における第1の端子部の斜視図であ
る。
【図7】第1実施形態における突起部の一つの作用を説
明する図である。
【図8】第2実施形態の電池ケースの拡大裏面図であ
る。
【図9】同電池ケースの拡大横断面図である。
【図10】第3実施形態における端子保持部の一部斜視
図及び一部断面図である。
【図11】第3実施形態における端子部の平断面図であ
る。
【図12】第4実施形態の電池ケースの一部断面図であ
る。
【図13】第5実施形態における端子部の平断面図であ
る。
【図14】第6実施形態における端子部の平断面図であ
る。
【図15】従来の逆通電防止機構の概略を示す図であ
る。
【符号の説明】
11…電池収納部、12…端子保持部、13…第2の端
子部、14,15,16…第1の端子部、121c…突
起部、121d…挿入ガイド、121e,121g,1
21i、121f,121h…第2挿入ガイド、131
…第1接点端子、132…第2接点端子、B…電池、B
1…最大電池、B2…最小電池、N…負極端子、P…正
極端子、S…空隙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電池を挿入方向から挿入し収納す
    る複数の電池収納部と、該電池収納部の複数電池両端部
    に対向して設けられ電池の端子に接触する第1の端子部
    とを有する電池収納構造において、 前記複数電池の互いに隣接する電池の端子間に該端子に
    それぞれ対向して配設された第2の端子部と、 該第2の端子部を保持する前記電池収納部上の端子保持
    部と、 前記第1及び第2の全端子部のうち電池突出部に対応し
    た端子部の前方に、電池を逆入れした場合に電池と端子
    部との間に空隙ができるような突起部と、を備え、 該突起部は、前記電池深さの約半分位置から電池挿入方
    向に電池挿入入口近傍位置まで設けたことを特徴とする
    電池収納構造。
  2. 【請求項2】 電池を電池挿入方向から挿入し収納する
    電池収納部と、該電池収納部の電池両端部に対向して設
    けられ電池の端子に接触する端子部を保持する電池収納
    部上の端子保持部と、を樹脂で形成した電池収納構造に
    おいて、 前記端子部のうち電池突出部に対応した端子部の前方
    に、電池を逆入れした場合に電池と端子部との間に空隙
    ができるような突起部と、を備え、 該突起部は、前記電池深さの約半分位置から電池挿入方
    向に電池挿入入口近傍位置まで延設してなり、 前記端子部の少なくとも前記電池突出部に対応した端子
    部を、前記端子保持部側からの電池長手方向の高さが電
    池挿入入口から電池挿入方向に深くなるにつれて低くな
    るように構成したことを特徴とする電池収納構造。
  3. 【請求項3】 複数の電池を収納する複数の電池収納部
    と、該電池収納部の複数電池両端部に対向して設けられ
    電池の端子に接触する第1の端子部とを有する電池収納
    構造において、 前記複数電池の互いに隣接する電池の端子間に該端子に
    それぞれ対向して配設された第2の端子部と、 該第2の端子部を保持する前記電池収納部上の端子保持
    部と、 前記第1及び第2の全端子部のうち電池突出部に対応し
    た端子部の前方に、電池を逆入れした場合に電池と端子
    部との間に空隙ができるような突起部と、を備え、 前記第2の端子部は、該第2の端子部に連接する電池非
    突出部に当接する電池非突出部当接端子に連続した金属
    ワイヤで構成され、該第2の端子部自体の弾性で前記端
    子保持部に圧接保持されるとともに、 前記電池非突出部当接端子は弾性を有し、該電池非突出
    部当接端子の電池当接時は、該弾性に抗して、変形しそ
    の弾性エネルギーを蓄積するよう働く当該第2の端子部
    を形成していることを特徴とする電池収納構造。
  4. 【請求項4】 電池を収納する電池収納部と、該電池収
    納部の電池両端部に対して設けられ電池の端子に接触す
    る端子部とを有する電池収納構造において、 該電池収納部の電池突出部側に形成された電池収納時の
    挿入ガイドとを設け、 前記電池収納部に電池を正入れした場合には、該電池の
    電池突出部が該挿入ガイドによってガイドされ、完挿位
    置にて電池突出部と端子部とが圧接するように構成し、
    該電池収納部に電池を逆入れした場合は、該電池の電池
    非突出部側が該挿入ガイドによってガイドされ、完挿位
    置にて電池が挿入ガイドの一部に接触することで、電池
    非突出部と端子部との間に空隙を形成するようにしたこ
    とを特徴とする電池収納構造。
  5. 【請求項5】 複数電池を収納する複数の電池収納部
    と、該電池収納部の複数電池両端部に対向して設けられ
    電池の端子に接触する第1の端子部とを有する電池収納
    構造において、 前記複数電池の互いに隣接する電池の端子間に該端子に
    それぞれ対向して配設された第2の端子部と、 該第2の端子部を保持する前記電池収納部上の端子保持
    部と、 該端子保持部及び前記電池収納部の電池突出部側に形成
    された電池収納時の挿入ガイドとを設け、 前記電池収納部に電池を正入れした場合には、該電池の
    電池突出部が該挿入ガイドによってガイドされ、完挿位
    置にて電池突出部と端子部とが圧接するように構成し、
    該電池収納部に電池を逆入れした場合は、該電池の電池
    非突出部側が該挿入ガイドによってガイドされ、完挿位
    置にて電池が挿入ガイドの一部に接触することで、電池
    非突出部と端子部との間に空隙を形成するようにしたこ
    とを特徴とする電池収納構造。
JP2001023899A 2001-01-31 2001-01-31 電池収納構造 Expired - Fee Related JP4940500B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001023899A JP4940500B2 (ja) 2001-01-31 2001-01-31 電池収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001023899A JP4940500B2 (ja) 2001-01-31 2001-01-31 電池収納構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002231202A true JP2002231202A (ja) 2002-08-16
JP4940500B2 JP4940500B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=18889121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001023899A Expired - Fee Related JP4940500B2 (ja) 2001-01-31 2001-01-31 電池収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4940500B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016051787A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社デンソー 内燃機関用の点火コイル

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217066A (ja) * 1985-07-16 1987-01-26 信越化学工業株式会社 射出成形用組成物
JPS63186054A (ja) * 1987-01-27 1988-08-01 Matsushita Electric Works Ltd 遊星変速装置
JPH10326604A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Aiwa Co Ltd 電池収納装置
JPH11154498A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Nintendo Co Ltd 電池収納部

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217066A (ja) * 1985-07-16 1987-01-26 信越化学工業株式会社 射出成形用組成物
JPS63186054A (ja) * 1987-01-27 1988-08-01 Matsushita Electric Works Ltd 遊星変速装置
JPH10326604A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Aiwa Co Ltd 電池収納装置
JPH11154498A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Nintendo Co Ltd 電池収納部

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016051787A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社デンソー 内燃機関用の点火コイル

Also Published As

Publication number Publication date
JP4940500B2 (ja) 2012-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970000124B1 (ko) 밀봉된 연결기 조립체
US4718742A (en) Battery fitting device usable for electronic appliance
US4534610A (en) Jack
JP2007219673A (ja) メモリカード用アダプタ
JP2007165194A (ja) コネクタ
JP6660561B2 (ja) 端子モジュール、およびコネクタ
US6464544B1 (en) Connector
KR920004651B1 (ko) 스냅-잠금 체결구가 있는 분할 하우징을 가진 전기 타이머장치
JP2007028763A (ja) 予備ヒューズ収容部を備えた電気接続箱
JP2002025706A (ja) コネクタ
JP2002231202A (ja) 電池収納構造
JP2018006213A (ja) 暗電流回路用ヒューズの断続構造
JP5410459B2 (ja) 電池アダプタ
JP2001035459A (ja) 電池ケース
JP2010191205A (ja) 光ケーブル固定構造
JP2002305829A (ja) 電気接続箱とコネクタハウジングとの固定構造
JP4269493B2 (ja) バッテリ使用機器用レセプタクル
JP2001296451A (ja) 光コネクタレセプタクルおよびこれを具備した携帯型電子機器
JP3287046B2 (ja) マグネットプラグ及びその製造方法
CN214542623U (zh) 电源连接器与连接组件
JPH11162549A (ja) コネクタ
JPH11102680A (ja) 電気自動車用バッテリの接続構造
JPH08250178A (ja) 雌端子金具
JP2002100336A (ja) 電池収納構造
JP4186804B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees