JPS62170643A - 開閉式吊屋根 - Google Patents

開閉式吊屋根

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JPS62170643A
JPS62170643A JP991686A JP991686A JPS62170643A JP S62170643 A JPS62170643 A JP S62170643A JP 991686 A JP991686 A JP 991686A JP 991686 A JP991686 A JP 991686A JP S62170643 A JPS62170643 A JP S62170643A
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guide rail
center
main
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徹 青柳
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Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
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Ohbayashi Gumi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明(ま、野球1易その池競技場などの大規模建築
物上に設りられてこれを間開可能に覆う開閉式吊屋根に
関りる。
(従来の技術) 野球場、陸上競技場などの大型建築物では、採光調節A
1)温度調節、および雨天時における建築物内の保護を
目的として、建築物の上部に間開式の屋根を設け、晴天
時あるいは温暖時においては可及的に自然に近い状態で
競技を観覧し、必要に応じて屋根を閉じるようにするこ
とが望まれている。
(発明が解決しようとする問題点) これらの要望に応えるものとして、外周部を固定屋根と
し、中央の競技場内部分のみを開閉式にする試みがなさ
れているが、この方式では、競技場のみが自然採光でき
、観客席側は固定屋根にJ:って覆われたままであるた
め、自然採光の中で競技をIQ覧するという意味では不
充分なものであった。
この発明は、以上の如き背與に基づきなされたものであ
って、聞敢時にあって、尽根全体を開放でき、しかも大
規模建築物などにおいて、大スパンのI?1mを構築で
きることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この発明では、略円形の外壁
部を有する建物の棟中心から放射状に複数に区画された
扇形吊屋根であって、該吊屋根は、棟側を外壁部に設り
たポールとの間に張力部材を介して吊下され、かつ棟側
中心を基点として扇形に拡間縮小する複数の主梁と、前
記外壁部上縁にあって各主梁の軒側端部を周方自に移動
可能にガイドするガイドレールと、各主梁間を連結する
リンク機構と、各主梁上に張設された屋根膜と、前記ポ
ールを回動中心とし、かつ前記ガイドレールと連続して
設けられたターンテーブルとからなることを特徴とする
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面に塁づぎ詳細に説明す
る。
第1図(a)、(b)乃至第3図(a)、(b)はこの
発明を適用した開閉式吊屋根の閉鎖状態から完全開放状
態に至るまでの平面図および側面図を示すものである。
図において、1は略円形に形成された建物外壁部、2は
該外壁部1上にあって、建物中心0から放射状に6分割
された扇形の折畳式吊屋根であり、各吊屋根2はその棟
側中心0に設けられた屋根中央部2aを基点にし、かつ
その軒側端部を建物外壁部1上にガイドされて移動し、
扇形に縮小拡開する。
そして、前記建物外壁部1の外周部には、各吊屋根2の
扇形中心に位置するポール3が立設されている。各ポー
ル3は支持ステー5にJ:り補強されたものであり、各
ポール3の頂部と各吊屋根2・の屋根中央部28間に張
力部材、ずなわちIナスペンションワイヤー4を張架す
ることにJ、す、各吊屋根2を吊下状態に保持している
第1図(a)、(b)は各吊屋根2が完全に閉じた状態
を示づもので、各吊屋根2はその屋根面を広げた状態で
建物の上部を所定の勾配で傘状に覆っている。
この状態から建物内部を開口するには、まず各吊屋根2
を第2図(a)、(b)に示すように屋根中央部2aを
基点に折畳み、各吊屋根2の折畳み端をポール3の部分
に一個所集中した状態とする。
次に、第3図(a)、(b)に示すようにサスペンショ
ンワイヤー4により各吊屋根2を吊上げ、各吊屋根2を
分離し、次いで回動させ、建物外壁部1上に設置するこ
とにより、完全に開口することになる。
次に以上の吊屋根の作動を可能にするための具体的な構
成について、第4図乃至第8図を用いてさらに詳細に説
明覆る。
まず、第4図は前記吊屋根2の詳IJA構造を承りもの
である。
図において各吊屋根2は棟中心からll19A状に広が
る複数の主梁21と、各主梁21間を回111I再能に
連結したリンク機構を構成する一対の上部繋ぎ梁22お
よび下部繋ぎ!223と、これら各繋ぎ梁22.23の
中央部を回動可能に連結する連結ロッド24とを備えて
いる。
前記主梁21は上弦+A21aと、下弦材21bおよび
上下弦材21a、21bを連結するガイド用ロッド21
Cを備えている。また、前記下部繋ぎ梁23は、前記主
梁21のガイド用ロッド21Cに対し、上下摺動可能に
連結しており、これにJ:って各主梁21を第4図の矢
印に示す方向に移動させた際に、下部繋ぎ梁23はガイ
ド用ロッド21Gを案内面として上界し、各主梁21間
の伸縮を可能としている。さらに、各主梁21の上弦材
21a−ヒには屋根膜27ににって覆われている。
該屋根膜27は、各主梁21間の谷部である連結ロッド
24の上部において、アンボンドPC鋼線28によりプ
レテンションが与えられ、これによって所定の張設状態
を保っている。
また、隣り合う吊屋根2間において、一方の主梁21上
には水切り板29がその長手方向に沿って配設され、隣
り合う吊屋根2同士が接近位冒した状態で、水切り板2
9が他方の吊屋根2の上縁に重なることにより、雨仕!
Arいを確保するようにしている。
次に第5図は前記吊屋根2の棟側の詳細構造を示す。
図において、前記主梁21の棟側端部、すなわら前述の
屋根中央部2aには前記上弦材21aおよび下弦材21
bを間を連結するプレー1−216が固定されている。
そして、各プレート21dの先端側は複数の蝶番21e
によって連結され、この蝶番21eをヒンジ点として各
主梁21を屋根中央部2aから扇状に聞くことができる
ようになっている。さらに中央の主梁21に設【ノたプ
レート21d上には前記リースペンションワイヤー4の
端部を連結するための取付部21fが一体に突出形成さ
れている。
次に第6図は前記吊屋根2の軒側の詳細構造を示す。図
において、主梁21の軒側端部には前記棟側端部と同様
に前記上弦材21 a d3よび下弦材21b間を連結
するプレー1−21 gが固定されている。
各プレート21gの下部には前記外壁部1の上縁、すな
わち外周環状梁11に設けた主ガイドレール12に沿っ
て走行する摺1Fll装置30が設けられている。各摺
動装置30のうち吊屋根2の両端に位置する摺動装置3
0にtま夫々走行駆動装買31が設けられている。この
走行駆φ)J装置1.31は前記主ガイドレール12の
外周に配置された副ガイドレール13に沿って走行し、
折畳み時に各主梁21の軒側端部をポール3の取付基部
に集合させる。
また、前記ポール3は、外壁部1の外周に設けた半円状
の設置部32上にあって、ターンテーブル33上に突設
されている。そして、ターンテーブル33の旋回端には
通常状態では前記主ガイドレール12および副ガイドレ
ール13に連続するガイド部34が一体的に形成されて
いる。そして、ターンテーブル33の旋回時において、
前記ガイド部34は主ガイドレール12および副ガイド
レール13より雌(れて前記設置部32上面に形成され
たガイドR435に沿ってほぼ60’旋回する構造とな
っている。
つまり、第6図に示す状態では名主IJ?、21の軒側
端部はガイド部34上に集合しているが、この状態から
吊屋根2を折畳むには、この状態でターンテーブル33
をポール3とともに旋回させれば、吊屋根2の屋根中央
部2aは外壁部1の上部に位置する。次いでサスペンシ
ョンワイヤー4を緩めることにJ:り前述の如く吊屋根
2は折畳み状態で外壁部1上に設置される(第3図参照
)。また、第6図の状態より吊屋根2を展開するには中
央の主梁21を挟む左右の主梁21を前記摺動装置30
および走行駆動装置31ににり左右に移動さけ゛れば展
間でき、この状態でサスペンションワイヤー4を緩めて
各吊屋根2の屋根中央部2aを一致させれば展開操作を
完了する(第1図参照)。
次ぎに前記主、副ガイドレール12.13およびこれら
にガイドされる摺!IJ装置30と走行駆動装置31よ
り詳しい構成を第7図、第8図を用いて説明する。各図
において、前記主ガイドレール12は断面路I形のガイ
ドレール本体121の両側部には縦横の補強板122を
溶接するとともに、ガイドレール本体121の上部両側
部にL字形断面のアングル祠123.および上面中央部
に左右分離用の突起124を溶接により固定し、これら
ガイドレール本体121の上面および分離用突起124
、アングル月123の表面に摺動滑性面を構成するステ
ンレス磨き板125を貼着しである。
前記摺動装置30は、プレート2IQの下縁両側部にし
字形をした取付アングル300を介して固定されたプレ
ート状の受台301と、該受台301とガイドレール本
体121の上面間に介在された左右一対のすべり材30
2と、前記受台301の両側部下縁に設けられた略し字
形断面の浮上がり防止部材303と、該浮−ヒがり防出
部材303の内底面および内側面に固定された底面およ
び側面すべり材304.305および前記受台301の
曲後部に配置されたカバー306からなっている。前記
副ガイドレール13は、前記主ガイドレール12のガイ
ドレール本体12゛1よりやや小さめに形成された断面
略I字形のガイドレール本体131と、該ガイドレール
本体131の両側部に溶接された縦の補強板132、と
前記ガイドレール本体131の上面中央に配置されたビ
ンラック133からなっている。
前記走行駆動装置31は、前記摺動装置3oの一側部に
連結器311を介して連結された下面開口の断面口字形
フレーム312と、該フレーム312の内部に配置され
たモータ313と、該モータ313の出力軸に複数の減
速ギア群314を介して回転可能に連結され、かつ前記
ビンラック133に噛合するスプロケット315と、該
スプロケッl−315の両側部にあって、前記ガイドレ
ール本体131の上部摺動案内面の上下に回転自在に接
してこれを挟み込む左右上下一対の車輪316とからな
っている。
なお、ビンラック133とスブロヶッh 315の噛合
に替えてラックとピニオンの噛合でもよい。
また前記摺動装置30と、走行駆動装置31間に設けた
前記連結器311による結合は剛結合でなくルーズな結
合とすることにより、再装置30゜31間の動きに融通
性を与えることができる。
したがって、以上の構成によれば前記モータ313の正
逆転操作に伴い、走行層!Il装置31が摺動装置30
を伴って夫々主、副ガイドレール12゜13上を自走す
ることにJ:り吊屋根2の折畳み、展開がで8゛るので
ある。
なお、前記走行駆動装置31、ターンテーブル33の正
逆旋回機構およびサスベンションワイAl−4の吊上げ
機構等の動作は先に説明した順序をプログラム、するこ
とにより、一定のシーケンスで自動的に行なうことがで
きることは勿論である。
また、実施例によれば、各吊り屋根を棟中心から放射状
に6分υ1しているが、この発明はこれに限定されるも
のでなく、建物の広さに応じてその分割数を設定できる
ことは勿論である。
(発明の効果) 以上実施例により詳細に説明したようにこの発明によれ
ば、必要に応じて屋根開放が100%可能であるので、
例えば野球場その他競技場の如き大規模建築物において
も、観客席および鼓技揚内ともすべて自然開放状態とな
る。また、例えば必要に応じて各区分のうちの一つの吊
屋根のみを展開張設して建物上面開口を覆うことができ
るため、例えば西隣などを避ける場合にも好適となる。
さらに、この発明では吊り構造となっているために、ス
パンを大ぎくとることができ、大規模建築物に好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明に係る開閉式吊屋根を備え
た建物を示ずもので、第1図(a)は吊屋根を全閉した
状態の平面図、同図(b)は同側面図、第2図(a>は
各吊屋根を折畳んだ状態を示す平面図、同図(b)は同
側面図、第3図(a)は各吊屋根を全開しIC状態を承
り平面図、同図(b)は同側面図、第4図は各吊屋根の
骨組み構造を示寸断面図、第5図は吊屋根の棟側の構成
を示す部分斜視図、第6図は吊屋根の軒側の構成を示す
部分斜視図、第7図は主副ガイドレールおよびこれらガ
イドされる摺動装置おにび走行装置のJ2り詳しい構成
を示す正断面図、第8図は摺動装置と士ガイドレールと
の関係を示す側断面図である。 1・・・建物外壁部   2・・・吊屋根2a・・・屋
根中央部   3・・・ポール4・・・ザスペンション
ワイヤー(張力部材)12・・・主ガイドレール  1
3・・・副ガイドレール21・・・主 梁      
22・・・上部繋ぎ梁23・・・下部繋ぎ梁    2
4・・・連結ロッド27・・・屋根膜 特許出願人     株式会社 大 林 組代 理 人
     弁理士 −色 健 輔第1図 (a) 第2図 第3図 (Q) 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)略円形の外壁部を有する建物の棟中心から放射状
    に複数に区画された扇形吊屋根であつて、該吊屋根は、
    棟側を外壁部に設けたポールとの間に張力部材を介して
    吊下され、かつ棟側中心を基点として扇形に拡開縮小す
    る複数の主梁と、前記外壁部上縁にあつて各主梁の軒側
    端部を周方向に移動可能にガイドするガイドレールと、
    各主梁間を連結するリンク機構と、各主梁上に張設され
    た屋根膜と、前記ポールを回動中心とし、かつ前記ガイ
    ドレールと連続して設けられたターンテーブルとからな
    ることを特徴とする開閉式吊屋根。
JP991686A 1986-01-22 1986-01-22 開閉式吊屋根 Expired - Lifetime JPH0637815B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP991686A JPH0637815B2 (ja) 1986-01-22 1986-01-22 開閉式吊屋根

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JPH0637815B2 JPH0637815B2 (ja) 1994-05-18

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ID=11733420

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JP991686A Expired - Lifetime JPH0637815B2 (ja) 1986-01-22 1986-01-22 開閉式吊屋根

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JP (1) JPH0637815B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03224934A (ja) * 1990-01-29 1991-10-03 Sato Kogyo Co Ltd 開閉屋根スタジアム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03224934A (ja) * 1990-01-29 1991-10-03 Sato Kogyo Co Ltd 開閉屋根スタジアム

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JPH0637815B2 (ja) 1994-05-18

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