JPS62170554A - ドラム式緯糸測長貯留装置の緯糸解舒検知装置 - Google Patents

ドラム式緯糸測長貯留装置の緯糸解舒検知装置

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JPS62170554A
JPS62170554A JP1239686A JP1239686A JPS62170554A JP S62170554 A JPS62170554 A JP S62170554A JP 1239686 A JP1239686 A JP 1239686A JP 1239686 A JP1239686 A JP 1239686A JP S62170554 A JPS62170554 A JP S62170554A
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竹川 雄二郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は静1Fドラムに貯留されている緯糸の、係止
、解舒を係止ピンによりおこなう緯糸測長貯留装置に関
するものであり、更に詳しくは光学センサーを用いて静
1Fドラムからの緯糸解舒を検出して係11ニピンの係
止動作を制御する形式の緯糸測長貯留装置における緯糸
解舒検出機能の改良に関するものである。
(従来技術) 上記のような形式の緯糸測長貯留装6においては、従来
一般に1組の投光器と受光器とからなる光学センサーを
用いて、緯入れ時に、静1ヒトラムより解舒される緯糸
の巻数を検出し、lピック分に相当する所定回数をカウ
ントした場合に係止ピンを動作させて緯糸を係止してお
り、この光学センサーには、投光器からの光を−U緯糸
貯留ドラムの周面に当ててその反射光を受光器が受ける
ものと、投光器からの光を直接受光器が受けるもの(こ
の場合は静止ドラムであることが前提となるカリとがあ
る。
このような従来の検出方式では、外乱による誤動作を免
れない0例えば緯糸が静1Fドラムから解舒されている
時風綿などが光学センサーの近傍に浮遊していると光学
センサーがこれを検知してしまい、これによる外乱信号
を緯糸の解舒信号と誤認してしまう、またストロボを使
って緯糸の観察を行っているような場合には光学センサ
ーがこのストロボの光を検知してしまい、やはりこれに
よる外乱信号を緯糸の解舒信号と誤認してしまう。
更にドラムからの反射光を受光器が受けるようなものに
あっては、ドラムが振動するとその反射光の変化が緯糸
の解舒信号と同じパルスとなって光学センサーに拾われ
、同様にこれによる外乱信号を緯糸の解舒信号と誤認す
ることになる。即ち実際に緯入れ中に緯糸解舒を検出し
ていないのに緯糸解舒を検出したとしてカウントすると
いう誤動作が起き、lピック分の緯糸が解舒されないう
ちに係11ニピンを動作させてしまうことになり、正確
な緯入れが行なわれないのである。
(発明の要旨) この発明の目的は緯糸解舒の光学的検出における外乱に
因る誤動作を除去することにある。
この発明によれば、ドラムの周面に臨んで2組の光学セ
ンサーがドラムの円周方向に離間して設けられており、
これらからの出力信号の位相差が1ピック分の全解舒サ
イクルに亙って設定値の範囲内にあるときのみ、これら
光学センサーに接続された制御器が係止ピンの駆動信号
を出力するものである。
(実施態様) 第1図に示すのはこの発明の装置の好ましい一例である
。給糸体1から引き出された緯糸Wは駆動モーター2に
よって回転駆動されているロータリーフィーダー3によ
り静止ドラム4の周面に順次巻付けられてゆく、この巻
付は状態の緯糸Wの係II−および解舒は係1Fピン6
によって行われる。
この係1Fピン6は静Iトドラム4の周面に対して進入
退出可能に設けられており、ソレノイド7によって駆動
される。
即ち、測長貯留時にはこの係止ピン6が静止ドラム4の
周面に対して進入し静1ヒトラム4の周面上で緯糸Wを
係止している0次に緯入れタイミングになると、この係
止ピン6が静IFドラム4の周面から退出して貯留され
ている緯糸Wを解放する。すると緯糸Wはメインノズル
9の流体噴射による牽引力により静IFドラム4から解
舒されバルーンブレーカ−8を経てメインノズル9から
杼「Iに緯入れされる。この間静1Fドラム4からの緯
糸解舒回数は静IFドラム4に臨んで設けられた光学セ
ンサーにより検出され、予め設定された解舒回数になる
と、その信号を受けてソレノイド7が係止ピン6を駆動
して静1トドラム4の周面に対して進入させる。
以1−の構成および動作は従来技術の装置と実質的に同
じである0次いで第2.3図によりこの発明の詳細な説
明する。
この発明においては第2図に示すように静1トドラム4
の周面に臨んで円周方向に離間した2組の光学センサー
SAとSBとを設け、これらを第3図に示すような構成
の制御器20に接続して、これにより解舒回数を検出し
、その結果に基づいてソレノイド7ひいては係止ピン6
の動作を制御するものである。
第1図において、両光学センサーSA、SB及びエンコ
ーダ11は制mW2Oの入力側に接続されており、係I
Fピン6駆動用のソレノイド7は制御器20の出力側に
接続されるとともに比較器12を介して織機のエンコー
ダ11にも接続されている。
エンコーダ11からの出力信号が比較器12において解
舒タイミング設定器13からの設定値と比較され該出力
信号が設定値に達したら解舒タイミング信号が出力され
、この信号受けるとソレノイド7の励磁が解かれる。ま
たエンコーダ11からの出力信号は後述するように制御
器20中のカウンタをリセットするのにも用いられる。
第3図に制御器20の構成の一例を示す。光学センサー
SAはメモリ21を介して第1位相差比較演算器23に
接続され、光学センサーSBもメモリ22を介してこの
比較演算器23に接続されている。なおこれらのメモリ
21.22は織機のエンコーダ11に接続され、それぞ
れ、光学センサーSA 、SBからの出力信号を受けて
、その時の織機の回転角度を読み込み記憶する。第1位
相差比較演算器23には第1位相差設定器24が接続さ
れている。第1位相差比較演算器23の出力側は第2位
相差比較演算器25に接続され、この比較演算器25に
は第2位相差設定器26が接続されている。第2位相差
比較演算器25の出力側はカウンタ27に接続され、こ
のカウンタ27には巻数設定器28及びエンコーダ11
が接続されている。カウンタ27は係IFピン6駆動用
のソレノイド7に接続されて該ソレノイド7に対して駆
動信号を出力する。
ここで光学センサーSAからの出力信号が光学センサー
SBからの出力信号に先行するものとすると(この前後
関係は解舒方向と両光学センサーの配置関係で変るが、
ここでは一応このように仮定する)、 r第1位相差J
とはある解舒サイクルにおける光学センサーSAからの
出力信号とこれに続く光学センサーSBからの出力信号
との位相差をいい、r第2位相差Jとは光学センサーS
Bからの該出力信号とこれに続く次の解舒サイクルにお
ける光学センサーSAからの出力信号との位相差をいう
、これらの位相差は織機の回転角を基準にしておりそれ
ぞれ位相差設定器24.26により定められるものであ
るが、設定された位相差をそれぞれT1.T2と表示す
る。尚、この設定された位相差には、一定の許容幅を与
えておく。
位相差比較演算器23.25は入力された信号が設定位
相差を満足している場合のみ、信号を出力するように構
成されている。
また両光学センサーからの出力信号はそれぞれ解舒信号
もしくは外乱信号にいずれかの形をとるものである。
lビック分に必要な緯糸の貯留量、即ち静止ドラム4上
への巻付は貯留回数は一般にN(正の整数)で表わされ
るが、以下の説明ではN=4と仮定する。この値は巻数
設定器28により適宜定められる。即ちlピックの緯入
れについて4サイクルの緯糸解舒が行われるものとする
。そして簡便のため光学センサーからの出力信号につい
ては、その光学センサーと解舒サイクル番号で示すこと
にする0例えばSA3は第3解舒サイクル目における光
学センサーSAからの出力信号を示している。
次に第4図(A)〜(C)によってこの発明の装置の動
作について説明する。
緯糸解舒のタイミングになると比較器12から解舒タイ
ミング信号が出力され、ソレノイド7はこれを受けて励
磁を解き係市ピン6を静IFドラム4の周面から退出さ
せるから、緯糸は係11−ピン6の位置から静1Fドラ
ム周上に沿って解舒を開始する。このタイミングではカ
ウンタ27は既にエンコーダ11からの出力信号を受け
てリセットされている。
第4図(A)に示すのは4解舒サイクルの全てに亙って
正規の解舒信号だけが入った、即ち外乱信号が入ってこ
なかった場合であり、4解舒サイクルの全てにおいて百
出力信号のそれぞれの位相差は設定値T1.T2の範囲
内にある。したがって第1.2位相差比較演算器23.
25はそれぞれ各解舒サイクル毎に信号を出力しカウン
タ27がこれをカウントする。カウントアツプしたら(
即ちこの例では4回解舒が行われたら)カウンタ27は
駆動信号をソレノイド7に出力するから、これに駆動さ
れて係1Fピン6が静1ヒトラム4の周面に対して進出
し緯糸を係1卜する。同時にカウンタ27はリセットさ
れる。
第4図(B)に示すのは第1解舒サイクルにおいて光学
センサーがストロボによる光を検知してしまった場合で
ある。両光学センサーが同11+jに光を検知するので
、正規の解舒信号であるSAIとSB1との間に図中斜
線で示すような外乱信号が発生して、これらがi1位相
差比較演算器23に入力される。しかしこの場合には:
jS1位相差Tl′が設定値と異なるので、第1位相差
比較演算器23は信号を出力しない。即ちこの外乱信号
は無視されて、カウンタ7によってはカウントされない
から、外乱による誤動作が発生しない。
第4図(C)に示すのは第1解舒サイクルにおいて光学
センサーSAが風綿を検知してしまった場合である。こ
の場合には正規の解舒信号であるSBIとSA2との間
に図中斜線で示すような外乱信号が発生している。ここ
で第1位相差(SAtとSDIとの間の位相差)は設定
値TIの範囲内にあるので、第1位相差比較演算塁23
は信号を出力する。ところがSBIの出力後に光学セン
サーSAが外乱信号が発生しても第2位相差T2′が設
定値T2の範囲外になるために、第2位相差比較演算器
25は信号を出力せず、その後、SA2を入力した時に
信号を出力する。即ちこの外乱信号は無視されて、カウ
ンタ27によってはカウントされないから、外乱による
誤動作が発生しない。
(発明の効果) 以上から明らかなように、この発明によれば、静1トド
ラムの周面に臨んで2組の光学センサーを設けこの2組
のセンサーからの出力信号の位相差が設定値の範囲内で
あれば、緯糸の解舒信号としてカウントするためストロ
ボの使用や風綿の存在によって外乱信号が発生しても、
これが自動的に無視されてしまうので、信号に因る誤動
作の発生が皆無となり、正確、安定な緯入れが行なえる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置の全体構成を示す一部ブロック
線図、 第2図はこの発明の装置における光学センサーの配置の
一例を示す平面図、 第3図はこの発明の制御システムの一例を示すブロック
線図、 第4図(A)〜(C)はこの発明の装置の動作を説明す
る信号グラフである。 W・・・緯糸         4・・・静止ドラム6
・・・係止ピン       7・・・ンレノイド9・
・・メインノズル    11・・・エンコーダ20・
・・制御器    SA、SB・・・光学センサー特許
出願人 津田駒工業株式会社 特許出願代理人 弁理士 菅原一部 第1図 ;Lj> 2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 静止状態に保持されているドラムと、該ドラム周面に対
    し、進入退出可能に取り付けられた係止ピンとを有する
    緯糸測長貯留装置において上記ドラム周面に臨んでドラ
    ム円周方向に離間して2組の光学センサー(SA、SB
    )が設けられており、 これらに入力側を接続された制御器(20)が係止ピン
    (6)の駆動部に出力側を接続され、 1ピック分の全解舒サイクルに亙って両光学センサーか
    らの出力信号の位相差が設定値の範囲内にあるときのみ
    、制御器が上記係止ピンの駆動部に駆動信号を出力する
    。 ことを特徴とする緯糸測長貯留装置。
JP1239686A 1986-01-22 1986-01-22 ドラム式緯糸測長貯留装置の緯糸解舒検知装置 Expired - Lifetime JPH0749612B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63270839A (ja) * 1987-04-08 1988-11-08 ゲブリユーダー ズルツアー アクチエンゲゼルシヤフト ヨコ糸貯蔵装置の作動法とモニタ装置
CN108914336A (zh) * 2018-08-09 2018-11-30 宁波乐邦电气有限公司 一种储纬器主轴同步控制系统

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JPS63270839A (ja) * 1987-04-08 1988-11-08 ゲブリユーダー ズルツアー アクチエンゲゼルシヤフト ヨコ糸貯蔵装置の作動法とモニタ装置
CN108914336A (zh) * 2018-08-09 2018-11-30 宁波乐邦电气有限公司 一种储纬器主轴同步控制系统

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